JP2015168178A - カッター付きプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レイアウト性の向上や、簡素化、低コスト化を図った上で、プラテンローラのセット状態の把握、及び可動刃の初期位置の検出を行うことができるカッター付きプリンタを提供する。【解決手段】プラテンユニット2に組み込まれた固定刃13と、ヘッドユニット3にスライド可能に組み込まれるとともに、固定刃13との間で記録紙を切断する可動刃11と、を備え、プラテンユニット2には、ヘッドユニット3及びプラテンユニット2の組み合わせ時にヘッドユニット3における所定位置に配置されるとともに、可動刃11のスライド移動時に可動刃11に係合して、可動刃11とともに移動する被検出部材33が配設され、ヘッドユニット3の所定位置には、被検出部材33を検出して可動刃11が初期位置に位置していることを検出するセンサ61が配設されていることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、カッター付きプリンタに関する。
従来から、カッター機構を備えるカッター付きプリンタとして、熱を加えると発色する特殊な記録紙(感熱紙)に対して印刷を行うサーマルプリンタが知られている。サーマルプリンタは、小型軽量化が可能であり、またトナーやインク等も使用せず簡素な構成であることから、キャッシュレジスターや携帯端末装置等のケーシングに組み込まれ、各種ラベルや、レシート、チケット等の印刷に広く利用されている。
上述したサーマルプリンタとして、例えばロール紙を収納するケーシング本体側にサーマルヘッドを有するヘッドユニットが取り付けられ、ケーシング本体に対して開閉操作可能に連結されたプリンタカバー側にプラテンローラを有するプラテンユニットが取り付けられた、いわゆる分離型が知られている。
また、上述したカッター機構は、上述した両ユニットのうち、例えばヘッドユニット側に組み込まれた固定刃と、例えばプラテンユニット側に組み込まれた可動刃と、を備えている。この構成によれば、プラテンユニット及びヘッドユニットが組み合わされた状態で、可動刃を固定刃に対してスライド移動させることで、可動刃及び固定刃との間で記録紙を挟み込んで切断するようになっている。
ところで、サーマルプリンタでは、プラテンローラを作動させるためのセンサが搭載されている。例えば、下記特許文献1に示されるサーマルプリンタでは、サーマルヘッド及びプラテンローラを具備する本体ユニットに対して、カッター機構を具備するカッターユニットが正常にセットされたか否かをセンサで検出し、正常にセットされたことが検出されたときだけプラテンローラを作動させるようになっている。これにより、紙ジャム等の発生を抑制できるとされている。
特開平7−290778号公報
しかしながら、上述したサーマルプリンタにおいては、通常、安全性の観点等から可動刃の位置を検出するセンサが必要とされている。そのため、特許文献1の構成では、プラテンローラを作動させるための上述したセンサと、可動刃の初期位置(ホームポジション)を検出するセンサと、をそれぞれ別個に設ける必要がある。また、分離型のサーマルプリンタにおいても、プラテンユニット及びヘッドユニットのセット状態を把握して、プラテンローラを作動させるためのセンサと、可動刃の初期位置を検出するセンサと、を別個に設ける必要がある。
これらの場合、複数のセンサを設けることで、部品点数の増加や、レイアウト性の低下、コスト増に繋がり易いという課題がある。
ここで、上述した分離型のサーマルプリンタにおいて、ヘッドユニット側にセンサを設けるとともに、プラテンユニット側に可動刃、及び可動刃に連動する被検出部材を設ける構成も考えられる。この場合には、プラテンユニット及びヘッドユニットの組み合わせたときに、被検出部材がセンサにより検出されるように構成することで、両ユニットのセット状態の把握と、可動刃の初期位置の検出と、を1つのセンサで行うことができると考えられる。
しかしながら、上述した分離型のサーマルプリンタでは、プラテンユニットに可動刃が取り付けられている関係で、プラテンユニットの構成の簡素化には限界がある。通常の分離型(クラムシェル型)サーマルプリンタでは、上述したようにプラテンユニットがプリンタカバーに取り付けられることになるため、プラテンユニットには小型軽量化が要求されている。ところが、上述したプラテンユニットでは、プラテンユニットが取り付けられるプリンタカバーの小型軽量化を図る点で未だ改善の余地があった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたものであって、レイアウト性の向上や、簡素化、低コスト化を図った上で、プラテンローラのセット状態の把握、及び可動刃の初期位置の検出を行うことができるカッター付きプリンタを提供することを目的としている。
(1)本発明に係るカッター付きプリンタは、記録紙を紙送りするプラテンローラを有するプラテンユニットと、複数の発熱素子が配設されたサーマルヘッドを有し、前記プラテンユニットに対して分離可能に組み合わされるヘッドユニットと、前記プラテンユニットに組み込まれた固定刃と、前記ヘッドユニットにスライド可能に組み込まれるとともに、前記固定刃との間で前記記録紙を切断する可動刃と、を備え、前記プラテンユニットには、前記ヘッドユニット及び前記プラテンユニットの組み合わせ時に前記ヘッドユニットにおける所定位置に配置されるとともに、前記可動刃のスライド移動時に前記可動刃に係合して、前記可動刃とともに移動する被検出部材が配設され、前記ヘッドユニットの前記所定位置には、前記被検出部材を検出して前記可動刃が初期位置に位置していることを検出するセンサが配設されていることを特徴としている。
この構成によれば、プラテンユニットに被検出部材が配設されているため、両ユニットを組み合わせたときに、被検出部材がヘッドユニットの所定位置に位置合わせされる。一方、ヘッドユニットの所定位置には、センサが配設されているため、両ユニットが確実に組み合わされる場合には、被検出部材がセンサにより検出される。これにより、両ユニットが確実にセットされ、印刷可能状態に移行したことを正確に把握することができる。したがって、紙ジャム等の発生を抑制した状態で印刷を開始することができる。また、これと同時に、センサは被検出部材を検出することで可動刃が初期位置に位置していることを検出する。
このように、1つのセンサを用いて、両ユニットの組み合わせ状態(プラテンローラのセット状態)の把握と、可動刃の位置検出と、を行うことができる。したがって、プラテンローラのセット状態の把握と、可動刃の位置検出と、を別々のセンサを用いて行う場合に比べて、部品点数を削減でき、低コスト化を図り易い。また、各部品点数を削減できる分、レイアウト性を向上させることができる。
特に、本発明の構成によれば、プラテンユニットに固定刃及び被検出部材を設け、可動刃のスライド移動時にヘッドユニット側の可動刃を被検出部材に係合させる構成とした。そのため、複雑な構成になりがちな可動刃の駆動機構等をプラテンユニット側に設ける必要がないので、プラテンユニット側の簡素化を図ることができる。この場合、プラテンユニットが取り付けられるプリンタカバーの小型軽量化を図ることができる。
(2)本発明に係るカッター付きプリンタでは、前記被検出部材は、前記可動刃とともにスライド移動可能とされていてもよい。
この構成によれば、被検出部材が可動刃とともにスライド移動可能とされているため、被検出部材をスムーズに移動させることができる。
(3)本発明に係るカッター付きプリンタでは、前記被検出部材は、前記プラテンユニットに回動可能に支持され、前記可動刃のスライド移動に応じて回動してもよい。
この構成によれば、被検出部材が可動刃のスライド移動に応じて回動することで、レイアウト性の向上を図った上で、被検出部材をスムーズに移動させることができる。
(4)本発明に係るカッター付きプリンタでは、前記被検出部材は、前記プラテンローラに同軸状に配置されるとともに、前記可動刃のスライド移動時に前記プラテンローラに対して独立して回動可能とされていてもよい。
この構成によれば、プラテンローラのプラテン軸に被検出部材を配設できるので、被検出部材の支持部を新たに配設する場合に比べて、部品点数を削減でき、低コスト化を図り易い。
(5)本発明に係るカッター付きプリンタでは、前記プラテンユニットには、前記被検出部材を前記所定位置に向けて付勢する付勢部材が配設されていてもよい。
この構成によれば、被検出部材が付勢部材によって所定位置に向けて付勢されているため、可動刃の初期位置への復帰に追従して、被検出部材を所定位置に向けてスムーズに復帰させることができる。これにより、センサの動作信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、レイアウト性の向上や、簡素化、低コスト化を図った上で、プラテンローラのセット状態の把握、及び可動刃の初期位置の検出を行うことができる。
プリンタカバーの開位置において、ケーシング内にサーマルプリンタが組み込まれた状態を示す断面図である。 プリンタカバーの閉位置において、ケーシング内にサーマルプリンタが組み込まれた状態を示す断面図である。 第1実施形態におけるサーマルプリンタの分解斜視図である。 第1実施形態におけるプラテンユニットの斜視図である。 第1実施形態におけるサーマルプリンタを左右方向の他方側から見た側面図である。 第1実施形態におけるサーマルプリンタの平面図である。 可動刃本体のスライド時の動作を示す説明図であって、図5に相当する側面図である。 可動刃本体のスライド時の動作を示す説明図であって、図5に相当する側面図である。 可動刃本体のスライド時の動作を示す説明図であって、図6に相当する平面図である。 第2実施形態におけるプラテンユニットの斜視図である。 第2実施形態におけるプラテンユニットの側面図である。 第2実施形態におけるプラテンユニットの側面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
[サーマルプリンタ]
図1、図2は、ケーシング4内にサーマルプリンタ1が組み込まれた状態を示す断面図であって、図1はプリンタカバー6の開位置を示し、図2はプリンタカバー6の閉位置を示す。なお、本実施形態では、図1に示す例において、紙面上下方向を単に上下方向L1、紙面に直交する方向を左右方向L2、上下方向L1及び左右方向L2に直交する方向を前後方向L3として説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、互いに分離可能に組み合わされるプラテンユニット2及びヘッドユニット3を備え、記録紙Pが巻回されたロール紙Rを収容する、いわゆるクラムシェル型のケーシング4内に組み込まれている。
ケーシング4は、ロール紙Rを収容するロール紙収容部5aが形成されたケーシング本体5と、ロール紙収容部5aを開閉するプリンタカバー6と、を備えている。
プリンタカバー6は、ヒンジ部7を介してケーシング本体5に回動可能に連結されている。また、図2に示すように、プリンタカバー6の閉位置において、ロール紙収容部5aの開口縁と、プリンタカバー6の先端部と、の間には、記録紙Pを外部(上方)に排出する排出口8が形成されている。
上述したプラテンユニット2は、プラテンローラ10及び固定刃13が主に組み込まれたユニットであって、プリンタカバー6の内面における先端側に組み付けられている。このため、プラテンユニット2は、プリンタカバー6の開閉動作に伴って移動することで、ヘッドユニット3に対して分離可能に組み合わされる。
一方、ヘッドユニット3は、例えばサーマルヘッド12及び可動刃11が主に組み込まれたユニットであって、ケーシング本体5に組み付けられている。図示の例において、ヘッドユニット3は、ロール紙収容部5aに隣接して配設された内部プレート5b上に、サーマルヘッド12をロール紙収容部5a側に向けた状態で固定されている。
なお、プリンタカバー6が閉まり、プラテンユニット2とヘッドユニット3とが組み合わされたときに、図2に示すように、プラテンローラ10に対してサーマルヘッド12が押し付けられるとともに、固定刃13に対して可動刃11が重なり合う。なお、固定刃13及び可動刃11によりカッター機構14を構成している。
次に、上述したサーマルプリンタ1の構成を詳述する。
(プラテンユニット)
図3はサーマルプリンタ1の分解斜視図である。また、図4はプラテンユニット2の斜視図である。
図3、図4に示すように、プラテンユニット2は、プラテンフレーム21と、これらプラテンフレーム21に支持されたプラテンローラ10及び固定刃13と、を有している。
プラテンフレーム21は、左右方向L2に沿って延在する基部24と、基部24における左右方向L2の両端部から下方に向けて延設された一対の側壁部25と、を有している。
プラテンローラ10は、プリンタカバー6の閉位置においてプラテンユニット2とヘッドユニット3とが組み合わされたときに、記録紙Pを間に挟んだ状態でヘッドユニット3側のサーマルヘッド12に対して外周面が接触するように配置されている。具体的に、プラテンローラ10は、左右方向L2に沿って延びるプラテン軸27と、プラテン軸27に外装されたゴム等からなるローラ本体28と、を備えている。
プラテン軸27の両端部には、軸受29がそれぞれ設けられ、これら軸受29を介してプラテンローラ10が側壁部25に回転可能に支持されている。
また、プラテン軸27の一端部(プラテン軸27のうち、左右方向L2における一方側の軸受29よりも外側に位置する部分)には、プラテン用歯車31が装着されている。このプラテン用歯車31は、プラテンユニット2とヘッドユニット3とが組み合わされたとき、ヘッドユニット3側の後述するプラテン駆動用歯車52(図3参照)に噛合して、回転力が伝達される歯車とされている。これにより、プラテンローラ10の全体が回転し、サーマルヘッド12との間で記録紙Pを挟み込みながら紙送りすることが可能とされている。
固定刃13は、左右方向L2に沿って延在する板状とされ、その刃先を前後方向L3の一方側に向けた状態でプラテンフレーム21の基部24上に固定されている。なお、固定刃13の根元は、プラテンフレーム21の基部24から上方に向けて立設された立ち上がり部32に保持されている。
図5は、サーマルプリンタ1を左右方向L3の他方側から見た側面図である。また、図6は、サーマルプリンタ1の平面図である。
ここで、図4〜図6に示すように、プラテンフレーム21のうち、左右方向L2における他方側に位置する部分には、プラテンフレーム21に対して前後方向L3にスライド移動可能とされた被検出部材33が配設されている。被検出部材33は、左右方向L2及び上下方向L1それぞれから見てL字状とされた部材である。具体的に、被検出部材33は、前後方向L3に沿って延びるベース片34と、ベース片34の先端部から下方に向けて延びる第1突片部35と、ベース片34の先端部から左右方向L2における一方側に向けて延びる第2突片部36と、を有している。
ベース片34は、プラテンフレーム21の基部24うち、左右方向L2の他方側に位置する側壁部25よりも外側に位置する部分に支持されるとともに、先端部が固定刃13の刃先よりも前後方向L3における一方側に位置している。なお、プラテンフレーム21の上述した立ち上がり部32のうち、ベース片34と前後方向L3で重なる部分には、ベース片34のスライド移動を許容する切欠き部32aが形成されている。
第1突片部35は、後述するセンサ61のON・OFF操作を行うためのものであって、その下端部が固定刃13よりも下方に位置している。
第2突片部36は、その先端部が固定刃13上に位置しており、プラテンユニット2とヘッドユニット3とが組み合わされたときに、可動刃11と前後方向L3で対向する位置(所定位置)に位置合わせされるようになっている。また、第2突片部36の基端部と立ち上がり部32との間には、被検出部材33を立ち上がり部32から離間する方向(固定刃13の刃先側)に向けて付勢する付勢部材38が介在している。
(ヘッドユニット)
図3に示すように、上述したヘッドユニット3は、ユニットフレーム41と、ユニットフレーム41に支持されたサーマルヘッド12及び可動刃11と、を備えている。
ユニットフレーム41は、樹脂等からなる箱型とされ、左右方向L3の両側に配設された一対の側壁部42と、これら側壁部42間を架け渡す基部43と、を有している。
可動刃11は、プリンタカバー6を閉じてヘッドユニット3とプラテンユニット2とが組み合わされたときに、記録紙Pを挟んで固定刃13に対して前後方向L3で向き合う位置に配設されている。具体的に、可動刃11は、可動刃フレーム45と、可動刃フレーム45にスライド可能に支持された可動刃本体46と、可動刃本体46を駆動させる駆動機構47と、を備えている。
可動刃フレーム45は、基部43のうち、前後方向L3における一方側に位置する部分に側壁部42間を架け渡すように配置されている。
可動刃本体46は、根元から刃先までの長さが両端から中央に向かって漸次短くなるように形成された平面視略V字型とされている。
なお、可動刃本体46における左右方向L2の両端部には、前後方向L3に沿う他方側に向かうに従い上方に向けて湾曲しながら延びる一対の突起部46aが形成されている。これら突起部46aは、可動刃11が固定刃13に対してスライドする際、固定刃13の上方に可動刃11を乗り上げ易くするためのガイドとして機能する。また、図5、図6に示すように、突起部46aは、上述した被検出部材33のうち、第2突片部36と前後方向L3で対向する位置に形成されている。そして、突起部46aは、可動刃11が固定刃13に対してスライドする際、第2突片部36に突き当たり被検出部材33を前後方向L3の他方側に向けて押圧可能となっている。
駆動機構47は、可動刃フレーム45上に搭載された正逆転可能なカッター用モータ48と、カッター用モータ48及び可動刃本体46間に接続される図示しない輪列機構と、を有している。そして、可動刃本体46は、カッター用モータ48の駆動力が輪列機構を介して伝達されることで、スライド移動する。
図3に示すように、サーマルヘッド12は、左右方向L2(記録紙Pの紙幅方向)に沿って延在する板状とされ、基部43のうち可動刃11よりも前後方向L3における他方側に配置されている。サーマルヘッド12の表面には、複数の発熱素子12aがライン状に配列されており、プリンタカバー6の閉位置において、プラテンローラ10に対向配置されている。なお、サーマルヘッド12は、図示しないコイルばね等によって前後方向L3における他方側(プラテンローラ10側)に向けて付勢されている。
また、ユニットフレーム41の基部43のうち、サーマルヘッド12よりも前後方向L3の他方側に位置する部分には、ガイド部43aが形成されている。ガイド部43aは、上述した発熱素子12aよりも下方に位置し、ロール紙収容部5aから引き出された記録紙Pをサーマルヘッド12に案内するようになっている。
また、ユニットフレーム41の側壁部42のうち、ガイド部43aに対して左右方向L2の両側に位置する部分には、プラテンローラ10の軸受29を受け入れる軸受収容部51が形成されている。これにより、プラテンユニット2とヘッドユニット3とが互いに組み合わされた際に、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが互いに位置ずれすることなく組み合わされ、両者の間に記録紙Pが確実に挟み込まれる。
また、ユニットフレーム41のうち、左右方向L2における一方側には、プラテンユニット2とヘッドユニット3とが互いに組み合わされた際に、プラテンユニット2のプラテン用歯車31に噛合するプラテン駆動用歯車52が設けられている。このプラテン駆動用歯車52は、図示しないプラテン用輪列機構を介してユニットフレーム41内に配設された図示しないプラテン駆動用モータに接続されている。これにより、プラテン駆動用モータを適宜回転させることで、その回転力をプラテン用輪列機構、及びプラテン駆動用歯車52を介してプラテン用歯車31に伝達し、プラテンローラ10を回転させることが可能とされている。
ここで、図5に示すように、ユニットフレーム41のうち、左右方向L2における他方側の側壁部42には、プラテンユニット2の上述した被検出部材33を検出するセンサ61が配設されている。センサ61は、例えば機械的な機構によって被検出部材33(第1突片部35)を検出する、いわゆるメカニカルセンサである。具体的に、センサ61は、側壁部42の外面に取り付けられた本体部62と、左右方向L2に沿う軸心O周りに本体部62に対して回動可能とされたレバー63と、を有している。
レバー63は、センサ61がOFF状態となる起立位置(図8参照)と、センサ61がON状態となる傾動位置(図5参照)と、の間で傾動する。なお、レバー63は、図示しない付勢部材により起立位置に向けて付勢されている。
センサ61は、起立位置において、レバー63が側壁部42よりも上方に突出した状態で、かつ上方に向かうに従い前後方向L3における一方側に向けて傾いた状態で保持されるように側壁部42に固定されている。具体的に、センサ61は、プリンタカバー6の開閉動作時における第1突片部35の移動軌跡上であって、ヘッドユニット3とプラテンユニット2とが組み合わされる際に、レバー63が上述した第1突片部35に下方から係合して傾動位置に向けて押し込まれる位置(所定位置)に配置されている。
(サーマルプリンタの作用)
次に、上述したサーマルプリンタ1の作動について説明する。
図1、図3に示すように、ロール紙Rをロール紙収容部5a内に投入した後、プリンタカバー6を閉じると、プラテンローラ10の軸受29がヘッドユニット3側の軸受収容部51内に収容される。これにより、図2に示すように、プラテンユニット2がヘッドユニット3に装着されて、両ユニット2,3が組み合わさった状態となる。
このとき、可動刃11が固定刃13に対して適度な接触圧で重なるとともに、記録紙Pがプラテンローラ10とサーマルヘッド12との間に挟まれた状態となる。また、この記録紙Pは、可動刃11と固定刃13との間を通過した後、排出口8からケーシング4の外側に引き出された状態となる。さらに、図3に示すように、プラテンユニット2側のプラテン用歯車31が、ヘッドユニット3側のプラテン駆動用歯車52に噛合する。
その後、プラテン駆動用モータを駆動させて、その回転力をプラテンユニット2のプラテン用歯車31に伝達させる。これにより、プラテンローラ10を回転させることができ、サーマルヘッド12との間で記録紙Pを挟み込みながら紙送りさせることができる。また、この紙送りと同時に、サーマルヘッド12の発熱素子12aを適宜発熱させることで、紙送りされる記録紙Pに対して各種の文字や図形等を明瞭に印字することができる。
印字された記録紙Pは固定刃13と可動刃11との間を通過する。そして、記録紙Pが所定の長さ通過した後、カッター用モータ48を駆動させ、可動刃本体46を固定刃13に向けてスライドさせる。これにより、固定刃13と可動刃11との間で記録紙Pを切断できる。その結果、切断した記録紙Pを、レシートやチケット等として使用することができる。
ところで、図5に示すように、両ユニット2,3を組み合わせる過程(プリンタカバー6の閉動作時)において、被検出部材33がヘッドユニット3の上述した所定位置に位置合わせされる。具体的に、プリンタカバー6の閉動作時に伴い、プラテンユニット2に設けられた被検出部材33の第1突片部35が、ヘッドユニット3に設けられたセンサ61のレバー63に上方から接触(係合)する。この状態で、プリンタカバー6をさらに閉位置に向けて回動させると、第1突片部35がレバー63を下方に向けて押し下げる。これにより、レバー63が起立位置から検出位置に向けて軸心O周りに回動する(図5中矢印参照)。
その後、両ユニット2,3が組み合わされた時点(プリンタカバー6が閉位置になった時点)で、レバー63が検出位置に到達してセンサ61がON状態となる。これにより、センサ61により被検出部材33を検出することができ、この検出によって両ユニット2,3が正常に組み合わされたことを把握できる。つまり、プラテンローラ10が確実にセットされ、プラテンローラ10に対してサーマルヘッド12が押し付けられた印刷可能状態に移行したことを正確に把握することができる。したがって、紙ジャム等の発生を抑制した状態で印刷を開始することができる。
なお、プリンタカバー6の閉動作時において、仮に可動刃11がホームポジション以外の場所に位置している場合(例えば、可動刃本体46が前後方向L3の他方側に突出している場合)には、第2突片部36と可動刃本体46の突起部46aとが上下方向L1で干渉するため、プリンタカバー6が閉位置に到達しないようになっている。すなわち、上述したようにセンサ61が被検出部材33を検出することで、可動刃11がホームポジションに位置していることを検出する。具体的に、可動刃11がホームポジションに位置している場合には、両ユニット2,3が組み合わされた時点で、可動刃本体46の突起部46aと、被検出部材33の第2突片部36と、が前後方向L3で対向する。
図7〜図9は、可動刃本体46のスライド時の動作を示す説明図であって、図7、図8は図5に相当する側面図であり、図9は図6に相当する平面図である。
ここで、図7〜図9に示すように、印刷時においてカッター機構14により記録紙Pを切断する際、可動刃本体46を固定刃13に向けてスライド移動させると、可動刃本体46の突起部46aが被検出部材33の第2突片部36に、前後方向L3の一方側から突き当たる(係合する)。これにより、被検出部材33は、第2突片部36が可動刃本体46の突起部46aに係合した状態で、可動刃本体46のスライド動作に連動して、前後方向L3における他方側(付勢部材38の付勢力に抗する方向)に向けてスライドする。
このとき、被検出部材33のスライド動作に伴い、第1突片部35によるレバー63の押圧が解除されることで、レバー63が起立位置に向けて軸心O周りに回動する(図7中矢印参照)。そして、レバー63が起立位置まで復帰することで、センサ61がOFF状態となり、被検出部材33が検出されないようになっている。すなわち、両ユニット2,3が組み合わされた状態で、センサ61がOFF状態となった場合には、可動刃本体46がホームポジション以外の場所にあることを判断できる。
そして、記録紙Pの切断後、カッター用モータ48が逆回転することで、可動刃本体46が固定刃13から離間する方向(前後方向L3における一方側)に向けてスライド移動する。これに伴い、可動刃本体46に係合する被検出部材33が、付勢部材38の復元力により、前後方向L3における一方側に向けて可動刃本体46に連動してスライド移動する。すると、被検出部材33の第1突片部35がレバー63に突き当たり、レバー63を再び検出位置に向けて押圧する。そして、可動刃本体46がホームポジションに復帰することで、被検出部材33はレバー63を検出位置まで回動させ、センサ61により被検出部材33が検出される。
このように、可動刃本体46のスライド移動に伴ってセンサ61の検出状態が変化して、検出信号に変化が生じる。したがって、この検出信号の変化(例えば、切断サイクルにおけるON・OFF状態の切替時間等)を予め記憶させておくこと等により、可動刃本体46が正しく可動しているか否かを把握でき、作動信頼性を格段に高めることができる。
したがって、本実施形態によれば、プリンタカバー6の閉位置において、両ユニット2,3を組み合わせた際に、被検出部材33がセンサ61により検出されるため、この検出によって両ユニット2、3が正常に組み合わされたことを把握できる。
さらに、被検出部材33がセンサ61により検出されることで、可動刃本体46がホームポジションに位置していることを把握することもできる。すなわち、1つのセンサ61を用いて、プラテンローラ10のセット状態の把握と、可動刃本体46の位置検出と、を行うことができる。したがって、プラテンローラ10のセット状態の把握と、可動刃本体46の位置検出と、を別々のセンサを用いて行う場合に比べて、部品点数を削減でき、低コスト化を図り易い。また、各部品点数を削減できる分、レイアウト性を向上させることができる。
特に、本実施形態では、プリンタカバー6側に取り付けられるプラテンユニット2に固定刃13及び被検出部材33を設け、両ユニット2,3が組み合わされたときに可動刃本体46のスライド移動に伴って、可動刃本体46と被検出部材33とを係合させる構成とした。
この構成によれば、複雑な構成になりがちな可動刃11の駆動機構等をプラテンユニット2側に設ける必要がないので、プラテンユニット2側の簡素化を図ることができる。この場合、プラテンユニット2が取り付けられるプリンタカバー6の小型軽量化を図ることができる。
したがって、レイアウト性の向上や、簡素化、低コスト化を図った上で、プラテンローラ10のセット状態の把握、及び可動刃11のホームポジションの検出を行うことができる。
また、本実施形態では、被検出部材33が可動刃本体46とともにスライド移動可能とされているため、被検出部材33をスムーズに移動させることができる。
さらに、被検出部材33が付勢部材38によって可動刃本体46側に向けて付勢されているため、可動刃本体46のホームポジションへの復帰に追従して、被検出部材33を初期位置に向けてスムーズに復帰させることができる。これにより、センサ61の動作信頼性を向上させることができる。また、両ユニット2,3間が組み合わされたときに、例えば被検出部材33と可動刃本体46とが直接係合する構成を採用する場合に比べて、更なる簡素化を図ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、被検出部材133が回動可能とされている点で、上述した第1実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図10は第2実施形態におけるプラテンユニット102の斜視図であり、図11はプラテンユニット102の側面図である。
図10、図11に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ100において、プラテンユニット102の被検出部材133は、プラテン軸27と同軸状に配置されるとともに、プラテン軸27とは独立して回動可能(図11における矢印Q1,Q2参照)に取り付けられている。具体的に、被検出部材133は、プラテン軸27における左右方向L2の他方側に位置する軸受29に外装された環状の外装体101と、外装体101から径方向の外側に向けて各別に突設された第1突片部135及び第2突片部136と、を備えている。
第1突片部135は、センサ61のON・OFF操作を行うためのものであって、左右方向L2から見た側面視で下方に向かうに従い幅が広がる扇状とされている。第1突片部135は、ヘッドユニット3とプラテンユニット2とが組み合わされる際に、センサ61のレバー63に上方から係合し、かつレバー63を傾動位置に向けて押し込むように構成されている。
第2突片部136は、左右方向L2から見た側面視で上方に向かうに従い広がる扇状とされ、その上端部が固定刃13よりも上方に位置している。第2突片部136のうち、前後方向L3における一方側の端縁には、左右方向L2における一方側に向けて延びる係合部137が形成されている。この係合部137は、固定刃13上に位置しており、プラテンユニット2とヘッドユニット3とが組み合わされたときに、可動刃本体46と前後方向L3で対向するようになっている。なお、プラテンフレーム21の基部24のうち、第2突片部136と回動方向で重なる部分には、第2突片部136の回動動作を許容する切欠き部103(図10参照)が形成されている。
また、図11に示すように、被検出部材133とプラテンフレーム21との間には、第2突片部136を固定刃13の刃先側(Q1方向)に向けて付勢する付勢部材110が介在している。付勢部材110は、例えば、ねじりコイルばね等からなり、軸受29に外装されるとともに、その一端部が被検出部材133に係止され、他端部がプラテンフレーム21の側壁部25に形成された係止突起111に係止されている。なお、係止突起111には、上述した第1突片部135が当接可能とされ、被検出部材133のQ1方向への回動を規制している。
このように構成されたサーマルプリンタ100では、両ユニット2,3を組み合わせる過程(プリンタカバー6の閉動作時)において、プラテンユニット2に設けられた被検出部材133の第1突片部135が、ヘッドユニット3に設けられたセンサ61のレバー63に上方から接触(係合)する。これにより、レバー63が起立位置から検出位置に向けて軸心O周りに回動する。
その後、両ユニット2,3が組み合わされた時点で、レバー63が検出位置に到達してセンサ61がON状態となる。これにより、センサ61により被検出部材133を検出することができ、この検出によって両ユニット2,3が正常に組み合わされたことを把握できる。すなわち、可動刃本体46の突起部46aと、被検出部材133の第2突片部136(係合部137)と、が前後方向L3で対向し、かつ可動刃11がホームポジションに位置していることを把握できる。
図12は、可動刃本体46のスライド時の動作を示す説明図であって、図11に相当する側面図である。
ここで、図12に示すように、カッター機構14により記録紙Pを切断する際、可動刃本体46を固定刃13に向けてスライド移動させると、可動刃本体46が被検出部材133の係合部137に、前後方向L3の一方側から突き当たる(係合する)。これにより、被検出部材133は、係合部137が可動刃本体46の突起部46aに係合した状態で、可動刃本体46のスライド動作に連動して、Q2方向に向けて回動する。
このとき、被検出部材133の回動動作に伴い、第1突片部135によるレバー63の押圧が解除されることで、レバー63が起立位置に向けて軸心O周りに回動する。そして、レバー63が起立位置まで復帰することで、センサ61がOFF状態となり、被検出部材133が検出されないようになっている。すなわち、両ユニット2,3が組み合わされた状態で、センサ61がOFF状態となった場合には、可動刃本体46がホームポジション以外の場所(例えば、可動刃本体46が固定刃13に乗り上がった切断位置)にあることを判断できる。
そして、図11に示すように、記録紙Pの切断後、カッター用モータ48が逆回転することで、可動刃本体46が固定刃13から離間する方向(前後方向L3における一方側)に向けてスライド移動する。これに伴い、可動刃本体46に係合する被検出部材133が、付勢部材110の復元力により可動刃本体46に連動して、Q1方向に向けて回動する。すると、被検出部材133の第1突片部135がレバー63に突き当たり、レバー63を再び検出位置に向けて押圧する。そして、可動刃本体46がホームポジションに復帰することで、被検出部材133はレバー63を検出位置まで回動させ、センサ61により被検出部材133が検出される。
したがって、本実施形態によれば、上述した実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、被検出部材133が回動可能とされているため、レイアウト性を向上させることができる。また、被検出部材133がプラテンローラ10に同軸状に配置されるとともに、プラテンローラ10に対して独立して回動可能とされているため、被検出部材133の支持部を新たに配設する場合に比べて、部品点数を削減でき、低コスト化を図り易い。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、カッター機構14により記録紙Pを切断する際、可動刃11のうち、可動刃本体46自体と被検出部材を係合させる構成について説明したが、これに限られない。例えば、可動刃として、可動刃本体46を保持するとともに、可動刃本体46とともにスライドする可動刃ホルダを設け、この可動刃ホルダと被検出部材とを係合させる構成にしても構わない。
さらに、上述した実施形態では、メカニカルセンサとして、レバー63を備える構成について説明したが、これに限らず、本体部62に対して出没可能なスイッチを備える構成としても構わない。
また、メカニカルセンサに代えて、フォトインタラプタやフォトリフレクタ等の光学式センサを用いる構成にしても構わない。
さらに、上述した実施形態では、被検出部材とプラテンフレーム21との間に付勢部材を設け、可動刃本体46のホームポジションへの復帰に追従して被検出部材を初期位置に向けて復帰させる構成について説明したが、これに限られない。被検出部材が可動刃11の移動に追従する構成であれば、適宜設計変更が可能である。例えば、両ユニット2,3が組み合わされたときに、可動刃11と被検出部材とが直接係合される構成としても構わない。
また、上述した第2実施形態では、被検出部材133がプラテンローラ10に同軸状に配置された構成について説明したが、これに限らず、プラテンユニット2のうち、プラテン軸27とは別部材に回動可能に支持されていても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせても構わない。
1,100…サーマルプリンタ
2…プラテンユニット
3…ヘッドユニット
10…プラテンローラ
11…可動刃
12…サーマルヘッド
13…固定刃
33,133…被検出部材
38,110…付勢部材
61…センサ

Claims (5)

  1. 記録紙を紙送りするプラテンローラを有するプラテンユニットと、
    複数の発熱素子が配設されたサーマルヘッドを有し、前記プラテンユニットに対して分離可能に組み合わされるヘッドユニットと、
    前記プラテンユニットに組み込まれた固定刃と、
    前記ヘッドユニットにスライド可能に組み込まれるとともに、前記固定刃との間で前記記録紙を切断する可動刃と、を備え、
    前記プラテンユニットには、前記ヘッドユニット及び前記プラテンユニットの組み合わせ時に前記ヘッドユニットにおける所定位置に配置されるとともに、前記可動刃のスライド移動時に前記可動刃に係合して、前記可動刃とともに移動する被検出部材が配設され、
    前記ヘッドユニットの前記所定位置には、前記被検出部材を検出して前記可動刃が初期位置に位置していることを検出するセンサが配設されていることを特徴とするカッター付きプリンタ。
  2. 前記被検出部材は、前記可動刃とともにスライド移動可能とされていることを特徴とする請求項1記載のカッター付きプリンタ。
  3. 前記被検出部材は、前記プラテンユニットに回動可能に支持され、前記可動刃のスライド移動に応じて回動することを特徴とする請求項1記載のカッター付きプリンタ。
  4. 前記被検出部材は、前記プラテンローラに同軸状に配置されるとともに、前記可動刃のスライド移動時に前記プラテンローラに対して独立して回動可能とされていることを特徴とする請求項3記載のカッター付きプリンタ。
  5. 前記プラテンユニットには、前記被検出部材を前記所定位置に向けて付勢する付勢部材が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のカッター付きプリンタ。
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