JP4541284B2 - 弁構造及び液体タンク - Google Patents

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Description

本発明は、逆止弁を備える弁構造、及びそれを備える液体タンクの構成に関する。
特許文献1には、加湿器用の水を収容するカートリッジ式の給水タンクが開示されており、この給水タンクは、止水弁にて開閉される水流出口を有するタンクキャップを備えた構成になっている。
特開2005−127713号公報
しかし、上記特許文献1の構成は、タンク内の水が水流出口を介して加湿器本体側へ供給され、水量が少なくなるに従って、タンク内上層の空気が負圧になり易く、これが円滑な水供給を阻害してしまうおそれがある。装置への水供給が停止すると装置にトラブルが生じたり、あるいは装置の保護機能により停止してしまい、運転を継続できないという問題がある。
本願発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、内部の液体が外部へ供給されるに従って空気をタンク内に供給することで負圧を回避できるような弁構造であって、且つ当該弁構造を介して液体が漏れないような構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下のように構成する、弁構造が提供される。即ち、液体タンクの壁面に設けられた弁構造において、開口を閉鎖可能な弁体と、この弁体を押動して開弁させる第1の位置と、前記弁体の押動を解除する第2の位置と、の少なくとも2つの位置に移動可能な押動体と、を備える。弁構造を第1の向きとしたときは、前記押動体が自重により前記第1の位置に移動することで前記弁体を開弁させる。弁構造を前記第1の向きと異なる第2の向きとしたときは、前記押動体が自重により前記第2の位置に移動し、前記液体タンク内の液体の圧力のみによって前記弁体が閉弁する。
この構成により、弁構造を第2の向きとしたときには容易に閉弁して液漏れを防止できるとともに、第1の向きとしたときは押動体による弁体の押動によって確実に開弁させることができる。
前記の弁構造においては、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記弁体は、開口を閉鎖可能な弁部と、この弁部から突出される突出部と、を備える。前記押動体は、前記第1の位置においては前記突出部を押して傾動し、前記第2の位置においては前記突出部の傾動を解除する。
この構成により、弁構造を第1の向きとしたときに、押動体による突出部の傾動によって弁体を弁座から引き剥がして確実に開弁させることができる。
前記の弁構造においては、前記押動体は前記第2の位置において前記突出部に接触しないように構成されていることが好ましい。
この構成により、弁構造を第2の向きとしたときに押動体が突出部を傾動するのを確実に回避できるので、弁構造の意図に反する開弁を防止できる。
前記の弁構造においては、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記押動体を収容するための円形状の収容空間を備える。この収容空間の中心に前記突出部が配置されるとともに、当該突出部は360°どの方向へも傾動可能に構成されている。
この構成により、弁構造の取付向きが何れであっても、前記第1の向きとすれば、押動体が突出部を確実に傾動して弁体を開弁させることができる。
前記の弁構造においては、前記突出部を遊挿させて支持する支持部を備えることが好ましい。
この構成により、支持部と突出部との間に遊びが形成されるので、突出部を容易に押動体によって傾動させることができる。
前記の弁構造においては、前記押動体は鋼球であることが好ましい。
この構成により、広く普及している鋼球を押動体として採用することによって、製造コストを低減できる。
前記の弁構造においては、前記第1の位置は、前記押動体の収容空間を構成する壁部に備えられた凹部に前記押動体が落ち込んだ位置であり、前記第2の位置は、前記凹部に前記押動体が落ち込んでいない位置であることが好ましい。
この構成により、突出部の傾動/傾動解除を切換可能な簡素な構成を実現できる。
前記の弁構造においては、前記弁体は弁座に対して接離可能に構成されるとともに、前記第1の向きは前記弁座がほぼ水平な向きであり、前記第2の向きは前記弁座がほぼ垂直な向きであることが好ましい。
この構成により、ほぼ90°回転させることで開閉切換が可能な簡素な弁構造を提供できる。
本発明の第2の観点によれば、上記の弁構造を備えた液体タンクが提供される。
この構成により、必要なときに空気を液体タンク内へ適切に供給できるとともに、液漏れを確実に防止することができる。
前記の液体タンクにおいては、前記弁構造がそのタンクキャップに備えられていることが好ましい。
この構成により、容器本体側が複雑な構成とならないので、製造コストを低減することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る弁構造を備えた給水タンクの使用方法を示す図であって、(a)は給水タンク内に水を注ぐ様子を示す図、(b)は水を充填した給水タンクを運搬する様子を示す図、(c)は装置に給水タンクをセットした様子を示す図である。図2は図1(b)に対応する弁構造の様子を示す断面拡大図、図3は図1(c)に対応する弁構造の様子を示す断面拡大図である。
図1(a)には装置に水を供給するためのカートリッジ式の給水タンク(液体タンク)1が示され、この給水タンク1は、水(液体)を貯溜可能な中空の容器本体2と、この容器本体2に形成された円形の開口部3と、開口部3を閉鎖可能な円形ネジ蓋式のタンクキャップ4と、前記容器本体2の適宜位置に設けられた排出口5と、この排出口5を開閉可能な排出弁6と、を備えている。
前記容器本体2は例えば合成樹脂により細長い中空形状に成形され、その側部には運搬のための取っ手7が一体形成されている。また、前記タンクキャップ4には空気孔8が設けられるとともに、当該空気孔8からの空気を容器本体2内に供給するとともに、容器本体2内からの空気孔8を介した水漏れを阻止する弁構造9が設けられている。
以上の構成で、装置に水を供給するには、図1(a)に示すように、先ず給水タンク1を横置きしてタンクキャップ4を外し、露出した開口部3に向けて水を注ぐ。なおこのとき、前記排出弁6は閉弁している。十分な量の水を容器本体2内に充填した後、タンクキャップ4で開口部3を閉鎖し、図1(b)に示すように、取っ手7に手を掛けて縦向きに吊り下げるようにして(このとき空気孔8及び弁構造9は給水タンク1の側部に位置する)、目的の装置まで運搬する。この運搬時においては、水面が空気孔8より上位にあったとしても、弁構造9は閉弁しているので水が空気孔8から漏れ出ることはない。続いて図1(c)に示すように、空気孔8及び弁構造9が給水タンク1の上面側に位置するように、装置10に対して給水タンク1を横向きにセットし、前記排出口5を装置10の水導入口11へ差し込む。すると、装置10側の適宜の機構が前記排出弁6を強制開弁させるので、容器本体2内の水を水導入口11を介して装置10側へ供給することができる。このセット時においては、弁構造9は開弁しているので、空気は空気孔8から容器本体2内に適宜供給され、容器本体2内の空気の圧力を大気圧と等しく保持することができる。
次に図2を参照して、前記弁構造9を詳細に説明する。この弁構造9は前記タンクキャップ4の内部(裏面側)に設けられるものであって、当該弁構造9は、弁座21に対して接離可能な弁体22を備えている。この弁体22は、傘部(弁部)23と、この傘部23の中心から突出するように一体形成された丸棒状の棒部(突出部)24と、を有する略キノコ状に構成している。そして、前記傘部23が前記弁座21に対して密着することで、当該弁座21に貫通状に設けられた流通孔(開口)25を閉鎖して閉弁するように構成している。
前記タンクキャップ4の裏面からは円筒状の収容壁26が突出されており、この収容壁26の内部に、円形状の鋼球収容空間27が形成される。この鋼球収容空間27の内部に、押動体としての鋼球28が1個収容されている。円形に形成した前記鋼球収容空間27の直径は、鋼球28の直径の2倍を若干上回る程度に設定されている。タンクキャップ4に形成される貫通孔状の空気孔8は、この鋼球収容空間27と外部空間とを連通するように設けられている。
前記収容壁26の先端面には弁座部材29が固着されており、この弁座部材29によって前記鋼球収容空間27が覆われる。即ち、弁座部材29は、前記収容壁26等とともに、鋼球収容空間27の壁部を構成している。なお、弁座部材29と収容壁26との固着部分には、水漏れを防止するための適宜のシール部材が備えられていても良い。
この弁座部材29は略円板状に構成されており、当該弁座部材29の前記鋼球収容空間27側と反対側の面には、前記弁座21が形成されている。弁座部材29の鋼球収容空間27側を向く面には、円形の凹部30が形成される。この凹部30の直径は、前記鋼球収容空間27の直径よりも若干小さく設定されている。凹部30は前記鋼球収容空間27と同心させて配置されるとともに、その中心には、前記弁体22の備える棒部24を支持するための支持孔(支持部)31が形成されている。この支持孔31の周囲には、前記流通孔25が円周上に複数並べて形成されている。この流通孔25は、容器本体2内の空間と鋼球収容空間27とを連通するように設けられている。
前記弁体22の棒部24は、タンクキャップ4の裏面側から前記支持孔31に遊挿され、その先端を前記鋼球収容空間27内へ突出させている。この結果、棒部24の基部が前記支持孔31によって適宜の遊びを有しつつ支持される。また、前記棒部24の基部寄りの部位には球状の大径部32が一体形成されており、この大径部32によって前記棒部24の抜止めがなされている。なお、前記棒部24は、円形に形成した前記鋼球収容空間27のほぼ中心部に配置されており、この棒部24の周囲360°の何れにも前記鋼球28が位置できるように構成されている。
以上の構成で、図2には給水タンク1を図1(b)に示す姿勢としたとき(弁座21が垂直に向けられたとき)の弁構造9の状態が示されている。このとき、鋼球28は自重によって鋼球収容空間27の下端位置(径方向外方の位置、第2の位置)に移動しており、この状態では鋼球28は前記棒部24に接触していない。そして、弁体22は容器本体2内の水圧により押されて傘部23を弁座21に密着させるので、閉弁状態が実現され、容器本体2内の水が流通孔25や空気孔8を通じて外部に漏れることはない。
一方、給水タンク1を図1(c)に示す姿勢としたとき(弁座21が水平に向けられたとき)の弁構造9の状態が図3に示される。このとき、弁座部材29が鋼球28の下側に位置するので、鋼球28は弁座部材29の上面に形成された前記凹部30内に落ち込むように自重によって移動する。即ち、鋼球28は鋼球収容空間27の若干中心側の位置(径方向内方の位置、第1の位置)へ自重によって移動する。これにより、前記弁体22の棒部24は鋼球28によって押し倒されて傾き、これにより傘部23が斜めになって弁座21から確実に離間され、開弁する。この結果、空気は空気孔8及び流通孔25を通じて容器本体2内に入ることができる。
なお、本実施形態の弁構造9において仮に鋼球28を省略した場合でも、図3の姿勢とすれば弁体22が自重によって自然に下降し、傘部23が弁座21から離れて開弁することは可能である。しかしながら、前記弁座21や傘部23に付着した水の表面張力や、水中に混入した不純物の粘着力によって、傘部23が弁座21に貼り付いて落下しない恐れも大きい。この点、本実施形態では、鋼球28が棒部24に寄り掛かるようにして弁体22の全体を傾動するので、傘部23が弁座21から引き剥がされ、スムーズに弁構造9を開弁させることができる。従って、空気を容器本体2内に確実に供給して容器本体2内の圧力を大気圧と等しくし、図1(c)に示す装置10へ容器本体2内の水を円滑に供給することができる。
以上に示すように、本実施形態の弁構造9は、流通孔25を閉鎖可能な弁体22を備えるとともに、この弁体22を押動して開弁させる第1の位置(図3)と、前記弁体22の押動を解除する第2の位置(図2)と、の少なくとも2つの位置に移動可能な鋼球28と、を備える。そして、弁構造9を第1の向き(図3)としたときは、前記鋼球28が自重により前記第1の位置に移動することで前記弁体22を開弁させる。一方、弁構造9を前記第1の向きと異なる第2の向き(図2)としたときは、前記鋼球28が自重により前記第2の位置に移動し、給水タンク1内の水圧によって前記弁体22が閉弁する。
これにより、弁構造9を第2の向き(図2)としたときには容易に閉弁して水漏れを防止できるとともに、第1の向き(図3)としたときは鋼球28による弁体22の押動によって弁体22を確実に開弁させることができる。
また、本実施形態では、前記弁体22は、流通孔25を閉鎖可能な傘部23と、この傘部23から突出される棒部24と、を備える。そして、前記鋼球28は、前記第1の位置(図3)においては前記棒部24を押して傾動し、前記第2の位置(図2)においては前記棒部24の傾動を解除する。これにより、弁構造9を第1の向き(図3)としたときは、鋼球28による棒部24の傾動によって弁体22を弁座21から引き剥がし、より確実に開弁させることができる。
また、本実施形態では、前記鋼球28は前記第2の位置(図2)において前記棒部24に接触しないように構成されている。これにより、前記第2の向きとしたときに鋼球28が棒部24を押動するのを確実に回避できるので、弁構造9の意図に反する開弁を防止できる。
更に、本実施形態の弁構造9は、前記鋼球28を収容するための円形状の鋼球収容空間27を備え、この鋼球収容空間27の中心に前記棒部24が配置されるとともに、当該棒部24は360°どの方向へも傾動可能に構成されている。よって、弁構造9の取付向きを特定の向きに合わせる必要がなくなる。例えば本実施形態の弁構造9は、開口部3を閉鎖するネジ蓋としてのタンクキャップ4に備えられており、タンクキャップ4の捩じ込み具合によって弁構造9が様々な回転位相に向けられることになる。しかしながら、本実施形態の弁構造9は、どの向きに向けられても、図1(c)の姿勢としたときに棒部24が鋼球28によって押され、確実に開弁するのである。
また、前記支持孔31は前記棒部24を遊挿させて支持しているので、その遊びの分だけ棒部24を容易に鋼球28によって傾動させることができる。
また、本実施形態では、鋼球28によって棒部24を傾動するように構成している。即ち、広く一般に流通しておりコストも安価な鋼球28を押動体として採用しているので、製造コストを低減できる。
また、本実施形態では、前記第1の位置において、前記鋼球28は図3に示すように、弁座部材29に備えられた凹部30に落ち込んでいる。一方、前記第2の位置では、鋼球28は前記凹部30に落ち込んでいない。これにより、棒部24の傾動/傾動解除を切換可能な簡素な構成が実現されている。
また、前記の弁構造9においては、前記弁体22は弁座21に対して接離可能に構成されるとともに、前記第1の向き(図3)は弁座21がほぼ水平な向きであり、前記第2の向き(図2)は弁座21がほぼ垂直な向きとなるように設定されている。これにより、90°回転させることで開閉切換が可能な簡素な弁構造9を提供できる。
また、本実施形態の給水タンク1は前述の弁構造9を備えているので、必要なときに空気をタンク内部に適切に供給できるとともに、水漏れを確実に防止することができる。
更に、前記の弁構造9がタンクキャップ4に備えられているので、容器本体2側が複雑な構成とならず、製造コストを低減することができる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記は一例であって、例えば以下のように変更することができる。
弁体22等の形状は種々変更することができ、例えば傘部23を板状や円錐状に構成したり、棒部24を傘部23の中心以外から突出させるように変更することができる。また、丸棒状の棒部24に代えて、例えば角棒状に突出される棒部としたり、板状に突出される板状部としたりすることができる。また、弁体は、棒部を省略して、鋼球28が傘部(弁部)を直接押して、スライド移動させたり傾動させる等して弁体を開弁させる構成に変更することができる。また、円形状の凹部30を、前記支持孔31を中心とする環状の溝に変更することができる。
弁体22を押動する押動体としては、前記鋼球28の代わりに、直方体、棒状体、多角柱体、錘体等、様々な形状のものを採用することができる。また、押動体の材質も鋼に限定されず、他の様々な素材に変更することができる。
給水タンク1の形状や使用態様、弁構造9の個数や配置等は任意であり、事情に応じて変更することができる。例えば、上記の弁構造9は、タンクキャップ4のみならず、給水タンク1の本体部分に備えさせるように変更することができる。
また、上記の弁構造9は、給水タンクのほか、他の液体タンク、例えばオイルタンクや燃料タンク等にも適用することができる。更には、上記の弁構造9は、液体を貯溜するタンク以外の構成にも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る弁構造を備えた給水タンクの使用方法を示す図であって、(a)は給水タンク内に水を注ぐ様子を示す図、(b)は水を充填した給水タンクを運搬する様子を示す図、(c)は装置に給水タンクをセットした様子を示す図。 図1(b)に対応する弁構造の様子を示す断面拡大図。 図1(c)に対応する弁構造の様子を示す断面拡大図。
符号の説明
1 給水タンク(液体タンク)
2 容器本体
3 開口部
4 タンクキャップ
8 空気孔
9 弁構造
10 装置
11 水導入口
21 弁座
22 弁体
23 傘部(弁部)
24 棒部(突出部)
25 流通孔(開口)
26 収容壁
27 鋼球収容空間
28 鋼球(押動体)
29 弁座部材
30 凹部
31 支持孔(支持部)
32 大径部

Claims (10)

  1. 液体タンクの壁面に設けられた弁構造において、
    開口を閉鎖可能な弁体と、
    この弁体を押動して開弁させる第1の位置と、前記弁体の押動を解除する第2の位置と、の少なくとも2つの位置に移動可能な押動体と、
    を備え、
    弁構造を第1の向きとしたときは、前記押動体が自重により前記第1の位置に移動することで前記弁体を開弁させ、
    弁構造を前記第1の向きと異なる第2の向きとしたときは、前記押動体が自重により前記第2の位置に移動し、前記液体タンク内の液体の圧力のみによって前記弁体が閉弁することを特徴とする、弁構造。
  2. 請求項1に記載の弁構造であって、
    前記弁体は、開口を閉鎖可能な弁部と、この弁部から突出される突出部と、を備え、
    前記押動体は、前記第1の位置においては前記突出部を押して傾動し、前記第2の位置においては前記突出部の傾動を解除することを特徴とする弁構造。
  3. 請求項2に記載の弁構造であって、前記押動体は前記第2の位置において前記突出部に接触しないように構成されていることを特徴とする弁構造。
  4. 請求項2又は3に記載の弁構造であって、
    前記押動体を収容するための円形状の収容空間を備え、
    この収容空間の中心に前記突出部が配置されるとともに、当該突出部は360°どの方向へも傾動可能に構成されていることを特徴とする弁構造。
  5. 請求項2から4までの何れか一項に記載の弁構造であって、前記突出部を遊挿させて支持する支持部を備えることを特徴とする弁構造。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の弁構造であって、前記押動体は鋼球であることを特徴とする弁構造。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の弁構造であって、前記第1の位置は、前記押動体の収容空間を構成する壁部に備えられた凹部に前記押動体が落ち込んだ位置であり、前記第2の位置は、前記凹部に前記押動体が落ち込んでいない位置であることを特徴とする弁構造。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の弁構造であって、
    前記弁体は弁座に対して接離可能に構成されるとともに、
    前記第1の向きは前記弁座がほぼ水平な向きであり、前記第2の向きは前記弁座がほぼ垂直な向きであることを特徴とする弁構造。
  9. 請求項1から8までの何れか一項に記載の弁構造を備える液体タンク。
  10. 請求項9に記載の液体タンクであって、前記弁構造がタンクキャップに備えられていることを特徴とする液体タンク。
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