JP6161982B2 - 共振型コンバータ - Google Patents
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Description
図2は、特許文献1、2等に記載された従来のHBLLCコンバータの構成を示す回路図である。
約50%のデューティ・サイクルで、ハーフブリッジ構成のMOSFET2とMOSFET3とが交互にオン/オフし、その切り替え時に、デッド・タイムと呼ばれる両方のMOSFET2,3がオフしている期間があり、その期間内で、MOSFET2,3がソフト・スイッチング(即ち、ゼロ・ボルト・スイッチ(ZVS))している。
従来のHBLLCコンバータにおいて、例えば、出力電力が12V1kWにもなると、出力電流が83Aにも達する。そのため、高効率で小型化を達成しようとすると、トランス4を含めた2次側の構成が大電流のために難しくなるという課題があった。又、コンデンサ5は、常時、入力電圧Vinによって充電されるため、起動時(例えば、MOSFET2,3のターンオン時)に発生する突入電流も大きいという課題があった。
(1) 直列に接続された第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子と並列に2つの第1、第2共振回路を設けている。そのため、従来に比べて、各共振回路に流れる共振電流は、1/2になり、それぞれの2次側に流れる電流も、1/2になるため、導通損失が減り、高効率である。
図1は、本発明の実施例1における共振型コンバータの1つであるHBLLCコンバータの基本構成を示す回路図である。
約50%のデューティ・サイクルで、ハーフブリッジ構成のMOSFET11とMOSFET12とが交互にオン/オフし、その切り替え時に、デッド・タイムと呼ばれる両方のMOSFET11,12がオフしている期間があり、その期間内で、MOSFET11,12がソフト・スイッチングしている。
本実施例1のHBLLCコンバータによれば、従来のHBLLCコンバータに比較して、次の(a)〜(d)のような効果がある。
図3は、本発明の実施例2におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には、共通の符号が付されている。
本実施例2のHBLLCコンバータでは、実施例1のHBLLCコンバータとほぼ同様の動作が行われる。
本実施例2のHBLLCコンバータによれば、実施例1の効果(a)〜(d)とほぼ同様の効果があり、更に、次の(e)、(f)のような効果もある。
図4は、本発明の実施例3におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図であり、実施例2を示す図3中の要素と共通の要素には、共通の符号が付されている。
本実施例3のHBLLCコンバータでは、実施例2のHBLLCコンバータとほぼ同様の動作が行われる。
本実施例3のHBLLCコンバータによれば、実施例1の効果(a)〜(d)及び実施例2の効果(e)とほぼ同様の効果があり、更に、次の(g)のような効果もある。
図5(a)、(b)は、本発明の実施例4におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図であり、同図(a)はHBLLCコンバータの全体の回路図、及び、同図(b)は同図(a)中のトランスにおける1次巻線の巻線状態を示す図である。この図5(a)、(b)では、実施例2を示す図3中の要素と共通の要素には、共通の符号が付されている。
本実施例4のHBLLCコンバータでは、実施例2のHBLLCコンバータとほぼ同様の動作が行われる。
本実施例4のHBLLCコンバータによれば、実施例2とほぼ同様の効果があり、更に、次の(h)のような効果もある。
本発明は、上記実施例1〜4に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(i)〜(iii)のようなものがある。
11,12,61〜66 MOSFET
13,14 共振用コンデンサ
20,20A,21,22,51 トランス
20a1,20a2,20a3,21a,22a 1次巻線
20b1,20b2,20b3、21b,22b 2次巻線
21c,22c 漏れインダクタンス
20d1,20d2,20d3,21d,22d 励磁インダクタンス
31〜34 整流用ダイオード
40 平滑用出力コンデンサ
50 チョークコイル
Claims (5)
- 直流電源に直列に接続され、交互にオン/オフする第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子と、
共振用の第1コンデンサと、第1インダクタンスと、並列に接続された第1トランスの1次巻線及び第2インダクタンスとが、前記第1スイッチ素子の両電極間に直列に接続された第1共振回路と、
共振用の第2コンデンサと、第3インダクタンスと、並列に接続された第2トランスの1次巻線及び第4インダクタンスとが、前記第2スイッチ素子の両電極間に直列に接続された第2共振回路と、
前記第1トランスの2次巻線及び前記第2トランスの2次巻線に接続され、前記第1スイッチ素子又は前記第2スイッチ素子がオン状態の時に、前記第1トランスの2次巻線から出力される第1交流電力と前記第1交流電力と同時に前記第2トランスの2次巻線から出力される第2交流電力とをそれぞれ整流及び平滑して1つの直流電力を出力する整流平滑回路と、
を備え、
前記整流平滑回路は、
前記第1トランスの2次巻線から出力される前記第1交流電力を全波整流して第1直流電力を出力する一対の整流ダイオードと、前記第1交流電力と同時に前記第2トランスの2次巻線から出力される前記第2交流電力を全波整流して第2直流電力を出力する一対の整流ダイオードと、を有する整流回路と、
前記第1直流電力及び前記第2直流電力を平滑して前記1つの直流電力を出力する平滑用出力コンデンサを有する平滑回路と、
を備える共振型コンバータであって、
第1トランス及び前記第2トランスは、
前記第1トランスの1次巻線と前記第2トランスの1次巻線とを有する1つの共用トランスにより構成され、
前記第1インダクタンスと前記第3インダクタンスとは、1つの共用インダクタンスにより構成されていることを特徴とする共振型コンバータ。 - 前記共用インダクタンスは、チョークコイルであり、
前記第2インダクタンスは、前記第1トランスの励磁インダクタンスであり、
前記第4インダクタンスは、前記第2トランスの励磁インダクタンスである、
ことを特徴とする請求項1記載の共振型コンバータ。 - 前記共用インダクタンスは、トランスにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の共振型コンバータ。
- 前記共用トランスは、3つの1次巻線と3つの2次巻線とを有するトランスにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の共振型コンバータ。
- 前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、MOSFET又は絶縁ゲートバイポーラトランジスタにより構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の共振型コンバータ。
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