JP6155630B2 - ウエルド部を有する成形品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸水時の剛性、成形性、金型転写性、ウエルド部の外観に優れた、ポリアミド樹脂組成物を成形してなる樹脂成形品に関するものである。
ポリアミド樹脂は、引張、衝撃の強度、弾性率などの機械的物性に優れ、耐熱性、耐薬品性が良好であることから、自動車部品、電気電子部品、建材部品、機械部品等に広く利用されている。中でもガラス繊維強化ポリアミド樹脂は、剛性、靭性、耐熱性、耐油性に優れた特徴を有し、自動車の内装部品やエンジンルーム内部品の素材として広く使用されている。これらの用途においては、モジュール化、軽量化に伴い、成形品形状が複雑化され、ウエルド部を有する成形品にポリアミド樹脂が使用されている。
ガラス繊維および/または他の無機充填材を高濃度に充填した強化ポリアミド樹脂は、得られる成形品が高い剛性を有し、充填材の組み合わせによっては外観に優れた成形品を得ることができることから、近年、幅広い用途に使用されている。しかしながら、ポリアミド樹脂の剛性向上を目的にガラス繊維等の強化材を大量に添加すれば、シボ転写性、ウエルド部の成形品外観が著しく低下する。これに対し、成形品外観を向上させる方法として結晶性ポリアミド樹脂に半芳香族非晶性ポリアミド樹脂を混合する検討がなされてきた。例えば、少なくとも結晶性ポリアミド樹脂、半芳香族ポリアミド樹脂および無機強化材を溶融混練して得られる無機強化ポリアミド樹脂組成物(例えば、特許文献1参照)、ヘキサメチレンアジパミド単位、ヘキサメチレンイソフタラミド単位およびカプロアミド単位からなる3元共重合ポリアミド樹脂、ポリアミド6樹脂および無機充填剤を配合してなるポリアミド樹脂(例えば、特許文献2参照)、ポリアミド、ガラス繊維、ワラストナイト、脂肪酸の金属塩を含むポリアミド樹脂組成物(例えば、特許文献3)が提案されている。
特開2002−069295号公報 特開2002−294069号公報 特開2006−193727号公報
本発明は、吸水時の剛性、成形性、金型転写性、ウエルド部の外観に優れた、ポリアミド樹脂組成物からなる樹脂成形品を提供することを課題とする。
本発明は、かかる課題を解決するために鋭意検討した結果、次のような手段を採用する
ものである。
(1)少なくとも(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂、(B)半芳香族ポリアミド樹脂、(C)ガラス繊維および(D)ガラス繊維以外の無機フィラーを配合してなり、(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂45〜55重量部および(B)半芳香族ポリアミド樹脂45〜55重量部の合計100重量部に対して、(C)ガラス繊維および(D)ガラス繊維以外の無機フィラーを合計40〜230重量部配合してなり、(D)成分が、ワラステナイト、マイカおよび/または炭酸カルシウムを含み、(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの配合重量比(C)/(D)が1〜4であり
(A)成分が、ポリヘキサメチレンセバカミド、またはポリヘキサメチレンドデカミドを含み、
(B)成分が、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミド/ポリカプロアミドコポリマーおよび/またはポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマーを含む、ポリアミド樹脂組成物からなるウエルド部を有する成形品。
(2)前記ポリアミド樹脂組成物における(A)成分の、溶媒として96%硫酸を使用し、ISO307に準拠して測定した粘度数が、80〜150ml/gの範囲であることを特徴とする(1)記載のウエルド部を有する成形品
本発明によれば、吸水時の剛性、成形性、金型転写性、ウエルド部の外観に優れた、ポリアミド樹脂組成物からなる成形品を提供することができる。本発明の成形品は、例えば、カップホルダー、シフトレバーベース、スポイラー、ラジエターグリル、ホイールキャップ、ドアミラーステイ、アームレスト等の自動車部品や、パソコン筐体、携帯電話筐体等の電気電子部品に好適に利用できる。
以下、本発明について詳しく述べる。
本発明の成形品は、少なくとも(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂、(B)半芳香族ポリアミド樹脂、(C)ガラス繊維および(D)ガラス繊維以外の無機フィラーを特定量配合してなるポリアミド樹脂組成物を成形して得られ、ウエルド部を有する。ここで、ウエルド部とは、成形品の2つ以上の流動先端部が会合した場所に発生する細い線状痕を指す。
本発明に用いられるポリアミド樹脂組成物には、(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂および(B)半芳香族ポリアミド樹脂が配合される。(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂は、アミド基1個当たりの炭素原子数を7以上とすることにより、ポリアミド樹脂の中で低吸水性を示すことから、成形品の吸水時の剛性低下を抑制することができる。また、脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂とすることにより、成形加工により適した融点を得ることができる。一方、(B)半芳香族ポリアミド樹脂は固化速度が比較的遅いことから、成形品の金型転写性やウエルド部の外観を向上させることができる。
(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂は、ラクタム、アミノ酸、脂肪族および/または脂環族ジアミンと脂肪族および/または脂環族ジカルボン酸、またはこれらの混合物の重合によって得ることができる。本発明において、成形品の吸水時の剛性低下をより抑制する観点から、アミド基1個当たりの炭素原子数は8以上が好ましい。なお、アミド基1個当たりの炭素原子数とは、ジアミンとジカルボン酸の脱水重縮合により得られるポリアミドXY(Xはジアミンの炭素数、Yはジカルボン酸の炭素数)の場合は(X+Y)/2により算出できる。またラクタムの開環重合により得られるポリアミドZ(Zはラクタムの炭素数)の場合はZをアミド基1個当たりの炭素原子数とする。
具体的には、エナントラクタム、ω−ラウロラクタムなどの炭素原子数7以上のラクタム、11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸などの炭素原子数7以上のアミノ酸、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチルペンタメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−/2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、5−メチルノナメチレンジアミンなどの脂肪族ジアミン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1−アミノ−3−アミノメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−アミノシクロヘキシル)プロパン、ビス(アミノプロピル)ピペラジン、アミノエチルピペラジンなどの脂環族ジアミン、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸などの脂肪族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸などが挙げられる。これらを2種以上用いてもよい。
この中でも特に有用なポリアミド樹脂の具体的な例としては、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン610)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン612)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリドデカンアミド(ナイロン12)およびこれら共重合体などを挙げることができる。これらの樹脂はポリアミド樹脂の中で低吸水性を示すことから、成形品の吸水時の剛性低下をより抑制することができる。
本発明に用いられる(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂の重合度は特に限定されないが、溶媒として96%硫酸を使用し、ISO307に準拠して測定した粘度数が、80〜150ml/gの範囲であることが好ましい。粘度数が80ml/g以上であれば、成形品の靭性を向上させることができる。一方、粘度数が150ml/g以下であれば、成形品のウエルド部の外観をより向上させることができる。粘度数の異なる2種以上の(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂を併用してもよい。
本発明に用いられる(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂の重合方法は特に限定されず、溶融重合、界面重合、溶液重合、塊状重合、固相重合、およびこれらの方法を組み合わせた方法を利用することができる。通常、溶融重合が好ましく用いられる。
本発明において、(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂の配合量は、後述する(B)半芳香族ポリアミド樹脂の配合量との合計100重量部に対して、40〜60重量部である。(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂の配合量が40重量部未満の場合、成形品の吸水時の剛性および成形性が低下する。45重量部以上が好ましい。一方、(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂が60重量部を超えると、成形品のウエルド部の外観が低下する。また、金型のシボ転写性が十分に得られない、すなわち金型転写性が不十分となる。55重量部以下が好ましい。
本発明に用いられる(B)半芳香族ポリアミド樹脂は、例えば、脂肪族および/または脂環族ジアミンと芳香族ジカルボン酸、芳香族ジアミンと脂肪族および/または脂環族ジカルボン酸、これらの混合物、またはこれらとラクタムもしくはアミノ酸の重合によって得ることができる。(B)半芳香族ポリアミド樹脂の例としては、例えば、ポリカプロアミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミドコポリマー(ナイロン6/6T)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミドコポリマー(ナイロン66/6T)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン66/6I)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン6T/6I)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリヘキサメチレンセバカミドコポリマー(ナイロン6T/610)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリドデカンアミドコポリマー(ナイロン6T/12)、ポリキシレンアジパミド(ナイロンXD6)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリ−2−メチルペンタメチレンテレフタルアミドコポリマー(ナイロン6T/5MT)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミド/ポリカプロアミドコポリマー(ナイロン66/6I/6)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリカプロアミドコポリマー(ナイロン66/6T/6)などが挙げられる。これらを2種以上用いてもよい。芳香族ジカルボン酸残基としてイソフタル酸残基および/またはテレフタル酸残基を有するものが好ましい。
この中でも特に有用なポリアミド樹脂の具体的な例としては、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミド/ポリカプロアミドコポリマー(ナイロン66/6I/6)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン6T/6I)およびこれらの共重合体などを挙げることができる。これらの樹脂は固化速度が比較的遅いことから、成形品の金型転写性やウエルド部の外観をより向上させることができる。
本発明に用いられる(B)半芳香族ポリアミド樹脂の重合度は特に限定されないが、溶媒として96%硫酸を使用し、ISO307に準拠して測定した粘度数が、80〜150ml/gの範囲であることが好ましい。粘度数が80ml/g以上であれば、成形品の靭性を向上させることができる。一方、粘度数が150ml/g以下であれば、成形品のウエルド部の外観をより向上させることができる。粘度数の異なる2種以上の(B)半芳香族ポリアミド樹脂を併用してもよい。
本発明に用いられる(B)半芳香族ポリアミド樹脂の重合方法は特に限定されず、溶融重合、界面重合、溶液重合、塊状重合、固相重合、およびこれらの方法を組み合わせた方法を利用することができる。通常、溶融重合が好ましく用いられる。
本発明において、(B)半芳香族ポリアミド樹脂の配合量は、(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂の配合量および(B)半芳香族ポリアミド樹脂の配合量の合計100重量部に対して、40〜60重量部である。(B)半芳香族ポリアミド樹脂の配合量が40重量部未満の場合、固化遅延効果が十分に得られないことから、成形品の金型転写性が低下し、ウエルド部の外観が損なわれる。45重量部以上が好ましい。一方、(B)半芳香族ポリアミド樹脂の配合量が60重量部を超えると、成形性が損なわれる。55重量部以下が好ましい。
本発明に用いられるポリアミド樹脂組成物には、成形加工性、相溶性などの必要特性に応じて、さらに他のポリアミド樹脂を配合してもよい。他のポリアミド樹脂の具体的な例としては、ポリカプロアミド(ナイロン6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポリペンタメチレンアジパミド(ナイロン56)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン612)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリドデカンアミド(ナイロン12)、ポリカプロアミド/ポリヘキサメチレンアジパミドコポリマー(ナイロン6/66)、ポリノナメチレンテレフタルアミド(ナイロン9T)などが挙げられる。これらを2種以上用いてもよい。
本発明に用いられるポリアミド樹脂組成物には、(C)ガラス繊維および(D)ガラス繊維以外の無機フィラーが配合される。(C)ガラス繊維は成形品の絶乾時および吸水時の剛性を向上させる機能を有し、(D)ガラス繊維以外の無機フィラーは成形品の絶乾時および吸水時の剛性とウエルド部の外観を向上させる機能を有する。本発明に用いられるポリアミド樹脂組成物は、前記(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂および(B)半芳香族ポリアミド樹脂にこれらを特定量組み合わせて配合することにより、吸水時の剛性、成形性、金型転写性、ウエルド部の外観を高いレベルで両立する成形品を得ることができる。(C)ガラス繊維だけでは金型転写性およびウエルド部の外観を高いレベルで得ることができず、(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーを併用することで金型転写性およびウエルド部の外観が向上する。
本発明に用いられる(C)ガラス繊維は、一般に樹脂の強化用に用いるものなら特に限定はなく、例えば長繊維タイプや短繊維タイプのチョップドストランド、ミルドファイバーなどを挙げることができる。これらを2種以上併用することもできる。ガラス繊維の長さに制限はないが、0.1〜6.0mmのチョップドストランドが好ましく用いられる。また、(C)ガラス繊維の繊維径は5〜20μmが好ましい。
また、(C)ガラス繊維は公知のカップリング剤(例えば、シラン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤など)またはその他の表面処理剤を用いて、表面処理されていてもよい。表面処理により、ポリアミド樹脂との親和性を高めて、ポリアミド樹脂とガラス繊維との密着性を向上させ、成形品の機械強度が向上するため好ましい。また、扁平断面の(C)ガラス繊維を用いてもよく、成形品の寸法変化を抑制することができる。
本発明に用いられる(D)ガラス繊維以外の無機フィラーとしては、鉱物が好ましく、天然に存在する鉱物を粉砕、分級したものも使用できる。具体的な例としては、ワラステナイト、セリナイト、カオリン、マイカ、クレー、ベントナイト、アスベスト、タルク、アルミナシリケートなどの珪酸塩、モンモリロナイト、合成雲母などの膨潤性の層状珪酸塩、アルミナ、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化鉄などの金属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイドなどの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、ガラスビーズ、セラミックビーズ、窒化ホウ素、炭化珪素、燐酸カルシウムおよびシリカなどの非繊維状充填材が挙げられる。これらを2種以上用いてもよい。
この中でも特に有用な無機フィラーの具体的な例としては、ワラステナイト、マイカ、炭酸カルシウムなどを挙げることができる。ウエルド部の外観をより向上させる観点から、ワラステナイトがより好ましい。
本発明に用いられる(D)ガラス繊維以外の無機フィラーは、成形品の外観をより向上させる観点から、平均粒子径は50μm以下が好ましく、30μm以下がより好ましい。一方、押出機への供給性の観点から、平均粒子径は0.1μm以上が好ましく、1μm以上がより好ましい。ここで(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの平均粒子径とは、純水中に撹拌し、レーザー透過率(波長:580nm)が85%になるように分散させた無機フィラーの粒度分布をレーザー回折/散乱式粒度分布装置を用いて測定したときの、粒度分布累積の50%に相当する粒子径を示す。
本発明に用いられるポリアミド樹脂組成物において、(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂および(B)半芳香族ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して、(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの配合量の合計が40〜230重量部である。(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの配合量の合計が40重量部未満の場合、成形品の絶乾時および吸水時の剛性が低下する。100重量部以上が好ましい。一方、(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの配合量の合計が230重量部を超えると、ウエルド部の外観や金型転写性が十分に得られない。160重量部以下が好ましい。
本発明に用いられるポリアミド樹脂組成物において、(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの配合重量比(C)/(D)は1以上が好ましく、成形品の絶乾時および吸水時の剛性をより向上させることができる。一方、(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの配合重量比(C)/(D)は4以下が好ましく、成形品のウエルド部の外観をより向上させることができる。
本発明におけるポリアミド樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、銅化合物を配合してもよく、長期耐熱性を向上させることができる。銅化合物の具体的な例としては、塩化第一銅、塩化第二銅、臭化第一銅、臭化第二銅、ヨウ化第一銅、ヨウ化第二銅、硫酸第二銅、硝酸第二銅、リン酸銅、酢酸第一銅、酢酸第二銅、サリチル酸第二銅、ステアリン酸第二銅、安息香酸第二銅および前記無機ハロゲン化銅、キシリレンジアミン、2−メルカプトベンズイミダゾール、ベンズイミダゾールなどの銅化合物などが挙げられる。なかでも1価のハロゲン化銅化合物が好ましく、酢酸第一銅、ヨウ化第一銅などを特に好適な銅化合物として例示できる。銅化合物とともにハロゲン化アルカリ化合物を配合することも可能である。ハロゲン化アルカリ化合物の例としては、塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム、塩化カリウム、臭化カリウム、ヨウ化カリウム、臭化ナトリウムおよびヨウ化ナトリウムを挙げることができ、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムが特に好ましい。
本発明におけるポリアミド樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、さらに他の成分を配合してもよい。他の成分としては、例えば、酸化防止剤や耐熱安定剤(ヒンダードフェノール系、ヒドロキノン系、ホスファイト系およびこれらの置換体等)、耐候剤(レゾルシノール系、サリシレート系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ヒンダードアミン系等)、離型剤および滑剤(モンタン酸およびその金属塩、そのエステル、そのハーフエステル、ステアリルアルコール、ステアラミド、各種ビスアミド、ビス尿素およびポリエチレンワックス等)、顔料(硫化カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラック等)、染料(ニグロシン等)、結晶核剤(タルク、シリカ、カオリン、クレー、カーボンブラック等)、可塑剤(p−オキシ安息香酸オクチル、N−ブチルベンゼンスルホンアミド等)、帯電防止剤(アルキルサルフェート型アニオン系帯電防止剤、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートなどの非イオン系帯電防止剤、ベタイン系両性帯電防止剤等)、他の重合体などを挙げることができる。
上記ポリアミド樹脂組成物を得る方法としては、例えば、各原料を溶融混練する方法が挙げられる。各成分の配合順序は特に限定されない。2軸押出機を用いて溶融混練する場合を例に挙げると、例えば、メインフィーダーから(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂および(B)半芳香族ポリアミド樹脂を供給し、(C)ガラス繊維および(D)ガラス繊維以外の無機フィラーを2軸押出機のサイドフィーダーから供給する方法が挙げられる。
上記ポリアミド樹脂組成物を成形することにより、本発明の成形品を得ることができる。成形方法は特に制限されず、例えば、射出成形、射出圧縮成形、プレス成形、押出成形など公知の方法を用いることができる。形状自由度、生産性の点で射出成形、射出圧縮成形が好ましい。
本発明の成形品はウエルド部を有する。ウエルド部とは、成形品の2つ以上の流動先端部が会合した場所に発生する細い線状痕を指す。多点ゲートを有する金型を用いて成形する場合や、窓や穴が存在する成形品を成形する場合などにおいて、樹脂が二手に分かれて流動し、再度会合することにより、成形品にウエルド部が生じる。流動先端部が会合する前に樹脂組成物表面が冷却固化している場合、ウエルド部に細い線状痕ができ外観不良となる。
成形品の形状や大きさは特に限定されないが、例えば、幅100mm、長さ30mm、厚み3mmの板状物に25mmの穴を有する成形品などが挙げられる。本発明の成形品は、ウエルド部を有する成形品、例えば、カップホルダー、シフトレバーベース、スポイラー、ラジエターグリル、ホイールキャップ、ドアミラーステイ、アームレスト等の自動車部品や、パソコン筐体、携帯電話筐体等の電気電子部品に好適に利用できる。
各実施例および比較例における基本物性は、以下に記載の方法により評価した。
(1)曲げ強度、曲げ弾性率
試験片:各実施例および比較例で得られた乾燥したペレットを用いて、ISO294−1に準処し、厚さ4mmの多目的試験片を成形した。
成形条件:シリンダー温度280℃、金型温度80℃
試験条件:ISO178に準処し、測定を行った。降伏速度2mm/分、スパン間距離64mm。
試験雰囲気:気温23℃、湿度50%RH
大気平衡吸水時の曲げ弾性率:試験片を温度80℃、湿度95%RH雰囲気で、大気中平衡吸水率(湿度60%における飽和吸水率)に到達するまで処理を行った。その後、気温23℃、湿度50%RHで、ISO178に準拠し、曲げ試験を実施した。
(2)ウエルド強度
試験片:各実施例および比較例で得られた乾燥したペレットを用いて、日精樹脂工業(株)社製の射出成形機NEX1000により、ASTM1号ダンベル(厚さ3.2mm)の平行部中心にウエルドラインが発生するように両端から樹脂組成物を充填させて成形した。
成形条件:シリンダー温度280℃、金型温度80℃。
試験条件:ASTM D638に準処し、測定を行った。引張速度10mm/分、標点間距離114mm。
試験雰囲気:気温23℃、湿度50%RH
(3)ウエルド外観
試験片:各実施例および比較例で得られた乾燥したペレットを用いて、日精樹脂工業(株)社製の射出成形機NEX1000により、ASTM1号ダンベル(厚さ3.2mm)の平行部中心にウエルドラインが発生するように両端から樹脂を充填させて成形した。
成形条件:シリンダー温度280℃、金型温度80℃。
試験条件:成形品表面の目視観察および成形品表面の表面粗さの測定により判定を行った。
成形品表面の表面粗さの測定については、JIS B0601−1994に準処し、(株)ミツトヨ社製サーフテスト500を用いてトレーシング速度0.6mm/s、カットオフ値0.8mm、測定長5mmの条件でウエルド部の表面粗さを測定した。粗さ曲線からその平均線方向に基準長さだけを抜き取り、この抜き取り部分の山頂線と谷底線との間隔を粗さ曲線の縦倍率の方向に測定し、この値をRy(μm)とした。成形品表面の表面粗さの値が小さいほど、ウエルド外観は良好となる。また、目視観察による判定は、下記の判定基準にて行った。
<目視観察の判定基準>
○:良好。(ウエルドラインが殆ど観察されない。)
△:やや良好。(ウエルドラインが若干観察される。)
×:不良。(ウエルドラインが明確に観察される。)
(4)金型転写性
試験片:各実施例および比較例で得られた乾燥したペレットを用いて、日精樹脂工業(株)社製の射出成形機NEX1000により、100×100×3(mm)、片側にシボ面がある成形品を成形した。
成形条件:シリンダー温度280℃、金型温度80℃。
試験条件:成形品のシボ表面を目視観察し、転写不良による斑状の白化有無により評価した。判断基準は以下の通りである。
○:良好。(斑状の白化が観察されない)
×:不良。(斑状の白化が観察される)
(5)成形性
試験片:各実施例および比較例で得られた乾燥したペレットを用いて、日精樹脂工業(株)社製の射出成形機NEX1000により、25×25×25(mm)、肉厚1mmの箱型成形品を成形した。
成形条件:シリンダー温度280℃、金型温度80℃
試験条件:成形品の突き出し時にかかるエジェクタプレートへの圧力をロードセルで測定した。この数値を離型力(N)とした。離型力が低いほど、成形性に優れる。
(6)加熱減量
試験条件:各実施例および比較例で得られた乾燥したペレット10gを精秤した。温度280℃で時間30分間加熱した後、再度精秤し、以下の計算式により加熱減量(%)を求めた。
計算式:加熱減量(%){(加熱前の重量(g)−加熱後の重量(g))/加熱前の重量(g)}×100%
各実施例および比較例に使用した原料を以下に示す。
<ポリアミド樹脂>
A1 ポリアミド610樹脂(アミド基1個当たりの炭素原子数8):粘度数110ml/g
A2 ポリアミド610樹脂(アミド基1個当たりの炭素原子数8):粘度数155ml/g
A3 ポリアミド612樹脂(アミド基1個当たりの炭素原子数9):粘度数110ml/g
B1 ポリアミド66/6I/6樹脂(重量比:77/17/6):粘度数85ml/g
B2 ポリアミド6T/6I樹脂(重量比:50/50):粘度数100ml/g
その他 ポリアミド6樹脂:粘度数110ml/g
上記ポリアミド樹脂の粘度数は、ISO307に準拠し、96%硫酸法により測定した。
<ガラス繊維>
C1 T249H:日本電気硝子株式会社製(繊維径:10.5μm、繊維長3mm)シランカップリング剤により表面処理したもの
<無機フィラー>
D1 ワラステナイト FPW400S:キンセイマテック株式会社製(平均粒子径:8μm)
D2 マイカ 21P5:山口マイカ株式会社製(平均粒子径:21μm)
D3 炭酸カルシウム SST−40:株式会社カルファイン社製(平均粒子径:1μm)
<耐熱剤>
E1 ヨウ化第一銅:日本化学産業株式会社製 ヨウ化第一銅
<離型剤>
F1 エチレンビスステアリルアミド:アルドリッチ株式会社製
<着色剤>
G1 カーボンブラック:三菱化学株式会社製#20B(粒子経50nm)
実施例1、4〜6、実施例8〜11、比較例1〜12
Werner−Pfleiderer社製二軸押出機ZSK−57を用いて、表1〜2に示す組成でメインフィーダーから(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂、(B)半芳香族ポリアミド樹脂、その他ポリアミド樹脂、耐熱剤、離型剤および着色剤を供給し、(C)ガラス繊維および(D)ガラス繊維以外の無機フィラーを押出機のサイドフィーダーから供給し、樹脂溶融温度を290℃とし、スクリュー回転を200rpmにて溶融混練後ペレット化した。得られたペレットを80℃、12時間の条件で真空乾燥した。前述の方法により基本物性を評価したところ、評価結果は表1〜2に示すとおりであった。
Figure 0006155630
Figure 0006155630
実施例1、4〜6、実施例8〜11および比較例1〜12の結果より、本発明の成形品は、吸水時の剛性、成形性、金型転写性、ウエルド部の外観が良好なものであった。

Claims (2)

  1. 少なくとも(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上である脂肪族または脂環族ポ
    リアミド樹脂、(B)半芳香族ポリアミド樹脂、(C)ガラス繊維および(D)ガラス繊
    維以外の無機フィラーを配合してなり、(A)アミド基1個当たりの炭素原子数が7以上
    である脂肪族または脂環族ポリアミド樹脂45〜55重量部および(B)半芳香族ポリア
    ミド樹脂45〜55重量部の合計100重量部に対して、(C)ガラス繊維および(D)
    ガラス繊維以外の無機フィラーを合計40〜230重量部配合してなり、(D)成分が、ワラステナイト、マイカおよび/または炭酸カルシウムを含み、(C)ガラス繊維と(D)ガラス繊維以外の無機フィラーの配合重量比(C)/(D)が1〜4であり
    (A)成分が、ポリヘキサメチレンセバカミド、またはポリヘキサメチレンドデカミドを含み、
    (B)成分が、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミド/ポリカプロアミドコポリマーおよび/またはポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマーを含む、ポリアミド樹脂組成物からなるウエルド部を有する成形品。
  2. 前記ポリアミド樹脂組成物における(A)成分の、溶媒として96%硫酸を使用し、ISO307に準拠して測定した粘度数が、80〜150ml/gの範囲であることを特徴とする請求項1記載のウエルド部を有する成形品。
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