JP6127158B2 - 車両のサンルーフ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のルーフに開口部が設けられ、開口部に可動ルーフが支持され、可動ルーフで開口部を開閉可能に構成した車両のサンルーフ構造に関する。
車両のサンルーフ構造として、車両の頂部がルーフ(不動ルーフ)で形成され、ルーフに開口部が形成され、開口部に可動ルーフ(カバー)が開閉自在に支持され、可動ルーフの車幅方向両側部にストリップが設けられたものが知られている。
ストリップは、開口部の両側部(すなわち、ルーフ)に接触される状態に設けられている。よって、可動ルーフを開放させた状態において、開口部の両側部および可動ルーフ間の空間がストリップで密封状態に保たれる(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1のサンルーフ構造は、ストリップが開口部の両側部に接触された状態で可動ルーフが上下方向に開閉される。よって、可動ルーフを開閉する際に、ストリップが開口部の両側部に接触した状態で摺動し、開口部の両側部およびストリップ間に摺動による摩擦抵抗が発生する。
このため、可動ルーフを開閉させる際に、作動モータなどの作動力を大きく確保する必要がある。
また、車両のサンルーフ構造として、車両の頂部に形成された開口部に可動ルーフ(スライドルーフ)が開閉自在に支持され、可動ルーフの両側部にラバー部材が設けられたものが知られている。ラバー部材は、下半部が断面略L字状に形成されている。このラバー部材は、可動ルーフを閉じた状態において、断面略L字状の下半部が不動ルーフの案内溝に収納される。
この状態において、ラバー部材の下半部が案内溝に対して非接触状態に保たれる。
よって、可動ルーフを開閉させる際に、ラバー部材および案内溝間に摩擦抵抗が発生することを抑えることが可能になり、作動モータなどの作動力を小さく抑えることができる(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、特許文献2のサンルーフ構造は、ラバー部材に備えた断面略L字状の下半部が案内溝に対して非接触状態に保たれる。よって、車両の走行中に、断面略L字状の下半部に走行風が回り込むように流れることが考えられる。
ここで、ラバー部材の下半部が断面略L字状に形成されることにより、ラバー部材の下端部に凸角部(エッジ)が形成される。よって、ラバー部材の下半部に回り込んだ走行風がラバー部材の下半部から剥離しやすくなり、下半部から走行風が剥離することにより風切音が発生する。
また、特許文献2のサンルーフ構造は、ラバー部材に備えた断面略L字状の下半部を案内溝に非接触状態に収納させている。このため、ラバー部材の下半部は、案内溝で形状の制約を受け、そのことが設計の自由度を高める妨げになっていた。
特公平4−9689号公報 特開昭63−110022号公報
本発明は、可動ルーフを開閉させる作動力を抑え、さらに、風切音の発生を抑え、加えて、設計の自由度を高めることができる車両のサンルーフ構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、車両の頂部を形成する不動ルーフと、前記不動ルーフに設けられた開口部を開閉する可動ルーフと、前記可動ルーフの車幅方向側部に設けられ、前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記不動ルーフに対して離間するサイドリップと、を備え、前記サイドリップは、前記可動ルーフの前記車幅方向側部から下方に向かって張り出リップ本体と、前記リップ本体の下端から車幅方向外側に向かって突出する突出部と、を備える車両のサンルーフ構造が提供される。
請求項2に係る発明では、好ましくは、前記突出部は、車幅方向外側の突出表面から凸角部が除去され、前記突出表面が断面略湾曲形状に滑らかに形成される。
請求項3に係る発明では、好ましくは、前記リップ本体は、前記可動ルーフのチルトアップ状態において前記不動ルーフの上面よりも下方まで張り出され、前記突出部は、該突出部の上面が、前記可動ルーフのチルトアップ状態において前記不動ルーフの上面よりも下方に位置する。
請求項4に係る発明では、好ましくは、前記リップ本体は、前記可動ルーフのチルトアップ状態において、車体前後方向に略水平に延びる前下端を有するリップ前側部と、前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記前下端の後端から車体後方、かつ、上方に向けて上り勾配に延びる後下端を有するリップ後側部と、を備え、前記突出部は、前記前下端および前記後下端に跨って設けられる。
請求項5に係る発明では、好ましくは、前記リップ前側部は、前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記前下端の後端が前記不動ルーフの上面よりも下方に位置する。
請求項6に係る発明では、好ましくは、前記突出部は、前記前下端の前端から前記後下端の後端まで連続して設けられる。
請求項7に係る発明では、好ましくは、前記突出部は、前記後下端に設けられた後突出部を有し、該後突出部は、前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記前下端の後端から前記開口部の後縁よりも高い位置まで連続して延びる。
請求項1に係る発明では、可動ルーフの車幅方向側部にサイドリップを設け、サイドリップを不動ルーフに対して離間させた。よって、サイドリップは、不動ルーフに対して非接触状態に保たれる。
これにより、可動ルーフを開閉させる際に、サイドリップおよび不動ルーフ間に摩擦抵抗が発生することを抑え、可動ルーフを開閉させる際の作動力を小さく抑えることができる。
さらに、リップ本体の下端から車幅方向外側に向かって突出部を突出させた。よって、リップ本体から下端まで導かれた走行風が、リップ本体の下端から車室側に回り込むことを突出部で防止できる。
これにより、リップ本体の下端から走行風が剥離されることを防いで、風切音の発生を抑えることができる。
加えて、サイドリップは、従来技術のように、不動ルーフの案内溝に収納させた状態で、案内溝に対して非接触状態を保つ必要がない。
これにより、サイドリップは、案内溝などで形状の制限を受けることがなく、設計の自由度を高めることができる。
請求項2に係る発明では、突出部の突出表面からエッジ(凸角部)を除去し、突出表面を断面略湾曲形状に滑らかに形成した。よって、突出部まで導かれた走行風の一部が、リップ本体の下端を回り込むように流れてしまったとしても、回り込むように流れた走行風を突出部の突出表面に沿わせて円滑に流すことができる。
すなわち、突出部まで導かれた走行風が突出表面から剥離されることを防止できる。
このように、走行風が突出表面から剥離されることを防ぐことにより、突出部に導かれた走行風で風切音が発生することを抑制できる。
請求項3に係る発明では、可動ルーフのチルトアップ状態において、リップ本体を不動ルーフの上面よりも下方まで張り出し、さらに、突出部の上面を不動ルーフの上面よりも下方に位置させた。
よって、不動ルーフの上面に沿ってサイドリップに向かって流れる走行風を、リップ本体で受けることができる。さらに、リップ本体で受けた走行風を、突出部の上面で受けることができる。これにより、サイドリップに向かって流れた走行風が、リップ本体の下端から車室側に回り込むことを突出部で確実に防止でき、風切音の発生を一層好適に抑制できる。
請求項4に係る発明では、リップ本体は、リップ前側部およびリップ後側部を有する。さらに、可動ルーフのチルトアップ状態で、リップ前側部の前下端を車体前後方向に略水平に延ばし、前下端からリップ後側部の後下端を車体後方、かつ、上方に向けて上り勾配に延ばした。
リップ後側部の後下端を前下端から車体後方、かつ、上方に向けて上り勾配に延ばすことにより、リップ後側部の高さ寸法を好適に抑えることができる。よって、可動ルーフを閉状態に閉じた際に、リップ後側部が車室側に大きく入り込まないようにでき、リップ後側部が不動ルーフのフレーム材に干渉することを防止できる。
また、リップ本体にリップ前側部およびリップ後側部を有するようにした。よって、可動ルーフのチルトアップ状態において、不動ルーフの上面からサイドリップに向かって流れる走行風を、リップ前側部およびリップ後側部で効率よく受けることができる。
さらに、リップ前側部(前下端)およびリップ後側部(後下端)の両下端に跨って突出部を設けた。よって、リップ前側部およびリップ後側部で受けた走行風を、突出部で効率よく受けることができる。
これにより、サイドリップに向かって流れた走行風が、リップ本体の下端から車室側に回り込むことを突出部で確実に防止できる。
ここで、リップ前側部の前下端を車体前後方向に延ばし、リップ後側部の後下端を車体後方、かつ、上方に向けて上り勾配に延ばすことにより、リップ前側部およびリップ後側部の境界部が下向きに突出した角形状(エッジ形状)となる。
このため、角形状(エッジ形状)が形成された境界部で走行風を受けることにより、境界部に振動が発生することが考えられる。
そこで、請求項4に係る発明において、リップ前側部(前下端)およびリップ後側部(後下端)に跨って突出部を設けるようにした。よって、角形状(エッジ形状)となる境界部を突出部で補強して、境界部の剛性を高めることができる。
これにより、角形状(エッジ形状)が形成された境界部で走行風を受けた際に、境界部に走行風で振動が発生することを抑制できる。
さらに、境界部が角形状(エッジ形状)に形成されることにより、例えば、境界部に突出部が設けられない場合、境界部に到達した走行風が境界部から剥離しやすくなる。
そこで、請求項4に係る発明において、リップ前側部(前下端)およびリップ後側部(後下端)に跨って突出部を設けることにより、突出部を境界部に設けることができる。よって、境界部に到達した走行風を突出部で受けることができる。
これにより、走行風が境界部から剥離されることを突出部で防止でき、境界部における風切音の発生を抑えることができる。
請求項5に係る発明では、可動ルーフのチルトアップ状態において、リップ前側部(前下端)の後端を不動ルーフの上面よりも下方に位置させた。よって、角形状(エッジ形状)となる境界部の下端部を不動ルーフの上面よりも下方に配置させることができる。
これにより、不動ルーフの上面に沿って流れる走行風を、角形状となる境界部の下端部に当たらないように下端部から回避させることができ、境界部における風切音の発生を抑えることができる。
請求項6に係る発明では、リップ前側部(前下端)の前端からリップ後側部(後下端)の後端まで突出部を連続して設けた。よって、サイドリップの下端全域を突出部で補強して、サイドリップの下端全域の剛性を高めることができる。
これにより、サイドリップに走行風が当たった際に、走行風によりサイドリップに自励振動が発生することを抑えることが可能になり、自励振動による振動音の発生を抑制できる。
請求項7に係る発明では、可動ルーフのチルトアップ状態において、後突出部を前下端の後端から開口部の後縁よりも高い位置まで連続して延ばした。後突出部は、リップ後側部(後下端)に設けられている。
よって、リップ後側部に導かれた走行風を、後突出部で開口部の後縁よりも高い位置に案内でき、開口部の後縁を回避して走行風を流すことができる。これにより、リップ後側部に導かれた走行風が開口部の後縁に当たって衝突音を発生させることを抑制できる。
本発明に係る車両のサンルーフ構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1のサンルーフ構造を示す側面図である。 図2のサンルーフ構造から可動ルーフを分解した状態を示す側面図である。 図2のサンルーフ構造の可動ルーフを閉位置に配置した状態を示す側面図である。 図1の5部拡大図である。 図5の6−6線断面図である。 図3の可動ルーフを示す側面図である。 図2の8部拡大図である。 図8の9−9線断面図である。 図7の10部拡大図である。 図4の11−11線断面図である。 本発明に係る車両のサンルーフ構造(左サイドリップ)で走行風を受ける例を説明する図である。 本発明に係る車両のサンルーフ構造(左サイドリップ)で走行風を前開口部の後縁から回避させる例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向を表す。
実施例に係る車両のサンルーフ構造10について説明する。
図1、図2に示すように、車両のサンルーフ構造10は、車両Veの頂部を形成するルーフ(不動ルーフ)12と、ルーフ12に設けられた可動ルーフ13と、可動ルーフ13の左側部(車幅方向側部)13aに設けられた左サイドリップ15と、可動ルーフ13の右側部(車幅方向側部)13bに設けられた右サイドリップ16とを備えている。
左サイドリップ15および右サイドリップ16は左右対称の部材であり、以下左サイドリップ15について説明して右サイドリップ16の説明を省略する。
ルーフ12は、頂部の左側部を形成する左サイドルーフレール21と、頂部の右側部を形成する右サイドルーフレール22と、左右のサイドルーフレール21,22間に設けられたルーフ本体23と、ルーフ本体23に設けられたルーフガラス24を備えている。
ルーフ本体23は、前部に略矩形状の前開口部25が設けられ、前開口部25の車体後方に略矩形状の後開口部32が設けられている。後開口部32に平面視略矩形状のルーフガラス24が嵌め込まれている。
前開口部25は、車幅方向に延びる前縁26と、前縁26の左端部から車体後方に向けて延びる左側縁27と、前縁26の右端部から車体後方に向けて延びる右側縁28と、左側縁27の後端部および右側縁28の後端部を連結する後縁29とを備えている。
前縁26、左側縁27、右側縁28および後縁29で前開口部25が略矩形状に開口されている。この前開口部25に可動ルーフ13が設けられている。
可動ルーフ13は、前開口部25を閉塞可能に平面視略矩形状に形成されたガラス製のサンルーフである。この可動ルーフ13は、ルーフ本体23の前開口部25にルーフ開閉手段34(図3参照)を介して支持されている。
ルーフ開閉手段34を操作することにより、可動ルーフ13の後端部13cが閉位置P1(図4参照)および開位置P2間で上下方向に移動(いわゆる、チルト移動)する。
図3、図4に示すように、ルーフ開閉手段34のリンク機構35が折り畳まれることにより、可動ルーフ13が閉位置P1に配置される。この状態において、可動ルーフ13の上面13dがルーフ本体23の上面23aやルーフガラス24の上面24aに対して略面一に配置され、前開口部25が可動ルーフ13で閉塞される。
一方、図2、図3に示すように、ルーフ開閉手段34のリンク機構35が拡げられることにより、可動ルーフ13が開位置P2に配置される。この状態において、可動ルーフ13の前端部13eがルーフ本体23の上面23aと同じ高さに保持された状態で、可動ルーフ13の後端部13cがルーフ本体23の上面23aやルーフガラス24の上面24aより上方に配置される。
可動ルーフ13が開位置P2に配置された状態において、前端部13eから後端部13cに向けて上面13dが傾斜角θ1の上り勾配に傾斜されるように、可動ルーフ13がチルトアップ状態に配置される。
可動ルーフ13が開位置P2(すなわち、チルトアップ状態)に配置されることにより前開口部25が開放される。
図5、図6に示すように、可動ルーフ13の左側部13aに左サイドリップ15が設けられている。左サイドリップ15は、例えば、樹脂材で形成(成形)された部材である。
この左サイドリップ15は、可動ルーフ13の左側部13aに設けられたリップ基部41と、リップ基部41から下方に向かって板状に張り出されたリップ本体42と、リップ本体42の下端42aから車幅方向外側に向かって突出する突出部45とを備えている。
リップ基部41の車幅方向外側にシール材49が設けられている。シール材49は可動ルーフ13の全周縁に沿って設けられている(図1も参照)。
図7に示すように、リップ本体42は、リップ基部41(図6参照)に設けられ、可動ルーフ13の左側部13aから下方に向かって板状に張り出されている。
このリップ本体42は、左側部13aのうち前端部13fおよび後端寄り部13g間から下方に向けて張り出された板状のリップ前側部43と、左側部13aのうち後端寄り部13gおよび後端部13h間から下方に向けて張り出された板状のリップ後側部44とを備えている。
リップ前側部43は、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、車体前後方向に略水平に延びる前下端43aを有する。前下端43aは、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、後端43bがルーフ本体23の上面(ルーフ12の上面)23aよりも下方に配置される(図5も参照)。
すなわち、リップ前側部43は、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、ルーフ本体23の上面23aよりも下方まで張り出されている(垂下されている)。
リップ後側部44は、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、前下端43aの後端43bから車体後方、かつ、上方に向けて傾斜角θ2の上り勾配に延びる後下端44aを有する。このリップ後側部44は、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、ルーフ本体23の上面23aよりも上方に配置される。
図5に戻って、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、左サイドリップ15のリップ前側部43およびリップ後側部44がルーフ本体23の上面23aよりも上方に配置される。
これにより、ルーフ本体23の上面23aから左サイドリップ15に向かって流れる走行風を、リップ前側部43およびリップ後側部44で効率よく受けることができる。
図6、図7に示すように、リップ本体42の下端42aから車幅方向外側に向かって突出部45が突出されている。よって、リップ本体42から下端42aまで導かれた走行風が、リップ本体42の下端42aから車室17側に回り込むことを突出部45で防止できる。
これにより、リップ本体42の下端42aから走行風が突出部45で剥離されることを防いで、風切音の発生を抑えることができる。
突出部45は、車幅方向外側の突出表面45aからエッジ(凸角部)が除去され、突出表面45aが断面略湾曲形状(例えば、円弧形状)に滑らかに形成されている。よって、突出部45まで導かれた走行風を、突出部45の突出表面45aに沿わせて円滑に流すことができる。
すなわち、突出部45まで導かれた走行風が突出表面45aから剥離されることを防止できる。このように、走行風が突出表面45aから剥離されることを防ぐことにより、突出部45に導かれた走行風で風切音が発生することを抑えることができる。
この突出部45は、リップ前側部43の前下端43aに設けられた前突出部46と、リップ後側部44の後下端44aに設けられた後突出部47とを有する。すなわち、突出部45は、前下端43aの前端43cから後下端44aの後端44bまで連続して設けられ、かつ、前下端43aおよび後下端44aに跨って設けられる。
前下端43aの前端43cから後下端44aの後端44bまで突出部45を連続して設けることにより、リップ本体42の下端42a全域を突出部45で補強して左サイドリップ15の剛性を高めることができる。
これにより、左サイドリップ15に走行風が当たった際に、走行風により左サイドリップ15に自励振動が発生することを抑えることができ、自励振動による振動音の発生を抑制できる。
さらに、前下端43aおよび後下端44aに跨って突出部45が設けられることにより、リップ前側部43およびリップ後側部44で受けた走行風を、突出部45で効率よく受けることができる。
これにより、左サイドリップ15に向かって流れた走行風が、リップ本体42の下端42aから車室17側に回り込むことを突出部45で確実に防止できる。
特に、突出部45のうち前突出部46は、可動ルーフ13が開位置P2に開放された状態において、(突出部の)上面46aがルーフ本体23の上面23aよりも下方に位置する。さらに、可動ルーフ13が開位置P2に開放された状態において、リップ前側部43(特に、前下端43a)がルーフ本体23の上面23aよりも下方まで張り出されている(垂下されている)。
よって、ルーフ本体23の上面23aに沿って左サイドリップ15に向かって流れる走行風を、リップ本体42(具体的には、リップ前側部43)で受けることができる。さらに、リップ前側部43で受けた走行風を、前突出部46の上面46aで受けることができる。
これにより、左サイドリップ15に向かって流れた走行風が、リップ前側部43の前下端43aから車室17側に回り込むことを前突出部46で確実に防止でき、風切音の発生を好適に抑えることができる。
図8、図9に示すように、突出部45のうち後突出部47は、可動ルーフ13が開位置P2に開放された状態において、傾斜角θ2(図7も参照)の上り勾配で車体後方に向けて延出されている。
これにより、後突出部47の後端47aがルーフ12(具体的には、前開口部25)の後縁29よりも高い位置P3に配置される。
すなわち、後突出部47は、前下端43aの後端43bから前開口部25の後縁29よりも高い位置P3まで連続して傾斜角θ2の上り勾配で延出されている。この後突出部47は、リップ後側部44の後下端44aに設けられている。
よって、リップ後側部44に導かれた走行風を、後突出部47で前開口部25の後縁29よりも高い位置P3に案内できる。これにより、前開口部25の後縁29を回避して走行風を流すことができるので、リップ後側部44に導かれた走行風が前開口部25の後縁29に当たって衝突音を発生させることを抑制できる。
図10に示すように、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、リップ後側部44の後下端44aが傾斜角θ2の上り勾配に延出されることにより、リップ後側部44の高さ寸法Hを好適に抑えることができる。
よって、図4、図11に示すように、可動ルーフ13が閉位置P1に閉じられた状態において、リップ後側部44が車室17側に大きく入り込まないようにできる。これにより、リップ後側部44がルーフ12のフレーム材18に干渉することを防止できる。
加えて、フレーム材18を車室17の高位置に配置できるので、車室17を大きく確保して居住性を高めることができる。
図10に戻って、可動ルーフ13の後端部13cが開位置P2に開放された状態において、リップ前側部43の前下端43aが略水平に延ばされ、かつ、リップ後側部44の後下端44aが傾斜角θ2の上り勾配に延出される。
よって、リップ前側部43およびリップ後側部44の境界部48において、境界部48の下端部48aが下向きに突出した角形状(換言すれば、エッジ形状、コーナ状)に形成される。すなわち、境界部48の下端部48aが下方に向けて突出するようにコーナ部に形成される。
このため、角形状が形成された境界部48で走行風を受けることにより、境界部48に振動が発生することが考えられる。
そこで、リップ本体42の下端42aから車幅方向外側に向かって突出部45を突出(すなわち、膨出)させるようにした。よって、リップ前側部43の前下端43aおよびリップ後側部44の後下端44aに跨って突出部45が設けられる。
境界部48の下端部48aが突出部45で補強され、境界部48(特に、下端部48a)の剛性が高められている。これにより、角形状(エッジ形状)が形成された境界部48で走行風を受けた際に、境界部48に走行風で振動が発生することを抑制できる。
さらに、境界部48の下端部48aが角形状に形成されることにより、例えば、境界部48に突出部45が設けられない場合、境界部48に到達した走行風が境界部48から剥離しやすくなる。このため、境界部48において風切音が発生しやすくなる。
そこで、リップ前側部43の前下端43aおよびリップ後側部44の後下端44aに跨って突出部45を設けるようにした。よって、境界部48に到達した走行風を突出部45で受けることができる。
これにより、走行風が境界部48から剥離されることを突出部45で防止でき、境界部48における風切音の発生を抑えることができる。
さらに、図5に示すように、可動ルーフ13が開位置P2に配置された状態において、リップ前側部43がルーフ本体23の上面23aよりも下方まで張り出されている。よって、角形状となる境界部48の下端部48aをルーフ本体23の上面23aよりも下方に配置させることができる。
これにより、ルーフ本体23の上面23aに沿って流れる走行風を、角形状となる境界部48の下端部48aに当たらないように、下端部48aから回避させることができる。走行風を下端部48aから回避させることにより、境界部48における風切音の発生を一層良好に抑えることができる。
図6、図11に示すように、左サイドリップ15は、可動ルーフ13が閉位置P1(図4参照)および開位置P2(図2参照)間において、ルーフ12に対して離間するように設けられる。
すなわち、左サイドリップ15がルーフ12(具体的には、前開口部25の左側縁27)に対して非接触状態に保たれる。よって、可動ルーフ13を矢印方向に開閉させる際に、左サイドリップ15および左側縁27間に摩擦抵抗が発生することを抑制できる。これにより、可動ルーフ13を開閉させる際の作動力を小さく抑えることができる。
さらに、左サイドリップ15は、従来技術のように、ルーフ12の案内溝に収納させた状態で、案内溝に対して非接触状態を保つ必要がない。
これにより、左サイドリップ15は、案内溝などで形状の制限を受けることがなく、設計の自由度を高めることができる。
つぎに、車両Veの走行中に発生する走行風を左サイドリップ15で受ける例を図12に基づいて説明する。
図12(a)に示すように、可動ルーフ13の上面13dから左サイドリップ15に向かって矢印Aの如く流れる走行風を左サイドリップ15で受ける。
同様に、ルーフ本体23の上面23aから左サイドリップ15に向かって矢印Bの如く流れる走行風を左サイドリップ15で受ける。
図12(b)に示すように、左サイドリップ15に矢印Aの如く流れた走行風や、左サイドリップ15に矢印Bの如く流れた走行風を、左サイドリップ15のリップ前側部43で受ける。
リップ前側部43で受けた走行風を前突出部46の上面46aで受ける。これにより、リップ前側部43で受けた走行風が、リップ前側部43の前下端43aから車室17側に回り込むことを前突出部46で防止し、風切音の発生を好適に抑えることができる。
ここで、突出部45の突出表面45aが断面略湾曲形状に滑らかに形成されている。よって、突出部45まで導かれた走行風を、突出部45の突出表面45aに沿わせて円滑に流すことができる。
これにより、突出部45まで導かれた走行風が突出表面45aから剥離されることを防ぎ、突出部45に導かれた走行風で風切音が発生することを抑えることができる。
さらに、図12(a)に示すように、前下端43aの前端43cから後下端44aの後端44bまで突出部45が連続して設けられている。よって、左サイドリップ15の剛性が突出部45で高められる。
これにより、図12(b)に示すように、左サイドリップ15に矢印Aの如く当たった走行風や、左サイドリップ15に矢印Bの如く当たった走行風により、左サイドリップ15に自励振動が発生することを抑えることができる。
これにより、左サイドリップ15の自励振動による振動音の発生を抑制できる。
加えて、図12(a)に示すように、境界部48の下端部48aが角形状に形成されている。この下端部48aが突出部45で補強されることにより剛性を高められている。
これにより、左サイドリップ15に矢印Aの如く当たった走行風や、左サイドリップ15に矢印Bの如く当たった走行風により、境界部48に振動が発生することを抑制できる。
ついで、車両Veの走行中に発生する走行風を前開口部25の後縁29から回避させる例を図13に基づいて説明する。
図13に示すように、可動ルーフ13が開位置P2に開放された状態において、後突出部47が前下端43aの後端43bから前開口部25の後縁29よりも高い位置P3まで連続して傾斜角θ2の上り勾配で延出されている。この後突出部47は、リップ後側部44の後下端44aに設けられている。
よって、リップ後側部44に矢印Cの如く導かれた走行風を、後突出部47で前開口部25の後縁29よりも高い位置P3に矢印Dの如く案内できる。これにより、リップ後側部44に導かれた走行風を、前開口部25の後縁29を回避して後縁29の上方に矢印Eの如く流すことができる。
このように、走行風を後縁29の上方に流すことにより、リップ後側部44に導かれた走行風が前開口部25の後縁29に当たって衝突音を発生させることを抑制できる。
なお、本発明に係る車両のサンルーフ構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、可動ルーフ13が閉状態およびチルトアップ状態間の両方の状態において、左サイドリップ15をルーフ12に対して離間するように設けた例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、可動ルーフ13が閉状態のときには、左サイドリップ15がルーフ12に接触し、可動ルーフ13がチルトアップ状態のときのみ、左サイドリップ15がルーフ12に対して離間するように設けることも可能である。
また、前記実施例では、可動ルーフ13としてガラス製のサンルーフを例示したが、これに限らないで、可動ルーフ13を鋼製のルーフとすることも可能である。
さらに、前記実施例では、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、リップ前側部43の前下端43aを車体前後方向に略水平に延びる例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、前下端43aが車体前後方向に完全に水平に延びていなくても、可動ルーフ13のチルトアップ状態において、前下端43aの全体がルーフ本体23の上面23aよりも下方に配置されていればよい。
さらに、前記実施例で示した車両、車両のサンルーフ構造、ルーフ、可動ルーフ、左右のサイドリップ、ルーフ本体、前開口部、前開口部の後縁、リップ本体、リップ前側部、リップ後側部、突出部、突出表面、前突出部および後突出部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車両のルーフに開口部が設けられ、開口部に可動ルーフが設けられ、可動ルーフで開口部を開閉可能な車両のサンルーフ構造を備えた自動車への適用に好適である。
Ve…車両、10…車両のサンルーフ構造、12…ルーフ(不動ルーフ)、13…可動ルーフ、13a,13b…可動ルーフの左右の側部(車幅方向側部)、15,16…左右のサイドリップ(サイドリップ)、23…ルーフ本体、23a…ルーフ本体の上面(ルーフの上面)、25…前開口部(開口部)、29…前開口部の後縁、42…リップ本体、42a…リップ本体の下端、43…リップ前側部、43a…前下端、43b…前下端の後端、43c…前下端の前端、44…リップ後側部、44a…後下端、44b…後下端の後端、45…突出部、45a…突出表面、46…前突出部、46a…前突出部の上面(突出部の上面)、47…後突出部、P3…前開口部の後縁よりも高い位置。

Claims (7)

  1. 車両の頂部を形成する不動ルーフと、
    前記不動ルーフに設けられた開口部を開閉する可動ルーフと、
    前記可動ルーフの車幅方向側部に設けられ、前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記不動ルーフに対して離間するサイドリップと、を備え、
    前記サイドリップは、
    前記可動ルーフの前記車幅方向側部から下方に向かって張り出すリップ本体と、
    前記リップ本体の下端から車幅方向外側に向かって突出する突出部と、
    を備える、車両のサンルーフ構造。
  2. 前記突出部は、
    車幅方向外側の突出表面から凸角部が除去され、前記突出表面が断面略湾曲形状に滑らかに形成された、請求項1記載の車両のサンルーフ構造。
  3. 前記リップ本体は、
    前記可動ルーフのチルトアップ状態において前記不動ルーフの上面よりも下方まで張り出し、
    前記突出部は、
    該突出部の上面が、前記可動ルーフのチルトアップ状態において前記不動ルーフの上面よりも下方に位置する、請求項1または請求項2記載の車両のサンルーフ構造。
  4. 前記リップ本体は、
    前記可動ルーフのチルトアップ状態において、車体前後方向に略水平に延びる前下端を有するリップ前側部と、
    前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記前下端の後端から車体後方、かつ、上方に向けて上り勾配に延びる後下端を有するリップ後側部と、を備え、
    前記突出部は、
    前記前下端および前記後下端に跨って設けられる、請求項1〜3のいずれか1項記載の車両のサンルーフ構造。
  5. 前記リップ前側部は、
    前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記前下端の後端が前記不動ルーフの上面よりも下方に位置する、請求項4記載の車両のサンルーフ構造。
  6. 前記突出部は、
    前記前下端の前端から前記後下端の後端まで連続して設けられる、請求項4または請求項5記載の車両のサンルーフ構造。
  7. 前記突出部は、
    前記後下端に設けられた後突出部を有し、
    該後突出部は、
    前記可動ルーフのチルトアップ状態において、前記前下端の後端から前記開口部の後縁よりも高い位置まで連続して延びる、請求項4〜6のいずれか1項記載の車両のサンルーフ構造。
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