JP2005127713A - 加湿器 - Google Patents

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京子 吉田
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Abstract

【課題】 給水タンクからの水の補給時に発生するボコボコ音を低減できるようにした加湿器を提供する。
【解決手段】 加湿用の水を収容するカートリッジ式の給水タンク10Aと、この給水タンクから供給される水を受ける水受槽8とを本体1内に備えた加湿器である。そして、給水タンク10Aは、止水弁20にて開閉される水流出口14を有するタンクキャップ13を備え、止水弁は、弁棒15と、この弁棒に中心部が取り付けられた弁体21を備え、弁体は、円周方向に沿って複数個の小径の貫通孔25が開けられた水平で所定幅の環状部23と、この環状部の外周に沿って延長して設けられた下方向に所定長さ垂下される側壁部24とから構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明はカートリッジ式の給水タンクを備えた加湿器に関するものである。
従来の蒸気式の加湿器は、図4に示すように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。この従来の蒸気式加湿器の構成を図4により説明すると、同図において、1は蒸気式加湿器の本体で、この本体1の上部開口は蒸気放出口2を有する着脱自在な上蓋3で覆われている。4は本体1内の中間部に設けられた仕切壁で、この仕切壁4には有底筒状の収容凹所5が形成されている。6は収容凹所5の底壁5Aの一側上部に載置固定した加熱体となる電気加熱器であり、この電気加熱器6は加熱盤6Aとシーズヒータ6Bとで構成されている。
7は、電気加熱器6とは分離されて収容凹所5内に着脱自在に収容された加熱水槽である。8は加熱水槽7内の他端部に着脱自在に収容された耐熱性合成樹脂製の水受槽で、この水受槽8は加熱水槽7の一側部の底壁7Aに近接する側の周壁8Aに設けた連通孔9を介して加熱水槽7と連通されており、次に述べる給水タンク10から補給される水を溜めると共に、その溜めた水を、連通孔9を通して加熱水槽7に供給している。
10はカートリッジ式の給水タンクで、図3(A)、(B)に示す拡大図も参照して説明する。給水タンク10の底部の開口部11には止水弁12を備えたタンクキャップ13が装着されている。なお、止水弁12は、弁体12aの弁棒15、弁棒15の下方部に給水タンク10を外部に取り出したときに給水タンク10を密封するためのばね16が装着された弁座17を設けて構成されている。また、14は弁口となる水流出口、18は弁棒15を載置する押し上げボス、19は蒸気導出筒である。なお、Wは水である。
以上の構成で図示のように水受槽8及び加熱水槽7の水位が給水タンク10から供給された水により基準水位Hとされた状態において、電気加熱器6を作動すると、加熱水槽7内の水が加熱沸騰して、発生した蒸気Sは蒸気導出筒19を介して上方へ導かれて蒸気放出口2から室内へ放出され、室内を加湿する。
この場合、給水タンク10からの水受槽8、加熱水槽7への水Wの供給及び補給動作を図4のほか、図3も参照して説明すると次の通りである。即ち、給水タンク10が水受槽8に対して、図3(A)、図4に示すようにセットされると弁棒15がばね16に抗して上方に押し上げられ、弁体12aは水流出口14を形成する。これにより給水タンク10内の水Wがタンクキャップ13の水流出口14を通り水受槽8内に入り、さらに連通孔9を介して加熱水槽7へ供給され、従って、加熱水槽7と水受槽8の両者の水位は基準水位Hに保持される。また、前述のように加熱水槽7側の水が加熱沸騰により蒸気となり放出されて、その水位が低下すると、水受槽8の水位も下がる。水受槽8の水位が一定の水位に迄低下すると、給水タンク10内外の気圧差が生じ、気圧を一定にする働きによって、給水タンク10内の水と給水タンク10外の空気が入れ代わり、水受槽8に水が補給され、これにより加熱水槽7へも水が補給されるようになっている。
特開平7−151362号公報
ところで、従来の蒸気式の加湿器の場合、給水タンクから水受槽へ水を補給するための止水弁12が上記のように構成されていたから、加熱水槽7と水受槽8の低下した水位を短時間で復元しようとする力によって、給水タンク10から早い流速で一気に水が補給されるため、その際にボコボコという騒音を発生させるという問題点があった。このボコボコ音について説明すると、水受槽8側から水流出口14を介して給水タンク10側へ空気が入るときに、水流出口14を介して、空気泡Aが形成される。この場合、水流出口14は比較的大径の間隙であるからから、この水流出口14を経て形成される空気泡Aは図3(A)に示すように比較的大径の空気泡Aとなり、この空気泡Aが給水タンク10内の水Wに溶けるときに、比較的大きなボコボコ音を生じるものである。本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決し、給水タンクからの水の補給時に発生するボコボコ音を低減できるようにした加湿器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、加湿用の水を収容するカートリッジ式の給水タンクと、この給水タンクから供給される水を受ける水受槽とを本体内に備えた加湿器において、上記給水タンクは、止水弁にて開閉される水流出口を有するタンクキャップを備え、上記止水弁は、弁棒と、この弁棒に中心部が取り付けられた弁体を備え、上記弁体は、円周方向に沿って複数個の小径の貫通孔が開けられた水平で所定幅の環状部と、この環状部の外周に沿って延長して設けられた下方向に所定長さ垂下される側壁部とから構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の加湿器において、上記貫通孔は、円周方向に沿って円形状の孔を所定間隔毎に複数個形成するようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の加湿器において、上記環状部の内側には、椀状の止水部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の加湿器においては、止水弁における弁体の環状部に開けられた複数個の貫通孔を介して空気泡が給水タンク内へ入りこむので、その空気泡の径が従来のものよりも小径となる分、ボコボコ音を低減させることができ、しかも、このボコボコ音の低減を特別な付加装置を要せず、簡素、安価な止水弁の構成で実現させることができる。
請求項2に記載の加湿器においては、請求項1の効果に加えて、貫通孔を円周方向に所定間隔を隔てて設けることで、複数個の貫通孔が給水タンク内に均一な間隔で配されるため、局部的に大きな音となることはない。
請求項3に記載の加湿器においては、請求項1の効果に加えて、貫通孔が開けられた環状部の内側には、椀状の止水部が形成されているから、空気泡は上記椀状部で案内され、一方、側壁部で抑止されて、水平の環状部の貫通孔から小径の空気泡となって給水タンクへ入りこむ作用が適切に行われる。
以下、本発明の実施の形態を図1及び図2に基いて説明する。図1に示すように、本発明はカートリッジ式の給水タンクと水受槽との構成を改良したもので、他の構成は従来のものと同等のもので良い。そこで、図1中、従来構成と同等の部分には図4と同一の符号を付して示し、その説明は省略する。
本発明の一実施形態の加湿器は、その給水タンク10Aのタンクキャップ13内に配置される止水弁20を、図1及び図2に示すように構成した点に本発明の構成上の特徴がある。
図2(A)、(B)は本発明の要部の構成を示す拡大図で、同図(A)に示すように止水弁20は、その弁体21を中央の弁棒15に嵌着された断面が椀状の止水部22と、この止水部22の外周を延長して一体的に設けられる水平に配置されるパッキンの機能も有する環状部23と、この環状部23の外周に一体的に設けられる下方へ垂下するフランジの機能を有する側壁部24を備え、環状部23に、特に図2(B)に示すように円周方向に所定間隔で形成した水流出口14よりも小径となる複数個の貫通孔25を形成して構成される。なお、10aは給水タンク10Aの取っ手である。
本発明の一実施形態の加湿器においても、給水タンク10Aから供給又は補給された水Wが加熱水槽7において、電気加熱器6により加熱沸騰により発生した蒸気Sが蒸気導通筒19を介して上方へ導かれ、蒸気放出口2から室内へ放出され、室内を加湿する。この結果、加熱水槽7の水位が下がると、これと連通されている水受槽8の水位も下がる。これら両者の水位が一定の水位まで低下すると、給水タンク10Aは、その内外で気圧差を生じ、気圧を一定に保持するため、給水タンク10A内の水と給水タンク10A外の空気が入れ代わろうとする力が働く。
このため、水受槽8側から水流出口14を経て給水タンク10A側へ入ろうとする空気は、止水弁20の弁体21を構成する椀状の止水部22の斜面部で案内され、かつ、側壁部24で抑制されて環状部23の複数個の貫通孔25を経て小径の空気泡aとなって給水タンク10A内へ流入する。この空気泡aはやがて、給水タンク10A内の水Wに溶け込むときにボコボコという音を生ずるが本発明では止水弁20の弁体21の貫通孔25で水泡を比較的小径のものとなるようにしているので、ボコボコ音は従来のものよりも大幅に低減される。
本発明は、図1及び図2に示した構成の加湿器の構成に限定されない。例えば、止水弁の弁体は図1及び図2に示すものでは、弁棒に装着した椀状の止水部に対し、水平の環状部を連結する構成の場合を示したが、この止水部は椀状でなく水平に形成されていても良い。また、本発明の給水タンクの外形形状、加熱水槽、蒸気導通筒、蒸気放出口等の外形及び内部形状も図1に示したものと基本的作用が同じであれば変形、改良されたものと置換してもよい。
また、上記実施の形態では加熱体となる電気加熱器と加熱水槽を別体に構成した例を示したが、両者を一体にする構成、即ち、加熱水槽の底壁部に電気加熱器を構成するヒータを埋設してもよい。
また、図1に示す周壁8Aの代りに、加熱水槽7近傍の水受槽8の底壁に臨む方向に仕切り壁を設け、この仕切り壁の底部を水受槽の底壁とは隙間を形成することで連通孔9の役目を持たせる構成としてもよい。
本発明を適用した加湿器の一実施の形態を示す縦断正面図である。 同図(A)は、本発明の要部である給水タンクと水受槽及び水受槽内に配置されている止水弁の構成を取り出して描いた拡大縦断正面図、同図(B)は止水弁の弁体の平面図である。 同図(A)は従来のものの給水タンクと水受槽及び水受槽内に配置されている止水弁の構成を取り出して描いた拡大縦断正面図、同図(B)は止水弁の弁体の平面図である。 従来例の加湿器の全体構造を示す縦断正面図である。
符号の説明
2 蒸気放出口
6 電気加熱器(加熱体)
7 加熱水槽
8 水受槽
9 連通孔
10A 給水タンク
13 タンクキャップ
14 水流出口
15 弁棒
16 ばね
17 弁座
19 蒸気導通筒
20 止水弁
21 弁体
22 止水部
23 環状部
24 側壁部
25 貫通孔

Claims (3)

  1. 加湿用の水を収容するカートリッジ式の給水タンクと、この給水タンクから供給される水を受ける水受槽とを本体内に備えた加湿器において、
    上記給水タンクは、止水弁にて開閉される水流出口を有するタンクキャップを備え、
    上記止水弁は、弁棒と、この弁棒に中心部が取り付けられた弁体を備え、
    上記弁体は、円周方向に沿って複数個の小径の貫通孔が開けられた水平で所定幅の環状部と、この環状部の外周に沿って延長して設けられた下方向に所定長さ垂下される側壁部とから構成されていることを特徴とする加湿器。
  2. 上記貫通孔は、円周方向に沿って円形状の孔を所定間隔毎に複数個形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 上記環状部の内側には、椀状の止水部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
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