JP6154078B2 - サンルーフ装置のディフレクタ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、サンルーフ装置のディフレクタ構造に関する。
車体のサンルーフ装置として、ルーフパネルを開けて走行した際の車室内への気流の巻き込みを抑制する目的でディフレクタを設けたものがある。ディフレクタの従来例としては、柔軟な生地素材の目の細かい網(薄布状部材)を備えた、いわゆるネット型ディフレクタが知られている(例えば特許文献1参照)。このネット型ディフレクタは、ルーフパネルが開くと薄布状部材が立設するように張架展開することで走行風を整流し、ルーフパネルが閉じると薄布状部材が折り畳まれてルーフパネル下方に収納されるようになっている。
ネット型ディフレクタは、薄布状部材が柔軟な生地素材であることから、収納される毎の薄布状部材の折り畳み形状にばらつきが生じやすい。そのため、場合によっては、図5に示すようなディフレクタ構造において、折り畳まれた際に薄布状部材6の一部が収納部50から後方にはみ出て車室内に露出するおそれがある。このような薄布状部材6の露出は、図5に二点鎖線で示すように、収納部50を後方へ延在させて大きくすることで防止することができる。
特表2008−500222号公報
しかしながら、前記のように収納部50を後方へ延在させた場合、それに伴って車体の後方にルーフライニング51を延在させる必要があり、その分、サンルーフ装置の開口が狭まることとなるため好ましくない。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、薄布状部材を張架展開して整流する構造のサンルーフ装置のディフレクタ構造において、収納スペースを大きくすることなしに、車室内への薄布状部材の露出を抑制することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ルーフパネルが開いたときに張架展開して走行風を整流し前記ルーフパネルが閉じられたときに折り畳まれる薄布状部材と、折り畳まれた前記薄布状部材を収納する収納部と、前記ルーフパネルの前部下側に設けられ、前記ルーフパネルを補強する補強部材と、前記薄布状部材の上端部に固定され、前記ルーフパネルが閉じられたときに前記薄布状部材とともに前記収納部に収納される上部ホルダと、を備え、前記補強部材は、前記ルーフパネルが閉じられる動作に伴って、前記収納部に収納された前記上部ホルダの下端部よりも下方、かつ、前記収納部の後端部よりも前方となる領域に進入することを特徴とする。
本発明によれば、薄布状部材が折り畳まれた際にその一部が収納部から後方にはみ出したとしても、ルーフパネルが閉じられることで薄布状部材を補強部材で押して収納部内に収納することができる。したがって、収納スペースを大きくすることなく、車室内への薄布状部材の露出を抑制することができる。
また、本発明は、前記補強部材に、前記収納部に向けて突出する突出部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、突出部により、薄布状部材を収納部内に確実に収納できるとともに、補強部材自体の剛性、ひいてはルーフパネルの剛性が向上する。
本発明によれば、収納スペースを大きくすることなしに、車室内への薄布状部材の露出を抑制できる。
サンルーフ装置の外観斜視図である。 ディフレクタ周りの構造を示す側断面図である。 収納部に収納された薄布状部材の作用説明図である。 ルーフパネルが閉じられる際の作用を示す図であり、(a)は収納部の開口部に補強部材が近づいて来たときの様子を示す断面図、(b)は開口部に補強部材が進入したときの様子を示す断面図、(c)はルーフパネルが閉じられたときの様子を示す断面図である。 従来技術を示す側断面図である。
[サンルーフ装置の概要]
図1において、サンルーフ装置1は、車体の固定ルーフ2に形成された略矩形状の開口部3を開閉するルーフパネル4を備えるとともに、ルーフパネル4が後方にスライドして開口部3が開いたとき、開口部3の前縁に沿って固定ルーフ2から上方に突出するディフレクタ5を備える。また、ルーフパネル4の下方には、開口部3の採光および遮光を行うためのサンシェード装置10が設けられている。
ディフレクタ5は、図2に示すように、薄布状部材6と、薄布状部材6の上側を支持する上部ホルダ7と、薄布状部材6の下側を支持する下部ホルダ8と、を備えている。薄布状部材6は柔軟な生地素材の目の細かい網で構成されている。薄布状部材6の上縁および下縁は、図3に示すように、縫合等によってそれぞれ側断面視して袋状に形成されており、各袋部に挿通された芯材6a,6bが上部ホルダ7の溝部7aと、下部ホルダ8の溝部8aに嵌入固定されている。上部ホルダ7および下部ホルダ8は例えば樹脂材により成形されている。
図1に示すように、上部ホルダ7の両端は後方に延びるデフアーム7A,7Aとして形成されている。デフアーム7Aの後端は車幅方向に沿う回転軸O1回りに回動自在に支持されている。また、デフアーム7Aには、上部ホルダ7が常に上方に突出する方向へ回転軸O1回りに回動付勢する弾性部材(図示せず)が取り付けられている。下部ホルダ8は、図2に示すように、収納部20内に設けられている。収納部20はルーフフレーム11の後部に設けられている。上部ホルダ7、下部ホルダ8および収納部20の詳細は後記する。
開口部3の両側縁の下方には、ルーフパネル4のスライドのガイド機能やデフアーム7Aの支持機能、前記弾性部材の支持機能を担うサイドフレーム(図示せず)が配置されている。ルーフフレーム11は、この両サイドフレームの各前端を連結するように車幅方向に長尺の部材として形成されている。ルーフフレーム11は、図2に示すように、固定ルーフ2の前端開口部3aの下方に、ドレン溝11aを有している。ドレン溝11aは、前方の固定ルーフ2に倣ってやや前下がりに傾斜している。ドレン溝11aと収納部20との間の傾斜部11bにはルーフパネル4の下面に当接するシール部材11cが設けられている。ルーフフレーム11は例えば金属製の材料により成形されている。
以上により、ルーフパネル4が閉じているときには、ルーフパネル4の下面に設けられた押圧シュー(図示せず)が前記弾性部材の付勢力に抗してデフアーム7Aを押し下げることで上部ホルダ7が下方に変位し薄布状部材6が折り畳まれてルーフフレーム11の上方に収納される。ルーフパネル4が開いてデフアーム7Aに対する前記押圧シューからの押圧が解かれると、前記弾性部材の付勢力により上部ホルダ7が上方に変位し薄布状部材6が張架展開して走行風を整流し、車室内への気流の巻き込みを抑制する。
[ディフレクタ構造]
本実施形態のディフレクタ構造は、前記した収納部20、上部ホルダ7、下部ホルダ8、およびルーフパネル4に設けられる補強部材40を備えている。
収納部20は、図2に示すように、側断面視で略L字状を呈しており、ルーフパネル4が閉じられたときに薄布状部材6を収納する。収納部20は、図3に示すように、前寄りから順に、前壁21と、底壁22と、後壁23と、を備えている。前壁21は、傾斜部11bの後端から屈曲して後方斜め下方に延在している。底壁22は、ルーフパネル4の傾斜に倣って前壁21の下端から屈曲して後方斜め上方に延在している。後壁23は、底壁22の後端から屈曲して上方へ延在している。後壁23は、前壁21よりも高さが低くなっている。これによって、収納部20の前壁21の上端部から後壁23の上端部(装着部材30の後板33の上端部)に亘る範囲が収納部20の開口部(薄布状部材6の出入口)となる。
収納部20には、下部ホルダ8が備わる装着部材30が装着されている。装着部材30は、収納部20の内面全体を覆うように装着されており、前壁21の内面を覆う前板31と、前板31に連続して底壁22の上面を覆う底板32と、底板32に連続して後壁23の前面および後面を覆う後板33とを備えている。前板31には、収納部20の前壁21に臨むようにして溝状の下部ホルダ8が設けられている。下部ホルダ8は、前板31の上下方向の略中央部に位置しており、その内側には、芯材6bとともに薄布状部材6の袋状の下端部が嵌入されている。下部ホルダ8は、ルーフパネル4が閉じられたときに収納部20の開口部に配置される上部ホルダ7よりも上下方向の下側にオフセットした位置に配置されている。つまり、上部ホルダ7の後記する前部72が下部ホルダ8の後方への突出部分と前後方向に重ならない位置関係(前後方向に干渉しない位置関係)となるように配置されている。下部ホルダ8から導出された薄布状部材6は、前壁21の後面と前板31の前面との間に形成される隙間S1を通じて収納部20の上端部20a(上部)に導かれている。これによって、ルーフパネル4が開いたときに、薄布状部材6は、収納部20の上端部20aから開口部3の上方に突出する。また、薄布状部材6は、ルーフパネル4が閉じられたときに、収納部20の上端部20aから収納部20内に向けて湾曲状に折り返される(図2の状態)。なお、下部ホルダ8の上部開口縁には、抜け防止用の係止片31aが突設されている。なお、前記のように薄布状部材6を収納部20の上端部20aに導く部分となる、前板31の上部部分(下部ホルダー8より上側の部位)は、特許請求の範囲における「延在部」に相当する。
前板31と底板32との角部32a、および底板32と後板33との角部32bは、アール状に湾曲形成されており、薄布状部材6を湾曲保持するようになっている。後板33は、逆U字状を呈しており、後壁23に被さるように上方から装着されている。後板33の高さは、後壁23の高さに倣って前板31よりも低く形成されている。これによって、装着部材30は、前板31の上端部から後板33の上端部に亘る範囲の開口部を有して構成されている。薄布状部材6は、この開口部を通じて収納部20内(装着部材30内)に出入りするようになっている。
上部ホルダ7の内側には、芯材6aとともに薄布状部材6の袋状の上端部が嵌入されている。上部ホルダ7は、ルーフパネル4が閉じられたときに、図3に示すように、収納部20の開口部に配置される。なお、上部ホルダ7の一部(後記する前部72や後部73の下部)は、開口部を通じて収納部20の内側空間(装着部材30の内側空間、以下同じ)に配置される。上部ホルダ7は、断面略U字状を呈しており、上部71と、上部71の前端から下方へ延在する前部72と、上部71の後端から下方へ延在する後部73と、を備えている。後部73は、前部72に比べて上下方向に長く形成されている。後部73は、ルーフパネル4が閉じられたときに、下部ホルダ8に対して前後方向にオーバーラップするように(図示しない後面視で後部73が下部ホルダ8に重なるように)配置されている。つまり、後部73は、下部ホルダ8の後方スペースを有効に利用して配置されている。なお、前部72と後部73との対向部には、抜け防止用の係止部74が突設されている。
補強部材40は、図2に示すように、ルーフパネル4の下面の前端部近傍に設けられている。補強部材40は、ルーフパネル4の下面に接着剤43を介して固定される基部41と、基部41の前端下部から下方へ向けて突出する突出部42とを有している。補強部材40は、ルーフパネル4が閉じられたときに、少なくとも一部が収納部20の開口部に進入可能である。本実施形態では、補強部材40の突出部42の少なくとも一部が開口部に進入可能である。具体的に、突出部42の下部は、図3に示すように、収納部20に収納された上部ホルダ7の後部73の下端部73aよりも下方、かつ、収納部20(装着部材30)の後端部となる後板33の後面33aよりも前方となる領域A1(図3中破線で示す領域)に進入可能である。ここで、領域A1は、基準線X1と基準線Y1とで仕切られる領域である。基準線X1は、上部ホルダ7の後部73の下端部73aを通り、収納部20の底壁22に略平行な線である。また、基準線Y1は、収納部20の後板33の後面33aに沿って上方へ延在する線である。
[作用]
図2において、薄布状部材6は上側が後方に変位するように傾斜状に立設して張架展開される。
図1においてルーフパネル4が閉じて前記押圧シューがデフアーム7Aを回転軸O1回りに押し下げると、図3に示すように、上部ホルダ7が収納部20内に収納される。収納された状態で上部ホルダ7は、下部ホルダ8の後方斜め上方位置(下部ホルダ8よりも上側にオフセットされた位置)に配置される。これによって、収納部20内において、下部ホルダ8と上部ホルダ7とが上下方向に配置されるとともに、上部ホルダ7を下部ホルダ8に近接するようにして収納部20の前側に配置することが可能となる。したがって、薄布状部材6は、後方へはみ出すことが抑制された状態に折り畳まれて収納される。
また、上部ホルダ7の後部73が前部72よりも上下方向に長く形成されているので、上部ホルダ7が収納される動作に伴って、上部ホルダ7から導出される薄布状部材6が後部73で好適に押えられ収納部20内に好適に誘導される。
また、後部73が下部ホルダ8の後方に位置し、下部ホルダ8に対して前後方向にオーバーラップする状態に配置されるので、上部ホルダ7から導出される薄布状部材6が後部73によって好適に押さえられる状態となり、上部ホルダ7が収納される動作に伴って、薄布状部材6が収納部20内に好適に誘導される。
次に、上部ホルダ7が収納部20に収納された状態で薄布状部材6の一部が収納部20から後方にはみ出している場合の作用について説明する。
図4(a)に示すように、薄布状部材6の一部が収納部20から後方にはみ出している場合には、図4(b)に示すように、ルーフパネル4の補強部材40(突出部42)の作用によって薄布状部材6のはみ出した部分が収納部20内に向けて押される。すなわち、ルーフパネル4が閉じられる際に補強部材40(突出部42)が収納部20内に進入し、薄布状部材6のはみ出した部分に補強部材40(突出部42)が当接する。これによって、薄布状部材6のはみ出した部分が収納部20内に押し込まれる。つまり、ルーフパネル4が閉じられる動作に伴って、薄布状部材6のはみ出した部分が収納部20内に好適に収納されることとなる。
その後、図4(c)に示すように、ルーフパネル4がチルトダウンされると、ルーフパネル4の下降に伴って補強部材40(突出部42)が下降し、薄布状部材6が上方から押される。これによって、ダメ押し的に収納部20内(領域A1内、図3参照)に薄布状部材6が押し込まれることとなり、薄布状部材6のはみ出した部分が収納部20内に好適に収納されることとなる。
以上のように、収納部20内において下部ホルダ8と上部ホルダ7とを上下方向に配置することができ、車体の前後方向の省スペース化を図ることができる。また、下部ホルダ8と上部ホルダ7とが車体の前後方向に配置されている場合に比べ、収納部20の前側に上部ホルダ7を配置することができるので、その分、薄布状部材6の後方へのはみ出しを抑制することができる。
また、前記した延在部により、薄布状部材6は、下部ホルダ8から収納部20の上端部20aに導かれた後に折り返されて収納部20に収納されることとなので、収納部20の上下方向の収納スペースを有効に利用して薄布状部材6を収納することができる。また、収納スペースを大きくすることなしに、車室内への薄布状部材6の露出を抑制することができる。
また、上部ホルダ7の後部73により、薄布状部材6の後方へのはみ出しを好適に抑制することができる。また、後部73によって、上部ホルダ7に接続される薄布状部材6が下部ホルダ8よりも下側となる領域に有効に導かれ、ルーフパネル4が閉じられたときに、上部ホルダ−7が収納部20に収納される過程で、上部ホルダ7の後方に薄布状部材6が膨らむのを抑制することができる。
また、後部73は、ルーフパネル4が閉じられたときに、下部ホルダ8に対して前後方向にオーバーラップしているので、車体の前後方向の省スペース化を図りつつ、薄布状部材6の後方へのはみ出しをより一層好適に抑制することができる。
また、ルーフパネル4が補強部材40を備えることで、薄布状部材6が折り畳まれた際に一部が収納部20から後方にはみ出したとしても、これを補強部材40で押して収納部20内に収納することができるので、収納スペースを大きくすることなく、車室内への薄布状部材6の露出を抑制することができる。
また、補強部材40の突出部42により、薄布状部材6を収納部20内に確実に収納できるとともに、補強部材40自体の剛性、ひいてはルーフパネル4の剛性が向上する。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、例えば、以下のように種々変形することができる。
例えば、下部ホルダ8は、装着部材30に一体に設けたが、これに限られることはなく、収納部20に取り付けられる別部材で構成してもよい。
また、収納部20は断面略L字形状のものを示したが、これに限られることはなく、種々の形状のものを採用し得る。
前記した延在部は、装着部材30によって形成したものを示したが、これに限られることはなく、収納部20に取り付けられる別部材で構成してもよい。また、延在部による薄布状部材6の延在位置は、収納部20の上端部20aであるものを示したが、これに限られることはなく、下部ホルダ8の上側において上部ホルダ7に干渉しない位置から導出されるものであればよい。
1 サンルーフ装置
4 ルーフパネル
5 ディフレクタ
6 薄布状部材
7 上部ホルダ
8 下部ホルダ
10 サンシェード装置
20 収納部
30 装着部材
31 前板(延在部)
32 底板
33a 後面(収納部の後端部)
40 補強部材
42 突出部
71 上部
72 前部
73 後部
73a 下端部
A1 領域

Claims (2)

  1. ルーフパネルが開いたときに張架展開して走行風を整流し前記ルーフパネルが閉じられたときに折り畳まれる薄布状部材と、
    折り畳まれた前記薄布状部材を収納する収納部と、
    前記ルーフパネルの前部下側に設けられ、前記ルーフパネルを補強する補強部材と、
    前記薄布状部材の上端部に固定され、前記ルーフパネルが閉じられたときに前記薄布状部材とともに前記収納部に収納される上部ホルダと、を備え、
    前記補強部材は、前記ルーフパネルが閉じられる動作に伴って、前記収納部に収納された前記上部ホルダの下端部よりも下方、かつ、前記収納部の後端部よりも前方となる領域に進入することを特徴とするサンルーフ装置のディフレクタ構造。
  2. 前記補強部材には、前記収納部に向けて突出する突出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置のディフレクタ構造。
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