JPH0729681B2 - パレツト使用の搬送装置 - Google Patents
パレツト使用の搬送装置Info
- Publication number
- JPH0729681B2 JPH0729681B2 JP21704986A JP21704986A JPH0729681B2 JP H0729681 B2 JPH0729681 B2 JP H0729681B2 JP 21704986 A JP21704986 A JP 21704986A JP 21704986 A JP21704986 A JP 21704986A JP H0729681 B2 JPH0729681 B2 JP H0729681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- rail
- rails
- short
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、パレット（台車状のもの）を用いた搬送装置
に関する。
に関する。
［従来の技術］ 従来、機械駐車方式として、平面操作式の駐車場が知ら
れている。この方式は、床面上に設置されたパレットの
上に自動車を載置し、このパレットを前後あるいは左右
にレールや溝を利用して移動させる形式で、自動車がパ
レット上に停止すると、パレットは前後あるいは左右に
移動して空いているパレットスペースに運ぶ。
れている。この方式は、床面上に設置されたパレットの
上に自動車を載置し、このパレットを前後あるいは左右
にレールや溝を利用して移動させる形式で、自動車がパ
レット上に停止すると、パレットは前後あるいは左右に
移動して空いているパレットスペースに運ぶ。
従って、自動車がその機能上自走では曲がれないような
狭い場所も駐車スペースとして利用でき、駐車効率を高
めることができる。
狭い場所も駐車スペースとして利用でき、駐車効率を高
めることができる。
かかる平面操作式機械駐車場に関し、特開昭60−93006
号公報には、次のような提案がなされている。即ち、パ
レットの数を床面のパレットスペースの数より少なくと
も１つ少なくし、各パレットは裏面に縦方向および横方
向にラックを備え、床面の各パレットスペースにはパレ
ット裏面の各ラックに対し係脱可能に係合して駆動する
縦および横方向への駆動装置を設けている。このため、
一方向（縦又は横）の駆動装置のピニオンがラックと噛
合して駆動するときには、他方向なピニオンをラックか
ら外さなければならず、ラックとピニオンの各歯の位相
を合わせる装置、または、ピニオンを駆動する駆動装置
を上下させる装置を備えている。
号公報には、次のような提案がなされている。即ち、パ
レットの数を床面のパレットスペースの数より少なくと
も１つ少なくし、各パレットは裏面に縦方向および横方
向にラックを備え、床面の各パレットスペースにはパレ
ット裏面の各ラックに対し係脱可能に係合して駆動する
縦および横方向への駆動装置を設けている。このため、
一方向（縦又は横）の駆動装置のピニオンがラックと噛
合して駆動するときには、他方向なピニオンをラックか
ら外さなければならず、ラックとピニオンの各歯の位相
を合わせる装置、または、ピニオンを駆動する駆動装置
を上下させる装置を備えている。
［発明が解決しようとする問題点］ かかる提案では、縦または横方向へ駆動して、パレット
の両端および中央の縦および横のラックが交叉するラッ
クの切れている部分から、ピニオンがラックと噛合い始
めるとき、ピニオンとラックの各歯の位相が合わないと
歯先同志が衝突し破損する。ところが、この位相を自動
的に正確に合わせることは極めて困難であり、高価な構
造や装置を必要とする。
の両端および中央の縦および横のラックが交叉するラッ
クの切れている部分から、ピニオンがラックと噛合い始
めるとき、ピニオンとラックの各歯の位相が合わないと
歯先同志が衝突し破損する。ところが、この位相を自動
的に正確に合わせることは極めて困難であり、高価な構
造や装置を必要とする。
［課題点を解決するための手段］ 本発明は、かかる従来の技術の問題点を解消するため創
作されたもので、各パレットの裏面に井桁状にレールを
突設し、該レールの各交叉部分に、一方向のみに形成し
た短レールを回転自在に突設し、該短レールを前記レー
ルの縦または横レールのいずれかに連接可能とし、か
つ、前記短レールに対応した位置の床面上に突出させた
車輪を設けるとともに、該車輪を縦または横方向に方向
転換可能とし、該車輪の方向転換により前記短レールを
方向転換させたパレット使用の搬送装置を提供する。
作されたもので、各パレットの裏面に井桁状にレールを
突設し、該レールの各交叉部分に、一方向のみに形成し
た短レールを回転自在に突設し、該短レールを前記レー
ルの縦または横レールのいずれかに連接可能とし、か
つ、前記短レールに対応した位置の床面上に突出させた
車輪を設けるとともに、該車輪を縦または横方向に方向
転換可能とし、該車輪の方向転換により前記短レールを
方向転換させたパレット使用の搬送装置を提供する。
［作用］ 搬送用パレット上に被搬送物を載置し、該パレットを所
定のパレットスペースに運ぶに当たり、車輪に対応して
短レールがあるので、複数の該車輪を所定のパレットス
ペース方向転換させると、それに従って、前記パレット
の各短レールも方向転換し、次いで、車輪を駆動すれ
ば、当該パレットを所定のパレットスペースへ運ぶこと
ができるので、被搬送物を所定のパレットスペースへ搬
入することができる。
定のパレットスペースに運ぶに当たり、車輪に対応して
短レールがあるので、複数の該車輪を所定のパレットス
ペース方向転換させると、それに従って、前記パレット
の各短レールも方向転換し、次いで、車輪を駆動すれ
ば、当該パレットを所定のパレットスペースへ運ぶこと
ができるので、被搬送物を所定のパレットスペースへ搬
入することができる。
［実施例］ 本発明の構成を添付図面に示す実施例にもとづき詳細に
説明する。第１図は本発明の実施例の平面図、第２図は
第１図の要部平面図、第３図は第１図の要部側断面図、
第４図は第３図のＡ〜Ａ断面図、第５図は第３図のＢ〜
Ｂ矢視図を示す。
説明する。第１図は本発明の実施例の平面図、第２図は
第１図の要部平面図、第３図は第１図の要部側断面図、
第４図は第３図のＡ〜Ａ断面図、第５図は第３図のＢ〜
Ｂ矢視図を示す。
本実施例は平面操作方式の機械駐車場を示し、殊に、パ
レットスペース（３）が複数のパレット（１）の数より
少なくとも１つ多い場合を示している。これらパレット
（１）は床面上に縦・横に並べられ、各パレット（１）
の裏面にはレール（２）が縦・横に井桁状に突設され、
これらレール（２）の各交叉部に、円板（４）が回転自
在に取付けられ、該円板（４）の下面には短レール
（５）が突設されている。
レットスペース（３）が複数のパレット（１）の数より
少なくとも１つ多い場合を示している。これらパレット
（１）は床面上に縦・横に並べられ、各パレット（１）
の裏面にはレール（２）が縦・横に井桁状に突設され、
これらレール（２）の各交叉部に、円板（４）が回転自
在に取付けられ、該円板（４）の下面には短レール
（５）が突設されている。
本実施例では、床面には駆動装置（６）がパレットスペ
ース（３）に付き４個宛、パレット（１）の円板（４）
に相当する位置に並べて設置されている。該駆動装置
（６）は床面に回転自在に取付けられた円板（７）上に
設けられ、モータ（８）に連続され、かつ、床面上に突
出させた駆動車輪（９）と、ガイドローラ（10）、（1
0）から構成されている。尚、この駆動装置（６）はパ
レットスペース（３）につき必ず４個宛設置する必要は
なく、パレット（１）を移動させるために必要な駆動力
が得られれば１個でもよい。この場合、駆動装置を設け
ない部分の車輪は、回転自在に指示した従動車輪とな
る。
ース（３）に付き４個宛、パレット（１）の円板（４）
に相当する位置に並べて設置されている。該駆動装置
（６）は床面に回転自在に取付けられた円板（７）上に
設けられ、モータ（８）に連続され、かつ、床面上に突
出させた駆動車輪（９）と、ガイドローラ（10）、（1
0）から構成されている。尚、この駆動装置（６）はパ
レットスペース（３）につき必ず４個宛設置する必要は
なく、パレット（１）を移動させるために必要な駆動力
が得られれば１個でもよい。この場合、駆動装置を設け
ない部分の車輪は、回転自在に指示した従動車輪とな
る。
前記ガイドローラ（10）は駆動車輪（９）又は従動車輪
の上をパレット（１）のレール（２）または短レール
（５）が移動するとき、これらレール（２）、（５）の
側面に接してパレット（１）の方向をガイドする。
の上をパレット（１）のレール（２）または短レール
（５）が移動するとき、これらレール（２）、（５）の
側面に接してパレット（１）の方向をガイドする。
前記円板（７）には２本のアーム（11）、（11）が突設
され、これらアーム（11）の先端にロッド（12）がピン
で枢着され、パレットスペース（３）毎に４個の円板
（７）が互いに該ロッド（12）で連結されている。該円
板（７）のアーム（11）の一つには、電動または油圧等
で駆動されるシリンダー（13）が枢着され、該シリンダ
ー（13）の伸縮で該円板（７）が回動するようになって
いる。
され、これらアーム（11）の先端にロッド（12）がピン
で枢着され、パレットスペース（３）毎に４個の円板
（７）が互いに該ロッド（12）で連結されている。該円
板（７）のアーム（11）の一つには、電動または油圧等
で駆動されるシリンダー（13）が枢着され、該シリンダ
ー（13）の伸縮で該円板（７）が回動するようになって
いる。
本実施例は叙上の構成となっているので、以下の作用を
する。シリンダー（13）を伸縮・操作させることによ
り、これに接続させている床面の円板（７）が回転し、
同時にロッド（12）で接続されている他の３個の円板
（７）も回転する。
する。シリンダー（13）を伸縮・操作させることによ
り、これに接続させている床面の円板（７）が回転し、
同時にロッド（12）で接続されている他の３個の円板
（７）も回転する。
従って、駆動装置（６）の上にパレット（１）の円板
（４）がある場合、床面の円板（７）を回転させると、
ガイドローラ（10）によって、短レール（５）を介して
パレット（１）の円板（４）が回転させられる。そこ
で、パレット（１）を、例えば右横へ移動させるとき
は、該パレット（１）の床面上の駆動装置（６）と、右
横の空きパレットスペース（３）の駆動装置（６）の駆
動車輪（９）が横向きになるようにシリンダー（13）を
操作し、次いで、駆動装置（６）によって駆動車輪
（９）を駆動して、パレット（１）を右横へ移動する。
また、縦後ろへ移動させるときは、同様に、移動させた
パレット（１）の床面上の駆動装置（６）と縦後ろの空
きのパレットスペース（３）の駆動装置（６）の駆動車
輪（９）が縦向きになるようにシリンダー（13）を操作
する。かかる操作は周知のゲーム理論をコンピュータに
よって行い、最短の経路でパレットを目的の場所へ移動
させるように行う。
（４）がある場合、床面の円板（７）を回転させると、
ガイドローラ（10）によって、短レール（５）を介して
パレット（１）の円板（４）が回転させられる。そこ
で、パレット（１）を、例えば右横へ移動させるとき
は、該パレット（１）の床面上の駆動装置（６）と、右
横の空きパレットスペース（３）の駆動装置（６）の駆
動車輪（９）が横向きになるようにシリンダー（13）を
操作し、次いで、駆動装置（６）によって駆動車輪
（９）を駆動して、パレット（１）を右横へ移動する。
また、縦後ろへ移動させるときは、同様に、移動させた
パレット（１）の床面上の駆動装置（６）と縦後ろの空
きのパレットスペース（３）の駆動装置（６）の駆動車
輪（９）が縦向きになるようにシリンダー（13）を操作
する。かかる操作は周知のゲーム理論をコンピュータに
よって行い、最短の経路でパレットを目的の場所へ移動
させるように行う。
本実施例は平面操作法式の機械駐車場であるが、本発明
はこれに限らず、多層化した機械駐車場でもよく、更
に、パレット上にクレーンを載置・固定することによ
り、公共埠頭におけるクレーンの直交移動装置や倉庫等
の搬送装置に応用することもできる。
はこれに限らず、多層化した機械駐車場でもよく、更
に、パレット上にクレーンを載置・固定することによ
り、公共埠頭におけるクレーンの直交移動装置や倉庫等
の搬送装置に応用することもできる。
［発明の効果］ 本発明によれば、従来の技術におけるラックとピニオン
による噛合い始めの位相合わせの困難さを回避すること
ができ、また、車輪の方向転換により短レールをパレッ
トの移動方向に方向転換できるので、縦方向と横方向の
駆動装置を設ける必要がなく、装置全体を簡素化するこ
とができる。
による噛合い始めの位相合わせの困難さを回避すること
ができ、また、車輪の方向転換により短レールをパレッ
トの移動方向に方向転換できるので、縦方向と横方向の
駆動装置を設ける必要がなく、装置全体を簡素化するこ
とができる。
第１図は本発明の実施例の平面図、第２図は第１図の要
部平面図、第３図は第１図の要部側断面図、第４図は第
３図のＡ〜Ａ断面図、第５図は第３図のＢ〜Ｂ矢視図を
示す。 （１）……パレット （２）……レール （５）……短レール （９）……駆動車輪（従動車輪）
部平面図、第３図は第１図の要部側断面図、第４図は第
３図のＡ〜Ａ断面図、第５図は第３図のＢ〜Ｂ矢視図を
示す。 （１）……パレット （２）……レール （５）……短レール （９）……駆動車輪（従動車輪）
Claims (1)
- 【請求項１】床面上に、複数の搬送用パレットを縦およ
び横方向へ移動可能に設置した搬送装置において、各パ
レットの裏面に井桁状にレールを突設し、該レールの各
交叉部分に、一方向のみに形成した短レーを回転自在に
突設し、該短レールを前記レールの縦または横レールの
いずれかに連接可能とし、かつ、前記短レールに対応し
た位置の床面上に突出させた車輪を設けるとともに、該
車輪を縦または横方向に方向転換可能とし、該車輪の方
向転換により前記短レールを方向転換させたパレット使
用の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21704986A JPH0729681B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | パレツト使用の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21704986A JPH0729681B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | パレツト使用の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6374804A JPS6374804A (ja) | 1988-04-05 |
| JPH0729681B2 true JPH0729681B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=16698028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21704986A Expired - Fee Related JPH0729681B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | パレツト使用の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729681B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012052318A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 機械式駐車場および制御方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4680559B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2011-05-11 | 日精株式会社 | トレー送り機構及びこれを用いた物品格納装置 |
| JP4727966B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2011-07-20 | 日精株式会社 | トレー送り機構及びこれを用いた物品格納装置 |
| JP6042616B2 (ja) * | 2012-01-11 | 2016-12-14 | 日精株式会社 | トレー送り式駐車装置 |
| JP5908738B2 (ja) * | 2012-02-01 | 2016-04-26 | 日精株式会社 | 駐車装置用固定側トレー送り装置 |
| JP5984566B2 (ja) * | 2012-08-07 | 2016-09-06 | Ｉｈｉ運搬機械株式会社 | 対象物搬送機構と駐車装置 |
| JP6560524B2 (ja) * | 2015-04-17 | 2019-08-14 | Ｉｈｉ運搬機械株式会社 | 駆動セルのフレーム及びフレーム製造方法と駆動セル及び水平循環式駐車装置 |
-
1986
- 1986-09-17 JP JP21704986A patent/JPH0729681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012052318A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 機械式駐車場および制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6374804A (ja) | 1988-04-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |