JP6136423B2 - テープ印刷装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、装着したテープカートリッジの種別表示を、外部から視認可能な窓を有するテープ印刷装置に関するものである。
従来、この種のテープ印刷装置として、パソコン等に接続して用いられるテープ印字機が知られている(非特許文献1参照)。このテープ印刷機は、机上に縦置きで設置すべく、縦長の略直方体形状に形成されており、その半円形断面の前面には、中間下部に印刷テープの排出口が窪入形成されている。また、テープ印刷機における右前面から右側面にかけての部分には、開閉蓋が設けられ、この開閉蓋の内部にテープカートリッジを装着するためのポケットが形成されている。そして、開閉蓋の中間上部には、装着したテープカートリッジの有無や、テープカートリッジに収容した印刷テープの種別を確認するための透明な円形の窓が形成されている。
意匠登録第1344112号
このような従来のテープ印刷機では、テープカートリッジの有無等を確認する場合、縦置きしたテープ印刷機の右側面から窓越しに覗き込むか、テープ印刷機の右側面を手前に向け直し、窓越しに覗き込む必要がある。使用者は、印刷作業を開始するときに、必ずテープカートリッジの有無や印刷テープの種別、残量等を確認するものであり、机上の狭いスペースからテープ印刷機を持ち出して、テープカートリッジの有無等を確認することとなる。このため、印刷操作前の作業が煩雑になる問題があった。
一方、テープカートリッジは、一般的に使用者が複数種のテープカートリッジを重ねて収容することを考慮し、重ねた場合でもテープ種別等が確認できるように、その周面(の1面)にも、種別表示のラベルが貼着されている。
本発明は、テープカートリッジが、その周面(の1面)にも種別表示を有することに着目して為されたものであり、装着したテープカートリッジの有無等を簡単に確認することができるテープ印刷装置を提供することを課題としている。
本発明のテープ印刷装置は、着脱方向に平行な1の周面に、収容した印刷テープの種別表示を有するテープカートリッジが、種別表示を前面側および上面側のいずれかに向けた状態で、着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、カートリッジ装着部に装着されたテープカートリッジの種別表示に対応する前面および上面のいずれかの面に設けられ、種別表示を視認可能な第1窓開口と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、前面または上面に種別表示を視認可能な第1窓開口を有しているため、テープ印刷装置を机上に置いた状態で、その第1窓開口からテープカートリッジの有無や種別を視認することができる。すなわち、机上の狭いスペースに置いたテープ印刷装置の姿勢を変更することなく、装着したテープカートリッジの種別等を視認することができる。したがって、テープカートリッジの種別等を簡単に確認することができる。なお、種別表示には、テープ幅、テープ種別、テープ色、インク色等がある。
この場合、第1窓開口は、前面に設けられると共に、種別表示に対し上側に長く開口していることが好ましい。
この構成によれば、カートリッジ装着部に装着したテープカートリッジの種別表示に対し、第1窓開口を介して、室内の照明光を十分に取り込むことができる。また、第1窓開口を、椅子に腰かけた使用者の視線を考慮した位置および大きさとすることができる。これにより、テープカートリッジ(の種別表示)の視認性を向上させることができる。
また、カートリッジ装着部は、側面側に開放され、テープカートリッジは、カートリッジ装着部に側面側から着脱自在に装着され、第1窓開口は、カートリッジ装着部に連通すると共に側面側に開放されていることが好ましい。
この構成によれば、カートリッジ装着部に対するテープカートリッジの着脱に際し、第1窓開口を、テープカートリッジを把持する親指等の「指掛け口」(指が挿入される部分)として活用することができる。したがって、テープカートリッジの着脱容易性を損なうことなく、カートリッジ装着部をコンパクトに構成することができ、その分、テープ印刷装置を小型化することができる。
また、テープカートリッジは、1の周面に直交する他の1の面に印刷テープの巻回状態を視認可能なケース壁を有しておりケース壁越しに印刷テープの巻回状態を視認可能な第2窓開口、更に備えることが好ましい。
この場合、カートリッジ装着部を開閉する開閉蓋を、更に備え、第2窓開口は、開閉蓋に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、第1窓開口からは確認することができない印刷テープのテープ残量等を、第2窓開口を介して視認することができる。
この場合、第1窓開口には、透光性の第1窓カバーが設けられ、第1窓カバーは、開閉蓋に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、第1窓カバーにより、カートリッジ装着部(装置内部 )への塵埃の侵入を有効に防止することができる。また、第1窓カバーが開閉蓋に取り付けられているため、第1窓開口の「指掛け口」としての機能が損なわれることがない。
この場合、第1窓カバーは、開閉蓋を開閉動作させるための指掛け部を有していることが好ましい。
この構成によれば、開閉蓋の指掛け部を簡単に且つ目立たない形態で、設けることができる。
また、第2窓開口には、透光性の第2窓カバーが設けられ、第1窓カバーと第2窓カバーとは一体に成形され、開閉蓋に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、第1窓カバーおよび第2窓カバーを,部品点数を増やすことなく簡単に形成することができると共に、これらを開閉蓋に簡単に組み付けることができる。また、第1窓カバーおよび第2窓カバーの交換も簡単に行うことができる。なお、第1窓カバーおよび第2窓カバーは、スナップイン形式で開閉蓋に取り付けられていることが好ましい。
一方、第1窓開口を構成する下縁面は、光反射面で構成されていることが好ましい。
この構成によれば、室内の照明光を、テープカートリッジの種別表示に向かって反射させることができ、種別表示の視認性を、より一層向上させることができる。
本発明の他のテープ印刷装置は、1の周面に、収容した印刷テープの種別表示を有するテープカートリッジが、種別表示を前面側および上面側のいずれかに向けた状態で、着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、カートリッジ装着部に装着されたテープカートリッジの種別表示に対応する前面および上面のいずれかの面に設けられ、種別表示を視認可能な第1窓開口と、を備えたテープ印刷装置であって、カートリッジ装着部は、側面側に開放され、テープカートリッジは、カートリッジ装着部に側面側から着脱自在に装着され、第1窓開口は、カートリッジ装着部に連通すると共に側面側に開放されていることを特徴とする。
この構成によれば、前面または上面に種別表示を視認可能な第1窓開口を有しているため、テープ印刷装置を机上に置いた状態で、その第1窓開口からテープカートリッジの有無や種別を視認することができる。すなわち、机上の狭いスペースに置いたテープ印刷装置の姿勢を変更することなく、装着したテープカートリッジの種別等を視認することができる。したがって、テープカートリッジの種別等を簡単に確認することができる。
また、カートリッジ装着部に対するテープカートリッジの着脱に際し、第1窓開口を、テープカートリッジを把持する親指等の「指掛け口」(指が挿入される部分)として活用することができる。したがって、テープカートリッジの着脱容易性を損なうことなく、カートリッジ装着部をコンパクトに構成することができ、その分、テープ印刷装置を小型化することができる。
なお、種別表示には、テープ幅、テープ種別、テープ色、インク色等がある。

実施形態に係るテープカートリッジの外観斜視図である。 実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図である。 実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図である。 テープ印刷装置の内部装置を表した斜視図である。 裏面側から見た開閉蓋廻りの斜視図である。 表面側から見た開閉蓋廻りの分解斜視図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、スマートフォンやタブレット等の携帯端末に、無線LANルーターを介して接続され、携帯端末から受信した印刷データに基づいて、印刷テープに一連の印刷処理(切断処理を含む)を行うものである。したがって、このテープ印刷装置には、キーボードやディスプレイは設けられておらず、装着したテープカートリッジから印刷テープを繰り出して印刷を行うと共に、その印刷済み部分をカットする機能のみが設けられている。
また、このテープ印刷装置は、机上の狭いスペースに設置すべく、縦長の直方体形状とし、前面に上部に斜めのラインを取り入れた特異なデザインに仕上げられている。さらに、テープ印刷装置の前面には、装着したテープカートリッジを視認可能な窓や、縁取りを施したテープ排出口をデザイン要素に取り入れた外観となっている。以下、前面に窓を構成したテープ印刷装置について説明するが、その前に、この窓から視認されるテープカートリッジについて説明する。なお、上述のように、本実施形態では、図2のテープ印刷装置において、テープ排出口が形成されている側を「前」、その反対側を「後」とし、前に向かって右側を「右」、左側を「左」、上側を「上」、下側「下」、として説明を進める。また、テープカートリッジは、装着状態を基準に、テープ印刷装置に倣って、前後、左右、上下とする。
図1は、テープカートリッジの外観斜視図である。同図に示すように、テープカートリッジ70は、本体ケース72と蓋ケース73とから成るカートリッジケース71と、カートリッジケース71に収容した印刷テープ74、インクリボン75およびプラテン76と、を有している。本体ケース72と蓋ケース73とは、「L」字状の同一の輪郭形状を有する樹脂の成型品であり、蓋ケース73は、蓋ケース73の正面からカートリッジケース71内が視認できるように透明な樹脂で構成されている。
蓋ケース73側から見て、カートリッジケース71の上部には、巻回状態の印刷テープ74が繰出し自在に収容されている。また、カートリッジケース71の下部左側には、後述する印刷ヘッド21が臨む矩形開口部77が形成され、矩形開口部77の上側にはプラテン76が搭載されている。カートリッジケース71の前周壁71aには、印刷テープ74の繰出し口78が形成され、プラテン76と印刷ヘッド21との挟持された印刷テープ74の繰出し端部は、印刷ヘッド21により印刷されながら、この繰出し口78から繰り出されてゆく。また、カートリッジケース71の下部右側には、インクリボン75が、繰出しコア81および巻取りコア82に巻回した状態で収容されている。繰出しコア81から繰り出されたインクリボン75は、印刷テープ74と並走してプラテン76および印刷ヘッド21に臨み、矩形開口部77の外側を周回して巻取りコア82に巻き取られる。
一方、カートリッジケースの外面には、正面壁71bおよび前周壁71aを横断するように帯状のラベル84が貼着されている。ラベル84の正面壁71b側の部分には、主種別表示85として、印刷テープ74のテープ幅、テープ種別(型番)およびテープ色、並びにインクリボン75のインク色等が印刷されている。また、ラベル84の前周壁71a側の部分には、副種別表示86として、テープ幅、テープ色およびインク色等が印刷されている。さらに、ラベル84は、収容した巻回状態の印刷テープ74の上下中間位置に対応して貼着されており、ラベル84と併せて、正面壁71b越しに巻回した印刷テープ74のテープ残量が視認できるようになっている。
次に、図2および図3を参照して、テープ印刷装置について説明する。図2は、後述するテープ排出口15を前にして設置したテープ印刷装置の外観斜視図であり、図3は、テープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図である。両図に示すように、テープ印刷装置1は、縦長の直方体形状の装置ケース2と、装置ケース2の右側面2aに設けた開閉蓋3と、装置ケース2内に配設した内部装置4と、を備えている。そして、開閉蓋3の内側には、カートリッジ装着部6が窪入形成されており、開閉蓋3を開放してテープカートリッジ70を着脱自在に装着できるようになっている。
図示では、表されていないが、装置ケース2の前面2bは暗色に、前面2b以外の5つの面は、明色にデザインされている。前面2bの上部は、斜め立体的なカットデザインの傾斜面部11となっており、この傾斜面部11に、電源ボタン12や各種のランプ13が配設されている。また、傾斜面部11の下側には、前面窓14が形成され、この前面窓14から装着したテープカートリッジ70の副種別表示86が視認できるようになっている。
さらに、装置ケース2の前面2bの上下中間位置には、装着したテープカートリッジ70の繰出し口78に連なるテープ排出口15が形成されている。テープ排出口15は、最大幅の印刷テープ74に合わせて横長に形成されており、前面2bのアクセントとなるように、蛍光色の額縁部材16で縁取りされている。内部装置4により、印刷が為された印刷テープ74は、このテープ排出口15から排出される。
一方、装置ケース2の右側面2aおよび左側面2cは、それぞれその上縁部2d、前縁部2eおよび下縁部2fに亘る部分が、他の部分に対し僅かに突出している。すなわち、このテープ印刷装置1は、右側面2aおよび左側面2cにおいて、横「U」字状の縁部に対し中央部分が僅かに窪んだスリムなデザインとなっている。加えて、使用者が、テープ印刷装置1を上部や前部を把持して持ち運ぶときに、滑りを生じ無い形態となっている。なお、右側面2aに設けられた開閉蓋3の上部は、このデザインの一部に組み込まれて僅かに盛り上がっている。
上述のように、装置ケース2の右側面2aには、開閉蓋3が設けられており、開閉蓋3の前端は、装置ケース2の前面2bの位置まで延びている。開閉蓋3の後端部には、ヒンジ17が設けられ、開閉蓋3は、このヒンジ17を中心に前後方向に開閉する。開閉蓋3を開放するとカートリッジ装着部6が大きく開放され、テープカートリッジ70の着脱が可能になる。また、開閉蓋3の上部には横長の側面窓18が設けられている。そして、この側面窓18から、装着したテープカートリッジ70の主種別表示85やテープ残量が視認可能となっている。なお、上記の前面窓14および側面窓18の構造については、後に詳述する。
図4に示すように、内部装置4は、カートリッジ装着部6に装着したテープカートリッジ70の矩形開口部77に臨む印刷ヘッド21(ヘッドカバー22に覆われている)と、印刷ヘッド21の下流側直近に配設された引切り式のカッター機構23と、カッター機構23の下流側直近に配設されテープ排出機構24と、カートリッジ装着部6の背面側に配設され、印刷テープ74およびインクリボン75の印刷送りとカッター機構23の切断作動とを行う駆動機構25と、駆動機構25の駆動源を構成するモーター26と、開閉蓋3の開閉に連動して印刷ヘッド21を回動させるヘッドリリース機構27と、を備えている。
図示では省略したが、駆動機構25は、クラッチや歯車列等で構成され、モーター26の正転動力を、カートリッジ装着部6に突設したプラテン軸31および巻取りコア軸32に伝達する。一方、モーター26の逆転動力は、クラッチ、歯車列およびカムを経て、カッター機構23に伝達される。カッター機構23は、カッター刃を有するカッターホルダー34と、カッターホルダー34を介してカッター刃を切断動作させる作動ロッド35とを備え、この作動ロッド35が、駆動機構25のカムにより進退してカッター刃による切断動作が為される。また、テープ排出機構24は排出ローラー37を有し、排出ローラー37は、作動ロッド35から動力を得て回転し、切断後の印刷テープ74をテープ排出口15から排出する。
テープカートリッジ70に収容された印刷テープ74は、その繰出し端が繰出し口78から僅かに突出しており、この状態でテープカートリッジ70がカートリッジ装着部6に装着される。テープカートリッジ70をカートリッジ装着部6に装着すると、上記のプラテン76がプラテン軸31に、また巻取りコア82が巻取りコア軸32に嵌合する。続いて、開閉蓋3を閉塞すると、ヘッドリリース機構27を介して、印刷ヘッド21が印刷位置に回動する。印刷ヘッド21が印刷位置に回動すると、印刷テープ74とインクリボン75とが、印刷ヘッド21とプラテン76との間に挟持され、印刷待機状態となる。
ここで、携帯端末から印刷指令を入力すると、モーター26によりプラテン軸31および巻取りコア軸32が回転し、印刷テープ74およびインクリボン75が同時に送られると共に、印刷ヘッド21の発熱素子が選択的に駆動されて、印刷が行われる。印刷動作が進むと、印刷テープ74の印刷済み部分は、テープ排出口15から装置外部に送り出されてゆく。そして、印刷が完了すると、余白分の送りが行われた後、印刷テープ74の送りが停止する。ここで、モーター26が逆転し、カッター機構23およびテープ排出機構24が作動して、印刷テープ74が切断されると共に、切断された印刷済み部分がテープ排出口15から排出される。
次に、図2、図3、図5および図6を参照して、前面窓14廻りおよび側面窓18廻りの構造について、詳細に説明する。テープカートリッジ70は、その副種別表示86が装置ケース2の前面2b側に位置し、且つ主種別表示85が右側面2a側に位置するように、カートリッジ装着部6に装着される(図3参照)。そして、装置ケース2の前面2bには、副種別表示86に面して前面窓14が設けられ、右側面2aに設けた開閉蓋3には、主種別表示85に面して側面窓18が設けられている。
前面窓14は、カートリッジ装着部6に連通する前面窓開口41(第1窓開口)と、前面窓開口41を覆う前面窓カバー42(第1窓カバー)とを有している。同様に、側面窓18は、開閉蓋3を貫通するように側面窓開口43(第2窓開口)と、側面窓開口43を覆う側面窓カバー44(第2窓カバー)とを有している。この場合、前面窓開口41は、副種別表示86に面しているが、実際には、副種別表示86に対し上側に長く開口している。同様に、側面窓開口43は、主種別表示85に対し上側に長く開口している。これにより、斜め上側からの視線に対し、奥まった位置にある副種別表示86および主種別表示85が見易くなっている。また、詳細は後述するが、前面窓カバー42と側面窓カバー44とは、一体に形成されてカバーユニット45を構成しており、カバーユニット45として開閉蓋3に取り付けられている(図3参照)。
前面窓開口41は、下辺が上記の傾斜面部11のラインに平行となるように斜めに傾斜し、全体として台形形状に開口している。この台形形状となる前面窓開口41の右側面2a側は、カートリッジ装着部6と同様に開放されており、テープカートリッジ70を装着するときに親指が挿入される「指掛け口」として機能する。また、カバーユニット45として開閉蓋3に取り付けられた前面窓カバー42は、開閉蓋3の閉塞に伴って、この開放部側から前面窓開口41を閉塞するように臨む。
一方、カートリッジ装着部6は、その前側に上記のカッター機構23やテープ排出機構24の設置スペースを考慮して幾分後退した位置に設けられている。このため、カートリッジ装着部6に連通する前面窓開口41は、上記の設置スペース分の深さを有している。そして、前面窓開口41の下辺壁41aの下側には、カッター機構23の主要部やテープ排出機構24が内蔵され、側辺壁41bの背面側には、カッター機構23の作動ロッド35が内蔵されている。この場合、前面窓開口41の上辺壁41c、側辺壁41bおよび下辺壁41aは、装置ケース2の前面2b以外の5つの面と同様に明色となっており、特に下辺壁41aの表面(下縁面)は、照明光を副種別表示86に向かって反射する光反射面として機能している。なお、この下辺壁41aの表面を鏡面としてもよい。
図5および図6に示すように、カバーユニット45は、前面窓カバー42、側面窓カバー44および連結板部47から成り、透明な樹脂により、断面「L」字状に一体に成形されている。前面窓カバー42は、台形形状を為す前面窓開口41の開口形状と相補的形状(台形形状)の前カバー本体51と、前カバー本体51の基部に突設された指掛け部52とを有している。この指掛け部52は、開閉蓋3を開放する際に、使用者が指を掛ける部分として機能する。
側面窓カバー44は、開閉蓋3に形成した側面窓開口43に裏側から嵌め込まれる側カバー本体54と、側カバー本体54を縁取るように設けた枠部55と、枠部55の一方の短辺から延びる係止舌片56とを有している。側カバー本体54は、開閉蓋3の厚み分、枠部55から突出しており、側面窓カバー44を裏側から開閉蓋3に取り付けると、側カバー本体54の表面と、開閉蓋3の表面とが面一になる(図2参照)。また、係止舌片56は、カバーユニット45を開閉蓋3に取り付ける際に、開閉蓋3の裏面に形成した補強リブ61のスリット孔62に係止される。
連結板部47は、前面窓カバー42の基部と、側面窓カバー44における枠部55の他方の短辺とを連結している。連結板部47は、スリット状の係止開口58を形成した板部本体57と、板部本体57と前カバー本体51との間に渡した一対の補強部59とを有している。一対の補強部59は、ブラケットの形態を有しており、連結板部47から「L」字状に延びる前面窓カバー42を補強している。係止開口58は、カバーユニット45を開閉蓋3に取り付ける際に、開閉蓋3の裏面に形成した係止突起63に係止される。
すなわち、係止舌片56を開閉蓋3のスリット孔62に挿入係止し、係止開口58を開閉蓋3の係止突起63にスナップインの形式で係止することにより、カバーユニット45が開閉蓋3の裏面側に取り付けられる。なお、開閉蓋3に裏面側には、縦横に補強リブ61が設けられると共に、上記のヘッドリリース機構27を作動させる作動突起65、およびテープカートリッジ70の浮きを押さえる2つの押え突起66が設けられている。
以上のように、本実施形態によれば、装置ケース2の前面2bにテープカートリッジ70の副種別表示86を視認可能な前面窓14が設けられているので、テープ印刷装置1を机上に置いた状態で、前面窓14から装着したテープカートリッジ70の有無や種別を無理なく視認することができる。すなわち、机上の狭いスペースに置いたテープ印刷装置1の姿勢を変更することなく、テープカートリッジ70の種別等を確認することができる。
また、前面窓カバー42が開閉蓋3側に取り付けられているため、テープカートリッジ70の着脱容易性が損なわれることがない。しかも、前面窓カバー42および側面窓カバー44を一体に成形するようにしているため、これらをカバーユニット45として簡単に作製することができると共に、開閉蓋3に簡単に組み付けることができる。なお、副種別表示86や主種別表示85が視認可能である限りにおいて、前面窓14および側面窓18の形状は任意である。また、前面窓カバー42および側面窓カバー44を省略してもよい。
さらに、前面窓14に代えて、或いは加えて上面窓を設けるようにしてもよい。そして、上面窓は、カートリッジ装着部6に連通する上面窓と、これを覆う上面窓カバーとで構成することが好ましい。但しこの場合には、インクカートリッジの上周面にも副種別表示86が設けられていることが前提となる。
1 テープ印刷装置、2 装置ケース、2a 右側面、2b 前面、3 開閉蓋、6 カートリッジ装着部、14 前面窓、15 テープ排出口、18 側面窓、21 印刷ヘッド、41 前面窓開口、41a 下辺壁、42 前面窓カバー、43 側面窓開口、44 側面窓カバー、45 カバーユニット、47 連結板部、51 前カバー本体、52 指掛け部、54 側カバー本体、70 テープカートリッジ、71 カートリッジケース、71a 前周壁、71b 正面壁、73 蓋ケース、74 印刷テープ、84 ラベル、85 主種別表示、86 副種別表示

Claims (10)

  1. 着脱方向に平行な1の周面に、収容した印刷テープの種別表示を有するテープカートリッジが、前記種別表示を前面側および上面側のいずれかに向けた状態で、着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、
    前記カートリッジ装着部に装着された前記テープカートリッジの前記種別表示に対応する前面および上面のいずれかの面に設けられ、前記種別表示を視認可能な第1窓開口と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記第1窓開口は、前面に設けられると共に、前記種別表示に対し上側に長く開口していることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記カートリッジ装着部は、側面側に開放され、
    前記テープカートリッジは、前記カートリッジ装着部に側面側から着脱自在に装着され、
    前記第1窓開口は、前記カートリッジ装着部に連通すると共に側面側に開放されていることを特徴とする請求項1または2に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記テープカートリッジは、前記1の周面に直交する他の1の面に前記印刷テープの巻回状態を視認可能なケース壁を有しており
    記ケース壁越しに前記印刷テープの巻回状態を視認可能な第2窓開口、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  5. 前記カートリッジ装着部を開閉する開閉蓋を、更に備え、
    前記第2窓開口は、前記開閉蓋に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のテープ印刷装置。
  6. 前記第1窓開口には、透光性の第1窓カバーが設けられ、
    前記第1窓カバーは、前記開閉蓋に取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のテープ印刷装置。
  7. 前記第1窓カバーは、前記開閉蓋を開閉動作させるための指掛け部を有していることを特徴とする請求項6に記載のテープ印刷装置。
  8. 前記第2窓開口には、透光性の第2窓カバーが設けられ、
    前記第1窓カバーと前記第2窓カバーとは一体に成形され、前記開閉蓋に取り付けられていることを特徴とする請求項6または7に記載のテープ印刷装置。
  9. 前記第1窓開口を構成する下縁面は、光反射面で構成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  10. 1の周面に、収容した印刷テープの種別表示を有するテープカートリッジが、前記種別表示を前面側および上面側のいずれかに向けた状態で、着脱自在に装着されるカートリッジ装着部と、
    前記カートリッジ装着部に装着された前記テープカートリッジの前記種別表示に対応する前面および上面のいずれかの面に設けられ、前記種別表示を視認可能な第1窓開口と、を備えたテープ印刷装置であって、
    前記カートリッジ装着部は、側面側に開放され、
    前記テープカートリッジは、前記カートリッジ装着部に側面側から着脱自在に装着され、
    前記第1窓開口は、前記カートリッジ装着部に連通すると共に側面側に開放されていることを特徴とするテープ印刷装置。
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