JP2014030660A - 洗濯機 - Google Patents

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Yoshimi Nishimura
好美 西村
Yoko Yogi
陽子 與儀
Hiroaki Kawaguchi
弘暁 川口
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Abstract

【課題】回転槽内に発生した泡の排出とアンバランス回転の修正とを水や時間の浪費を抑えて実現する。
【解決手段】水槽内に回転自在に設けられた回転槽と、回転槽のアンバランス回転を検知するアンバランス検知手段と、回転槽内の泡の異常発生を検知する泡異常検知手段とを備え、脱水行程時にアンバランス検知手段によってアンバランス回転が検知されると脱水行程を中断して実行する修正行程の内容を、泡異常検知手段による泡の異常発生の検知の有無により変更する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は洗濯機に関する。
洗濯機では、洗濯物が収容された回転槽を高速回転させる脱水行程において、洗濯物が回転槽内周面の一部に偏在すると、回転槽がアンバランス回転して十分な脱水ができない場合がある。
そこで、脱水時に回転槽のアンバランス回転の発生を検知すると脱水行程を一旦中断し、回転槽に給水する給水行程、回転槽内の洗濯物を攪拌する攪拌行程、及び回転槽から洗濯水を排水する排水行程を順次行う修正行程を実行し、回転槽内の洗濯物をほぐして洗濯物の偏在を修正している(例えば、特許文献1,2参照)。
ところで、脱水行程時に回転槽の回転に伴って洗剤分を含む水が攪拌されて大量のクリーム状の泡が異常発生することがある。発生した泡は回転槽の回転を阻害して脱水行程の妨げとなるため、アンバランス回転の検知後に行う修正行程によって、洗濯物の偏在の修正だけでなく、脱水行程時に発生した泡を排出するようになっている。
しかしならが、アンバランス回転の検知後に行う修正行程は、これを構成する給水行程、攪拌工程、排水行程の各行程の条件が、泡が異常発生した場合にも泡を十分に排出できるように設定され、脱水行程時に発生する泡の発生状況に関わらず一定であるため、脱水行程時に泡の発生が少ない(ほとんど無い)場合には、十分に泡が排出されているにも関わらず更に修正行程が継続され水や時間を浪費するおそれがある。
特許第3253546号 特開2009−172144号公報
本発明は、上記の問題を考慮してなされたものであり、回転槽内に発生した泡の排出とアンバランス回転の修正とを水や時間の浪費を抑えて実現することができる洗濯機を提供することを目的とする。
本実施形態に係る洗濯機は、水槽内に回転自在に設けられた回転槽と、前記回転槽のアンバランス回転を検知するアンバランス検知手段とを備え、洗剤を含んだ洗濯水とともに洗濯物を攪拌する洗い行程と、前記回転槽を回転させて前記回転槽内の洗濯物の脱水を行う脱水行程と、前記脱水行程時に前記アンバランス検知手段によってアンバランス回転が検知されると前記脱水行程を中断し、前記水槽に給水する給水行程、前記回転槽内の洗濯物を攪拌する攪拌行程、及び前記水槽内の洗濯水を排水する排水行程を順次行う修正行程とを実行する洗濯機において、前記脱水行程時における前記ドラム内の泡の異常発生を検知する泡異常検知手段を備え、前記泡異常検知手段による泡の異常発生の検知の有無により前記修正行程の内容を変更することを特徴とする。
第1実施形態に係る洗濯機の断面図である。 第1実施形態に係る洗濯機の電気構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る洗濯機の動作を示すフロー図である。 第1実施形態に係る洗濯機の修正行程の内容を示すフロー図である。 第2実施形態に係る洗濯機の修正行程の内容を示すフロー図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の洗濯機1は、図1に例示するような回転軸を傾斜させた回転槽(ドラム)19を備えるドラム式洗濯機であって、外郭を形成する外箱3の前面中央部分に洗濯物を出し入れする円形の投入口7が開口している。この投入口7は透明窓を備えたドア9により開閉自在に閉塞されており、閉扉時にドア9の前面が外箱3の前面とほぼ同一面になるようになっている。
外箱3の内部には、前方に向かって上方へ傾斜する円筒状の水槽11が、サスペンション12により弾性的に支持された状態で配設されている。水槽11の前面に設けられた開口部11aと投入口7とが、全体として筒状をなすゴムなどの弾性材からなるベローズ13により水密に連通するように接続されている。
外箱3の上面後方には、水道などの給水源に接続させる入水口4が設けられ、この入水口4が給水弁14に設けられている。給水弁14の出口側は、給水接続管15を介して洗剤ケース18に接続されている。洗剤ケース18は、給水ホース20を介して水槽11の上部後側に形成された給水口11bに接続されている。これにより、給水弁14を開放することで、給水源から水と洗剤ケース18に収納された洗剤とが水槽11の内部に供給される。
水槽11の底部には、排水弁16を介して排水ホース17が接続されている。排水弁16を閉塞することで水槽11の内部に洗濯水が貯水され、排水弁16を開放することで水槽11の内部に貯水された洗濯水が排水ホース17を通って洗濯機1外部へ排水される。
水槽11の下部には、水槽11の内部と連通するチューブ2が接続され、その上端部に水槽11内の水位を検出するための圧力センサからなる水位センサ37が設けられている。また、水槽の上部には、振動センサ40と泡センサ41に接続されるエアトラップ42とが設けられている。
振動センサ40は、加速度センサ等からなり水槽11の外周部の前部及び後部の2箇所に配置され、水槽11の振動を検出する。
エアトラップ42は水槽11の背面側に設けられた水槽11内に連通している。このエアトラップ42は、エアチューブ43によって外箱3内の上部に配設された泡センサ41に接続されている。泡センサ41は、圧力スイッチからなるもので、洗剤を含んだ洗濯水とともに洗濯物を攪拌する洗い行程時において、水槽11内に異常発生した泡がエアトラップ42に到達すると、ドラム19の回転にともない泡が伸縮することによりエアトラップ42内の圧力が変化するので、その圧力変化を検出することで泡の発生量を検出する。
水槽11の内部には、洗濯物を収容する有底円筒状のドラム19が水槽11と同軸状に配設されている。ドラム19は、その前面開口部が外箱3の前面に設けられた投入口7に対向して配置され、水槽11に沿う傾斜状態に支承されている。ドラム19は、胴部周壁に多数の透孔19aが設けられ、内周面に洗濯物掻き上げ用のバッフル19bが複数設けられている。
ドラム19は、背面の中心部分から後方へ突出するドラム軸21により水槽11の閉塞された背面部に軸支され、ドラム軸21に接続されたモータ23によって回転駆動されるようになっている。
モータ23は、例えば、アウタロータ形のブラシレスモータであって、水槽11の背面に配設されたハウジング25に固定された固定子27と、この固定子27の外方に配設された回転子29とを備える。回転子29がドラム軸21の後端部と一体回転可能に連結されており、モータ23はドラム軸21を介してドラム19をダイレクトに回転駆動する。
モータ23には、複数のホール素子を有して構成される回転センサ24が設けられており(図2参照)、回転するモータ23の回転子29の位置とドラム19の回転速度に相当するモータ23の回転速度を検出するようになっている。
外箱3の上部前面側には、使用者が洗濯機1の運転に係る各種の操作をするための各種の操作キーや表示部を備えた操作パネル5が設けられている。操作パネル5の裏面には、操作回路31を備える操作パネル制御ユニット33が配設されており、操作回路31が操作パネル5の各種操作キーに基づく操作信号を制御回路50に出力する。
制御回路50は、マイクロコンピュータを含んで構成されたもので、図2に示すように、上記した操作回路31からの操作信号以外にも、回転センサ24から回転子29の位置とモータ23の回転速度に関する回転速度信号、水槽11の貯留水位を検知する水位センサ37から水位検知信号、水槽11の振動を検知する振動センサ40から振動検知信号、洗い行程時における泡の発生量を検出する泡センサ41からの泡検知信号などが入力される。そして、上記の各種信号の入力と、予めメモリ52に記憶された制御プログラムに基づき、モータ23、操作パネル5の表示部5a、給水弁14、排水弁16を駆動制御する駆動回路60に駆動制御信号を出力するようになっている。
また、制御回路50は、上記のように駆動回路60に駆動制御信号を出力するとともに、第1泡異常検知手段と、アンバランス検知手段と、第2泡異常検知手段として機能する。
第1泡異常検知手段は、洗い行程時におけるドラム19内の泡の異常発生を検知するものであり、泡センサ41で検知されたドラム19内の泡の発生量が所定量以上であると、洗い行程において泡が異常発生したことを検知する。
アンバランス検知手段は、洗濯物が収容されたドラム19を高速回転させる脱水行程時にドラム19のアンバランス回転を検知するものであり、脱水行程中に振動センサ40で検知された振動が所定値以上であると、アンバランス回転の発生を検知する。
第2泡異常検知手段は、脱水行程時におけるドラム19内の泡の異常発生を検知するものであり、脱水行程を開始してから所定時間経過後に制御回路50が駆動回路60へ出力するモータ23の回転数の指令値と回転センサ24で検知されるドラム19の回転数の実測値とを比較し、その差が所定値以上であると脱水行程において泡が異常発生したことを検知する。
このような構成の洗濯機1は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を選択設定して自動的に実行する。図3は、洗濯機1の標準的な運転コースの一例を示している。
具体的には、投入口7より洗濯物をドラム19内に投入しドア9を閉じ、電源スイッチの投入後、操作パネル5の操作キーの操作により、図3に例示するような「洗濯コース」が選択されると、洗い行程が開始される。
洗い行程では、給水弁14から洗剤ケース18を通じて水槽11内に給水する動作が行われ、それにより、洗剤ケース18にあらかじめ置かれた洗剤も併せて水槽11内に投入される。続いて、モータ23が作動されることにより、ドラム19が低速で正逆両方向に交互に回転され、それにより、ドラム19に内にあらかじめ収容された洗濯物が撹拌されて洗剤を含む洗濯水により洗われる。
この洗い行程の実行中に泡センサ41の検知結果に基づき第1泡異常検知手段がドラム19内の泡の異常発生を検知すると、制御回路50は、洗い行程において泡が異常発生したことをメモリ52に記憶させる。
洗い行程が終了すると、次に、第1脱水行程が開始される(ステップS2)。この第1脱水行程では、排水弁16を開放させることにより、水槽11内の水を排出した後、ドラム19を高速で一方向に回転させる動作が行われる。それにより、ドラム19内の洗い後の洗濯物が遠心脱水される。
ここで、この第1脱水行程中には、振動センサ40の検知結果に基づき、ドラム19のアンバランス回転の検知があったか否か判断される(ステップS3)。ステップS3において第1脱水行程中にアンバランス回転の検知がなかったと判断されれば、ステップS4へ進み、第1脱水行程を開始してから所定時間経過したか否か判断される。
ステップS4において、所定時間経過していないと判断されるとステップS3に戻り、所定時間経過するまで第1脱水行程とアンバランス回転の検知を行い、第1脱水行程を開始してから所定時間経過したと判断されると、第1脱水行程を終了させステップS5へ進む。
ステップS5では、給水弁14を開放させて水槽11内に給水する給水行程が行われ、次いで、溜めすすぎ行程に移行する(ステップS6)。この溜めすすぎ行程は、上記の給水行程(ステップS5)により水槽11内からドラム19内に水を溜めた状態で、例えば、ドラム19を低速で正逆両方向に交互に回転させる。溜めすすぎ行程を所定時間実行すると、ステップS7に進んで第2脱水行程へ移行する。
第2脱水行程は、排水弁16を開放させることにより水槽11内の洗濯水を排出した後、ドラム19を高速で一方向に回転させる動作が行われ、ドラム19内の洗い後の洗濯物が遠心脱水される。
この第2脱水行程中には、上記した第1脱水行程と同様に、振動センサ40の検知結果に基づき、ドラム19のアンバランス回転の検知があったか否か判断され(ステップS8)、第2脱水行程中にアンバランス回転の検知がなかったと判断されれば、ステップS9へ進み、第2脱水行程を開始してから所定時間経過したか否か判断される。
ステップS9において、所定時間経過していないと判断されるとステップS8に戻り、所定時間経過するまで第2脱水行程とアンバランス回転の検知を行い、第2脱水行程を開始してから所定時間経過したと判断されると、第2脱水行程を終了させステップS10へ進む。
ステップS10では、溜めすすぎ行程の実行回数が2回に達したか否か判断され、2回実行したと判断されると、全運転が終了し、2回に達していないと判断されるとステップS6に戻って給水行程を行い、2回に達していると判断されると全運転を終了する。
また、ステップS3において第1脱水行程中にアンバランス回転の検知があると判断されると、第1脱水行程を中止し(ステップS11)、その後、ドラム19の回転不良を修正する修正行程を実行する(ステップS30)。
修正行程は、給水行程と攪拌工程と排水行程を順次行うことで、洗濯物の偏在を修正しドラム19の回転不良を修正するとともに、トラム19内で発生した泡を機外へ排出する行程であり、ドラム19内の泡の異常発生を検知したか否かにより、その後に行う修正行程の内容が異なっている。
詳細には、修正行程では、図4に示すように、ステップS31において第1泡異常検知手段または第2泡異常検知手段がドラム19内の泡の異常発生を検知したか否か判断する。つまり、ステップS1の洗い行程の実行中、あるいは、ステップS2の第1脱水行程の実行中の少なくともいずれか一方において、ドラム19内の泡の異常発生を検知したか否か判断する。
そして、ステップS31において、洗い行程と第1脱水行程のいずれの行程においても泡の異常発生を検知しなかったと判断されれば、排水弁16を閉塞しつつ給水弁14を開放することにより、水槽11内に給水する給水行程が行われ(ステップS32)、次いで、給水弁14及び排水弁16を閉塞しつつ、モータ23を作動させてドラム19を低速で正逆両方向に交互に回転させることにより、ドラム19に内に収容された洗濯物を撹拌する攪拌工程を行う(ステップS33)。攪拌工程を所定時間行った後、排水弁16を開放して水槽11内の洗濯水を排水する排水行程を行う(ステップS34)。そして、水位センサ37の検出値が規定水位に達すると修正行程を終了する。修正行程を終了すると第1脱水行程に戻る(ステップS2)。
一方、ステップS31において、洗い行程と第1脱水行程の少なくともいずれか一方で泡の異常発生を検知したと判断されれば、泡の異常発生を検知しない場合に実行する修正行程(ステップS32〜S34)に比べて、修正行程の強度を強めるように、つまり、ドラム19内に発生した泡を機外へ排出したり、あるいは、洗濯水中の洗剤分を希釈したりすることで、ドラム19内の泡が消滅しやすくなるように、修正行程を構成する給水行程、攪拌工程、排水行程の繰り返し回数や各行程の条件を変更する。
本実施形態では、泡の異常発生を検知すると、泡の異常発生を検知しない場合に実行する修正行程における給水行程(ステップS32)と攪拌行程(ステップS33)と排水行程(ステップS34)と同様の給水行程、攪拌行程、及び排水行程を複数回(例えば、2回)繰り返す修正行程を実行する(ステップS35〜ステップS40)。そして、修正行程を終了すると第1脱水行程に戻る(ステップS2)。
また、ステップS8において第2脱水行程中にアンバランス回転の検知があると判断されると、第1脱水行程中にアンバランス回転を検知した場合と同様、修正行程を実行するため、第2脱水行程を中止し(ステップS22)、その後、修正行程を実行する(ステップS30)。
上記した第1脱水行程中にアンバランス回転を検出した後に行う修正行程は、ステップS31において、ステップS1の洗い行程の実行中、あるいは、ステップS2の第1脱水行程の実行中の少なくとも何れか一方で、第1泡異常検知手段または第2泡異常検知手段がドラム19内の泡の異常発生を検知したか否か判断する。
これに対して、第2脱水行程中にアンバランス回転を検出した後に行う修正行程は、第2脱水行程(ステップS7)の実行中において第2泡異常検知手段がドラム19内の泡の異常発生を検知したか否か判断する点で、第1脱水行程の場合と相違しているが、ドラム19内の泡の異常発生を検知しない場合に給水行程と攪拌行程と排水行程を順次1回ずつ行い(ステップS32〜S34)、ドラム19内の泡の異常発生を検知した場合に給水行程、攪拌行程、及び排水行程を複数回繰り返す修正行程を実行する点で(ステップS35〜ステップS40)、第1脱水行程の場合と同一であり、ここでは詳細な説明を省略する。そして、修正行程を終了すると第2脱水行程に戻る(ステップS7)。
以上のような本実施形態の洗濯機1では、脱水行程時にアンバランス回転が発生した場合にドラム19内の泡の異常発生の有無により、アンバランス回転の検知後に行う修正行程の内容を変更するため、泡の発生状況に応じた適切な修正行程を実行することができ、
水や時間の浪費を抑えつつ、泡の排出とアンバランス回転の修正とを実現することができる。
また、本実施形態では、泡の異常発生を検知した場合に、給水行程、攪拌行程、及び排水行程を複数回繰り返す修正行程を行い、洗濯物の偏在を修正するだけでなく、洗濯水に含まれる洗剤分を希釈したり洗剤分を機外へ排出することができ、また、泡の異常発生を検知しない場合に、泡の異常発生を検知した場合に比べて給水行程、攪拌行程、及び排水行程の繰り返し回数を少なくすることで、不要な給水行程や攪拌行程や排水行程の実行を抑えることができ、水や時間の浪費を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図5を参照して説明する。
上記の第1実施形態では、第1脱水行程や第2脱水行程においてドラム19のアンバランス回転を検知した後に実行する修正行程について、泡の異常発生を検知した場合に泡の異常発生を検知しない場合に比べて、給水行程、攪拌工程、排水行程の繰り返し回数を増やすことで、泡の異常発生の有無により修正行程の内容を変更したが、本実施形態では、修正行程を構成する給水行程、攪拌行程、及び排水行程の少なくとも一部の行程の内容を、泡の異常発生の有無により変更する点で、第1実施形態と相違している。なお、修正行程以外の構成は上記した第1実施形態と同一であり、その詳細な説明は省略する。
具体的には、第1脱水行程中にドラム19のアンバランス回転を検知した場合には、図5に示すように、ステップS51において、洗い行程と第1脱水行程の少なくともいずれか一方の行程においてドラム19内の泡の異常発生を検知したか否か判断する。
また、第2脱水行程中にドラム19のアンバランス回転を検知した場合には、ステップS51において、第2脱水行程の実行中に第2泡異常検知手段がドラム19内の泡の異常発生を検知したか否か判断する。
そして、ステップS51において、泡の異常発生を検知しなかったと判断されれば、排水弁16を閉塞しつつ給水弁14を開放することにより、水槽11内に所定量(例えば、25リットル)の水を給水する給水行程が行われる(ステップS52)。
次いで、給水弁14及び排水弁16を閉塞しつつ、モータ23を作動させてドラム19を低速で正逆両方向に交互に回転させることにより、ドラム19に内に収容された洗濯物を撹拌する攪拌工程を所定時間(例えば、1分間)行う(ステップS53)。
次いで、排水弁16を開放して、水槽11に設けられた水位センサ37の検出値が規定水位に達するまで水槽11内の洗濯水を排水する排水行程を行う(ステップS54)。
そして、水位センサ37の検出値が規定水位に達すると修正行程を終了し、第1脱水行程あるいは第2脱水行程に戻る。
一方、ステップS51において、泡の異常発生を検知したと判断されれば、排水弁16を閉塞しつつ給水弁14を開放することにより、水槽11内に給水する給水行程が行われる(ステップS55)。この給水行程では、所定量(例えば、35リットル)の水が水槽11に給水され、泡の異常発生を検知しない場合に実行する給水行程(ステップS52)で給水される水量(25リットル)が、泡の異常発生を検知した場合に実行する給水行程で給水される水量(35リットル)より少なく設定されている。つまり、給水行程における給水水位が泡の異常発生を検知した場合に比べ低く設定されている。
次いで、給水弁14及び排水弁16を閉塞しつつ、モータ23を作動させてドラム19を低速で正逆両方向に交互に回転させることにより、ドラム19内に収容された洗濯物を撹拌する(ステップS56)。この攪拌行程を行う時間は、所定時間(例えば、2分間)に設定されており、泡の異常発生を検知しない場合に行う攪拌行程(ステップS53)の実行時間(1分間)が、泡の異常発生を検知した場合に実行する排水行程の実行時間(2分間)より短く設定されている。
次いで、排水弁16を開放して水槽11内の洗濯水を排水する排水行程を行う(ステップS57)。この排水行程は、水槽11に設けられた水位センサ37の検出値が規定水位に達してから更に所定時間(例えば、60秒間)経過するまで実行され、泡の異常発生を検知しない場合に行う排水行程(ステップS54)の実行時間が、泡の異常発生を検知した場合に実行する排水行程の実行時間より短く設定されている。
そして、水位センサ37の検出値が規定水位に達してから更に所定時間経過すると修正行程を終了し、第1脱水行程あるいは第2脱水行程に戻る。
以上のように本実施形態の洗濯機1では、ドラム19内の泡の異常発生を検知しない場合に、ドラム19内の泡の異常発生を検知した場合に比べて、修正行程を構成する給水行程において水槽11に給水する水量を少なく設定して不要な水の使用を抑えたり、攪拌行程や排水行程の実行時間を短く設定して時間の浪費を抑えることができる。
なお、本実施形態では、ドラム19内の泡の異常発生を検知した場合と検知しない場合との間で、修正行程を構成する給水行程、攪拌行程、及び排水行程の全ての行程の内容を変更したが、給水行程、攪拌行程、及び排水行程のうち一部の行程の内容のみを変更してもよい。
また、本実施形態では、ドラム19内の泡の異常発生を検知しない場合に、ドラム19内の泡の異常発生を検知した場合に比べて、修正行程を構成する給水行程において水槽11に給水する水量を少なく設定したり、攪拌行程や排水行程の実行時間を短く設定したが、本発明はこれに限定されず、泡の異常発生を検知した場合にドラム19内の泡が消滅しやすくなるように、修正行程を構成する各行程の条件を変更すればよい。
また、説明した洗濯機は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、特に機全体としては、水槽及び回転槽が縦軸に配置されても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
そのほか、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…洗濯機 3…外箱 7…投入口
9…ドア 11…水槽 11a…開口部
11b…給水口 14…給水弁 16…排水弁
19…ドラム 23…モータ 24…回転センサ
27…固定子 29…回転子 37…水位センサ
40…振動センサ 41…泡センサ 50…制御回路
60…駆動回路

Claims (5)

  1. 水槽内に回転自在に設けられた回転槽と、前記回転槽のアンバランス回転を検知するアンバランス検知手段とを備え、
    洗剤を含んだ洗濯水とともに洗濯物を攪拌する洗い行程と、前記回転槽を回転させて前記回転槽内の洗濯物の脱水を行う脱水行程と、前記脱水行程時に前記アンバランス検知手段によってアンバランス回転が検知されると前記脱水行程を中断し、前記水槽に給水する給水行程、前記回転槽内の洗濯物を攪拌する攪拌行程、及び前記水槽内の洗濯水を排水する排水行程を順次行う修正行程とを実行する洗濯機において、
    前記回転槽内の泡の異常発生を検知する泡異常検知手段を備え、前記泡異常検知手段による泡の異常発生の検知の有無により前記修正行程の内容を変更することを特徴とする洗濯機。
  2. 前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知しない場合に実行する前記修正行程は、前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知した場合に実行する前記修正行程に比べて、前記給水行程、前記攪拌工程、及び前記排水行程の繰り返し回数が少ないことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知しない場合に実行する前記修正行程は、前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知した場合に実行する前記修正行程に比べて、前記排水行程の実行時間が短いことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  4. 前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知しない場合に実行する前記修正行程は、前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知した場合に実行する前記修正行程に比べて、前記給水行程における給水水位が低いことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  5. 前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知しない場合に実行する前記修正行程は、前記泡異常検知手段が泡の異常発生を検知した場合に実行する前記修正行程に比べて、前記攪拌工程の実行時間が短いことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
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JP2016202311A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP2018108333A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 洗濯装置

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