JPH04101288U - 共振型dc−dcコンバータ - Google Patents

共振型dc−dcコンバータ

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JPH04101288U
JPH04101288U JP1155691U JP1155691U JPH04101288U JP H04101288 U JPH04101288 U JP H04101288U JP 1155691 U JP1155691 U JP 1155691U JP 1155691 U JP1155691 U JP 1155691U JP H04101288 U JPH04101288 U JP H04101288U
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JP
Japan
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transformer
resonant
converter
rectifier circuit
circuit
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Withdrawn
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JP1155691U
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Inventor
一義 花房
Original Assignee
テイーデイーケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プッシュプル式共振型DC−DCコンバータ
の動作の安定化及び小型化を図る。 【構成】 プッシュプル方式の共振型DC−DCコンバ
ータにおいて、トランス14Aの二次側に設けられた整
流回路を半波整流回路で構成し、整流用ダイオード60
に対し直列にチョークコイル52を挿入して整流用ダイ
オード60のオン、オフに伴うトランス二次側のインピ
ーダンス変動を緩和する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、共振型DC−DCコンバータに係り、特に、プッシュプル方式の共 振型DC−DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
プッシュプル方式の電圧共振型DC−DCコンバータは、入力直流電圧が2個 のトランジスタのオンオフによってトランス一次側のLC共振回路に供給されて 正弦波状の交流電圧が誘起され、これに応じてトランス二次側に発生した正弦波 状の交流電圧が整流回路によって整流され、変換された直流電圧が得られる。
【0003】 従来、このような電圧共振型DC−DCコンバータにおいては、直流電圧出力 を得るため、二次側に全波整流回路を用い、二次側に発生した交流出力の整流を 行っていた。
【0004】 図2には従来の、二次側に全波整流回路を用いたプッシュプル方式の電圧共振 型DC−DCコンバータの例が示されている。入力端子10及び12には入力直 流電圧Eが印加される。入力端子10はチョークコイル30の一端に接続され、 チョークコイル30の他端はトランス14の一次巻線42の中点に接続されると ともに、抵抗32及び34を介してトランジスタ36,38のベースに接続され る。入力端子12はトランジスタ36,38のエミッタに接続され、トランジス タ36,38のコレクタは一次巻線42の両端に接続されている。また、一次巻 線42には一次巻線42と共にLC共振回路を成すコンデンサ40が接続されて いる。トランス14の帰還巻線44は前記トランジスタ36,38のベース間に 接続されている。これらのトランス一次側の回路構成はプッシュプル接続の自励 発振回路を構成している。
【0005】 前記トランス14の二次巻線48は中点タップ付きのものであり、その両端は ダイオード50,56をそれぞれ介して平滑用コンデンサ54の一端に接続され 、コンデンサ54の他端は二次巻線48の中点タップに接続されて全波整流回路 が構成されている。そして、コンデンサ54の両端に接続された出力端子22, 24から出力直流電圧が取り出される。さらに、トランス14は補助巻線46を 備え、補助巻線46の両端は出力端子16,18に、中点はセンタータップ端子 20にそれぞれ接続されている。
【0006】 このような電圧共振型DC−DCコンバータは、入力端子10及び12から直 流電圧Eが入力されると、トランジスタ36,38が交互にオンオフする自励発 振を行い、LC共振回路に共振電流が所定の周期で向きを変えて流れる。これに より、トランス14の二次巻線48に正弦波状の交流電圧が誘起され、これが全 波整流回路によって整流され、さらにコンデンサ54で平滑されて出力端子22 ,24間に直流出力が得られる。なお、トランス14の補助巻線46からは蛍光 表示管等への所定の交流電圧が出力される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来例のようにトランス二次側に全波整流回路を用いる場合 には、図2に示すようにトランス14の巻線端子数は11となり、巻線端子数が 多くなり、トランスのボビンが特殊なものとなり、かつ形状の大型化を招く嫌い があった。
【0008】 上記のようなトランスの巻線端子数の問題の解決のためには半波整流回路を用 いるのが好ましい。しかし、半波整流回路を用いた場合には、トランス2次側電 流がオンオフされるため、負荷インピーダンスが低いときにはその二次側電流オ ンオフに伴うトランス二次側インピーダンスの変動が大きくなり、このため電圧 共振(発振)が不安定になるという問題があった。
【0009】 本考案は、上記のような問題点を解消し、動作の安定化を図るとともに、トラ ンスを小型化できる共振型DC−DCコンバータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、2個のスイッチング素子と共振回路と をトランスの一次側に、整流回路を前記トランスの二次側に有し、前記2個のス イッチング素子で前記トランス一次側の直流入力を交互にオンオフすることによ り前記共振回路に正弦波状の交流電圧を誘起し、該交流電圧が前記トランスによ って所定の電圧に変換されて、前記整流回路によって整流され、所定の直流電圧 が出力されるプッシュプル方式の共振型DC−DCコンバータにおいて、前記ト ランスの二次側に設けられた前記整流回路は半波整流回路であって、整流用ダイ オードに対し直列に挿入されたチョークコイルを含む構成としている。
【0011】
【作用】
本考案の共振型DC−DCコンバータでは、トランスの二次側に設けられた整 流回路は半波整流回路であるが、整流用ダイオードに対し直列にチョークコイル が挿入されており、整流用ダイオードのオンオフに伴うトランス二次側のインピ ーダンス変動を緩和して(整流用ダイオードがオンでもチョークコイルのインピ ーダンスの存在により二次インピーダンスの変動は幾分抑制される)、自励発振 動作の安定化を図ることができる。また、半波整流回路の場合には二次巻線に中 点タップを設ける必要がなく、トランスの巻線端子数を削減してボビンに一般的 なものを採用でき、ボビン形状の小型化、ひいてはトランスの小型化を図り得る 。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係る共振型DC−DCコンバータの実施例を図面に従って説明 する。
【0013】 図1には、本考案による電圧共振型DC−DCコンバータの一実施例が示され ている。この回路は半波整流出力を得るものである。この図において、トランス 14Aの二次巻線48Aは中点タップの無いものであり、この二次巻線48Aの 一端は整流用ダイオード60及びチョークコイル52を介して平滑用コンデンサ 54の一端に接続されている。コンデンサ54の他端は二次巻線48Aの他端に 接続され、コンデンサ54の両端に接続された出力端子22,24から直流出力 が取り出される。チョークコイル52は、トランス二次側のインピーダンス変動 を少なくするため及び整流された電流のリップル分を除去するため、十分大きな インダクタンスを有するものが好ましい。なお、その他の回路構成は前述の図2 の従来例と同様である。
【0014】 本実施例の電流共振型DC−DCコンバータにおいても、入力端子10及び1 2から直流電圧Eが入力されると、自励発振が起こり、トランジスタ36,38 が交互にオンオフし、LC共振回路には共振電流が所定の周期で向きを変えて流 れる。トランス14の二次側においては、二次巻線48から取り出された正弦波 状交流出力がダイオード60、チョークコイル52及びコンデンサ54により構 成される半波整流回路によって半波整流され、出力端子22,24からは半波整 流された直流出力が得られる。
【0015】 本回路においては、トランス二次側に大きなインダクタンスのチョークコイル 52が設けられているため、出力端子22,24間の負荷インピーダンスが低い ときにも、半波整流によってトランス二次側電流がオンオフされることによる二 次側インピーダンスの変動が大きくなるのを防止することができ、電圧共振(発 振)が不安定になるのを防止することができる。また、チョークコイル52はダ イオード60による整流出力のリップルを除去し、レベル変動の少ない出力を得 る作用も果す。また、本回路はトランス14の二次側から半波整流された出力を 得るものであるため、二次巻線48Aに中点タップを設ける必要が無く、トラン ス14の端子数は合計10となり、図2に示す全波整流回路のトランス14の端 子数11に比較して端子数を少なくすることができる。したがって、トランス1 4のボビン構造を小型化してトランス外形寸法も縮小することができ、小型の電 圧共振型DC−DCコンバータを得ることができる。
【0016】 なお、トランスの補助巻線46は用途に応じて省略する場合もある。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、トランスの二次側の整流回路を半波整 流回路で構成し、整流用ダイオードに対し直列にチョークコイルを挿入したので 、半波整流に伴う整流用ダイオードのオンオフに起因するトランス二次側のイン ピーダンスの変動が大きくなるのを防止することができ、電圧共振(発振動作) を安定させることができる。しかも、半波整流回路の採用により二次巻線の中点 タップを省略してトランスの端子数を少なくすることができ、トランスの小型化 、ひいては小型の電圧共振型DC−DCコンバータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る共振型DC−DCコンバータの一
実施例を示す回路図である。
【図2】従来の共振型DC−DCコンバータの一例を示
す回路図である。
【符号の説明】
10,12 入力端子 14,14A トランス 22,24 出力端子 30,52 チョークコイル 36,38 トランジスタ 40,54 コンデンサ 50,60 ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のスイッチング素子と共振回路とを
    トランスの一次側に、整流回路を前記トランスの二次側
    に有し、前記2個のスイッチング素子で前記トランス一
    次側の直流入力を交互にオンオフすることにより前記共
    振回路に正弦波状の交流電圧を誘起し、該交流電圧が前
    記トランスによって所定の電圧に変換されて、前記整流
    回路によって整流され、所定の直流電圧が出力されるプ
    ッシュプル方式の共振型DC−DCコンバータにおい
    て、前記トランスの二次側に設けられた前記整流回路は
    半波整流回路であって、整流用ダイオードに対し直列に
    挿入されたチョークコイルを含むことを特徴とする共振
    型DC−DCコンバータ。
JP1155691U 1991-02-08 1991-02-08 共振型dc−dcコンバータ Withdrawn JPH04101288U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023760A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 新電元工業株式会社 共振型コンバータ
JP2018170820A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 Tdk株式会社 ワイヤレス送電装置およびワイヤレス電力伝送システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023760A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 新電元工業株式会社 共振型コンバータ
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Effective date: 19950518