JP6108240B2 - 炭素繊維不織布 - Google Patents
炭素繊維不織布 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6108240B2 JP6108240B2 JP2014512995A JP2014512995A JP6108240B2 JP 6108240 B2 JP6108240 B2 JP 6108240B2 JP 2014512995 A JP2014512995 A JP 2014512995A JP 2014512995 A JP2014512995 A JP 2014512995A JP 6108240 B2 JP6108240 B2 JP 6108240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon fiber
- nonwoven fabric
- carbon
- bundle
- fiber nonwoven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M13/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M13/10—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with compounds containing oxygen
- D06M13/11—Compounds containing epoxy groups or precursors thereof
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
- D04H1/00—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
- D04H1/40—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties
- D04H1/42—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties characterised by the use of certain kinds of fibres insofar as this use has no preponderant influence on the consolidation of the fleece
- D04H1/4209—Inorganic fibres
- D04H1/4242—Carbon fibres
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M15/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M15/19—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
- D06M15/37—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D06M15/53—Polyethers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M2101/00—Chemical constitution of the fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, to be treated
- D06M2101/40—Fibres of carbon
Description
(1)炭素繊維を含む炭素繊維不織布であって、炭素繊維が複数のエポキシ基を有する脂肪族化合物でサイジングされてなり、炭素繊維不織布中の炭素繊維束のうち、炭素繊維束を構成する炭素繊維の本数が90本以上の炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の数量平均xが90〜1000本/束の範囲にあり、炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜500の範囲にあることを特徴とする炭素繊維不織布。
(2)炭素繊維を含む炭素繊維不織布であって、炭素繊維がエポキシ基と芳香環との間の原子数が6以上であるエポキシ基を複数有する芳香族化合物でサイジングされてなり、炭素繊維不織布中の炭素繊維束のうち、炭素繊維束を構成する炭素繊維の本数が90本以上の炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の数量平均xが90〜1000本/束の範囲にあり、炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜500の範囲にあることを特徴とする炭素繊維不織布。
(3)上記複数のエポキシ基を有する化合物が、最長原子鎖の両末端にエポキシ基を有する化合物である、(1)または(2)に記載の炭素繊維不織布。
(4)上記複数のエポキシ基を有する化合物が、最長原子鎖の両末端にのみエポキシ基を有する化合物である、(3)に記載の炭素繊維不織布。
(5)複数のエポキシ基を有する脂肪族化合物の最長原子鎖の原子数が20〜200である(1)または(3)に記載の炭素繊維不織布。
(6)上記複数のエポキシ基を有する脂肪族化合物が、グリセロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル類、ポリプロビレングリコールジグリシジルエーテル類から選ばれる少なくとも1種の化合物である、(1)、(3)〜(5)のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
(7)上記エポキシ基と芳香環との間の原子数が6以上であるエポキシ基を複数有する芳香族化合物が、下記化1に示される化合物である、(2)に記載の炭素繊維不織布。
(ここで、式[I]中、R1は、下記化2であり、
R2 は、炭素数2〜30のアルキレン基、R3は、-Hあるいは-CH3 であり、m,nは2〜48の整数,m+nは4〜50である。)
(8)上記R2が、-CH2 CH2-あるいは-CH(CH3)CH2-である、(7)に記載の炭素繊維不織布。
(9)上記芳香族化合物が縮合多環芳香族化合物である、(2)に記載の炭素繊維不織布。
(10)上記縮合多環芳香族化合物の骨格が、ナフタレン、アントラセン、フェナントレン、ピレンのいずれかである、(9)に記載の炭素繊維不織布。
(11)炭素繊維を含む炭素繊維不織布であって、炭素繊維に下記化3〜化5に示される化学式(III)、(IV)および(V)から選ばれた少なくとも1種の化合物を炭素繊維重量100重量%に対して0.1〜5.0重量%付着させてなり、炭素繊維不織布中の炭素繊維束のうち、炭素繊維束を構成する炭素繊維の本数が90本以上の炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の数量平均xが90〜1000本/束の範囲にあり、炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜500の範囲にあることを特徴とする炭素繊維不織布。
上式中、R1はH、OH、下記化6または下記化7、R2はHまたはOHであり、m、nは1〜49、但しm+nは10〜50である。
(12)上記炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜350の範囲にある、(1)〜(11)のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
(13)上記炭素繊維束(1)の炭素繊維全体重量に対する割合が5〜80重量%の範囲にある、(1)〜(12)のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
(14)炭素繊維不織布が、25℃におけるドレープ値(cm)/単糸曲げ剛性(Pa・cm4)が1.4×103〜4.0×103(cm/(Pa・cm4))の範囲にある炭素繊維束から形成されている、(1)〜(13)のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
(15)炭素繊維不織布を構成する炭素繊維の単糸曲げ剛性が1.0×10-11〜2.8×10-11(Pa・m4)の範囲にある、(1)〜(14)のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
(16)炭素繊維不織布を構成する炭素繊維の繊維長Ln(数量平均繊維長)が3〜50mmの範囲、より好ましくは3〜25mmの範囲にある、(1)〜(15)のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
先ず、本発明において使用される炭素繊維は、特に限定されないが、高強度、高弾性率炭素繊維が使用でき、これらは1種または2種以上を併用してもよい。中でも、PAN系、ピッチ系、レーヨン系などの炭素繊維が挙げられる。得られる成形品の強度と弾性率とのバランスの観点から、PAN系炭素繊維がさらに好ましい。炭素繊維の密度は、1.65〜1.95g/cm3のものが好ましく、さらには1.70〜1.85g/cm3のものがより好ましい。密度が大きすぎるものは得られる炭素繊維強化プラスチックの軽量性能に劣り、小さすぎるものは、得られる炭素繊維強化プラスチックの機械特性が低くなる場合がある。
先ず、実施例、比較例で用いた特性、測定方法について説明する。
(1)繊維束の測定方法
炭素繊維不織布から100mm×100mmのサンプルを切り出し、その後、サンプルを500℃に加熱した電気炉の中で1時間程度加熱して熱可塑性樹脂繊維等の有機物を焼き飛ばした。室温まで冷却した後に残った炭素繊維不織布の質量を測定した後に、炭素繊維不織布から炭素繊維束をピンセットで全て抽出した。抽出した全ての炭素繊維束について、1/10000gまで測定が可能な天秤を用いて、個々の炭素繊維束の重量Mnと長さLnを測定する。測定後、個々の束に対して炭素繊維束を構成する炭素繊維単糸本数xn=Mn/(Ln×F)を計算する。ここでFとは炭素繊維の繊度であり、xnは炭素繊維束の構成単糸本数である。炭素繊維束の構成単糸本数xnが90本以上の炭素繊維束を炭素繊維束(1)とし、総重量をM1とし、束総数をNとして、測定する。また、構成単糸本数xnが90本未満の炭素繊維束を繊維束(2)とし、炭素繊維束(2)の総重量をM2として、測定する。ピンセットで抽出することの出来ない程度に開繊した繊維束はまとめて最後に重量を測定した。また、繊維長が短く、重量の測定が困難になる場合は繊維長を0.2mm程度の間隔で分類し、分類した複数本の束をまとめて重量を測定し、平均値を用いてもよい。全て分類し、測定後、炭素繊維束(1)に対して束を構成する炭素繊維本数の数量平均x=Σ{Mn/(Ln×F)}/N、炭素繊維束を構成する炭素繊維本数xnの標準偏差σ={1/N×Σ(xn−x)2}1/2を計算し、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xと炭素繊維束を構成する炭素繊維本数xnの標準偏差σを求める。なお、Nは炭素繊維束(1)の束総数である。また、炭素繊維束全体重量に対する炭素繊維束(A)の割合は、
M1/(M1+M2)×100
によって求められる。
寸法100×100mm×2mmの炭素繊維複合材料2枚を熱可塑性樹脂の融点+40℃(例えばNy6の場合は260℃)に予熱後、2枚重ねて120℃に昇温したプレス盤に配し、20MPaで5秒間加圧した。この圧縮後の面積A2と圧縮前のシートの面積A1を測定し、A2/A1を流動性(%)とした。
炭素繊維複合材料の成形品から約2gのサンプルを切り出し、その質量を測定した。その後、サンプルを550℃に加熱した電気炉の中で1時間加熱してマトリックス樹脂等の有機物を焼き飛ばした。室温まで冷却してから、残った炭素繊維の質量を測定した。炭素繊維の質量に対する、マトリックス樹脂等の有機物を焼き飛ばす前のサンプルの質量に対する比率を測定し、炭素繊維の含有率とした。
JIS-K7171に準拠して曲げ強度を測定した。
下記式で計算した。
繊維強度利用率=曲げ強度/Vf
単糸曲げ剛性=E×I
にて計算した。ここで、
E:単糸弾性率
I:断面二次モーメント
である。
繊維断面を真円と仮定し、繊維直径Dから断面二次モーメントを求め、単糸引張弾性率と断面二次モーメントから曲げ剛性を求めた。
炭素繊維束の硬さを表すドレープ値から単糸の曲げ剛性を除することで、サイジング剤(Sz剤)の収束性の指標とした。
図3(A)に示すように、ボビンからテンションをかけずに引き出した炭素繊維束21を40cmの長さにカットし、一端を止めテープ22で固定し、もう一端に100gの重り23を吊るし、撚りおよび曲がりを矯正した後、測定温度の雰囲気中に30分間放置する。次に、重り23を取り外し、図3(B)に示すように、角が90°の水平な長方形の台24から炭素繊維束25が25cmはみ出るように置き、40cmの炭素繊維束が折れないように支えながら台上の炭素繊維部分を止めテープ26で固定した後、台からはみ出た部分の支えを取り除いて垂れ下がらせ、2秒後に始点からの水平距離Lの長さを測定し、n数3回の平均をドレープ値とした。
直径10mmのステンレス棒(クロムめっき、表面粗さ1〜1.5s)5本を50mm間隔で各々平行に、かつそれらの表面を炭素繊維糸条が120°の接触角で接触しながら通過し得るように棒をジグザグに配置した摩擦装置を用いた。この装置により炭素繊維糸条に1デニールあたり0.09gの入り側張力か、3m/分の糸速で通過させ、糸条入り側と出側の張力比から次式より求めた。
摩擦係数=(3/8π)ln(T2/T1)
T1:糸条入り側張力
T2:糸条出側張力
繊維径7μm、引張弾性率230GPa、単糸曲げ剛性2.71×10−11Pa・m4、フィラメント数24000本の連続した炭素繊維束に対し、サイジング剤として、樹脂成分が1重量%になるようにグリセロールトリグリシジルエーテルをジメチルホルムアミド(以下、DMFと略す)で希釈してサイジング剤母液を調整し、浸漬法により炭素繊維にサイジング剤を付与し、230℃で乾燥を行なった。付着量は0.4重量%であった。
サイジング剤を、グリセロールジグリシジルエーテルに変更した以外は炭素繊維束(A)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル([I]式において、R1 が -CH2CH2 - 、m=9)に変更した以外は炭素繊維束(A)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、ジグリセロールポリグリシジルエーテルに変更した以外は炭素繊維束(A)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、ジエチレングリコールジグリシジルエーテルに変更した以外は炭素繊維束(A)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、芳香環を有するビスフェノールA型ジグリシジルエーテル、油化シェルエポキシ社製“エピコート”828(芳香環を有するエポキシ化合物)に変更した以外は炭素繊維束(A)と同様とし、炭素繊維束を得た。
フェノールノボラック型グリシジルエーテル、油化シェルエポキシ社製“エピコート”154(芳香環を有するエポキシ化合物)に変更した以外は炭素繊維束(A)と同様とし、炭素繊維束を得た。
炭素繊維束(A)を繊維長15mmにカットし、カットした炭素繊維束(A)とナイロン6短繊維(短繊維繊度1.7dtex、カット長51mm、捲縮数12山/25mm、捲縮率15%)を質量比で90:10の割合で混合し、カーディング装置に投入した。出てきたウェブをクロスラップし、炭素繊維束(A)とナイロン6繊維とからなる目付100g/cm2のシート状の炭素繊維不織布を形成した。炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が18重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは160本、標準偏差σは70であった。
炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が40重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは320本、標準偏差σは200の炭素繊維不織布を形成した以外は実施例1と同様とした。得られた平板の0°と90°方向の曲げ強度および流動性を測定したところ、0°と90°方向の曲げ強度の平均値は480MPaであり、繊維強度利用率が16.0MPa/%、CV値が5%未満であり、流動性は290%流動した良品を得ることができた。
炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が62重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは615本、標準偏差σは320の炭素繊維不織布を形成した以外は実施例1と同様とした。得られた平板の0°と90°方向の曲げ強度および流動性を測定したところ、0°と90°方向の曲げ強度の平均値は463MPaであり、繊維強度利用率が15.4MPa/%、CV値が5%未満であり、流動性は313%流動した良品を得ることができた。
実施例2に対し、表1および表2に示すように炭素繊維束(A)を炭素繊維束(B)、(C)、(D)、(E)、(F)、(G)に変更した以外、実施例2と同様にして炭素繊維不織布および炭素繊維不織布からなる炭素繊維複合材料の平板を得た。条件、測定、評価結果を表1および表2に併せて示す。
炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が84重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは1100本、標準偏差σは630の炭素繊維不織布を形成した以外は実施例1と同様とした。得られた平板の0°と90°方向の曲げ強度および流動性を測定したところ、0°と90°方向の曲げ強度の平均値は300MPaであり、繊維強度利用率が10.0MPa/%、CV値が5%未満であり、流動性は320%であり、流動性に優れるが、曲げ強度および繊維利用率が低く、ばらつきも大きく、機械的特性に劣る。
繊維径7μm、引張弾性率230GPa、単糸曲げ剛性2.71×10−11Pa・m4、フィラメント数24000本の連続した炭素繊維束に対し、サイジング剤として、前述の[I]式においてR2 を -CH2 CH2 - ,R3 を -CH3 ,mを2、nを2とし、サイジング剤の樹脂成分が1重量%の水エマルジョンを浸漬法により、炭素繊維にサイジング剤を付与し、180℃で乾燥を行なった。付着量は0.8重量%であった。
サイジング剤として、前述の[I]式においてR2 を -CH2 CH2 - ,R3 を -CH3 ,mを5、nを5としたサイジング剤に変更した以外は炭素繊維束(A1)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、前述の[I]式においてR2 を -CH2 CH2 - ,R3 を -CH3 ,mを10、nを10としたサイジング剤に変更した以外は炭素繊維束(A1)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、前述の[I]式においてR2 を -CH2 CH2 - ,R3 を-H,mを15、nを15としたサイジング剤に変更した以外は炭素繊維束(A1)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、前述の[I]式においてR2 を -CH2 CH2 - ,R3 を-CH 3 ,mを30、nを30に変更した以外は炭素繊維束(A1)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、前述の[I]式においてR1 を-OH 、R2 を -CH2 CH2 - ,R3 を -CH3 ,mを15、nを15に変更した以外は炭素繊維束(A1)と同様とし、炭素繊維束を得た。
サイジング剤を、前述の[I]式においてR2 を -CH2 CH2 - ,R3 を -CH3 ,mを1、nを1に変更した以外は炭素繊維束(A1)と同様とし、炭素繊維束を得た。
炭素繊維束(A1)を繊維長15mmにカットし、カットした炭素繊維束(A1)とナイロン6短繊維(短繊維繊度1.7dtex、カット長51mm、捲縮数12山/25mm、捲縮率15%)を質量比で90:10の割合で混合し、カーディング装置に投入した。出てきたウェブをクロスラップし、炭素繊維束(A1)とナイロン6繊維とからなる目付100g/cm2のシート状の炭素繊維不織布を形成した。炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が18重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは160本、標準偏差σは70であった。
炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が40重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは320本、標準偏差σは200の炭素繊維不織布を形成した以外は実施例8と同様とした。得られた平板の0°と90°方向の曲げ強度および流動性を測定したところ、0°と90°方向の曲げ強度の平均値は461MPaであり、繊維利用率が15.4MPa/%、CV値が5%未満であり、流動性は297%流動した良品を得ることができた。
炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が62重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは615本、標準偏差σは320の炭素繊維不織布を形成した以外は実施例8と同様とした。得られた平板の0°と90°方向の曲げ強度および流動性を測定したところ、0°と90°方向の曲げ強度の平均値は449MPaであり、繊維強度利用率が15.0MPa/%、CV値が5%未満であり、流動性は318%流動した良品を得ることができた。
実施例9に対し、表3および表4に示すように炭素繊維束(A1)を炭素繊維束(B1)、(C1)、(D1)、(E1)、(F1)、(G1)に変更した以外、実施例9と同様にして炭素繊維不織布および炭素繊維不織布からなる炭素繊維複合材料の平板を得た。条件、測定、評価結果を表3および表4に併せて示す。
炭素繊維不織布中の炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が84重量%、束を構成する炭素繊維本数の数量平均xは1100本、標準偏差σは630の炭素繊維不織布を形成した以外は実施例8と同様とした。得られた平板の0°と90°方向の曲げ強度および流動性を測定したところ、0°と90°方向の曲げ強度の平均値は300MPaであり、繊維強度利用率が10.0MPa/%、CV値が5%未満であり、流動性は332%であり、流動性に優れるが、曲げ強度および繊維強度利用率が低く、ばらつきも大きく、機械的特性に劣る。
サイジング剤として、前記化3の[III]式において、R1=OH、R2=H、m=15、n=15としたビスフェノールAエチレンオキサイド付加物誘導体の1重量%濃度水分散エマルションを調整した。このサイジング剤エマルションに繊維径7μm、引張弾性率230GPa、単糸曲げ剛性2.71×10−11Pa・m4、フィラメント数24000本の連続した炭素繊維束をディップローラーを介して浸漬した後、熱風循環型乾燥機にて150℃、1分間乾燥を行った。サイジング剤の付着量、摩擦係数、ドレープ値を測定したところ、付着量は0.8重量%であり、摩擦係数は0.22、ドレープ値は5.3cmであった。
サイジング剤として、前記化3の[III]式において、R1が前述の化7に示した化学式[VII]の化合物、R2=H、m=15、n=15とした1重量%濃度水分散エマルションとした以外は使用する炭素繊維、サイジング剤付着方法などは炭素繊維束(A2)と同様とした。サイジング剤の付着量、摩擦係数、ドレープ値を測定したところ、付着量は0.9重量%であり、摩擦係数は0.23、ドレープ値は5.5cmであった。
サイジング剤として、前記化4の[IV]式において、R1=H、R2=OH、m=10、n=10とした1重量%濃度水分散エマルションとした以外は使用する炭素繊維、サイジング剤付着方法などは炭素繊維束(A2)と同様とした。サイジング剤の付着量、摩擦係数、ドレープ値を測定したところ、付着量は0.6重量%であり、摩擦係数は0.21、ドレープ値は5.0cmであった。
ヒドロキシル価112のポリプロピレングリコール260gに2・4−/2・6−トリレンジイソシアネートの80/20異方性体混合物87g、N−メチルジエタノールベンジルアンモニウムクロライド34.4gを加え、窒素雰囲気中、40℃で2時間反応させイソシアネート基2.23重量%、第四級窒素0.513重量%を含有するウレタン化合物を得た。これにグリセロールジグリシジルエーテル41.3g、DMF(ジメチルホルムアミド)335.4gを加え、50℃で約3時間イソシアネート基がなくなるまで反応させた。反応生成物はオキシラン酸素0.743重量%、第四級窒素0.476重量%を含有する水分散性の良好なものであった。
サイジング剤として、前記化3の[III]式において、R1=OH、R2=H、m=1、n=1とした1重量%濃度水分散エマルションとした以外は使用する炭素繊維、サイジング剤付着方法などは炭素繊維束(A2)と同様とした。サイジングの付着量、摩擦係数、ドレープ値を測定したところ、付着量は0.7重量%であり、摩擦係数は0.35、ドレープ値は6.2cmであった。
炭素繊維束(A2)を繊維長6mmにカットし、カットした炭素繊維束とナイロン6短繊維(短繊維繊度1.7dtex、カット長10mm)を質量比で80:20の割合で混合し、エアレイド装置に投入した。出てきた不織布を熱処理し、炭素繊維とナイロン6繊維とからなる目付200g/cm2のシート状の炭素繊維不織布を形成した。できた不織布の繊維束の測定を行ったところ、炭素繊維全体重量に対する炭素繊維束(1)の割合が13重量%、束を構成する炭素繊維の本数の数量平均xは160本、標準偏差σは70であった。
実施例15に対し、表5、表6に示すように条件を変更した以外、実施例15と同様にして炭素繊維不織布および炭素繊維不織布からなる炭素繊維複合材料の平板を得た。条件、測定、評価結果を表5、表6に示す。
炭素繊維束(D2)を繊維長15mmにカットし、カットした炭素繊維束とナイロン6不連続繊維(短繊維繊度1.7dtex、カット長10mm)を質量比で80:20の割合で混合し、炭素繊維束(1)の割合が23重量%、束を構成する炭素繊維の本数の数量平均xは250本、標準偏差σは200の炭素繊維不織布を得た以外は、実施例15と同様にして炭素繊維不織布および炭素繊維不織布からなる炭素繊維複合材料の平板を得た。条件、測定、評価結果を表7に示す。得られた炭素繊維不織布は流動性に劣る。
炭素繊維束(E2)を繊維長15mmにカットし、カットした炭素繊維束とナイロン6不連続繊維(短繊維繊度1.7dtex、カット長10mm)を質量比で80:20の割合で混合し、炭素繊維束(1)の割合が22重量%、束を構成する炭素繊維の本数の数量平均xは260本、標準偏差σは210の炭素繊維不織布を得た以外は、実施例15と同様にして炭素繊維不織布および炭素繊維不織布からなる炭素繊維複合材料の平板を得た。条件、測定、評価結果を表7に併せて示す。得られた炭素繊維不織布は流動性に劣る。
炭素繊維束(A2)を繊維長15mmにカットし、カットした炭素繊維束とナイロン6不連続繊維(短繊維繊度1.7dtex、カット長10mm)を質量比で80:20の割合で混合し、炭素繊維束(1)の割合が80重量%、束を構成する炭素繊維の本数の数量平均xは1200本、標準偏差σは630の炭素繊維不織布を得た以外は、実施例15と同様にして炭素繊維不織布および炭素繊維不織布からなる炭素繊維複合材料の平板を得た。条件、測定、評価結果を表7に併せて示す。得られた炭素繊維不織布は、流動性は良いが、繊維強度利用率も低く、物性のばらつきも大きい。
2 シリンダーロール
3 テイクインロール
4 ドッファーロール
5 ワーカーロール
6 ストリッパーロール
7 フィードロール
8 ベルトコンベアー
9 不連続な炭素繊維
10 シート状のウエブ
11 エアレイド装置
12 ドラム
13 ピンシリンダー
14 ワイヤ
15 サクションボックス
21 炭素繊維束
22 止めテープ
23 重り
24 台
25 炭素繊維束
26 止めテープ
Claims (16)
- 炭素繊維を含む炭素繊維不織布であって、炭素繊維が複数のエポキシ基を有する脂肪族化合物でサイジングされてなり、炭素繊維不織布中の炭素繊維束のうち、炭素繊維束を構成する炭素繊維の本数が90本以上の炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の数量平均xが90〜1000本/束の範囲にあり、炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜500の範囲にあることを特徴とする炭素繊維不織布。
- 炭素繊維を含む炭素繊維不織布であって、炭素繊維がエポキシ基と芳香環との間の原子数が6以上であるエポキシ基を複数有する芳香族化合物でサイジングされてなり、炭素繊維不織布中の炭素繊維束のうち、炭素繊維束を構成する炭素繊維の本数が90本以上の炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の数量平均xが90〜1000本/束の範囲にあり、炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜500の範囲にあることを特徴とする炭素繊維不織布。
- 前記複数のエポキシ基を有する化合物が、最長原子鎖の両末端にエポキシ基を有する化合物である、請求項1または2に記載の炭素繊維不織布。
- 前記複数のエポキシ基を有する化合物が、最長原子鎖の両末端にのみエポキシ基を有する化合物である、請求項3に記載の炭素繊維不織布。
- 複数のエポキシ基を有する脂肪族化合物の最長原子鎖の原子数が20〜200である請求項1または3に記載の炭素繊維不織布。
- 前記複数のエポキシ基を有する脂肪族化合物が、グリセロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル類、ポリプロビレングリコールジグリシジルエーテル類から選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項1、3〜5のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
- 前記R2が、-CH2 CH2-あるいは-CH(CH3)CH2-である、請求項7に記載の炭素繊維不織布。
- 前記芳香族化合物が縮合多環芳香族化合物である、請求項2に記載の炭素繊維不織布。
- 前記縮合多環芳香族化合物の骨格が、ナフタレン、アントラセン、フェナントレン、ピレンのいずれかである、請求項9に記載の炭素繊維不織布。
- 炭素繊維を含む炭素繊維不織布であって、炭素繊維に下記化3〜化5に示される化学式(III)、(IV)および(V)から選ばれた少なくとも1種の化合物を炭素繊維重量100重量%に対して0.1〜5.0重量%付着させてなり、炭素繊維不織布中の炭素繊維束のうち、炭素繊維束を構成する炭素繊維の本数が90本以上の炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の数量平均xが90〜1000本/束の範囲にあり、炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜500の範囲にあることを特徴とする炭素繊維不織布。
上式中、R1はH、OH、下記化6または下記化7、R2はHまたはOHであり、m、nは1〜49、但しm+nは10〜50である。
- 前記炭素繊維束(1)を構成する炭素繊維の本数の標準偏差σが50〜350の範囲にある、請求項1〜11のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
- 前記炭素繊維束(1)の炭素繊維全体重量に対する割合が5〜80重量%の範囲にある、請求項1〜12のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
- 炭素繊維不織布が、25℃におけるドレープ値(cm)/単糸曲げ剛性(Pa・cm4)が1.4×103〜4.0×103(cm/(Pa・cm4))の範囲にある炭素繊維束から形成されている、請求項1〜13のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
- 炭素繊維不織布を構成する炭素繊維の単糸曲げ剛性が1.0×10-11〜2.8×10-11(Pa・m4)の範囲にある、請求項1〜14のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
- 炭素繊維不織布を構成する炭素繊維の繊維長Lnが3〜50mmの範囲にある、請求項1〜15のいずれかに記載の炭素繊維不織布。
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013064284 | 2013-03-26 | ||
JP2013064284 | 2013-03-26 | ||
JP2013064153 | 2013-03-26 | ||
JP2013064153 | 2013-03-26 | ||
JP2013065674 | 2013-03-27 | ||
JP2013065674 | 2013-03-27 | ||
PCT/JP2014/057105 WO2014156760A1 (ja) | 2013-03-26 | 2014-03-17 | 炭素繊維不織布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2014156760A1 JPWO2014156760A1 (ja) | 2017-02-16 |
JP6108240B2 true JP6108240B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=51623741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014512995A Active JP6108240B2 (ja) | 2013-03-26 | 2014-03-17 | 炭素繊維不織布 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160053432A1 (ja) |
EP (2) | EP2980309A4 (ja) |
JP (1) | JP6108240B2 (ja) |
KR (1) | KR20150135778A (ja) |
CN (1) | CN105074082B (ja) |
WO (1) | WO2014156760A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105734826A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-07-06 | 常州市新创复合材料有限公司 | 一种通过碳纤维废料制造碳纤维毡片的生产工艺 |
EP3269859A1 (en) | 2016-07-15 | 2018-01-17 | Toray Carbon Fibers Europe | Carbon fiber random mat and carbon fiber composite material |
CN110114533B (zh) * | 2016-12-28 | 2021-12-21 | 株式会社可乐丽 | 附着有分散剂的热塑性树脂纤维 |
CN107183808B (zh) * | 2017-06-26 | 2020-03-24 | 朱波 | 一种多功能碳纤维电热服 |
KR101974206B1 (ko) | 2017-12-12 | 2019-08-23 | 김중진 | 부직포 성형장치 |
CN116356553A (zh) * | 2023-04-07 | 2023-06-30 | 中北大学 | 碳纤维织物的臭氧氧化表面绿色高效改性及树脂复合材料 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2812147B2 (ja) * | 1993-06-28 | 1998-10-22 | 東レ株式会社 | 炭素繊維束およびプリプレグ |
JP3003513B2 (ja) | 1993-08-25 | 2000-01-31 | 東レ株式会社 | 炭素繊維およびその製造方法 |
CA2130588A1 (en) * | 1993-08-25 | 1995-02-26 | Masanobu Kobayashi | Carbon fibers and process for preparing same |
JP2005264383A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Toray Ind Inc | 炭素繊維束およびその開繊方法 |
JP4437420B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-03-24 | 東邦テナックス株式会社 | 炭素繊維ストランド |
JP4817651B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2011-11-16 | 東邦テナックス株式会社 | Frp用プリフォーム基材及びプリフォームの製造方法 |
US20070032157A1 (en) * | 2005-08-05 | 2007-02-08 | Mcgrath Ralph D | Dually dispersed fiber construction for nonwoven mats using chopped strands |
TWI414543B (zh) * | 2006-02-24 | 2013-11-11 | Toray Industries | 纖維強化熱可塑性樹脂成形體、成形材料及其製法 |
JP4862913B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2012-01-25 | 東レ株式会社 | プリプレグおよびプリフォーム |
WO2011089929A1 (ja) * | 2010-01-20 | 2011-07-28 | 東レ株式会社 | 炭素繊維束 |
JP2011157524A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Toray Ind Inc | 繊維強化熱可塑性プラスチックおよびその製造方法 |
JP5477312B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2014-04-23 | 東レ株式会社 | サイジング剤塗布炭素繊維束およびその製造方法 |
HUE046253T2 (hu) * | 2010-06-30 | 2020-02-28 | Toray Industries | Eljárás írezõszerrel bevont karbonszálak elõállítására és írezõszerrel bevont karbonszálak |
JP5919755B2 (ja) | 2010-11-24 | 2016-05-18 | 東レ株式会社 | 繊維材料の製造方法 |
JP2012158847A (ja) | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Teijin Ltd | ランダムマット |
RU2527703C1 (ru) * | 2011-02-01 | 2014-09-10 | Тейдзин Лимитед | Холст с хаотической ориентацией волокон и композитный материал, армированный волокном |
JP2012158846A (ja) | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Teijin Ltd | 高意匠性ランダムマット |
JP2012188770A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 炭素繊維束の製造方法 |
US9469740B2 (en) * | 2011-05-31 | 2016-10-18 | Toray Industries, Inc. | Carbon-fiber-reinforced plastic and process for producing same |
EP2810979B1 (en) * | 2012-01-31 | 2018-10-24 | Teijin Limited | Random mat and fibre-reinforced composite material |
JP6083377B2 (ja) * | 2012-02-09 | 2017-02-22 | 東レ株式会社 | 炭素繊維複合材料 |
US9365685B2 (en) * | 2012-02-28 | 2016-06-14 | Ut-Battelle, Llc | Method of improving adhesion of carbon fibers with a polymeric matrix |
US9481770B2 (en) * | 2012-05-29 | 2016-11-01 | Toray Industries, Inc. | Carbon fiber composite material |
JPWO2013191073A1 (ja) * | 2012-06-18 | 2016-05-26 | 東レ株式会社 | 炭素繊維マットおよびそれからなる炭素繊維複合材料 |
-
2014
- 2014-03-17 EP EP14774131.8A patent/EP2980309A4/en not_active Withdrawn
- 2014-03-17 US US14/779,437 patent/US20160053432A1/en not_active Abandoned
- 2014-03-17 KR KR1020157028559A patent/KR20150135778A/ko not_active Application Discontinuation
- 2014-03-17 EP EP17165911.3A patent/EP3222772A1/en not_active Withdrawn
- 2014-03-17 WO PCT/JP2014/057105 patent/WO2014156760A1/ja active Application Filing
- 2014-03-17 JP JP2014512995A patent/JP6108240B2/ja active Active
- 2014-03-17 CN CN201480012664.8A patent/CN105074082B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105074082A (zh) | 2015-11-18 |
KR20150135778A (ko) | 2015-12-03 |
EP2980309A4 (en) | 2016-10-19 |
WO2014156760A1 (ja) | 2014-10-02 |
US20160053432A1 (en) | 2016-02-25 |
EP3222772A1 (en) | 2017-09-27 |
JPWO2014156760A1 (ja) | 2017-02-16 |
CN105074082B (zh) | 2016-10-12 |
EP2980309A1 (en) | 2016-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6083377B2 (ja) | 炭素繊維複合材料 | |
JP6108240B2 (ja) | 炭素繊維不織布 | |
JP5995150B2 (ja) | 炭素繊維複合材料 | |
TWI720139B (zh) | 不連續纖維強化複合材料 | |
KR20160111401A (ko) | 스탬퍼블 시트 | |
JP5864172B2 (ja) | ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維複合体、その製造方法およびその用途 | |
JP2011157524A (ja) | 繊維強化熱可塑性プラスチックおよびその製造方法 | |
JP2011006833A (ja) | 炭素繊維束 | |
JP2014196584A (ja) | 不織布の製造方法および複合材料の製造方法 | |
JP2957467B2 (ja) | 炭素繊維ストランド用サイジング剤、サイズ処理された炭素繊維ストランド、及びその炭素繊維ストランドを強化繊維としたプリプレグ | |
US10066084B2 (en) | Stampable sheet | |
JP2005320641A (ja) | サイジング剤、炭素繊維および炭素繊維強化複合材料 | |
JP7018692B2 (ja) | 繊維強化材及び繊維強化ポリプロピレン樹脂複合材料 | |
JP6331123B2 (ja) | 炭素繊維複合材料 | |
WO2018173619A1 (ja) | プリプレグの製造方法および繊維強化複合材料の製造方法 | |
WO2014065161A9 (ja) | スタンパブルシート | |
JP2000336577A (ja) | 炭素繊維用サイズ剤、炭素繊維のサイジング方法、サイジング処理された炭素繊維、該炭素繊維によるシート状物、及び繊維強化複合材料 | |
JP2004162055A (ja) | プリプレグの製造方法および製造装置 | |
JP2005264383A (ja) | 炭素繊維束およびその開繊方法 | |
JP2002317383A (ja) | フィラメントワインディング用炭素繊維束 | |
JP6540005B2 (ja) | スタンパブル基材の製造方法 | |
JP2019210587A (ja) | サイジング剤塗布炭素繊維束およびその製造方法 | |
JP2000234264A (ja) | 炭素繊維用サイズ剤、炭素繊維のサイジング方法、サイジング処理された炭素繊維、該炭素繊維によるシート状物、及び繊維強化複合材料 | |
JP7267792B2 (ja) | サイジング剤付着炭素繊維束 | |
CN100585061C (zh) | 加工性和粘合性优异的全芳香族聚酰胺纤维 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170127 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20170127 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170223 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6108240 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |