JP5818493B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は縦軸形の洗濯機に関する。
従来より、洗濯機、中でも縦軸形の洗濯機においては、外箱の内部に水槽が縦軸状態で揺動可能に支持され、この水槽の内部に回転槽も縦軸状態に配設されて、該回転槽を回転駆動することにより洗濯物の脱水が行われるようになっている。
そして又、この縦軸形の洗濯機においては、水槽の上記脱水運転時における揺動を検知する第1の揺動検知手段として、水槽の上部近辺に検知レバーが垂下させて設けられ、水槽の揺動が大きくなったときに、その検知レバーに水槽が接触し、その接触回数が所定数に達したときに、例えば回転槽の回転を一旦停止させて回転槽内の洗濯物をほぐすほぐし行程を実行し、その後に回転槽の回転を再開させるなど、脱水運転を制御し、もって外箱への水槽の衝突を回避しつつ脱水運転を行うようになっている。
又、それとは異なる第2の揺動検知手段として、脱水運転の初期における回転槽の回転速度の立ち上がりに要した時間と、その後の立ち下がりに要した時間との差から水槽の揺動を検知する方法があり、更に、所定の指令回転速度と回転槽の実回転速度との差から水槽の揺動を検知する方法や、回転槽を所定の回転速度で回転させるのに必要となった電流値から水槽の揺動を検知する方法があって、それぞれその検知結果から、脱水運転を制御し、上述同様に外箱への水槽の衝突を回避しつつ脱水運転を行うようになっている。
加えて、第3の揺動検知手段として、水槽に加速度センサを取付け、この加速度センサによる水槽揺動の加速度の検知結果から、脱水運転を制御し、やはり上述同様に水槽の外箱への衝突を回避しつつ脱水運転を行う方法もある(例えば特許文献1参照)。
特許第3131536号公報
上記従来のもののうち、第1の揺動検知手段については、近年の洗濯機のコンパクト設計により、外箱と水槽との間隙が小さくなったことで、検知レバーに対する水槽の接触回数が所定数に達する前に水槽が外箱に衝突するケースが多くなり、水槽揺動の精確な検知が困難であるという事情を有している。
又、第2の揺動検知手段及び第3の揺動検知手段についても、脱水運転時における水槽の揺動には種々のモードがあり、それらに対して、水槽揺動の精確な検知ができないという事情を有している。
そこで、水槽の揺動の検知が精確にできる縦軸形の洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機においては、外箱の内部に縦軸状態で揺動可能に支持された水槽と、この水槽の内部に縦軸状態に配設され、回転駆動されることによって洗濯物の脱水を行う回転槽と、前記水槽の少なくとも前記脱水運転時における揺動を検知する揺動検知手段と、この揺動検知手段の検知結果に基づいて前記脱水運転を制御する制御装置とを具備し、前記揺動検知手段が洗濯機設置面に対する前記水槽の平行方向と直角方向の揺動を検知する加速度センサから成っていて、前記制御装置は、前記加速度センサにより前記水槽の平行方向の揺動を検知し、その後、前記水槽の直角方向の揺動を検知し、その後、前記水槽の平行方向の揺動を検知するものであり、且つ、最初の前記水槽の平行方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度より、前記水槽の直角方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度を高く設定し、さらに、前記水槽の直角方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度より、2回目の前記水槽の平行方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度を高く設定して、それぞれ前記水槽の揺動を検知し、2回目の前記水槽の平行方向の揺動の検知結果が所定値を超えている場合には、脱水運転時における前記回転槽の最終到達回転速度を、2回目の前記水槽の平行方向の揺動の検知結果が前記所定値未満である場合よりも低くすることを特徴とする。
第1の実施形態を示す作用説明用のフローチャート 洗濯機全体の、一部を破断して示す縦断側面図 洗濯機全体の横断面図 電気的構成のブロック図 水槽の揺動モードを回転槽の回転速度別(a〜d)に示す概略図 第2の実施形態を示す図1相当図 脱水運転時における水槽の加速度の変化を、揺動の方向別(a,b)に、回転槽の回転速度の変化(c)に沿って示す図 脱水運転時における水槽の振幅の変化を、揺動の方向別(a,b)に、回転槽の回転速度の変化(c)に沿って示す図 第3の実施形態を示す図1相当図 第4の実施形態を示す図2相当図 図3相当図
以下、第1の実施形態につき、図1ないし図5を参照して説明する。
まず、図2及び図3には、洗濯機(縦軸形脱水兼用洗濯機)の全体構成を示しており、ほゞ直方体状の外箱1を外殻とし、この外箱1の内部に水槽2を弾性支持機構3により縦軸状態で揺動可能に支持して配設している。水槽2は、詳細には図2に示すように、有底円筒状の水槽本体2aと、この水槽本体2aの上縁部に装着した環状の水槽カバー2bとから成っており、その水槽カバー2bには、内蓋4を取付けると共に、図3に示すように、後部に給水口5と供風口6とを形成し、そのほか、フィルタ7を設けている。
なお、内蓋4は、水槽カバー2bのカバー内開口部を開閉するもので、後縁部がヒンジ4aとなっており、前部の中央部に取手4bを有している。又、給水口5は、図示しない給水装置から後述する回転槽10内及び水槽2内に給水するためのもので、供風口6は、同じく図示しない温風供給装置から回転槽10内及び水槽2内に温風を供給するためのものであり、フィルタ7は、水槽2内から排出される温風から糸屑等の異物を捕獲するためのものである。
弾性支持機構3も、詳細には、外箱1の最上部の各隅部(四隅)に配設した上受座8に載置した下面球状の上滑動体3aと、この上滑動体3aからそれぞれに垂下させた吊り棒3b、この吊り棒3bの各下部に装着した上面球状の下滑動体3c、及びこの下滑動体3c下の吊り棒3b下部に装着したスプリング3dを具備し、水槽2の下部から四方に突設した下受座9に下滑動体3cを下方より当接させて、水槽2を吊り下げ支持するようになっている。
水槽2の内部には回転槽10を配設しており、この回転槽10も、詳細には図2に示すように例えばプラスチックにより椀状に形成した底部10aと、ステンレス鋼板等の金属により円筒状に形成して底部10aに結合した胴部10b、及び胴部10bの上縁部に装着した例えば液体封入形の回転バランサ10cから成っており、そのうちの胴部10bの全域に脱水兼通風孔11を多数(部分的に図示)形成している。
一方、上記回転槽10の底部10aには、内部に撹拌体12を配設しており、水槽2の底部から下方には、モータ13aを主体とする駆動機構13を配設している。駆動機構13は、洗濯時に回転槽10を制止して撹拌体12を正逆両方向に交互に回転させ、脱水時に回転槽10を撹拌体12と共に一方向に回転させるようになっている。又、この場合、モータ13aはアウターロータ形であり、撹拌体12及び回転槽10を直に回転させるようになっている。
このほか、水槽2の底隅部には排水口14を形成しており、この排水口14には、水位検知用のエアトラップ15を連通させるとともに、排水弁16を介して排水管17を連通させている。
ここで、前記水槽2の上部である水槽本体2aの上部には、加速度センサ18を装着している。この加速度センサ18は、水槽2の揺動を検知する揺動検知手段として機能するもので、洗濯機の設置面Fに対する水槽2の、図2の矢印Aで示す平行方向(水平方向であって、特にはこの場合、前後方向)と、同図の矢印Bで示す直角方向(垂直方向であって、上下方向)の揺動を加速度で検知するようになっている。なお、そのほか、加速度センサ18は、洗濯機の設置面Fに対する水槽2の平行方向(水平方向)のうち、左右方向の揺動をも検知できるもので、上記前後方向に代えて、もしくはそれに加えて該左右方向の揺動を検知するようにしても良い。
なお、図2には、加速度センサ18のリード線18aをも示しており、このリード線18aを水槽2(水槽本体2a)の外周面に添わせて配設し、前記駆動機構13のリード線(図示省略)等と取りまとめて、外箱1の後下部に配設した制御装置19に接続している。更に、図2には、外箱1上に被着したトップカバー20を示しており、このトップカバー20に洗濯物出入口を開閉する外蓋21を設けると共に、洗濯機の操作をするための種々のスイッチと表示器を有する操作パネルを設けている(図示省略)。
制御装置19は図4にも示している。この制御装置19は、例えばマイクロコンピュータから成るもので、洗濯機の作動全般を制御する制御手段として機能するようになっている。しかして、この制御装置19には、前記操作パネルが有する種々のスイッチから成る操作入力部22から各種操作信号が入力され、前記エアトラップ15と連通して水槽2内の水位を検知するように設けた水位センサ23からは水位検知信号が、前記モータ13aの回転速度を検知することで回転槽10の回転速度を検知するように設けた回転速度検知部24からは回転速度検知信号が、そして、前記加速度センサ18からは前記水槽2の水平及び垂直両方向の揺動検知信号が入力されるようになっている。
制御装置19は、それらの入力信号並びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、前記操作パネルが有する表示器25と、前記給水装置の給水弁26、前記モータ13a、前記排水弁16、前記温風供給装置のファン27、同温風供給装置のヒータ28、及び報知手段であるブザー29を、駆動回路30を介して制御するようになっている。
次に、上記構成の洗濯機の作用を述べる。
上記構成の洗濯機は、洗濯コースで、洗い、脱水、すすぎ、及び脱水の行程を実行し、洗濯〜乾燥コースで、洗い、脱水、すすぎ、脱水、及び乾燥の行程を実行し、乾燥コースで、乾燥のみの行程を実行する。
図1はそのうちの脱水行程における制御装置19の制御内容を詳細に示しており、最初に、脱水運転を開始し回転槽10を回転させる(ステップS1)。次いで、回転速度検知部24による回転槽10の回転速度の検知をし(ステップS2)、その後に、検知した回転速度が0〔rpm〕超であるか否か、すなわち、回転槽10が回転しているか否かの判断をする(ステップS3)。このステップS2で、0〔rpm〕超ではない(NO:回転していない)と判断されれば、ステップS2に戻り、0〔rpm〕超である(YES:回転している)と判断されれば、加速度センサ18による水槽2の水平方向の加速度(揺動)の検知をする(ステップS4)。
次いで、検知した水平方向の加速度が所定値未満であるか否かの判断をし(ステップS5)、所定値未満ではない(NO:水槽2の水平方向の揺動が大きい)と判断されれば、回転槽10の回転を停止して回転槽内の洗濯物をほぐすほぐし行程を実行し(ステップS6)、その後に、回転槽10の回転を再開させて(ステップS7)、ステップS2に戻る。
これに対して、上記ステップS5で、所定値未満である(YES:水槽2の水平方向の揺動が小さい)と判断されれば、前記ステップS2同様の回転速度の検知をし(ステップS8)、その後に、検知した回転速度が所定値である130〔rpm〕以上であるか否かの判断をする(ステップS9)。このステップS9で、130〔rpm〕以上ではない(NO)と判断されれば、ステップS4に戻り、130〔rpm〕以上である(YES)と判断されれば、加速度センサ18による水槽2の垂直方向の加速度(揺動)の検知をする(ステップS10)。
次いで、検知した垂直方向の加速度が所定値未満であるか否かの判断をし(ステップS11)、所定値未満ではない(NO:水槽2の垂直方向の揺動が大きい)と判断されれば、前記ステップS6に進み、その後に前記ステップS7を経て、前記ステップS2に戻る。
これに対して、上記ステップS11で、所定値未満である(YES:水槽2の垂直方向の揺動が小さい)と判断されれば、回転槽10の回転速度を最終到達回転速度まで上昇させ(ステップS12)、その後に、脱水運転時間が終了時間に達したか否かの判断をし(ステップS13)、達していない(NO)と判断されれば、ステップS12に戻り、達した(YES)と判断されれば、脱水運転を終了する(ステップS14)。
図5は、以上の脱水運転における水槽2の揺動モードを発明者の実験結果で示している。そのうち、同図の(a)は、回転槽10の回転速度が主として40〜60〔rpm〕であるときの水槽2の揺動モード(1次モード)を矢印で示しており、水平揺動、すなわちパラレルモードである。同図の(b)は、回転槽10の回転速度が主として70〜90〔rpm〕であるときの水槽2の揺動モード(2次モード)を矢印で示しており、回転揺動、すなわちツイストモードである。同図の(c)は、回転槽10の回転速度が主として140〜190〔rpm〕であるときの水槽2の揺動モード(3次モード)を矢印で示しており、垂直揺動、すなわちロッキングモードである。同図の(d)は、回転槽10の回転速度が主として180〜260〔rpm〕であるときの水槽2の揺動モード(4次モード)を矢印で示しており、腰振り揺動、すなわちコニカルモードである。
このように、水槽2の揺動モードは回転槽10の回転速度で異なり、大別して回転速度の低い側では水平方向の揺動(パラレルモード、ツイストモード)が生じ、回転速度の高い側では垂直方向の揺動(ロッキングモード、コニカルモード、)が生じるもので、その境界は回転槽10の回転速度で概ね130〔rpm〕と考えられる。
如上の実験結果に基づき、この第1の実施形態においては、図1に示したように、回転槽10の130〔rpm〕の回転速度をしきい値(所定値)として、それに達するまでは、加速度センサ18による水槽2の水平方向の揺動の検知をし、達してからは、加速度センサ18による水槽2の垂直方向の揺動の検知をするようにしている。かくして、この第1の実施形態においては、回転槽10の回転速度に合った水槽2の揺動(水平及び垂直のモード別)の検知ができるもので、水槽2の揺動の検知がより精確にできる。又、それにより、脱水運転の制御もより精確にできる。
以上に対して、図6ないし図11は第2ないし第4の実施形態を示すもので、それぞれ、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2の実施形態]
図6ないし図8に示す第2の実施形態においては、図6に示すように、脱水行程における制御装置19の制御内容について、先のステップS1〜S10を経た後のステップS11で、検知した水槽2の垂直方向の加速度が所定値未満である(YES)と判断されたところで、回転槽10の回転速度を上昇させる(ステップS101)。
次いで、回転速度検知部24による回転槽10の回転速度の検知をし(ステップS102)、その後に、検知した回転速度が所定値である500〔rpm〕以上であるか否かの判断をする(ステップS103)。このステップS103で、500〔rpm〕以上ではない(NO)と判断されれば、ステップS101に戻り、500〔rpm〕以上である(YES)と判断されれば、加速度センサ18の検知感度を高く(この場合、2倍に)する(ステップS104)。
次いで、加速度センサ18による水槽2の水平方向の加速度(揺動)の検知をし(ステップS105)、その後に、検知した水平方向の加速度が所定値未満であるか否かの判断をする(ステップS106)。このステップS106で、所定値未満である(YES:水槽2の水平方向の揺動が小さい)と判断されれば、回転槽10の回転速度を所定値である900〔rpm〕の最終到達回転速度まで上昇させ(ステップS107)、その後に、脱水運転時間が終了時間に達したか否かの判断をし(ステップS108)、達していない(NO)と判断されれば、ステップS107に戻り、達した(YES)と判断されれば、先のステップS14に進む。
これに対し、ステップS106で、所定値未満ではない(NO:水槽2の水平方向の揺動が大きい)と判断されれば、回転槽10の回転速度を上記ステップS107における所定値より低い所定値である800〔rpm〕の最終到達回転速度まで上昇させ(ステップS109)、その後に、脱水運転時間が終了時間に達したか否かの判断をし(ステップS110)、達していない(NO)と判断されれば、ステップS109に戻り、達した(YES)と判断されれば、ステップS14に進む。
このように第2の実施形態においては、加速度センサ18の検知感度を、脱水運転時の回転槽10の回転速度が所定値より高い(ステップS103でYES)ときに高くするようにしている。
ここで、図7は、脱水運転時における水槽2の上部の加速度の変化を、発明者の実験結果で、水平及び垂直の揺動方向別(aが水平方向、bが垂直方向)に、回転槽10の回転速度の変化(c)に沿って示しており、図8は、脱水運転時における水槽2の上部の振幅の変化を、同じく発明者の実験結果で、水平及び垂直の揺動方向別(aが水平方向、bが垂直方向)に、回転槽10の回転速度の変化(c)に沿って示している。この図7及び図8で明らかなように、脱水運転時における水槽2の振幅は、回転槽10の回転速度が増すと減少するが、水槽2の加速度は、回転槽10の回転速度が増すに従って増加する。
加速度センサ18による水槽2の加速度の検知は、実際に発生する加速度に合った検知感度で検知することが望ましいが、それを一つの検知感度で検知すると、検知する分解能が悪化してしまい、精確な検知ができない。そこで、この第2の実施形態では、加速度センサ18の検知感度を、脱水運転時の水槽2の加速度の変化が増加する、回転槽10の回転速度が所定値より高いときに高くするようにしているのであり、このようにすることによって、水槽2の揺動の検知がより精確にでき、又、それにより脱水運転の制御もより精確にできる。
加えて、この第2の実施形態においては、加速度センサ18による水槽2の水平方向の揺動の検知結果に基づいて、脱水運転時の回転槽10の最終到達回転速度を決定するようにしている(ステップS105〜S107,S109)。これにより、水槽2の水平方向の揺動の検知結果に合った最終到達回転速度の回転槽10の回転で脱水運転が遂行できる。
すなわち、水槽2の水平方向の揺動が小さければ、回転槽10の回転速度を通常どおりの所定値である900〔rpm〕の最終到達回転速度まで上昇させ、他方、水槽2の水平方向の揺動が大きければ、回転槽10の回転速度を通常の所定値より低い所定値である800〔rpm〕の最終到達回転速度まで上昇させて、ともに外箱への水槽の衝突を回避しつつ脱水運転を遂行し得るものである。
[第3の実施形態]
図9に示す第3の実施形態においては、上記第2の実施形態におけるステップS105〜S110を、前記第1の実施形態におけるステップS12,S13に代えて行うようにしている。すなわち、加速度センサ18による水槽2の水平方向の検知結果に基づいて、脱水運転時の回転槽10の最終到達回転速度を決定するのを、第1の実施形態のそれ以前の制御内容に続いて実行するようにしている。このようにしても、第2の実施形態と同様に、水槽2の水平方向の揺動の検知結果に合った最終到達回転速度の回転槽10の回転で脱水運転が遂行できる。
[第4の実施形態]
図10及び図11に示す第4の実施形態においては、加速度センサ18を水槽2の上部である水槽カバー2bの上面に装着している。加速度センサ18の装着位置はこのように変えても、上述同様の作用効果を得ることができる。
以上説明した洗濯機は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、特に加速度センサ18は脱水運転時以外の水槽2の揺動の検知をするようにしても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
そのほか、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は外箱、2は水槽、10は回転槽、18は加速度センサ(揺動検知手段)、19は制御装置を示す。

Claims (1)

  1. 外箱の内部に縦軸状態で揺動可能に支持された水槽と、
    この水槽の内部に縦軸状態に配設され、回転駆動されることによって洗濯物の脱水を行う回転槽と、
    前記水槽の少なくとも前記脱水運転時における揺動を検知する揺動検知手段と、
    この揺動検知手段の検知結果に基づいて前記脱水運転を制御する制御装置とを具備し、
    前記揺動検知手段が洗濯機設置面に対する前記水槽の平行方向と直角方向の揺動を検知する加速度センサから成っていて、
    前記制御装置は、前記加速度センサにより前記水槽の平行方向の揺動を検知し、その後、前記水槽の直角方向の揺動を検知し、その後、前記水槽の平行方向の揺動を検知するものであり、且つ、最初の前記水槽の平行方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度より、前記水槽の直角方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度を高く設定し、さらに、前記水槽の直角方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度より、2回目の前記水槽の平行方向の揺動を検知するときの前記回転槽の回転速度を高く設定して、それぞれ前記水槽の揺動を検知し、2回目の前記水槽の平行方向の揺動の検知結果が所定値を超えている場合には、脱水運転時における前記回転槽の最終到達回転速度を、2回目の前記水槽の平行方向の揺動の検知結果が前記所定値未満である場合よりも低くする洗濯機。
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