JP4510789B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明はドラム式洗濯機に関する。
従来、ドラム式洗濯機としては、特開平8−19684号公報(特許文献1)に記載されているように、嵩が比較的小さい洗濯物を洗濯する標準コースと、嵩が比較的大きい洗濯物を洗濯する大物コースとをユーザが選択するものがある。
上記標準コースおよび大物コースでは、夫々、洗い工程、すすぎ工程、および最終脱水工程を順次行うことができる。
しかしながら、上記従来のドラム式洗濯機において、ユーザが大物コースを選択し、洗い工程、すすぎ工程および脱水工程が順次行われた場合、すすぎ工程におけるすすぎ水の給水前に行われる中間脱水工程および最終のすすぎ工程後に行われる最終脱水工程を立ち上げるのが困難だという問題がある。
以下、上記問題が発生する理由について説明する。
上記標準コースは、図11に示すように、シャツやズボンなどの複数の洗濯物102で回転ドラム101内が一杯になっていない状態で行われる。
そして、上記標準コースの洗い工程およびすすぎ工程の最後には、回転ドラム101が正逆交互に回転しながら、水槽(図示せず)内の水が排水される。また、上記水槽内の水の排水中、回転ドラム101は回転と停止とを交互に繰り返す。これは、上記水槽内の水位を水位センサ(図示せず)で正確に検知するためである。
もし、上記回転ドラム101を常時回転させると、水槽内の水面に波が立って、上記水面が安定せず、水槽内の水位を水位センサで正確に検知することができない。
上述したように、上記回転ドラム101が正逆交互に回転することにより、洗濯物102がほぐされ、洗濯物102がタンブリングする。
したがって、上記洗い工程後に中間脱水工程を開始したり、すすぎ工程後に最終脱水工程を開始したりしたときに、図12に示すように、洗濯物102が回転ドラム101の内周面に略均等に張り付き、中間脱水工程および最終脱水工程を容易に立ち上げることできる。
これに対して、上記大物コースは、図13に示すように、カーペットや毛布などの1つの洗濯物103で回転ドラム101内が一杯になった状態で行われる。なお、図13において、上記洗濯物103において水を含んでいる領域を斜線で示している。
そして、上記標準コースと同様に、大物コースの洗い工程およびすすぎ工程の最後にも、回転ドラム101を正逆交互に回転させながら、水槽内の水が排水される。
しかしながら、上記排水完了後の洗濯物103は、図14に示すように、洗濯物103は、上部に比べて下部の方が多くの水を含んだ状態になっている。つまり、上記洗濯物103内の水は下方に偏って、回転ドラム101にアンバランスが生じている。
したがって、すすぎ工程におけるすすぎ水の給水前の中間脱水工程や、最終のすすぎ工程後の最終脱水工程を行おうとしても、回転ドラム101が大きく振れ動くため、中間脱水工程や最終脱水工程は立ち上げ難い。
上記中間脱水工程や最終脱水工程が立ち上がらなかった場合、洗濯物103内の水の偏りを解消するため、洗濯物103に水を降りかけた後、再び、中間脱水工程や最終脱水工程を立ち上げる。
したがって、上記中間脱水工程や最終脱水工程が立ち上がらなかった場合、水の使用量が増加すると共に、洗濯物103の洗濯に要する時間も増加してしまう。
特開平8−19684号公報
そこで、本発明の課題は、大物コースの排水工程後に脱水工程を行った場合、その中間脱水工程を容易に立ち上げて、水の使用量の増加や、洗濯に要する時間の増加を防ぐことができるドラム式洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のドラム式洗濯機は、
外箱と、
上記外箱内に配置された水槽と、
上記水槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転ドラムと、
上記回転ドラムを回転駆動する駆動装置と、
上記水槽内の洗濯水を排水する排水弁と、
上記駆動装置および上記排水弁を制御して、嵩が比較的小さい洗濯物を洗濯する標準コースと、嵩が比較的大きい洗濯物を洗濯する大物コースとを実行する制御装置と
を備え、
上記大物コースは、洗い工程、すすぎ工程および脱水工程をこの順で行い、
上記洗い工程は、上記回転ドラムに正転、停止、反転および停止を繰り返させながら上記洗濯物を洗う洗い過程を有し、
上記すすぎ工程は、上記回転ドラムに正転、停止、反転および停止を繰り返させながら上記洗濯物をすすぐすすぎ過程と、このすすぎ過程後において上記回転ドラムに正転、停止、反転および停止を繰り返させながら上記水槽内の水を排水させる排水過程とを有し、
上記制御装置は、上記排水における上記回転ドラムの停止時間を、上記洗い過程および上記すすぎ過程における上記回転ドラムの停止時間よりも短くすることを特徴としている。
上記構成のドラム式洗濯機によれば、上記制御装置が、排の回転ドラムの停止時間を、洗い過程およびすすぎ過程の回転ドラムの停止時間よりも短くするので、洗濯物の一方側の水が洗濯物の他方側に完全に移動する前に、回転ドラムが回転する。
その結果、上記大物コースの排水程後において、洗濯物内における水の偏りが低減する。
したがって、上記排水過程後において洗濯物内において水の偏りが低減するので、この排水過程後に行われる脱水工程の立ち上げが容易になる。
また、上記脱水工程の立ち上げが容易になると、水の使用量の増加や、洗濯に要する時間の増加を防ぐことができる。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
記排過程における上記回転ドラムの停止時間は3秒である。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記排過程における回転ドラムの停止時間は3秒であるので、脱水工程の立ち上げが確実に容易になる。
本発明のドラム式洗濯機によれば、制御装置が、排における回転ドラムの停止時間を、洗い過程およびすすぎ過程における回転ドラムの停止時間よりも短くすることによって、洗濯物の一方側の水が洗濯物の他方側に完全に移動する前に、回転ドラムが回転する結果、大物コースの排水程後において、洗濯物内における水の偏りが低減する。
したがって、上記大物コースの排水工程後に行われる脱水工程において、その脱水工程の立ち上げが容易になる。
また、上記脱水工程の立ち上げが容易になると、水の使用量の増加や、洗濯物の洗濯に要する時間の増加を防ぐことができる。
以下、本発明のドラム式洗濯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施の形態のドラム式洗濯機の概略断面図を示す。
上記ドラム式洗濯機は、外箱1と、この外箱1内に配置された有底筒形状の水槽2と、この水槽2内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する有底円筒形状のドラム3と、水槽2の後部に取り付けられ、ドラム3を回転駆動するドラムモータ4と、このドライブモータ4を制御する制御装置5と、水槽2の後部を弾性支持する2本のダンパ6とを備えている。なお、上記ドラム3は回転ドラムの一例であり、ドラムモータ4は駆動装置の一例である。
上記外箱1の前面部には、外箱開口部7が設けられている。この外箱開口部7は、外箱1に回動自在に取り付けられたドア8で開閉するようになっている。そして、上記外箱1の前面部の大部分は前パネル9からなり、外箱1の下部は底台10で構成されている。また、上記外箱1の上部には、操作キーや表示部を有する操作部11が設けられている。この操作部11の裏側(外箱1の内部側)には制御装置5が配置されている。
上記外箱1の上部の後方には給水口12が設けられている。この給水口12に給水された水は、メイン給水弁13、給水路14および図示しないケースを介して水槽2内に流入する。上記ケースは洗剤、漂白剤及び柔軟剤を収容する。また、上記ケースには、サブ給水弁が設けられた給水路も接続されている。
上記水槽2の前面部には水槽開口部15が設けられている。この水槽開口部15の開口縁には、ゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキン16が固着されている。これにより、上記ドア8を閉じると、ドア8がパッキン16に密着するから、水槽2内の液体が水槽2外へ漏れ出るのを防げる。また、上記水槽2は、水槽開口部15が外箱開口部7に対向するように横向きに配置されている。より詳しくは、上記水槽2の重心を通る軸は水平方向に対して5°〜30°の角度を成すように傾斜している。上記水槽2の上部には給水路14が接続されて、この給水路14から水槽2内へ洗濯水(洗剤等を含む水、または、洗剤等を含まない水)が給水される。一方、上記水槽2の下部には、水槽2内の洗濯液等を外部に排水するための排水口17が設けられている。この排水口17には排水ダクト18の上端部が接続されている。
上記排水ダクト18を流れた液体は、フィルタケース19を通過した後、排水ホース20を流れて外箱1外に出るか、または、循環ホース21を流れて水槽2内に戻る。
上記循環ホース21の上端部には、水をドラム3内へ噴射する循環ノズル22が接続されている一方、循環ホース21の下端部には、フィルタケース19の後方に位置する循環ポンプ23が接続されている。
上記排水ホース20のフィルタケース19近傍の端部には、排水弁24が取り付けられている。この排水弁24は排水モータ25によって開閉されるようになっている。上記排水モータ25は制御装置5によって制御される。つまり、上記制御装置5が排水弁24の開閉を制御している。
上記フィルタケース19内には、樹脂製又は金属製のリントフィルタ30が収容されている。これにより、上記フィルタケース19を通過する液体から糸屑などの異物を除去することができる。
上記ドラム3の回転軸は水平方向に対して5°〜30°の角度を成すように傾斜している。上記ドラム3の前面部には、外箱開口部7及び水槽開口部15に対向するドラム開口部26が設けられている。このドラム開口部26は水槽開口部15よりも大きな径を有している。また、上記ドラム3の周壁全域には複数の小孔27が設けられている。この小孔27は、水槽2とドラム3との間の空間と、ドラム3内の空間との間で洗濯水等を流通させるためのものである。また、上記ドラム3の内壁面には、ドラム3の半径方向内側に向かって突出するバッフル28を設けている。このバッフル28は、周方向に例えば120°間隔で3ヶ所に配置され、ドラム3の回転に伴って洗濯物の持上げと落下とを繰り返す働きをする。また、上記ドラム3のドラム開口部26を外側から取り囲む液体バランサ29を設けて、ドラム3の回転時に、洗濯物及び洗濯液等の偏りにより生じようとするアンバランスを、液体バランサ29の内部における封入液体の移動によって打消すようにしている。
上記フィルタケース19にはエアトラップ31および循環ポンプ23が一体に設けられている。また、上記フィルタケース19内の空間はエアトラップ31内の空間と連通しており、フィルタケース19内に入った水の一部がエアトラップ31内に入るようになっている。
上記エアトラップ31には導圧パイプ32の一端が接続されている。この導圧パイプ32の他端には、水槽2内の水位を検知する水位センサ33が接続されている。
上記水位センサ33は、コイルおよび磁性体を内部に有し、エアトラップ31内の空気圧の変化に応じて磁性体がコイル内を移動する。上記水位センサ33は上記コイル内の上記磁性体の位置により生じるコイルのインダクタンスを発振周波数として検出し、その発振周波数に基づいて水槽4内の水位を検知する。また、上記水位センサ33の位置は水槽2の位置より高くなっている。
上記制御装置5は、嵩が比較的小さい洗濯物を洗濯する標準コースと、嵩が比較的大きい洗濯物を洗濯する大物コースとを実行する。
上記標準コースで洗う洗濯物としては、シャツ、ズボン、靴下などがある。一方、上記大物コースである洗濯物としては、カーペット、マット(バスマットまたはキッチンマット)、布団などがある。
図2に、上記標準コースおよび大物コースのフローチャートを示す。
ユーザが標準コースまたは大物コースを洗濯すると、ステップS101の洗い工程、ステップS102のすすぎ工程、ステップS103の最終脱水工程がこの順で行われる。
図3に、上記標準コースおよび大物コースの洗い工程のフローチャートを示す。
上記洗い工程がスタートすると、まず、ステップS201で、容量センシングが有るか否かを判定する。つまり、上記ドラム3内にある洗濯物の量を測る設定がされているか否かを判定する。このステップS201で、ドラム3内にある洗濯物の量を測る設定がされていると判定すると、ステップS211の容量センシングで、ドラム3内にある洗濯物の量を測った後、ステップS202に進む。一方、上記ステップS201で、ドラム3内にある洗濯物の量を測る設定がされていないと判定すると、ステップS202に進む。
次に、ステップS202で、上記水槽2に給水した後、ステップS203のなじませタンブリングを行う。このなじませタンブリングでは、洗濯物のタンブリングを行って、水槽2内の水と洗濯物とをなじませている。
次に、ステップS204の洗いタンブリングを行う。この洗いタンブリングでは、ドラム3が正回転、回転停止および逆回転を順次繰り返すことにより、洗濯物がタンブリングして洗われる。
最後に、ステップS205の排水タンブリングを行う。この排水タンブリングでは、制御装置5が、ドラムモータ4を制御して、ドラムモータ4のオン(以下、「ON」と言う。)とドラムモータ4のオフ(以下、「OFF」と言う。)とを交互に繰り返す。これにより、上記ドラム3が正回転、回転停止および逆回転を順次繰り返す結果、洗濯物がタンブリングする。
また、上記排水タンブリングでは、上記制御装置5が排水モータ25を制御して排水弁24を開いて、水槽2内の水を排水する。
図6に、上記標準コースおよび大物コースの洗い工程を行うためのシーケンスを示す。
上記ドラムモータ4は、水槽2内の水と洗濯物とのなじませが開始してから、水槽2内の水の排水が終了するまで、ONとOFFを交互に繰り返す。
上記ステップS204の洗いタンブリングは、図6の補給水1、洗い1、補給水2および洗い2で構成されている。つまり、上記ステップS204が始まると、補給水1、洗い1、補給水2および洗い2がこの順で行われる。
上記ステップS205の排水タンブリングは、図6の排水1および排水2から構成されている。つまり、上記排水タンブリングが始まると、排水1および排水2がこの順で行われる。この排水1,2の夫々においては、制御装置5が、ドラムモータ4を制御して、ドラムモータ4のONとドラムモータ4のOFFとを交互に繰り返しながら、排水モータ25を制御して排水弁24を開いて、水槽2内の水の排水を実行する。
上記排水1が終了したか否かは、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水1が開始してから、水位センサ33で水槽2内の水位を常時検知し、水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水1を終了して排水2を開始する。
上記排水2が終了したか否かも、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水2が開始したから所定時間毎に、水槽2内の水位を検知する。このとき、上記水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水2を終了する。
なお、上記大物コースの排水1と大物コースの排水2とが大物コースの排水程の一例である。
図4に、上記標準コースおよび大物コースのすすぎ工程のフローチャートを示す。
上記すすぎ工程がスタートすると、まず、ステップS301で中間脱水が行われた後、ステップS302で水槽2に給水する。なお、ステップS301で行なわれる中間脱水については後述する。
次に、ステップS303のすすぎタンブリングを行う。このすすぎタンブリングでは、ドラム3が正回転、回転停止および逆回転を順次繰り返すことにより、洗濯物がタンブリングしてすすがれる。
最後に、ステップS304の排水タンブリングを行う。この排水タンブリングでは、制御装置5が、ドラムモータ4を制御して、ドラムモータ4のONとドラムモータ4のOFFとを交互に繰り返す。これにより、上記ドラム3が正回転、回転停止および逆回転を順次繰り返す結果、洗濯物がタンブリングする。
また、上記排水タンブリングでは、上記制御装置5が排水モータ25を制御して排水弁24を開いて、水槽2内の水を排水する。
図7に、上記標準コースおよび大物コースのすすぎ工程の一例としてのためすすぎ工程を行うためのステップS302の給水以降のシーケンスを示す。
上記ドラムモータ4は、すすぎ1が開始してから、水槽2内の水の排水が終了するまで、ONとOFFを交互に繰り返す。
上記ステップS303のすすぎタンブリングは、図7のすすぎ1、補給水1およびすすぎ2で構成されている。
上記ステップS304の排水タンブリングは、上記ステップS205の排水タンブリングと同様に、図7の排水1,2で構成されている。つまり、上記排水タンブリングが始まると、排水1および排水2がこの順で行われる。この排水1,2の夫々においては、制御装置5が、ドラムモータ4を制御して、ドラムモータ4のONとドラムモータ4のOFFとを交互に繰り返しながら、排水モータ25を制御して排水弁24を開いて、水槽2内の水の排水を実行する。
上記排水1が終了したか否かは、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水1が開始してから、水位センサ33で水槽2内の水位を常時検知し、水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水1を終了して排水2を開始する。
上記排水2が終了したか否かも、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水2が開始したから所定時間毎に、水槽2内の水位を検知する。このとき、上記水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水2を終了する。
なお、上記大物コースの排水1と大物コースの排水2とが大物コースの排水程の一である。
図8に、上記標準コースおよび大物コースのすすぎ工程の一例としての注水すすぎ工程を行うためのステップS302の給水以降のシーケンスを示す。
上記ドラムモータ4は、すすぎ1が開始してから、水槽2内の水の排水が終了するまで、ONとOFFを交互に繰り返す。
上記ステップS303のすすぎタンブリングは、図8のすすぎ1、補給水1および注水すすぎで構成されている。
上記ステップS304の排水タンブリングは、上記ステップS205の排水タンブリングと同様に、図8の排水1,2で構成されている。つまり、上記排水タンブリングが始まると、排水1および排水2がこの順で行われる。この排水1,2の夫々においては、制御装置5が、ドラムモータ4を制御して、ドラムモータ4のONとドラムモータ4のOFFとを交互に繰り返しながら、排水モータ25を制御して排水弁24を開いて、水槽2内の水の排水を実行する。
上記排水1が終了したか否かは、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水1が開始してから、水位センサ33で水槽2内の水位を常時検知し、水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水1を終了して排水2を開始する。
上記排水2が終了したか否かも、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水2が開始したから所定時間毎に、水槽2内の水位を検知する。このとき、上記水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水2を終了する。
なお、上記大物コースの排水1と大物コースの排水2とが大物コースの排水工程の一例である。
図9に、上記標準コースおよび大物コースのすすぎ工程の一例としての最終ためすすぎ工程を行うためのステップS302の給水以降のシーケンスを示す。
上記ドラムモータ4は、すすぎ1が開始してから、水槽2内の水の排水が終了するまで、ONとOFFを交互に繰り返す。
上記ステップS303のすすぎタンブリングは、図9のすすぎ1およびすすぎ2で構成されている。
上記ステップS304の排水タンブリングは、上記ステップS205の排水タンブリングと同様に、図9の排水1,2で構成されている。つまり、上記排水タンブリングが始まると、排水1および排水2がこの順で行われる。この排水1,2の夫々においては、制御装置5が、ドラムモータ4を制御して、ドラムモータ4のONとドラムモータ4のOFFとを交互に繰り返しながら、排水モータ25を制御して排水弁24を開いて、水槽2内の水の排水を実行する。
上記排水1が終了したか否かは、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水1が開始してから、水位センサ33で水槽2内の水位を常時検知し、水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水1を終了して排水2を開始する。
上記排水2が終了したか否かも、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水2が開始したから所定時間毎に、水槽2内の水位を検知する。このとき、上記水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水2を終了する。
なお、上記大物コースの排水1と大物コースの排水2とが大物コースの排水程の一例である。
図10に、上記標準コースおよび大物コースのすすぎ工程の一例としての最終注水すすぎ工程を行うためのステップS302の給水以降のシーケンスを示す。
上記ドラムモータ4は、すすぎ1が開始してから、水槽2内の水の排水が終了するまで、ONとOFFを交互に繰り返す。
上記ステップS303のすすぎタンブリングは、図10のすすぎ1、補給水1および注水すすぎで構成されている。
上記ステップS304の排水タンブリングは、上記ステップS205の排水タンブリングと同様に、図10の排水1,2から構成されている。つまり、上記排水タンブリングが始まると、排水1および排水2がこの順で行われる。この排水1,2の夫々においては、制御装置5が、ドラムモータ4を制御して、ドラムモータ4のONとドラムモータ4のOFFとを交互に繰り返しながら、排水モータ25を制御して排水弁24を開いて、水槽2内の水の排水を実行する。
上記排水1が終了したか否かは、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水1が開始してから、水位センサ33で水槽2内の水位を常時検知し、水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水1を終了して排水2を開始する。
上記排水2が終了したか否かも、水位センサ33の出力に基づいて判定される。より詳しくは、上記排水2が開始したから所定時間毎に、水槽2内の水位を検知する。このとき、上記水槽2内の水位が所定水位になったと判定すると、排水2を終了する。
なお、上記大物コースの排水1と大物コースの排水2とが大物コースの排水程の一例である。
図5に、上記中間脱水工程および最終脱水工程のフローチャートを示す。
上記中間脱水工程,最終脱水工程がスタートすると、まず、ステップS401のバランスを行う。このバランスでは、ドラム3が正回転、回転停止および逆回転を順次繰り返すことにより、洗濯物がほぐされる。
次に、ステップS402でバランス検知を行う。より詳しくは、洗濯物がドラム3の内周面に略均等に張り付けるために、ドラム3を正回転させた後、ドラム3のバランスを検知する。
次に、ステップS403で、ドラム3を回転させて低速脱水1,2を順次行う。
次に、ステップS404で、ドラム3を回転させて高速脱水を行う。この高速脱水におけるドラム3の回転速度は、上記低速脱水1,2におけるドラム3の回転速度よりも速くなるように設定されている。
最後に、ステップS405で減速脱水を行う。この減速脱水では、ドラム3の回転速度を減速させながら、洗濯物の脱水が行われる。
下表1に、上記標準コースの洗い工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
下表2−1,表2−2に、上記標準コースのすすぎ工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
Figure 0004510789
下表3に、上記標準コースの最終脱水工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
下表4に、上記大物コースの洗い工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
下表5−1,表5−2に、上記大物コースのすすぎ工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
Figure 0004510789
下表6に、上記大物コースの最終脱水工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
上記表1、表2−1および表2−2に示すように、標準コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間は10秒である。一方、上記表4、表5−1および表5−2に示すように、大物コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間は3秒としている。
このように、上記大物コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間が、標準コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間よりも短いので、ドラム3内の洗濯物の一方側の水が洗濯物の他方側に完全に移動する前に、ドラム3が回転する。
その結果、上記大物コースの排水2において、洗濯物内において水の偏りが低減するので、排水2後に行う中間脱水工程や最終脱水工程の立ち上げが容易になる。
上記中間脱水工程や最終脱水工程がうまく立ち上がらなかった場合、ドラム3内の洗濯物に水を降りかけるため、水の使用量の増加や、洗濯物の洗濯に要する時間の長時間化といった問題が出るが、中間脱水工程や最終脱水工程の立ち上げが容易になると、そのような問題の発生を防ぐことができる。つまり、水の使用量の増加や、洗濯物の洗濯に要する時間の増加を防ぐことができる。
上記中間脱水工程や最終脱水工程の立ち上げが容易になる効果は、カーペットやマットなどの洗濯物が屏風折りされていても、ロール巻きされていても得られる。つまり、上記効果は洗濯物の折り方に関係なく得ることができる。
下表7に、比較例の大物コースの洗い工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
下表8−1,表8−2に、比較例の大物コースのすすぎ工程におけるドラムモータ4のON時間,OFF時間を示す。
Figure 0004510789
Figure 0004510789
比較例では、上記表7、表8−1および表8−2に示すように、大物コースの排水1および排水2におけるドラムモータ4のOFF時間は10秒としている。
このような比較例の大物コースを行うと、洗濯物内において水の偏りが発生するので、
排水2後に行う中間脱水工程や最終脱水工程の立ち上げが困難であった。
上記実施の形態では、ドラム3内の洗濯物を乾燥させるための乾燥システムについては何ら説明しなかったが、本発明のドラム式洗濯機は、上記乾燥システムを備えてもよいし、または、上記乾燥システムを備えていなくてもよい。
すなわち、本実施の形態のドラム式洗濯機は、ドラム3内に加熱した空気を吹き込む乾燥システムを備えてもよいし、この乾燥システムを備えていなくてもよい。
上記実施の形態では、大物コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間は3秒としていたが、大物コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間は3秒〜5秒の範囲内としてもよい。
上記大物コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間が3秒〜5秒の範囲内であれば、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記大物コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間が5秒を越えると、洗濯物内において水の偏りが発生してしまう。
また、上記大物コースの排水2におけるドラムモータ4のOFF時間が3秒未満であると、水槽2内の水面に波が立って、上記水面が安定せず、水槽2内の水位を水位センサ33で正確に検知することができなくなってしまう。
図1は本発明の一実施の形態のドラム式洗濯機の概略断面図である。 図2は上記ドラム式洗濯機の標準コースおよび大物コースのフローチャートである。 図3は上記標準コースおよび大物コースの洗い工程のフローチャートである 図4は上記標準コースおよび大物コースのすすぎ工程のフローチャートである 図5は上記標準コースおよび大物コースの中間脱水工程,最終脱水工程のフローチャートである。 図6は上記標準コースおよび大物コースの洗い工程のシーケンスを示す図である。 図7は上記標準コースおよび大物コースのためすすぎ工程の給水以降のシーケンスを示す図である。 図8は上記標準コースおよび大物コースの注水すすぎ工程の給水以降のシーケンスを示す図である。 図9は上記標準コースおよび大物コースの最終ためすすぎ工程の給水以降のシーケンスを示す図である。 図10は上記標準コースおよび大物コースの最終注水すすぎ工程の給水以降のシーケンスを示す図である。 図11は従来のドラム式洗濯機の問題を説明するための模式図である。 図12は従来のドラム式洗濯機の問題を説明するための模式図である。 図13は従来のドラム式洗濯機の問題を説明するための模式図である。 図14は従来のドラム式洗濯機の問題を説明するための模式図である。
1 外箱
2 水槽
3 ドラム
4 ドラムモータ
5 制御装置

Claims (2)

  1. 外箱と、
    上記外箱内に配置された水槽と、
    上記水槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転ドラムと、
    上記回転ドラムを回転駆動する駆動装置と、
    上記水槽内の洗濯水を排水する排水弁と、
    上記駆動装置および上記排水弁を制御して、嵩が比較的小さい洗濯物を洗濯する標準コースと、嵩が比較的大きい洗濯物を洗濯する大物コースとを実行する制御装置と
    を備え、
    上記大物コースは、洗い工程、すすぎ工程および脱水工程をこの順で行い、
    上記洗い工程は、上記回転ドラムに正転、停止、反転および停止を繰り返させながら上記洗濯物を洗う洗い過程を有し、
    上記すすぎ工程は、上記回転ドラムに正転、停止、反転および停止を繰り返させながら上記洗濯物をすすぐすすぎ過程と、このすすぎ過程後において上記回転ドラムに正転、停止、反転および停止を繰り返させながら上記水槽内の水を排水させる排水過程とを有し、
    上記制御装置は、上記排水における上記回転ドラムの停止時間を、上記洗い過程および上記すすぎ過程における上記回転ドラムの停止時間よりも短くすることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 請求項1に記載のドラム式洗濯機において、
    記排過程における上記回転ドラムの停止時間は3秒であることを特徴とするドラム式洗濯機。
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