JP6161982B2 - 共振型コンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、直流(以下「DC」という。)/DC変換を行う共振型コンバータ、特に、ハーフブリッジLLCコンバータ(以下「HBLLCコンバータ」という。)に関するものである。
共振型コンバータの中で、HBLLCコンバータが知られている。
図2は、特許文献1、2等に記載された従来のHBLLCコンバータの構成を示す回路図である。
このHBLLCコンバータは、一般的に、1kW程度までの小容量から中容量までに適したスイッチング電源装置であり、DC入力電圧Vinを供給するDC電源1の正電極及び負電極間に、直列に接続された2つのNチャネル型MOSFET2,3を有している。MOSFET2,3は、図示しない制御部から出力されるスイッチ駆動信号によりオン/オフ動作する。一方のMOSFET2のソース・ドレイン間には、寄生ダイオード2a及び寄生容量2bが並列に接続されている。他方のMOSFET3のソース・ドレイン間にも、寄生ダイオード3a及び寄生容量3bが並列に接続されている。MOSFET2のソースとMOSFET3のドレインとは、接続点N1で接続されている。接続点N1とMOSFET3のソースとの間には、トランス4の漏れインダクタンス4cと、並列に接続されたトランス4の1次巻線4a及び励磁インダクタンス4dと、共振用コンデンサ5と、が直列に接続された共振回路が設けられている。
トランス4の2次巻線4bにおける巻き始め側には、整流用ダイオード6を介して接続点N2が接続されている。2次巻線4bにおける巻き終わり側には、整流用ダイオード7を介して、接続点N2が接続されている。2次巻線4bの中間タップは、グランドに接続されている。この2次巻線4bの中間タップと接続点N2との間には、平滑用出力コンデンサ8が接続されている。出力コンデンサ8から出力されるDC出力電圧Voutは、この出力コンデンサ8に並列接続された負荷RLへ供給される。
このような構成のHBLLCコンバータでは、次のように動作する。
約50%のデューティ・サイクルで、ハーフブリッジ構成のMOSFET2とMOSFET3とが交互にオン/オフし、その切り替え時に、デッド・タイムと呼ばれる両方のMOSFET2,3がオフしている期間があり、その期間内で、MOSFET2,3がソフト・スイッチング(即ち、ゼロ・ボルト・スイッチ(ZVS))している。
例えば、MOSFET2がオン状態で、MOSFET3がオフ状態の時は、DC電源1の正電極から出力された電流は、MOSFET2のドレイン・ソース→接続点N1→漏れインダクタンス4c→トランス4の1次巻線4a及び励磁インダクタンス4d→コンデンサ5→DC電源1の負電極、という経路で流れる。トランス4の1次巻線4aに電流が流れると、2次巻線4bに誘導電流が流れる。すると、トランス4の2次巻線4bにおける巻き始め側に接続されたダイオード6がオン状態になり、2次巻線4bの巻き始め側から出力された誘導電流は、ダイオード6→接続点N2→出力コンデンサ8→2次巻線4bの中間タップ、という経路で流れる。
これに対し、MOSFET2がオフ状態で、MOSFET3がオン状態の時は、コンデンサ5に蓄積された電荷が、トランス4の1次巻線4a及び励磁インダクタンス4d→漏れインダクタンス4c→接続点N1→MOSFET3のドレイン・ソース→コンデンサ5、という経路で放電される。トランス4の1次巻線4aに電流が流れると、2次巻線4bに誘導電流が流れる。すると、トランス4の2次巻線4bにおける巻き終わり側に接続されたダイオード7がオン状態になり、2次巻線4bの巻き終わり側から出力された誘導電流は、ダイオード7→接続点N2→出力コンデンサ8→2次巻線4bの中間タップ、という経路で流れる。これにより、出力コンデンサ8の両電極間からDC出力電圧Voutが出力され、負荷RLへ供給される。
出力電圧Voutの制御は、MOSFET2,3のオン/オフによる発振周波数を制御する。発振周波数を上げると、出力電圧Voutが下がり、発振周波数を下げると、出力電圧Voutが上がる。
特開2011−35164号公報 特開2013−27066号公報
しかしながら、従来のHBLLCコンバータでは、次のような課題があった。
従来のHBLLCコンバータにおいて、例えば、出力電力が12V1kWにもなると、出力電流が83Aにも達する。そのため、高効率で小型化を達成しようとすると、トランス4を含めた2次側の構成が大電流のために難しくなるという課題があった。又、コンデンサ5は、常時、入力電圧Vinによって充電されるため、起動時(例えば、MOSFET2,3のターンオン時)に発生する突入電流も大きいという課題があった。
本発明の共振型コンバータは、DC電源に直列に接続され、交互にオン/オフする第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子と、第1共振回路と、第2共振回路と、整流平滑回路と、を備えている。
前記第1共振回路は、共振用の第1コンデンサと、第1インダクタンスと、並列に接続された第2インダクタンス及び第1トランスの1次巻線とが、前記第1スイッチ素子の両電極間に直列に接続されて構成されている。前記第2共振回路は、共振用の第2コンデンサと、第3インダクタンスと、並列に接続された第4インダクタンス及び第2トランスの1次巻線とが、前記第2スイッチ素子の両電極間に直列に接続されて構成されている。前記整流平滑回路は、前記第1トランスの2次巻線及び前記第2トランスの2次巻線に接続され、前記第1スイッチ素子又は前記第2スイッチ素子がオン状態の時に、前記第1トランスの前記2次巻線から出力される第1交流(この「交流」を以下「AC」という。)電力と前記第1AC電力と同時に前記第2トランスの前記2次巻線から出力される第2AC電力とをそれぞれ整流及び平滑して1つのDC電力を出力する回路である。
そして、前記整流平滑回路は、前記第1トランスの2次巻線から出力される前記第1AC電力を全波整流して第1DC電力を出力する一対の整流ダイオードと、前記第1AC電力と同時に前記第2トランスの2次巻線から出力される前記第2AC電力を全波整流して第2DC電力を出力する一対の整流ダイオードと、を有する整流回路と、前記第1DC電力及び前記第2DC電力を平滑して前記1つのDC電力を出力する平滑用出力コンデンサを有する平滑回路と、を備えている。更に、第1トランス及び前記第2トランスは、前記第1トランスの1次巻線と前記第2トランスの1次巻線とを有する1つの共用トランスにより構成され、前記第1インダクタンスと前記第3インダクタンスとは、1つの共用インダクタンスにより構成されていることを特徴とする。
本発明の共振型コンバータによれば、次の(1)〜(4)のような効果がある。
(1) 直列に接続された第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子と並列に2つの第1、第2共振回路を設けている。そのため、従来に比べて、各共振回路に流れる共振電流は、1/2になり、それぞれの2次側に流れる電流も、1/2になるため、導通損失が減り、高効率である。
(2) 第1インダクタンス及び第1コンデンサに流れる電流と、第3インダクタンス及び第2コンデンサに流れる電流とが、それぞれ1/2になる。そのため、鉄損が少なくなり、更に、各コンデンサの耐圧が1/2になるため、選択がし易くなる。
(3) 各コンデンサは、常時、DC電源の1/2の電圧によって充電されるので、第1、第2スイッチ素子がターンオンすることで発生する突入電流は、従来の1/2に抑えられる。
(4) 交互にオン/オフする第1スイッチ素子又は第2スイッチ素子がオン状態の時に、1つの共用トランスからAC電力を出力しているので、トランスの利用効率が高く、しかも、2つのトランスを用いたものに比べて、低コスト化が図れる。又、第2、第4インダクタンスを大きくできるため、設計がし易くなり、その上、第1インダクタンスと第3インダクタンスとは1つの共用インダクタンスにより構成されているので、共振点付近での第1共振回路と第2共振回路とのバランスが良くなる。
図1は本発明の実施例1における共振型コンバータの1つであるHBLLCコンバータの基本構成を示す回路図である。 図2は従来のHBLLCコンバータの構成を示す回路図である。 図3は本発明の実施例2におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図である。 図4は本発明の実施例3におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図である。 図5は本発明の実施例4におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における共振型コンバータの1つであるHBLLCコンバータの基本構成を示す回路図である。
このHBLLCコンバータは、DC入力電圧Vinを供給するDC電源10の正電極及び負電極間に、直列に接続された第1スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)11及び第2スイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)12を有している。MOSFET11,12は、図示しない制御部から出力されるスイッチ駆動信号によりオン/オフ動作する。一方のMOSFET11のソース・ドレイン間には、寄生ダイオード11a及び寄生容量11bが並列に接続されている。他方のMOSFET12のソース・ドレイン間にも、寄生ダイオード12a及び寄生容量12bが並列に接続されている。MOSFET11のソースとMOSFET12のドレインとは、接続点N11で接続されている。
MOSFET11のドレインと接続点N11との間には、共振用の第1コンデンサ13と、第1インダクタンス(例えば、第1トランス21の漏れインダクタンス)21cと、並列に接続された第1トランス21の1次巻線21a及び第2インダクタンス(例えば、第1トランス21の励磁インダクタンス)21dと、接続点N12と、が直列に接続された第1共振回路が設けられている。MOSFET12のソースと接続点N11との間には、共振用の第2コンデンサ14と、第3インダクタンス(例えば、第2トランス22の漏れインダクタンス)22cと、並列に接続された第2トランス22の1次巻線22a及び第4インダクタンス(例えば、第2トランス22の励磁インダクタンス)22dと、接続点N12と、が直列に接続された第2共振回路が設けられている。トランス21における1次巻線21aの巻き終わり側と、トランス22における1次巻線22aの巻き終わり側とは、接続点N12で接続されている。この接続点N12とMOSFET11,12側の接続点N11とは、直接、接続されている。
トランス21は、2次巻線21bを有し、この2次巻線21bの中間タップが、接続点N13に接続されている。同様に、トランス22は、2次巻線22bを有し、この2次巻線22bの中間タップが、接続点N13に接続されている。2次巻線21b,22bには、整流平滑回路が接続されている。この整流平滑回路は、2次巻線21b,22bから出力されるAC電力を整流してDC電力を出力する4つの整流用ダイオード31,32,33,34からなる整流回路と、そのDC電力を平滑してDC出力電圧Voutを負荷RLへ供給する平滑用出力コンデンサ40からなる平滑回路と、により構成されている。
即ち、2次巻線21bの巻き初め側は、順方向のダイオード31を介して接続点N14に接続されると共に、2次巻線21bの巻き終わり側が、順方向のダイオード32を介して接続点N14に接続されている。同様に、2次巻線22bの巻き初め側は、順方向のダイオード33を介して接続点N14に接続されると共に、2次巻線22bの巻き終わり側が、順方向のダイオード34を介して接続点N14に接続されている。接続点N13は、グランドに接続されている。この接続点13,14間には、出力コンデンサ40が接続されている。出力コンデンサ40には、負荷RLが並列に接続されている。
本実施例1のHBLLCコンバータでは、MOSFET11,12と並列に、定数が等しい2つの第1共振回路及び第2共振回路が接続されている。即ち、トランス21とトランス22とは、電気特性が等しい。更に、コンデンサ13の容量値=コンデンサ14の容量値、トランス21の漏れインダクタンス21cの値=トランス22の漏れインダクタンス22cの値、トランス21の励磁インダクタンス21dの値=トランス22の励磁インダクタンス22d、となっている。
(実施例1の動作)
約50%のデューティ・サイクルで、ハーフブリッジ構成のMOSFET11とMOSFET12とが交互にオン/オフし、その切り替え時に、デッド・タイムと呼ばれる両方のMOSFET11,12がオフしている期間があり、その期間内で、MOSFET11,12がソフト・スイッチングしている。
DC電源10の正極から流れる電流は、コンデンサ13→漏れインダクタンス21c→トランス21の1次巻線21a及び励磁インダクタンス21d→接続点N12→トランス22の1次巻線22a及び励磁インダクタンス22d→漏れインダクタンス22c→コンデンサ14→DC電源10の負極、の経路で流れる。そのため、各コンデンサ13,14は、常時、Vin/2によって充電されている。
例えば、MOSFET11がオン状態で、MOSFET12がオフ状態の時は、DC電源1の正電極から出力された電流(=従来の1/2の電流)は、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→接続点N12→トランス22の1次巻線22a及び励磁インダクタンス22d→漏れインダクタンス22c→コンデンサ14→DC電源10の負電極、という経路で流れる。
トランス22の1次巻線22aに電流が流れると、2次巻線22bに誘導電流(従来の1/2の電流)が流れる。すると、トランス22の2次巻線22bにおける巻き終わり側に接続されたダイオード34がオン状態になり、2次巻線22bの巻き終わり側から出力された誘導電流が、ダイオード34→接続点N14→出力コンデンサ40→接続点N13→2次巻線22bの中間タップ、という経路で流れる。
同時に、コンデンサ13に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→接続点N12→トランス21の1次巻線21a及び励磁インダクタンス21d→漏れインダクタンス21c→コンデンサ13、という経路で流れる。
トランス21の1次巻線21aに電流が流れると、2次巻線21bに誘導電流(従来の1/2の電流)が流れる。すると、トランス21の2次巻線21bにおける巻き終わり側に接続されたダイオード32がオン状態になり、2次巻線21bの巻き終わり側から出力された誘導電流(従来の1/2の電流)は、ダイオード32→接続点N14→出力コンデンサ40→接続点N13→2次巻線21bの中間タップ、という経路で流れる。
これに対し、MOSFET11がオフ状態で、MOSFET12がオン状態の時は、コンデンサ14に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、漏れインダクタンス22c→トランス22の1次巻線22a及び励磁インダクタンス22d→接続点N12→接続点N11→MOSFET12のドレイン・ソース→コンデンサ14、という経路で放電される。
トランス22の1次巻線22aに電流が流れると、2次巻線22bに誘導電流(従来の1/2の電流)が流れる。すると、トランス22の2次巻線22bにおける巻き初め側に接続されたダイオード33がオン状態になり、2次巻線22bの巻き初め側から出力された誘導電流(従来の1/2の電流)は、ダイオード33→接続点N14→出力コンデンサ40→接続点N13→2次巻線22bの中間タップ、という経路で流れる。
これにより、出力コンデンサ40の両電極間からDC出力電圧Voutが出力され、負荷RLへ供給される。
出力電圧Voutの制御は、MOSFET11,12のオン/オフによる発振周波数を制御する。発振周波数を上げると、出力電圧Voutが下がり、発振周波数を下げると、出力電圧Voutが上がる。
(実施例1の効果)
本実施例1のHBLLCコンバータによれば、従来のHBLLCコンバータに比較して、次の(a)〜(d)のような効果がある。
(a) MOSFET11,12と並列に2つの第1、第2共振回路を設けている。第1及び第2共振回路のそれぞれの定数は等しい値となっている(即ち、漏れインダクタンス21cの値=漏れインダクタンス22cの値、コンデンサ13の値=コンデンサ14の値)。そのため、従来に比べて、各共振回路に流れる共振電流は、1/2になり、それぞれの2次側に流れる電流も、1/2になるため、導通損失が減り、高効率である。
(b) 漏れインダクタンス21c及びコンデンサ13に流れる電流と、漏れインダクタンス22c及びコンデンサ14に流れる電流とが、それぞれ1/2になる。そのため、鉄損が少なくなり、更に、各コンデンサ13,14の耐圧が1/2になるため、選択がし易くなる。
(c) 各コンデンサ13,14は、常時、入力電圧Vinの1/2の電圧によって充電されているので、MOSFET11,12がターンオンすることで発生する突入電流は、従来方式の1/2に抑えられる。
(d) 交互にオン/オフするMOSFET11又はMOSFET12がオン状態の時に、トランス21及びトランス22からそれぞれ同時にAC電力を出力しているので、トランス21,22の利用効率が高い。又、トランス21,22の励磁インダクタンス21d,22dを大きくできるため、設計がし易くなる。
(実施例2の構成)
図3は、本発明の実施例2におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には、共通の符号が付されている。
本実施例2のHBLLCコンバータでは、実施例1のHBLLCコンバータにおける2つのトランス21,22に代えて、1つの共用トランス20が設けられている。このトランス20は、2つの1次巻線20a1,20a2及び2つの2次巻線20b1,20b2を有している。各1次巻線20a1,20a2には、これらと並列に励磁インダクタンス20d1,20d2がそれぞれ接続されている。2つの2次巻線20b1,20b2には、実施例1と同様に、4つの整流用ダイオード31〜34からなる整流回路が接続され、この整流回路の出力側に、平滑用出力コンデンサ40からなる平滑回路が接続されている。
更に、実施例1の2つの漏れインダクタンス21c,22cに代えて、1つの共用インダクタンス(例えば、共振用チョークコイル)50が、接続点N11と接続点N12との間に接続されている。その他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例2の動作)
本実施例2のHBLLCコンバータでは、実施例1のHBLLCコンバータとほぼ同様の動作が行われる。
即ち、実施例1と同様に、各コンデンサ13,14は、常時、Vin/2によって充電されている。例えば、MOSFET11がオン状態で、MOSFET12がオフ状態の時は、DC電源10の正電極から出力された電流(=従来の1/2の電流)は、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→チョークコイル50→接続点N12→トランス20の1次巻線20a2及び励磁インダクタンス20d2→コンデンサ14→DC電源10の負電極、という経路で流れる。
同時に、コンデンサ13に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→チョークコイル50→接続点N12→トランス20の1次巻線20a1及び励磁インダクタンス20d1→コンデンサ13、という経路で流れる。
これに対し、MOSFET11がオフ状態で、MOSFET12がオン状態の時は、コンデンサ14に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、トランス20の1次巻線20a2及び励磁インダクタンス20d2→接続点N12→チョークコイル50→接続点N11→MOSFET12のドレイン・ソース→コンデンサ14、という経路で放電される。
トランス20の1次巻線20a1,20a2に電流が流れると、実施例1と同様に、2次巻線20b1,20b2に誘導電流(従来の1/2の電流)が流れ、この誘導電流がダイオード31〜34によって整流された後、出力コンデンサ40によって平滑され、DC出力電圧Voutが負荷RLへ供給される。
(実施例2の効果)
本実施例2のHBLLCコンバータによれば、実施例1の効果(a)〜(d)とほぼ同様の効果があり、更に、次の(e)、(f)のような効果もある。
(e) トランス20が1つであるので、実施例1のように2つのトランス21,22を用いたものに比べて、低コスト化が図れる。
(f) 本実施例2では、実施例1のように2つの漏れインダクタンス21c,22cを用いる構成にしても良い。又、2つの漏れインダクタンス21c,22cに代えて、図3のように1つのチョークコイル50を設けても良い。この場合は、ばらつきの大きいチョークコイル50が1つであるため、特に共振点付近での第1共振回路と第2共振回路とのバランスが良くなる。
(実施例3の構成)
図4は、本発明の実施例3におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図であり、実施例2を示す図3中の要素と共通の要素には、共通の符号が付されている。
本実施例3のHBLLCコンバータでは、実施例2のHBLLCコンバータ中のチョークコイル50がトランス構成になっている。つまり、実施例2のチョークコイル50に代えて共振用のトランス51が設けられている。トランス51は、1次巻線51a及び2次巻線51bを有している。1次巻線51aは、巻き始め側が、接続点N12aを介してトランス20の1次巻線20a1に接続され、巻き終わり側が、接続点N11に接続されている。2次巻線51bは、巻き始め側が、接続点N12bを介してトランス20の1次巻線20a2に接続され、巻き終わり側が、1次巻線51aの巻き終わり側及び接続点N11に接続されている。その他の構成は、実施例2と同様である。
(実施例3の動作)
本実施例3のHBLLCコンバータでは、実施例2のHBLLCコンバータとほぼ同様の動作が行われる。
即ち、実施例2と同様に、各コンデンサ13,14は、常時、Vin/2によって充電されている。例えば、MOSFET11がオン状態で、MOSFET12がオフ状態の時は、DC電源10の正電極から出力された電流(=従来の1/2の電流)は、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→トランス51の2次巻線51b→接続点N12b→トランス20の1次巻線20a2及び励磁インダクタンス20d2→コンデンサ14→DC電源10の負電極、という経路で流れる。
同時に、コンデンサ13に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→トランス51の1次巻線51a→接続点N12a→トランス20の1次巻線20a1及び励磁インダクタンス20d1→コンデンサ13、という経路で流れる。
これに対し、MOSFET11がオフ状態で、MOSFET12がオン状態の時は、コンデンサ14に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、トランス20の1次巻線20a2及び励磁インダクタンス20d2→接続点N12b→トランス51の2次巻線51b→接続点N11→MOSFET12のドレイン・ソース→コンデンサ14、という経路で放電される。
トランス20の1次巻線20a1,20a2に電流が流れると、実施例1と同様に、2次巻線20b1,20b2に誘導電流(従来の1/2の電流)が流れ、この誘導電流がダイオード31〜34によって整流された後、出力コンデンサ40によって平滑され、DC出力電圧Voutが負荷RLへ供給される。
(実施例3の効果)
本実施例3のHBLLCコンバータによれば、実施例1の効果(a)〜(d)及び実施例2の効果(e)とほぼ同様の効果があり、更に、次の(g)のような効果もある。
(g) 実施例2のチョークコイル50に代えて、トランス51を設けたので、巻線損失を低減できる。
(実施例4の構成)
図5(a)、(b)は、本発明の実施例4におけるHBLLCコンバータの構成を示す回路図であり、同図(a)はHBLLCコンバータの全体の回路図、及び、同図(b)は同図(a)中のトランスにおける1次巻線の巻線状態を示す図である。この図5(a)、(b)では、実施例2を示す図3中の要素と共通の要素には、共通の符号が付されている。
本実施例4のHBLLCコンバータでは、実施例2のHBLLCコンバータ中の共用のトランス20に代えて、3巻線構成の共用のトランス20Aが設けられている。更に、実施例2の2組の整流用ダイオード31,32と整流用ダイオード33,34とからなる整流回路に代えて、3組のスイッチ素子(例えば、Nチャネル型MOSFET)61,62とNチャネル型MOSFET63,64とNチャネル型MOSFET65,66とからなる整流回路が設けられている。
トランス20Aは、3つの1次巻線20a1,20a2,20a3と、3つの2次巻線20b1,20b2,20b3とを有している。1次巻線20a1と1次巻線20a2とは、実施例2と同様に、接続点N12を介して直列に接続されている。接続点N12とチョークコイル50との間には、追加された1次巻線20a3が接続されている。各1次巻線20a1,20a2,20a3には、これらに対してそれぞれ並列に接続された各励磁インダクタンス20d1,20d2,20d3が存在している。
2次巻線20b1の巻き終わり側と巻き始め側は、それぞれMOSFET61,62を介して接続点N14に共通に接続されている。2次巻線20b1の中間タップは、接続点N13に接続されている。同様に、2次巻線20b2の巻き終わり側と巻き始め側は、それぞれMOSFET63,64を介して接続点N14に共通に接続されている。2次巻線20b2の中間タップは、接続点N13に接続されている。2次巻線20b3の巻き終わり側と巻き始め側は、それぞれMOSFET65,66を介して接続点N14に共通に接続されている。2次巻線20b3の中間タップは、接続点N13に接続されている。各MOSFET61〜66のソース・ドレイン間には、寄生ダイオード61a〜66aがそれぞれ並列に接続されている。
接続点N13と接続点N14との間には、実施例2と同様に、平滑用出力コンデンサ40が接続されている。その他の構成は、実施例2と同様である。
(実施例4の動作)
本実施例4のHBLLCコンバータでは、実施例2のHBLLCコンバータとほぼ同様の動作が行われる。
即ち、実施例2と同様に、各コンデンサ13,14は、常時、Vin/2によって充電されている。例えば、MOSFET11がオン状態で、MOSFET12がオフ状態の時は、DC電源10の正電極から出力された電流(=従来の1/2の電流)は、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→チョークコイル50→トランス20Aの1次巻線20a3及び励磁インダクタンス20d3→接続点N12→トランス20Aの1次巻線20a2及び励磁インダクタンス20d2→コンデンサ14→DC電源10の負電極、という経路で流れる。
同時に、コンデンサ13に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、MOSFET11のドレイン・ソース→接続点N11→チョークコイル50→トランス20Aの1次巻線20a3及び励磁インダクタンス20d3→接続点N12→トランス20Aの1次巻線20a1及び励磁インダクタンス20d1→コンデンサ13、という経路で流れる。
これに対し、MOSFET11がオフ状態で、MOSFET12がオン状態の時は、コンデンサ14に蓄積された電荷(従来の1/2)が放電し、従来の1/2の電流が、トランス20Aの1次巻線20a2及び励磁インダクタンス20d2→接続点N12→トランス20Aの1次巻線20a3及び励磁インダクタンス20d3→チョークコイル50→接続点N11→MOSFET12のドレイン・ソース→コンデンサ14、という経路で放電される。
トランス20Aの1次巻線20a1,20a2,20a3に電流が流れると、実施例2と同様に、2次巻線20b1,20b2,20b3に誘導電流(従来の1/2の電流)が流れる。この誘導電流は、図示しない制御部から出力されるスイッチ駆動信号により所定のタイミングでオン状態となるMOSFET61〜66によって、整流された後、出力コンデンサ40によって平滑され、DC出力電圧Voutが負荷RLへ供給される。
(実施例4の効果)
本実施例4のHBLLCコンバータによれば、実施例2とほぼ同様の効果があり、更に、次の(h)のような効果もある。
(h) トランス20Aの2次側の導通損失が減少する。
(実施例1〜4の変形例)
本発明は、上記実施例1〜4に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(i)〜(iii)のようなものがある。
(i) 実施例1におけるトランス21,22の漏れインダクタンス21c,22cは、外付けのコイルで構成しても良い。
(ii) 実施例1〜4におけるトランス21,22,20,20Aの励磁インダクタンス21d,22d,20d1,20d2,20d3は、外付けのコイルで構成しても良い。
(iii) MOSFET11,12,61〜66は、Pチャネル型MOSFET、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor;IGBT)等の他のスイッチ素子で構成しても良い。
10 DC電源
11,12,61〜66 MOSFET
13,14 共振用コンデンサ
20,20A,21,22,51 トランス
20a1,20a2,20a3,21a,22a 1次巻線
20b1,20b2,20b3、21b,22b 2次巻線
21c,22c 漏れインダクタンス
20d1,20d2,20d3,21d,22d 励磁インダクタンス
31〜34 整流用ダイオード
40 平滑用出力コンデンサ
50 チョークコイル

Claims (5)

  1. 直流電源に直列に接続され、交互にオン/オフする第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子と、
    共振用の第1コンデンサと、第1インダクタンスと、並列に接続された第1トランスの1次巻線及び第2インダクタンスとが、前記第1スイッチ素子の両電極間に直列に接続された第1共振回路と、
    共振用の第2コンデンサと、第3インダクタンスと、並列に接続された第2トランスの1次巻線及び第4インダクタンスとが、前記第2スイッチ素子の両電極間に直列に接続された第2共振回路と、
    前記第1トランスの2次巻線及び前記第2トランスの2次巻線に接続され、前記第1スイッチ素子又は前記第2スイッチ素子がオン状態の時に、前記第1トランスの2次巻線から出力される第1交流電力と前記第1交流電力と同時に前記第2トランスの2次巻線から出力される第2交流電力とをそれぞれ整流及び平滑して1つの直流電力を出力する整流平滑回路と、
    を備え、
    前記整流平滑回路は、
    前記第1トランスの2次巻線から出力される前記第1交流電力を全波整流して第1直流電力を出力する一対の整流ダイオードと、前記第1交流電力と同時に前記第2トランスの2次巻線から出力される前記第2交流電力を全波整流して第2直流電力を出力する一対の整流ダイオードと、を有する整流回路と、
    前記第1直流電力及び前記第2直流電力を平滑して前記1つの直流電力を出力する平滑用出力コンデンサを有する平滑回路と、
    を備える共振型コンバータであって、
    第1トランス及び前記第2トランスは、
    前記第1トランスの1次巻線と前記第2トランスの1次巻線とを有する1つの共用トランスにより構成され、
    前記第1インダクタンスと前記第3インダクタンスとは、1つの共用インダクタンスにより構成されていることを特徴とする共振型コンバータ。
  2. 前記共用インダクタンスは、チョークコイルであり、
    前記第2インダクタンスは、前記第1トランスの励磁インダクタンスであり、
    前記第4インダクタンスは、前記第2トランスの励磁インダクタンスである、
    ことを特徴とする請求項1記載の共振型コンバータ。
  3. 前記共用インダクタンスは、トランスにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の共振型コンバータ。
  4. 前記共用トランスは、3つの1次巻線と3つの2次巻線とを有するトランスにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の共振型コンバータ。
  5. 前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、MOSFET又は絶縁ゲートバイポーラトランジスタにより構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の共振型コンバータ。
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