JP6117731B2 - 車載用作業台 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の荷台に搭載可能な車載用作業台に関するものである。
従来、高所作業等をする際に使用する昇降可能な作業台であって、その作業台を水平方向に旋回可能なものとして、下記特許文献1に開示された高所作業架台付きクレーン装置がある。このクレーン装置は、作業架台の底部に旋回装置を備え、旋回装置には電動モータと、この電動モータの駆動により減速機を介して回転する駆動ピニオンと、作業架台の底フレームの中央下に固定された被動ギヤとが搭載されている。そして、作業架台は、被動ギヤの中心を通る垂直軸を介して連結台に回転自在に連結されている。この旋回装置は、電動モータの駆動により減速機を介して回転する駆動ピニオンが被動ギヤと噛み合い、作業架台が旋回動作を行う構成となっている。
特開平9−48596号公報
しかしながら、この作業架台は、垂直軸と被動ギヤでのみ支持されていることから、作業架台の支持面積が小さく、旋回時に作業架台が揺れ易いという問題があった。この問題に対して、作業台本体を固定する回転盤のベアリングとしてクロスローラベアリングを使用することも可能であるが、作業台本体の旋回時の揺れを軽減するためには、径の大きなクロスローラベアリングが必要となり、製造費用が非常に高くなってしまうという問題が生じる。
また、特許文献1の作業架台は、垂直軸と被動ギヤでのみ支持されていることから、垂直軸への負荷が大きく、垂直軸を巨大で強固なものとしなければならないという問題があった。
そこで、本発明は、作業台本体を支持する回転盤の外側に作業台本体を支持するベアリングを配設して、回転盤の中心軸への負荷を低減すると共に、中心軸から離れた箇所で作業台本体を支持することにより作業台本体の旋回時の揺れを低減することを第1の目的とする。
また、作業台本体を支持するベアリングとして安価なベアリングを複数使用して製造コストを低減することを第2の目的とする。
また、ベアリングを個々に着脱可能として、ベアリングの交換を容易とすることを第3の目的とする。
請求項1の車載用作業台は、車両の荷台に着脱自在に搭載可能な基台と、前記基台の上部に設けた昇降装置と、前記昇降装置の上部に設けたベース部と、前記ベース部の上部に設けた旋回装置と、前記旋回装置の上部に設けた作業台基部と、前記作業台基部の上部に設けた作業台本体と、を備える車載用作業台であって、前記旋回装置は、前記ベース部の上部に設けた軸部と、前記軸部の外側であって前記ベース部の上部に設けた環状の内環部と、前記作業台基部の下部であって前記内環部の外側に設けた環状の旋回部と、前記旋回部に取り付けられた複数の転動部材と、を備え、前記作業台基部が前記軸部に固定され、前記内環部は円筒形状の内環本体と、前記内環本体の外面の上下方向中間部分に全周に渡って外側に突出した板状の軌道部を有し、前記転動部材が前記旋回部の外側で固定され、前記転動部材が前記軌道部の上下面を転動し、前記内環本体には半円切欠部及び円形孔が形成されたことを特徴とする。
請求項2の車載用作業台は、前記転動部材がカムフォロアであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、旋回時の作業台本体の揺れを低減することができる。また、作業台本体の旋回動作を安定させることができる。また、旋回装置を解体することなく転動部材を個々に着脱することができる。
請求項2の発明によれば、旋回装置の製造コストを低廉に抑えることができる。
本発明の実施例1を示す作業台本体を取り外した状態の車載用作業台の正面図である。 同上、作業台本体を取り外した状態であって、作業台基部を左方向に90°旋回させた車載用作業台の斜視図である。 同上、車両搭載時の車載用作業台の右側面図である。 同上、作業台本体を右方向に90°旋回させた車両搭載時の車載用作業台の右側面図である。 同上、車両搭載時の状態車載用作業台の正面図である。 同上、作業台本体を取り外した状態の車載用作業台の平面図である。 同上、天板部、旋回装置および作業台基部のA−A断面図である。 同上、図7の要部拡大図である。 同上、旋回装置の要部斜視図である。 同上、カムフォロアの斜視図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、本発明の車載用作業台の実施例1について、図1〜図10を参照しながら説明する。本実施例の車載用作業台1は、トラック等の車両2の荷台3に着脱自在に搭載可能な基台4と、基台4の上部に設けたシザースリンク式の昇降装置5と、昇降装置5の上部に設けた旋回装置6と、旋回装置6の上部に設けた作業台本体7とを備えている。
基台4は、平面視略矩形の枠体11と、枠体11の四隅外側に下方に立設した脚部12とを備え、車両2の荷台3に収容可能な大きさに形成されている。
枠体11の左右側面部には、車載用作業台1を支持する一対の支持脚13が折りたたみ可能に設けてある。この支持脚13は、いわゆるアウトリガーであって、車載用作業台1の使用時に左右に張り出して地面と接地し、車載用作業台1を支持して安定性を向上させる。
支持脚13は、枠体11の左右側面部に固定された固定部14と、固定部14に対して水平方向に回動自在に連結された角筒状の第1の支持フレーム15と、この第1の支持フレーム15内に摺動自在に連結された角筒状の第2の支持フレーム16と、この第2の支持フレーム16内に摺動自在に連結された角筒状の第3の支持フレーム17と、この第3の支持フレーム17内に摺動自在に連結された角筒状の第4の支持フレーム18と、第4の支持フレーム18の先端に車輪支持部19を介して取り付けられた車輪20とを備えている。また、車輪支持部19には、第1の支持フレーム15を回動させたり、第2の支持フレーム16、第3の支持フレーム17および第4の支持フレーム18を摺動させる際に作業者が手で把持する把持部21が設けられている。なお、車輪20は合成樹脂で形成されている。
ここで、支持脚13の使用手順を説明すると、最初に、図1に示されているように支持脚13が折りたたまれた状態から、第1の支持フレーム15の回動を規制する第1の規制部(図示せず)を解除して、第1の支持フレーム15を回動可能とする。そして、第1の支持フレーム15を回動させて車載用作業台1の左右方向に張り出した状態とする。次に、第2の支持フレーム16の摺動を規制する第2の規制部(図示せず)を解除して、第2の支持フレーム16を摺動可能とする。そして、第2の支持フレーム16を摺動させて第1の支持フレーム15内部から引き出す。第2の支持フレーム16は、第1の支持フレーム15内部から最大限引き出すと下方に回動するようになっており、第2の支持フレーム16を下方に回動させて地面に対して垂直状態とする。次に、第3の支持フレーム17および第4の支持フレーム18の摺動を規制する第3の規制部(図示せず)および第4の規制部(図示せず)をそれぞれ解除して、第3の支持フレーム17および第4の支持フレーム18を摺動可能とする。そして、第3の支持フレーム17および第4の支持フレーム18を下方に摺動させて、車輪20を地面に接地させる。この状態で第3の支持フレーム17および第4の支持フレーム18の摺動を第3の規制部および第4の規制部によって規制すると、支持脚13の設置は完了する。なお、支持脚13を折りたたむ際には、上記の手順と逆の手順を行う。
枠体11の前方部分には、作業者が作業台本体7へ昇降する際に足を乗せる踏み台22が設けられている。
左右の枠体11の上部には、後述するリンクローラ37が転動する一対の下ガイドレール23が前後方向に形成されている。
脚部12の下端部には、車載用作業台1を荷台3に安定して載置する矩形平板状の脚底部24が形成されている。また、車載用作業台1をさらに安定して載置するため、前後の脚底部24は角筒状の脚連結部材25によって左右別々に連結されている。
脚部12の前面と後面の上部には長孔状の引掛孔26が形成された板状の引掛板部27が設けられている。この引掛孔26にはワイヤー28が挿通され、そのワイヤー28を荷台3に固定して荷台3上での車載用作業台1の位置ずれを防止する。
枠体11の上部には、作業台本体7を昇降させる上下2段のシザースリンク式の昇降装置5が設けられている。この昇降装置5は、下段内側リンク31、下段外側リンク32、上段内側リンク33および上段外側リンク34から構成されるリンク機構35と、このリンク機構35を伸縮させるシリンダ機構36と、シリンダ機構36を駆動させるシリンダ駆動装置(図示せず)とを備えている。
下段外側リンク32の下端部は、左右の枠体11の上部に形成された下ガイドレール23の後方部に回動自在に連結されている。また、下段内側リンク31の下端部には、下ガイドレール23を転動する合成樹脂製の下リンクローラ37が回動自在に取り付けられており、この下リンクローラ37がガイドレール23内に転動自在に配設されている。リンク機構35が収縮するときは、下リンクローラ37が前方に転動し、リンク機構35が伸長するときは、下リンクローラ37が後方へ転動する。
リンク機構35の上部には、ベース部である平面視矩形状の天板部38が設けられている。天板部38の後側には旋回装置6が配設され、前側は網目形状に形成されている。この天板部38の左右下部には、一対の上ガイドレール39が前後方向に形成されている。
上段内側リンク33の上端部は、上ガイドレール39の後方部に回動自在に連結されている。また、上段外側リンク34の上端部には、上ガイドレール39を転動する合成樹脂製の上リンクローラ40が回動自在に取り付けられており、この上リンクローラ40が上ガイドレール39内に転動自在に配設されている。リンク機構35が収縮するときは、上リンクローラ40が前方に転動し、リンク機構35が伸長するときは、上リンクローラ40が後方へ転動する。
シリンダ機構36は、基台4と上段内側リンク33との間に連結されている。シリンダ機構36が収縮するとリンク機構35も収縮し、シリンダ機構36が伸長するとリンク機構35も伸長する。
次に、図6〜図10に基づいて旋回装置6について説明する。旋回装置6は、旋回の中心軸である軸部41と、作業台本体7を旋回させる駆動源である旋回駆動部42と、軸部41および旋回駆動部42の外側に円環状に設けられた環状保持部43とを備えている。
軸部41は、天板部38に固定された円筒状の軸固定部44と、軸固定部44の上部に旋回自在に組み合わされた円筒状の軸旋回部45とを備えている。軸固定部44の上部には、外径を小さい小径部46が形成されており、この小径部46が軸旋回部45内に挿通されて軸固定部44と軸旋回部45とが組み合わされている。軸旋回部45は、小径部46を中心として回転し、軸部41は、作業台本体7の回転中心として機能する。
旋回駆動部42は、電動モータ47と、減速機48と、減速機48を介して回転する第1のギヤ49と、軸旋回部45の上面にボルト50によって固定される第2のギヤ51とを備えている。旋回駆動部42は、駆動源である電動モータ47の駆動により減速機48を介して第1のギヤ49が回転し、第1のギヤ49と噛み合った第2のギヤ51が回転する構成となっている。なお、電動モータ47および減速機48は、天板部38の上面にボルト50によって固定されている。
第2のギヤ51は、円板形状を有しており、中心部には円形の中心孔52が形成されている。また、中心孔52の周囲には、第2のギヤ51の重量を軽減するための円形の重量軽減孔53が複数形成されている。
環状保持部43は、環形状を有し、軸部41を中心として軸部41および旋回駆動部42を取り囲むように配設されている。環状保持部43は、環状の内環部61と、内環部61の外側に配設された環状の旋回部である外環部62とを備えている。
内環部61は、円筒形状の内環本体63と、内環本体63の外側面に形成された軌道部64と、内環本体63の下端全周に内側に向かって突設して形成された板状の内環底部65とから構成されている。内環底部65は、天板部38と溶接により接合されている。
軌道部64は、内環本体63の外面の上下方向中間部分に全周に渡って外側に突出した板状に形成されている。また、内環本体63の軌道部64より上側には、内環本体63を略半円状に切り欠いた半円切欠部66が複数形成されている。また内環本体63の軌道部64より下側には、円形の貫通孔である円形孔67が複数形成されている。半円切欠部66は、後述する大カムフォロア76が挿通可能な大きさに、円形孔67は後述する小カムフォロア77が挿通可能な大きさにそれぞれ形成されている。
外環部62は、円筒形状の外環本体68と、外環本体68の上端面に接合された薄板を環状に形成した環状板部69とから構成され、その縦断面は略T字形状となっている。外環本体68は、内環本体63と平行に配置されている。環状板部69は、後述する作業台基部81に接合されているため、外環部62は、作業台基部81と共に内環本体63の周囲を回転する。
外環本体68には、上側に20箇所、下側に20箇所の取付孔70が形成されている。上側の取付孔70と下側の取付孔70の位置は、左右にずれて形成されており、隣接する取付孔70の距離は等しくなっている。この取付孔70には、転動部材であるカムフォロア71が挿通されて取り付けられる。カムフォロア71は、シャフト付きのベアリングであって、シャフト部72と、シャフト部72の一端側に回動自在に取り付けられた外輪73とから構成されており、シャフト部72の他端側には雄ネジ部74が形成されており、ナット75によって締付けが可能となっている。取付孔70に挿通されたカムフォロア71は、シャフト部72の他端側からナット75で固定される。上側の全ての取付孔70には、外輪73の外径が大きい大カムフォロア76が取り付けられ、下側の全ての取付孔70には、外輪73の外径が小さい小カムフォロア77が取り付けられる。したがって、大カムフォロア76と小カムフォロア77はそれぞれ20個ずつ取り付けられる。カムフォロア71は、外輪73が外環部62の内側に配置されるように取り付けられ、大カムフォロア76は軌道部64の上面を転動し、小カムフォロア77は軌道部64の下面を転動する。すなわち、大カムフォロア76と小カムフォロア77は、軌道部64を挟むようにして転動する。
ここで、カムフォロア71の着脱について説明する。環状保持部43の組立て時には、まず、外環部62の取付孔70に大カムフォロア76を挿通してナット75で固定する。次に、全ての大カムフォロア76を取り付けた外環部62を内環部61の外側に配置する。この時、大カムフォロア76が軌道部64の上面に当接して転動可能となる。次に、外環部62を回転させて、外環部62の下側に形成された取付孔70の1つを、内環本体63に形成された円形孔67の1つと位置を合わせる。そして、内環部61の内側から小カムフォロア77を円形孔67と取付孔70に挿通し、外輪73を外環部62の内面に当接させて、外環部62の外側から小カムフォロア77をナット75で固定する。同様に、外環部62を回転させて、他の取付孔70と任意の円形孔67との位置を合わせながら全ての小カムフォロア77をナット75で固定すれば、環状保持部43が形成される。
次に、個々のカムフォロア71を交換する場合について説明する。大カムフォロア76を交換する場合には、外環部62を回転させて、大カムフォロア76を半円切欠部66の位置に合わせ、ナット75を外して大カムフォロア76を内環部61の内側から引き抜く。そして、新しい大カムフォロア76を内環部61の内側から挿通し、外輪73を外環部62の内面に当接させて、外環部62の外側から大カムフォロア76をナット75で固定する。小カムフォロア77を交換する場合には、外環部62を回転させて、小カムフォロア77を円形孔67の位置に合わせ、ナット75を外して、小カムフォロア77を内環部61の内側から引き抜く。そして、新しい小カムフォロア77を内環部61の内側から挿通し、外輪73を外環部62の内面に当接させて、外環部62の外側からナット75で小カムフォロア77を固定する。このように、個々のカムフォロア71は、環状保持部43を全て分解せずに交換することが可能となっている。
第2のギヤ51の上面には、円形板状であって、中心部に円形の丸孔78が形成された円形板部材79がボルト50によって固定されている。また、円形板部材79の上面には、矩形板状の板部材80がボルト50によって固定されている。板部材80は、4箇所に設けられており、隣接する板部材80の距離は等しくなっている。
旋回装置6の上部には、作業台本体7を載置して固定する作業台基部81が設けられている。この作業台基部81は、前後方向に長い正面視長方形状を有しており、角筒形状のフレームにより形成された外フレーム82と、その内側に複数の角筒形状のフレームを縦・横・斜めに接続した内フレーム83とを備えている。この内フレーム83の配置は、作業台本体7を保持できる程度の強度を有するものであり、カムフォロア71の着脱を可能とするスペースがあれば、適宜変更可能である。ただし、第2のギヤ51の上方部分には、フレームが矩形に接続された矩形フレーム部84が形成されている。この矩形フレーム部84の内面には、板部材80と作業台基部81とを接続する接続部材85が溶接により接合されている。この接合部材85は、板部材80の位置に対応するように4箇所設けてあり、矩形フレーム部84に接合された矩形板部86と、矩形板部86から内側に突設した2枚の台形板部87とを備えている。台形板部87は、板部材80と溶接により接合されている。
また、作業台基部81は、板状の接合板部材88を介して外環部62の上面と溶接により接合されている。なお、作業台基部81は、内環部61とは接触していない。
作業台本体7は、前後方向に長い正面視長方形状の底板部91と、その上部に立設された落下防止用の落下防止柵92とから構成されている。落下防止柵92の前側部分には、作業者が作業台本体7に乗降するための扉部93が開閉自在に配設されている。作業台本体7の底板部91は、作業台基部81の外フレーム82で囲まれた部分と同等の大きさを有しており、長手方向同士が重なるように作業台基部81の上面に載置され固定されている。
また、作業台本体7には、作業者が昇降装置5の昇降動作および旋回装置6の旋回動作を操作する操作手段94が設けてある。昇降装置5および旋回装置6と操作手段94とはケーブル95によってそれぞれ接続されている。
ここで、上記構成の車載用作業台1についてその作用を説明する。まず、車載用作業台1を車両2の荷台3に搭載した状態で作業位置まで移動させる。次に、上述した手順により支持脚13を地面に設置する。次に、作業者が作業台本体7に搭乗し、操作手段94を操作して昇降装置5を駆動させて作業台本体7を任意の高さまで昇降させる。次に、操作手段94を操作して旋回装置6を駆動させて作業台本体7を作業位置まで水平方向に旋回させる。これにより、作業位置に接近して高所作業を行うことができる。
旋回装置6の作用について詳述すると、作業者が操作手段94を操作して電動モータ47を駆動させると、減速機48を介して第1のギヤ49が回転を始め、第1のギヤ49に噛み合わされた第2のギヤ51が回転すると同時に、第2のギヤ51に固定された作業台基部81が回転を始める。また、作業台基部81の回転と同時に、作業台基部81に接合された外環部62が回転し、カムフォロア71の外輪73が軌道部64を転動する。そして、作業台基部81の上面に固定された作業台本体7が回転する。作業台本体7は、左右どちらの方向にも360°旋回可能となっている。
このように本実施例では、車両2の荷台3に着脱自在に搭載可能な基台4と、前記基台4の上部に設けた昇降装置5と、前記昇降装置5の上部に設けた旋回装置6と、前記旋回装置6の上部に設けた作業台本体7と、を備える車載用作業台1であって、前記旋回装置6は、前記昇降装置5の上部に固定されたベース部である天板部38と、前記天板部38の上部に設けられた軸部41と、前記軸部41の外側であって前記天板部38の上部に配設された軌道部64と、前記軌道部64を転動する転動部材であるカムフォロア71と、前記軸部41を介して前記天板部38と接続され、前記カムフォロア71が固定される旋回部である外環部62と、を備えることにより、旋回時の作業台本体7の揺れを低減することができる。また、簡易で安価な旋回装置6を備えた車載用作業台1を提供することができる。
また、本実施例では、前記転動部材がカムフォロア71であることにより、旋回装置6の製造コストを低廉に抑えることができる。また、カムフォロア71は軽量な部材であるため、旋回装置6を軽量化することができる。
また、本実施例では、前記軌道部64が板形状を有し、前記カムフォロア71が前記軌道部64の上下面を転動することにより、作業台本体7の旋回動作を安定させることができる。
また、本実施例では、前記軌道部64を支持する軌道支持部である内環本体63を備え、前記内環本体63に前記カムフォロア71を挿通可能な挿通孔である半円切欠部66および円形孔67が形成されていることにより、旋回装置6を解体することなくカムフォロア71を個々に着脱することができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例のカムフォロアは上下それぞれ20箇所取り付けてあるが、その数は作業台本体の重量などに応じて適宜変更可能である。また、車体傾斜警報装置や過積載防止装置などの安全装置を搭載させることも可能である。
1 車載用作業台
2 車両
3 荷台
4 基台
5 昇降装置
6 旋回装置
7 作業台本体
38 天板部(ベース部)
41 軸部
61 内環部
62 外環部(旋回部)
63 内環本体(軌道支持部)
64 軌道部
66 半円切欠部(挿通孔)
67 円形孔(挿通孔)
71 カムフォロア(転動部材)
81 作業台基部

Claims (2)

  1. 車両の荷台に着脱自在に搭載可能な基台と、
    前記基台の上部に設けた昇降装置と、
    前記昇降装置の上部に設けたベース部と、
    前記ベース部の上部に設けた旋回装置と、
    前記旋回装置の上部に設けた作業台基部と、
    前記作業台基部の上部に設けた作業台本体と、を備える車載用作業台であって、
    前記旋回装置は、前記ベース部の上部に設けた軸部と、前記軸部の外側であって前記ベース部の上部に設けた環状の内環部と、前記作業台基部の下部であって前記内環部の外側に設けた環状の旋回部と、前記旋回部に取り付けられた複数の転動部材と、を備え、
    前記作業台基部が前記軸部に固定され
    前記内環部は円筒形状の内環本体と、前記内環本体の外面の上下方向中間部分に全周に渡って外側に突出した板状の軌道部を有し、
    前記転動部材が前記旋回部の外側で固定され、
    前記転動部材が前記軌道部の上下面を転動し、
    前記内環本体には半円切欠部及び円形孔が形成されたことを特徴とする車載用作業台。
  2. 前記転動部材がカムフォロアであることを特徴とする請求項1記載の車載用作業台。
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