JP6545600B2 - 印字ユニットおよびプリンタ - Google Patents

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Description

この発明は、印字ユニットおよびプリンタに関する。
従来、プリンタ装置において、各部の作動確認等のために、光センサが採用される。プリンタ装置は、上記センサの検出信号に応じ、各部が正しく作動しているか否かを確認し、所定の動作を順次実行する。各部が正しく作動していない場合には、プリンタ装置は動作を停止する。例えば、特許文献1には、プリンタ装置の用紙排出口に光センサを備える構成が開示されている。
光センサは、発光部と受光部とが互いに対向して配置されている。光センサは、発光部で発した光を受光部で受ける。発光部と受光部の間には、検出対象物(特許文献1の構成においては、用紙)が挿入される。発光部から発した光を検出対象物が遮ると、光が遮蔽される。光センサは、受光部で光を受けているか否かで、検出対象物の有無を検出する。
特開2013−111965号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような構成にあっては、検出対象物以外の異物が光センサの発光部と受光部との間に入り込むと、発光部から発した光が、異物によって遮られ続けてしまう。その結果、光センサは、実際には、検出対象物が無いにも関わらず、検出対象物が存在していると誤判定する検出信号を出力してしまう。
ところで、プリンタ装置においては、特許文献1に開示された用紙検出用の光センサに限らず、他の部位にも光センサが設けられることがある。
例えば、カッターの可動刃の動きを検出するため、カッターがホームポジションにあるか否かを検出するための位置検出用の光センサが採用される。位置検出用の光センサは、プリンタ装置の内部において、分解作業等を行わない限りユーザでは手が届かない部位に設けられることがある。このような位置検出用の光センサに、例えば用紙の細片等が異物として発光部と受光部との間に入り込んだ場合、ユーザでは細片等を除去することができず、プリンタ装置の使用に支障が生じる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、受光部と発光部との間に紙片等の異物が入り込むのを防止し、誤検知の発生を抑えることのできる印字ユニットおよびプリンタの提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の印字ユニットは、記録紙を紙送りするプラテンローラを有するプラテンユニットと、前記記録紙に印字する印字ヘッドを有するヘッドユニットと、前記プラテンユニットおよび前記ヘッドユニットの一方に設けられた固定刃と、前記プラテンユニットおよび前記ヘッドユニットの他方に設けられ、前記固定刃に対して接近離間自在にスライド移動可能とされたホルダと、前記ホルダに保持され、前記ホルダと一体にスライド移動することで前記固定刃との間で前記記録紙を切断する可動刃と、前記ホルダの動作を検出するセンサ部と、を備え、前記センサ部は、前記ホルダを収容するホルダハウジングに固定され、間隔を空けて対向配置された一対の壁部と、一方の前記壁部に設けられた発光部と、他方の前記壁部に設けられた受光部と、前記ホルダに設けられ、一対の前記壁部間に挿入されて、前記発光部から前記受光部に向かって発光される検出光を遮る挿入片と、前記ホルダに設けられ、一対の前記壁部の両外側において異物を押さえ込む押さえ部材と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ホルダハウジング内に侵入した紙片等の異物が、センサ部の一対の壁部と挿入片との間に入り込んだ場合、ホルダのスライド移動にともなって、一対の壁部の両側に位置する押さえ部材が異物を押さえ込む。この状態で、挿入片が一対の壁部間に挿入されると、挿入片によって一対の壁部間で異物を切断することができる。これにより、異物が一対の壁部間に入り込んで引っ掛かり、発光部から受光部に向かって発光される検出光を遮るのを防ぐことができる。したがって、ホルダおよびホルダと連動する可動刃の位置について誤検知の発生を抑えることができる。
また、前記挿入片の先端部は、鋭角に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、一対の壁部の両側に位置する押さえ部材が異物を押さえ込んだ状態で、異物を挿入片の鋭角な先端部で確実に切断することができる。
また、前記押さえ部材の先端部は、前記挿入片の先端部よりも前記一対の前記壁部側に突出して設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、ホルダのスライド移動にともなって、挿入片が一対の壁部間に挿入されるに先立ち、押さえ部材が異物を押さえ込むことができる。これによって、一対の壁部とその両側の押さえ部材との間で異物を確実に固定した状態で、挿入片により異物を容易に切断することができる。
また、本発明のプリンタは、上述の印字ユニットと、前記印字ユニットを収容するケーシングと、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ホルダおよびホルダと連動する可動刃の位置についての誤検知の発生を抑えることができる、信頼性の高いプリンタとすることができる。
本発明によれば、ホルダハウジング内に侵入した紙片等の異物が、センサ部の一対の壁部と挿入片との間に入り込んだ場合、ホルダのスライド移動にともなって、一対の壁部の両側に位置する押さえ部材が異物を押さえ込む。この状態で、挿入片が一対の壁部間に挿入されると、挿入片によって一対の壁部間で異物を切断することができる。これにより、異物が一対の壁部間に入り込んで引っ掛かり、発光部から受光部に向かって発光される検出光を遮るのを防ぐことができる。したがって、ホルダおよびホルダと連動する可動刃の位置について誤検知の発生を抑えることができる。
サーマルプリンタの蓋体を開いた状態を示す断面図である。 サーマルプリンタの蓋体を閉じた状態を示す断面図である。 印字ユニットを構成するプラテンユニットの全体構造を示す斜視図である。 可動刃フレームをプラテンローラが設けられる側から見た図である。 可動刃フレームが固定刃側にスライド移動した状態を示す図である。 図3における可動刃フレームの符号fに示す部分を示す拡大図である。 可動刃フレームが固定刃側に移動した状態におけるセンサの構成を示す図である。 可動刃フレームがホームポジション側に移動した状態におけるセンサの構成を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、プリンタの一例として、プラテンローラと可動刃とが同じユニットに設けられ、サーマルヘッドと固定刃とが同じユニットに設けられた印字ユニットを備えるサーマルプリンタを例にあげて説明する。
図1は、サーマルプリンタの蓋体を開いた状態を示す断面図である。図2は、サーマルプリンタの蓋体を閉じた状態を示す断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態のサーマルプリンタA(請求項の「プリンタ」に相当。)は、互いに分離可能に組み合わされるプラテンユニット2とヘッドユニット3とを備えた印字ユニット1と、印字ユニット1および記録紙Pが巻回されたロール紙Rを収容するいわゆるクラムシェル型のケーシング4と、を備えている。
ケーシング4は、上記ロール紙Rを投入する投入口5aが上面に形成され、該ロール紙Rを載置するための円弧状のロール紙収納部5bが形成されたケーシング本体5と、このケーシング本体5に対してヒンジ部7を介して開閉可能に連結された蓋体6と、を備えている。
ケーシング本体5と蓋体6の先端部との間には、紙送りされた記録紙Pを外部に排出させる排出口8(図2参照)が形成されている。
プラテンユニット2は、ロール紙Rから引き出された記録紙Pをケーシング4外に紙送りするプラテンローラ10と、可動刃11と、を主に備えており、蓋体6の先端側の内面に設けられている。プラテンユニット2は、蓋体6の開閉動作にともなって移動することで、ヘッドユニット3に対して分離可能に組み合わせ可能とされている。
ヘッドユニット3は、プラテンローラ10に対して適度な押圧力で押し付けられるサーマルヘッド12(請求項の「印字ヘッド」に相当。)と、固定刃13と、を主に備えており、ケーシング本体5に配置されている。具体的には、ヘッドユニット3は、ロール紙収納部5bに隣接して一体的に形成された内部プレート5c上に固定されている。
図2に示すように、印字ユニット1は、蓋体6が閉まることでプラテンユニット2とヘッドユニット3とが組み合わされたとき、プラテンローラ10に対してサーマルヘッド12が押し付けられるとともに、固定刃13に対して可動刃11が重なり合う。可動刃11と固定刃13とでカッター機構14を構成している。
(プラテンユニット)
以下、プラテンユニット2の構成を詳細に説明する。
図3は、印字ユニットを構成するプラテンユニットの全体構造を示す斜視図である。
図3に示すように、プラテンユニット2は、プラテンローラ10と、可動刃11を支持するとともに可動刃11を固定刃13(図2参照)に対して接近離間自在にスライド移動させる可動刃フレーム20と、可動刃フレーム20をスライド移動させるための可動刃駆動用歯車35とを備えている。
プラテンローラ10は、記録紙Pの紙幅方向に沿って延在し、図示しないモータの駆動により、ロール紙Rから引き出された記録紙Pを搬送する。プラテンローラ10は、図2に示すサーマルヘッド12に対して記録紙Pを押し付けるとともに、排出口8からケーシング4外に排出する。
図4は、可動刃フレームをプラテンローラが設けられる側から見た図であり、図5は、可動刃フレームが固定刃側にスライド移動した状態を示す図である。
図3から図5に示すように、可動刃11は、根元側から刃先11aまでの長さが幅方向両端から幅方向中央部に向かって漸次短くなるように形成された平面視V字型の板状の刃とされている。可動刃11は、根元側が幅方向の全長にわたって可動刃フレーム20に固定されている。可動刃11は、固定刃13との間で、排出口8から排出される記録紙Pを所定の箇所で紙幅方向に切断する。
可動刃フレーム20は、可動刃11の幅方向に沿って延在し、可動刃11の根元側を保持するホルダ21と、ホルダ21の両端部に連設され、可動刃11の幅方向両側において可動刃11の刃先11a方向に延在したサイドフレーム22,23と、で平面視コの字状をなしている。
サイドフレーム22,23には、可動刃駆動用歯車35に噛合するラック36が一体的に形成されている。
可動刃フレーム20は、可動刃駆動用歯車35の正逆回転にともなって往復移動する。図4および図5に示すように、可動刃11は、可動刃フレーム20とともに、固定刃13に対して接近離間する方向(矢印aの方向または矢印bの方向)にスライド移動可能とされている。本実施形態では、矢印aの方向は、可動刃11がホームポジションへ向かう方向となっており(図4参照)、矢印bの方向は、可動刃11が切断位置へ向かう方向(ホームポジションから離脱する方向、図5参照)となっている。
図6は、図3における可動刃フレームの符号fに示す部分を示す拡大図であり、図7は、可動刃フレームが固定刃側に移動した状態におけるセンサの構成を示す図であり、図8は、可動刃フレームがホームポジション側に移動した状態におけるセンサの構成を示す図である。
図6に示すように、プラテンユニット2は、可動刃フレーム20のホルダ21の位置を検出するセンサ部50を備えている。センサ部50は、プラテンユニット2のホルダハウジング15に固定されたセンサ本体51と、ホルダ21の可動刃11側とは反対側の端面21fに設けられた挿入片52と、を備えている。
図7および図8に示すように、センサ本体51は、ホルダハウジング15に固定されたベース部51aと、ベース部51aからホルダ21側に向かって突出する一対の壁部50A,50Bのうち、一方の壁部50Aに設けられた発光部51bと、他方の壁部50Bに設けられた受光部51cと、を有する。
壁部50A,50Bは、可動刃11が固定刃13に対して接近離間する方向に沿って立設されている。壁部50A,50Bは、互いに間隔を空けて互いに対向している。センサ本体51は、コの字状をなしている。
センサ部50は、一方の壁部50Aの発光部51bに備えた不図示の発光素子から受光部51cに向かって検出光Bを発し、他方の壁部50Bの受光部51cに備えた不図示の受光素子で検出光Bを検出する、いわゆる光センサである。
挿入片52は、ホルダ21の端面21fからセンサ本体51側に向かって突出するよう設けられている。
挿入片52は、可動刃フレーム20が固定刃13から最も離間したホームポジション(図4および図6に示す状態)にあるときに、センサ本体51の発光部51bと受光部51cとの間に挿入される。このとき、図8中の二点鎖線で示すように、発光部51bで発光する検出光Bは、挿入片52により遮断される。
挿入片52は、可動刃フレーム20がホームポジションから固定刃13側に向かって接近する方向に移動すると、発光部51bと受光部51cとの間から離脱する。このとき、発光部51bで発光する検出光Bは、受光部51cにより受光される。
センサ部50は、上述のように構成されたセンサ本体51と挿入片52とにより、可動刃フレーム20がホームポジションにあるか否かを、受光部51cにおける受光の有無によって検出する。
挿入片52は、センサ本体51側の先端部52sが、鋭角に形成されている。
センサ部50の挿入片52の両側方には、一対の押さえ部材55,55が、挿入片52と平行に、ホルダ21の端面21fからセンサ本体51側に向かって突出するように設けられている。押さえ部材55,55は、可動刃フレーム20がホームポジションに位置したときに、センサ本体51の発光部51bおよび受光部51cの外側に近接して位置するよう設けられている。
ここで、押さえ部材55,55と、発光部51bおよび受光部51cとの隙間寸法sは、記録紙Pの厚みよりも大きく、かつなるべく小さく設定するのが好ましい。例えば、記録しPの厚みが60〜80μmである場合、隙間寸法sは、60〜200μm程度に設定するのが好ましい。
押さえ部材55,55の先端部55s,55sは、挿入片52の先端部52sよりもセンサ本体51側に突出している。
また、押さえ部材55,55の先端部55s,55sにおいて、発光部51bおよび受光部51cに近接する側の角部55t,55tは、直角となっている。さらに、発光部51bおよび受光部51cの先端部において、押さえ部材55,55に近接する側の角部51t,51tも、直角となっている。
(サーマルプリンタの作用)
次に、上記のように構成されたサーマルプリンタAの作動について説明する。
図2に示すように、図示しないモータによりプラテンローラ10を回転させると、記録紙Pが、プラテンローラ10とサーマルヘッド12との間で挟み込まれながら紙送りされる。紙送りと同時に、サーマルヘッド12の不図示の発熱素子を適宜発熱させることで、紙送りされる記録紙Pに対して各種の文字や図形等を明瞭に印字することができる。
印字された記録紙Pは固定刃13と可動刃11との間を通過する。
サーマルプリンタAは、記録紙Pが所定の長さだけ通過した後、可動刃駆動用歯車35を回転駆動させて、回転力をプラテンユニット2のラック36に伝達させる。これにより、可動刃フレーム20は、ホームポジションから固定刃13側にスライドする。固定刃13と可動刃11とは、可動刃フレーム20とともに可動刃11が固定刃13に向けてスライドすることにより記録紙Pを切断する。切断した記録紙Pは、例えばレシートやチケット等として使用される。
ところで、図7に示すように、固定刃13と可動刃11とで記録紙Pを切断した際、細い細片Ps(請求項の「異物」に相当。)が生じることがある。この細片Psは、可動刃11の繰り返しの切断動作によってプラテンユニット2内に押し込まれ、センサ部50のセンサ本体51と挿入片52との間に入り込むことがある。
図8に示すように、細片Psは、可動刃フレーム20が固定刃13側から離間してホームポジションに向かって移動すると、一対の壁部50A,50Bの両外側において、一対の押さえ部材55,55により押さえ込まれる。続いて、細片Psは、一対の押さえ部材55,55と、センサ本体51の発光部51bおよび受光部51cとの間で挟み込まれて固定される。続いて、可動刃フレーム20が、さらにホームポジションに向かって移動すると、鋭角に形成された挿入片52の先端部52sが発光部51bと受光部51cとの間に入り込み、細片Psが切断される。このとき、細片Psは、一対の押さえ部材55,55と、センサ本体51の発光部51bおよび受光部51cとの間で挟み込まれているので、挿入片52によって発光部51bと受光部51cとの間に押し込まれることなく切断される。
上述した構成によれば、印字ユニット1は、間隔を空けて対向配置された一対の壁部50A,50Bと、一対の壁部50A,50B間に挿入される挿入片52と、一対の壁部50A,50Bの両側にそれぞれ設けられた押さえ部材55,55と、を備えている。この構成によれば、紙片等の細片Psが、センサ部50の一対の壁部50A,50Bと挿入片52との間に入り込んだ場合、一対の壁部50A,50Bとその両側の押さえ部材55,55との間で細片Psを挟み込んだ状態で、細片Psを挿入片52によって切断することができる。これにより、細片Psが、一対の壁部50A,50Bの間に入り込んで引っ掛かり、発光部51bから受光部51cに向かって発光される検出光Bを遮るのを防ぐことができる。したがって、ホルダ21およびホルダ21と連動する可動刃11の位置について誤検知の発生を抑えることができる。
また、挿入片52の先端部52sが鋭角に形成されているので、一対の壁部50A,50Bとその両側の押さえ部材55,55との間で細片Psを挟み込んだ状態で、細片Psを確実に切断することができる。
また、押さえ部材55,55の先端部55s,55sは、挿入片52の先端部52sよりも一対の壁部50A,50B側に突出して設けられている。この構成によれば、可動刃フレーム20が固定刃13側から離間する方向に移動するときに、挿入片52が一対の壁部50A,50B間に挿入されるに先立ち、一対の壁部50A,50Bとその両側の押さえ部材55,55との間で細片Psを確実に挟み込むことができる。これによって、細片Psを挿入片52で確実に切断することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、挿入片52の先端部52sを鋭角に形成したが、これに限らない。例えば、挿入片52の先端部52sは、鈍角状でもよいし、平面状、凸湾曲面状等としてもよい。
押さえ部材55,55の先端部55s,55sは、挿入片52の先端部52sよりもセンサ本体51側に突出していたが、これに限らない。押さえ部材55,55の先端部55s,55sは、挿入片52の先端部52sと同等の位置に配置されるようにしてもよい。
また、押さえ部材55,55の先端部55s,55sの角部55t,55t、および一対の壁部50A,50Bの角部51t,51tは、それぞれ直角となっていたが、これに限らない。また、細片Psと押さえ部材55,55との間に生じる摩擦を高めるため、押さえ部材55,55の角部55t,55t、および一対の壁部50A,50Bの角部51t,51tに、例えばゴム等の摩擦係数の高い材料を設けたり、押さえ部材55や一対の壁部50A,50B自体を例えば硬質ゴム等の摩擦係数の高い材料で形成したりしてもよい。
また、上述の実施形態では、プラテンユニット2は、蓋体6の開閉動作にともなって移動することで、ヘッドユニット3に対して分離可能に組み合わせ可能とされていたが、プラテンユニット2がヘッドユニット3に対して分離不能に組み付けられていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1・・・印字ユニット 2・・・プラテンユニット 3・・・ヘッドユニット 4・・・ケーシング 10・・・プラテンローラ 11・・・可動刃 12・・・サーマルヘッド(印字ヘッド) 13・・・固定刃 15・・・ホルダハウジング 21・・・ホルダ 50・・・センサ部 50A,50B・・・壁部 51b・・・発光部 51c・・・受光部 52・・・挿入片 55・・・押さえ部材 A・・・サーマルプリンタ(プリンタ) B・・・検出光 P・・・記録紙 Ps・・・細片(異物)

Claims (4)

  1. 記録紙を紙送りするプラテンローラを有するプラテンユニットと、
    前記記録紙に印字する印字ヘッドを有するヘッドユニットと、
    前記プラテンユニットおよび前記ヘッドユニットの一方に設けられた固定刃と、
    前記プラテンユニットおよび前記ヘッドユニットの他方に設けられ、前記固定刃に対して接近離間自在にスライド移動可能とされたホルダと、
    前記ホルダに保持され、前記ホルダと一体にスライド移動することで前記固定刃との間で前記記録紙を切断する可動刃と、
    前記ホルダの動作を検出するセンサ部と、
    を備え、
    前記センサ部は、
    前記ホルダを収容するホルダハウジングに固定され、間隔を空けて対向配置された一 対の壁部と、
    一方の前記壁部に設けられた発光部と、
    他方の前記壁部に設けられた受光部と、
    前記ホルダに設けられ、一対の前記壁部間に挿入されて、前記発光部から前記受光部 に向かって発光される検出光を遮る挿入片と、
    前記ホルダに設けられ、一対の前記壁部の両外側において異物を押さえ込む押さえ部 材と、
    を備えることを特徴とする印字ユニット。
  2. 前記挿入片の先端部は、鋭角に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の印字ユニット。
  3. 前記押さえ部材の先端部は、前記挿入片の先端部よりも前記一対の前記壁部側に突出して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の印字ユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の印字ユニットと、
    前記印字ユニットを収容するケーシングと、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
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