JP6103260B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主走査方向とこれに直交する副走査方向に画素を配列した二次元画像を形成する画像形成装置であって、副走査方向に配列された複数のレーザ素子を備え、該複数のレーザ素子から射出された複数のレーザ光を主走査方向に同時に走査させることで、主走査方向の複数ラインを同時に画像形成可能な画像形成装置に関する。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置では、高解像度化、高速化に対応するために、複数のレーザ光を同時に走査させて複数ラインを同時に画像形成するものがある。
このような画像形成装置では、たとえば、複数のレーザ光を選択的に駆動することで、形成される画像の副走査方向の解像度を変更して画像の副走査方向のサイズを調整可能としたものがある(下記特許文献1参照)。この画像形成装置は、複数のレーザ素子を備えて、主走査方向に形成される画像の第1解像度よりも高い第2解像度で副走査方向に複数のラインを並行して走査可能なレーザ光源を設け、第1及び第2解像度と像形成対象の画像サイズとに応じて、副走査方向の画像の倍率を設定し、その設定された倍率に応じて複数のレーザ素子のいずれかを選択して駆動する。
また、二次元面発光レーザーアレイ(二次元VCSELアレイ)中の面発光レーザ素子(VCSEL)の集積度を高めると、隣接するレーザ素子(VCSEL)で熱干渉が生じる。そこで、第一の基線と直交する方向の第一の主走査として、第一の基線上の隣接するVCSELが同時に点灯しないように且つ第二の基線上の隣接するVCSELが同時に点灯しないように、第一の基線上,第二の基線上のVCSELを点灯させた後、第一の基線と直交する方向の第二の主走査として、第一の主走査において点灯させなかったVCSELのうち、第一の基線上の隣接するVCSELが同時に点灯しないように且つ第二の基線上の隣接するVCSELが同時に点灯しないように、第一の基線上,第二の基線上のVCSELを点灯させる。
特開2009−34991号公報 特開2007−109929号公報
レーザ素子を用いた画像形成装置では、レーザ素子とその駆動回路からなるLD制御部は、レーザ光の走査光学系やその他の機械的な要請から、レーザ走査ユニットの近く(あるいはレーザ走査ユニットと一体にして)に配置される。一方、画像データを加工して画像の傾斜を補正したり微小変倍したりする画像処理部は、装置内のスペース的な制限もあって、LD制御部とは別の場所に設けられる。画像処理部は、LD制御部が備えるレーザ素子(レーザーダイオード:LD)のオンオフ等を制御するための信号を、画像形成中のレーザ光の走査に合わせて、LD制御部へ伝送する。この信号は、各画素の画像データの値に対応したパルス幅変調信号であるため、その伝送路は、該信号を低ノイズで伝送可能な高品位のものでなければならず、高価になる。
複数のレーザ素子から射出された複数のレーザ光を同時に走査させて複数ラインを同時に画像形成する画像形成装置の場合、図22に示すように、画像処理部120において、レーザ素子の数に対応したPWM変調回路121が必要になる。また、画像処理部120が生成したパルス幅変調信号をLD制御部110へ伝送するために、低ノイズで高品位の伝送路が、レーザ素子の数に対応した本数だけ必要になる。レーザ素子の多数化が進めば(たとえば、32個や64個以上等)、それに伴ってPWM変調回路121や伝送路の数も増えるため、装置価格の上昇を招いたり、伝送路の配線経路を確保することが難しくなったりする。
特許文献1、2は、複数の発光素子を選択的に駆動する技術であるが、PWM変調回路の数やパルス幅変調信号の伝送路の本数の削減は考慮されていない。また、特許文献1,2の技術では、複数の発光素子の中の一部を選択的に使用した場合には解像度の低下や生産性の低下が生じている。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、複数のレーザ光を同時に走査させることで得られる解像度や生産性の高さを低下させることなく、レーザ素子の駆動を制御するためのパルス幅変調信号の生成回路および伝送路の数を削減することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]主走査方向とこれに直交する副走査方向に画素を配列した二次元画像を形成する画像形成装置であって、副走査方向に配列されたn個(nは2以上の整数)のレーザ素子を備え、該n個のレーザ素子から射出されるレーザ光を主走査方向に同時に走査させて、主走査方向のnラインを同時に画像形成可能な画像形成装置において、
前記nライン分の画像に対して、副走査方向に並ぶn画素の中からm画素(mは1以上、n未満の整数)を選択して画素をm/nに間引く処理を行うと共に、前記選択した画素がどの画素であるかを示す選択画素情報を出力する画素選択部と、
前記nライン分の画像を画像形成する際に、前記画素選択部によって選択されたm画素に対応する画像データを画素毎のm個のパルス幅変調信号に変換する処理を、前記走査に合わせて順次行うPWM処理部と、
前記PWM処理部が出力するm個のパルス幅変調信号を並列に伝送する伝送部と、
前記伝送部によって並列に伝送されてきたm個のパルス幅変調信号を、前記選択画素情報に基づいてm個の前記レーザ素子に割り当てる割り当て部と、
前記割り当て部によって前記パルス幅変調信号が割り当てられた前記レーザ素子をその割り当てられたパルス幅変調信号で駆動する駆動部と、
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明では、副走査方向に並ぶn画素の中のm画素を選択(m/nに間引き)し、n個のレーザ素子の中の該m個の画素に対応する画素位置のレーザ素子のみを駆動して画像形成する。この際、選択したm画素の画素位置を示す選択画素情報を割り当て部に通知し、割り当て部は、伝送されてきたm個のパルス幅変調信号を、通知された選択画素情報に基づいて、m個のレーザ素子に割り当てる。
[2]m×q=n の関係(qは2以上の整数)にあって、
前記画素選択部は、副走査方向に並ぶn画素を隣接するq画素毎のm個の小領域に分割し、各小領域の中から1画素ずつを選択し、それぞれの小領域内のどの画素が選択されたかを示す情報を前記選択画素情報として出力する
ことを特徴とする[1]に記載の画像形成装置。
上記発明では、q分の1に間引きされる。q画素単位の小領域単位に分けることで、選択画素情報の情報量を削減する。
[3]前記選択画素情報を圧縮する圧縮部と、
前記圧縮部の出力する圧縮されたデータを元の選択画素情報に伸長する伸長部と、
をさらに備え、
前記割り当て部は、前記伸長部で伸長して得た選択画素情報に基づいて前記割り当てを行う
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像形成装置。
上記発明では、選択画素情報を圧縮して伝送することで、選択画素情報を伝送するためのデータ量を削減する。
[4]画素をシフトさせて、画像の微小変倍もしくはスキュー補正を行う画像補正部をさらに備え、
前記画素選択部は、前記画像補正部でのシフト量に応じて画素の選択を行う
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、微小変倍やスキュー補正で画素をシフトさせた際のシフト量に応じて、m画素を選択する。
[5]前記圧縮部は、副走査方向に並ぶn画素の中でシフト量の変化回数が制限されることに基づいて、前記選択画素情報を圧縮する
ことを特徴とする[3]を引用する[4]に記載の画像形成装置。
上記発明では、微小変倍やスキュー補正では、副走査方向n画素の中でのシフト量の変化が最大1回になるという制限を利用して、選択画素情報を圧縮する。
本発明に係る画像形成装置によれば、複数のレーザ素子を使用して複数ラインを同時に走査することで得られる解像度や生産性の高さを低下させることなく、複数のレーザ素子の駆動を制御するためのパルス幅変調信号の生成回路および伝送路の数を削減することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的概略構成を示す図である。 画像処理部およびLD制御部の構成を示すブロック図である。 元画像とそのうちの1回の走査で画像形成される範囲の一例を示す図である。 図3の画像に対して、画像補正部でスキュー補正を行った後の画像を示す図である。 図4の画像を間引き処理した画像、シフト量に応じた打点画素の画素位置および選択画素情報を示す図である。 図3の画像に対して、画像補正部で微小変倍し、1ラインが挿入された後の画像を示す図である。 図6の画像を間引き処理した画像、シフト量に応じた打点画素の画素位置および選択画素情報を示す図である。 出現し得る選択画素情報の組み合わせ、および、圧縮後の選択画素情報の一例を示す図である。 2400dpiの解像度での電子データ上での1画素の径と実際に現像されるドットの径を対比して示す図である。 間引かずに打点した場合に現像される画像と、間引いて打点した場合に現像される画像を対比して示す図である。 副走査方向の解像度の違いが現像画像に現れる例を示す図である。 1/3の間引きに対応した画像処理部およびLD制御部の構成を示すブロック図である。 元画像とそのうちの1回の走査で画像形成される範囲の一例を示す図である。 図13の画像に対して、画像補正部でスキュー補正を行った後の画像を示す図である。 図14の画像を間引き処理した画像、シフト量に応じた打点画素の画素位置および選択画素情報を示す図である。 図13の画像に対して、画像補正部で微小変倍し、1ラインが挿入された後の画像を示す図である。 図16の画像を間引き処理した画像、シフト量に応じた打点画素の画素位置および選択画素情報を示す図である。 スキュー補正を行う場合の動作タイミングを示す図である。 図18の続きを示す図である。 微小変倍でラインを挿入する場合の動作タイミングを示す図である。 図20の続きを示す図である。 従来の画像形成装置における画像処理部とLD制御部を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明の各種の実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置5の機械的概略構成を示す図である。画像形成装置5は、スキャナ部8で光学的に読み取って得た原稿画像を記録紙上に画像形成して出力するコピー機能、外部から入力された印刷データに基づく画像を記録紙上に画像形成して出力する印刷機能などを果たす。画像形成装置5の前段には、大量の記録紙を収容可能であって印刷の際に記録紙を1枚ずつ画像形成装置5に送り出す給紙装置6が接続されている。画像形成装置5の後段には、画像形成装置5から出力される記録紙に、折り、綴じ、穴あけなどの加工を施す機能や、印刷された記録紙を大量に収容する機能を果たす後処理装置7が接続されている。
画像形成装置5は、主走査方向とこれに直交する副走査方向に画素を配列した二次元画像を形成する。記録紙の搬送方向を副走査方向とする。画像形成装置5は、無端で環状に掛け渡された所定幅の中間転写ベルト11と、この中間転写ベルト11上に、それぞれ単一色のトナー像を形成するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色別の4つの像形成部12Y、12M、12C、12Kと、記録紙上に形成されたトナー像を記録紙に加圧加熱して定着させる定着装置13を備えている。
像形成部12Y、12M、12C、12Kは、使用されるトナーの色は異なるが互いに構造は同一である。像形成部12Y、12M、12C、12Kは、表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体としての円筒状の感光体ドラム14を有し、その周囲に帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置などを配置して備える。またレーザ素子であるレーザーダイオード(LD)、ポリゴンミラー、各種レンズおよびミラー等で構成されたレーザーユニット16を備えている。
各像形成部12Y、12M、12C、12Kにおいて、感光体ドラム14は図示省略の駆動部に駆動されて一定方向に回転し、帯電装置は感光体ドラム14を一様に帯電させ、レーザーユニット16は対応する色の画像データ(後述するパルス幅変調信号)に応じてオン/オフ制御されたレーザービームで感光体ドラム14を走査(主走査方向の走査)することによって感光体ドラム14の表面に静電潜像を形成する。ここでは、各レーザーユニット16は、それぞれ、副走査方向に配列されたn個(nは2以上の整数)のレーザーダイオード(LD)を備え、該n個のレーザ素子から射出されるレーザ光を主走査方向に同時に走査させて、主走査方向のnラインを同時に画像形成可能になっている。本実施の形態ではn個のレーザーダイオードが同時に点灯することはないが、画素を間引きしながらnラインが同時に画像形成される。
現像装置は、感光体ドラム14上の静電潜像をトナーによって顕像化する。感光体ドラム14の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト11と接触する箇所で中間転写ベルト11に転写される。クリーニング装置は、転写後に感光体ドラム14の表面に残留するトナーをブレード等で擦って除去し回収する。
中間転写ベルト11は複数のローラに掛け渡すようにして巻回されて図中の矢印A方向に周回する。周回する過程で、Y、M、C、Kの順に各色の画像(トナー像)が像形成部12Y、12M、12C、12Kによって中間転写ベルト11上に重ね合わされてフルカラーのカラー画像が合成される。このカラー画像は、二次転写位置Dで中間転写ベルト11から記録紙に転写される。また、中間転写ベルト11に残ったトナーは二次転写位置Dの下流に設けたクリーニング装置17によって除去される。定着装置13は、記録紙の搬送路18の途中の二次転写位置Dより下流の位置に設けられている。
搬送路18は、給紙装置6から送り込まれた記録紙を搬送し、二次転写位置Dおよび定着装置13を通過させて、後段の後処理装置7へ排紙する機能を果たす。搬送路18は、搬送経路を形成する搬送ローラやガイドのほか、搬送ローラを駆動するモータなどで構成される。
画像形成装置5は、電気的な制御回路として、装置全体の動作を制御する全体制御部19、画像形成対象の画像に対して傾き補正(スキュー補正)や微小変倍、ディザスクリーン処理などを施す画像処理部20、レーザーユニット16のレーザーダイオード(LD)を駆動するLD制御部30を備えている。LD制御部30はレーザーユニット16毎に設けられ、それぞれ、対応するレーザーユニット16の近傍(もしくはレーザーユニット16と一体)に配置されている。そのため、LD制御部30は、全体制御部19や画像処理部20から離れた場所に設置されている。画像処理部20とLD制御部30の間は信号の伝送路で接続されている。
なお、図1では図示省略したが、画像形成装置5は記録紙の表裏両面に印刷する両面印刷機能を備えている。具体的には、搬送路18は、定着装置13の下流で通常の搬送路18から分岐し、記録紙の表裏を反転させた後、二次転写位置Dの上流で元の搬送路18に合流する反転経路を備えている。画像形成装置5は、両面印刷する場合には、記録紙の表面に画像を形成して定着した後、上記の反転経路を通じて記録紙の表裏を反転させた後、記録紙の裏面に画像を形成し定着して、該記録紙を後段へ排出するように動作する。
このほか画像形成装置5は、ユーザが原稿台にセットした原稿を読み取るスキャナ部8、ユーザからの操作の受け付けや各種画面の表示を行う操作パネル9などを備えている。
図2は、画像処理部20およびLD制御部30の構成を示している。画像処理部20は、画像形成対象の画像の画像データを加工して、該画像に対してディザスクリーン処理などを施す画像処理回路21と、画像処理回路21で処理後の画像に対して画素をシフトさせることでスキュー補正や微小変倍を行う画像補正部22と、スキュー補正や微小変倍を行う際に各画素に必要なシフト量を求めて出力する画素シフト量生成部23と、画像補正部22から出力された画像データの中の一部の画素を選択して間引き処理を行うと共に、どの画素を選択したかを示す選択画素情報を出力する選択部24と、選択部24で選択された各画素の画像データをパルス幅変調信号に変換するPWM処理部25と、選択部24から出力された選択画素情報を圧縮して、圧縮データを出力する圧縮部26と、圧縮データをパラレル信号からシリアル信号に変換するP/S変換部27とを備えて構成される。
画素シフト量生成部23はシフト量を表したシフト量信号を出力し、該シフト量信号は、画像補正部22および選択部24に入力される。画像補正部22は、画素シフト量生成部23から入力されるシフト量信号が示すシフト量に従って各画素の画素位置を副走査方向にシフトさせる。
画像補正部22は、レーザーユニット16が同時に走査するnライン分の画像データを並列(副走査方向に隣接するn画素分の画像データを並列)に出力する。この際、それぞれラインの画像データは、レーザーユニット16での走査に合わせて、ラインの先頭から末尾に向けて、順次、出力される。
選択部24は、画像補正部22から並列に画像データが入力されたn画素の中からm画素(mは1以上、n未満の整数)を選択して画素をm/nに間引く処理を、画素シフト量生成部23から入力されるシフト量信号が示すシフト量に応じて、間引く画素位置を切り替えながら行う。選択部24は、間引き後のm画素分の画像データを同時並列に後段のPWM処理部25へ出力する。また、選択部24は、画像補正部22から並列に入力されたn画素の中から選択したm画素の画素位置を示す選択画素情報を生成し、これを圧縮部26に対して出力する。第1の実施の形態では、nの値を8、mの値を4とする。
PWM処理部25は、選択部24から入力された画像データをパルス幅変調信号に変換する。画像データは画素の濃度を多段階に表しており、PWM処理部25は、入力された画像データが表す濃度に対応したパルス幅のパルス幅変調信号を出力する。PWM処理部25は選択部24から同時並列に出力されるm画素分の画像データに対応させて、m個設けてあり、それぞれがm画素の中の互いに異なる1画素を担当する。PWM処理部25は、伝送路を通じてパルス幅変調信号をLD制御部30へ伝送するための出力ドライバ等も有する。パルス幅変調信号の伝送部は、該出力ドライバおよびPWM処理部25とLD制御部30側の割り当て部33との間に配線された伝送路などで構成される。なお、画像処理部20からLD制御部30へパルス幅変調信号によって伝送される画素を打点画素、伝送されない画素を非打点画素とする。
図2の例では、レーザーユニット16が有する8個のレーザーダイオード(LD1〜LD8:LDアレイ)に対応する、副走査方向に並ぶ8画素のうちの4画素が打点画素に選択され、その選択された4画素の画像データがパルス幅変調信号に変換されて画像処理部20からLD制御部30へ伝送される。また、選択した4画素それぞれの、副走査方向に並ぶ8画素の中における画素位置を示す選択画素情報が、シリアルのデジタル信号としてLD制御部30へ伝送される。
LD制御部30は、画像処理部20から送られてきたシリアルのデジタル信号をパラレルに変換するS/P変換部31と、S/P変換部31から出力されたデータ(圧縮データ)を元の選択画素情報に伸長する伸長部32と、画像処理部20から並列に伝送されてきた4つのパルス幅変調信号を、伸長部32の出力する選択画素情報が示す画素位置(副走査方向に並ぶ8画素の中での画素位置)に対応したレーザーダイオードに割り当てる割り当て部33と、割り当て部33によって割り当てられたパルス幅変調信号に従ってレーザーダイオードを駆動するLDドライバ34を備えて構成される。
LDドライバ34は、レーザーダイオード毎に設けてあり、割り当て部33からパルス幅変調信号が割り当てられたLDドライバ34は、担当するレーザーダイオードをそのパルス幅変調信号で駆動し、パルス幅変調信号が割り当てられなかったLDドライバ34は、担当するレーザーダイオードをオフにする。
次に、画像処理部20およびLD制御部30の動作を説明する。
図3は、1回の走査で書き込まれる画像の一例を示している。図3の画像は、画像補正部22で補正される前の画像である。副走査方向に4ドット幅の水平線(主走査方向の線)の画像である。
図4は、図3の画像に対して画像補正部22でスキュー補正を行った後の画像を示している。この例では、主走査方向の3画素毎に、副走査方向のシフト量が1画素ずつ増加している。すなわち、主走査方向の画素位置が1〜3の画素は、副走査方向のシフト量が0、主走査方向の画素位置が4〜6の画素は、副走査方向のシフト量が1になっている。主走査方向の画素位置が7〜9の画素は、副走査方向のシフト量が2、主走査方向の画素位置が10〜12の画素は、副走査方向のシフト量が3になっている。
図5は、図4の画像を選択部24で2分の1(4画素/8画素)に間引いて得た間引き後の画像と、この画像に対して出力される選択画素情報を示している。ここでは、選択部24は、副走査方向に並ぶn画素を、隣接するq画素毎のm個の小領域に分割し、各小領域の中から1画素ずつを選択し、それぞれの小領域内のどの画素が選択されたかを示す情報を選択画素情報として出力する。n=q×m の関係にある。
図5の例では、主走査方向1画素×副走査方向2画素の小領域ごとに分割し、小領域毎に、その小領域の中の1つの画素を打点画素に選択する。1ビットの選択画素情報が小領域毎に割り当てられる。該1ビットは、その値が「0」ならば小領域の中の上側(副走査方向の先頭側)の画素が打点画素に選択されていることを示し、「1」ならば小領域の中の下側の画素が打点画素に選択されていることを示す。
図5の例では、シフト量が0、2など偶数の場合は小領域の中の上側の画素を打点画素に選択し、シフト量が1、3など奇数の場合は小領域の中の下側の画素を打点画素に選択している。
図6は、図3の画像に対して画像補正部22で微小変倍を行った後の画像を示している。この例では、1回に走査される範囲の中で主走査方向の1ラインが挿入されている。具体的には、LD4で描画される位置に1ラインが挿入されている。そのため、挿入箇所より上側の領域ではシフト量は0、挿入箇所より下側の領域ではシフト量は1になっている。
図7は、図6の画像を選択部24で2分の1(4画素/8画素)に間引いて得た間引き後の画像と、この画像に対して出力される選択画素情報を示している。図5の場合と同様に、選択部24は、主走査方向1画素×副走査方向2画素の小領域ごとに分割し、小領域毎に、その小領域の中の1つの画素を打点画素に選択する。1ビットの選択画素情報が小領域毎に割り当てられる。該1ビットは、その値が「0」ならば小領域の中の上側の画素が打点画素に選択されていることを示し、「1」ならば小領域の中の下側の画素が打点画素に選択されていることを示す。
図7の例では、シフト量が0の小領域では上側の画素を打点画素に選択している。シフト量が1の小領域では、下側の画素を打点画素に選択している。挿入されるたびにシフト量が1ずつ増加し、そのたびに、打点画素の位置が入れ替わる。すなわち、シフト量が0、2、4など偶数の場合は上側の画素を打点画素に選択し、シフト量が1、3、5など奇数の場合は下側の画素を打点画素に選択する。
このように、レーザーユニット16が1回に走査する8ラインにおいて副走査方向に並ぶ8画素の中の4画素を打点画素に選択し、その4画素についてのみパルス幅変調信号を画像処理部20からLD制御部30へ伝送するので、PWM処理部25およびパルス幅変調信号の伝送路の数を低減することができる。また、選択部24で打点画素に選択した画素がどの画素であるかを示す選択画素情報を画像処理部20からLD制御部30へ通知するので、任意の画素を打点画素に選択することができる。特に、シフト量に応じて打点画素を選択するので、適切な画素を打点画素に選択して画質を維持することができる。
ところで、副走査方向に並ぶ8つのレーザーダイオード(LD1〜LD8)に対応する8画素は、4つの小領域(LD1とLD2、LD3とLD4、LD5とLD6、LD7とLD8)に分かれるので、8画素分の選択画素情報は4ビットで表される。画像補正部22による微小変倍では、最大でも数十ラインに1回の割合でしか画素の挿入(あるいは削除)が生じないので、上記8画素の中でのシフト量の変化は最大で1回に制限されている。スキュー補正を行う場合も同様に、上記8画素の中でのシフト量の変化は最大で1回に制限される。
したがって、副走査方向に並ぶ8つのレーザーダイオード(LD1〜LD8)に対応する8画素に対応する4ビットの選択画素情報を一組のデータとして扱うと、その4ビットの出現パターンは、図8に示すように、8通りに限定される。そこで、4ビットを一組とするパターンを圧縮部26で3ビットにエンコードして圧縮する。
このように、選択画素情報を圧縮することで、画像処理部20からLD制御部30へ選択画素情報として伝送されるデータ量を削減することができる。
ここで、レーザーダイオードで打点する画素の間引きを行っても画質が維持される理由を説明する。
電子写真プロセスにおいて、1画素を孤立してレーザ光で打った場合に現像されて用紙上に現れるドットの径は、電子データ上の1画素が示す画素の大きさ(径)より相当に大きくなる。たとえば、図9に示すように、2400dpiの解像度での1画素の径は電子データ上では11μmであるが、実際に現像されるドットの径は60μm程度になり、電子データより実際に現像される像は5倍程度に大きくなる。このため、通常の画像では2400dpiの画像を、図10に示すように1画素間隔に間引いて打点しても、あるいは2画素間隔に間引いて打点しても、得られる画像はほとんど変わらない。
なお、位置制御は解像度が高ければ高いほど精度がよくなる。図11は、主走査方向のラインの位置を副走査方向に変化させる例であり、同図(b)は、副走査方向の解像度が同図(a)の2倍になっている。同図(a)の場合、副走査方向のラインの位置は距離L1単位でしか変化させることができないが、同図(b)の場合はその2分の1で変化させることができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、副走査方向に並ぶ8画素の中の4画素を選択部24で選択して2分の1に間引きする例を示したが、レーザーダイオードの数n、選択する画素の数mは、n>mで、それぞれ1以上の整数であれば任意でよい。たとえば、n=9、m=3として画像データを1/3に間引きする構成でもよい。第2の実施の形態では、副走査方向に並ぶ9画素の中の3画素を選択して3分の1に間引きする場合を示す。レーザーユニット16は副走査方向に並ぶ9個のレーザーダイオードを備え、主走査方向の9ラインを同時に走査可能な構成とする。
図12は、3分の1に間引きする場合の画像処理部20bおよびLD制御部30bの構成を示している。9個のレーザーダイオードに対し、3個分の画像データのみをパルス幅変調信号でLD制御部30bへ伝送する。これにより、PWM処理部25bの数およびパルス幅変調信号を伝送するための配線数は、レーザーダイオードの数の3分の1の3個および3本でまかなえる。各部の構成は、間引き率が相違する点以外は、図2と同様である。図12において、図2と対応する構成部分には、数字の部分が図2と同じでその後ろに「b」の文字を加えた符号を付してあり、それらの説明は省略する。
たとえば、画像補正部22bで補正前の画像が800dpiであった場合に、これを画像補正部22bで位置補正情報を加えることによって2400dpiに変換するような場合に、3分の1の間引きが適用される。
次に、画像処理部20bおよびLD制御部30bの動作を説明する。
図13は、1回の走査で書き込まれる画像の一例を示している。図13の画像は、画像補正部22bで補正される前の画像である。この例では、レーザーユニット16で1回に走査される範囲のうちのLD2〜LD7に対応する6ドット幅を有する主走査方向のラインが描画されている。
図14は、図13の画像に対して画像補正部22bでスキュー補正を行った後の画像を示している。この例では、主走査方向の3画素毎に、副走査方向のシフト量が1画素ずつ増加している。
図15は、図14の画像を選択部24bで3分の1(3画素/9画素)に間引いて得た間引き後の画像と、この画像に対して出力される選択画素情報を示している。ここでは、選択部24bは、副走査方向に並ぶ9画素を、隣接する3画素毎の3個の小領域に分割し、各小領域の中から1画素ずつを選択し、それぞれの小領域内のどの画素が選択されたかを示す選択画素情報を出力する。
図15の例では、1画素×3画素の小領域毎に、2ビットの選択画素情報が割り当てられる。該2ビットは、その値が「0」ならば小領域の中の上側の画素が打点画素に選択されていることを示し、「1」ならば小領域の中の真ん中の画素が打点画素に選択されていることを示し、「2」ならば小領域の中の下側の画素が打点画素に選択されていることを示す。
図15の例では、シフト量が0、3、6など、3の倍数の場合は小領域の中の下側の画素を打点画素に選択し、シフト量が1、4、7など3の倍数+1の場合は小領域の中の上側の画素を打点画素に選択し、シフト量が2、5、8など3の倍数+2の場合は小領域の中の真ん中の画素を打点画素に選択している。
図16は、図13の画像に対して画像補正部22bで微小変倍を行った後の画像を示している。この例では、1回に走査される範囲の中で主走査方向の1ラインが挿入されている。具体的には、LD4で描画される位置に1ラインが挿入されており、線幅は6ドットから7ドットに増えている。挿入箇所より上側の領域ではシフト量は0、挿入箇所より下側の領域ではシフト量は1になっている。
図17は、図16の画像を選択部24bで3分の1(3画素/9画素)に間引いて得た間引き後の画像と、この画像に対して出力される選択画素情報を示している。図15の場合と同様に、選択部24bは、主走査方向1画素×副走査方向3画素の小領域ごとに分割し、小領域毎に、その小領域の中の1つの画素を打点画素に選択する。領域毎に2ビットの選択画素情報が割り当てられる。
図17の例では、シフト量が0の小領域では下側の画素を打点画素に選択し、シフト量が1の小領域では、上側の画素を打点画素に選択している。挿入されるたびにシフト量が1ずつ増加し、そのたびに、打点画素の位置が入れ替わる。すなわち、シフト量が0、3、6・・・の場合は下側の画素を打点画素に選択し、シフト量が1、4、7・・・などの場合は上側の画素を打点画素に選択し、シフト量が2、5、8・・・などの場合は真ん中の画素を打点画素に選択する。
このように、9画素を3画素に間引く場合においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。ただし、3分の1に間引くので、打点される画素密度は元画像に比べて3分の1になる。そのため、現像されるドット径が小さいと画像のムラが現れて画質低下の要因となるおそれがある。しかし、実際に現像されるドット径と解像度ベースのドット径との差が十分に大きい場合は、3分の1に間引いても画質低下は少なくて済む。たとえば、2400dpiに対し、3600dpi画像など、より高解像度の画像を印刷したい場合などに有効である。
図18、図19は、スキュー補正の場合の動作タイミングを示す図である。レーザーユニット16がレーザ光を主走査方向に走査させる動作に同期させて、主走査方向の位置に対応する副走査方向8画素分のパルス幅変調信号が画像処理部20からLD制御部30の割り当て部33に順次入力されるように、処理が行われる。
図18の(a)に示す信号は、画像補正部22で補正した後(図中は二次元位置補正後と記す)の画像データ1〜8を示す。(b)の信号は、選択部24で間引きした後の画像データ1〜8を示す。(a)より1クロック遅くなる。(c)の信号は、選択部24から出力される選択された4つの画像データ1〜4を示す。(b)より1クロック遅くなる。
(d)では、選択画素情報と同期をとるため、2クロック遅くする(詳細は省略)。(e)選択画素情報を示す。主走査方向へ1〜3画素では、副走査方向の8画素に対応する4つの小領域の選択画素情報はすべて0(上画素が打点画素)なので、該4つの小領域に対応する4ビットの選択画素情報は「0000」となる。続いて、主走査方向へ4〜6画素では、副走査方向の8画素に対応する4つの小領域の選択画素情報はすべて1(下画素が打点画素)なので、該4つの小領域に対応する4ビットの選択画素情報は「1111」となる。同様に、主走査方向の7〜9画素に対応する選択画素情報は「0000」、主走査方向の10〜12画素に対応する選択画素情報は「1111」となる。
(f)は、(e)の選択画素情報を図8に従ってエンコードする。「0000」は0に、「1111」は4にエンコードされる。(g)はシリアル/パラレル変換であり、詳細の図示は省略する。1クロック遅くなる。(h)はLD制御部30のS/P変換部31によるシリアル/パラレル変換であり、詳細の図示は省略する。1クロック遅くなる。
(i)は、選択画素情報を伸長部32でデコードする。0は「0000」に、「4」は「1111」にデコードされる。1クロック遅くなる。(j)は、並列に伝送されてきた4つのパルス幅変調信号を、デコードされた選択画素情報が示すレーザーダイオードに割り当てる。
図20、図21は、微小変倍の場合の動作タイミングを示す図である。図20の(a)に示す信号は、画像補正部22で補正した後(図中は二次元位置補正後と記す)の画像データ1〜8を示す。(b)は、選択部24で間引きした後の画像データ1〜8を示す。(a)より1クロック遅くなる。(c)の信号は、選択部24から出力される選択された4つの画像データ1〜4を示す。(b)より1クロック遅くなる。
(d)では、選択画素情報と同期をとるため、2クロック遅くする(詳細は省略)。(e)選択画素情報を示す。4ビットの値は「0011」である。
(f)は、(e)の選択画素情報を図8に従ってエンコードする。「0011」は2にエンコードされる。(g)はシリアル/パラレル変換であり、詳細の図示は省略する。1クロック遅くなる。(h)はLD制御部30のS/P変換部31によるシリアル/パラレル変換であり、詳細の図示は省略する。1クロック遅くなる。
(i)は、選択画素情報を伸長部32でデコードする。2は「0011」にデコードされる。1クロック遅くなる。(j)は、並列に伝送されてきた4つのパルス幅変調信号を、デコードされた選択画素情報が示すレーザーダイオードに割り当てる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
各実施の形態に係る画像形成装置5では、PWM処理部25およびパルス幅変調信号の伝送路の数を低減することができる。また、間引きする分だけレーザーダイオードの点灯時間が削減されるので、レーザーダイオードの長寿命化を図ることができる。
実施の形態では、レーザーユニット16での走査に合わせて、選択部24で打点画素を選択する処理を同時並行に行うようにしたが、画素の選択を予め画像全体について行って、その選択結果を保存しておき、該保存されている選択結果に基づいて、PWM処理部25が、レーザーユニット16での走査に合わせてパルス幅変調信号を生成してLD制御部30へ伝送するような構成でもかまわない。
実施の形態では、打点画素に選択する画素の位置をシフト量に応じて決定したが、他の任意の基準で打点画素を選択してもよい。たとえば、画像を解析し、主走査方向、副走査方向ともにエッジ部となる画素は常に打点画素に選択する。また、たとえば、レーザーユニット16が一度に走査する副走査方向のn画素の中に、黒画素(白以外の画素)がm画素以下であれば、それらすべての画素を選択画素に選択し、黒画素(白以外の画素)がm画素を超える場合に、それらの中からm画素を選択するように構成してもよい。また、画像のスクリーンパターンに応じて打点画素の画素位置を選択してもよい。
選択画素情報を圧縮して伝送したが、圧縮しなくてもよい。
5…画像形成装置
6…給紙装置
7…後処理装置
8…スキャナ部
9…操作パネル
11…中間転写ベルト
12(12Y、12M、12C、12K)…像形成部
13…定着装置
14…感光体ドラム
16…レーザーユニット
17…クリーニング装置
18…搬送路
19…全体制御部
20、20b…画像処理部
21、21b…画像処理回路
22、22b…画像補正部
23、23b…画素シフト量生成部
24、24b…選択部
25、25b…PWM処理部
26、26b…圧縮部
27、27b…P/S変換部
30、30b…LD制御部
31、31b…S/P変換部
32、32b…伸長部
33、33b…割り当て部
34、34b…LDドライバ
A…周回方向
D…二次転写位置

Claims (5)

  1. 主走査方向とこれに直交する副走査方向に画素を配列した二次元画像を形成する画像形成装置であって、副走査方向に配列されたn個(nは2以上の整数)のレーザ素子を備え、該n個のレーザ素子から射出されるレーザ光を主走査方向に同時に走査させて、主走査方向のnラインを同時に画像形成可能な画像形成装置において、
    前記nライン分の画像に対して、副走査方向に並ぶn画素の中からm画素(mは1以上、n未満の整数)を選択して画素をm/nに間引く処理を行うと共に、前記選択した画素がどの画素であるかを示す選択画素情報を出力する画素選択部と、
    前記nライン分の画像を画像形成する際に、前記画素選択部によって選択されたm画素に対応する画像データを画素毎のm個のパルス幅変調信号に変換する処理を、前記走査に合わせて順次行うPWM処理部と、
    前記PWM処理部が出力するm個のパルス幅変調信号を並列に伝送する伝送部と、
    前記伝送部によって並列に伝送されてきたm個のパルス幅変調信号を、前記選択画素情報に基づいてm個の前記レーザ素子に割り当てる割り当て部と、
    前記割り当て部によって前記パルス幅変調信号が割り当てられた前記レーザ素子をその割り当てられたパルス幅変調信号で駆動する駆動部と、
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. m×q=n の関係(qは2以上の整数)にあって、
    前記画素選択部は、副走査方向に並ぶn画素を隣接するq画素毎のm個の小領域に分割し、各小領域の中から1画素ずつを選択し、それぞれの小領域内のどの画素が選択されたかを示す情報を前記選択画素情報として出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記選択画素情報を圧縮する圧縮部と、
    前記圧縮部の出力する圧縮されたデータを元の選択画素情報に伸長する伸長部と、
    をさらに備え、
    前記割り当て部は、前記伸長部で伸長して得た選択画素情報に基づいて前記割り当てを行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 画素をシフトさせて、画像の微小変倍もしくはスキュー補正を行う画像補正部をさらに備え、
    前記画素選択部は、前記画像補正部でのシフト量に応じて画素の選択を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記圧縮部は、副走査方向に並ぶn画素の中でシフト量の変化回数が制限されることに基づいて、前記選択画素情報を圧縮する
    ことを特徴とする請求項3を引用する請求項4に記載の画像形成装置。
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