JP6139161B2 - 洗濯機 - Google Patents
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Description
そこで、縦形の洗濯機において加速度センサを用いながら適切に異常振動を検出する洗濯機を提供する。
水槽4の内部には、回転槽16が縦軸(軸線方向が上下方向)周りに回転可能に配設されている。この回転槽16は、有底円筒状に形成されていて、周壁部の上端部に例えば液体封入形の回転バランサ20が取り付けられている。回転槽16の周壁部には、脱水兼通風孔21が多数形成されている。この回転槽16内に図示しない洗濯物が収容され、その洗濯物の洗い、すすぎ、脱水、乾燥が行われる。
同様に、判定条件K3は、「アンバランス重量1000g相当の閾値」を「1回」検出することである。この判定条件K3は、脱水回転数が第2共振点の領域(N3領域)であるときに用いられる。
前記モータ監視形振動検出手段48の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件としては、図4に示すように、判定条件M2、M3がある。判定条件M2、M3には、夫々異常振動判定用の閾値と、この閾値以上の異常振動の検出回数とを含む。
従って、前記判定条件M2は「アンバランス重量1300g相当の閾値」を例えば2回検出することである。この判定条件M2は脱水回転数が第1共振点超〜第2共振点未満の領域(N2領域)であるときに用いる。
制御装置43は、これらの入力信号、並びに予め備えた制御プログラムに基づき、表示用制御部35を介して表示部34を制御するほか、給水弁17、排水弁26、モータ23、送風機36、ヒータ37などを駆動回路47を介して制御するようになっている。
ステップS10では、回転槽16と撹拌体22とを一体的にモータ23により回転駆動させて脱水運転を開始する。この場合、制御装置43は、モータ23の回転数、つまりモータ23と連結された回転槽16の脱水回転数を図6に示すように回転制御しながら立ち上げてゆく。
前記ステップS50で判定条件K1となったと判断されない場合、ステップS60に移行し、安全レバースイッチ装置40の検知結果が判定条件A1となったか否かを判断する。このステップS60で「YES」であれば前記ステップS180に移行する。
そしてステップS70で、脱水回転数が上記N2領域となったことが判断されて、ステップS80に移行する。なお、このN2領域では、このN2領域のうち予め定められた回転数で、当該回転数を所定時間保持する回転数制御を行う。
次のステップS90では、加速度センサ42の検知結果が判定条件K2となったか否かを判断し、判定条件K2となっていなければ、ステップS100に移行して、モータ監視形振動検出手段48の検知結果が判定条件M2となったか否かを判断する。
ここで、同じ検出動作タイミングにおける前記判定条件K2と判定条件M2とでは、加速度センサ42用の前記判定条件K2が想定する負荷(前述の1200g)を、モータ監視形振動検出手段48用の判定条件M2が想定する負荷(前述の1300g)より小としている。
脱水回転数がN2領域にある状態で、加速度センサ42による判定条件K2の検出がなく且つモータ監視形振動検出手段48による判定条件M2の検出もない場合には(異常振動がない場合には)、脱水回転数が順調に立ち上がり、N3領域(第2共振点領域)に入る。
ステップS120では、加速度センサ42と、第二の振動検出手段であるモータ監視形振動検出手段48とを時間的に同時期に働かせる。
次のステップS130では、加速度センサ42の検知結果が判定条件K3となったか否かを判断し、判定結果K3となっていなければ、ステップS140に移行して、モータ監視形振動検出手段48の検知結果が判定条件M3となったか否かを判断する。
脱水回転数がN3領域にある状態で、加速度センサ42による判定条件K3の検出がなく且つモータ監視形振動検出手段48による判定条件M3の検出もない場合には(異常振動がない場合には)、脱水回転数が順調に立ち上がり、N3領域を超える。
次のステップS150で、脱水回転数がN3領域を超えたことが判断され、そして、ステップS160で脱水設定時間を超えたことが判断されると、ステップS170で脱水運転が停止される。
ドラム式洗濯機では、洗濯機全体の重量が80kg程度と重く、これに対して、サスペンションで支持する被支持体(水槽やドラム、モータなど)の重量は9kg程度と相対的に軽い。つまり、支持体に対する被支持体の相対的振動負荷が小さい。また、このドラム式洗濯機では水槽の開口はゴム製のベローズによって外箱に連結されている。さらにサスペンションは被支持体を弾性的に支持するとはいうものの下から半固定状態に支持している。このようなドラム式洗濯機では、被支持体の振動態様が大きく変化することがなく、振動検出手段としては加速度センサのみで対応できる。
図8は第3実施形態を示しており、この実施形態では、脱水回転数N1領域において、第二の振動検出手段として、安全レバースイッチ装置40に代えてモータ監視形振動検出手段48を用いている。つまり、安全レバースイッチ装置40は異常振動検出には使用せず、第二の振動検出手段として、N1〜N3領域の全てにおいてモータ監視形振動検出手段48を使用する実施形態としている。脱水回転数N1領域におけるモータ監視形振動検出手段48用の判定条件M1は、「アンバランス重量1400g相当の閾値」が例えば1回検出されることである。
又、第一の振動検出手段としては、3軸の加速度センサ42でなくても、これとほぼ同様の加速度センサを含むものであり、例えば上下、前後(左右)の2軸の加速度センサでも良い。
Claims (4)
- 外箱と、
この外箱の内部に弾性吊持機構を介して揺動可能に吊持された水槽と、
この水槽の内部に縦軸周りに回転可能に配設され、内部に収容される洗濯物の洗い、脱水を行う縦軸形の回転槽と、
この回転槽内に回転可能に配設され、前記洗濯物を撹拌する撹拌体と、
前記回転槽及び撹拌体を回転駆動するモータと、
前記水槽の振動又は変位を検出する加速度センサを含む第一の振動検出手段と、
前記加速度センサとは異なる方法で前記水槽の振動又は変位を検出する第二の振動検出手段と、
前記第一の振動検出手段と前記第二の振動検出手段とを時間的に同時期に働かせ、且つ前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件と、前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件とを有し、前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷と、前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷とを異ならせて設定し、夫々の判定結果に基づいて脱水運転を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件及び前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件を、前記脱水運転中に検出される脱水回転数及び前記脱水運転前に検知される洗濯物重量により変更する洗濯機。 - 前記制御手段は、前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷を、前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷より小とした請求項1記載の洗濯機。
- 前記第二の振動検出手段は、前記モータに関連する値に基づいて前記水槽の振動又は変位を検出するモータ監視形振動検出手段である請求項1又は2記載の洗濯機。
- 前記第二の振動検出手段は、2種類備えられ、
前記制御手段は、
前記第一の振動検出手段と一方の前記第二の振動検出手段とを時間的に同時期に働かせ、且つ前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件と、一方の前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件とを有し、前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷と、一方の前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷とを異ならせて設定し、
さらに別の時期において、前記第一の振動検出手段と他方の前記第二の振動検出手段とを時間的に同時期に働かせ、且つ前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件と、他方の前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件とを有し、前記第一の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷と、他方の前記第二の振動検出手段の検知結果に応じて異常振動と判定するための判定条件で想定する負荷とを異ならせて設定する請求項1から3のいずれか一項記載の洗濯機。
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