JP5060437B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents
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Description
そして、洗濯物のすすぎをするすすぎ行程においては、一般に、水槽の内部からドラム内に洗濯物を充分に浸す水量(洗い行程と同等)を、水道に接続した給水弁など通常の給水装置によって供給し、その後にドラムをその内部で洗濯物が上げられてから落とされる(タンブリング)速度で回転させる内容で、すすぎ(ためすすぎ動作)を実行するようになっている。
しかしながら、このものでは、洗濯物を効率良くすすぐことができない。
まず、図4及び図5には、ドラム式洗濯機の全体構造を示しており、外箱1を外殻としている。この外箱1は、詳細には、基台1aと、これに被着結合した箱本体1bとから成るもので、そのうちの箱本体1bの前面部(図5で左側)のほゞ中央部に、洗濯物出入口2を形成し、該出入口2を開閉する扉3を設けている。又、箱本体1bの前面部の上部には、操作パネル4を設けており、その裏側(外箱1内)に制御装置5を設けている。
水槽6の背部には、モータ8を取付けている。このモータ8は、この場合、例えば直流のブラシレスモータから成るもので、アウターロータ形であり、ステータ8aを水槽6の背部に取付け、ロータ8bの中心部に取付けた回転軸8cを、軸受ブラケット9に内装した複数の軸受10を介して水槽6の内部に挿通している。
フィルタケース20の後側の下部側方には排水弁24を接続しており、この排水弁24の出口部に排水パイプ25を接続している。排水パイプ25の先端部は、外箱1の基台1aから機外に臨み、図示しない機外排水ホースを接続するようになっている。
そして、水槽6の最上部の前部と後部には、振動検知手段である振動センサ39,40を設けている。
図1は制御装置5の運転制御内容をすすぎ行程までに限って示しており、これは、操作パネル4に対する使用者の操作に基づくもので、使用者が運転を開始させる操作をすると、制御装置5が運転を開始(スタート)させて、最初に洗濯物量の検知をする(ステップS1)。この洗濯物量の検知は、ドラム11を所定の回転速度まで回転させ、それに要した時間と、その後、モータ8によるドラム11の駆動を停止させてドラム11を惰性回転させ、それによってドラム11の回転速度が所定の回転速度まで下降するのに要した時間とから、洗濯物の量をモータ8の回転負荷でもって検知するものである。従って、このとき、回転センサ42と制御装置5が洗濯物量検知手段として機能する。
この後、排水を行う(ステップS5)。この排水は、排水弁24を開放させることにより、水槽6内(ドラム11内)の水を、水槽6の排水口18から機内排水ホース19−フィルタケース20(リントフィルタ)−排水弁24−排水パイプ25−機外排水ホースを通じて排出する内容で行われる。
この後、図2にも示すように、ドラム11の回転を停止させる(ステップS7)。
この後、ドラム11を再び内周面に洗濯物が張り付く限界以上の低速(例えば90〔rpm〕)で回転させ(ステップS16)、その後、ステップS11に戻る。
図7及び図8に示す第2実施例においては、シャワーすすぎ動作中のステップS11で、所定以上大きなアンバランスが発生したと判定されたときには、ドラム11の回転とシャワー給水とを停止することにより、シャワーすすぎ動作を中断して(ステップS101)、アンバランス修正動作を実行するようにしている(ステップS15)。
図9に示す第3実施例においては、前記ステップS11でアンバランスが所定以上大きいと判定する判定値(しきい値)を、洗濯物量検知手段(回転センサ42と制御装置5)で検知した洗濯物量別、並びに温度センサで検知した温度別に異ならせている。具体的には、前述のように電流センサ43で検知された電流のうちのq軸電流を電圧値に換算された値をセンサ値として使用するに当たり、検知した洗濯物量が少ないほど、判定値を大きくし、検知した温度が低いほど、判定値を大きくしている(8〔A〕=1.25〔V〕で設定)。
又、同じく本発明者の実験によると、同一のアンバランスでも、センサ値は、温度が低いほど大きくなり、温度が高いほど小さくなる傾向にあることが判明している。
以上の関係をもとに、洗濯物量別並びに温度別にセンサ値を測定し、洗濯物量別並びに温度別に判定値を設定しているのである。
図10及び図11に示す第4実施例においては、第2実施例同様に、シャワーすすぎ動作中のステップS11で、所定以上大きなアンバランスが発生したと判定されたときには、ドラム11の回転とシャワー給水とを停止することにより、シャワーすすぎ動作を中断して(ステップ101)、アンバランス修正動作を実行する(ステップS15)もので、その後、ドラム11を再び内周面に洗濯物が張り付く限界以上の低速(例えば90〔rpm〕)で回転させる(ステップS16)際には、同時にドラム11内へのシャワー給水を再開し(ステップS201)、すなわちシャワーすすぎ動作を再開する。
図12及び図13に示す第5実施例においては、これも、第2実施例同様に、シャワーすすぎ動作中のステップS11で、所定以上大きなアンバランスが発生したと判定されたときには、ドラム11の回転とシャワー給水とを停止することにより、シャワーすすぎ動作を中断し(ステップ101)、その後、シャワー給水を継続しつつ(ステップS301)、アンバランス修正動作を実行する(ステップS15)。
そして更にその後には、前記ステップS16を経て前記ステップS202〜S204と進む。
図14に示す第6実施例においては、上記第5実施例のものの、アンバランス修正動作中に、中断した残りのシャワーすすぎ動作のうちの、シャワー給水装置30によるドラム11の内部への給水を継続するとき、中断した残りのシャワーすすぎ動作の分より長く(「給水追加」時間)給水するようにしている。
図15に示す第7実施例においては、すすぎ行程前の脱水行程においてドラム11を例えば1300〔rpm〕の高速で回転させた状態から、終盤、ドラム11の回転を制動(ブレーキ)して停止させることなく、ドラム11の内周面に張り付いた洗濯物が落ちない程度にドラム11の回転速度を低下させ、この状態で、シャワーすすぎ動作に移行するようにしている。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
Claims (6)
- 外箱と、
この外箱の内部に配設された水槽と、
この水槽の内部に配設されたドラムと、
このドラムを回転させるドラム駆動装置と、
前記ドラムの内部にシャワー状に給水するシャワー給水装置と、
前記ドラムが回転するときのアンバランスを検知するアンバランス検知手段とを具備し、
洗濯物のすすぎをするすすぎ行程で、前記ドラムをその内周面に洗濯物が張り付く限界以上の低速で回転させつつ、前記シャワー給水装置による前記ドラム内部への給水をし、その後に前記ドラムを高速回転させるシャワーすすぎ動作を実行し、
そのシャワーすすぎ動作中の、前記ドラムを低速回転させつつ前記ドラム内部への給水をする段階で、前記アンバランス検知手段による検知結果から前記ドラムのアンバランス判定を行い、所定以上大きなアンバランスが発生したと判定されたときには、そのアンバランスを修正するアンバランス修正動作を実行するようにしたことを特徴とするドラム式洗濯機。 - シャワーすすぎ動作中の、前記ドラムを低速回転させつつ前記ドラム内部への給水をする段階で、所定以上大きなアンバランスが発生したと判定されたときには、シャワーすすぎ動作を中断して、アンバランス修正動作を実行するようにしたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
- シャワーすすぎ動作中の、前記ドラムを低速回転させつつ前記ドラム内部への給水をする段階で、所定以上大きなアンバランスが発生したと判定されたときの、シャワーすすぎ動作を中断して、アンバランス修正動作を実行したときには、その後に、中断した残りのシャワーすすぎ動作を実行するようにしたことを特徴とする請求項2載のドラム式洗濯機。
- シャワーすすぎ動作中の、前記ドラムを低速回転させつつ前記ドラム内部への給水をする段階で、所定以上大きなアンバランスが発生したと判定されたときの、シャワーすすぎ動作を中断して、アンバランス修正動作を実行するときには、そのアンバランス修正動作中にも、中断した残りのシャワーすすぎ動作のうちの、シャワー給水装置によるドラム内部への給水を継続するようにしたことを特徴とする請求項2記載のドラム式洗濯機。
- アンバランス修正動作中に、中断した残りのシャワーすすぎ動作のうちの、シャワー給水装置によるドラム内部への給水を継続するとき、中断した残りのシャワーすすぎ動作の分より長く給水するようにしたことを特徴とする請求項4記載のドラム式洗濯機。
- すすぎ行程には洗い行程後の脱水行程を経て移行し、その脱水行程からは、ドラムを回転させた状態から、ドラムの内周面に張り付いた洗濯物が落ちない程度にドラムの回転速度を低下させてシャワーすすぎ動作に移行するようにしたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
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