JP6135699B2 - 車両側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両側部構造に関する。
下記特許文献1には、ルーフサイドレールとセンターピラー(「Bピラー」ともいう)との結合部構造が開示されている。特許文献1では、ピラースチフナの上端部をルーフサイドレールに連結させて、ルーフサイドレールとセンターピラーを接合している。そして、ルーフサイドレールの上壁とピラースチフナの上端部を水平方向に配置することにより、側方からの荷重入力に対して、ルーフサイドレールとセンターピラーの車両内側への変形を抑制している。
特開2010−167978号公報
しかしながら、特許文献1に記載の接合構造による場合、側面衝突時の衝突荷重の入力方向によっては、車両幅方向外側に凸の断面形状を有するルーフサイドレールアウタは、前後方向に形成される稜線が車両内側へ変位して断面が開くように変形する。このような変形も含めて、側面衝突時における車両内側への変形を抑制すべく、更に改良する余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時におけるルーフサイドレールの車室内側方向への変形を抑制できる車両側部構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る車両側部構造は、車両前後方向に延出され車両幅方向外側に凸となる断面形状が上壁部と下壁部とで構成され該上壁部と下壁部の間にアウタ稜線が形成されたレールアウタリインフォースメントと、該レールアウタリインフォースメントよりも車両内側に配置され前記レールアウタリインフォースメントとの間に閉断面を形成するレールインナパネルと、を有するルーフサイドレールと、車両側部において車両上下方向に延び、上端部が前記レールアウタリインフォースメントの車両幅方向外側に接合されたピラーと、前記レールアウタリインフォースメントに沿って前記レールアウタリインフォースメントの車両内側に配置され、前記上壁部に沿って配置された上補強部と、前記下壁部に沿って配置された下補強部と、前記上補強部と前記下補強部との間の前記アウタ稜線に沿った補強前後稜線と、前記補強前後稜線よりも車両内側に突出して前記上補強部と前記下補強部の間を繋ぐビードと、を有する補強部材と、を備えている。
請求項1記載の本発明の車両側部構造では、側面衝突等によりピラーに車両内側への荷重が入力されると、当該荷重は、ピラーの上端部が接合されたレールアウタリインフォースメントに伝達される。そして、上壁部と下壁部の間のアウタ稜線が車両幅方向内側へ変位して車両幅方向内側へ開き変形するように力が作用する。ここで、補強部材に形成されたビードは、補強前後稜線よりも車両内側に突出して上壁部に沿って配置された上補強部と下壁部に沿って配置された下補強部の間を繋いでいる。したがって、ビードが、この荷重入力に対し、上補強部と下補強部の間で引っ張られつつ両者の距離を維持するように作用する。したがって、上壁部と下壁部とが開き変形するのを効果的に抑制することができる。
また、ピラーとレールアウタリインフォースメントの車両幅方向内側にビードで補強された補強部材が配置されているので、レールアウタリインフォースメントとピラーとの接合部分を効率よく補強することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両側部構造は、前記ピラーには、互いに車両前後方向に間隔をあけて車両上下方向に延出された一対のピラー上下稜線が形成され、前記ビードは、前記一対のピラー上下稜線の延長線間領域に配置されている、ことを特徴とする。
請求項2に係る車両側部構造によれば、ビードが、側面衝突時における応力が集中しやすい、一対のピラー上下稜線の延長線の間である延長線間領域に配置されている。したがって、効果的に、レールアウタリインフォースメントとピラーとの接合部分における強度を高くすることができる。
請求項3に記載の発明に係る車両側部構造は、ビードが、前記延長線間領域に、互いに離間して複数形成されている、ことを特徴とする。
請求項3に係る車両側部構造によれば、延長線間領域でビードが複数に分割されている。したがって、ビードにより車両前後方向に形成される稜線が分断される。
請求項4に記載の発明に係る車両側部構造は、前記ビードが、前記延長線間領域よりも車両前後方向前側及び後側の少なくとも一方に形成されている、ことを特徴とする。
請求項4に係る車両側部構造によれば、ビードは、延長線間領域だけでなく、延長線間領域よりも車両前側、又は、車両後側、又は車両前側と後側の両方、に形成されている。したがって、レールアウタリインフォースメントとピラーとの接合部分を効率よく補強することができる。
請求項5に記載の発明に係る車両側部構造は、前記ピラーの上端部と、前記レールアウタリインフォースメントと、前記補強部材とが、一体的に接合されている、ことを特徴とする。
請求項5に係る車両側部構造によれば、レールアウタリインフォースメントとピラーとの接合部分における剛性が高くなり、側面衝突時において、ピラー前後稜線、アウタ稜線、及び補強前後稜線が重なり合う部分が、車両内側へ開くように変形することを効果的に抑制することができる。
請求項6に記載の発明に係る車両側部構造は、前記ビードの車両上下方向の両端部は、前記補強前後稜線から等距離の位置に配置されている、ことを特徴とする。
請求項6に係る車両側部構造によれば、側面衝突時の荷重がビードへバランス良く入力されるので、ビードピラー前後稜線、アウタ稜線、及び補強前後稜線が重なり合う部分が、車両内側へ開くように変形することを、効果的に抑制することができる。
請求項1記載の本発明の車両側部構造によれば、側面衝突時におけるルーフサイドレールの車室内側方向への変形を抑制することができる。
請求項2記載の本発明の車両側部構造によれば、効果的に、側面衝突時におけるルーフサイドレールの車室内側方向への変形を抑制することができる。
請求項3記載の本発明の車両側部構造によれば、レールアウタリインフォースメントを効果的に補強することができる。
請求項4〜6記載の本発明の車両側部構造によれば、より効果的に、側面衝突時におけるレールアウタリインフォースメントの車室内側方向への変形を抑制することができる。
本発明に係る車両側部構造が適用された車両の上側部を示す斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明に係る車両側部構造を車両内側から見た一部破断平面図である。 図3のB−B線断面図である。 本実施形態の補強パッチの斜視図である。 本実施形態の変形例の補強パッチの斜視図である。
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る車両側部構造の実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印UPは車体上方向を示し、矢印FRは車体前方向を示し、矢印INは車幅内側方向を示している。
図1には、本実施形態に係る車両側部構造10が適用された車両の上側部が斜視図で示されている。また、図2には、図1のA−A線断面図が示されている。
図1に示されるように、車両ルーフ13は、キャビンを覆うルーフパネル11及び車両幅方向の両サイドに設けられたルーフサイドレール12を有している。ルーフパネル11により、車両の上部外板が構成されている。ルーフサイドレール12は、左右一対で車両前後方向に沿って配設されている。ルーフサイドレール12の中間部には、センターピラー30の上部が結合されている。センターピラー30は、車両上下方向に配置されている。
図2に示されるように、ルーフサイドレール12は、サイドアウタパネル14、レールアウタリインフォースメント20(以下「レールアウタ20」と称する)、及びレールインナパネル16(以下「レールインナ16」と称する)を含んで構成されている。レールインナ16は車両内側に配置され、レールアウタ20はレールインナ16よりも車両外側に配置されている。レールインナ16とレールアウタ20とで閉断面が形成されている。サイドアウタパネル14は、レールアウタ20の車両外側に配置されている。
レールインナ16は、レールアウタ20との間で閉断面を形成する本体部16Aと、この本体部16Aの内端部から車両幅方向内側へ略水平に屈曲された内側フランジ部16Bと、本体部16Aの外端部から斜め下方外向きに屈曲された外側フランジ部16Cと、を有している。
レールアウタ20は、車両内側が開放された矩形断面とされレールインナ16の本体部16Aと対向配置されたレール本体部22を有している。レール本体部22は、内端側上部を構成する上本体部22A、上本体部22Aの外端から車両外側斜め下方向へ屈曲された上壁部22B、及び上壁部22Bの外端から車両内側斜め下方向へ屈曲された下壁部22Cで構成されている。レールアウタ20は、さらに、上本体部22Aの内端部から車両幅方向内側へ略水平に屈曲された内側フランジ部20B、及び下壁部22Cの下端部から斜め下方外向きに屈曲された外側フランジ部20C、を有している。内側フランジ部14Bは、内側フランジ部16Bと接合され、外側フランジ部20Cは、外側フランジ部16Cと接合されている。なお、外側フランジ部20Cと外側フランジ部16Cは、図2に示される位置では、センターピラーインナ18を介して接合されている。レールアウタ20の上壁部22Bと下壁部22Cは、車両幅方向外側へ凸となる断面を有し、上壁部22Bと下壁部22Cの間には、アウタ稜線24が形成されている。アウタ稜線24は、車両前後方向に延出されている。
レールアウタ20の車両外側には、センターピラー30を構成するセンターピラーアウタ31が配置されている。センターピラーアウタ31は、車両上下方向に延び、上壁部22Bの外側に沿って配置されるピラー第1上端部32、及びピラー第1上端部32の下端から車両内側斜め下方向へ屈曲され下壁部22Cに沿って配置されるピラー第2上端部34を有している。車両幅方向外側へ凸となるピラー第1上端部32とピラー第2上端部34の間には、ピラー前後稜線36が形成されている。ピラー前後稜線36は、アウタ稜線24に沿って車両前後方向に配置されている。
図3に示されるように、センターピラーアウタ31は、車両上下方向に延出され、レールアウタ20と接合される上端部で車両前後方向に幅広とされている。センターピラーアウタ31のレールアウタ20と接合される部分よりも車両下側のピラー本体部31Aは、図4に示されるように、断面ハット状とされている。ピラー本体部31Aには、車両前後方向の端部に凸状の凸部38が形成されている。凸部38の車両前後方向の両端には、フランジ部38Aが形成されている。凸部38には、凸状を形成する2カ所の屈曲部分に一対のピラー上下稜線39A、39Bが形成されている。
図2に示されるように、レールアウタ20の車両内側には、補強パッチ40が配置されている。補強パッチ40は、図5にも示されるように、板状とされており、上本体部22Aに沿って配置される端部42、上壁部22Bに沿って配置される上補強部44、及び、下壁部22Cに沿って配置される下補強部46を有している。図3に示されるように、補強パッチ40の車両後端は、センターピラーアウタ31の車両後端よりも後側に配置されている。
上補強部44は、端部42の外端から車両外側斜め下方向へ屈曲されている。図5に示されるように、上補強部44には、車両前後方向に間隔を置いて、車両内側へ凸となる上凸部44Aが複数形成されている。下補強部46は、上補強部44の下端から車両内側斜め下方向へ屈曲されている。下補強部46の下側には、車両前後方向に間隔を置いて、車両内側が凹となる下凹部46Aが複数形成されている。上補強部44と下補強部46の境界部分には、車両前後方向に沿って補強前後稜線48が形成されている。補強前後稜線48は、アウタ稜線24に沿って配置されている。
上補強部44と下補強部46の間には、4個のビード50、52、54、56が形成されている。ビード50〜56は、互いに間隔をあけて補強前後稜線48に沿って並んでおり、ビード50は車両前側のピラー上下稜線39Aの延長線39AEよりも車両前側に配置されている。ビード52及びビード54は、一対のピラー上下稜線39A、39Bの延長線39AE、39BEの間の領域(以下「延長線間領域37」と称する)、すなわち、ピラー上下稜線39Aの延長線39AEよりも車両後側で且つピラー上下稜線39Bの延長線39BEよりも車両前側の領域に配置されている。ビード56は車両前側のピラー上下稜線39Bの延長線39BEよりも車両後側に配置されている。
ビード50〜56は、補強前後稜線48よりも車両幅方向内側に突出されており、各々、頂面部50A、52A、54A、56A、側面部50B、52B、54B、56Bを有している。頂面部50A、52A、54A、56Aは、上端が上凸部44Aに配置され、下端が下補強部46の中間部に配置された長方形板状とされている。頂面部50A、52A、54A、56Aは、上補強部44と下補強部46の間を繋ぐように形成されている。側面部50B、52B、54B、56Bは、頂面部50A、52A、54A、56Aの車両前後方向の両端辺から上補強部44及び下補強部46の一般面に延出されている。側面部50B、52B、54B、56Bは、上補強部44との境界部分の長さ(補強前後稜線48から側面部の上端までの長さ)、及び下補強部46との境界部分の長さ(補強前後稜線48から側面部の下端までの長さ)が、略等しく、略二等辺三角形状とされている。ビード50〜56により、補強前後稜線48は、分断されている。
センターピラーアウタ31、レールアウタ20、及び補強パッチ40は、ピラー第1上端部32、上壁部22B、及び上補強部44の上凸部44Aが形成されていない部分(上補強部44の一般面)でスポット溶接により接合されている。図3に示されるように、スポット溶接の打点Sは、車両前後及び上下方向において、重なり合わない位置に配置されている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
側面衝突等により、車両の側面からセンターピラー30へ荷重が入力すると、この荷重は、センターピラー30の上端部(ピラー第1上端部32及びピラー第2上端部34)が結合されたレールアウタ20へ伝達される。そして、当該荷重は、アウタ稜線24、ピラー前後稜線36が重なり合う部分において、車両幅方向内側が開くように作用する。一方、本実施形態では、補強パッチ40に形成されたビード50、52、54、56は、補強前後稜線48よりも車両幅方向内側に突出して上補強部44と下補強部46の間を繋いでいる。したがって、前述の荷重入力に対してビード50、52、54、56は、上補強部44と下補強部46の間で引っ張られつつ両者の距離を維持するように作用する。これにより、ピラー前後稜線、アウタ稜線、及び補強前後稜線が重なり合う部分の車両内側が開く変形を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、レールアウタ20の車両幅方向内側に補強パッチ40が配置されて強度が高くなっているので、側面衝突時におけるピラー上部の車室内側方向への変形を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、補強パッチ40のビード50、52、54、56は、延長線39AE、39BEと重なり合わない位置に配置されている。したがって、応力が集中しやすい、ピラー上下稜線39A、39Bの延長線上を避けて、ビードによる稜線が形成され、ビード形成による応力集中を緩和することができる。
さらに、本実施形態では、側面衝突時における応力が集中しやすい延長線39AE、39BEの間である延長線間領域37にビード52、54が形成されている。したがって、効果的に、レールアウタ20とセンターピラー30との接合部分を、効率よく補強することができる。
さらに、ビード52、54は、互いに離間して配置されている。したがって、ビード52、54の稜線が車両前後方向に直線状に連続することがなく、ビード形成による稜線に応力が集中することを緩和することができる。
また、本実施形態では、延長線間領域37の外側、すなわち、延長線39AEの車両前側、及び延長線39BEの車両後側にもビード50、56が形成されている。したがって、レールアウタ20とセンターピラーアウタ31との接合部分を、効率よく補強することができる。
また、本実施形態では、ピラー第1上端部32、上本体部22A、及び上補強部44が溶接されて一体的に接合されているので、レールアウタ20とセンターピラーアウタ31との接合部分における強度及び剛性を高くすることができる。これにより、側面衝突時において、ピラー前後稜線36、アウタ稜線24、及び補強前後稜線48が重なり合う部分について、車両内側が開くように変形することを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、ビード50、52、54、56の各々の側面部50B、52B、54B、56Bは、二等辺三角形状とされている。したがって、側面衝突時の荷重がビード50、52、54、56へバランス良く入力されるので、レールアウタ20の上壁部22Bと下壁部22Cの車両内側が開くように変形することを、効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態のビード50、52、54、56は、頂面を有する形状としたが、他の形状のビードを形成してもよい。例えば、図6に示されるように、頂面を有さない、所謂三角ビード51、53、55、57とすることもできる。この場合には、各々の2つの側面51A、53A、55A、57Aが、頂辺51B、53B、55B、57Bを各々共有する、所謂三角ビードとすることができる。この形状によれば、ビードを比較的小さく形成することができ、他の部分、例えばスポット溶接の打点等との位置調整を容易に行うことができ、ビード形成の自由度を高くすることができる。
また、本実施形態では、本発明をルーフサイドレールとセンターピラー上部との結合部へ適用した例について説明したが、本発明は、ルーフサイドレールをセンターピラー以外のピラー上部との結合部に適用してもよい。例えば、フロントピラーやリアピラーにも適用することができる。
10 車両側部構造
12 ルーフサイドレール
16 レールインナパネル
20 レールアウタリインフォースメント
22B 上壁部
22C 下壁部
24 アウタ稜線
30 センターピラー(ピラー)
31 センターピラーアウタ(ピラー)
32 第1ピラー上端部(上端部)
34 第2ピラー上端部(上端部)
37 延長線間領域
39A ピラー上下稜線
39B ピラー上下稜線
40 補強パッチ(補強部材)
48 補強前後稜線
50、52、54、56 ビード
51、53、55、57 ビード

Claims (6)

  1. 車両前後方向に延出され車両幅方向外側に凸となる断面形状が上壁部と下壁部とで構成され該上壁部と下壁部の間にアウタ稜線が形成されたレールアウタリインフォースメントと、該レールアウタリインフォースメントよりも車両内側に配置され前記レールアウタリインフォースメントとの間に閉断面を形成するレールインナパネルと、を有するルーフサイドレールと、
    車両側部において車両上下方向に延び、上端部が前記レールアウタリインフォースメントの車両幅方向外側に接合されたピラーと、
    前記レールアウタリインフォースメントに沿って前記レールアウタリインフォースメントの車両内側に配置され、前記上壁部に沿って配置された上補強部と、前記下壁部に沿って配置された下補強部と、前記上補強部と前記下補強部との間の前記アウタ稜線に沿った補強前後稜線と、前記補強前後稜線よりも車両内側に突出して前記上補強部と前記下補強部の間を繋ぐビードと、を有する補強部材と、
    を備えた、車両側部構造。
  2. 前記ピラーには、互いに車両前後方向に間隔をあけて車両上下方向に延出された一対のピラー上下稜線が形成され、前記ビードは、前記一対のピラー上下稜線の延長線間領域に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両側部構造。
  3. 前記ビードは、前記延長線間領域に互いに離間して複数形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両側部構造。
  4. 前記ビードは、前記延長線間領域よりも車両前後方向前側及び後側の少なくとも一方に形成されている、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両側部構造。
  5. 前記ピラーの上端部と、前記レールアウタリインフォースメントと、前記補強部材とが、一体的に接合されている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両側部構造。
  6. 前記ビードの車両上下方向の両端部は、前記補強前後稜線から等距離の位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両側部構造。
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