JP2019150233A - 洗濯機 - Google Patents

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淳子 柿崎
Junko Kakizaki
淳子 柿崎
真一 中里
Shinichi Nakazato
真一 中里
達成 飛田
Tatsunari Tobita
達成 飛田
博紀 長谷川
Hiroki Hasegawa
博紀 長谷川
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Abstract

【課題】洗濯兼脱水槽に収容される洗濯物の量が多い場合であっても、洗濯機の故障および洗濯物の破損を抑制することが可能な洗濯機を提供する。【解決手段】内部に水を溜める外槽7と、外槽7内に回転自在に支持され、洗濯物が収容される洗濯兼脱水槽2と、洗濯兼脱水槽2の底に設けられる攪拌翼3と、洗濯兼脱水槽2を回転駆動する駆動装置6と、洗濯兼脱水槽2の上部に取り付けられるバランスリング23と、外槽7の上端部に取り付けられる槽カバー18と、外槽7および洗濯兼脱水槽2に水を供給する給水弁16および給水ボックス26と、洗濯兼脱水槽2、攪拌翼3および給水弁16を制御するコントロールユニット19と、を備え、コントロールユニット19は、すすぎ工程中の仮脱水後に給水ボックス26から洗濯物に給水する。【選択図】図8

Description

本発明は、洗濯機に関するものである。
洗濯機として縦型の洗濯機は、バランスリングを備えた洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽を収容する外槽と、外槽の上端部に取り付けられた槽カバーと、を備えたものが知られている。このような洗濯機では、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程などの一連の工程を自動運転洗濯コースとして備えている。このうち、脱水工程では、洗濯兼脱水槽を回転させて遠心力により衣類等の洗濯物の脱水を行っているが、遠心力で洗濯物が上方に浮き上がり、槽カバーの上に洗濯物が乗り上げるおそれがあった。槽カバーの上に洗濯物が乗り上げると、洗濯物が槽カバー、トップカバーなど、洗濯機内の様々な部品に接触し、洗濯機の故障および洗濯物の破損が生じるというおそれがあった。
このような洗濯物の乗り上げを抑制する洗濯機として、バランスリングの内壁を上方に延設してリブを形成し、リブの高さを槽カバーの内周面とほぼ同一に設定し、かつ、槽カバーの外周リブの高さよりも低く設定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−309079号公報
しかしながら、特許文献1の洗濯機では、洗濯兼脱水槽に収容される洗濯物の量が多い場合などに、洗濯物の浮き上がりを好適に抑えることが難しく、槽カバーの上に依然として洗濯物が乗り上げるおそれがあった。
本発明は、洗濯兼脱水槽に収容される洗濯物の量が多い場合であっても、洗濯機の故障および洗濯物の破損を抑制することが可能な洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、内部に水を溜める外槽と、前記外槽内に回転自在に支持され、洗濯物が収容される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底に設けられる攪拌翼と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動装置と、前記洗濯兼脱水槽の上部に取り付けられるバランスリングと、前記外槽の上端部に取り付けられる槽カバーと、前記外槽および前記洗濯兼脱水槽に水を供給する給水部と、前記洗濯兼脱水槽、前記攪拌翼および前記給水部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、すすぎ工程中の仮脱水後に前記給水部から洗濯物に給水することを特徴とする。
本発明によれば、洗濯兼脱水槽に収容される洗濯物の量が多い場合であっても、洗濯機の故障および洗濯物の破損を抑制することが可能な洗濯機を提供できる。
第1実施形態の洗濯機の内部構成を示す概略図である。 図1のA部拡大図である。 洗濯機の制御系を示すブロック図である。 操作パネルの一例を示す概略図である。 洗濯兼脱水槽に収容されている洗濯物の量が多い場合における洗い後の洗濯物の様子を示す模式図である。 脱水時に槽カバーに洗濯物が乗り上げた際の様子を示す模式図である。 洗濯物が洗濯機の部品に接触した様子を示す模式図である。 乗り上げた洗濯物を洗濯兼脱水槽に落とし込む様子を示す模式図である。 洗濯物を洗濯兼脱水槽に落とし込んだ後の様子を示す模式図である。 洗濯機の自動運転動作を示すフローチャートである。 給水のタイミングを示すグラフである。 第2実施形態に係る洗濯機の行程動作を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態の洗濯機について、適宜図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、本発明を、洗濯(洗い)、すすぎ、脱水機能を有する縦型の全自動洗濯機に適用した例について説明する。各実施形態において、同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の説明において、前後上下の方向は図1に示す前後上下の方向を基準とする。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の洗濯機の内部構成を示す概略図である。
図1に示すように、洗濯機1は、内部機構を内包する略箱形の鋼板製の外枠5を備えている。外枠5内には、防振装置8によって、洗濯兼脱水槽2を回転自在に内置した合成樹脂製の外槽7が吊架されている。外枠5の上部には、合成樹脂製の上面カバー9が設けられている。上面カバー9の内部には、コントロールユニット19(制御部)、給水手段である電磁給水弁16(給水部)が設けられている。外枠5の下部には、合成樹脂製のベース部材10が設けられている。
上面カバー9の中央部には、衣類等の洗濯物Wを出し入れする洗濯物投入口9aを有している。また、上面カバー9には、洗濯物投入口9aを開閉するための蓋体9bが設けられている。上面カバー9の内部に備わる電気部品は、上面カバー9の前側と後側の2箇所に設けられている。上面カバー9の前側裏面は、前部保護カバー9cによって保護されている。上面カバー9の後側裏側は、後部保護カバー9dによって保護されている。
上面カバー9と後部保護カバー9dにて構成される空間部分には、前記コントロールユニット19、水位を検知する感圧式の水位センサ15、電磁給水弁16等が収納されている。なお、コントロールユニット19は、前部保護カバー9cによって構成される空間内、後部保護カバー9dによって構成される空間内のどちらに配置されていてもよい。また、上面カバー9の後部外側には、水道の蛇口に接続された給水ホース17を接続する給水ホース接続口が設けられている。給水ホース接続口の他端は電磁給水弁16に接続されている。
外槽7は、有底略円筒状を呈している。防振装置8は、バネや弾性ゴムからなり、外枠5の上端から外槽7を吊り下げ支持している。また、外槽7は合成樹脂製であり、その下部壁面には水位検出のためのエアトラップ7aが形成されている。外槽7内における洗濯水の水位の検出は、このエアトラップ7aから、エアチューブ7bを介して水位検出手段である感圧式の水位センサ15にて行われる。洗い工程等を行う際、コントロールユニット19の指令により、電磁給水弁16を開き、給水ボックス26(給水部)を経由して外槽7内に洗濯水が給水される。所定の水位になったことが水位センサ15により検知されると、コントロールユニット19の指令により電磁給水弁16が閉じられ、給水が停止される。また、給水ボックス26には、例えばスリット状の吐出口(不図示)が設けられており、電磁給水弁16を開けることで、後記するバランスリング23の近傍を通り、洗濯兼脱水槽2内に給水されるようになっている。
外槽7の底部には外槽排水口7cが設けられている。この外槽排水口7cには、排水装置である排水弁13および排水ホース11が接続されている。脱水工程等を行う際、コントロールユニット19の指令により排水弁13が開かれる。外槽7内の洗濯水は、排水ホース11の他端から洗濯機1の機外へ排水される。
洗濯兼脱水槽2は、回転軸が略鉛直方向のものであって有底円筒形状を呈し、ステンレス鋼板などで形成された胴板21を有している。また、洗濯兼脱水槽2の側壁(胴板21)および底壁には、通水および通風のための多数の貫通孔21a(一部のみ図示)が形成されている。貫通孔21aは、洗濯物Wに含まれている洗濯水を遠心力にて洗濯物Wと分離し排出するための脱水孔としても機能している。
バランスリング23は、合成樹脂などでリング状に形成され、胴板21(図1参照)の上端部(上縁部)に固定されている。また、バランスリング23は、胴板21の内壁面よりも径方向の内側に突出するように配置され、バランスリング23の内径が、胴板21の内径よりも小さくなるように構成されている。また、バランスリング23は、内部に比重の大きな流体(塩水など)を封入して構成され、洗濯兼脱水槽2の回転時に洗濯物の偏りなどによって偏心が生じたときに、流体の移動によって偏心を打ち消し、回転のバランスを維持する機能を有している。
また、洗濯兼脱水槽2の底部には、攪拌翼3が設けられている。この攪拌翼3には、上下に貫通する貫通孔(不図示)が多数設けられている。また、攪拌翼3の裏面(下面)には羽根部材が設けられ、攪拌翼3が回転することにより、洗濯水が洗濯兼脱水槽2の径方向外側に押し出されるようになっている。
洗濯兼脱水槽2は、対向して配置された循環流路部材24,24を備えている。この循環流路部材24は、互いに対向するように、洗濯兼脱水槽2の内周面(側壁内面)に取り付けられている。なお、循環流路部材24は、樹脂で形成されているが、所定の機械的強度、加工性が得られればこれに限定されることなく、金属等の他の材料で形成することもできる。
循環流路部材24と洗濯兼脱水槽2との間には、鉛直方向に向けて循環流路Rが設けられている。洗濯時などに攪拌翼3が回転すると、洗濯水が循環流路Rに導かれる。そして、洗濯水は、循環流路R内を上昇し、循環流路部材24の上端(バランスリング23の下端)に形成された吐出口32から洗濯兼脱水槽2内に突出されることで洗濯水が循環する。
また、外槽7の底部外側には、鋼板製の取付けベース14を介して、モータ6aとクラッチ機構6bとを備えた駆動装置6が取り付けられている。この駆動装置6は、モータ6aの回転軸が外槽7を貫通し、洗濯兼脱水槽2および攪拌翼3と結合している。クラッチ機構6bは、脱水モードにおいてモータ6aの回転動力を洗濯兼脱水槽2および攪拌翼3に伝達し、攪拌モードにおいて洗濯兼脱水槽2を固定あるいは回転自由の状態としてモータ6aの回転動力を攪拌翼3に伝達する。モータ6aは、その回転を検出するホール素子あるいはフォトインタラプタなどで構成される回転センサ(不図示)と、モータ6aに流れる電流を検出するモータ電流センサ(不図示)を備える。
図2は、図1のA部拡大図である。
図2に示すように、外槽7の内周面と洗濯兼脱水槽2の外周面との間には隙間Sが存在している。この隙間Sに洗濯物等が入らなくするとともに、外槽7全体の剛性を保つために、外槽7の上端にはバランスリング23の上面外側を覆うような槽カバー18が設けられている。この槽カバー18は、合成樹脂製でリング状に形成され、内周壁18a(環状内壁)がバランスリング23の内周壁23a(環状内壁)よりも外周側に位置している。
バランスリング23は、該バランスリング23の内周壁23aが上方に延設して形成されたリブ25を有している。このリブ25の高さは、槽カバー18の内周壁18aと同じ高さに設定している。なお、リブ25の高さは、内周壁18aよりも高く形成されていてもよい。これにより、バランスリング23と槽カバー18との間の隙間hに衣類が噛み込むのを抑制できる。なお、バランスリング23の形状は本実施形態に限定されない。
図3は、洗濯機の制御系を示すブロック図である。
図3に示すように、コントロールユニット(制御部、マイクロコンピュータ)19は、操作部202に接続される操作ボタン入力回路41、水位センサ15、温度センサ(不図示)、振動センサ(不図示)と接続され、使用者のボタン操作や洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程での各種情報信号を取得する。また、コントロールユニット19は、それぞれの駆動回路42を介して、電磁給水弁16、クラッチ機構6b、排水弁13、モータ6aなどと接続され、これらの開閉や回転、通電を制御する。また、コントロールユニット19は、使用者に洗濯機1の動作状態を知らせるための7セグメント発光ダイオードからなる表示器44、発光ダイオードからなる表示器45、ブザー43と接続されている。
図4は、操作パネルの一例を示す概略図である。
図4に示すように、洗濯機1は、上面カバー9(図1参照)の手前側表面に操作パネル200を備えている。この操作パネル200は、上部(奥側)にある表示部201と、下部(手前側)にある操作部202とに分けられている。
操作部202には、電源を入切するための電源ボタン203と、運転を開始もしくは一時停止させるためのスタートボタン204と、自動運転洗濯コースを設定するための洗濯コースボタン205と、洗濯運転の詳細設定を行うための設定ボタン206とを備える。表示部201には、洗濯運転の対象となるコースを表示させるためのコース表示欄207を備えている。
洗濯運転時には、電源ボタン203を押下後に、洗濯コースボタン205を押下するごとに、コース表示欄207の点灯位置が切り替わり、運転する洗濯コース(標準コース、おいそぎコース、すすぎ1回コースなど)を点灯させる。スタートボタン204を押下することで選択された洗濯コースの運転を開始する。
次に、本実施形態での洗濯機1の故障および洗濯物Wの破損を抑制する原理について図5ないし図9を参照して説明する。図5は、洗濯兼脱水槽に収容されている洗濯物の量が多い場合の洗濯物の様子を示す図であり、例えば洗い後の洗濯物の様子を示す模式図である。図6は、脱水時に槽カバーに洗濯物が乗り上げた際の様子を示す模式図である。図7は、洗濯物が洗濯機の部品に接触した様子を示す模式図である。図8は、乗り上げた洗濯物を洗濯兼脱水槽に落とし込む様子を示す模式図である。図9は洗濯物を洗濯兼脱水槽に落とし込んだ後の様子を示す模式図である。
例えば、洗濯兼脱水槽2内に沢山(多量)の洗濯物Wを入れた場合に、洗い工程やすすぎ工程を終えた後、図5に示すように、洗濯物Wが山型に盛り上がる形態となることがある。このように洗濯物Wが盛り上がった状態から洗濯機1の運転工程が脱水工程に入ると、洗濯兼脱水槽2の回転による遠心力で、図6に示すように、洗濯物Wが洗濯兼脱水槽2の胴板31側に貼り付くとともに、洗濯物Wの一部が洗濯兼脱水槽2から浮き上がって槽カバー18に乗り上げることがある。この状態のまま高速脱水することにより、図7に示すように、洗濯物(例えば、軽い素材であるワイシャツの袖)Wが、上面カバー9の内側の槽カバー18より内側にある洗濯機1内の部品に接触し、衣類が破損する。
そこで、本実施形態では、図6の状態において、回転給水を行うようにしたものである。具体的には、図8に示すように給水ボックス26に衣類(洗濯物W)が差し掛かるので、洗濯兼脱水槽2を低速で回転させつつ、給水ボックス26から、槽カバー18に乗り上がった洗濯物Wの一部に水をかける。なお、給水ボックス26からの給水は、通常の洗い工程などで洗濯兼脱水槽2内に給水する場合と同様にして行われる。このため、回転給水を行うための流路を新たに設ける必要がない。
水がかかった洗濯物Wは水を含んで重くなり、槽カバー18の上面に乗り上げた洗濯物Wが、その水の重さで洗濯兼脱水槽2の中へ押し戻される。このように、洗濯兼脱水槽2からの槽カバー18に洗濯物Wが乗り上がった場合も、乗り上がった洗濯物Wに水をかけることによって、図9に示すように、洗濯物Wが洗濯兼脱水槽2に落とし込まれ(例えば、バランスリング23の内周壁23aに対向する位置まで)、洗濯物Wの破損を抑制できる。
図10は、洗濯機の自動運転動作を示すフローチャート、図11は、給水のタイミングを示すグラフである。
図10に示すように、コントロールユニット19は、電源ボタン203が押されて電源が投入されると起動し、選択されたコースに応じて、図10に示す洗濯の基本的な制御処理プログラムを実行する。
ステップS301において、コントロールユニット19は、洗濯機1の状態確認および初期設定を実行する。なお、初期設定では、制御処理系の初期化処理を行った後に、クラッチ機構6bの初期化制御処理を行う。
ステップS302において、コントロールユニット19は、洗濯コースボタン205(図4参照)からの入力指示にしたがって洗濯コースを設定する。入力指示がない状態では、標準の洗濯コースまたは前回実施の洗濯コースを自動的に設定する。
ステップS303において、コントロールユニット19は、スタートボタン204からのスタートボタン信号の入力を監視する。コントロールユニット19は、スタートボタン信号の入力が無い判定した場合には、ステップS303の処理を繰り返し、スタートボタン信号の入力が有りと判定した場合には、ステップS304に進む。
ステップS304において、コントロールユニット19は、洗剤量検出処理を実行する。この洗剤量検出処理は、洗い水を給水する前の洗濯物が乾布の状態において、洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で攪拌翼3を一方向に回転させたときに、該攪拌翼3に作用する回転負荷量に基づいて洗濯物Wの布量を検出(布量センシング)することにより行う。コントロールユニット19は、検出した布量に基づいて洗剤の適量(洗剤量)を求める。洗剤量は、予め設定した布量と洗剤量の対照テーブルを参照することによって求める。コントロールユニット19は、求めた洗剤量を、表示部201(図4参照)に表示する。この洗剤量に対応した布量(負荷)が例えば定格の8割以上と判定した場合、工程Aに進み、布量(負荷)が定格の8割未満と判定した場合、工程Bに進む。このように、第1実施形態では、布量(負荷)に応じて、工程Aと工程Bのように、脱水方法を変更することができる。
ステップS305において、コントロールユニット19は、洗いの設定水位において、クラッチ機構6bを攪拌モードに設定して、洗濯兼脱水槽2を固定した状態で攪拌翼3を回転させて洗いを実行する。また、コントロールユニット19は、攪拌翼3を正逆回転させる約1分間の均一化攪拌を実行する。
その後、ステップS306に進み、コントロールユニット19は、すすぎ工程を実行する。コントロールユニット19は、まず排水弁13(図1参照)を開いて、洗濯兼脱水槽2および外槽7内の洗い水を排水する。これにより、排水ホース11を通して機外に洗い後の洗濯水が排出される。洗い運転において、洗濯兼脱水槽2内に沢山の洗濯物Wを入れた場合には、洗い工程を終えた後、洗濯物Wが山型に盛り上がる形態となることがある(図5参照)。
そして、コントロールユニット19は、洗い水を排水後、仮脱水を実行する。この仮脱水では、洗剤分が多く残っている洗濯水が洗濯兼脱水槽2の外に飛ばされて、排水弁13を介して機外に排出される。すなわち、仮脱水では、洗濯兼脱水槽2内の衣類(洗濯物W)が洗濯兼脱水槽2の内壁面に張り付く程度まで回転させる。
また、コントロールユニット19は、洗濯兼脱水槽2の回転速度が0(ゼロ)から所定の第1回転速度(例えば、400rpm)に達した後、洗濯兼脱水槽2の回転速度を第1回転速度より低い所定の第2回転速度(例えば、20rpm)まで落としてから回転給水1(1回目の回転給水)を実行する。この回転給水1を行うことで洗濯兼脱水槽2から槽カバー18に乗り上げた洗濯物の一部に水がかかる(図8参照)。この際、水を含んだ洗濯物Wの一部は水の重さによって再び洗濯兼脱水槽2内へと戻る(図9参照)。このような回転給水1を行うことにより、洗濯兼脱水槽2の上端からの衣類(洗濯物W)の飛び出しが解消される。なお、回転給水1を行う時間は、事前の試験によって適宜決定されるものである。
なお、回転給水1において洗濯兼脱水槽2が回転しながら洗濯物Wに給水されることで、槽カバー18の周方向の全体に水をかけることができる。よって、洗濯物Wが複数箇所で槽カバー18に乗り上がっている場合でも、乗り上がった複数箇所の洗濯物Wを洗濯兼脱水槽2内に戻すことができる。また、回転給水時に洗濯兼脱水槽2が第1回転速度よりも低い回転速度(第2回転速度、水が衣類に当たっても飛び散らない程度の回転速度)で回転することで、洗濯物Wに水を効率的に浸透させることができる。
そして、コントロールユニット19は、回転給水1によって洗濯物Wを洗濯兼脱水槽2内に落とし込んだ後(図9参照)に、脱水(仮脱水の後に実行される脱水)を実行する。この脱水では、洗濯兼脱水槽2を第1回転速度(例えば、400rpm)よりも高い第3回転速度(例えば、700rpm)まで上昇させる。この状態から脱水を行ったとしても、すでに洗濯物Wが移動した状態(洗濯兼脱水槽2の内壁面に張り付いた状態)から脱水が開始されるので、洗濯物Wが大きく移動することがない。よって、洗濯物Wが槽カバー18に再度乗り上がることがない。
そして、コントロールユニット19は、脱水後、回転給水2を実行する。ここでの回転給水2は、回転給水1とは異なり、排水弁13を閉じて、電磁給水弁16が開かれて、洗濯兼脱水槽2に回転給水する。これにより、洗濯兼脱水槽2にすすぎ水が溜められる。
そして、コントロールユニット19は、クラッチ機構6bを攪拌モードにして攪拌翼3を正逆回転させて洗濯物Wを攪拌するためのすすぎを実行する。このとき、コントロールユニット19は、仕上剤給水電磁弁(不図示)を開弁して、洗剤・仕上剤投入装置(不図示)に給水し、洗剤・仕上剤投入装置の仕上剤室に投入されていた仕上剤を水とともに洗濯兼脱水槽2内に投入する。そして、コントロールユニット19は、溜めすすぎを規定時間実行した後、溜めすすぎ運転を終了する。
その後、ステップS307において、コントロールユニット19は、脱水工程を実行する。この脱水工程では、排水弁13を開いて、外槽7内のすすぎ水(洗濯水)を排水する。この排水では、脱水時の起動を安定させるため、ある一定量のすすぎ水が残った状態で最終脱水に移行する場合もある。
そして、コントロールユニット19は、クラッチ機構6bを脱水モードに切り替えて、モータ6aに通電し、最終脱水を実行する。このとき、洗濯兼脱水槽2を高速(例えば、700rpm)で回転させて洗濯物に含まれる水を脱水する。規定時間が経過後、洗濯兼脱水槽2の回転を停止し、脱水運転を終了する。
一方、ステップS304において、コントロールユニット19は、負荷が定格の8割未満と判定した場合には、工程Bに進む。なお、工程BのステップS308、S310は、工程AのステップS305、S307と同様であるので、ステップS309のみについて説明する。
ステップS309において、コントロールユニット19は、すすぎ工程を実行する。このすすぎ工程では、コントロールユニット19は、排水弁13(図1参照)を開いて、洗い工程(S308)での洗剤分を多く含む洗い水を排水する。そして、クラッチ機構6bを脱水モードに切り替えて、脱水が行われる。なお、この脱水時の洗濯兼脱水槽2の回転速度は、例えば700rpmに設定される。
そして、排水弁13が閉じられ、電磁給水弁16が開かれて、洗濯兼脱水槽2および外槽7内に給水が行われる。ここでの給水は、前記したステップS306での回転給水2と同様にして行われる。そして、クラッチ機構6bを攪拌モードに切り替えて、攪拌翼3を正逆両方向に回転させながら、すすぎ(溜めすすぎ)が規定時間行われる。
図11に示すように、第1実施形態では、すすぎ工程において、仮脱水を行う場合には、回転速度を0から400rpm(第1回転速度)まで上昇させた後、回転速度を一旦下降させる処理を実行する。なお、第1回転速度よりも低い第2回転速度(例えば、20rpm)は、洗濯物Wに給水したときの水の飛び散りを抑えることができ、しかも、回転給水後の脱水処理に円滑に移行できる回転速度であることが好ましい。
仮脱水後の回転給水(回転給水1)は、所定時間行われる。なお、所定時間は、槽カバー18に乗り上げた洗濯物Wを洗濯兼脱水槽2内に落とし込むことができる時間に設定され、事前の試験によって決定される。
回転給水後の脱水は、仮脱水時の回転速度(第1回転速度)よりも高い回転速度(第3回転速度)で行われる。回転給水の処理によって、洗濯物Wが洗濯兼脱水槽2内に落とし込まれ、洗濯物Wが再び槽カバー18に乗り上がることがないので、脱水時の回転速度を仮脱水時よりも高く設定することができる。
以上説明したように、第1実施形態の洗濯機1は、内部に水を溜める外槽7と、外槽7内に回転自在に支持され、洗濯物Wが収容される洗濯兼脱水槽2と、洗濯兼脱水槽2の底に設けられる攪拌翼3と、を備える。また、洗濯機1は、洗濯兼脱水槽2を回転駆動する駆動装置6と、洗濯兼脱水槽2の上部に取り付けられるバランスリング23と、外槽7の上端部に取り付けられる槽カバー18と、を備える。また、洗濯機1は、外槽7および洗濯兼脱水槽2に水を供給する電磁給水弁16および給水ボックス26と、洗濯兼脱水槽2、攪拌翼3および電磁給水弁16を制御するコントロールユニット(制御部)19と、を備える。コントロールユニット19は、すすぎ工程中の仮脱水後に給水ボックス26から洗濯物Wに給水する(ステップS306の回転給水1参照)。これにより、槽カバー18に乗り上がった洗濯物W(洗濯物Wの一部)に水がかかることで、水がかかった洗濯物Wが水を含んで重くなり、その水の重さで洗濯兼脱水槽2の中へ槽カバー18の上面に乗り上げた洗濯物Wが落し込まれる。よって、すすぎ工程の仮脱水中、洗濯物Wが洗濯兼脱水槽2と外槽7との隙間S(図2参照)に入り込むのを抑制でき、洗濯物Wの破損を防止できる。また、洗濯兼脱水槽2から飛び出た洗濯物Wが飛び出て、飛び出た洗濯物Wが洗濯機1内の部品に接触するのを抑えることができるので、洗濯機1の故障を抑制できる。
また、第1実施形態では、コントロールユニット19は、すすぎ工程における脱水を複数回に分けて実行し、仮脱水(一の脱水)と脱水(他の脱水)との間で洗濯物Wに給水することにより槽カバー18への洗濯物Wの乗り上げを修正する制御を実行する。これにより、仮脱水(一の脱水)によって洗濯物Wが再度乗り上がるのを抑制できるので、脱水(他の脱水)時の回転速度を上げて脱水することが可能になる。
また、第1実施形態では、攪拌翼3を一方向に回転させたときに、攪拌翼3に作用する回転負荷量に基づいて洗濯物Wの布量を検出する布量検出手段を備える。コントロールユニット19は、布量検出手段によって検知した布量に応じてすすぎ工程中の脱水方法を変更する(図10のS304参照)。また、布量が多い場合にのみ、行程Aを実行することで、使用水量や消費電力の低減につながる。
また、第1実施形態では、コントロールユニット19は、脱水時に洗濯兼脱水槽2が所定の回転速度(第1回転速度)に達した場合、一度回転速度を低くして(第2回転速度にして)洗濯物に給水した後、再び脱水を実行する。これにより、洗濯兼脱水槽2の回転速度を低くすることで、給水ボックス26から給水した水を洗濯物Wに浸透させ易くなり、洗濯物Wを洗濯兼脱水槽2内に効果的に落とし込むことができる。
また、第1実施形態では、バランスリング23は、当該バランスリング23の内周壁23a(環状内壁)が上方に延出して形成されるリブ25を備え、リブ25の高さと槽カバー18の内周壁18aの高さが同一である。これにより、バランスリング23と槽カバー18との隙間に洗濯物Wが噛み込まれるのを抑制できる。また、リブ25を設けて該リブ25の高さと槽カバー18の内周壁18aの高さが同一にする構成とステップS306の回転給水1とを組み合わせることで噛み込みを効果的に抑制できる。
このように、第1実施形態では、すすぎ工程において、槽カバー18の上に洗濯物Wが乗り上げた後、回転給水1を行うことで洗濯物Wの乗り上げを修正し、洗濯機1内の様々な部品の接触を防止することで、洗濯機1の故障または洗濯物Wの破損を抑制できる洗濯機1を実現できる。
(第2実施形態)
図12は、第2実施形態に係る洗濯機の行程動作を示すフローチャートである。なお、図10に示すフローチャートと同様の制御については、同一のステップ符号を付して、重複する説明を省略する。また、第2実施形態では、第1実施形態でのステップS304(負荷判定)を省略して、ステップS306およびS311の処理を常に行うようにしたものである。
図12に示すように、ステップS311において、コントロールユニット19は、脱水工程を実行する。この脱水工程では、すすぎ工程(S306)でのすすぎ水を、排水弁13を開いて機外に排出し、排出後に仮脱水を実行する。この仮脱水は、ステップS306の仮脱水と同様であり、洗濯兼脱水槽2の回転速度が第1回転速度(例えば、400rpm)に達した後、洗濯兼脱水槽2の回転速度を第1回転速度より低い第2回転速度(例えば、20rpm)まで落とす。これにより、すすぎ水が洗濯兼脱水槽2の外部に飛ばされることで、洗濯兼脱水槽2内の洗濯物Wが洗濯兼脱水槽2の内壁面に張り付く。ここで、洗濯兼脱水槽2内に沢山の洗濯物Wが投入されている場合には、すすぎ工程を終えた後、洗濯物Wが山型に盛り上がる形態となることがあり(図5参照)、仮脱水によって洗濯物Wの一部が槽カバー18に乗り上がることがある。
そこで、第2実施形態では、仮脱水後に回転給水を実行する。この回転給水では、ステップS306の回転給水1と同様にして、洗濯兼脱水槽2から槽カバー18に乗り上げた洗濯物Wに水をかける。この際、水を含んだ洗濯物は水の重さによって再び洗濯兼脱水槽2内へと戻る。
また、脱水工程における回転給水においても、洗濯兼脱水槽2が回転しながら洗濯物Wに給水されることで、槽カバー18の周方向の全体に水をかけることができ、洗濯物Wが複数箇所で槽カバー18に乗り上がっている場合でも、乗り上がった複数箇所の洗濯物Wを洗濯兼脱水槽2内に戻すことができる。また、回転給水時に洗濯兼脱水槽2が第1回転速度よりも低い第2回転速度(例えば、20rpm)で回転することで、洗濯兼脱水槽2が高速で回転している場合よりも、周囲への水の飛び散りを抑えることができるとともに洗濯物Wに水を効率的に浸透させることができる。
そして、回転給水して洗濯物Wを洗濯兼脱水槽2内に落とし込んだ後に、最終脱水に移行する。この最終脱水では、洗濯兼脱水槽2を第1回転速度(例えば、400rpm)よりも高い第4回転速度(例えば、700rpm)まで上昇させる。この状態から脱水を行ったとしても、洗濯物Wが移動した状態(洗濯兼脱水槽2の内壁面に張り付いた状態)から脱水が開始されるので、洗濯物Wが大きく移動することがない。よって、洗濯物Wが再び槽カバー18に乗り上がることがない。
このように第2実施形態に係る洗濯機1は、コントロールユニット19によって、脱水工程中の仮脱水後(図12のステップS311参照)に給水ボックス26から洗濯物Wに給水が行われる。これにより、脱水工程中において、洗濯物Wが洗濯兼脱水槽2と外槽7との隙間S(図2参照)に入り込むのを抑制できるので、洗濯物Wの破損を防止できる。また、洗濯兼脱水槽2から飛び出た洗濯物Wが洗濯機1内の部品に接触するのを抑えることができるので、洗濯機1が故障するのを抑制できる。
また、第2実施形態では、コントロールユニット19は、脱水工程における脱水を複数回に分けて実行し、仮脱水(一の脱水)と最終脱水(他の脱水)との間に洗濯物Wへの給水(回転給水)を挟むことにより槽カバー18への洗濯物Wの乗り上げを修正する制御を実行する(図12のステップS311参照)。これにより、仮脱水によって洗濯物Wが再度乗り上がるのを抑制できるので、最終脱水時の回転速度を上げて脱水ことが可能になる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。前記した第1実施形態のステップS307に替えて第2実施形態のステップS311としてもよい。また、第1実施形態のステップS310に替えて第2実施形態のステップS311としてもよい。
また、図12の第2実施形態において、ステップS306に替えて図10のステップS309として、脱水工程(最終脱水工程)のみにおいて、洗濯物Wの槽カバー18への乗り上げを抑制する処理(仮脱水および回転給水)を行うようにしてもよい。
また、前記した実施形態では、リブ25を備えた洗濯機1を例に挙げて説明したが、リブ25を備えない洗濯機としてもよい。その場合、仮脱水、脱水、最終脱水の回転速度のピークを下げることが好ましい。
また、前記した実施形態では、仮脱水後の洗濯兼脱水槽2の回転速度を低速(20rpm)にした場合を例に挙げて説明したが、回転速度を0にする構成であってもよい。
1 洗濯機
2 洗濯兼脱水槽
3 攪拌翼
6 駆動装置
6a モータ
6b クラッチ機構
7 外槽
16 電磁給水弁(給水部)
18 槽カバー
18a 内周壁(環状内壁)
19 コントロールユニット(制御部)
23 バランスリング
23a 内周壁(環状内壁)
25 リブ
26 給水ボックス(給水部)
W 洗濯物

Claims (7)

  1. 内部に水を溜める外槽と、
    前記外槽内に回転自在に支持され、洗濯物が収容される洗濯兼脱水槽と、
    前記洗濯兼脱水槽の底に設けられる攪拌翼と、
    前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動装置と、
    前記洗濯兼脱水槽の上部に取り付けられるバランスリングと、
    前記外槽の上端部に取り付けられる槽カバーと、
    前記外槽および前記洗濯兼脱水槽に水を供給する給水部と、
    前記洗濯兼脱水槽、前記攪拌翼および前記給水部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、脱水工程中の仮脱水後に前記給水部から洗濯物に給水することを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記制御部は、脱水工程における脱水を複数回に分けて実行し、前記仮脱水と当該仮脱水の後に実行される脱水との間に洗濯物への給水を挟むことにより前記槽カバーへの洗濯物の乗り上げを修正する制御を実行することを特徴とする洗濯機。
  3. 内部に水を溜める外槽と、
    前記外槽内に回転自在に支持され、洗濯物が収容される洗濯兼脱水槽と、
    前記洗濯兼脱水槽の底に設けられる攪拌翼と、
    前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動装置と、
    前記洗濯兼脱水槽の上部に取り付けられるバランスリングと、
    前記外槽の上端部に取り付けられる槽カバーと、
    前記外槽および前記洗濯兼脱水槽に水を供給する給水部と、
    前記洗濯兼脱水槽、前記攪拌翼および前記給水部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、すすぎ工程中の仮脱水後に前記給水部から洗濯物に給水することを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項3に記載の洗濯機において、
    前記制御部は、すすぎ工程における脱水を複数回に分けて実行し、仮脱水と当該仮脱水の後に実行される脱水との間に洗濯物への給水を挟むことにより前記槽カバーへの洗濯物の乗り上げを修正する制御を実行することを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項3または請求項4に記載の洗濯機において、
    前記攪拌翼を一方向に回転させたときに、前記攪拌翼に作用する回転負荷量に基づいて洗濯物の布量を検出する布量検出手段を備え、
    前記制御部は、前記布量検出手段によって検知した布量に応じてすすぎ工程中の脱水方法を変更することを特徴とする洗濯機。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記制御部は、脱水時に前記洗濯兼脱水槽が所定の回転速度に達した場合、一度回転速度を低くし、洗濯物に給水した後、再び脱水を実行することを特徴とする洗濯機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記バランスリングは、当該バランスリングの環状内壁が上方に延出して形成されるリブを備え、
    前記リブの高さと前記槽カバーの内周壁面の高さが同一以上であることを特徴とする洗濯機。
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