JP5563890B2 - フレキシブル配線板 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブル配線板に関し、配線パターンのリードが接続する領域にロウ材パターンが配置されたフレキシブル配線板に関する。
電子回路の接続にフレキシブル基板(FPC)が用いられている。フレキシブル基板が折り曲げられることにより、フレキシブル基板内の配線が断線することが知られている。この断線を抑制するためフレキシブル基板を補強する補強板を用いることが知られている(例えば、特許文献1)。また、断線を抑制するため、フレキシブル基板の上面および下面を保護する絶縁カバーフィルムの形状を上面および下面で異ならせることが知られている(例えば特許文献1)。
実公平7−22668号公報
しかしながら、補強版を用いるとフレキシブルではなくなってしまい、補強板を用いることが難しい場合がある。また、フレキシブル基板の上面および下面を保護する絶縁カバーフィルムの形状を異ならせただけでは配線の断線を抑制することが難しい場合もある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、フレキシブル基板内の配線の断線を抑制することを目的とする。
本発明は、一端と他端を有する基板と、前記基板に配置され、前記一端と前記他端とを電気的に接続する第1配線パターンと、前記基板に配置され、前記一端と前記他端とを電気的に接続する第2配線パターンと、前記基板の一端側に位置する前記第1配線パターンのリード接続部に配置された第1ロウ材パターンと、前記基板の一端側に位置する前記第2配線パターンのリード接続部に配置され、前記第1ロウ材パターンよりも長く延在してなる第2ロウ材パターンと、を備えることを特徴とするフレキシブル配線板である。本発明によれば、フレキシブル基板内の配線の断線を抑制することができる。
上記構成において、前記基板に配置された第3配線パターンと、前記基板の一端側に位置する前記第3配線パターンのリード接続部に配置された第3ロウ材パターンをさらに備え、前記第3ロウ材パターンは、前記第1ロウ材パターンより長く、前記第2ロウ材パターンよりも短い構成とすることができる。この構成によれば、フレキシブル基板内の配線の断線をより抑制することができる。
上記構成において、前記第2ロウ材パターンと接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さより大きい構成とすることができる。この構成によれば、フレキシブル基板内の配線の断線をより抑制することができる。
上記構成において、前記第2ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さより大きく、前記第3ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1ロウ材パターンに接続される前記リードの前記基板上における長さより大きく、かつ前記第2ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さよりも小さい。この構成によれば、フレキシブル基板内の配線の断線をより抑制することができる。
上記構成において、前記第1および第2配線パターン上を覆う保護膜をさらに備え、前記保護膜は、前記第1および第2ロウ材パターンを露出するとともに、前記第1および第2ロウ材パターンは前記保護膜との境界にまで延在してなる。この構成によれば、フレキシブル基板内の配線の断線をより抑制することができる。
上記構成において、前記第2配線パターンに接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1配線パターンに接続されるリードの前記基板上における長さと実質的に同じ長さである構成とすることができる。
上記構成において、前記第3配線パターンは、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間に設けられてなる構成とすることができる。この構成によれば、フレキシブル基板内の配線の断線をより抑制することができる。
上記構成において、前記第3配線パターンは、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間に設けられてなる構成とすることができる。この構成によれば、フレキシブル基板内の配線の断線をより抑制することができる。
上記構成において、前記第2ロウ材パターンの幅は、前記第1ロウ材の幅よりも大きい構成とすることができる。この構成によれば、フレキシブル基板内の配線の断線をより抑制することができる。
本発明によれば、フレキシブル基板内の配線の断線を抑制することができる。
図1は、フレキシブル基板および配線パターンの上面図である。 図2(a)は、実施例1に係るフレキシブル配線板の上面図、図2(b)は側面図である。 図3(a)は、比較例に係るフレキシブル配線板の上面図、図3(b)は側面図である。 図4(a)は、実施例2に係るフレキシブル配線板の上面図、図4(b)は側面図である。 図5(a)は、実施例2に係るフレキシブル配線板の別の例の上面図、図5(b)は側面図である。 図6(a)は、実施例3に係るフレキシブル配線板の上面図、図6(b)は側面図である。 図7(a)は、実施例4に係るフレキシブル配線板の上面図、図7(b)は側面図である。 図8(a)は、実施例5に係るフレキシブル配線板の上面図、図8(b)は側面図である。 図9(a)は、実施例6に係るフレキシブル配線板の上面図、図9(b)は側面図である。 図10は、実施例7の模式図である。 図11(a)および図11(b)は実施例7におけるフレキシブル配線板の上面および下面を示す図である
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
図1は、フレキシブル基板および配線パターンの上面図である。フレキシブル基板11の上面に、配線パターン12が形成されている。フレキシブル基板11は、フレキシブルな樹脂等の絶縁膜からなる。フレキシブル基板11の膜厚は例えば50μmである。配線パターン12は、例えばCu、Au等の低抵抗金属からなる。配線パターン12は、例えば、フレキシブル基板11の一端から他端に連続的に形成されている。配線パターン12の膜厚は例えば40μmである。これにより。一端から他端に電気信号を接続させることができる。配線パターン12は、フレキシブル基板11の上面のみに形成されていてもよいが、上面および下面に形成されていてもよい。
図2(a)は、実施例1に係るフレキシブル配線板の上面図、図2(b)は側面図である。図2(a)および図2(b)のように、フレキシブル配線板10においては、フレキシブル基板11(基板)の上面上に第1配線パターン12aおよび第2配線パターン12bが形成されている。すなわち、第1配線パターン12aおよび第2配線パターン12bがフレキシブル基板11に配置されている。フレキシブル基板11は、第1配線パターン12aの延伸方向の両端部として一端と他端を有している。フレキシブル基板11の一端側に位置する第1配線パターン12aのリード接続部(リードが接続される領域)に第1ロウ材パターン14aが配置されている。フレキシブル基板11の一端側に位置する第2配線パターン12bのリード接続部(リードが接続される領域)に第2ロウ材パターン14bが配置されている。第2ロウ材パターン14bは第1ロウ材パターン14aより配線パターン12aおよび12bの延伸方向に長く延在してなる。ロウ材は例えば半田であり、AgSnCuまたはAgSnBiCu等である。ロウ材は、硬いことが好ましく、例えばBiが含有していることが好ましい。ロウ材パターン14aおよび14bは、例えば、スクリーン印刷またはスタンプ印刷のような印刷法により配線パターン12上に形成する。製造上の観点から、第1ロウ材パターン14aと第2ロウ材パターン14bは同じ材料であることが好ましい。第1ロウ材パターン14aおよび第2ロウ材パターン14bの長さL1およびL2は例えばそれぞれ1.0mm、2.0mmであり、膜厚は例えば30μmである。
なお、第1ロウ材パターン14aとは反対側の配線パターン12aおよび12bの端部(フレキシブル基板11の他端)についても、実施例1と同様の構成を有したロウ材パターンを設けてもよい(不図示)。比較例との比較により実施例1の効果を説明する。図3(a)は、比較例に係るフレキシブル配線板の上面図、図3(b)は側面図である。図3(a)および図3(b)のように、比較例においては、配線パターン12上に配置されたロウ材パターン14の長さは同じである。その他の構成は実施例1の図2(a)および図2(b)と同じであり、説明を省略する。
比較例1においては、ロウ材パターン14の長さが同じであり、ロウ材パターン14の端部が直線状に位置する。このため、フレキシブル基板11が折れ曲がると、図3(a)の破線60に応力が集中する。このため、例えば幅の狭い配線パターン12等が断線しやすくなる。一方。実施例1においては、第1ロウ材パターン14aと第2ロウ材パターン14bとの長さが異なる。このため、ロウ材パターンの端部が複数の直線状に位置する。これにより、フレキシブル基板11が折れ曲がると、図2(a)の破線62および64のように、応力が分散される。よって、一箇所に集中する応力が低減され、配線パターン12aおよび12bの断線を抑制することができる。
以上のように、実施例1によれば、第2ロウ材パターン14bが第1ロウ材パターン14aより長い。これにより、フレキシブル基板11が折れ曲がった際に、応力が分散される。よって、配線パターン12aおよび12bの断線を抑制することができる。
また、第2ロウ材パターン14bが配置された第2配線パターン12bは、フレキシブル基板11の端部の両側部(第1配線パターン12aおよび第2配線パターン12bの配列方向の両側)に配置されている。第1ロウ材パターン14aが配置された第1配線パターン12aは、第2配線パターン14bの内側に配置されている。長い第2ロウ材パターン14bが最も外側に配置されていることにより、配線パターン12aまたは12bの断線をより抑制することができる。さらに、第1ロウ材パターン14aおよび第2ロウ材パターン14bはそれぞれ複数設けられることが好ましい。これにより、配線パターン12aおよび12bの断線をより抑制することができる。
実施例2は、リードを設けた例である。図4(a)は、実施例2に係るフレキシブル配線板の上面図、図4(b)は側面図である。図4(a)および図4(b)のように、第1ロウ材パターン14aおよび第2ロウ材パターン14bを用い、第1リード21aおよび第2リード21bが第1配線パターン12aおよび第2配線パターン12bにそれぞれ接続されている。第1リード21aおよび第2リード21bの幅および厚さはそれぞれ例えば0.2mm、0.1mmである。その他の構成は実施例1の図2(a)および図2(b)と同じであり説明を省略する。第2配線パターン12bに接続される第2リード21bのフレキシブル基板11上における長さは、第1配線パターン12aに接続される第1リード21aのフレキシブル基板11上における長さと実質的に同じである。第1リード21aおよび第2リード21bは、例えば、フレキシブル基板11を接続する回路基板のリードでもよい。リード21aおよび21bは、コバールまたはCu等の金属からなる。なお、実施例1〜2では、ロウ材パターンが印刷法などによって形成される例を説明したが、ロウ材パターンは、リードと配線パターンを接続する製造工程で使用されるロウ材を用いて形成してもよい。この場合、ロウ材はリードと配線パターンの間だけではなく、リードの上部まで覆われる構造となる。(図示せず)
図5(a)は、実施例2に係るフレキシブル配線板の別の例の上面図、図5(b)は側面図である。図5(a)および図5(b)のように、第2リード21bのフレキシブル基板11上における長さは、第1リード21aのそれよりも大きい。その他の構成は図4(a)および図4(b)と同じであり、説明を省略する。第1ロウ材パターン14aおよび第2ロウ材パターン14bに加え、第2リード21bのフレキシブル基板11上における長さが、第1リード21aのフレキシブル基板11上における長さより大きい。これにより、フレキシブル基板11に加わる応力を分散し、配線パターン12aおよび12bの断線をより抑制することができる。
実施例3は、ロウ材パターンの幅が異なる例である。図6(a)は、実施例3に係るフレキシブル配線板の上面図、図6(b)は側面図である。図6(a)および図6(b)のように、第2ロウ材パターン14bの幅W2は、第1ロウ材パターン14aの幅W1より大きい。第1ロウ材パターン14aの幅W1および第2ロウ材パターンの幅W2は例えばそれぞれ0.3mm、0.6mmである。これにより、第2ロウ材パターン14bにより、フレキシブル基板11に加わる応力に起因した第1配線パターン12aおよび第2配線パターン12bの断線を抑制することができる。
実施例4は、第2ロウ材パターンがフレキシブル基板の内側にある例である。図7(a)は、実施例4に係るフレキシブル配線板の上面図、図7(b)は側面図である。図7(a)および図7(b)のように、長い第2ロウ材パターン14bを内側(配線パターンの配列方向の内側)に設け、外側には、短い第1ロウ材パターン14aを設けてもよい。このように、第1ロウ材パターン14aおよび第2ロウ材パターン14bを配置する位置は任意でよい。応力を分散する観点からは、フレキシブル基板11の配線パターンが延伸する方向に延びた中心線に対し対称となるようにロウ材パターンを設けることが好ましい。
実施例5は、第3ロウ材パターン14cを設けた例である。図8(a)は、実施例5に係るフレキシブル配線板の上面図、図8(b)は側面図である。図8(a)のように、第3配線パターン12cがフレキシブル基板11に配置されている。フレキシブル基板11の一端側に位置する第3配線パターン12cのリード接続部に第1ロウ材パターン14aよりも長く第2ロウ材パターン14bより短い第3ロウ材パターン14cが配置されている。第1ロウ材パターン14a、第2ロウ材パターン14bおよび第3ロウ材パターン14cの長さL1、L2およびL3は例えばそれぞれ1.0mm、2.0mmおよび1.5mmである。その他の構成は実施例1の図2(a)および図2(b)と同じであり説明を省略する。
実施例5によれば、図8(a)の破線62、63および64のように、応力が3つに分散される。よって、応力が一層低減され、配線パターン12a〜12cの断線を一層抑制することができる。
さらに、第3リード21cのフレキシブル基板11上における長さは、第1リード21aのフレキシブル基板11上における長さより大きく、第2リード21bのフレキシブル基板11上における長さより小さい。これにより、配線パターン12a〜12cの断線を一層抑制することができる。
さらに、第3配線パターン12cは、第1配線パターン12aと第2配線パターン12bとの間に設けられてなる。これにより、配線パターン12a〜12cに加わる応力をより分散するることができる。
なお、実施例5では、フレキシブル基板11の最も外側に第1ロウ材パターン14a、中央付近に第2ロウ材パターン14bを配置されている。さらに、第2ロウ材パターン14bと第1ロウ材パターン14aの間に第3ロウ材パターン14cが配置されている。このように、ロウ材パターンが扇状になるように配置することができる。ロウ材パターンの配置はこの配置に限られず、波型等とすることもできる。応力を分散する観点からは、フレキシブル基板11の配線パターンが延伸する方向に延びた中心線に対し対称となるようにロウ材パターンを設けることが好ましい。
実施例6は、フレキシブル基板が絶縁性保護膜を有する例である。図9(a)は、実施例6に係るフレキシブル配線板の上面図、図9(b)は側面図である。図9(a)のように、フレキシブル基板11の端部を除く配線パターン12a〜12c上に絶縁性保護膜30(保護膜)が形成されている。絶縁性保護膜30は、例えばポリイミド樹脂等の樹脂からなる絶縁膜である。絶縁性保護膜30の膜厚は例えば20μmである。絶縁性保護膜30は、外部から異物が配線パターン12a〜12cに付着することを保護する。また、フレキシブル基板11が折れ曲がった際に、配線パターン12a〜12cが断線することを抑制する。第1ロウ材パターン14a、第2ロウ材パターン14bおよび第3ロウ材パターン14cが絶縁性保護膜30の端まで形成されている。その他の構成は、実施例5の図8(a)および図8(b)と同じであり、説明を省略する。
実施例6によれば、第1ロウ材パターン14a、第2ロウ材パターン14bおよび第3ロウ材パターン14cが絶縁性保護膜30の端まで形成されている。言い換えれば、絶縁性保護膜30は、第1および第2ロウ材パターン14aおよび14bを露出するとともに、第1および第2ロウ材パターン14aおよび14bは、保護膜30との境界にまで延在してなる。これにより、絶縁性保護膜30が設けられた領域においては、絶縁性保護膜30が、配線パターン12a〜12cの断線を抑制し、ロウ材パターン14a〜14cが形成された領域ではロウ材パターン14a〜14cが配線パターン12a〜12cの断線を抑制する。よって、より配線パターン12a〜12cの断線を抑制することができる。
実施例7は、実施例1から実施例6を光モジュールに適用した例である。図10は、実施例7の模式図である。図10は、筐体40の断面を示し、その他の部品の側面を示している。筐体40内にレセプタクル42、筐体26、リード21、絶縁体22、フレキシブル基板11aおよび11bおよび回路基板48が設けられている。レセプタクル42には光ファイバ46が接続されたコネクタ44が挿入される。筐体26内には、例えばフォトダイオード等の受光素子および受光素子の出力を増幅するプリアンプが設けられている。光ファイバ46から入力された光信号は、受光素子において電気信号に変換され、プリアンプにより増幅される。増幅された電気信号は、絶縁体22、リード21およびフレキシブル基板11bを介し回路基板48に伝送される。絶縁体22内には、電気信号や電源を伝送する線路が形成されている。フレキシブル基板11aは、主に筐体26内に直流電源を供給する。フレキシブル基板11bは、筐体26内と回路基板48との間で高周波信号を接続する。
また、筐体26内には、例えばレーザダイオード等の発光素子および発光素子を駆動する駆動回路が設けられている。回路基板48からフレキシブル基板11、リード21および絶縁体22を介し電気信号が駆動回路に伝送される。駆動回路は電気信号を増幅する。レーザダイオードは増幅された電気信号を光信号に変換し、レーザ光を光ファイバ46に出力する。
図11(a)および図11(b)は実施例7におけるフレキシブル基板の上面および下面を示す図である。図11(a)および図11(b)の上側が回路基板48側、下側が絶縁体22側である。図11(a)および図11(b)のように、フレキシブル基板11の上面に配線パターン12が設けられている。また、フレキシブル基板11の下面に配線パターン13が設けられている。フレキシブル基板11の上面および下面には、実施例6と同様の絶縁性保護膜30が設けられている。
図11(a)のように、外側の第2配線パターン12b上に配置された第2ロウ材パターン14bは、内側の第1配線パターン12a上に配置された第1ロウ材パターン14aより長い。これにより、フレキシブル基板11が曲がった場合でも応力が一箇所に集中することを抑制し、配線パターン12aおよび12bの断線を抑制することができる。実施例7においては、実施例6と同様に、全ての配線パターンにおいて、絶縁性保護膜30の端までロウ材パターンが設けられている。
しかしながら、実施例7においても図11(a)の破線66には応力が集中しやすい。よって、円A内の配線パターン12bは断線する場合がある。実施例7においては、上面側において配線パターン12a〜12bが多数配線されており、断線しやすい配線パターン12bを太くすることは難しい。
一方、図11(b)のように、フレキシブル基板11の下面は配線パターン13が密に設けられていない。そこで、配線パターン13aは、フレキシブル基板11の上面に設けられた配線パターン12bとは別の位置に配置する。なお、図示していないが上面の配線パターン12bと下面の配線パターン13aとは、フレキシブル基板11の端部においてフレキシブル基板11を貫通するコンタクトにより接続されている。これにより、上面の配線パターン12bが領域Aで断線した場合でも、下面の配線パターン13aにより、電気信号の不通状態を回避することができる。なお、フレキシブル基板11の上面では、配線パターン12bを用いたフレキシブル基板11の一端から他端(回路基板48と絶縁体22間)の配線は行なわず、下面の配線パターン13aのみで配線を行なってもよい。
また、応力が集中する第2ロウ材パターン14bの先端を繋ぐ破線66を跨ぐ配線パターンは破線66に垂直に延伸するように破線66を跨ぐことが好ましい。
実施例2〜7についても、実施例1と同様にフレキシブル基板11の配線パターン14の両端に本発明のロウ材パターンを設けることが好ましい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 フレキシブル配線板
11 フレキシブル基板
12a 第1配線パターン
12b 第2配線パターン
12c 第3配線パターン
13 配線パターン
14a 第1ロウ材パターン
14b 第2ロウ材パターン
14c 第3ロウ材パターン
21a 第1リード
21b 第2リード
21c 第3リード
30 絶縁性保護膜

Claims (8)

  1. 一端と他端を有する基板と、
    前記基板に配置され、前記一端と前記他端とを電気的に接続する第1配線パターンと、
    前記基板に配置され、前記一端と前記他端とを電気的に接続する第2配線パターンと、
    前記基板の一端側に位置する前記第1配線パターンのリード接続部に配置された第1ロウ材パターンと、
    前記基板の一端側に位置する前記第2配線パターンのリード接続部に配置され、前記第1ロウ材パターンよりも長く延在してなる第2ロウ材パターンと、
    を備えることを特徴とするフレキシブル配線板。
  2. 前記基板に配置された第3配線パターンと、前記基板の一端側に位置する前記第3配線パターンのリード接続部に配置された第3ロウ材パターンをさらに備え、前記第3ロウ材パターンは、前記第1ロウ材パターンより長く、前記第2ロウ材パターンよりも短いことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線板。
  3. 前記第2ロウ材パターンと接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さより大きいことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線板。
  4. 前記第2ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さより大きく、前記第3ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1ロウ材パターンに接続される前記リードの前記基板上における長さより大きく、かつ前記第2ロウ材パターンに接続されるリードの前記基板上における長さよりも小さいことを特徴とする請求項2記載のフレキシブル配線板。
  5. 前記第1および第2配線パターン上を覆う保護膜をさらに備え、前記保護膜は、前記第1および第2ロウ材パターンを露出するとともに、前記第1および第2ロウ材パターンは前記保護膜との境界にまで延在してなることを特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線板。
  6. 前記第2配線パターンに接続されるリードの前記基板上における長さは、前記第1配線パターンに接続されるリードの前記基板上における長さと実質的に同じ長さであることを特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線板。
  7. 前記第3配線パターンは、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間に設けられてなることを特徴とする請求項2または4記載のフレキシブル配線板。
  8. 前記第2ロウ材パターンの幅は、前記第1ロウ材パターンの幅よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線板。
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