JP6143668B2 - 電子部品製造用の切断装置及び切断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の切断線において被切断物を切断して複数の電子部品を製造する際に使用される、電子部品製造用の切断装置及び切断方法に関するものである。
電子部品を製造する際に、回転刃(回転ブレード)を使用して被切断物を切断することによって複数の電子部品に個片化すること(singulation )が、広く実施されている(例えば、特許文献1参照)。被加工物(切断対象物)としては、第1に、電気的に機能する機能部としての回路が作り込まれた半導体ウェーハ(シリコンウェーハ、化合物半導体ウェーハ等)が挙げられる。第2に、複数の能動素子又は抵抗素子等の受動素子(機能部)が作り込まれた基板(セラミックス基板等)が挙げられる。第3に、基板と、基板が有する複数の領域にそれぞれ装着されたチップ状部品(機能部)と、複数の領域が一括して覆われるようにして平板状に形成された封止樹脂とを有する、封止済基板が挙げられる。封止済基板においては、複数のチップ状部品が一括して樹脂封止されている。
封止済基板が有する基板には、銅や鉄系合金等からなるリードフレーム、ガラスエポキシ積層板、銅張りポリイミドフィルムの積層板等を基材とするプリント基板(プリント配線板)が含まれる。更に、基板には、アルミナ、炭化珪素、サファイア等を基材とするセラミックス基板、銅やアルミニウム等の金属を基材とする金属ベース基板、ポリイミドフィルム等を基材とするフィルムベース基板等が含まれる。チップ状部品には、それぞれチップ状の半導体集積回路(semiconductor integrated circuit ;ICと略称する)、光半導体素子、トランジスタ、ダイオード、抵抗、コンデンサ、サーミスタ等が含まれる。基板における1個の領域には1個のチップ状部品が装着されていてもよく、複数個のチップ状部品が装着されていてもよい。1個の領域に装着された複数個のチップ状部品は、同種であってもよく、異種であってもよい。封止樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂が硬化して形成された硬化樹脂が使用される。
従来、基板における切断位置を決定するためにリニアスケールが使用される。リニアスケールは、小さい線膨張係数を有する特殊な結晶化ガラスからなり、例えば、1μmの間隔で幅が1μmである多数の被検出線が形成されている測長基準部材である(例えば、特許文献1の第4頁、第1図参照)。
以下、被加工物である半導体ウェーハWを切断する技術について特許文献1の第1図及び第3〜9頁を参照して説明する。特許文献1によれば、主基台2の上壁に案内レール16が固定される。可動支持基台6の水平部12が案内レール16に沿って滑動自在に装着される。主基台2の上に、パルスモータ22と、パルスモータ22の出力軸に接続され水平に延在する雄ねじロッド20とが設けられる。雄ねじロッド20にはブロック27が螺合される。ブロック27の上面が、可動支持基台6の水平部の下面に固定される。パルスモータ22が作動して雄ねじロッド20が回転すると、ブロック27に固定された可動支持基台6が案内レール16に沿って水平方向(第1図における左右方向)に移動する。
主基台2の底壁上にリニアスケール30が配設される。可動支持基台6の水平部には、下方に突出する垂下片34が固定される。垂下片34には、リニアスケール30の被検出線を検出する光電式検出器36が装着される。可動支持基台6が案内レール16に沿って1μm移動すると、光電式検出器36が、リニアスケール30が有する1本の被検出線を検出して1個のパルス信号を生成する。生成されたパルス信号は、可動支持基台6の移動制御に使用される。
可動支持基台6には、円筒形状の支持部材10が取り付けられる。支持部材10の自由端即ち左端には、軸受部材60が固定される。軸受部材60には、回転軸62が回転自在に装着される。回転軸62の左端部は軸受部材60を越えて突出しており、その先端には薄円板形状の切断ブレード68が固定される。電動モータでよい駆動源70が回転軸62を回転させる。軸受部材60上には取付ブラケット90が固定され、取付ブラケット90に測長基準部材92が片持支持される。測長基準部材92は、リニアスケールと考えることができる。支持部材10の基端部即ち右端部には突出片34が固定され、突出片34上には、測長基準部材92の被検出線を検出する光電式検出器96が装着される。
光電式検出器96は、測長基準部材92に基いて、支持部材10の第1図において左右方向の線膨張(即ち熱膨張又は熱収縮)による長さの変化、即ち線膨張量を検出する。光電式検出器96が生成する信号、即ち支持部材10の第1図において左右方向の線膨張による長さの変化を示す信号は、制御手段86に供給される。制御手段86は、光電式検出器96から供給される信号に応じて、切断ブレード68の位置付け移動を補償、更に詳しくは駆動手段18の駆動源22の作動制御を補償する。
特開昭62−173147号公報(第3〜9頁、第1図)
近年、電子部品の低価格化を目的として1枚の基板当たりの電子部品の数(取れ数)を増やすために、基板が大型化する傾向と電子部品が小型化する傾向とが強い。基板が大型化する傾向として、第1に、ほぼ円形の形状を有するシリコンウェーハについては、大きさが直径5インチ(約150mm)から直径200mm、直径300mmへと推移している。将来、直径450mmの大きさを有するシリコンウェーハが採用される予定である。第2に、封止済基板に使用される基板としては、60×240mm程度の寸法を有する基板から、100×300mmの寸法を有する基板へと推移している。将来的には300×300mm、380×380mmの寸法を有する基板へと推移するという予測もある。封止済基板の場合においても、直径300mm、直径450mmの大きさを有するほぼ円形の基板が使用されるという予測もある。
基板の大型化と電子部品の小型化とに伴い、以下の問題が発生する。第1の問題は、基板が大型化することに起因してリニアスケールを長大化する必要があるので、リニアスケールが高価になることである。第2の問題は、切断ブレード68が基板(特許文献1では半導体ウェーハW)を連続して切断する時間が長くなるので、駆動源70が支持部材10を加熱することによって支持部材10の熱膨張量が大きくなることである。このことによって、切断ブレード68の位置付け移動を補償するためのリニアスケール(特許文献1では測長基準部材92)が必須になる。したがって、リニアスケールと光電式検出器との組合せが2組必要になる。これらの2つの問題は、切断装置の低価格化を妨げる。
第3の問題は、1枚の基板当たり、基板の大型化と電子部品の小型化とに伴い切断線の長さが増加するので、特許文献1における可動支持基台6の移動距離が増加することである。このことによって、特許文献1における雄ねじロッド20の発熱量が増加する。このことは、特許文献1において半導体ウェーハWが保持される保持手段72を熱膨張させやすくする。保持手段72にはリニアスケールと光電式検出器との組合せは設けられていない。したがって、熱膨張によって保持手段72の寸法が変動した場合には、その寸法の変動を補正することは困難である。
第4の問題は、1枚の基板当たり、基板の大型化と取れ数の増加とに伴い切断線の数が増加するので、切断ブレード68の位置付け移動を補償する回数が増加することである。このことは、補償に要する時間を増加させるので、切断工程の効率化を妨げる。
上述した問題に鑑み、本発明は、単純な構成を採用することによって安価で効率的な電子部品製造用の切断装置及び切断方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る電子部品製造用の切断装置は、複数の位置合わせマーク及び複数の領域を有する基板と該複数の領域にそれぞれ設けられた機能部とを有する被加工物を複数の領域の境界線に沿って切断して複数の電子部品を製造する際に使用され、被加工物が固定されるステージと、切断部と、ステージと切断部とを相対的に移動させる駆動部と、切断部が装着され駆動部によって駆動される被駆動部材と、被加工物を撮像する撮像部と、駆動機構による移動を少なくとも制御する制御部とを備える電子部品製造用の切断装置であって、ステージに対して一体的に固定され低熱膨張性材料からなる測長基準部材と、測長基準部材に設けられた少なくとも2つの基準マークとを備え、撮像部は切断部に対して一体的に固定され、基準マークのうちの第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標は既知であり、撮像部が第1の基準マークを撮像し、撮像部が複数の位置合わせマークのうちの第1の位置合わせマークを撮像し、制御部が、第1の基準マークを撮像した時点における撮像部の位置と、第1の位置合わせマークを撮像した時点における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第1の位置合わせマークの座標を算出し、撮像部が第2の基準マークを撮像し、撮像部が複数の位置合わせマークのうちの第2の位置合わせマークを撮像し、制御部が、第2の基準マークを撮像した時点における撮像部の位置と、第2の位置合わせマークを撮像した時点における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第2の位置合わせマークの座標を算出し、制御部が、第1の位置合わせマークの座標と第2の位置合わせマークの座標とに基づいて、複数の領域の境界線のうち切断しようとする切断線と回転刃とを位置合わせすることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断装置は、上述の切断装置において、撮像部は、切断線において被加工物が切断された後に切断線における切断の品位を検査するために撮像する撮像部を兼ねることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断装置は、上述の切断装置において、切断部はスピンドルと該スピンドルが有する回転軸と該回転軸に固定された回転刃とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断装置は、上述の切断装置において、切断部はレーザ光照射機構を有することを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断装置は、上述の切断装置において、低熱膨張性材料はガラス系材料、セラミックス系材料、又は、合金のいずれか1つであることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断装置は、上述の切断装置において、少なくとも2つの基準マークは、エッチング、機械加工、又は、印刷のいずれかによって形成されたことを特徴とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る電子部品製造用の切断方法は、複数の位置合わせマーク及び複数の領域を有する基板と該複数の領域にそれぞれ設けられた機能部とを有する被加工物を、切断部を使用して複数の領域の境界線に沿って切断して複数の電子部品を製造する電子部品製造用の切断方法であって、被加工物が固定されるステージを準備する工程と、低熱膨張性材料からなり、ステージに対して一体的に固定され、少なくとも2つの基準マークを有する測長基準部材を準備する工程と、切断部に対して一体的に固定された撮像部を準備する工程と、基準マークのうちの第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標を予め知る工程と、ステージに被加工物を固定する工程と、撮像部を使用して第1の基準マークを撮像する第1の工程と、撮像部を使用して複数の位置合わせマークのうちの第1の位置合わせマークを撮像する第2の工程と、第1の工程における撮像部の位置と第2の工程における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第1の位置合わせマークの座標を算出する工程と、撮像部を使用して第2の基準マークを撮像する第3の工程と、撮像部を使用して複数の位置合わせマークのうちの第2の位置合わせマークを撮像する第4の工程と、第3の工程における撮像部の位置と第4の工程における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第2の位置合わせマークの座標を算出する工程と、第1の位置合わせマークの座標と第2の位置合わせマークの座標とに基づいて、複数の領域の境界線のうち切断しようとする切断線と切断部とを位置合わせする工程と、切断線において被加工物を切断する工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断方法は、上述の切断方法において、被加工物を切断する工程の後に、撮像部を使用して切断線における切断の品位を検査する工程を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断方法は、上述の切断方法において、切断部はスピンドルと該スピンドルが有する回転軸と該回転軸に固定された回転刃とを有し、位置合わせする工程では切断線と回転刃とを位置合わせし、切断する工程では被加工物に回転刃を接触させることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断方法は、上述の切断方法において、切断部はレーザ光照射機構を有し、位置合わせする工程では切断線とレーザ光照射機構が照射するレーザ光とを位置合わせし、切断する工程では被加工物にレーザ光を照射することを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断方法は、上述の切断方法において、低熱膨張性材料はガラス系材料、セラミックス系材料、又は、合金のいずれか1つであることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品製造用の切断方法は、上述の切断方法において、測長基準部材を準備する工程の前に、エッチング、機械加工、又は、印刷のいずれかによって少なくとも2つの基準マークを形成する工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ステージに固定され低熱膨張性材料からなる測長基準部材と、測長基準部材に設けられた少なくとも2つの基準マークとを備える。基準マークのうちの第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標は既知である。第1の基準マークを撮像した時点における撮像部の位置と、基板が有する第1の位置合わせマークを撮像した時点における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第1の位置合わせマークの座標を算出する。第2の基準マークを撮像した時点における撮像部の位置と基板が有する第2の位置合わせマークを撮像した時点における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第2の位置合わせマークの座標を算出する。第1の位置合わせマークの座標と第2の位置合わせマークの座標とに基づいて、複数の境界線のうち切断しようとする切断線と回転刃とを位置合わせする。この構成によれば、第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標は熱膨張の影響を受けにくい。したがって、この座標系における第1の位置合わせマークの座標と第2の位置合わせマークの座標とを精度良く決定することができる。基板がそれぞれ有する第1の位置合わせマークの座標と第2の位置合わせマークの座標とに基づいて、切断線と回転刃とを位置合わせする。これらのことにより、リニアスケールを使用することなく、第1の位置合わせマークと第2の位置合わせマークとの間の距離を精度良く測定することができ、加えて、被加工物を精度良く切断することができる。
本発明によれば、ステージに固定され低熱膨張性材料からなる測長基準部材と、測長基準部材に設けられた少なくとも2つの基準マークとを使用する。このことによって、ステージが加熱されて熱膨張した場合においても、第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標は熱膨張の影響を受けにくい。したがって、ステージが熱膨張した影響を受けて被加工物を切断する精度が低下することを抑制することができる。
本発明によれば、切断部に対して一体的に固定された撮像部を使用して、各基準マークと各位置合わせマークとを撮像し、それぞれ撮像した際の撮像部の位置に基づいて、第1の位置合わせマークの座標と第2の位置合わせマークの座標とを算出する。このことによって、各切断線ごとに切断ブレード68の位置付け移動を補償する必要がなくなる。したがって、切断工程を効率化することができる。
本発明に係る切断装置の要部を示す平面図である。 図2(1)、(2)は、本発明の実施例1において測長基準部材に基準マークを形成する第1の態様を示す正面図及び平面図であり、図2(3)〜(5)は、第2〜第4の態様をそれぞれ示す正面図である。 本発明の実施例1において基板が有する位置合わせマークと測長基準部材との関係の変形例を示し、図3(1)は長方形の基板を、図3(2)は円形のシリコンウェーハをそれぞれ対象とする平面図である。
本発明に係る電子部品製造用の切断装置は、ステージに固定され低熱膨張性材料からなる測長基準部材と、測長基準部材に設けられた少なくとも2つの基準マークとを備える。基準マークのうちの第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標は既知である。第1の基準マークを撮像した時点における撮像部の位置と、基板が有する第1の位置合わせマークを撮像した時点における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第1の位置合わせマークの座標を算出する。第2の基準マークを撮像した時点における撮像部の位置と、基板が有する第2の位置合わせマークを撮像した時点における撮像部の位置とに基づいて、座標系における第2の位置合わせマークの座標を算出する。第1の位置合わせマークの座標と第2の位置合わせマークの座標とに基づいて、複数の境界線のうち切断しようとする切断線と回転刃とを位置合わせする。
[実施例1]
図1を参照して、本発明の実施例1に係る電子部品製造用の切断装置を説明する。本出願書類におけるいずれの図についても、わかりやすくするために、適宜省略し又は誇張して、模式的に描かれている。同一の構成要素には同一の符号を付して、説明を適宜省略する。
図1に示されるように、電子部品製造用の切断装置1は、ステージ2と、ステージ2をθ方向に回転させる回転機構3とを有する。切断装置1の基台(図示なし)にはサーボモータ4が固定される。サーボモータ4の回転軸にはボールねじ5が固定される。ボールねじ5は、サーボモータ4によって駆動される被駆動部材である。ボールねじ5にはスライダ6が取り付けられる。具体的には、スライド6の内部に設けられた貫通雌ねじ穴(図示なし。スライダ6に設けられたナットの貫通雌ねじ穴でもよい。)に、ボールねじ5がはめ込まれる。スライダ6は回転機構3の本体に固定される。これらの構成により、ステージ2は、図1に示されたθ方向に回転し、Y方向に沿って移動する。
切断装置1の基台(図示なし)にはサーボモータ7が固定される。サーボモータ7の回転軸にはボールねじ8が固定される。ボールねじ8は、サーボモータ7によって駆動される被駆動部材である。ボールねじ8にはスライダ9が取り付けられる。具体的には、スライド9の内部に設けられた貫通雌ねじ穴(図示なし。スライダ9に設けられたナットの貫通雌ねじ穴でもよい。)に、ボールねじ8がはめ込まれる。スライダ9にはスピンドル10が固定される。したがって、スピンドル10はスライダ9を介してボールねじ8に取り付けられる。
スピンドル10の回転軸11には、薄い円形状の回転刃12が固定される。スピンドル10と回転軸11と回転刃12とは、切断装置1が有する切断部に含まれる。切断装置1には、この切断部をZ方向に移動させる駆動機構(図示なし)が設けられる。制御部CTLは、少なくとも、回転刃12の回転方向及び回転数と、ステージ2とスピンドル10との相対的な移動方向及び移動速度とを制御する、制御手段である。
スピンドル10の本体には、撮像部であるカメラ13が固定される。カメラ13は、スピンドル10に対して一体的に固定される。これらの構成によって、スピンドル10と回転軸11と回転刃12とスピンドル10に対して一体的に固定されたカメラ13とは、ひとまとまりになって、図1に示されたX方向に沿って移動する。すなわち、切断部とカメラ13とが一体化された構成要素がX方向に沿って移動する。
なお、カメラ13が有する視野の中心と回転刃の厚さの中心との間におけるX方向に沿う距離LAと、その視野の中心と回転軸11の中心との間におけるY方向に沿う距離LBとは、いずれもできるだけ小さいことが好ましい。加えて、カメラ13が、被加工物が切断された後にその切断された部分(切断溝)における切断の品位を検査するために撮像するカメラ(いわゆるカーフチェックカメラ)を兼ねることができる。
本出願書類においては、「Aに対して一体的に固定されたB」等の文言は、複数の構成要素(この場合にはA及びB)がひとまとまりになってそのひとまとまりが移動できることを意味する。「一体的に固定された」等の文言は、ひとまとまりになって移動できる複数の構成要素が互いに分離できる場合を含む。加えて、「AとBとが一体化されたC」等の表現は、CにA及びB以外の構成要素が含まれることを排除しない。
ステージ2の上面には治具(図示なし)が固定されることができる。治具又はステージ2の上面に、被加工物である封止済基板14が一時的に固定される。封止済基板14を一時的に固定するためには、例えば、吸着治具、クランプ治具、ステージ2の上面に貼付した粘着テープ等が使用される。封止済基板14は基板15を有する。基板15は複数の領域16を有する。複数の領域16のそれぞれにおける一方の面には1個又は複数個のチップ状部品(図示なし)が装着される。基板15においてチップ状部品が装着された一方の面には、チップ状部品を保護することを目的として、硬化樹脂からなる封止樹脂(図示なし)が形成される。基板15における少なくとも他方の面(図示されている面)には、複数個の(図1では4個の)位置合わせマークA1、A2、A3、A4が形成されている。位置合わせマークA1と位置合わせマークA2との間の距離(X方向に沿う距離)が、知りたい距離である被算出距離LXである。
ステージ2には、低熱膨張性材料によって構成された測長基準部材17が一体的に固定される。図1に示されたように横長の形状を有する封止済基板14を切断する場合には、ステージ2は横長の形状を有する。封止済基板14とステージ2との形状は、いずれも通常は横長の長方形である。この場合には、ステージ2が有する横長の部分に、ねじ止め等の方法によって測長基準部材17を固定する。
ボールねじ5からステージ2に熱伝導することに起因するステージ2の熱膨張の影響を低減する必要がある場合には、次のようにしてステージ2に測長基準部材17を固定することが好ましい。それは、測長基準部材17において、ボールねじ5に近い側(図1の左側)をステージ2に堅固に固定し、ボールねじ5から遠い側(図1の右側)を図のX方向に沿って微小に移動できるようにして固定することである。このように構成することによって、ステージ2が熱膨張して伸長したとしても、測長基準部材17はその伸長の影響を受けにくい。
測長基準部材17において、基板15の位置合わせマークA1、A2の付近には、それぞれ第1の基準マークM1と第2の基準マークM2とが形成されている。形成された基準マークM1と基準マークM2との間の距離(X方向に沿う距離)である基準距離LSは、予め高精度に測定されており、既知である。
本実施例においては、第1に、基準マークM1と位置合わせマークA1とをできるだけ近づけて設けることが好ましい。第2に、基準マークM2と位置合わせマークA2とをできるだけ近づけて設けることが好ましい。言い換えれば、基準マークM1と位置合わせマークA1との間のX方向に沿う距離である被測定距離L1と、基準マークM2と位置合わせマークA2との間のX方向に沿う距離である被測定距離L2とは、できるだけ小さいことが好ましい。これらのことによって、知りたい距離である被算出距離LXと被測定距離L1、L2との間には、L1<<LX及びL2<<LXという関係が成立する。
図1を参照して、本実施例において被算出距離LX(X方向に沿う距離)を測定する方法を説明する。まず、カメラ13を使用して、基準マークM1と位置合わせマークA1とを順次撮影する。
次に、基準マークM1と位置合わせマークA1とをそれぞれ撮影した時点におけるカメラ13の位置に基づいて、基準マークM1の位置を基準にした位置合わせマークA1の位置を算出する。ここまでの工程によって、基準マークM1と位置合わせマークA1との間のX方向に沿う距離である被測定距離L1を得ることができる。L1<<LXという関係が成立するので、被測定距離L1を精度よく得ることができる。言い換えれば、基準マークM1の位置を基準にした座標系において、位置合わせマークA1のX座標を精度よく算出することができる。
次に、ここまでの工程と同様にして、基準マークM2の位置を基準にした位置合わせマークA2の位置を算出する。このことによって、基準マークM2と位置合わせマークA2との間のX方向に沿う距離である被測定距離L2を得ることができる。L2<<LXという関係が成立するので、被測定距離L2を精度よく得ることができる。
次に、図1から明らかなように、LX=LS−L1−L2という関係を利用する。具体的には、それぞれ得られた被測定距離L1及び被測定距離L2と既知である基準距離LSとを使用して、式:LX=LS−L1−L2に基づいて被算出距離LXを算出する。基準距離LSは予め精度よく知られている。加えて、L1、L2<<LXという関係に基づいて、被測定距離L1、L2が精度よく得られる。したがって、被算出距離LXを精度よく算出することができる。言い換えれば、基準マークM1の位置を基準にした座標系において、位置合わせマークA2のX座標を精度よく算出することができる。
次に、それぞれ設計値であって既知である、位置合わせマークA1と最左端の切断線との間の距離、位置合わせマークA2と最右端の切断線との間の距離、及び、X方向に沿う領域16の数N(図1ではN=8)を、制御部CTLから呼び出す。これらの距離及び領域16の数Nを使用して、ステージ2に一時的に固定された封止済基板14における各切断線のX方向に沿う位置(X座標)を得ることができる。
次に、X方向に沿う各切断線16のうちの1本の切断線16に対して回転刃12を精度よく位置合わせする。その後に、回転刃12の下側における周端部に切削水を供給しながらステージ2を+Y方向に移動させる。このことによって、回転刃12を使用して、その切断線16において封止済基板14を完全に切断する(フルカットする)。
ここまでの説明においては、X方向に沿う距離及び各切断線の位置について説明した。同様にして、位置合わせマークA1と位置合わせマークA2との間のY方向に沿う被算出距離(図示なし)を、精度よく得ることができる。ここまでの工程によって、基準マークM1を基準にした座標系において、第1の位置合わせマークA1の座標及び第2の位置合わせマークA2の座標(いずれもXY座標)と、X方向とY方向とに沿う各切断線の位置とを、精度よく得ることができる。したがって、各切断線に対して回転刃12を精度よく位置合わせできる。
ここまでの工程におけるそれぞれの計算、得られた被測定距離L1、L2の記憶等を、制御部CTLを使用して行うことができる。
本実施例によれば、スピンドル10に対して一体的に固定されたカメラ13を使用して各基準マークM1、M2と各位置合わせマークA1、A2とを撮像し、それぞれ撮像した際のカメラ13の位置に基づいて、第1の位置合わせマークA1の座標と第2の位置合わせマークA2の座標とを算出する。このことによって、第1に、スピンドル10が装着されたボールねじ8がサーボモータ7によって駆動されることによって発熱して熱膨張した場合において、ボールねじ8が熱膨張した影響を受けて各位置合わせマークA1、A2と回転刃12との間の距離が変動することが抑制される。
第2に、ボールねじ8が発熱してその熱の影響を受けてスピンドル10が熱膨張した場合において、カメラ13を使用して切断溝の位置を測定することによって熱膨張の影響を補正することができる。
これらのことにより、リニアスケールと光電式検出器との組合せを使用することなく、ボールねじ8が熱膨張した影響とスピンドル10が熱膨張した影響とを受けて封止済基板14を切断する精度が低下することを、抑制することができる。したがって、封止済基板14を切断する精度が低下することを抑制しつつ、切断装置の低価格化を図ることができる。
本実施例によれば、ステージ2に対して、低熱膨張性材料18によって構成された測長基準部材17が一体的に固定される。このことによって、ステージが加熱されて熱膨張した場合においても、基準マークM1を原点とした座標系における基準マークM2の座標は熱膨張の影響を受けにくい。したがって、ステージ2が熱膨張した影響を受けて被加工物を切断する精度が低下することを抑制することができる。
本実施例によれば、多数の切断線を有する封止済基板14を切断する場合に、少数の位置合わせマークである位置合わせマークA1の座標と位置合わせマークA2の座標とを算出する。これにより、回転刃14の移動を補償する回数が増加することが抑制される。したがって、切断工程の効率化を図ることができる。
本実施例によれば、カメラ13は、切断線16において封止済基板14が切断された後に、切断溝が形成されたその切断線16における切断の品位を検査するためのカメラを兼ねる。したがって、切断線16と回転刃12とを位置合わせするための新たなカメラを設けることなく、封止済基板14を精度良く切断することができる。
なお、図1には、ステージ2が有する2つの長辺のうち1つ(図1における下側の辺)に測長基準部材17が一体的に固定される例を示した。これに代えて、図1における上側の辺に測長基準部材17が一体的に固定される構成を採用してもよい。ステージ2が有する2つの長辺の双方に測長基準部材17が一体的に固定される構成を採用してもよい。
図2を参照して、測長基準部材17について説明する。測長基準部材17の本体は、低熱膨張性材料18によって構成される。低熱膨張性材料は、ガラス系材料、セラミックス系材料、又は、合金のうちのいずれか1つである。ガラス系材料としては、例えば、クリアセラム−Z(クリアセラムは登録商標)、ゼロデュア(ZERODUR(登録商標))が挙げられる。セラミックス系材料としては、例えば、コージライト、ネクセラ(NEXCERA(登録商標))が挙げられる。合金としては、例えば、インバー(鉄及びニッケルをベースとする合金であってFe−Ni36%のもの)、スーパーインバー、ノビナイト(登録商標)が挙げられる。
図2を参照して、測長基準部材17に基準マークM1、M2、・・・を形成する4つの態様を説明する。図2(1)、(2)には、4つの態様のうちの第1の態様が示される。まず、それぞれ基準マーク(図示なし)が予め形成された薄い円板状の基準板19を4個準備する。各基準板19には、エッチング等の方法によって、例えば”+”の形状からなる基準マークが予め形成されている。
直方体状(立方体状を含む)の形状を有する基体20を4個準備する。各基体20においては、平らな底面を有する凹部21が予め形成されている。凹部21の底面に基準板19を貼付する。各基体20の上面に、凹部21をすべて覆うようにして、例えばサファイアガラスからなる薄板状の保護ガラス22を貼付する。ここまでの工程によって4個の基準部材23が完成する。
次に、低熱膨張性材料18の上面に4個の基準部材23をそれぞれ固定する。例えば、低熱膨張性材料18の下面から、それぞれねじ(図示なし)を使用して4個の基準部材23を固定する。
次に、高精度の測定システム(例えば、株式会社ニコン製であるCNC画像測定システムNEXIV等)を使用して、形成された基準マークM1と基準マークM2との間の基準距離LS(図2(2)参照)を高精度に測定する。測長基準部材17は低熱膨張性材料によって構成されているので、周辺温度又はステージ2の温度が変動した場合においても基準距離LSの長さの変動は非常に小さい。ここまでの工程によって、基準距離LSの値が既知である測長基準部材17が完成する。
次に、ねじ止め等の方法によって、ステージ2に測長基準部材17を固定する(図1参照)。ボールねじ5の発熱に起因するステージ2の熱膨張の影響を低減する必要がある場合には、次の2つの方式を併用してステージ2に測長基準部材17を固定することが好ましい。それは、第1に、測長基準部材17におけるボールねじ5に近い側(図1の左側)において、測長基準部材17をステージ2に堅固に固定することである。第2に、測長基準部材17におけるボールねじ5から遠い側(図1の右側)において、測長基準部材17を図のX方向に沿って微小に移動できるようにして固定することである。
図2(3)には、測長基準部材17に基準マークM1、M2を形成する4つの態様のうちの第2の態様が示される。測長基準部材17の本体である低熱膨張性材料18の上面には、平らな底面を有する凹部21が予め形成されている。凹部21の底面に基準板19を貼付する。低熱膨張性材料18の上面に、各凹部21をすべて覆うようにして薄板状の保護ガラス22を貼付する。
図2(4)には、測長基準部材17に基準マークM1、M2を形成する4つの態様のうちの第3の態様が示される。低熱膨張性材料18の上面に、エッチング、機械加工等の方法を使用して基準マークM1、M2、・・・を直接形成する。低熱膨張性材料18の上面に、基準マークM1、M2、・・・をすべて覆うようにして薄板状の保護ガラス22を貼付する。機械加工としては振動切削加工等を使用することができる。
図2(5)には、測長基準部材17に基準マークM1、M2を形成する4つの態様のうちの第4の態様が示される。エッチング、印刷等の方法を使用して、透光性を有するフィルム24に基準マークM1、M2、・・・を直接形成する。基準マークM1、M2、・・・が直接形成されたフィルム24を、低熱膨張性材料18の上面に貼付する。
図3を参照して、被切断物14と基準マークM1、M2、・・・との関係のうち、図1に示された関係とは異なる変形例を説明する。図3(1)に示されるように、被加工物である封止済基板14が有する基板15は、左端における位置合わせマークA1、A3と、右端における位置合わせマークA2、A4とを有する。加えて、基板15は、中央における位置合わせマークA5、A6を有する。基板15は複数の領域16を有し、各領域16はX方向(図3における左右方向)とY方向(図3における上下方向)とにそれぞれ沿う複数の切断線25によって区切られる。
測長基準部材17において、基板15の中央における位置合わせマークA5、A6の付近には基準マークM5、M6が形成されている。基準マークM1〜M5間、基準マークM2〜M5間、基準マークM3〜M6間、及び、基準マークM4〜M6間の距離は、いずれも基準距離であって予め高精度に測定されており既知である。
本変形例は、図1に示される被切断物14が横長であって、かつ、X方向に沿う寸法が大きい場合に有効である。例えば、基準マークM1〜M5間の基準距離と、基準マークM2〜M5間の基準距離とに基づいて、位置合わせマークA1、A2、A5の座標を得ることができる。これによって、位置合わせマークA1、A5間の各切断線の位置と、位置合わせマークA2、A5間の各切断線の位置とを、いずれも精度よく得ることができる。
図3(2)は、ほぼ円形の形状を有するシリコンウェーハ26を被切断部とする例を示す。シリコンウェーハ26には、結晶方向の基準になるノッチ27が形成されている。シリコンウェーハ26には、結晶方向に対して関係付けられた位置合わせマークA1〜A4が形成される。シリコンウェーハ26が一時的に固定されるステージ28には、測長基準部材29が固定される。測長基準部材29における位置合わせマークA1〜A4の付近には、基準マークM1〜M4が形成される。この構成によれば、図1に示された構成の場合と同様の効果が得られる。
図3(2)において、被切断物として、シリコンウェーハ26に代えて、シリコンウェーハ26に突起状電極(bump)と封止樹脂とが形成された封止済基板を使用することができる。加えて、シリコンウェーハ26と同様の形状を有するプリント基板等を有する封止済基板を使用することができる。この封止済基板においては、プリント基板等は複数の領域を有し、各領域にチップ状部品が装着され、それらのチップ状部品が硬化樹脂によって一括して樹脂封止されている。この場合において、プリント基板等の形状は正方形又は正方形に近い長方形でもよい。
(実施例2)
以下、切断部がレーザ照射機構である場合における実施例を説明する。本実施例においては、加工部としてレーザ光照射機構を使用する。加工部としてレーザ光照射機構を使用する場合においても、被加工物の搬送系におけるボールねじ等の熱膨張に起因する寸法変動が発生する可能性がある。したがって、被加工物の搬送系における寸法変動が発生した場合において実施例1と同様の効果が得られる。
ここまで説明した効果に加えて、本発明によれば以下の効果が得られる。それは、回転刃12の周端部が収容される溝がステージ2の上面に設けられている場合を対象にする効果である。具体的には、基板15の寸法のばらつき、基板15の寸法の変動、又は、ステージ2の上に封止済基板14を載置する際の位置ずれのうちの少なくともいずれかに起因する回転刃12の破損及びステージ2の上面における傷の発生を防止するという効果である。
この効果を具体的に説明する。基板15の大型化に伴い、第1に、基板15自体の寸法のばらつきが大きくなる。第2に、樹脂封止工程などにおいて基板15が加熱されることによる熱膨張に起因する封止済基板14の寸法の変動(寸法の増大)が大きくなる。第3に、切断工程において、切削水によって冷却されたステージ2に長時間固定されることによって、熱収縮に起因する封止済基板14の寸法の変動(寸法の減少)が大きくなる。これらのことに起因して、回転刃12の周端部が収容される溝がステージ2の上面に設けられている場合に、回転刃12の周端部がステージ2の上面における溝以外の部分に接触することがある。この接触は、回転刃12の周端部の破損及びステージの上面における傷の発生を引き起こす。
本実施例によれば、封止済基板14が有する基板15における、被測定距離L1、L2を精度よく測長することができるので、位置合わせマークA1、A2間の被算出距離LXとを、精度よく算出することができる。制御部CTLが、被測定距離L1、L2を測長して、更に被算出距離LXを算出して、それらの距離のいずれかが許容範囲外であると判断した場合には、例えば、制御部CTLは以下のように動作する。
制御部CTLは、ステージ2に対する封止済基板14の固定を解除した後に、ステージ2の上に封止済基板14を載置して、再び一時的に固定する。制御部CTLは、被測定距離L1、L2を再び測長し、被算出距離LXを再び算出して、それらの距離が許容範囲内にあるか否かを再び判断する。それらの距離が許容範囲内にあると制御部CTLが判断した場合には、最初に許容範囲外であると判断した原因は、ステージ2の上に封止済基板14を載置する際の位置ずれであると推測することができる。したがって、制御部CTLはその封止済基板14に対する処理を続行する。
制御部CTLが、2回目の判断においても、被測定距離L1、L2と被算出距離LXとのいずれかが許容範囲外であると判断した場合には、その封止済基板14を切断装置1から取り除く。この場合には、切断装置1とは別の切断装置を使用してその封止済基板14を切断する。この切断装置においては、粘着テープを使用して封止済基板14をステージに一時的に固定する。このことによって、被測定距離L1、L2と被算出距離LXとのいずれかが許容範囲外である場合であっても、回転刃の周端部は粘着テープを切断するにとどまる。したがって、回転刃の周端部の破損及びステージ表面における傷の発生を防止することができる。
なお、ここまで説明した各実施例において、図1には、封止済基板14において封止樹脂が形成された面(一方の面)がステージ2の上面に固定される例が示される。これに限らず、封止樹脂が形成されない面(他方の面)をステージ2の上面に固定してもよい。言い換えれば、基板15が有する位置合わせマークA1、A2、A3、A4を上方からカメラ13が撮像できる状態であればよい。
各実施例においては、いわゆるフルカットについて説明した。これに限らず、いわゆるハーフカットに対して本発明を適用することもできる。
各実施例においては、スピンドル10及びステージ2を移動するための駆動源として、それぞれサーボモータ4、7を使用した。サーボモータ4、7に代えてステッピングモータを使用してもよい。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、必要に応じて、任意にかつ適宜に組み合わせ、変更し、又は選択して採用できるものである。
1 切断装置
2、28 ステージ
3 回転機構
4、7 サーボモータ(駆動部)
5、8 ボールねじ(被駆動部材)
6、9 スライダ
10 スピンドル(切断部)
11 回転軸(切断部)
12 回転刃(切断部)
13 カメラ(撮像部)
14 封止済基板(被切断物)
15 基板
16 領域
17、29 測長基準部材
18 低熱膨張性材料
19 基準板
20 基体
21 凹部
22 保護ガラス
23 基準部材
24 フィルム
25 切断線
26 シリコンウェーハ(被切断物)
27 ノッチ
A1 位置合わせマーク(第1の位置合わせマーク)
A2 位置合わせマーク(第2の位置合わせマーク)
A3〜A6 位置合わせマーク
CTL 制御部
L1 被測定距離
L2 被測定距離
LS 基準距離
LX 被算出距離
M1 基準マーク(第1の基準マーク)
M2 基準マーク(第2の基準マーク)
M3〜M6 基準マーク

Claims (12)

  1. 複数の位置合わせマーク及び複数の領域を有する基板と該複数の領域にそれぞれ設けられた機能部とを有する被加工物を前記複数の領域の境界線に沿って切断して複数の電子部品を製造する際に使用され、前記被加工物が固定されるステージと、切断部と、前記ステージと前記切断部とを相対的に移動させる駆動部と、前記切断部が装着され前記駆動部によって駆動される被駆動部材と、前記被加工物を撮像する撮像部と、前記駆動部による移動を少なくとも制御する制御部とを備える電子部品製造用の切断装置であって、
    前記ステージに対して一体的に固定され低熱膨張性材料からなる測長基準部材と、
    前記測長基準部材に設けられた少なくとも2つの基準マークとを備え、
    前記撮像部は前記切断部に対して一体的に固定され、
    前記基準マークのうちの第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標は既知であり、
    前記撮像部が前記第1の基準マークを撮像し、
    前記撮像部が前記複数の位置合わせマークのうちの第1の位置合わせマークを撮像し、
    前記制御部が、前記第1の基準マークを撮像した時点における前記撮像部の位置と、前記第1の位置合わせマークを撮像した時点における前記撮像部の位置とに基づいて、前記座標系における前記第1の位置合わせマークの座標を算出し、
    前記撮像部が前記第2の基準マークを撮像し、
    前記撮像部が前記複数の位置合わせマークのうちの第2の位置合わせマークを撮像し、
    前記制御部が、前記第2の基準マークを撮像した時点における前記撮像部の位置と、前記第2の位置合わせマークを撮像した時点における前記撮像部の位置とに基づいて、前記座標系における前記第2の位置合わせマークの座標を算出し、
    前記制御部が、前記第1の位置合わせマークの座標と前記第2の位置合わせマークの座標とに基づいて、前記複数の領域の境界線のうち切断しようとする切断線と前記切断部とを位置合わせすることを特徴とする電子部品製造用の切断装置。
  2. 請求項1に記載された電子部品製造用の切断装置において、
    前記撮像部は、前記切断線において前記被加工物が切断された後に前記切断線における切断の品位を検査するために撮像する撮像部を兼ねることを特徴とする電子部品製造用の切断装置。
  3. 請求項2に記載された電子部品製造用の切断装置において、
    前記切断部はスピンドルと該スピンドルが有する回転軸と該回転軸に固定された回転刃とを有することを特徴とする電子部品製造用の切断装置。
  4. 請求項2に記載された電子部品製造用の切断装置において、
    前記切断部はレーザ光照射機構を有することを特徴とする電子部品製造用の切断装置。
  5. 請求項2に記載された電子部品製造用の切断装置において、
    前記低熱膨張性材料はガラス系材料、セラミックス系材料、又は、合金のいずれか1つであることを特徴とする電子部品製造用の切断装置。
  6. 請求項2に記載された電子部品製造用の切断装置において、
    前記少なくとも2つの基準マークは、エッチング、機械加工、又は、印刷のいずれかによって形成されたことを特徴とする電子部品製造用の切断装置。
  7. 複数の位置合わせマーク及び複数の領域を有する基板と該複数の領域にそれぞれ設けられた機能部とを有する被加工物を、切断部を使用して前記複数の領域の境界線に沿って切断して複数の電子部品を製造する電子部品製造用の切断方法であって、
    前記被加工物が固定されるステージを準備する工程と、
    低熱膨張性材料からなり、前記ステージに対して一体的に固定され、少なくとも2つの基準マークを有する測長基準部材を準備する工程と、
    前記切断部に対して一体的に固定された撮像部を準備する工程と、
    前記基準マークのうちの第1の基準マークを原点とした座標系における第2の基準マークの座標を予め知る工程と、
    前記ステージに前記被加工物を固定する工程と、
    前記撮像部を使用して前記第1の基準マークを撮像する第1の工程と、
    前記撮像部を使用して前記複数の位置合わせマークのうちの第1の位置合わせマークを撮像する第2の工程と、
    前記第1の工程における前記撮像部の位置と前記第2の工程における前記撮像部の位置とに基づいて、前記座標系における前記第1の位置合わせマークの座標を算出する工程と、
    前記撮像部を使用して前記第2の基準マークを撮像する第3の工程と、
    前記撮像部を使用して前記複数の位置合わせマークのうちの第2の位置合わせマークを撮像する第4の工程と、
    前記第3の工程における前記撮像部の位置と前記第4の工程における前記撮像部の位置とに基づいて、前記座標系における前記第2の位置合わせマークの座標を算出する工程と、
    前記第1の位置合わせマークの座標と前記第2の位置合わせマークの座標とに基づいて、前記複数の領域の境界線のうち切断しようとする切断線と前記切断部とを位置合わせする工程と、
    前記切断線において前記被加工物を切断する工程とを備えることを特徴とする電子部品製造用の切断方法。
  8. 請求項7に記載された電子部品製造用の切断方法において、
    前記被加工物を切断する工程の後に、前記撮像部を使用して前記切断線における切断の品位を検査する工程を備えることを特徴とする電子部品製造用の切断方法。
  9. 請求項8に記載された電子部品製造用の切断方法において、
    前記切断部はスピンドルと該スピンドルが有する回転軸と該回転軸に固定された回転刃とを有し、
    前記位置合わせする工程では前記切断線と前記回転刃とを位置合わせし、
    前記切断する工程では前記被加工物に前記回転刃を接触させることを特徴とする電子部品製造用の切断方法。
  10. 請求項8に記載された電子部品製造用の切断方法において、
    前記切断部はレーザ光照射機構を有し、
    前記位置合わせする工程では前記切断線と前記レーザ光照射機構が照射するレーザ光とを位置合わせし、
    前記切断する工程では前記被加工物に前記レーザ光を照射することを特徴とする電子部品製造用の切断方法。
  11. 請求項8に記載された電子部品製造用の切断方法において、
    前記低熱膨張性材料はガラス系材料、セラミックス系材料、又は、合金のいずれか1つであることを特徴とする電子部品製造用の切断方法。
  12. 請求項8に記載された電子部品製造用の切断方法において、
    前記測長基準部材を準備する工程の前に、エッチング、機械加工、又は、印刷のいずれかによって前記少なくとも2つの基準マークを形成する工程を備えることを特徴とする電子部品製造用の切断方法。
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