JP6149691B2 - 乗物用シート - Google Patents
乗物用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6149691B2 JP6149691B2 JP2013226867A JP2013226867A JP6149691B2 JP 6149691 B2 JP6149691 B2 JP 6149691B2 JP 2013226867 A JP2013226867 A JP 2013226867A JP 2013226867 A JP2013226867 A JP 2013226867A JP 6149691 B2 JP6149691 B2 JP 6149691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- hinge
- seat back
- spacer
- armrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
このような問題に鑑み本発明の課題は、シートバック若しくはシートクッションにおけるヒンジ部に隣接する部位をヒンジ部を被うように拡大することにより、部品点数を増加させることなくヒンジ部を被い、シートの見栄えを良くすることにある。
第1発明によれば、シートバックをシートクッションに対して回転移動可能とするヒンジ部がシートバック又はシートクッションに一体に形成された拡大部によって被われる。従って、ヒンジ部がシート外観上に露出せず、シートの見栄えを良くすることができる。このとき、拡大部は、シートクッション又はシートバックのパッド及びカバーを拡大して形成され、シートクッション又はシートバックの大きさが少し大きくなるのみで部品点数を増加させないでシートの見栄えを良くすることができる。
ヒンジ部はシートバックの全幅方向の両端間で、且つ、シートクッション上面から上方に離間した位置にあり、拡大部に被われないで露出していると、シートの中央部にヒンジ部が見えてシートの見栄えを悪くする。第2発明によれば、係るヒンジ部が拡大部で被われるため、見栄えの悪化を抑制することができる。しかも、拡大部がシートバックの回転移動と共にヒンジ部のヒンジブラケット方向に移動しても、ヒンジブラケットは拡大部と干渉しないように湾曲されているため、シートバックの回転移動に影響させないようにすることができる。
第3発明によれば、アームレスト下部のスペーサの形状を変更するのみでヒンジ部を被う拡大部を形成することができる。従って、スペーサの形状変更のみで簡単にシートの見栄えの悪化を抑制することができる。
シートは、シートクッション2の後部とシートバック1の下部との間に設けられたヒンジ部13を中心として、シートバック1がシートクッション2に対して前後方向に回転移動可能に構成されている。シートバック1は、左右方向に6:4の比率で分割されており、左右に分割された各シートバック1は、それぞれ独立して前後方向に回転移動可能に構成されている。シートクッション2及び左右の各シートバック1は、それぞれ強度部材から成る骨格部材の上に弾性体から成るパッドを被せ、更にパッドの上から表皮材としてのカバーを被せて骨格部材とパッドとが一体に結合されて成る。図3、4では、左右に分割されたシートバック1のうち、比率が6側のシートバック1が示されており、骨格部材であるバックフレーム10にバックパッド20が被せられている。バックフレーム10は、公知のように一対のサイドフレーム18にパイプフレーム15が組み合わされて成る。なお、図3、4では、表皮材としてのカバーは図示を省略されている。
また、アームレスト22下部のスペーサ24の形状を変更するのみでヒンジ部13を被う拡大部24Aを形成することができる。従って、スペーサ24の形状変更のみで簡単にシートの見栄えの悪化を抑制することができる。
1.上記実施形態では、シートバック1の一部であるスペーサ24を拡大してヒンジ部13を被う拡大部24Aを形成したが、シートバック1そのもの及びシートクッション2に拡大部を形成しても良い。
2.上記実施形態では、シートバック1を左右方向に6:4の比率で分割するタイプのシートに本発明を適用したが、左右方向に5:5の比率で分割するタイプのシートに本発明を適用しても良い。
3.上記実施形態では、本発明を車両用シートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
2 シートクッション
10 バックフレーム
11A、11B ベースブラケット
12 ベースパイプ
13 ヒンジ部
13A、13B リクライナー
14 ヒンジブラケット
14A ヒンジブラケットカバー
15 パイプフレーム
16A、16B アームレストブラケット
17 スペーサ支持ブラケット
18 サイドフレーム
20 バックパッド
22 アームレスト
23 バックカバー
24 スペーサ
24A 拡大部
Claims (3)
- シートクッション後部とシートバック下部との間に設けられたヒンジ部を中心として、シートバックがシートクッションに対して前後方向に回転移動可能とされた乗物用シートにおいて、
シートクッション及びシートバックは、強度部材から成る骨格部材の上に弾性体から成るパッドを被せ、更にパッドの上から表皮材としてのカバーを被せて骨格部材とパッドとが一体に結合されて成り、
前記ヒンジ部は、シートクッションとシートバックとの間に露出して配置され、
前記ヒンジ部に隣接するシートバックには、そのパッド及びカバーを前記ヒンジ部を被うように拡大して形成された拡大部を備え、
前記拡大部は、シートバックが回転移動されない起立状態でヒンジ部をシート前面側から被っており、
前記ヒンジ部は、ヒンジ中心をシートクッション上面から上方に離間した位置に配置するヒンジブラケットを備え、
該ヒンジブラケットは、シートバックが前方向に回転移動されたとき、シートバックと共に移動する前記拡大部との干渉を避けるようにシートバックの背面側に湾曲されていることを特徴とする乗物用シート。 - 請求項1において、
前記ヒンジブラケットは、シートバックの背面側に凸形状に湾曲しており、
前記拡大部は、シートバックの前倒し状態で、前記ヒンジブラケットの凸形状で形成される空間に収容されることを特徴とする乗物用シート。 - 請求項1又は2において、
シートバックはアームレストを備え、該アームレストは、シートバックの前後幅内に格納され、下端部を中心としてシートクッション側に向けて前方に回転することによりシートクッション上で乗員用肘掛として機能するようにされ、
該アームレストの下部にはスペーサが設けられ、該スペーサはアームレストの下端部とシートクッションの上面との間の隙間を埋めるように構成され、
前記ヒンジ部は前記スペーサの側部に設けられ、
前記拡大部は、前記スペーサの側部に一体に設けられていることを特徴とする乗物用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226867A JP6149691B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 乗物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226867A JP6149691B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 乗物用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015085838A JP2015085838A (ja) | 2015-05-07 |
JP6149691B2 true JP6149691B2 (ja) | 2017-06-21 |
Family
ID=53049084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013226867A Expired - Fee Related JP6149691B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 乗物用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6149691B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058198Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1993-03-02 | ||
JP5446364B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2014-03-19 | トヨタ紡織株式会社 | アームレスト付き乗物用シート |
-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013226867A patent/JP6149691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015085838A (ja) | 2015-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6582836B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2010512278A (ja) | 自動車の座席用ヘッドレスト、及びこのようなヘッドレストを装着した自動車座席 | |
JP6040817B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6922574B2 (ja) | 乗物用シート | |
WO2014104213A1 (ja) | シート装置 | |
JP2018198655A (ja) | 乗物用シート | |
JP2018199363A (ja) | 乗物用シート | |
JP4569823B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6149691B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2011088586A (ja) | 車両用シート | |
JP5103946B2 (ja) | シートバックフレームの構造 | |
JP2021183493A (ja) | 乗物用シート | |
JP2008018866A (ja) | フォールドダウンシート | |
JP5151467B2 (ja) | 車両用シート | |
JP3203268U (ja) | 乗物用椅子 | |
JP2014037205A (ja) | 車両用シート | |
JP6013285B2 (ja) | シートバック構造 | |
JP6860792B2 (ja) | シート装置 | |
JP6272152B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6909324B1 (ja) | 車両用シート | |
JP2015217708A (ja) | アームレスト及び車両用シート | |
JP5859306B2 (ja) | 車両用チップアップシートの隙隠し構造 | |
JP4907429B2 (ja) | リア・クッション・フレーム・アッセンブリ | |
JP6602815B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6193820B2 (ja) | 乗物用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160203 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20160203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170508 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6149691 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |