JP6138010B2 - 浴室用内装シート及び浴室用内装シートの製造方法 - Google Patents

浴室用内装シート及び浴室用内装シートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、浴室の壁面や天井面の表面に施工される浴室用内装シート及びその製造方法に関する。
近年、一戸建てやマンションなどの一般住宅;ホテル、老人保健施設、介護福祉施設、病院などの各種施設;などで、リフォームが盛んに行われている。これらの建物においては、部屋や廊下だけでなく浴室のリフォームも求められている。
特に、前記一般住宅や各種施設の浴室の壁面や天井面は、汚れやすく、カビや細菌なども繁殖し易く、見た目が悪くなるため、改修や新築の対象とされる場合が多い。このため、浴室の壁や天井を簡単にリフォームする方法が種々検討されている。
一般に、浴室の壁面や天井面には、磁器タイル、FRPなどの内装材が施工されている。浴室の壁面や天井面を改修する際には、磁器タイルやFRPなどの既設の内装材を除去して新たな内装材を入れ直す場合もあるが、費用面から、既設の内装材の上に、リフォーム用の浴室用内装材を貼り付けることが望まれている。
また、施工容易性の点から、近年、浴室にユニットバスが用いられる場合が多くなってきている。ユニットバスとは、一般に、浴室を構成するためのFRPなどの硬質樹脂製の床パネル、側壁パネル、天井パネル、浴槽、洗面器及びこれらに付随する換気設備、電気設備などを適宜組み合わせ、予め一体に組み込んで構成された浴室をいう(例えば、特許文献1参照)。このようなユニットバスにおいて、硬質樹脂製のパネルの表面温度は、冬期に低くなり易いので、接触温感の高い浴室用内装材が求められることがある。
従来、浴室用の内装材としては、パネル状の壁材(特許文献2)、表面に化粧が施された樹脂製シートが用いられている。
しかしながら、前記パネル状の壁材は、浴室のサイズや壁面のゆがみに合わせて切断するのが難しい上、特に、狭い浴室では、その搬入や取扱いも難しくなる。加えて、前記パネル状の壁材は、厚みが大きいので、浴槽との関係で施工できない場合もある。
これに対して、前記樹脂製シートからなる浴室用内装シートは、切断が容易で、施工性が良く、丸めることもできるので、狭い浴室にも搬入できる。
しかしながら、従来の浴室用内装シートは、樹脂の単層シートからなるので腰がなく、皺や凹凸が生じ易いので、未熟な作業者では、内装シートを綺麗に貼り付けることが困難である。さらに、腰のない前記浴室用内装シートは、施工面の軽微な凹凸にも追従するので、貼付後の内装シートの表面に微細な凹凸模様が生じ、その凹凸が視覚又は触覚で認識される場合がある。これを防止するためには、ゴミなどが残らないように施工面を綺麗に清掃する、或いは、ヤスリやグラインダーなどの切削具で削り取る、或いは、パテ材などを充填して施工面を平滑にするなどの付加的な作業を行わなければならない。また、前記浴室用内装シートは、比較的強度が低く、異物が当たることによって破断することがある。このようにシートが破断すると、そこから浴室内の水分が侵入することによって、内装シートが剥離したり、カビや細菌などが発生したり、或いは、錆が生じて構造躯体を劣化させるおそれがある。さらに、カビ、細菌、錆などの発生によって、浴室の壁面などが汚れると外観上も好ましくない。
特開2001−32546号公報 特許第3939567号公報
本発明の目的は、施工容易で、施工後、施工面の不陸が表面に現れ難く且つ破断し難い浴室用内装シート及びその製造方法を提供することである。
本発明者らは、従来の浴室用内装シートの厚みが小さいことが上記問題点の原因であると考えて、塩化ビニル樹脂層の厚みを大きくすることを検討した。樹脂層の厚みを大きくすると、施工面の不陸や破断防止に対してある程度の効果が認められるが、硬く且つ重い内装シートとなるため、施工し難く、また、施工後には、自重によって内装シートの縁部から剥がれることがある。そこで、樹脂層を比較的小さくしても、上記課題を解決できる様々な他の要素を検討し、本発明を完成した。
本発明は、浴室の壁面又は天井面に施工される浴室用内装シートにおいて、塩化ビニル樹脂シートから形成された表面保護層と、前記表面保護層の裏面側に積層され且つ塩化ビニル樹脂から形成された本体層と、前記本体層の裏面側に順に積層された第1補強層及び第2補強層と、を有し、前記第1補強層及び第2補強層が、それぞれ、糸状体を含むシート状物を有し、前記本体層を形成する樹脂が、前記本体層に面する前記第1補強層の表面部の糸状体の周囲に少なくとも含浸されている
本発明の好ましい浴室用内装シートは、前記第1補強層が、無機繊維不織布を有し、前記第2補強層が、熱可塑性樹脂繊維不織布を有する。
本発明の好ましい浴室用内装シートは、前記第1補強層が、無機繊維と天然繊維とが混抄された無機繊維不織布を有し、前記第2補強層が、熱可塑性樹脂繊維不織布を有する
また、本発明の別の局面によれば、浴室用内装シートの製造方法を提供する。
かかる製造方法は、糸状体を含むシート状物を有する第2補強層と、糸状体を含むシート状物を有する第1補強層とを、バインダー層形成材料を介して積層することにより、第2補強層/バインダー層/第1補強層からなる積層体を作製する工程、前記積層体の第1補強層の上に、塩化ビニル樹脂ペーストを、前記第1補強層内に含浸させつつ塗布した後、加熱することにより、本体層を形成する工程、前記本体層の上に印刷層を形成する工程、前記印刷層の上に、カレンダー成形法によって形成された塩化ビニル樹脂シートを積層することにより、表面保護層を形成する工程、を有する。
本発明の浴室用内装シートは、糸状体を含むシート状物からなる2つの補強層が設けられているので、施工時に取り扱い易く、未熟な作業者でも容易に貼り付けることができる。さらに、本発明の浴室用内装シートは、施工面の不陸が表面に現れ難く、また、破断し難いので、この内装シートを用いることにより、平滑性に優れ且つ長期間綺麗な状態で使用できる浴室の壁及び天井を構築できる。
本発明の1つの実施形態に係る浴室用内装シートの断面図。 本発明の他の実施形態に係る浴室用内装シートの断面図。 実施例において、強度試験の試験方法を説明した参考斜視図。 実施例において、断熱性試験で用いた装置の参考正面図。 断熱性試験の結果を示すグラフ図。
[浴室用内装シートの概要]
本発明の浴室用内装シートの層構成について、図面を参照しつつ説明する。本明細書において、「AAA〜BBB」という記載は、「AAA以上BBB以下」を意味する。なお、各図において、各層の厚み及び大きさなどは、実際のものとは異なっていることに留意されたい。
図1において、浴室用内装シート1は、樹脂から形成された本体層2と、前記本体層2の裏面側に順に積層された第1補強層3及び第2補強層4と、を有する。本発明の浴室用内装シート1は、前記本体層2及び2つの補強層3,4以外に、他の層を有していてもよい。
図1に示す例では、浴室用内装シート1は、その表面側から裏面側に向かって順に、表面保護層5、印刷層6、本体層2、第1補強層3、バインダー層7及び第2補強層4が積層されている。
また、図2に示す他の例では、浴室用内装シート1は、その表面側から裏面側に向かって順に、表面保護層5、印刷層6、本体層2、第1補強層3、バインダー層7、第2補強層4及び裏面層8が積層されている。
前記2つの補強層3,4は、糸状体を含むシート状物を有する。好ましくは、第1補強層3及び第2補強層4は、それぞれ独立して、不織布、織布、直交布及び網目シートから選ばれる少なくとも1種を有する。第1補強層3と第2補強層4は、同一のシート状物から構成されていてもよいが、異なる機能を内装シートに付加するため、前記2つの補強層3,4は、異なるシート状物であることが好ましい。
本体層2の樹脂は、第1補強層3の内部に埋没していることが好ましく、さらに、第1補強層3を構成する糸状体のうち、本体層2に面する第1補強層3の表面部の糸状体の周囲に、少なくとも前記樹脂が含浸していることがより好ましい。
本発明の浴室用内装シート1は、浴室の壁面又は浴室の天井面に施工される。従って、本発明の浴室用内装シート1は、浴室壁シート又は浴室天井シートとも言える。
[表面保護層及び印刷層]
表面保護層は、浴室用内装シートの最表面に位置し、内装シートの耐久性、防カビ性及び抗菌性を一層向上させる層である。
印刷層は、浴室用内装シートに意匠性を付与する層である。
表面保護層及び印刷層は、それぞれ、必要に応じて積層される。
表面保護層は、例えば、樹脂から形成される。前記樹脂としては、特に限定されず、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体などの種々な熱可塑性樹脂;不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合物などの不飽和ポリエステル類、ポリエステルメタクリレート、ポリエーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレート、メラミンメタクリレートなどのメタクリレート類、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアクリレート、メラミンアクリレートなどのアクリレートなどの紫外線硬化樹脂;などが挙げられる。耐水性及び柔軟性に優れることから、表面保護層の樹脂としては、熱可塑性樹脂を用いることが好ましく、さらに、比較的安価で加工し易いことから、塩化ビニル樹脂を用いることがより好ましい。また、表面保護層の樹脂は、印刷層の意匠の視認を妨げないことから、透明又は半透明が好ましい
前記表面保護層の厚みは、特に限定されないが、例えば、0.05mm〜0.50mmであり、好ましくは、0.08mm〜0.30mmであり、より好ましくは、0.1mm〜0.2mmである。
前記表面保護層は、ロール又はカレンダー成形機、押出機、射出成形機、ブロー成形機、ラミネート装置、注型成形装置等の公知の設備を用いて、ペーストゾルのゲル法、カレンダー成形法、溶融押出法、溶剤キャスティング法、インフレーション法などによって形成することができる。これらの中でも、強度や耐水性の高い表面保護層を形成できることから、カレンダー成形法が好ましい。
印刷層は、本体層の表面上に、転写シートを用いて印刷模様を転写する、直接印刷する又は印刷の施された樹脂フィルムを積層するなどの方法により形成できる。
印刷層の厚みは、特に限定されないが、例えば、2μm〜30μmであり、好ましくは、5μm〜20μmであり、より好ましくは、5μm〜15μmである。
[本体層]
本体層は、補強層の表面側に積層される層であって、内装シートの主たる樹脂層である。本体層は、主成分として樹脂を含む。前記樹脂は、補強層が強固に接着し得るものであれば特に限定されず、従来公知のものを用いることができ、一般的には、熱可塑性樹脂が用いられる。本体層を構成する樹脂は、少なくとも補強層の表面に強固に接着していればよいが、前記樹脂は、補強層の内部に埋没していることが好ましく、さらに、前記樹脂が、補強層の糸状体の周囲に含浸していることがより好ましい。前記含浸は、補強層の糸状体の表面に樹脂が付着している状態をいう。
前記熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル樹脂、オレフィン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの酢酸ビニル樹脂、エチレン−メタクリレート樹脂などのアクリル樹脂、アミド樹脂、エステル樹脂、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマーなどの各種エラストマーなどが挙げられる。
柔軟性に優れていることから、本体層は、樹脂成分として塩化ビニル樹脂から形成されていることが好ましい。塩化ビニル樹脂を主成分とする本体層を有する内装シートは、柔軟性に優れているので、施工し易く、また、比較的安価である。
本体層は、発泡されていてもよいが、本体層にて十分な耐水性を内装シートに付与するために、非発泡であることが好ましい。
本体層には、通常、前記樹脂以外に各種添加剤が含まれる。
添加剤としては、従来公知のものを使用でき、例えば、防黴剤、充填剤、可塑剤、難燃剤、安定剤、酸化防止剤、滑剤、着色剤などが挙げられる。
前記充填剤は特に限定されず、例えば、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、炭酸バリウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、クレー、タルク、マイカなどが挙げられる。
前記可塑剤は特に限定されず、例えば、ジオクチルフタレート(DOP)、ジブチルフタレート(DBP)、ブチルオクチルフタレート(BOP)などが挙げられる。
充填剤の含有量は特に限定されないが、通常、樹脂100質量部に対して、75質量部〜105質量部である。
前記充填剤の含有量が多すぎると、内装シートの重量が重くなる上、本体層が比較的脆くなり、施工時に取り扱い難くなるおそれがある。一方、充填剤の含有量が少なすぎると、冬場などの低温下で内装シートが硬くなり、その施工が困難になるおそれがある上、浴室の壁面および天井面の色、柄を隠蔽し難くなる。
また、可塑剤の含有量は特に限定されないが、通常、樹脂100質量部に対して、20質量部〜100質量部であり、好ましくは30質量部〜80質量部である。可塑剤の含有量が多すぎると、本体層が軟らかくなり過ぎて強度低下を招く上、可塑剤がブリードし易くなる。一方、可塑剤が少なすぎると、本体層が硬くなり、内装シートの施工が困難となる。
本体層の厚みは、特に限定されないが、例えば、0.15mm〜0.5mmであり、好ましくは、0.2mm〜0.4mmであり、より好ましくは、0.2mm〜0.3mmである。
前記本体層は、通常、ペーストゾルのゲル化法、カレンダー成形法、溶融押出法などによって形成することができる。これらの中でも、塩化ビニル樹脂を使用する場合には、層厚の設定が容易で且つ層の発泡と非発泡を適宜選択できるなどの理由から、ペーストゾルのゲル化法によって形成することが好ましい。
[2つの補強層]
2つの補強層は、いずれも、糸状体を含むシート状物である。2つの補強層は、同じものを用いてもよいが、好ましくは異なるシート状物が用いられる。
糸状体を含むシート状物は、例えば、糸状体を無秩序に又は規則的に絡ませてシート状に形成した不織布;平織、綾織又は絡み織(搦み織)などの糸状体を織り込んで又は編み込んでシート状に形成した織布;(縦糸と横糸を編み込まずに)糸状体を交差させてシート状に形成し且つその交点にて糸状体をバインダーで固着した直交布;網目を有する糸状体からなる網目シート;などが挙げられる。なお、不織布は、一般にマットと呼ばれるものも含まれる。また、前記糸状体は、それが不織布に用いられる場合には「繊維」、織布に用いられる場合には「糸」、直交布や網目シートに用いられる場合には「フィラメント」などとも呼ばれる。
前記糸状体の材質は、特に限定されず、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、アラミド樹脂、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂繊維;ガラス、カーボンなどの無機繊維;木綿、麻、獣毛などの天然繊維などが挙げられる。
前記不織布は、特に限定されず、スパンボンド不織布、サーマルボンド不織布、ケミカルボンド不織布、ニードルパンチ不織布、スパンレース不織布などが挙げられる。
前記織布は、特に限定されず、平織、綾織、朱子織などが挙げられる。
前記直交布は、ほぼ一方向に並べられた複数のフィラメントからなる第1層と、前記一方向とほぼ直交する方向に並べられた複数のフィラメントからなる第2層と、が上下交互に積層され、且つその第1層及び第2層のフィラメントの交点が接着剤接着又は熱融着されたものなどが挙げられる。前記直交布の市販品としては、クラボウ社製の商品名「クラネット」などが挙げられる。
前記網目シートは、網目を有するように編み、織り又は成形された天然繊維若しくは合成繊維からなるシートをいい、その素材は特に限定されず、例えば、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維、アクリル繊維、レーヨン繊維、アラミド繊維、木綿、麻などが挙げられる。前記網目シートの具体例としては、江州産業(株)製の蚊帳で使用されている生地などが挙げられる。
2つの補強層は、糸状体として熱可塑性樹脂繊維を用いた不織布又は無機繊維を用いた不織布を含んでいることが好ましい。
補強層が熱可塑性樹脂繊維不織布又は無機繊維不織布である場合、不織布を構成する糸状体は、短繊維又は長繊維の何れでもよい。また、その不織布の目付けは、特に限定されないが、好ましくは30g/m〜50g/mである。
特に、第1補強層は、ガラスなどの無機繊維不織布を有することが好ましく、第2補強層は、ポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂繊維不織布を有することが好ましい。また、前記無機繊維不織布は、無機繊維だけでなく、例えば、無機繊維とパルプのような天然繊維とが混抄された無機繊維不織布(例えば、パルプ混抄ガラスマットなど)を用いてもよい。
ガラス繊維不織布のような無機繊維不織布は、熱などを受けても形状変化し難く、内装シートに寸法安定性を付与できる。他方、ポリエステル樹脂繊維不織布のような熱可塑性樹脂繊維不織布は、熱などを受けると収縮し易いが、内装シートに機械的強度を付与できる。そして、本発明の内装シートは、樹脂からなる本体層の裏面側に第1補強層及び第2補強層が順に配置されている。上述のように、無機繊維不織布を含む第1補強層は形状変化し難いので、内装シートに熱などが加わると、本体層及び第2補強層は、第1補強層から離れるに従って収縮量が大きくなる。このため、本体層は表面側に凹状に反り、且つ、第2補強層は裏面側に凹状に反るようになる。第1補強層として無機繊維不織布を用い且つ第2補強層として熱可塑性樹脂繊維不織布を用いることにより、本体層と第2補強層の反りが拮抗し、寸法安定性及び機械的強度に優れ且つ反り難い内装シートを得ることができる。
[バインダー層]
バインダー層は、2つの補強層の間に介在し、両補強層を接着させるための層である。
バインダー層は、2つの補強層に接着可能な樹脂で形成され、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンエチレン−プロピレン共重合体、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアルコールなどを用いることができる。接着性に優れることから、バインダー層としてはポリエチレンを用いることが好ましい。
[裏面層]
裏面層は、粘着性などを付与するために必要に応じて設けられ、浴室用内装シートの裏面に所望の効果を発揮させることができる。
裏面層は、例えば、本体層で例示したような樹脂を用いて形成できる。
[本発明の浴室用内装シートの用途及び効果]
本発明の内装シートは、マンション、ホテル、一般住宅などの浴室の壁面や天井面を改修する際、又は、新規な浴室の壁面や天井面に貼り付けて使用される。
本発明の浴室用内装シートは、糸状体を含むシート状物からなる2つの補強層が設けられている。糸状体を含む補強層は、内部に微細な空隙を有する。この補強層が本体層に積層されたときにも、前記補強層の内部には微細な空隙が残存するため、塩化ビニル樹脂などの樹脂層に比べて、補強層の比重は小さい。従って、本発明の内装シートは、内装シート全体を樹脂層で形成した場合に比して、軽く且つ柔軟性に優れている。軽くて柔軟な本発明の内装シートは、施工時に取り扱い易く、未熟な作業者でも容易に貼り付けることができる。
さらに、本発明の浴室用内装シートは、2つの補強層が設けられているので、施工後、施工面の不陸が表面に現れ難くなる。このため、内装シートを貼り付ける際に、施工面(壁面や天井面)の清掃や平滑補修などの付加的作業を極力省略できる。
また、本発明の浴室用内装シートは、2つの補強層が設けられているので、機械的強度に優れており、異物が当たってもその衝撃を分散又は吸収できる。このため、施工時、内装シートに不用意に破断し難く、また、施工後には、破れによって水分が侵入することを防止できる。
さらに、本発明の浴室用内装シートは、寸法安定性に優れているので、施工後、シート間の目地が開くおそれがなく、さらに、反りが小さく且つ重量も比較的軽いので、シートの縁部から剥がれ難い。特に、第1補強層として無機繊維不織布を用い且つ第2補強層として熱可塑性樹脂繊維不織布を用いた内装シートは、寸法安定性及び反り防止効果に優れている。すなわち、第1補強層である無機繊維不織布は、熱による収縮が小さいので、浴室用内装シート全体の寸法変化を抑制することができる。これによって、施工後の浴室用内装シートの目地の開きを防止できるので、目地部分のカビの発生や汚れの付着を抑制することができる。また、第2補強層である熱可塑性樹脂繊維不織布は、第1補強層の裏面側に位置し、第1補強層の表面側の樹脂と同様の熱挙動を示すので、浴室用内装シートの温度変化による反りを防止することができる。
なお、本発明の浴室用内装シートは、2つの補強層が設けられているので、断熱性に優れ、結露防止効果を期待できる。
以下、本発明の実施例及び比較例を示す。ただし、本発明は、下記実施例に限定されるものではない。
[使用材料]
(表面保護層形成材料)
厚み0.15μmの塩化ビニル樹脂シート(広島化成(株)製のカレンダーシート)を使用した。このシートの主成分は、100質量部の塩化ビニル樹脂(平均重合度1,100)と、35質量部の可塑剤(DOP)と、からなる。
(印刷層形成材料)
転写シート((株)トッパンコスモ製)を使用した。
(本体層形成材料)
100質量部の塩化ビニル樹脂ペースト(平均重合度1,200の塩ビペースト:平均重合度1,000の塩ビペースト=80:20(質量比))と、63質量部の充填剤(炭酸カルシウム)と、45質量部の可塑剤(DOP)と、15質量部の白色顔料(酸化チタン)と、を混練したものを使用した。
この本体層形成材料の20℃における粘度は、粘度計(リオン(株)製の商品名「ビスコテスタ」)を用いて測定して、4,000Pa・sであった。
(第1補強層)
ガラス繊維不織布(オリベスト(株)製の商品名「グラベスト」)を使用した。このガラス繊維不織布の目付量は、53g/mであった。
(バインダー層形成材料)
ポリエチレン系樹脂を使用した。
(第2補強層)
ポリエステル繊維スパンボンド不織布(東洋紡(株)製の商品名「エクーレ」)を使用した。このポリエステル繊維スパンボンド不織布の目付量は、30g/mであった。
[実施例1]
第2補強層の上に、バインダー層形成材料を溶融押し出し、厚み約30μmの膜状に積層した後、その上に第1補強層を重ね合わせ、第2補強層/バインダー層/第1補強層からなる積層体を作製した。この積層体の第1補強層の上に、本体層形成材料を塗布し、本体層形成材料のうちの幾分かを第1補強層内に含浸させつつ前記形成材料の塗膜を形成した。その後、セラミックヒーターを用いて、130℃〜150℃の範囲内で1分間加熱することにより、前記本体層形成材料をプリゲル化させることにより、厚み0.25mmの本体層を形成した。この本体層の上に、印刷層形成材料である転写シートの印刷を転写し、これを130℃〜150℃の範囲内で30秒間加熱した後、さらに、その上に表面保護層形成材料である塩化ビニル樹脂シートを積層して厚み0.15mmの表面保護層を形成した。さらに、全体を130℃〜150℃の範囲内で3分間加熱することにより、前記本体層を完全にゲル化させた。
このようにして図1に示す層構成の浴室用内装シートを作製した。得られた内装シート全体の厚みは、約0.8mmであった。
[比較例]
市販の内装シート((株)サンゲツ製の商品名「リアテック TA−7319」)を4枚重ね且つ粘着剤にて各枚を接着したものを、比較例として使用した。この内装シートは、塩化ビニル樹脂製のシートの裏面に粘着剤が塗布された厚み0.2mmのものである。従って、これを4枚重ねて接着した比較例のシートは、厚み0.8mmの内装シートと同視できる。
[強度試験]
実施例1及び比較例のそれぞれの内装シートの強度を確認するため、次の試験を行った。
施工面として、塩化ビニル樹脂でコーティングされた厚み0.8mm、縦150mm、横70mmの鋼板を準備した。この鋼板の上に、内装シートをポリウレタン系接着剤を用いて貼り付けた。この鋼板と共に内装シートを、水平面に対して30度に傾けて設置した。落下高さ150mmで、図3に示すように、厚み×縦×横=1mm×6mm×24mmの弧状先端部を有する180gの重りを前記内装シートの表面に自然落下させた後、内装シートの表面を目視で観察した。その結果を表1に示す。さらに、落下高さを表1のように変えて、同様の試験を行った。
Figure 0006138010
強度試験から明らかな通り、実施例1の内装シートは、150mmの高さから重りを落としても破れなかったが、比較例の内装シートは、150mmの高さから重りを落とした段階で破れてしまった。
[表面平滑性試験]
実施例1及び比較例のそれぞれの内装シートに、施工面の不陸が現れるかどうかを確認するため、次の3種類の試験を行った。
なお、表における、○は、突起を確認できないことを、△は、突起が僅かに確認できることを、×は、突起が明らかに確認できること、を示す。
(試験例1)
前記鋼板の表面に、厚み0.05mm、縦20mm、横20mmのテープを貼り付けることにより、鋼板の表面に高さ0.05mmの突起部を形成した。このテープを覆うようにして、内装シートをポリウレタン系接着剤を用いて貼り付けた後、内装シートの表面に斜め方向から照明光を当てながら目視で観察すると共に、その表面を指で触って突起の有無を確認した。その結果を表2及び表3に示す。ただし、表2は、目視の結果を、表3は、指で触った結果を示す。さらに、前記テープを重ね合わせて貼り付けて、表2及び表3に示すような高さの突起部を形成し、同様の試験を行った。
Figure 0006138010
Figure 0006138010
(試験例2)
施工面として、厚み3.0mmの塩化ビニル樹脂製の板を準備した。この樹脂板の表面に、幅0.1mm、深さ1.0mmの直線状の溝を形成した。この溝を覆うようにして、樹脂板の表面に、内装シートをポリウレタン系接着剤を用いて貼り付けた後、内装シートの表面に斜め方向から照明光を当てながら目視で観察すると共に、その表面を指で触って突起の有無を確認した。その結果を表4及び表5に示す。さらに、樹脂板に形成する溝の幅を表4及び表5のように変えて、同様の試験を行った。
Figure 0006138010
Figure 0006138010
(試験例3)
施工面として、厚み3.0mmの塩化ビニル樹脂製の板を準備した。この樹脂板の表面に、直径1.0mm、深さ3.0mmの円形の穴を形成した。この穴を覆うようにして、樹脂板の表面に、内装シートをポリウレタン系接着剤を用いて貼り付けた後、内装シートの表面に斜め方向から照明光を当てながら目視で観察すると共に、その表面を指で触って突起の有無を確認した。その結果を表6及び表7に示す。さらに、樹脂板に形成する穴の直径を表6及び表7のように変えて、同様の試験を行った。
Figure 0006138010
Figure 0006138010
表面平滑性試験から明らかな通り、実施例1の内装シートは、施工面の不陸が殆ど現れなかったが、比較例の内装シートは、施工面の不陸の影響を受けやすかった。
[断熱性試験]
実施例1及び比較例のそれぞれの内装シートの断熱性を確認するため、次の試験を行った。
直径110mm、高さ75mmの上面開口円筒型の鉄製缶の胴部全体に、内装シートを1重巻きでポリウレタン系接着剤を用いて貼り付けた。この缶内を、氷を浮かべた水で満たした。
他方、図4に示すように、水平面上に固定された左右に台座の間に、計量皿上に発泡スチロール板が載せられたデジタル重量計を配置した。左右の台座と発泡スチロール板との間は、接触しない範囲で殆ど隙間ができないようにし、台座の上面と発泡スチロールの上面は同じレベルとなるようにした。その発泡スチロール板の上に、前記氷水を入れた内装シート付き缶を載せ、且つ、台座の上に98℃の熱湯を1リットル入れた容器を載せた後、その缶及び沸騰水容器を覆い且つ2つの台座に跨がるように、縦50cm、横32cm、高さ30cmの下面開口型の中空直方体密閉カバーを被せた。この試験装置においては、熱湯から出る水蒸気によって密閉カバー内の湿度は略100%であり、氷水で冷やされた内装シートの表面に結露が生じ、その結露水の量がデジタル重量計に表示される。1分毎にデジタル重量計の数値(結露水の重量)を読み取り、その数値を内装シート1平方メートル当たりに換算した。この試験をそれぞれの内装シートについて3回行った結果の平均値を、図5のグラフ図に示す。なお、図5において、ブランクは、缶の胴部に内装シートを巻き付けずに同様の試験を行ったときの結果である。
図5から明らかな通り、実施例1の内装シートは、結露し難いことが判る。
[実施例2]
第2補強層の上に、バインダー層形成材料を溶融押し出し、厚み約30μmの膜状に積層した後、その上に第1補強層を重ね合わせ、第2補強層/バインダー層/第1補強層からなる積層体を作製した。この積層体の第1補強層の上に、厚み0.2mmのタックシート((株)サンゲツ製の商品名「リアテック TA−7319」。シートの材質は、塩化ビニル樹脂)を貼り付けて、第2補強層/バインダー層/第1補強層/市販の内装シートからなる実施例2のシートを作製した。得られたシート全体の厚みは、約0.6mmであった。なお、実施例2の市販の内装シートが、本体層に相当する。
[参考例]
第1補強層の上に、比較例で用いた市販の内装シート((株)サンゲツ製の商品名「リアテック TA−7319」。シートの材質は、塩化ビニル樹脂)を1枚貼り付けることにより、第1補強層/市販の内装シートからなる参考例のシートを作製した。参考例のシート全体の厚みは、約0.5mmであった。
[反り試験]
実施例1及び2並びに参考例のそれぞれのシートの反りを確認するため、次の試験を行った。
シートを縦300mm、横300mmに裁断して試験片を準備した。
この試験片を水平面上に静置し、試験片の一方の縁と水平面との距離(鉛直方向の長さ)を計測した。次に、その試験片について、ジェットヒーターを用いて、内装シートの表面及びタックフィルムの裏面をそれぞれ30秒間加熱した。なお、このヒーターで加熱した場合、内装シート及びタックフィルムの各表面温度が、40〜50℃に加熱される。加熱後、試験片を水平面上に静置し、加熱前と同様にして、試験片の一方の縁と水平面との距離を計測した。そして、加熱後の距離−加熱前の距離を算出し、これを反り値(mm)とした。その結果、実施例1の内装シートは、反り値が0mmであり、実施例2の内装シートは、反り値が5.0mmであり、参考例の内装シートは、反り値が19.0mmであった。
このことから、実施例1及び2のように2つの補強層を有する本発明の内装シートは、反りが生じ難いことが判る。これは、加熱によって本体層に反りが生じるものの、第2補強層も反対側に反ることによって反りが拮抗し、結果的に、全体として反りが生じ難かったものと考えられる。
また、実施例1の内装シートは、本体層形成材料(塩化ビニル樹脂)が第1補強層の少なくとも表面部内に含浸しているので、本体層と第1補強層3が物理的に一体となり、熱に対する寸法安定性が高くなり、反りが生じなかったものと推定される。
本発明の浴室用内装シートは、一般住宅、マンション、ホテルなどの浴室の壁面又は天井面に貼り付けて使用される。
1…浴室用内装シート、2…本体層、3…第1補強層、4…第2補強層、5…表面保護層、6…印刷層、7…バインダー層

Claims (4)

  1. 浴室の壁面又は天井面に施工される浴室用内装シートにおいて、
    塩化ビニル樹脂シートから形成された表面保護層と、前記表面保護層の裏面側に積層され且つ塩化ビニル樹脂から形成された本体層と、前記本体層の裏面側に順に積層された第1補強層及び第2補強層と、を有し、
    前記第1補強層及び第2補強層が、それぞれ、糸状体を含むシート状物を有し、
    前記本体層を形成する樹脂が、前記本体層に面する前記第1補強層の表面部の糸状体の周囲に少なくとも含浸されている、浴室用内装シート。
  2. 前記第1補強層が、無機繊維不織布を有し、前記第2補強層が、熱可塑性樹脂繊維不織布を有する、請求項1に記載の浴室用内装シート。
  3. 前記第1補強層が、無機繊維と天然繊維とが混抄された無機繊維不織布を有し、前記第2補強層が、熱可塑性樹脂繊維不織布を有する、請求項1に記載の浴室用内装シート。
  4. 糸状体を含むシート状物を有する第2補強層と、糸状体を含むシート状物を有する第1補強層とを、バインダー層形成材料を介して積層することにより、第2補強層/バインダー層/第1補強層からなる積層体を作製する工程、
    前記積層体の第1補強層の上に、塩化ビニル樹脂ペーストを、前記第1補強層内に含浸させつつ塗布した後、加熱することにより、本体層を形成する工程、
    前記本体層の上に印刷層を形成する工程、
    前記印刷層の上に、カレンダー成形法によって形成された塩化ビニル樹脂シートを積層することにより、表面保護層を形成する工程、
    を有する、浴室用内装シートの製造方法。
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