JP5908738B2 - 駐車装置用固定側トレー送り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駐車車両を搭載した可動側トレーを格納区分から送り出す駐車装置用固定側トレー送り装置に関する。
従来のトレー送り式駐車装置として、格納階に形成した駐車スペースに、複数の縦方向走行レールを所定の間隔で配置し、この縦方向走行レールと直行するように複数の横方向走行レールを所定間隔で配置することによって、マトリックス状に複数の格納区分を形成し、この格納区分毎に、駐車車両を搭載可能で縦方向走行レールおよび横方向走行レールに沿って移動可能に構成した複数の可動側トレーと、その床部に構成されると共にその上部に位置することになる可動側トレーをそれぞれ縦方向または横方向に隣接する格納区分側に送り出す固定側トレー送り装置を構成したものが知られている。この固定側トレー送り装置は、床部に配置した切り替え駆動装置と、この切り替え駆動装置に連結ロッドを介して連結した駆動装置とを有し、上方部に位置したときの可動側トレーを移動するために可動側トレーのガイドレールに圧接した送りローラと、この送りローラを回転駆動するモータなどを設け、切り替え装置によってガイドローラの向きを変更し、その後、モータによって送りローラを回転駆動して、可動側トレーを隣接する格納区分側に送り出すようにしている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2006−96558号公報 特開2006−104661号公報 特開2008−273640号公報
しかしながら、従来の駐車装置用固定側トレー送り装置では、送りローラを可動側トレーのガイドレールに圧接するために圧接用ばねを使用しているが、その圧接力の調整が難しく同部の部品点数が多くなり、また各格納区分にそれぞれ配置するため、駐車装置全体としての構成も複雑なものになってしまう。しかも、駐車装置用固定側トレー送り装置は格納区分では可動側トレーの下方床部に構成しているため、配置するために使用できる空間部は制約され、高さや幅方向にも小型化することが望まれている。
本発明の目的は、小型化した駐車装置用固定側トレー送り装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、上部に位置することになる可動側トレーの下面に設けられたガイドレールに圧接するように取り付けられてその回転によって前記可動側トレーを移動する送りローラと、前記送りローラを回転駆動するモータと、前記送りローラおよび前記モータを支持した回転プレートとを備えた駆動装置と、前記送りローラの向きを切り替えるように連結ロッドを介して前記駆動装置と連結した切り替え駆動装置とを有する駐車装置用固定側トレー送り装置において、前記回転プレートを平板状にしてほぼ水平に配置し、前記回転プレートの回転軸に軸支した連結回転軸によって揺動可能に支持すると共に前記回転プレートの下部側にほぼ垂直に位置した揺動部材を設け、前記揺動部材の一方側端に、前記モータを取り付けるための支持ベースと、中心回転軸を可回転的に支持した前記送りローラとを設け、前記揺動部材の他方側端と前記回転プレートの下部間に、前記送りローラを前記ガイドレールに圧接する力を与える圧接用ばねを配置し、前記支持ベースの上方部には、前記連結回転軸側に位置する部分を下方にして前記回転プレートの下部に入り込むようにした辺部を形成した特徴とする。
このような構成によれば、回転軸に固定していた従来のレバーを兼用した回転プレートによって構成を簡略化すると共に、平板状とした回転プレートの特徴を生かして回転軸の軸長を抑え、その下部に揺動部材を配置するための空間部を形成しながら回転プレートに送りローラやそれを駆動するモータなどを支持することができ、同部の構成を小型にすることができる。また支持ベースの基本的な形状や大きさを殆ど変えることなく、揺動部材の送りローラ側端部が連結回転軸を中心にして揺動するときにおける上下方向の揺動範囲を十分に確保しながら、辺部によって送りローラおよび支持ベースを連結回転軸側に近づけて配置することができるようになり、高さ方向および幅方向を小型にすることができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記モータは、巻線を電源線に接続するための巻線端子を備え、前記巻線端子は前記回転プレートよりも下側でほぼ水平に導出して構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、巻線端子の導出部が斜め配置になっている場合に比べて床部から少し離してほぼ水平にすることができるため、床部近傍であっても巻線端子に電源線を接続する作業が容易になる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記支持ベースは、前記揺動部材の他方側端と前記回転プレート間の距離を拡大するように揺動するときの前記回転プレートと対向する部分の前記辺部に、前記回転プレートとの衝突を避ける取り外し用切り欠き部を形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、取り外し用切り欠き部によって回転プレートの先端対向部との衝突を避けながら揺動部材を定常使用状態よりもさらに回転することができ、この回転によって、揺動部材の他端と回転プレートとの対向距離は一層拡大して、圧接用ばねをできるだけ自由長近くまで伸ばすことができ、圧接用ばねの取り外すときの作業性が向上する。このような取り外し用切り欠き部は、支持ベースの基本的な形状や大きさを余り変えることなく形成することができるので、高さ方向および幅方向を小型にした固定側トレー送り装置の特徴を保ちながら簡単に構成することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記揺動部材は前記回転軸を挟んで対向配置した一対の揺動部材とし、前記両揺動部材の一方側端間に前記中心回転軸を可回転的に支持した前記送りローラを設け、一方の前記揺動部材における前記一方側端の外側面に前記支持ベースを固定し、前記両揺動部材の他方側端間に前記圧接用ばねを配置し、前記回転プレートにおける前記送りローラとの対向部に、前記回転軸に近接して前記送りローラを配置しながら前記送りローラとの接触を避ける切り欠き部を形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、一対の揺動部材間に、送りローラ、回転軸および圧接用ばねが収納配置されて外観構成が簡略化され、送りローラを回転軸に近づけて全体構成を小型化しても、切り欠き部によって送りローラと回転プレートとの接触を防止することができる。しかも、回転プレート自体を小型化するのではなく切り欠き部を形成しているため、この切り欠き部の両側を活用してガイドローラなどの他の構成部品を配置することができる。
本発明による駐車装置用固定側トレー送り装置によれば、回転軸に固定していた従来のレバーを兼用した回転プレートによって構成を簡略化すると共に、平板状とした回転プレートの特徴を生かして回転軸の軸長を抑え、その下部に揺動部材を配置するための空間部を形成しながら回転プレートに送りローラやそれを駆動するモータなどを支持することができ、同部の構成を小型にすることができる。また支持ベースの基本的な形状や大きさを殆ど変えることなく、揺動部材の送りローラ側端部が連結回転軸を中心にして揺動するときにおける上下方向の揺動範囲を十分に確保しながら、辺部によって送りローラおよび支持ベースを連結回転軸側に近づけて配置することができるようになり、高さ方向および幅方向を小型にすることができる。
本発明の一実施の形態による駐車装置用固定側トレー送り装置の要部を示す正面図である。 図1に示した駐車装置用固定側トレー送り装置のモータ取り付け状態を示す正面図である。 図2に示した駐車装置用固定側トレー送り装置の平面図である。 図1に示した駐車装置用固定側トレー送り装置の分解状態を示した正面図である。 本発明の他の実施の形態による駐車装置用固定側トレー送り装置の正面図である。 図1に示した駐車装置用固定側トレー送り装置を使用する駐車装置の平面図である。 図6に示した駐車装置の可動側トレーを示す裏面図である。 図6に示した駐車装置の固定側トレー送り装置全体を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図6は、駐車装置の格納階の一部を示す平面図であり、この格納階の駐車スペースには複数の縦方向走行レール1a〜1nを所定の間隔で配置し、この縦方向走行レール1a〜1nと直行するように複数の横方向走行レール2a〜2nを所定間隔で配置することによって、マトリックス状に複数の格納区分を形成している。各格納区分には、詳細を後述するが、その床面側にそれぞれ固定側トレー送り装置が構成され、少なくとも一つの空き区画となる格納区分4を除いた他の格納区分には、固定側トレー送り装置によって縦方向走行レール1a〜1nに沿った縦方向または横方向走行レール2a〜2nに沿った横方向に隣接する他の格納区分側へ送り出される複数の可動側トレー3a〜3nがそれぞれ配置されている。
この駐車装置は、駐車車両の入出庫階と格納階との間に図示しない昇降路内を移動するリフト機構を設置しており、このリフト機構によって駐車車両を搭載した状態の可動側トレーを昇降移動した後、格納階の所定の位置に格納するようにしている。図示しない制御手段は、予め格納されたプログラムに基づいて駐車車両の入出庫運転を行い、入庫運転ではリフト機構によって図6に示した格納階へ案内した後、格納階の駐車スペースで保管するようにしている。また駐車車両の出庫運転では、空き区画である格納区分4を利用しながら、例えば、出庫車両を搭載した可動側トレー3bを固定側トレー送り装置によって出庫方向の空き区画である格納区分4に移動させ、次いで、この格納区分4に構成した固定側トレー送り装置によって新たに空き区画となった格納区分を利用しながら可動側トレー3bを出庫方向に移動させ、これを順次繰り返しながら出庫車両を搭載した可動側トレー3bをリフト機構へと移動した後、リフト機構を利用して可動側トレー3bを入出庫階へと案内するようにしている。
次に、図7を用いて各可動側トレー3a〜3nについて説明する。各可動側トレー3a〜3nは同一構成であるから、ここでは可動側トレー3bについて説明する。可動側トレー3bは、その上面側に駐車車両を安定して搭載可能な長方形状の板状構成であり、図6に示した縦方向走行レール1c,1dおよび横方向走行レール2a,2bで囲まれた格納区画よりも多少大きくしている。この可動側トレー3bの裏面側には、図7に示すように縦方向走行レール1a〜1nに沿って走行するときに転動する縦方向車輪5a〜5dと、横方向走行レール2a〜2nに沿って走行するときに転動する横方向車輪6a〜6dとをそれぞれ四隅に配置している。可動側トレー3bが図6に示した位置にあるとき、縦方向車輪5aおよび縦方向車輪5dは縦方向走行レール1d上に、縦方向車輪5bおよび縦方向車輪5cは縦方向走行レール1c上に、また横方向車輪6aおよび横方向車輪6bは横方向走行レール2a上に、さらに横方向車輪6cおよび横方向車輪6dは横方向走行レール2b上にそれぞれ配置されている。
また、図7に示したように可動側トレー3bの裏面側には、その中央部で縦方向に延びた縦方向固定ガイドレール7が固定されており、この縦方向固定ガイドレール7は中間部の二箇所で分断され、この二箇所の分断部には回転軸8,9を中心にして所定の角度回転可能な可動ガイドレール10,11を配置している。また回転軸8,9を通る横方向には同じ所で分断した横方向固定ガイドレール12,13が固定されている。可動ガイドレール10,11は、詳細を後述する固定側トレー送り装置によって回転駆動され、図示の縦向き状態では縦方向固定ガイドレール7と縦方向に一直線となるように連続した連結状態となり、点線で示すように90度回転した横向き状態では横方向固定ガイドレール12,13と横方向に一直線となるように連続した連結状態となる。
次に、上述した可動側トレーと対を成すように各格納区分の床側にそれぞれ構成した固定側トレー送り装置について説明する。各固定側トレー送り装置は同一構成であるから、ここでは図1の可動側トレー3bの下部に位置して縦方向走行レール1c,1dと横方向走行レール2a,2bによって囲まれた格納区分に構成した固定側トレー送り装置について図8を用いて説明する。
縦方向走行レール1c,1dと横方向走行レール2a,2bを利用しながら縦方向に一対の支持部材14,15を連結し、この支持部材14,15における縦方向の中央部に補強板16を固定し、この補強板16の縦方向の両側に等間隔で他の補強板17,18を固定している。中央部の補強板16には、モータ19と、このモータ19によって回転する回転軸20と、長手方向中間部をこの回転軸20に連結したレバー21とを有する切り替え駆動装置22を構成している。
また補強板17には、回転軸23によって補強板17へ回転可能に設けた平板状の回転プレート24と、この回転プレート24に詳細を後述するように取り付けたモータ25と、モータ25によって回転駆動する送りローラ26と、回転軸23を中心にした仮想正方形の各頂点に配置するなどして等間隔で配置したガイドローラ27〜30とを有する第一駆動装置31を構成している。第一駆動装置31の回転軸23は、図7に示した回転軸8と同一軸上に位置している。
送りローラ26は、図7に示した縦方向固定ガイドレール7または可動ガイドレール10をガイドローラ27,28間およびガイドローラ29,30間に挟んだ状態で回転すると、回転方向に従って縦方向固定ガイドレール7をその軸方向、つまり可動側トレー3bを縦方向に送り駆動するものであり、このとき各ガイドローラ27〜30は転動しながら縦方向固定ガイドレール7を案内する。また、可動ガイドレール10をガイドローラ27,28間およびガイドローラ29,30間に挟んだ状態で、回転軸23を中心にして回転プレート24を90度回転してモータ25を点線で示す位置に切り替えると、送りローラ26の回転方向に従った送り方向は横方向となる。
さらに補強板18には、回転軸32によって補強板18へ回転可能に設けた平板状の回転プレート33と、この回転プレート33に取り付けたモータ34と、モータ34によって回転駆動する送りローラ35と、回転軸32を中心にした仮想正方形の各頂点に配置するなどして等間隔で配置したガイドローラ36〜39とを有する第二駆動装置40を構成している。第二駆動装置40の回転軸32は、図7に示した回転軸9と同一軸上に位置している。
送りローラ35は、図7に示した縦方向固定ガイドレール7または可動ガイドレール11をガイドローラ36,37間およびガイドローラ38,39間に挟んだ状態で回転すると、回転方向に従って縦方向固定ガイドレール7をその軸方向、つまり可動側トレー3bを縦方向に送り駆動するものであり、このとき各ガイドローラ27〜30は転動しながら縦方向固定ガイドレール7を案内する。また、可動ガイドレール11をガイドローラ36,37間およびガイドローラ38,39間に挟んだ状態で、回転軸32を中心にして回転プレート33を90度回転してモータ34を点線で示す位置に切り替えると、送りローラ35の回転方向に従った送り方向は横方向となる。
中央の補強板16に構成した切り替え駆動装置22の回転可能なレバー21の一方端には、連結ロッド41を介して第一駆動装置31の回転プレート24の端部が連結されており、またレバー21の他方端には連結ロッド42を介して第二駆動装置40の回転プレート33の端部が連結されている。図示の状態では、第一駆動装置31の送りローラ26および第二駆動装置40の送りローラ35は、図7に示した縦方向固定ガイドレール7上で回転可能であるが、切り替え駆動装置22のモータ19によってレバー21を反時計方向に回転駆動し、一部を点線で示す切り替え位置にすると、連結ロッド41を介して連結した第一駆動装置31は回転軸23を中心にして回転プレート24を反時計方向に90度だけ回転すると共に、連結ロッド42を介して連結した第二駆動装置40は回転軸32を中心にして回転プレート33を反時計方向に90度だけ回転することになる。第一駆動装置31および第二駆動装置40の切り替え位置は、それぞれのモータ19,34の一部のみを点線で示している。
このときの回転プレート24,33の回転によって、ガイドローラ27〜30およびガイドローラ36〜39に挟み込まれた状態の図7に示した可動ガイドレール10,11は回転軸8,9を中心にして90度回転されることになる。この回転後にモータ25,34によって送りローラ26,35を回転すると、詳細は後述するが、送りローラ26,35は図7に示した可動ガイドレール10,11に圧接されているため、送りローラ26,35の横方向の回転に従って可動ガイドレール10,11、やがて、横方向固定ガイドレール12,13をその軸方向に移動させ、結果として可動側トレー3bを横方向に移動することになる。
同様に、回転プレート24,33の回転前の状態で、モータ25,34によって送りローラ26,35を回転すると、送りローラ26,35は図7に示した可動ガイドレール10,11に圧接されているため、送りローラ26,35の縦方向の回転によって可動ガイドレール10,11、やがて、縦方向固定ガイドレール7をその軸方向に移動させ、結果として可動側トレー3bを縦方向に移動することになる。このようにして、可動側トレー3bは、切り替え駆動装置22の切り換え位置によって縦方向または横方向に選択的に移動することができる構成となっている。
次に、第一駆動装置31および第二駆動装置40のさらに具体的な構成について図1〜図4を用いて説明する。ここで第一駆動装置31と第二駆動装置40は同一構成であるから、第一駆動装置31について説明し、第二駆動装置40については詳細な説明を省略する。第一駆動装置31は、拡大図である図1および図2に示すように補強板17上に固定した支持部材43を用いて構成している。
支持部材43には軸受44を介して回転軸23を可回転的に支持し、この回転軸23の上端部に平板状の回転プレート24をほぼ水平に配置して固定し、回転プレート24の上面側にガイドローラ27〜30を回転可能に取り付けている。一方、回転軸23の上端部に回転プレート24を固定することによって、回転プレート24の下部に空間部を形成し、この下部空間部を利用して回転軸23を挟むようにほぼ鉛直に対向配置した板状の一対の揺動部材45を設け、両揺動部材45間に送りローラ26を挟んだ後、複数本のボルト46によって結合している。詳細は後述するが、一対の揺動部材45間には間隔保持部材を介在し、所定間隔を保持した状態で複数本のボルト46によって結合している。この結合した両揺動部材45は、回転軸23に直交する関係で回転可能に設けた連結回転軸47によって回転軸23に支持し、回転軸23を挟んだ状態で連結回転軸47を中心に揺動可能に支持している。
この揺動部材45の一端部と回転プレート24間には圧接用ばね48を配置し、この圧接用ばね48によって揺動部材45に対して連結回転軸47を中心に時計方向の付勢力を与えている。圧接用ばね48は取り外し可能とするのが望ましく、例えば、回転プレート24の上面側から支持軸49を挿入し、圧接用ばね48の中心部を通した後、揺動部材45に設けたボルト46などを利用して構成した連結部材50で下端部を支持すると共に、ナット51などによって抜け止めし、連結部材50で圧接用ばね48の下端を受けるようにしている。
従って、回転プレート24と共に揺動部材45、送りローラ26および圧接用ばね48を組み立ててしまうと、その後の調整は不要である。仮に、圧接用ばね48を調整する必要が生じた場合でも、連結部材50の厚みなどを変更してばね力を容易に調整することができる。しかも、圧接用ばね48を取り外す必要が生じた場合でも、詳細は後述するが図4に示すように圧接用ばね48の下方部に配置した抜け止め用のナット51を取り外し、支持軸49を回転プレート24の上方部へ引き抜くと、回転プレート24と揺動部材45との間から圧接用ばね48を取り外すことができる。この圧接用ばね48の取り外し可能な構成は、図示のものに限らず他の構成を採用することもできる。
また、図1に示した一対の揺動部材45の他端部間には、送りローラ26の中心回転軸52を回転可能に支持している。また、図示の手前側に設けた揺動部材45の外側面には支持ベース53を一体的に結合しており、送りローラ26の中心回転軸52は支持ベース53よりもさらに外側に導出されている。この中心回転軸52を回転すると、一対の揺動部材45および支持ベース53を回転することなく送りローラ26を回転することができるようにしており、中心回転軸52の軸受は一対の揺動部材45にそれぞれ設けても良いし、一方の軸受を支持ベース53に設けても良い。
通常、この種の支持ベース53は平面で4つの直線的な辺部を有する四角形であり、同図に二点鎖線で示すように各辺部がそれぞれ鉛直または水平となるように配置するのが一般的である。しかし、二点鎖線で示す支持ベース51では、圧接用ばね48によって揺動部材45が連結回転軸47を中心にして時計方向に回転した状態で、支持ベース53が回転プレート24の下面に接触してしまうため、送りローラ26の高さ位置を制限するか、連結回転軸47から中心回転軸52までの距離を大きくしなければならず、第一駆動装置31を大型化してしまう。そこで、支持ベース53を独特の配置としている。つまり、支持ベース53を平面で四角形とした場合、上方に位置する直線的な辺部55をほぼ水平とするのではなく、上方に位置する辺部55の連結回転軸47側に位置する角を多少下げている。言い換えると、二点鎖線で示した支持ベース53を中心回転軸52を中心にして時計方向に多少回転し、上方に位置する辺部55の連結回転軸47側に位置する角を下方に位置させている。
支持ベース53に特徴的な傾きを形成することにより、上方に位置する辺部55の連結回転軸47側に位置する角が回転プレート24の下部に入り込むように中心回転軸52を連結回転軸47に近づけて配置することが可能となる。しかも、圧接用ばね48によって揺動部材45が連結回転軸47を中心にして時計方向に回転した状態で、支持ベース53が回転プレート24の下面に接触しない領域を二点鎖線で示した支持ベースの場合よりも大きくすることができるので、第一駆動装置31を幅方向に小型化しても、送りローラ26を図7に示した縦方向固定ガイドレール7などに圧接するためのストロークを十分に確保し、ふさわしい圧接力を得ることができる。
ところで、支持ベース53の近傍には送りローラ26も同じ中心回転軸52上に設けられているため、第一駆動装置31の小型化を実現するためには、揺動部材45の揺動範囲内で、支持ベース53が回転プレート24の下面に接触しないことだけでなく、送りローラ26も他の部分と干渉しないようにする必要がある。そこで、図1に示したように第一駆動装置31は送りローラ26の揺動を支持ベース53が妨げないようにするため、送りローラ26の投影面内に支持ベース53を配置している。
従って、支持ベース53を形成する上方に位置する辺部55の連結回転軸47側に位置する角が回転プレート24の下部に入り込むように、中心回転軸52を連結回転軸47に近づけて配置すると、送りローラ26と回転プレート24との干渉についても配慮する必要がある。そこで、平面図である図3に示すようにガイドローラ29とガイドローラ30間に位置すると共に、送りローラ26と対向する部分の回転プレート24に切り欠き部54を形成している。この切り欠き部54によって、送りローラ26が回転プレート24に接触することなく、送りローラ26および支持ベース53を揺動部材45の連結回転軸47に近接して配置することが可能となり、固定側トレー送り装置を一層小型化することができる。この切り欠き部54の形成に際しては、図4を用いて後述するように定常状態の揺動部材45をさらに時計方向に回転させることを見越して、回転プレート24と送りローラ26とが接触しないような深さで形成する。
しかも、回転プレート24の回転軸23を挟んで対向配置した一対の揺動部材45を設けており、両揺動部材45の一方側端間に中心回転軸47を可回転的に支持した送りローラ26を設け、一方の揺動部材45における同一方側端の外側面に支持ベース53を固定し、両揺動部材45の他方側端間に圧接用ばね48を配置し、回転プレート24における送りローラ26との対向部に、回転軸23に近接して送りローラ26を配置しながら送りローラ26との接触を避ける切り欠き部54を形成しているため、一対の揺動部材45間に、送りローラ26、回転軸23および圧接用ばね48が収納配置されて外観構成が簡略化され、送りローラ26を回転軸23に近づけて全体構成を小型化しても、切り欠き部54によって送りローラ26と回転プレート24との接触を防止することができる。しかも、回転プレート24自体を小型化するのではなく切り欠き部54を形成しているため、この切り欠き部54の両側を活用してガイドローラ29,30を配置することができる。
ここでは、通常の支持ベース53が平面で四角形として説明しており、この場合、通常の支持ベース53の形状を変更することなくその取り付け角度を上述したように変更するだけで済む。しかし、支持ベース53は他の形状であっても良い。上述したように送りローラ26と同心的でほぼ同一径の円形にしている場合は、図1に示した支持ベース53を形成する上方に位置する直線的な辺部55に相当する直線的な辺部を有するように一部を切削加工し、他の部分は円形のままであっても良い。
いずれにしても、支持ベース53は上方に位置する部分を直線的な辺部55にし、この平面辺部55の連結回転軸47側が下に向くように傾けて配置すると共に、回転プレート24の下部に入り込むに配置する。このように支持ベース53に取り付け角度を形成しているため、支持ベース53の基本的な形状や大きさを殆ど変えることなく、揺動部材45の送りローラ26側端部が連結回転軸47を中心にして揺動するときにおける上下方向の揺動範囲を十分に確保しながら、送りローラ26および支持ベース53を連結回転軸47側に近づけて配置することができるようになる。従って、支持ベース53を連結回転軸47側に近接して配置しながら、第一駆動装置31の高さ方向および幅方向を小型にすることができる。
また、図1に示した回転プレート24に対向する部分の支持ベース53には、揺動部材45を定常状態よりもさらに時計方向に回転させたとき、辺部55のうち、回転プレート24の先端部と最初に接触することになる部分に、回転プレート24との衝突を回避するための半円状の取り外し用切り欠き部56を形成している。
従って、図4に示したように圧接用ばね48を取り外す際、図1に示した定常使用状態から揺動部材45をさらに時計方向に回転すると、取り外し用切り欠き部56によって回転プレート24の先端対向部との衝突を避けながら揺動部材45の回転を行うことができる。この回転によって、揺動部材45の他端と回転プレート24との対向距離は一層拡大して、圧接用ばね48をできるだけ自由長近くまで伸ばすことができ、圧接用ばね48の取り外すときの作業性が向上する。このような取り外し用切り欠き部56は、支持ベース53の基本的な形状や大きさを余り変えることなく形成することができるので、高さ方向および幅方向を小型にした固定側トレー送り装置の特徴を保ちながら簡単に構成することができる。上述した辺部55は、直線的に形成したが、この半円状の取り外し用切り欠き部56も兼用するようにその中間部を中心回転軸52側に深くした弧状の辺部にしても良い。
その後、上述した支持ベース53を用いてモータ25を取り付けるが、支持ベース53へのモータ25の取り付けは、図3に示すように揺動部材45に結合した支持ベース53の取り付け角度に合わせて、モータ25の取り付けベース57を配置し、次いで、モータ25側からねじ58を配置し、このねじ58を支持ベース53の四隅に形成したねじ部へねじ込んで締め付けて結合する。
図2は、上述した支持ベース53を利用してモータ25を取り付けた状態を示している。支持ベース53の基本的な形状や大きさは変更されていないため、モータ25の取り付けも基本的には従来と同様に行うことができる。ただし、支持ベース53の取り付け角度の多少の変更によってモータ25の巻線端子59の向きが図示のように若干下向きになるが、巻線端子59に電源への配線を接続する作業は殆ど影響を受けない。従って、支持ベース53に取り付けるモータ25としては、特殊モータではなく、他のモータ34等と全く同一構成のものを使用することができ、同一部品の使用によるコスト低減を図ることができる。
また、上述したように揺動部材45は一対設けられており、図3から分かるように一対の揺動部材45は、送りローラ26を挟むように対向配置した後、一対の揺動部材45間に間隔保持部材60を挟んでボルト61等で締め付けて固定している。送りローラ26の中心回転軸52を回転可能にそれぞれ支持している。さらに、回転プレート24は、同図に示すように回転軸23を中心にしてほぼ等間隔でガイドローラ27〜30を支持し、ガイドローラ27とガイドローラ29間に切り欠き部54を形成し、回転軸23に対して送りローラ26と反対側の揺動部材45間に圧接用ばね48を配置し、回転軸23とガイドローラ27を結ぶ直線の延長上に図8に示した連結ロッド41と連結する連結部62を形成している。
このようにして連結回転軸47によって揺動可能に支持した揺動部材45の一方側には送りローラ26およびモータ25を支持し、他方側には圧接用ばね48を配置しているため、この圧接用ばね48は、揺動部材45に対して連結回転軸47を中心に所定回転方向の付勢力を与え、これによって送りローラ26を図7に示した縦方向固定ガイドレール7および可動ガイドレール10などに圧接させることができる。図1に示した定常状態で、圧接用ばね48は連結回転軸47を中心にして揺動部材45を所定回転方向に多少回転させて図示の状態に保持している。このとき、送りローラ26の最も上方部に位置する外周部分は、図1から分かるように回転プレート24の上面よりも上方部に位置している。
しかし、ガイドローラ27,28間およびガイドローラ29,30間に図8に示した縦方向ガイドレール7または可動ガイドレール10を位置させると、これらのガイドレール7,10の下面は図1に示した回転プレート24の上面より多少上方に位置するため、回転プレート24の上面よりも上方に突出している送りローラ26を下方に押し下げる。このとき、送りローラ26を支持した揺動部材45には連結回転軸47を中心にして時計方向に回転することになり、揺動部材45の他端側では連結部材50が上方に移動して圧接用ばね48を圧縮するが、圧接用ばね48の圧縮に応じた適度の反力が揺動部材45に作用する。従って、連結回転軸47を中心にして揺動部材45を戻す方向に回転しようとし、送りローラ26をガイドレール7,10の下面に適度に圧接する。
可動ガイドレール10が回転プレート24の上面側に位置した状態で、可動側トレー3bは、図7に示した横方向車輪5a〜5dと縦方向車輪6a〜6dとが、図8に示した縦方向走行レール1c,1dと横方向走行レール2a,2b上に走行可能に搭載されているため、可動ガイドレール18から送りローラ34に極端に大きな荷重を与えることはない。
このような第一駆動装置31および第二駆動装置40によれば、圧接用ばね48によって送りローラ26,35を可動ガイドレール10,11などに圧接するとき、連結回転軸47によって軸支した揺動部材45の揺動回転を利用しているため、送りローラ26,35を常にふさわしい力で圧接することができる。このとき図示しない制御装置によってモータ25を作動すると、送りローラ26は中心回転軸52を中心にして回転し、圧接している状態のガイドレール7,10をその軸方向に駆動して可動側トレー3bを所定の方向にスムーズに移動させることができる。また、連結回転軸47を支点にして揺動部材45を揺動させているため、連結回転軸47から送りローラ26の中心回転軸52までの距離、または連結回転軸47から圧接用ばね48の作用点までの距離を適宜設定することによって、送りローラ26を可動ガイドレール10,11に圧接する力を容易に選定することができると共に、第一駆動装置31および第二駆動装置40の幅方向および高さ方向も抑えて小型にすることができる。
今、図6に示した可動側トレー3bを右方の空き区画となっている格納区分4へ移動する場合は、先ず、図示しない制御手段によって図8に示した切り替え駆動装置22のモータ19を作動して切り替え操作を行い、レバー21および連結ロッド41を介して第一駆動装置31の回転軸23を反時計方向に90度回転し、同時に連結ロッド42を介して第二駆動装置40の回転軸32を反時計方向に90度回転する。すると、第一駆動装置31の送りローラ26および第二駆動装置40の送りローラ35は共に横向きになる。
このとき、第一駆動装置31のガイドローラ27,28とガイドローラ29,30間に図7に示した可動ガイドレール10を挟み込んでおり、また第二駆動装置40のガイドローラ36,37とガイドローラ38,39間に図7に示した可動ガイドレール11を挟み込んでいるため、回転プレート24,33の回転軸23,32から等距離の位置で可動ガイドレール10,11に回転力を作用させることになり、可動ガイドレール10,11における回転軸8,9の両側でバランス良く力を加え、かじることもない。
その後、車庫出しをする駐車車両を搭載した可動側トレーをさらに移動する場合は、その可動側トレーの位置に応じて予め組み立てられた動作パターンを格納した制御手段によって上述した各切り替え駆動装置22を切り替え制御しながら縦横方向に自在に移動して、リフト機構まで移動することができる。
図5は、本発明の他の実施の形態による第一駆動装置31を示しており、ここでは図2との同等物には同一符号を付けて詳細な説明を省略する。この実施の形態でも、特定の傾きを持って揺動部材45に支持ベース53を結合し、この支持ベース53にモータ25を取り付けているが、モータ25にはその巻線端部を接続して形成した巻線端子59を有し、この巻線端子59に電源線を接続することになる。
このような第一駆動装置31によれば、巻線端子59の導出部が図2の場合に比べて床部から少し離してほぼ水平にすることができるため、床部近傍であっても巻線端子59に電源線を接続する作業が、図2の構成に比べて容易になる。ここでモータ25は、その本体部分の真横から巻線端子59がほぼ水平に伸びるように、予め特定の傾きを持った支持ベース53に固定することを想定して巻線端子59を形成することになるが、このようなモータ25は、基本的な構成を変更することなく容易に得ることができる。
本発明の他の実施の形態では、可動側トレー3a〜3nに搭載して管理する駐車車両の重量と、第一駆動装置31および第二駆動装置40のモータ25,34の駆動力との関係に応じて、第一駆動装置31および第二駆動装置40はいずれか一方のみで構成し、また可動側トレー3a〜3nの下面に設けた可動ガイドレール10,11も一方の駆動装置に対応する側だけとすることもできる。
以上説明したように本発明による駐車装置用固定側トレー送り装置は、ほぼ水平に配置した回転プレート24を同水平面内で回転可能に保持する回転軸23を設けた構成の第一駆動装置31を使用しているため、回転軸23に固定していた従来のレバーを兼用した回転プレート24によって構成を簡略化すると共に、平板状とした回転プレート24の特徴を生かして回転軸23の軸長を抑え、その下部に揺動部材45を配置するための空間部を形成しながら回転プレート32に送りローラ26やそれを駆動するモータ25などを支持することができ、同部の構成を小型にすることができる。
また回転軸23と直交する関係で回転軸23に回転可能に設けた連結回転軸47によって揺動部材45を揺動可能に支持し、この揺動部材45の一端部と回転プレート24間には圧接用ばね48を配置し、また両揺動部材45の他端部には、送りローラ26の中心回転軸52を回転可能に支持する構成とし、また両揺動部材45の他端部に、送りローラ26の中心回転軸52を回転することになるモータ25を取り付ける支持ベース53を結合し、この支持ベース53の上部には連結回転軸47側に位置する側を下方にして回転プレート24の下部に入り込むようにした直線的または弧状の辺部55を形成したため、支持ベース53の基本的な形状や大きさを殆ど変えることなく、揺動部材45の送りローラ26側端部が連結回転軸47を中心にして揺動するときにおける上下方向の揺動範囲を十分に確保しながら、辺部55によって送りローラ26および支持ベース53を連結回転軸47側に近づけて配置することができるようになり、第一駆動装置31の高さ方向および幅方向を小型にすることができる。
さらに本発明による駐車装置用固定側トレー送り装置は、回転プレート24の回転軸23を挟んで対向配置した一対の揺動部材45を設け、両揺動部材45の一方側端間に中心回転軸47を可回転的に支持した送りローラ26を設け、一方の揺動部材45における同一方側端の外側面に支持ベース53を固定し、両揺動部材45の他方側端間に圧接用ばね48を配置し、回転プレート24における送りローラ26との対向部に、回転軸23に近接して送りローラ26を配置しながら送りローラ26との接触を避ける切り欠き部54を形成したため、一対の揺動部材45間に、送りローラ26、回転軸23および圧接用ばね48が収納配置されて外観構成が簡略化され、送りローラ26を回転軸23に近づけて全体構成を小型化しても、切り欠き部54によって送りローラ26と回転プレート24との接触を防止することができる。しかも、回転プレート24自体を小型化するのではなく切り欠き部54を形成しているため、この切り欠き部54の両側を活用してガイドローラ29,30を配置することができる。
1a〜1n 縦方向走行レール
2a〜2n 横方向走行レール
3a〜3n 可動側トレー
4 格納区分
5a〜5d 縦方向車輪
6a〜6d 横方向車輪
7 縦方向固定ガイドレール
8,9 回転軸
10,11 可動ガイドレール
12,13 横方向固定ガイドレール
14,15 支持部材
16〜18 補強板
19 モータ
20 回転軸
21 レバー
22 切り替え駆動装置
23 回転軸
24 回転プレート
25 モータ
26 送りローラ
27〜30 ガイドローラ
31 第一駆動装置
32 回転軸
33 回転プレート
34 モータ
35 送りローラ
36〜39 ガイドローラ
40 第二駆動装置
41,42 連結ロッド
43 支持部材
44 軸受
45 揺動部材回転軸
46 ボルト
47 連結回転軸
48 圧接用ばね
49 挿入軸
50 連結部材
51 ナット
52 中心回転軸
53 支持ベース
54 切り欠き部
55 辺部
56 取り外し用切り欠き部
57 取り付けベース
58 ねじ
59 巻線端子

Claims (4)

  1. 上部に位置することになる可動側トレーの下面に設けられたガイドレールに圧接するように取り付けられてその回転によって前記可動側トレーを移動する送りローラと、前記送りローラを回転駆動するモータと、前記送りローラおよび前記モータを支持した回転プレートとを備えた駆動装置と、前記送りローラの向きを切り替えるように連結ロッドを介して前記駆動装置と連結した切り替え駆動装置とを有する駐車装置用固定側トレー送り装置において、
    前記回転プレートを平板状にしてほぼ水平に配置し、前記回転プレートの回転軸に軸支した連結回転軸によって揺動可能に支持すると共に前記回転プレートの下部側にほぼ垂直に位置した揺動部材を設け、前記揺動部材の一方側端に、前記モータを取り付けるための支持ベースと、中心回転軸を可回転的に支持した前記送りローラとを設け、前記揺動部材の他方側端と前記回転プレートの下部間に、前記送りローラを前記ガイドレールに圧接する力を与える圧接用ばねを配置し、前記支持ベースの上方部には、前記連結回転軸側に位置する部分を下方にして前記回転プレートの下部に入り込むようにした辺部を形成したことを特徴とする駐車装置用固定側トレー送り装置。
  2. 前記モータは、巻線を電源線に接続するための巻線端子を備え、前記巻線端子は前記回転プレートよりも下側でほぼ水平に導出して構成したことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置用固定側トレー送り装置。
  3. 前記支持ベースは、前記揺動部材の他方側端と前記回転プレート間の距離を拡大するように揺動するときの前記回転プレートと対向する部分の前記辺部に、前記回転プレートとの衝突を避ける取り外し用切り欠き部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置用固定側トレー送り装置。
  4. 前記揺動部材は前記回転軸を挟んで対向配置した一対の揺動部材とし、前記両揺動部材の一方側端間に前記中心回転軸を可回転的に支持した前記送りローラを設け、一方の前記揺動部材における前記一方側端の外側面に前記支持ベースを固定し、前記両揺動部材の他方側端間に前記圧接用ばねを配置し、前記回転プレートにおける前記送りローラとの対向部に、前記回転軸に近接して前記送りローラを配置しながら前記送りローラとの接触を避ける切り欠き部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置用固定側トレー送り装置。
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