JP6403428B2 - 洗濯機 - Google Patents
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Description
さらにその場合、脱水運転において、洗濯物が遠心力により回転槽の内周面側に押し付けられてせり上がる形態に変位し、一部の洗濯物、特に小物(靴下やハンカチなど)の洗濯物が、回転槽の最上部内面に付着したまま、あるいは当該回転槽の上端に乗ったまま脱水運転が終了するおそれがある。すると、回転槽上部に残留したままの洗濯物が、この後のすすぎ行程ですすがれないおそれがある。
また、実施形態による洗濯機は、水槽と、前記水槽の内部に縦軸回りに回転可能に設けられ内部に洗濯物が収容される回転槽と、前記回転槽の内底部に回転可能に設けられた撹拌体と、前記回転槽内に給水する給水弁と、前記回転槽内から排水する排水弁と、前記撹拌体を回転させる洗い運転、前記排水弁を開放させ且つ前記回転槽を回転させる脱水運転を夫々制御する運転制御手段と、前記脱水運転時において前記回転槽のアンバランス回転の有無を検出するアンバランス検出手段と、を備え、前記運転制御手段は、前記洗い運転終了直後の前記脱水運転において、当該脱水運転で設定した目標最高回転数より低く設定された所定回転数領域で前記回転槽を回転させつつ前記給水弁により前記回転槽の内部に給水する給水制御を実行するものであって、前記アンバランス検出手段によりアンバランス回転有りが検出されたときに給水を開始し、前記給水制御の実行中に、前記アンバランス検出手段により前記アンバランス回転有りの検出後アンバランス回転無しが検出されたときには、前記給水制御を停止する。
前記トップカバー4は、前記内蓋10の上方に位置させて洗濯物出入口21を有していて、矩形枠状をなしている。洗濯物出入口21は、二つ折れ式の外蓋22により開閉されるようになっている。トップカバー4の前部(図2において左側)には操作パネル23が設けられている。操作パネル23には、種々のスイッチからなる操作入力部23a及び各種の表示を行なう表示部23b(図2参照)が設けられているとともに、その下方部位には、制御手段としての制御装置25が配置されている。
そして、トップカバー4の後部(図2において右側)には、部品収納部26が設けられており、この部品収納部26内には、前述の水位センサ20が配置されていると共に、給水装置27が配設されている。給水装置27は、水道等の給水源から供給される水を回転槽7内に供給するものであり、給水弁28(図2参照)、給水ケース29及び給水管30などを備えている。具体的には、給水ケース29内に給水弁28が固定されていて、その給水弁28のホース接続口部28aは、部品収納部26の上面から上方へ突出するようになっていて、図示しない水道の蛇口に接続された給水ホースが接続される。
運転制御手段25aは、洗濯物重量検出、給水、布質検出、給水、洗い運転、排水、中間脱水運転、給水、すすぎ運転(ためすすぎ)、排水、最終脱水運転の順に実行する。具体的には、下記の制御が行われる。
ステップS1では洗濯物の重量を検出する(洗濯物重量検出手段25b)。この洗濯物重量検出は、回転槽7内に洗濯物を収容した状態でモータ13に一定の電力を与えて撹拌体12を回転させて得られた回転数と、回転槽7内に洗濯物が収容されていない状態でモータ13に一定の電力を与えて撹拌体12を回転させて得られている回転数との比較から、洗濯物重量(重量)を検出するものである。この検出データは水位設定などに用いる。なお、この洗濯物重量検出は、モータ13に流れる電流に基づいて洗濯物の重量を検出するようにしても良い。
ステップS3では、布質検出を実行する(布質検出手段25c)。この布質検出は、回転槽7内に一定量の水が収容された状態でモータ13に一定の電力を与えて撹拌体12を回転させ、撹拌体12の回転数の大きさにより洗濯物の布質、例えば、「ごわごわ」、「標準」、「しなやか」の3段階のいずれかを検出するものである。この検出データは、水流の強弱度合いの設定などに用いる。
ステップS5では、洗い運転を実行する。この洗い運転は、回転槽7に水が溜められて当該回転槽7が回転しない状態で、撹拌体12を間欠的に正逆回転させるものである。この場合、回転槽7内には予め洗剤が供給されており、いわゆる洗剤洗い運転である。
このステップS9で「YES」と判断すると、つまり、回転槽7の回転数が40rpmとなったと判断すると、ステップS10に移行する。このステップS10では、回転槽7を回転させた状態で、給水装置27の給水弁28を開放して、給水制御を行う。これにより、水が回転槽7の周壁部内側の上部から回転槽7内に給水される。この後、ステップS11に移行して、脱水時間が予め設定された時間を経過したか否かを判断し、「NO」であればステップS7に戻る。
前記ステップS7〜ステップS12における脱水の様子を、図5を参照して説明する。回転槽7の回転前の状態では、図5(a)で示すように、回転槽7内に、洗い運転後の洗剤分を含んだ洗濯物が収容されている。そして回転槽7の回転が順次上昇していくと、同図(b)に示すように、洗濯物が遠心力により回転槽7の周壁部内面にせり上がるように張り付いてゆく。そして、同図(c)に示すように、給水が開始されると、洗濯物においてせり上がった上部に水がかかる形態となり、当該せり上がっている部分に水が浸透することで、あるいは水勢により、洗濯物が沈降しあるいは内方へ崩れ落ちる。この場合回転槽7が回転されているので、洗濯物の全周で当該洗濯物が沈降あるいは崩落する。これにより、その後回転槽7の回転数がさらに高くなっても、一部の洗濯物が異常に高くせり上がることがない。よって、回転槽7の最上部内面に付着することもなければ、回転槽7の上端に乗ってしまうこともない。つまり、洗濯物が回転槽7の上端部部分に付着残留することがない。
これにより、洗濯運転が終了する。
上記実施形態においては、運転制御手段25aが、洗い運転終了直後の脱水運転において、当該脱水運転で設定した目標最高回転数Nmより低い所定回転数領域Nrで回転槽7を回転させつつ給水弁28により回転槽7の内部に給水する給水制御を実行するようにした。
そして前記回転数Nbを超えたところで給水を停止する(図8のステップS12)。さらに図7に示すように第3回転数N3での回転を所定継続時間T1継続する回転制御を行う。この後は第1実施形態と同様の回転制御を行う。
この第5実施形態によれば、アンバランス回転の発生時には給水によりアンバランス修正ができる。
なお、運転制御手段25aは、次のように変更しても良い。すなわち、回転槽7の回転数が所定回転数領域Nr内にあって給水制御を実行している中で、アンバランス検出手段25dによりアンバランス回転有りの検出後、アンバランス回転無しが検出されたとき、つまりアンバランス回転が解消された場合には、給水制御を停止する。
Claims (4)
- 水槽と、
前記水槽の内部に縦軸回りに回転可能に設けられ内部に洗濯物が収容される回転槽と、
前記回転槽の内底部に回転可能に設けられた撹拌体と、
前記回転槽内に給水する給水弁と、
前記回転槽内から排水する排水弁と、
前記撹拌体を回転させる洗い運転、前記排水弁を開放させ且つ前記回転槽を回転させる脱水運転を夫々制御する運転制御手段と、
前記洗濯物の重量を検出する洗濯物重量検出手段と、
を備え、
前記運転制御手段は、前記洗い運転終了直後の前記脱水運転において、当該脱水運転で設定した目標最高回転数より低く設定された所定回転数領域で前記回転槽を回転させつつ前記給水弁により前記回転槽の内部に給水する給水制御を実行するものであって、
前記洗濯物重量検出手段による重量検出結果が所定重量以上であることを条件に前記給水制御を実行し、
前記回転槽の最初の回転立ち上げ時において当該回転槽の回転数が前記所定回転数領域のときに前記給水制御を実行し、
前記所定回転数領域を超えた直後の回転数の状態を所定継続時間で継続し、前記給水制御を実行した場合には、前記所定継続時間を、前記給水制御を実行しない場合よりも長く設定する洗濯機。 - 水槽と、
前記水槽の内部に縦軸回りに回転可能に設けられ内部に洗濯物が収容される回転槽と、
前記回転槽の内底部に回転可能に設けられた撹拌体と、
前記回転槽内に給水する給水弁と、
前記回転槽内から排水する排水弁と、
前記撹拌体を回転させる洗い運転、前記排水弁を開放させ且つ前記回転槽を回転させる脱水運転を夫々制御する運転制御手段と、
前記脱水運転時において前記回転槽のアンバランス回転の有無を検出するアンバランス検出手段と、
を備え、
前記運転制御手段は、前記洗い運転終了直後の前記脱水運転において、当該脱水運転で設定した目標最高回転数より低く設定された所定回転数領域で前記回転槽を回転させつつ前記給水弁により前記回転槽の内部に給水する給水制御を実行するものであって、
前記アンバランス検出手段によりアンバランス回転有りが検出されたときに給水を開始し、
前記給水制御の実行中に、前記アンバランス検出手段により前記アンバランス回転有りの検出後アンバランス回転無しが検出されたときには、前記給水制御を停止する洗濯機。 - 前記運転制御手段は、前記回転槽の回転を立ち上げ当該回転槽の回転数が前記所定回転数領域のときに前記給水制御を実行し、当該所定回転数領域を超えた直後に、前記回転槽の回転を一旦停止又は回転数を下げ、その後立ち上げる回転制御を行う請求項1又は2記載の洗濯機。
- 前記運転制御手段は、回転槽の回転を前記所定回転数領域のうちの最高回転数近傍まで一旦立ち上げた後、回転数を一旦所定回転数まで下げ、その後再度回転を立ち上げ、当該再立ち上げ時における前記所定回転数領域で前記給水制御を実行する請求項1又は2記載の洗濯機。
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