JP6163944B2 - 脱臭装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脱臭用のフィルタとオゾン発生手段とを用いて空気を脱臭する脱臭装置に関する。
従来、車などのような小空間でありながら換気量の多い場所に設置され、空気を脱臭する脱臭装置が知られている。そして、このような脱臭装置として、高い脱臭能力を発揮させるために、空気中の臭気成分を吸着して分解する触媒を有する脱臭フィルタと、オゾンを発生させてオゾン脱臭を行うためのオゾン発生手段とを備えたものが提案されている。
例えば、特許文献1に記載の脱臭装置は、円筒形状の収容筒の内部に空気流路を形成し、収容筒における空気の入口側にオゾン発生手段として紫外線ランプを配置し、収容筒における空気の出口側に金属触媒を備えた脱臭フィルタを配置している。空気流路を通過する空気は、紫外線ランプから照射される紫外線によって生成されたオゾンで脱臭されるとともに、脱臭フィルタを通過する際にも脱臭されるので、高い脱臭能力を発揮することができる。また、紫外線によって生成されたオゾンの一部は、脱臭装置から吹き出される空気によって脱臭装置が設置された空間に放出され、放出されたオゾンによって脱臭装置が置かれた室内の脱臭が行われる。
特開2002−224207号公報
ところで、特許文献1に記載したような脱臭装置では、脱臭フィルタでの脱臭能力を確保するために、脱臭フィルタはできる限り大きくし、より多くの空気が脱臭フィルタを通過できるようにすることが好ましい。このため、特許文献1に記載の脱臭装置では、脱臭フィルタを収容筒の内径形状に応じた円板形状に形成し、かつ、その外径寸法を収容筒の内径寸法と略同寸法とすることで、脱臭フィルタが収容筒における空気の出口側いっぱいに配置されるようにしている。
しかし、脱臭フィルタの大きさ(外径寸法)は、収容筒の内径寸法により規制され、収容筒の内径寸法以上に大きくできない。特に、車のカップホルダに置かれる脱臭装置のように、カップホルダの大きさによって収容筒の外径寸法が規制される場合には、これに応じて収容筒の内径寸法も規制されるので、脱臭フィルタを大きくすることができず脱臭能力が確保できない虞があった。
また、脱臭装置が上述した車のカップホルダに置かれる場合は、空気の入口側がカップホルダで塞がれたりカップホルダの内壁に近接する状態となって、収容筒に空気が流入しづらくなる虞があり、空気の脱臭が十分に行えない虞があった。
本発明は以上述べた問題点を解決するものであって、筒形状の脱臭装置の脱臭能力を確保することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、空気吸込口と空気吹出口とをつなぐ送風路を有する筒形状の筐体と、筐体内部に脱臭フィルタと、ファンととが配置されたものであって、筐体は、筐体下部と、筐体下部より断面積が大きい筐体上部とにより構成され、脱臭フィルタとファンとが筐体上部に配置されたものである。また、筐体の天面に空気吹出口を有し、筐体上部の側面の全周に空気吸込口を有したものである。
上記のように構成した本発明の脱臭装置によれば、脱臭フィルタを筐体下部に比べて断面積が大きい筐体上部に配置したので、脱臭フィルタを大きくすることができ、脱臭能力を確保することができる。
本発明の実施形態における、脱臭装置の外観斜視図ある。 本発明の実施形態における、脱臭装置の断面図であり、(A)は図1におけるA−A断面図、(B)は図1におけるB−B断面図である。 本発明の実施形態における、脱臭装置の設置図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施形態としては、車のカップホルダに設置できる脱臭装置を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1は、本発明の一実施形態を示す脱臭装置1の外観斜視図である。図1におけるX方向は前後方向、Y方向は左右方向、Z方向は上下方向をそれぞれ示し、以下の説明で前後、左右、および上下、といった方向を示す表現は、上記各方向(X方向、Y方向、Z方向)に従うものとする。また、図2は、図1に示す脱臭装置1の断面図であり、(A)は脱臭装置1を前後方向に中央部で縦断したA−A断面図、(B)は脱臭装置1左右方向に中央部で縦断したB−B断面図である。また、図3は、脱臭装置1の車のカップホルダ30への設置図である。
図1に示すように、脱臭装置1は合成樹脂パネルで形成された筒形状の筐体10を有する。具体的には、筐体10は円筒形状であり、その下端部の断面直径寸法(以降、直径寸法と記載)はEとされており、筐体10の下端部から図1に示す起点Cまでの間は同じ直径寸法Eとされている。また、筐体10の上端部の直径寸法は下端部の直径寸法Eより大きいFとされており、筐体10の上端部から図1に示す起点Dまでの間は同じ直径寸法Fとされている。そして、起点Cと起点Dとの間は、起点Cから起点Dへと向かうにつれて直径寸法が徐々に大きくなるよう形成されている。
筐体10の下端部から起点Cまでの間の直径寸法E、および、起点Cの筐体10下端部からの高さ寸法Hは、図3に示す車のカップホルダ30の形状(カップホルダ30の内径寸法Gおよび深さ寸法T)に対応して定められている。また、筐体10の上端部から起点Dまでの間の直径寸法Fは、隣のカップホルダに置かれる飲み物容器との干渉や、運転動作の妨げとなることを防ぐような寸法とされている。さらには、筐体10における起点Cから起点Dまでの外形形状は、滑らかな曲線を組み合わせ、かつ、起点C―起点D間の直径寸法が直径寸法Fを超えないような形状とされている。
尚、以下の説明では、筐体10における起点Cから底面部14までの間を筐体下部10a、起点Cから天面パネル13までの間を筐体上部10bとする。
まず、筐体10を構成する各部材について説明する。図1に示すように、筐体10は、前面パネル11と、背面パネル12と、天面パネル13と、底面部14とで構成されている。これらのうち、底面部14は、後述する前面側ケーシング16と背面側ケーシング17とによって形成されている。
前面パネル11は、合成樹脂材で断面が半円形状に形成されている。前面パネル11は、筐体10の前面側の意匠面を形成する。また、前面パネル11における筐体上部10bに対応する箇所には、多数の孔からなる吸込口11aを備えている。この吸込口11aを通って、空気が筐体10の前面側から筐体10内部に流入する。
背面パネル12は、合成樹脂材で断面が半円形状に形成されている。背面パネル12は、筐体10の背面側の意匠面を形成する。また、背面パネル12における筐体上部10bに対応する箇所には、多数の孔からなる吸込口12aを備えている。この吸込口12aを通って、空気が筐体10の背面側から筐体10内部に流入する。
天面パネル13は、合成樹脂材で形成されている。天面パネル13は、筐体10の上面側の意匠面を形成する。天面パネル13は、外郭部13eと、中央部13fと、フィン13bとで構成される。外郭部13eは、外径寸法が筐体10の上端部の直径寸法Fに応じた寸法とされ、所定の内径寸法を有するリング状の形状とされている。中央部13fは外郭部13eの内径寸法より小さい外径寸法で円板形状に形成され、その上面に表示部13cと操作部13dとを備える。表示部13cは、脱臭装置1の運転状態を表示する。操作部13dは、脱臭装置1の運転動作を選択/決定するための操作スイッチである。フィン13bは、外郭部13eと中央部13fとを接続するものであり、外郭部13eと中央部13fとの間の空間が、筐体10内部から空気を流出させる吹出口13aとなる。尚、フィン13bの間隔(ピッチ)寸法は、人の手指が吹出口13aから筐体10内部へ入らない寸法とされている。
筐体10の左側面下部(筐体10を前面パネル11から見て左側で、起点Cより下方の位置)からは、電源コード15が導出されている。電源コード15の一端には、図2(A)に示すように、後述する第1電源基板24aのコネクタ24dに接続される電源側コネクタ15aが設けられている。電源コード15の他端には、車のシガーソケットに対応した図示しない車側コネクタが設けられている。電源コード15は、シガーソケットから供給される電力を第1電源基板24aに導く。
次に、脱臭装置1の筐体10内部の構成について説明する。図2に示すように、筐体10内部には、前面側ケーシング16と、背面側ケーシング17と、フィルタユニット21と、オゾナイザユニット22と、ファンユニット23と、基板ユニット24と、表示/操作基板25と、塵埃フィルタ26とが備えられている。尚、塵埃フィルタ26は、図2(B)のみに図示し、図2(A)では図示を省略している。
前面側ケーシング16は、合成樹脂材で断面が半円形状に形成され、底部16aを備えている。また、前面側ケーシング16の外表面(脱臭装置1の前面側)は、前面パネル11が装着できるよう形成されており、図2(B)に示すように、前面パネル11と前面側ケーシング16との間における吸込口11aに対応する箇所には、塵埃フィルタ26が配置できるようになっている。尚、図示は省略するが、前面側ケーシング16における前面パネル11の吸込口11aに対応する箇所には、吸込口11aから流入する車内空気を筐体10内部に導く通風孔が設けられている。
背面側ケーシング17は、合成樹脂材で断面が半円形状に形成され、底部17aを備えている。また、背面側ケーシング17の外表面(脱臭装置1の背面側)は、背面パネル12が装着できるよう形成されており、図2(B)に示すように、背面パネル12と背面側ケーシング17との間における吸込口12aに対応する箇所には、塵埃フィルタ26が配置できるようになっている。尚、図示は省略するが、背面側ケーシング17おける背面パネル12の吸込口12aに対応する箇所には、吸込口12aから流入する車内空気を筐体10内部に導く通風孔が設けられている。
図2(A)に示すように、前面側ケーシング16と背面側ケーシング17とが接合されて、筐体10の内部空間が形成され、この内部空間が送風路40となっている。前面側ケーシング16の底部16aと背面側ケーシング17底部17aとで筐体10の底面部14が形成される。筐体上部10bの上端部から下端部に向かって、天面パネル13、表示/操作基板25、ファンユニット23、オゾナイザユニット22、フィルタユニット21、の順に配置され、筐体下部10aには基板ユニット24が配置される。
フィルタユニット21は、脱臭フィルタである触媒フィルタ21aと、ヒータ21bと、フィルタホルダ21cとで構成されている。触媒フィルタ21aは、例えば、蜂の巣(ハニカム)構造を取り入れることで通気性を持たせた円板形状のハニアカムコアボードを心材とし、その表面に金属触媒を所定の厚さで設けたものであり、筐体10内部に流入した車内空気に含まれる臭気成分を吸着して分解する。ヒータ21bは、例えば、PTCヒータであり、触媒フィルタ21aを加熱して吸着した臭気成分の分解を促進する。フィルタホルダ21cは、合成樹脂材で触媒フィルタに応じた略円筒形状に形成されており、触媒フィルタ21aやヒータ21bを保持する。フィルタホルダ21cは、前面側ケーシング16や背面側ケーシング17に固定される。図3に示すように、フィルタユニット21の外径寸法は、前面パネル11や背面パネル12との間に隙間Sができるような寸法とされている。
オゾナイザユニット22は、オゾナイザ22aと、拡散板22bと、給電コード22cとで構成されている。オゾナイザ22は、例えば、高電圧電極と誘電電極とを有する沿面放電方式のものであり、電極間における放電により送風路40を流れる車内空気にエネルギーを付与することで活性化させ、解離または励起された酸素の一部をオゾンに変化させることによってオゾンを生成する。拡散板22bは、合成樹脂材で形成されており、オゾナイザ22aを保持する。拡散板22bは、前面側ケーシング16や背面側ケーシング17に固定される。また、拡散板22bは、上部が円盤形状に形成されており、オゾナイザ22aで生成したオゾンが偏って吹出口13aから筐体10外部に放出されないよう、オゾンを筐体10内部に拡散させる役目を果たす。給電コード22cは、一端がオゾナイザ22aに接続され、他端が後述する第2電源基板24bに接続される。給電コード22cは、第2電源基板24bから供給される電力をオゾナイザ22aに導く。
ファンユニット23は、ファン23aと、ファンホルダ23bとで構成されている。ファン23aは、合成樹脂材で形成された軸流ファンであり、内部に図示しないファンモータを備えている。ファンホルダ23bは、合成樹脂材で形成されており、ファン23aを保持する。ファンホルダ23bは、前面側ケーシング16や背面側ケーシング17に固定される。
基板ユニット24は、第1電源基板24aと、第2電源基板24bと、基板ホルダ24cとで構成されている。第1電源基板24aは、電源コード15の電源側コネクタ15aが接続される基板側コネクタ24dを有し、電源コード15を介してシガーソケットから電力が供給される。また、第1電源基板24aは、第2電源基板24b、ファン23aのファンモータ、ヒータ21b、および、後述する表示/操作基板25に電力を供給する。第2電源基板24bは、第1電源基板24aから供給される電力を受け、給電コード22cを介してオゾナイザ22aに給電する。基板ホルダ24cは、合成樹脂材で形成されており、第1電源基板24aや第2電源基板24bを保持する。基板ホルダ24cは、前面側ケーシング16や背面側ケーシング17に固定される。また、基板ホルダ24cは、吸込口11a、吸込口12a、および、吹出口13aから筐体10内部に侵入する水が第1電源基板24aや第2電源基板24bにかかることを防ぐ役目を果たす。
表示/操作基板25は、天面パネル13の中央部13fの下方に配置されている。表示/操作基板25には、表示部13cに対応する発光ダイオードや、操作部13dに対応するボタンスイッチ等が適宜配置されている。
以上説明した構成を有する脱臭装置1で、使用者が操作部13dを操作して脱臭装置1の運転を開始すると、第1電源基板24aからファンユニット23に電力が供給されて、ファン23aが回転を開始する。また、第2電源基板24bからオゾナイザユニット22に電力が供給されて、オゾナイザ22aがオゾンの生成を開始する。
ファン23aが回転を開始すると、筐体上部10b(のファンユニット23周り)が負圧となり、前面パネル11の吸込口11aや背面パネル12の吸込口12aから筐体10内部の送風路40に車内空気が流入する。この車内空気は、図3に示すように、フィルタユニット21より下方の吸込口11aから空気の流入経路Wi1で送風路40に流入するものと、フィルタユニット21より上方の吸込口11aや吸込口12aから空気の流入経路Wi2で送風路40に流入するものとに大別される。尚、図示は省略しているが、フィルタユニット21より下方の吸込口12aからも、車内空気が空気の流入経路Wi1で送風路40に流入する。
流入経路Wi1で送風路40に流入した車内空気は、送風路40内を筐体上部10bに向かって流れるときにフィルタユニット21を通過する。フィルタユニット21を通過する車内空気は、触媒フィルタ21aの働きにより脱臭される。フィルタユニット21を通過した車内空気は、流入経路Wi2で送風路40に流入した車内空気とフィルタユニット21上部で合流し、オゾナイザ22aが生成したオゾンにより脱臭されてファンユニット23へと流れ、図3に示す空気の流出経路Woで、吹出口13aから車内に放出される。このとき、オゾナイザ22aが生成したオゾンの一部が流出経路Woで車内に放出される車内空気によって車内に放出され、車内の脱臭を行う。
尚、触媒フィルタ21aは、ヒータ21bによって加熱されることで、吸着した臭気成分が触媒作用により分解され、脱臭機能が再生される。
背景技術で説明したような、筐体が単純な円筒形状で筐体の上端から下端まで直径寸法が同じである従来の脱臭装置の場合は、フィルタユニット21の外径寸法は、カップホルダ30の内径寸法Gによって決まる筐体の内径寸法に応じた外径寸法にしかできない。しかし、本発明の脱臭装置1は、前述したように、筐体下部10aと比べて筐体上部10bの直径寸法を大きくし、筐体上部10bにフィルタユニット21を配置しているので、フィルタユニット21の外径寸法をカップホルダ30の内径寸法Gに関わらず大きくすることができる。従って、筐体が単純な円筒形状である脱臭装置と比べて、図3における空気の流入経路Wi1で流入してフィルタユニット21を通過する車内空気の量が多くなり、脱臭能力を高めることができる。
また、吸込口11aや吸込口12aが前面パネル11や背面パネル12における筐体上部10bに応じた箇所に設けられているので、カップホルダ30で吸込口が塞がれることがなく、また、カップホルダ30の内壁に吸込口11aや吸込口12aが近いことに起因して筐体10内部に流入する車内空気量が減少するということがない。
また、直径寸法の大きい筐体上部10bに吸込口11aや吸込口12aが設けられているので、筐体が単純な円筒形状である脱臭装置と比べて吸込口11aや吸込口12aの開口面積を大きくすることができる。さらには、図2(B)や図3に示すように、フィルタユニット21の外径寸法を前面パネル11および背面パネル12との間に隙間Sができるような寸法としているので、フィルタユニット21によって吸込口11aや吸込口12aが塞がれることがない。以上のことから、筐体10内部の送風路40に流入する車内空気量が増加することで脱臭能力を高めることができる。
また、筐体10は、起点Cから起点Dに向かうにつれて直径寸法が徐々に大きくなるように形成されているので、フィルタユニット2より下方の吸込口11aや吸込口12aから送風路40に流入する空気の流入経路Wi1が、送風路40で急に曲がるような流路にならず、図3に示すように、スムーズな(緩やかな曲がりの)流路となる。これにより、送風路40での車内空気の流れがスムーズになって、脱臭装置1の通風量を確保できるので、脱臭能力を高めることができる。
また、オゾナイザユニット22が、フィルタユニット21の上方(送風路40における風下側)に配置されているので、フィルタユニットの通風抵抗の影響を受けない空気の流入経路Wi2で送風路40内部に取り込んだ車内空気によって、オゾナイザユニット22で生成したオゾンが吹出口13aから車内に放出される。これにより、フィルタユニットの通風抵抗の影響を受けないので、車内に十分なオゾンが放出されて車内の脱臭を十分に行える。
また、基板ユニット24が車内空気の流通がない筐体下部10aに配置されているので、送風路40を流れる車内空気の妨げとならず、送風路40に十分な車内空気を取り込むことができる。これにより、脱臭能力を確保できる。
以上説明したように、本発明の脱臭装置は、脱臭フィルタを筐体下部に比べて断面積が大きい筐体上部に配置したので、脱臭フィルタを大きくすることができ、脱臭能力を確保することができる。
1 脱臭装置
10 筐体
10a 筐体下部
10b 筐体上部
11 前面パネル
11a 吸込口
12 背面パネル
12a 吸込口
13 天面パネル
13a 吹出口
16 前面側ケーシング
17 背面側ケーシング
21 フィルタユニット
21a 触媒フィルタ
22 オゾナイザユニット
22a オゾナイザ
23 ファンユニット
23a ファン
24 基板ユニット
24a 第1電源基板
24b 第2電源基板
30 カップホルダ
40 送風路
Wi1、Wi2 空気の流入経路
Wo 空気の流出経路

Claims (8)

  1. 空気吸込口と空気吹出口と前記吸込口と前記吹出口とをつなぐ送風路を有する筒形状の筐体と、同筐体内部に脱臭フィルタとファンとが配置された脱臭装置であって、
    前記筐体は、筐体下部と、同筐体下部より断面積が大きい筐体上部とにより構成され、
    前記脱臭フィルタと前記ファンとが前記筐体上部に配置され
    前記空気吸込口は、前記筐体上部の下端から上端に亘って設けられていること、
    を特徴とする脱臭装置。
  2. 空気吸込口と空気吹出口と前記吸込口と前記吹出口とをつなぐ送風路を有する筒形状の筐体と、同筐体内部に脱臭フィルタとファンとが配置された脱臭装置であって、
    前記筐体は、筐体下部と、同筐体下部より断面積が大きい筐体上部とにより構成され、
    前記脱臭フィルタと前記ファンとが前記筐体上部に配置され、
    前記空気吸込口として、前記脱臭フィルタよりも上方に設けられた空気吸込口と、前記脱臭フィルタよりも下方に設けられた空気吸込口とを有すること、
    を特徴とする脱臭装置。
  3. 空気吸込口と空気吹出口と前記吸込口と前記吹出口とをつなぐ送風路を有する筒形状の筐体と、同筐体内部に脱臭フィルタとファンとが配置された脱臭装置であって、
    前記筐体は、筐体下部と、同筐体下部より断面積が大きい筐体上部とにより構成され、
    前記脱臭フィルタと前記ファンとが前記筐体上部に配置され、
    前記ファンは軸流ファンであり、
    前記軸流ファンの回転軸は前記筐体の中心軸に沿うように配置されること、
    を特徴とする脱臭装置。
  4. 前記筐体の天面に前記空気吹出口を有し、
    前記筐体上部における側面に前記空気吸込口を有したこと、
    を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の脱臭装置。
  5. 前記筐体上部は、前記空気吹出口側に向かうにつれて断面積が大きくなるように形成されたこと、
    を特徴とする請求項1乃至請求項に記載の脱臭装置。
  6. 前記脱臭フィルタは円板形状であり、
    前記脱臭フィルタの断面積は、前記筐体上部における前記脱臭フィルタが配置される場所での前記筐体上部の断面積より小さいこと、
    を特徴とする請求項1乃至請求項に記載の脱臭装置。
  7. 前記脱臭フィルタの風下側にオゾン発生装置をさらに有すること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項に記載の脱臭装置。
  8. 前記ファンや前記オゾン発生装置に電力を供給する電源基板を有し、
    前記電源基板が前記筐体下部に配置されたこと、
    を特徴とする請求項に記載の脱臭装置。
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