JP6170636B2 - 船舶用タンクの支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶に搭載されて液化ガスを貯蔵するタンクの支持構造に関する。
液化ガスを海上輸送するための液化ガス運搬船においては、種々の形状のタンクが用いられている。その中でも横置き円筒状のタンクは、当該タンクの軸方向に互いに離間する一対のサドルによって支持されることがある。サドルは、船が動揺(タンクの軸方向が船長方向と一致している場合はローリング)したときでも内容物を含むタンクの荷重を受けられるように、タンクの外周面に沿った円弧状の支持面を有している。
例えば、特許文献1には、タンクと各サドルの支持面との間に支持部を介在させたタンクの支持構造が開示されている。各支持部は、タンクの外周面に接合された補強板と、補強板上でタンクの周方向に配列された複数の仕切壁と、仕切壁の両側に配置された一対の保持板と、仕切壁および保持板で囲まれる矩形スペースのそれぞれに嵌め込まれた、サドルの支持面に当接するブロック状の断熱ライナーと、を含む。なお、タンクは、支持部によって支持される部分を除いて防熱材で覆われる。
タンクに貯蔵される液化ガスは低温であるため、タンクに液化ガスが投入されたときにはタンクが熱収縮する。このタンクの熱収縮による縮径(タンクの径方向変形)に対応するために、特許文献1に開示された支持構造では、断熱ライナーが周方向に分断されている。また、各断熱ライナーの周方向の両端部には切欠きが設けられており、隣り合う断熱ライナーの切欠きによって形成される、サドルの支持面に向かって開口する溝部内には可撓性防熱材が配置されている。
さらに、特許文献1には、タンクの熱収縮による縮長(タンクの軸方向変形)に対しては、タンクの軸方向における一方の支持部の変位を拘束し、他方の支持部をスライドさせることを暗示させる記述がある。これは、断熱ライナーがブロック状であるので、特別な対策をしなくても断熱ライナーがタンクに追従してタンクの軸方向に変位可能であることに基づく。
特許第3708055号公報
ところで、特許文献1に記載されているようなブロック状の断熱ライナーを用いた支持部では、断熱ライナーを介して外部から多くの熱がタンク内に侵入するおそれがある。輸送時の液化ガスの蒸発を抑えるためには、支持部の伝熱性を低減させることが望まれる。例えば、伝熱面積を減らすため、支持部を断面積の小さい中空とすることが考えられる。しかしながら、支持部を中空とした場合には、どのような構造とすれば、船の動揺時に支持部がタンクの荷重に耐えられ、かつ、タンクが熱収縮により縮長したときに支持部をタンクの軸方向に変位させられるかが問題となる。
そこで、本発明は、船の動揺およびタンクの熱収縮による縮長に対応可能な中空の支持部を備えたタンクの支持構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の船舶用タンクの支持構造は、船舶に搭載されて液化ガスを貯蔵する横置き円筒状のタンクの支持構造であって、前記タンクの外周面と対向する屈曲面と、前記屈曲面上で前記タンクを支持する、前記タンクの周方向に展開する支持部と、を備え、前記支持部は、各々の軸方向が前記タンクの径方向と合致するように前記タンクの周方向に配列された複数の筒状体と、前記タンクの外周面上で前記筒状体の前記タンク側の端部をそれぞれ保持する複数の内側部材と、前記屈曲面上で前記筒状体の前記タンクと反対側の端部をそれぞれ保持する複数の外側部材と、を含み、前記複数の内側部材は、前記タンクに固定されており、前記複数の外側部材は、前記屈曲面上を前記タンクの軸方向にスライドできるように構成されている、ことを特徴とする。
ここで、「タンクの周方向」とは、タンクの軸方向と直交する平面上の、タンクの中心回りの方向であり、「タンクの径方向」とは、タンクの軸方向と直交する平面上の、タンクの中心から広がる方向である。
上記の構成によれば、タンクの周方向に配列された筒状体により、タンクの周方向に展開する支持部が中空となる。しかも、各筒状体の軸方向がタンクの径方向と合致しているので、船の動揺時にも、内容物を含むタンクの荷重は、船の姿勢に拘らずに主に筒状体の軸方向の圧縮力に分散される。従って、支持部は、船の動揺時にもタンク荷重に耐えることができる。また、内側部材がタンクに固定され、外側部材がタンクの軸方向にスライド可能であるので、タンクの熱収縮による縮長に対応することができる。
前記複数の外側部材のうち、前記タンクの最下点近くに配置された少なくとも1つの外側部材は、前記タンクの周方向の移動が拘束された拘束型外側部材であり、前記複数の外側部材のうち、前記拘束型外側部材の両側に位置する外側部材は、前記タンクの周方向に移動可能な非拘束型外側部材であってもよい。この構成によれば、タンクが熱収縮により縮径しても、タンクの周方向における拘束型外側部材の位置は変わらない。従って、タンクの最下点を基準点(縮径の中心)としてタンクを安定的に縮径させることができる。しかも、拘束型外側部材の両側に位置する非拘束型外側部材はタンクの周方向に移動可能であるために、非拘束型外側部材を筒状体と共に移動させることができる。
前記複数の外側部材は、前記屈曲面上に固定された潤滑シート上をスライドしてもよい。この構成によれば、製造が容易な潤滑シートによって屈曲面に潤滑性を付与することができる。
例えば、前記潤滑シートは、前記屈曲面と接するベース層と、前記ベース層上に形成された潤滑層を含んでもよい。
前記潤滑シートは、前記タンクの周方向で複数の潤滑片に分割されており、前記複数の潤滑片のそれぞれは、前記屈曲面に取り付けられたコーミングで形成される囲い内に嵌め込まれていてもよい。この構成によれば、ボルト止めしたり溶接したりするよりも簡易な構成で潤滑片を固定することができる。
前記複数の筒状体のそれぞれは、ガラス繊維強化プラスチックからなってもよい。この構成によれば、筒状体を金属で構成した場合に比べ、筒状体を介した熱伝達を格段に抑制することができる。
前記屈曲面は、前記タンクを包み込み、前記タンクとの間に真空空間を確保する外殻の内周面であってもよい。この構成によれば、タンクと外殻の間の真空空間により、液化ガスを長時間に亘り低温に維持することができる。
本発明によれば、船の動揺およびタンクの熱収縮による縮長に対応可能な中空の支持部を備えたタンクの支持構造を提供できる。
本発明の一実施形態に係る船舶用タンクの支持構造が採用された液化ガス運搬船の側面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 支持部の中央付近の正面断面図である。 支持部の中央に配置された小型潤滑片およびその上の拘束型外側部材を示す平面断面図である。 小型潤滑片の両側に配置された大型潤滑片およびその上の非拘束側外側部材を示す平面断面図である。 潤滑片の断面図である。 図7A,7Bは、それぞれ、拘束型外側部材の周方向に移動を拘束する別の構造を示す正面断面図および平面断面図である。 潤滑シートを固定する別の構造を示す斜視図である。 潤滑シートを固定するさらに別の構造を示す斜視図である。 別の実施形態に係る船舶用タンクの支持構造が採用された液化ガス運搬船の断面図である。
図1および図2に、本発明の一実施形態に係る船舶用タンクの支持構造が採用された液化ガス運搬船1を示す。本実施形態では、液化ガス運搬船1に、横置き円筒状の2つのタンク2が船長方向に並んで搭載されている。また、各タンク2は、外殻3に包み込まれている。換言すれば、タンク2と外殻3は二重殻を構成している。
各タンク2は、液化ガス9を貯蔵するためのものである。液化ガス9は、例えば、液化石油ガス(LPG、約−45℃)、液化エチレンガス(LEG、約−100℃)、液化天然ガス(LNG、約−160℃)、液化水素(LH2、約−250℃)である。
各タンク2は、一定の断面形状で横方向(船長方向)に延びる胴部と、この胴部の両側の開口を塞ぐ半球状の閉塞部とで構成されている。なお、閉塞部は、鉛直方向に平行なフラットであってもよいし、皿形であってもよい。外殻3は、タンク2の周囲に一定の厚さの空間を確保するような形状を有している。本実施形態では、外殻3とタンク2の間の空間は真空空間である。ただし、外殻3とタンク2の間の空間が大気圧となっていて、その空間に防熱材が充填されていてもよい。
液化ガス運搬船1の船体12には、各タンク2に対応して、当該タンク2の軸方向に互いに離間する一対のサドル11が設けられている。一対のサドル11は、外殻3および後述する支持部4を介してタンク2の胴部を支持する。
各サドル11は、外殻3の外周面と面接触する支持面11aを有している。本実施形態では、支持面11aが、タンク2の軸方向から見たときに外殻3の最下点から両側にほぼ90度ずつ広がっている。換言すれば、支持面11aによって、外殻3のほぼ半分が嵌まり込む半円状の窪みが形成されている。ただし、サドル11の支持面11aが外殻3の最下点から両側に広がる角度は必ずしもほぼ90度である必要はなく、適宜決定可能である。
外殻3とタンク2の間には、タンク2の軸方向に互いに離間する一対の支持部4が配置されている。一対の支持部4の配置位置は、一対のサドル11の配置位置と合致している。
外殻3の内周面は、タンク2の外周面に対向しており、本発明の屈曲面に相当する。各支持部4は、外殻3の内周面上でタンク2を支持する。本実施形態では、双方の支持部4が同一の構造を有しており、タンク2を軸方向に移動可能に支持している。そして、タンク2は、支持部4とは別の位置に配置された連結部(図示せず)によって、タンク2の軸方向におけるタンク2の外殻3に対する相対位置が固定されるように外殻3と連結されており、その連結部が、タンク2が熱収縮により縮長したときの基準点(縮長の中心)となる。
ただし、船首側または船尾側のどちらか一方のサドル11の上方では、タンク2を軸方向に移動可能に支持する支持部4に代えて、タンク2の軸方向におけるタンク2の外殻3に対する相対位置を固定する支持部が配置されてもよい。
各支持部4は、タンク2の周方向に展開している。上述したように、本実施形態ではタンク2と外殻3の間の空間が真空空間であるため、タンク2の外周面は、支持部4によって支持される部分を除いて真空断熱材(図示せず)で覆われている。
具体的に、各支持部4は、図3に示すように、タンク2の周方向に配列された複数の筒状体5と、筒状体5とタンク2の間に介在する複数の内側部材6と、筒状体5と外殻3の間に介在する複数の外側部材7を含む。
各筒状体5は、当該筒状体5の軸方向がタンク2の径方向と合致するように配置されている。ここで、「方向が合致」とは、筒状体5の軸方向とタンク2の径方向とが実質的に平行であることをいう(例えば、それらの方向の角度差が5度以下)。なお、全ての筒状体5は、必ずしもタンク2の周方向に延びる同一直線上に配列されている必要はなく、千鳥状に配列されていてもよい。本実施形態では各筒状体5の断面形状は円形状であるが、各筒状体5の断面形状は多角形状であってもよい。
本実施形態では、各筒状体5がガラス繊維強化プラスチック(GFRP)からなる。ただし、各筒状体5は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)や他のFRP(例えば、布強化フェノール樹脂)で構成されていてもよいし、金属で構成されていてもよい。また、本実施形態のようにタンク2と外殻3の間の空間が真空空間である場合は、各筒状体5の内周面および外周面上に、当該筒状体5がめっき処理されることにより、金属のめっき層(図示せず)が形成されることが望ましい。このめっき層は、真空空間に面する、GFRPからなる筒状体5からアウトガスが出るのを防止するためのものである。
各内側部材6は、タンク2の外周面2a上で、各筒状体5のタンク2側の端部(以下、内側端部)を保持する。本実施形態では、全ての内側部材6とタンク2の外周面2aとの間に補強板41が配置されており、内側部材6が補強板41を介してタンク2に固定されている。補強板41は、タンク2の周方向に延びる帯状の板であり、例えば溶接により、タンク2の外周面2aに接合される。内側部材6は、例えば溶接により、補強板41に接合される。
ただし、内側部材6をタンク2に固定する方法はこれに限られるものではない。例えば、補強板41に内側部材6が嵌まり込み可能な筒状部材を溶接により接合し、その筒状部材に、内側部材6をピンなどで締結してもよい。あるいは、補強板41にスタットボルトを立てて、そのスタットボルトに螺合するナットによって内側部材6を固定してもよい。
本実施形態では、各内側部材6が、中央に開口を有する環状をなしている。このため、筒状体5の内側では、補強板41が露出している。筒状体5の内側で露出する補強板41は、真空断熱材で覆われることが望ましい。ただし、内側部材6は、必ずしも中央に開口を有する必要はなく、筒状体5のタンク2側の開口を塞ぐような板状の形状を有していてもよい。
筒状体5の内側端部を内側部材6に保持させるには、接着剤を使用して筒状体5を内側部材6に接着することも可能である。ただし、本実施形態のように真空二重殻の場合には、接着剤の回りが真空環境であるため、接着剤からアウトガスが出るおそれがある。本実施形態では、これを防止するために、嵌合構造が採用されている。
本実施形態で採用された嵌合構造は、内側部材6の内部に筒状体5の内側端部が嵌まり込む構造である。具体的に、各内側部材6は、筒状体5の外周面と重なり合う周壁62と、周壁62のタンク2側の端部から径方向内側に突出して筒状体5のタンク2側の端面と当接するリング部61を有する。内側部材6の周壁62は、筒状体5とピンなどで締結されてもよい。ただし、本実施形態とは逆に、筒状体5の内側端部の内部に内側部材6が嵌まり込む嵌合構造が採用されてもよい。すなわち、内側部材6の周壁62は筒状体5の内周面に重なり合ってもよい。
各外側部材7は、外殻3の内周面3a上で、各筒状体5の外殻3側の端部(以下、外側端部)を保持する。外側部材7は、外殻3の内周面3a上をタンク2の軸方向にスライドできるように構成されている。
本実施形態では、全ての外側部材7と外殻3の内周面3aとの間に潤滑シート8が配置されている。潤滑シート8は、タンク2の周方向に延びる帯状のシートであり、外殻3の内周面3a上に固定されている。外側部材7は、潤滑シート8上をスライドする。
本実施形態では、各外側部材7が、中央に開口を有する環状をなしている。このため、筒状体5の内側では、潤滑シート8が露出している。ただし、外側部材7は、必ずしも中央に開口を有する必要はなく、筒状体5の外殻3側の開口を塞ぐような板状の形状を有していてもよい。
外側部材7でも、内側部材6と同様に接着剤を用いないという観点から、嵌合構造が採用されている。本実施形態で採用された嵌合構造は、外側部材7の内部に筒状体5の外側端部が嵌まり込む構造である。具体的に、各外側部材7は、断面L字状をなしており、筒状体5の外周面と重なり合う周壁72と、周壁72の外殻3側の端部から径方向内側に突出して筒状体5の外殻3側の端面と当接するリング部71を有する。外側部材7の周壁72は、筒状体5とピンなどで締結されてもよい。ただし、本実施形態とは逆に、筒状体5の外側端部の内部に外側部材7が嵌まり込む嵌合構造が採用されてもよい。すなわち、外側部材7の周壁72は筒状体5の内周面に重なり合ってもよい。
外側部材7のうち、タンク2の最下点P近くに配置された少なくとも1つの外側部材7は、タンク2の周方向の移動が拘束された拘束型外側部材7Aである。一方、外側部材7のうち、拘束型外側部材7Aの両側に位置する外側部材7は、タンク2の周方向に移動可能な非拘束型外側部材7Bである。本実施形態では、タンク2の最下点Pの真下に位置する外側部材7のみが拘束型外側部材7Aである。ただし、拘束型外側部材7Aは、例えば、タンク2の最下点Pの真下に位置する外側部材7とその両隣の外側部材7の3つであってもよい。
拘束型外側部材7Aは、図4に示すように、略正方形の輪郭を形成するように周壁72の外殻3側の端部からリング部71と反対側に突出する略三角形状の4つのガイド部73を有する。一方、非拘束型外側部材7Bでは、図5に示すように、周壁72の外周面が非拘束型外側部材7Bの円形状の輪郭を形成している。換言すれば、非拘束型外側部材7Bは、内側部材6と同様に断面L字状をなしており、拘束型外側部材7Aは、断面L字状をなす部分と断面T字状をなす部分を含む。
図4に示すように、タンク2の周方向において、拘束型外側部材7Aの両側には一対の特別コーミング91が配置されている。特別コーミング91は、例えば溶接により、外殻3の内周面3aに取り付けられる。各特別コーミング91は、例えば略矩形の断面形状を有し、拘束型外側部材7Aのガイド部73と接しながらタンク2の軸方向に延びている。すなわち、特別コーミング91は、タンク2の周方向における拘束型外側部材7Aの移動を拘束するとともに、タンク2の軸方向における拘束型外側部材7Aの移動をガイドする。
一方、図5に示すように、各非拘束型外側部材7Bの回りには、当該非拘束型外側部材7Bに接するものは何もない。従って、非拘束型外側部材7Bは、タンク2の軸方向および周方向に自由に移動することができる。
全ての外側部材7と外殻3の内周面3aとの間に挟まれた潤滑シート8は、タンク2の軸方向において、当該潤滑シート8が外側部材7から両側に張り出すような幅を有している。本実施形態では、潤滑シート8がタンク2の周方向で複数の潤滑片に分割されている。複数の潤滑片は、支持部4の中央に配置され、拘束型外側部材7Aを受ける小型潤滑片81と、小型潤滑片81の両側に配置され、2つの非拘束型外側部材7Bを受ける大型潤滑片82の2種類である。なお、大型潤滑片82は、3つ以上の非拘束型外側部材7Bを受けてもよい。ただし、1つの潤滑片が1つの外側部材7を受けるように、潤滑シート8が外側部材7と同数の潤滑片に分割されていてもよい。
図4および図5に示すように、タンク2の軸方向において、各外側部材7の両側には一対の通常コーミング93が配置されている。通常コーミング93は、例えば溶接により、外殻3の内周面3aに取り付けられる。各通常コーミング93は、例えば矩形の断面形状を有し、タンク2の周方向に延びている。そして、図4に示すように、小型潤滑片81は、上述した特別コーミング91と通常コーミング93とで形成される囲い内に嵌め込まれている。
また、非拘束型外側部材7B同士の間には、1つおきに通常コーミング92が配置されている。通常コーミング92は、例えば溶接により、外殻3の内周面3aに取り付けられる。各通常コーミング92は、例えば矩形の断面形状を有し、タンク2の軸方向に延びている。そして、図5に示すように、大型潤滑片82は、特別コーミング91と通常コーミング93と通常コーミング92とで形成される囲い、および通常コーミング93と通常コーミング92とで形成される囲い内に嵌め込まれている。
本実施形態では、小型潤滑片81と大型潤滑片82のそれぞれが、図6に示すように、外殻3の内周面3aと接するベース層8aと、ベース層8a上に形成された潤滑層8bを含む。ベース層8aは、十分な強度を有する材料(例えば、ステンレスなどの金属)からなる。潤滑層8bは、潤滑性の良好な材料(例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などの樹脂、または銀や二硫化モリブテンなどの金属)からなる。ただし、各潤滑片は、潤滑性の良好な材料からなる単層であってもよい。
以上説明したように、本実施形態のタンクの支持構造では、タンク2の周方向に配列された筒状体5により、タンク2の周方向に展開する支持部4が中空となる。しかも、各筒状体5の軸方向がタンク2の径方向と合致しているので、船の動揺時にも、内容物を含むタンク2の荷重は、船の姿勢に拘らずに主に筒状体5の軸方向の圧縮力に分散される。従って、支持部4は、船の動揺時にもタンク荷重に耐えることができる。また、内側部材6がタンク2に固定され、外側部材7がタンク2の軸方向にスライド可能であるので、タンク2の熱収縮による縮長に対応することができる。
また、本実施形態では、支持部4の中央に拘束型外側部材7Aが配置されているので、タンク2が熱収縮により縮径しても、タンク2の周方向における拘束型外側部材7Aの位置は変わらない。従って、タンク2の最下点Pを基準点(縮径の中心)としてタンク2を安定的に縮径させることができる。しかも、拘束型外側部材7Aの両側に位置する非拘束型外側部材7Bはタンク2の周方向に移動可能であるために、非拘束型外側部材7Bを筒状体5と共に移動させることができる。
また、本実施形態では、外殻3の内周面3a上に潤滑シート8が固定されているので、製造が容易な潤滑シートによって外殻3の内周面3aに潤滑性を付与することができる。
さらに、潤滑シート8を構成する潤滑片81,82のそれぞれがコーミングで形成される囲い内に嵌め込まれているので、ボルト止めしたり溶接したりするよりも簡易な構成で潤滑片81,82を固定することができる。
また、各筒状体5はGFRPからなるので、筒状体5を金属で構成した場合に比べ、筒状体5を介した熱伝達を格段に抑制することができる。さらに、タンク2と外殻3の間の空間は真空空間であるので、液化ガス9を長時間に亘り低温に維持することができる。
(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、前記実施形態では、タンク2の周方向における拘束型外側部材7Aの移動が、外殻3の内周面3aに取り付けられた特別コーミング91によって拘束されていた。しかしながら、特別コーミング91の代わりに、通常コーミング93と共に小型潤滑片81が嵌め込まれる囲いを形成する通常コーミング92が配置され、この通常コーミング92とは別に、タンク2の軸方向における拘束型外側部材7Aの移動をガイドするガイド片(図示せず)が外殻3の内周面3aに取り付けられてもよい。
あるいは、図7A,7Bに示すように、タンク2の周方向における拘束型外側部材7Aの移動は、潤滑シート8のベース層8aに取り付けられたガイド片85によって拘束されてもよい。この場合、潤滑シート8は、全長に亘って連続する一体物であってもよい。また、潤滑層8bは、ガイド片85の間だけに形成されていてもよい。
また、潤滑シート8は、必ずしもコーミングによって外殻3の内周面3a上に固定される必要はない。例えば、図8に示すように、潤滑シート8が全長に亘って連続する一体物である場合は、タンク2の周方向における拘束型外側部材7Aの移動を拘束する一対のガイド片94を外殻3の内周面3a上に取り付けるとともに、潤滑シート8に、それらのガイド片94に挿通される嵌合穴8cを設けてもよい。このようにすれば、一体物の潤滑シート8を、ガイド片94を利用して固定することができる。
あるいは、図9に示すように、外殻3の内周面3a上に、断面L字状の一対のレール95を取り付け、このレール95で囲まれる空間内に潤滑シート8を挿入してもよい。この場合、潤滑シート8は、複数の潤滑片に分割されていてもよいし、全長に亘って連続する一体物であってもよい。
さらに、図9に示すように一対のレール95を設ける場合には、それらのレール95をつなぐように一対のガイド片96を取り付け、これらのガイド片96によってタンク2の周方向における拘束型外側部材7Aの移動を拘束してもよい。
また、図示は省略するが、潤滑シート8を外殻3の内周面3a上に固定する方法としては、ボルト止めや溶接などを採用してもよい。
また、潤滑シート8を使用しなくても、外側部材7をタンク2の軸方向にスライドできるように構成することは可能である。例えば、外側部材7自体を、潤滑性の良好な材料で構成してもよい。あるいは、外殻3の内周面3aまたは外側部材7における外殻3との接触面に、潤滑油などの潤滑剤を塗布してもよい。
また、図10に示すように外殻3は省略可能である。この場合、支持部4は、サドル11の支持面11a上でタンク2を支持してもよい。すなわち、本発明の屈曲面は、サドル11の支持面11aであってもよい。
2 タンク
2a 外周面
3 外殻
3a 内周面(屈曲面)
4 支持部
5 筒状体
6 内側部材
7 外側部材
7A 拘束型外側部材
7B 非拘束型外側部材
8 潤滑シート
8A,8B 潤滑片
91〜93 コーミング

Claims (7)

  1. 船舶に搭載されて液化ガスを貯蔵する横置き円筒状のタンクの支持構造であって、
    前記タンクの外周面と対向する屈曲面と、
    前記屈曲面上で前記タンクを支持する、前記タンクの周方向に展開する支持部と、を備え、
    前記支持部は、各々の軸方向が前記タンクの径方向と合致するように前記タンクの周方向に配列された複数の筒状体と、前記タンクの外周面上で前記筒状体の前記タンク側の端部をそれぞれ保持する複数の内側部材と、前記屈曲面上で前記筒状体の前記タンクと反対側の端部をそれぞれ保持する複数の外側部材と、を含み、
    前記複数の内側部材は、前記タンクに固定されており、
    前記複数の外側部材は、前記屈曲面上を前記タンクの軸方向にスライドできるように構成されている、船舶用タンクの支持構造。
  2. 前記複数の外側部材のうち、前記タンクの最下点近くに配置された少なくとも1つの外側部材は、前記タンクの周方向の移動が拘束された拘束型外側部材であり、
    前記複数の外側部材のうち、前記拘束型外側部材の両側に位置する外側部材は、前記タンクの周方向に移動可能な非拘束型外側部材である、請求項1に記載の船舶用タンクの支持構造。
  3. 前記複数の外側部材は、前記屈曲面上に固定された潤滑シート上をスライドする、請求項1または2に記載の船舶用タンクの支持構造。
  4. 前記潤滑シートは、前記屈曲面と接するベース層と、前記ベース層上に形成された潤滑層を含む、請求項3に記載の船舶用タンクの支持構造。
  5. 前記潤滑シートは、前記タンクの周方向で複数の潤滑片に分割されており、前記複数の潤滑片のそれぞれは、前記屈曲面に取り付けられたコーミングで形成される囲い内に嵌め込まれている、請求項3または4に記載の船舶用タンクの支持構造。
  6. 前記複数の筒状体のそれぞれは、ガラス繊維強化プラスチックからなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の船舶用タンクの支持構造。
  7. 前記屈曲面は、前記タンクを包み込み、前記タンクとの間に真空空間を確保する外殻の内周面である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の船舶用タンクの支持構造。
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