JP2007022041A - 画像書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、複数の2値の発光素子アレイユニットを、非整数倍の画像密度で駆動する画像書込装置及び当該画像書込装置に関する。
【解決手段】デジタル複合装置1のLED書込制御回路51は、400dpiの2値の画像データを1.5倍の密度に密度変換して出力する際に、400dpi×400dpiの2値の画像データを、2個のラインメモリに2ラインずつ蓄積して、この2個のラインメモリの画像データに対して2×2マトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、6×6マトリックスに変換して、1200dpi×600dpiの画像データに変換し、副走査方向を通常の転送速度の2倍の転送速度で各LPH26a〜26cに転送するとともに、縦線の認識結果に応じてLPH26a〜26cの各LEDの光量補正を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像書込装置及び画像形成装置に関し、詳細には、複数の2値の発光素子アレイユニットを、非整数倍の画像密度で駆動する画像書込装置及び当該画像書込装置を用いた画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した複写機、プリンタ及びファクシミリ装置等の画像形成装置においては、一様に帯電された感光体上に、光書込部で画像データにより変調された書込光を照射して、感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜像の形成された感光体に現像部によりトナー(現像剤)を供給して感光体を現像する。画像形成装置は、この感光体上のトナー像(現像剤像)を転写部で記録紙に転写した後、定着部で記録紙上に転写したトナー画像を加熱・加圧して定着させて画像形成している。
このような画像形成装置の画像書込部としては、光源としてレーザを出射するLD(Laser Diode )とポリゴンモータにより回転駆動するポリゴンミラーを備えたレーザビーム走査光学系を用いたLD走査方式と、光源としてLED(Light Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に配列した発光素子アレイ方式とが一般に用いられている。
発光素子アレイ方式は、LD走査方式のポリゴンミラーのような可動部がなく、高信頼性であり、また、A0幅等の大判サイズのプリント出力を必要とする広幅機の場合には、主走査方向に光ビームを走査させるための光学的空間が不要であり、LEDアレイとセルフォックレンズ等の光学素子を一体化した発光素子アレイユニットであるLEDヘッド(LPH:LED Print Head)を配置することで対応することができ、装置全体を小型化することができるので、LD走査方式から置き換わってきている。
一方、発光素子アレイ方式は、発光素子アレイユニットとして、画像書込幅以上の長尺の発光素子アレイユニットを用いる必要があるが、A0幅等の大判サイズのプリント出力を必要とする幅広機では、発光素子アレイユニットが長尺になるのに応じて、使用するLED素子ドライバICが増えて生産の歩留まりが低下し、また、発光素子アレイユニットが長くなり、書込ビーム配列の精度を維持するために、高精度の部品を用いる必要があり、部品単価も小型のプリンタや複写機の発光素子アレイユニットに比較して、非常に高価なものとなってしまう。また、この長尺の発光素子アレイユニットのうちの1ドットでも故障すると、発光素子アレイユニット毎交換しなければならず、この観点からも高価なものとなる。
このような発光素子アレイ方式のA0幅等の広幅の画像形成装置においては、従来、画素密度変換をソフトウェア処理により行っている。例えば、400dpiの画像データを600dpiに1.5倍に密度変換を行って出力する場合、ソフトウェア処理によって、主/副の1.5倍密の変倍処理を行っている。
したがって、広幅の画像形成装置においては、取り扱う画像データのデータ量が膨大であるため、このような膨大な量の画像データをソフトウェア処理で変倍処理を行うと、変倍処理に非常に時間を要することとなり、処理速度の改善が求められている。
この状態を改善するには、従来、ソフトウェア処理で行っている変倍処理をハードウェア処理によって行うことで、リアルタイムに近い処理時間で、処理行うことができ、高速出力を可能とすることができる。
このようにハードウェア処理で変倍処理を行う場合、LEDヘッド(LPH)が多値仕様の場合には、IPU(Image Processing Unit )からLEDヘッドに送られてくる2値の画像データを、既存の種々の変倍アルゴリズムを用いて容易に多値の画像データに変倍変換することができる。例えば、画素密度を1.5倍に密度変換する場合、IPUからの400dpiの2値画像データを600dpiの多値の画像データにハードウェア処理で変倍処理することで、画質を向上させつつ適切に密度変換することができる。
例えば、従来、第1の画素密度の複数のラインデータからなる画像データを、第1の画素密度に対して比率がN/M(N、Mは整数、N/M>1)の第2の画素密度に変換するに際して、第1の画素密度のラインデータをそれぞれ1ラインずつM個のラインメモリに記憶し、当該M個のラインデータを、第1の変換手段で、副走査方向のデータの画素密度変換としてN個のラインデータに変換し、このN個のラインデータをメモリに順次に記憶して、このメモリのラインデータを、第2の変換手段で、主走査方向のデータの画素密度変換としてN/Mの比率の第2の画素密度に変換し、この第2の変換手段により変換されたラインデータをメモリに記憶して、第1の変換手段で、少なくとも一組の任意の隣り合うラインデータを論理積して密度変換し、第2の変換手段で、少なくとも一組の画素間で論理積して密度変換し、連続的に出力装置に出力する画素密度変換装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−205590号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、LEDヘッド(以下、必要に応じて、LPHという。)が多値仕様の場合には、適切に対応することができるが、LPHが2値仕様の場合には、画質を保ちつつ密度変換を行うことが困難であり、改良が要望されている。
すなわち、LPHが2値仕様の場合には、例えば、画素密度を1.5倍に密度変換するとき、400dpiの2値画像データを600dpiの2値の画像データにハードウェア処理で変倍処理する必要があるが、2値のLEDヘッドの場合、中間値のデータを印字出力することができないため、1ドット以下の縦線、横線に関しては、ソフトウェアで画像処理を行うことが難しく、ハードウェアで主/副の1.5倍密の変倍処理を行って、画質を保ちつつ密度変換を行うことが困難である。
そこで、本発明は、LPHが2値仕様の場合にも、ハードウェア処理で、高速にかつ画質を維持しつつ密度変換する画像書込装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像書込装置は、複数個の発光素子が一方向に配列された発光素子アレイと当該発光素子アレイからの発光光を感光体に結像させる結像手段とを有し当該感光体の軸方向の長さよりも短い複数の発光素子アレイユニットが主走査方向に配列され、各種信号に基づいて、1ライン分の画像データを前記発光素子アレイユニット毎に分割して各発光素子アレイユニットに所定の転送速度xで転送して、当該発光素子アレイユニットの各発光素子を駆動させる画像書込装置において、前記発光素子アレイユニットへの画像データの副走査方向への転送を前記転送速度xのm(mは、正の整数)倍の転送速度mxで行って、Adpiの2値の画像データを{(2B+1)/2}(Bは、正の整数)倍の密度に密度変換して出力する密度変換モードを備え、当該密度変換モードが選択されると、Adpi×Adpiの2値の画像データを、n(nは、正の整数)個のメモリにnラインずつ蓄積し、当該n個のメモリの画像データに対してn×nマトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、[mn{(2B+1)/2}]×[n{(2B+1)/2}]マトリックスに変換して、[m{(2B+1)/2}A]dpi×[{(2B+1)/2}A]dpiの画像データに変換し、副走査方向を前記転送速度mxで前記各発光素子アレイユニットに転送するとともに、前記縦線の認識結果に応じて前記発光素子アレイユニットの各発光素子の光量補正を行うことにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、Adpi×Adpiの2値の画像データを、2個のメモリに2ラインずつ蓄積し、当該2個のメモリの画像データに対して2×2マトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、[2m{(2B+1)/2}]×[2{(2B+1)/2}]マトリックスに変換するものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、前記画像データの前記発光素子アレイユニットへの副走査方向の転送を、前記転送速度xの2倍の転送速度2xで行うものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、400dpi×400dpiの2値の画像データを{(2B+1)/2}倍に密度変換するものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、前記画像データを{(2B+1)/2}=1.5倍の密度に密度変換するものであってもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記画像書込装置は、副走査方向を前記転送速度xのm倍の転送速度mxで前記各発光素子アレイユニットに転送するとともに、主走査1ラインの間に前記発光素子を複数回駆動させるものであってもよい。
請求項7記載の発明の画像形成装置は、画像書込部により感光体上に光照射して当該感光体上に静電潜像を形成し、当該静電潜像を現像剤で現像した現像剤像を最終的にシートの記録媒体に転写して画像形成する画像形成装置において、前記画像書込部として、請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像書込装置が用いられていることにより、上記目的を達成している。
本発明の画像書込装置によれば、Adpiの2値の画像データを非整数倍の{(2B+1)/2}倍の密度に密度変換して出力する際に、Adpi×Adpiの2値の画像データを、n個のメモリにnラインずつ蓄積して、当該n個のメモリの画像データに対してn×nマトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、密度変換する非整数倍の倍率に対応する[mn{(2B+1)/2}]×[n{(2B+1)/2}]マトリックスに変換して、[m{(2B+1)/2}A]dpi×[{(2B+1)/2}A]dpiの画像データに変換し、副走査方向を通常の転送速度xのm倍の転送速度mxで各発光素子アレイユニットに転送するとともに、縦線の認識結果に応じて各発光素子の光量補正を行うので、2値の発光素子アレイユニットに対応させて、ハードウェア処理で、画像データを高速に非整数倍の密度に密度変換を行うことができるとともに、ライン間で行う各発光素子の光量補正によって細線化を行うことができ、線幅を任意に変更して縦横比の改善を行って、画像品質を向上させることができる。
本発明の画像形成装置によれば、感光体上に静電潜像を形成する画像書込部として、請求項1から請求項16のいずれかに記載の画像書込装置を用いているので、2値のLPH26a〜26cに対応させて、ハードウェア処理で、画像データを非整数倍の密度に高速に密度変換を行うことができるとともに、ライン間で行う各発光素子の光量補正によって細線化を行うことができ、線幅を任意に変更して縦横比の改善を行って、高品質の画像を速やかに形成することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図20は、本発明の画像書込装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像書込装置の一実施例を適用したデジタル複写装置1の正面概略構成図である。
図1において、デジタル複写装置1は、本体筐体2内に、給紙部3、搬送部4、画像形成部5、定着部6、排紙部7及び画像読取部8等が収納されており、さらに、手差しトレイ10、原稿台11、分離チャージャ12、搬送タンク13及び排紙トレイ14等が設けられているとともに、操作部15(図2参照)等が設けられている。
給紙部3には、複数の転写紙21がそれぞれ給紙台22上にセットされ、搬送部4は、レジストローラ23等を備えて、給紙部3の適宜の転写紙21をレジストローラ23でタイミング調整した後、画像形成部5に搬送する。また、搬送部4は、手差しトレイ10上にセットされた転写紙21についても、レジストローラ23でタイミング調整した後、画像形成部5に搬送する。
画像形成部5は、図示しないモータにより図1の反時計方向に回転駆動される感光体24を中心として、帯電部25、光書込部(光書込装置)26、現像部27、転写部28、クリーニング部29等を備えており、帯電部25は、例えば、グリッド付きのスコロトロンチャージャが用いられていて、感光体24を、例えば、−2500Vに一様に帯電させる。画像形成部5は、帯電部25により一様に帯電された感光体24に、画像読取部8で読み取った原稿の画像データや外部から受け取った画像データに基づいて点灯制御される光を光書込部26が照射することで、光の照射された部分の感光体24の表面の電荷を光導電現象でアースに流して消滅させて静電潜像を形成して、静電潜像の形成された感光体24に現像部27がトナー(現像剤)を付着させてトナー画像(現像剤像)を形成する。すなわち、現像部27内のトナーは、撹拌によって負に帯電されており、バイアスは、−700Vに印加されていて、感光体24の光の照射部分にだけトナーが付着する。画像形成部5は、感光体24上に形成したトナー画像を、給紙部3から搬送されてきた転写紙21に転写部28で転写し、転写の完了した転写紙21を分離チャージャ12により分離して、搬送タンク13で定着部6に搬送する。また、画像形成部5は、転写の完了した感光体24上の残留トナーをクリーニング部29でクリーニングし、清浄にクリーニングされた感光体24を図示しない除電部で除電した後、帯電部25で一様に帯電させて、再度画像形成に供する。
そして、この光書込部26は、図2及び図3に示すように、例えば、感光体24がA0幅の書込幅を有しているときには、A3幅の3つのLPH(LEDヘッド:LED Print Head、発光素子アレイユニット)26a、26b、26cとLED書込制御回路51及び図示しないSAL(セルフォックレンズアレイ)等の結像手段等を有し、LPH26a〜26cは、感光体24の軸方向(主走査方向)にアレイ状に配設されているとともに、感光体24の回転方向(副走査方向)に位置ずれして千鳥状に配設されている。
そして、各LPH26a〜26cは、図示しないが、所定数、例えば、40個のLEDアレイ(発光素子アレイ)が列状に等間隔で配列されており、各LEDアレイは、例えば、それぞれ192個のLED素子(発光素子)が列状に配列されて、総数で、7680(192×40=7680)個のLED素子が配列されている。各LED素子には、各LEDアレイ毎にドライバが接続されており、各ドライバには、LED書込制御回路51が接続されている。LPH26a〜26cは、原稿の画像濃度の淡い部分ではLED素子が発光せず、原稿の画像濃度の濃い部分ではLED素子が発光して、感光体24上の光照射部に、原稿画像の濃淡に対応した静電潜像を形成する。
そして、LPH26a〜26cは、具体的には、図3に示すように、以下のような構成となっている。
(1)両側に120dot分の余白(シフト等のための余裕)部分が形成されており、5mmのシフトが可能で、制御では±2mmである。
(2)ヘッド間の繋ぎ目部は、LPH26a、26cが524dot、LPH26bが68dot分重複し、それぞれの画像有効領域が制御されることで、画像が重ならないようになっている。
(3)LPH26bの画像データ位置は、固定であり、LPH26a、26cの画像が(有効領域幅固定のまま)シフトされることで、ヘッド間の位置補正が可能となっている。
(4)LPH26a、26cの画像のシフトが、図4〜図6及び図20に示す第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91のA群SRAM(SRAM A−1〜SRAM A−3)とB群SRAM(SRAM B−1〜SRAM B−3)の書込アドレスを指定することで可能となっている。
(5)LPH間の距離を極力短く(画像遅延メモリを減らす)するため、LPH26a、26cに対して、LPH26bが、180度反対の向きに実装されている。
(6)プログラマブルロジック100からの画像転送は、図3の左から右であるが、上記(5)の取り付け状態となっているため、LPH26a、26cは、図3の右から左への画像転送であり、LPH26bは、図3の左から右である。
LED書込制御回路51は、各LPH26a〜26cの各ドライバにその時間だけそのLED素子を点灯させるストローブ信号STB、データ転送用のクロックCLK、データ転送を開始するためのリセット信号RESET、データをセレクトする信号、光量補正と通常画像のデータを切り換えるロード信号LOAD等を出力する。
LED書込制御回路51は、画像データを、各LPH26a〜26cの各ドライバに転送し、各ドライバは、それぞれ内部で転送されてくる画像データをラッチして、各LED素子の点灯・消灯を行う。
再び、図1において、定着部6は、所定の定着温度に加熱される加熱ローラと加熱ローラに圧接されている加圧ローラ等を備え、画像形成部5から搬送されてくるトナー画像の形成されている転写紙21を搬送しつつ加熱・加圧して、トナー画像を転写紙21に定着させて、定着の完了した転写紙21を排紙部7に排出する。
排紙部7は、排紙ローラ7a、7bを備え、これらの排紙ローラ7a、7bで、定着の完了した転写紙21を排紙トレイ14上に排出する。
上記画像読取部8は、ローラ31、密着センサ32、密着センサ32と対向する位置に配設されている白色ローラ33及びローラ34等を備え、原稿台11上にセットされた原稿を挿入口からローラ31により密着センサ32と白色ローラ33の間に搬送する。画像読取部8は、ローラ31により密着センサ32と白色ローラ33との間に搬送されてきた原稿を白色ローラ33、ローラ31及びローラ34で搬送しつつ密着センサ32で原稿を主走査及び副走査して、原稿の画像を読み取る。すなわち、密着センサ32は、その光源(例えば、LED)から原稿に読取光を照射し、原稿で反射された画像情報を含む反射光を光電変換してアナログの画像信号を出力する。画像読取部8は、読み取りの完了した原稿をローラ34により原稿排紙トレイ16上に排出する。なお、白色ローラ33は、照明ムラや密着センサ32の画素毎の感度ムラに等に起因するバラツキを補正するシェーディング補正に利用され、デジタル複写装置1は、この白色ローラ33を読み取ったときの密着センサ32の出力するデータをシェーディングデータ(白基準データ)として用いてシェーディング補正する。
そして、デジタル複写装置1は、図2に示すように回路ブロック構成されており、上記画像読取部8、画像形成部5、操作部15等を備えているとともに、画像処理部40等を備えている。
画像読取部8は、上記密着センサ32を備えているとともに、画像増幅回路81、A/D変換回路82、シェーディング補正回路83、画像処理回路84、同期制御回路85、読取制御回路86及びスキャナ駆動回路87等を有しており、上記密着センサ32の読み取った原稿のアナログ画像信号が画像増幅回路81に入力される。画像増幅回路81は、密着センサ32から入力されるアナログ画像信号を増幅してA/D変換回路82に出力し、A/D変換回路83は、画像増幅回路81で増幅されたアナログ画像信号を画素毎の多値デジタル画像データに変換して、シェーディング補正回路83に出力する。シェーディング補正回路83は、同期制御回路85から入力されるクロックに同期してA/D変換回路82の変換した多値デジタル画像データを取り込んで、光量ムラ、コンタクトガラスの汚れ、密着センサ32の感度ムラ等によるひずみを補正して、画像処理回路84に出力し、画像処理回路84は、シェーディング補正回路83でシェーディング補正された多値デジタル画像データをデジタル画像データ(デジタル記録画像データ)に変換して、画像処理部40の画像メモリ部41に出力する。
画像処理部40は、画像メモリ部41、システム制御部42及び駆動制御回路43等を備えており、また、画像形成部5は、上記LPH26a〜26cとLED書込制御回路51を備えているとともに、プリンタ駆動回路52を備えている。
画像処理部40の画像メモリ部41には、上記画像読取部8の画像処理回路84からのデジタル画像データが書き込まれ、画像メモリ部41に書き込まれた画像データは、同期信号クロックにより画像形成部5のLED書込制御回路51に転送される。
システム制御部42は、デジタル複写装置1の全体の制御を行って、読取制御回路86、画像メモリ部41、LED書込制御回路51での画像データの転送制御を行い、また、駆動制御回路43を介してスキャナ駆動回路87とプリンタ駆動回路52を制御してモータ等を駆動させて、原稿の搬送や転写紙21の搬送を円滑に制御する。
画像形成部5は、上記画像メモリ部41からデジタル画像データが同期信号クロックによりLED書込制御回路51に転送され、LED書込制御回路51は、この転送されてきたデジタル画像データを1画素単位にビット変換して各LPH26a〜26cのLED素子に出力して、各LED素子の発光制御を行う。
そして、この画像メモリ部41からLED書込制御回路51へのデジタル画像データの流れとしては、画像メモリ部41からイーブン(E):1bit、オッド(O):1bitの画像データが2ラインパラレルの25MHzでLED書込制御回路51に送られてくる。このLED書込制御回路51に2ラインで送られてきたデジタル画像データは、LED書込制御回路51内で一旦、1ラインに合成された後、各々のLPH26a〜26cの仕様に合わせたフォーマットに変換されて、最終的に、各LPH26a〜26cに転送される。
操作部15は、デジタル複写装置1に動作をさせるための各種操作を行う操作パネル61と操作制御回路62を備えており、操作制御回路62は、操作パネル61の操作内容を画像処理部40のシステム制御部42に渡し、また、システム制御部42からの情報を操作パネル61の表示部に表示出力する。
以下、LED書込制御回路51について説明する。LED書込制御回路51は、具体的には、通常出力モード時を図4に、密度変換モードである細線化モード時と副走査方向2倍密度書込モード(副走査倍密モード)時を、それぞれ図5及び図6に、示すように、回路構成されており、大きく分けて、書込制御ICとしてのASIC(Application Specific Integrated Circuit)である第1VDIP(VDIP1)90、第2VDIP(VDIP2)91及びプログラマブルロジック100等を備えており、プログラマブルロジック100は、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)レシーバ101、パターン処理・光量補正値生成部(図5参照)102、密度変換部103、制御信号生成部104、レジスタ105、入力データ速度変換&転送部106、光量制御部107、出力データ速度変換部108、セレクタ109及びLPH制御信号生成部110等を備えている。
LED書込制御回路51は、画像メモリ部41からイーブン(E):1bit、オッド(O):1bitの画像データが、2ラインパラレルでLED書込制御回路51に送られてくる。また、LED書込制御回路51には、タイミング信号が、画像メモリ部41から図示しない低電圧作動信号素子LVDSドライバーを使用してパラレルからシリアルに変換されて、プログラマブルロジック100に通常書込モード、副走査倍密モードによって転送時間の異なったクロックで送られてくる。プログラマブルロジック100は、LVDSレシーバ101を用いて、シリアル信号をパラレル信号に変換し、PKDE_IPU、PKDO_IPU、CLK_IPU、LSYNC_IPU、XLGATE_IPU、FGATE_IPU、LV1SEL_IPUを取得する。
LED書込制御回路51は、LVDSレシーバ101で受けたデータ・制御信号を、動作モードが通常モードであると、副走査方向倍密処理も行うことなく、図4にそのデータ及び制御信号の流れを矢印で示すように、PKDE_IPU、PKDO_IPU、CLK_IPU、LSYNC_IPU、XLGATE_IPU、FGATE_IPU、LV1SEL_IPUの各信号をなにも処理することなく、密度変換部103及び入力データ速度変換&転送部106を経て、第1VDIP90にそのまま入力信号・データとして入力する。
一方、LED書込制御回路51は、レジスタ105の設定値(レジスタ値)T_SELで細線化モードが選択された場合には、図5にそのデータ及び制御信号の流れを矢印で示すように、システム制御部(IPU)42から受け取ったデータに対して、パターン処理・光量補正値生成部102で各1ライン毎に、図7に示す細線化パターンに従ってパターン処理を行って、レジスタ値SENTAN1[5:0]〜SENTAN4[5:0]、KOUTAN1[5:0]〜KOUTAN4[5:0]、DUTY1[5:0]〜DUTY4[5:0]、KORITSU1[5:0]〜KORITSU4[5:0]に基づいて、図8に示すように、光量補正データ値を更新して、順次、光量制御部107のSRAM107aに更新値を格納する。
そして、システム制御部42からのV_SELによって副走査方向2倍の密度で書込みを行うモードに設定されると、図6にそのデータ及び制御信号の流れを矢印で示すように、LED書込制御回路51のプログラマブルロジック100は、その制御信号生成部104の密変換用制御信号生成部104aがLSYNC_IPUを間引いたLSYNC_OUTを生成し、このLSYNC_OUTを画像処理部40へ転送する。したがって、図9に通常モード出力時と比較して1.5倍密度モード時のVDIP入力制御信号・データ変換図を示すように、LSYNC_OUTのタイミング生成を行ったLSYNC_IPUによって画像データが2ライン分ずつ送信されてくる。プログラマブルロジック100は、この2ライン分ずつ送信されてくる画像データをパターン処理・光量補正値生成部102を介して密度変換部103で受ける。
そして、密度変換部103は、図10に示すように、セレクタ121、2つのラインメモリ122a、122bからなるメモリA群122、パターン処理部123、6つのラインメモリ124a〜124fからなるメモリB群124及びセレクタ125等を備えている。密度変換部103は、上記パターン処理・光量補正値生成部102からの2ライン分の画像データを、図9及び図10に示すように、2ライン分ずつメモリA群122のラインメモリ122a、122bに溜めて、パターン処理部123で変換を行い、6ライン分のデータに変換を行って、メモリB群124のラインメモリ124a〜124fに展開する。密度変換部103は、メモリB群124の画像データの奇数行を、入力データ速度変換&転送部106のVDIP1用処理部106aへ、偶数行を、VDIP2用処理部106bへとセレクタ125によって切り換えて転送する。
入力データ速度変換&転送部106は、密度変換部103からの各データを、図11及び図12に示すように、変倍処理を行う前のタイミングに速度変換して、VDIP1_PKDE_N、VDIP1_PKDO_N、VDIP2_PKDE_N、VDIP2_PKDO_Nとして、それぞれの第1VDIP(VDIP1)90、第2VDIP(VDIP2)91へ出力する。また、この変倍処理時に、パターン処理部123で行われる変換に適応される変倍のパターンは、図13〜図15に示す変倍処理適応パターン1〜変倍処理適用パターン3のなかから、レジスタ値TYPEによって選択されて、それぞれ適応される。
そして、LED書込制御回路51は、制御信号生成部104の密度変換用信号生成部104aにおいて、図9に示したように各種制御信号を変換して、CLK_FCI、LSYNC_FCI、LGATE_FCI、FGATE_FCI、LV1SEL_FCIとし、その後、VDIP用制御信号生成部104bで、図16のVDIP入力信号・データ速度変換図に示すように、変倍処理を行う前のタイミングに直して、図6に矢印で示すように、それぞれVDIP1_CLK_N、VDIP1_LSYNC_N、VDIP1_XLGATE_N、VDIP1_FGATE_N、VDIP1_LV1SEL_N、VDIP2_CLK_N、VDIP2_LSYNC_N、VDIP2_XLGATE_N、VDIP2_FGATE_N、VDIP2_LV1SEL_Nとして、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91へ出力する。
LED書込制御回路51は、その後、各ラインデータを、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91で処理して、各第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91の出力としてプログラマブルロジック100に出力する。
そして、LED書込制御回路51は、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91から出力されたラインデータを、プログラマブルロジック100で受けた後、データ・制御信号をLPH26a〜26cに転送する。
すなわち、LED書込制御回路51は、通常モードにおいては、図4に示したように、第1VDIP(VDIP1)90から出力されたLPH26a〜26cの制御信号・データを出力データ速度変換部108及びLPH制御信号生成部110ではなにも処理を行わず、そのまま各LPH26a〜26cに転送する。
次に、LED書込制御回路51は、細線化モードにおいては、図5及び図11、図12に示したように、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)から出力データを出力データ速度変換部108でデータ変換して、第1VDIP(VDIP1)用SRAM108a及び第2VDIP(VDIP2)用SRAM108bに溜め込み、LPH制御信号生成部110で各種制御信号を変更して、その制御信号にあわせて、上記各ラインの先頭で更新した光量補正値でLPH26a〜26cを光量補正した後、LPH26a〜26cにデータを送信する。このとき、LPH制御信号生成部110では、レジスタ値LSYNC_itvl[39:0]によって1ラインの間隔が決定される。
そして、LED書込制御回路51は、副走査倍密モードにおいては、図17に示すように、第1VDIP(VDIP1)90、第2VDIP(VDIP2)91からLPH26a〜26cの制御信号が出力され、データに関しては、偶数ラインは、第1VDIP(VDIP1)90から出力され、また、奇数ラインは、第2VDIP(VDIP2)91から出力される。
出力データ速度変換部108は、図17に示すように、第1VDIP(VDIP1)90、第2VDIP(VDIP2)91からの出力データを速度変換を行いながら、内部のラインメモリに貯めて、その後出力するという動作を繰り返し行い、この出力データ速度変換部108の出力をセレクタ109で切り換えて、LPH26a〜26cへ転送する。また、LPH制御信号生成部110では、図17に示すように、ODD_DRV、EVEN_DRV、LOAD、STRB、CLK、HSYMCを、それぞれ倍の速度に対応するように変換し、LPH26a〜26cに転送する。
LED書込制御回路51は、レジスタ値Y_SELによって副走査方向の線幅を補正する細線化モードが選択された場合には、図18及び図19に示すように、レジスタ値STBSTART[12:0]、STBNo[3:0]、STB1〜7btw[9:0]の値に基づいて、任意の回数LEDの点灯制御を行うことができるように、各制御信号を変更して、LPH26a〜26cにデータ・制御信号を転送する。
そして、上記第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、図20にその画像データの置換と流れを示すように回路ブロック構成されており、小振幅の差動信号(クロック)を利用した高速伝送回路である。なお、図20において、LPH26a〜LPH26cを、図のスペースの関係上、LPH1〜LPH3と表示している。第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91には、プログラマブルロジック100からODD:1bit、EVEN:1bitの画像データが同時に16.66MHZの転送速度で送られてくる。第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、LVDS転送されてきたデータを、ダブルコピー機能・密度変換用SRAM DまたはSRAM Eに書き込み、レジスタ設定によりダブルコピー機能や密度変換を行って、600dpiのデータを読み出す。第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、転送されてきたデータが600dpiのデータであると、そのまま出力し、SRAM DまたはSRAM Eの書き込み・読み出しにより、転送周波数を、書き込みでは、プログラマブルロジック100からのクロックCLKA:16.66MHzで行い、読み出しでは、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91のVDB機能の内部クロックCLK16:16.65MHzを使用して周波数変換する。
次に、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、転送されてきた画像データを、3本のLPH26a〜26cに対応する画像データRAM部の3個のA郡SRAM(SRAM A−1〜SRAM A−3)に、1ライン分のデータをCLK16:16.65MHZ 1/2周期の転送速度で順に分割書き込みする。このとき、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、主走査方向の書込範囲の制御(ドット補正)、LPH26a〜26c間の位置補正を行い、クロック周波数1/2 8.325MHzで、4ドットを1アドレスに指定しながら書き込みを行う。なお、SRAMへの書込アドレスは、LPH26a〜26cの取り付けが、LPH26a、LPH26cが、転送方向左に対して逆であるため、書込アドレスもダウンカウントで転送される。
次に、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、A郡の3個のSRAM(SRAM A−1〜SRAM A−3)に書き込んだ1ライン分の画像データを、8.325MHz(VDN内部クロック16.65MHzの1/2)の速度で、A群の3個のSRAM(SRAM A−1〜SRAM A−3)から同時に読み出す。このとき、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、その読出アドレスを、「0」から始めて「1919」までカウントし、LPH26a〜26cの1本分の1920*4=7680dotを転送する。
そして、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、A群SRAM(SRAM A−1〜SRAM A−3)から読み出した各LPH26a〜26cの画像データを、4アドレス分16ドットの画像データのうち、まず、ODDデータ分を取り出し、8ビット(ドット)を1ブロックとし、LPH26aのデータは、ASICである第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91の内部の次のブロックへ、LPH26bのデータは、フィールドメモリ(FM1)へ、LPH26cのデータは、フィールドメモリ(FM3)へ、転送速度1/4 2.081MHzで転送する。
ここで、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、A群SRAM(SRAM A−1〜SRAM A−3)からの読出データとしては、ODDデータ全てが終了すると、今度は、EVENデータを行うので、2回アドレスカウントすることになる。なお、LPH26aとLPH26cは、上述のように、取付が逆であり、転送方向も右から左であるので、EVENデータから転送する。そして、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、8ドット単位でデータフォ−マットし、LPH26aのデータを、次の内部ブロックへ転送するが、LPH26b、26cのデータについては、フィールドメモリで副走査ライン遅延させる。
LED書込制御回路51は、LPH26bが、LPH26aと17.5mm(413ライン)副走査方向にずれているため、2個のフィールドメモリ(FM2−1、FM2−2)をカスケ−ド接続して、副走査の制御を行い、LPH26cが、LPH26aと0.4mm(9ライン)副走査方向にずれているので、1個のフィールドメモリ(FM3)で制御する。
フィールドメモリFM2−2、FM3から転送クロック2.081MHzで読み出された画像データは、再び、ASICである第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91内に入力される。
第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、フィールドメモリFM2−2、FM3から読み出された8ドット単位のデータを、4dot毎に変換し、転送速度4.1625MHzでプログラマブルロジック100に転送する。
第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91は、上述のようにして1ラインのデータ転送動作を行い、2ライン目の画像データについては、入力でSRAM Eに入り、主走査SRAMでは、B群のSRAM(SRAM B−1〜SRAM B−3)で書き込み・読み出しを行い、主走査毎にSRAMを切り換えて(SRAM DとSRAM E、SRAM A郡とB群)、トグル動作で制御することによりライン間の繋ぎを行う。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のデジタル複写装置1は、その画像形成部5の光書込部26の備えているLPH26a〜26cが2値仕様の場合にも、ハードウェア処理で、高速にかつ画質を維持しつつ非整数倍の密度に密度変換を行う。
すなわち、光書込部26のLED書込制御回路51は、操作部15のキー操作で、密度変換モードが副走査方向2倍の密度で書込みを行うモードが選択され、システム制御部42からのレジスタ値V_SELによって副走査倍密モードに設定されると、図6にそのデータ及び制御信号の流れを矢印で示したように、プログラマブルロジック100の制御信号生成部104の密変換用制御信号生成部104aが、LSYNC_IPUを間引いたLSYNC_OUTを生成し、このLSYNC_OUTを画像処理部40へ転送する。したがって、図9に示したように、LSYNC_OUTのタイミング生成を行ったLSYNC_IPUによって画像データが2ライン分ずつ送信されてくる。プログラマブルロジック100は、この2ライン分ずつ送信されてくる画像データをパターン処理・光量補正値生成部102を介して密度変換部103で受ける。
そして、密度変換部103は、上記パターン処理・光量補正値生成部102からの2ライン分の画像データを、図9及び図10に示したように、2ライン分ずつメモリA群122のラインメモリ122a、122bに溜めて、パターン処理部123で変換を行い、6ライン分のデータに変換を行って、メモリB群124の6個のラインメモリ124a〜124fに展開する。密度変換部103は、メモリB群124の画像データの奇数行を、入力データ速度変換&転送部106のVDIP1用処理部106aへ、偶数行を、VDIP2用処理部106bへとセレクタ125によって切り換えて転送する。
入力データ速度変換&転送部106は、密度変換部103からの各データを、図11及び図12に示したように、変倍処理を行う前のタイミングに速度変換して、VDIP1_PKDE_N、VDIP1_PKDO_N、VDIP2_PKDE_N、VDIP2_PKDO_Nとして、それぞれの第1VDIP(VDIP1)90、第2VDIP(VDIP2)91へ出力する。
そして、LED書込制御回路51は、制御信号生成部104の密度変換用信号生成部104aにおいて、図9に示したように各種制御信号を変換して、CLK_FCI、LSYNC_FCI、LGATE_FCI、FGATE_FCI、LV1SEL_FCIとし、その後、VDIP用制御信号生成部104bで、変倍処理を行う前のタイミングに直して、図6に矢印で示したように、それぞれVDIP1_CLK_N、VDIP1_LSYNC_N、VDIP1_XLGATE_N、VDIP1_FGATE_N、VDIP1_LV1SEL_N、VDIP2_CLK_N、VDIP2_LSYNC_N、VDIP2_XLGATE_N、VDIP2_FGATE_N、VDIP2_LV1SEL_Nとして、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91へ出力する。
LED書込制御回路51は、その後、各ラインデータを、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91で処理して、各第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91の出力としてプログラマブルロジック100に出力する。
そして、LED書込制御回路51は、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)91から出力されたラインデータを、プログラマブルロジック100で受けた後、データ・制御信号をLPH26a〜26cに転送する。
すなわち、LED書込制御回路51は、この副走査倍密モードにおいては、図17に示したように、第1VDIP(VDIP1)90、第2VDIP(VDIP2)91からLPH26a〜26cの制御信号が出力され、データに関しては、偶数ラインは、第1VDIP(VDIP1)90から出力され、また、奇数ラインは、第2VDIP(VDIP2)91から出力される。出力データ速度変換部108は、図17に示したように、第1VDIP(VDIP1)90、第2VDIP(VDIP2)91からの出力データを速度変換を行いながら、内部のラインメモリに貯めて、その後出力するという動作を繰り返し行い、この出力データ速度変換部108の出力をセレクタ109で切り換えて、LPH26a〜26cへ転送する。また、LPH制御信号生成部110では、ODD_DRV、EVEN_DRV、LOAD、STRB、CLK、HSYMCを、それぞれ倍の速度に対応するように変換し、LPH26a〜26cに転送する。
また、光書込部26のLED書込制御回路51は、操作部15のキー操作で、細線化モードが選択され、レジスタ105の設定値(レジスタ値)T_SELで細線化モードが設定された場合には、図5に示したように、システム制御部(IPU)42から受け取ったデータに対して、パターン処理・光量補正値生成部102で各1ライン毎に、図7に示した細線化パターンに従ってパターン処理を行って、レジスタ値SENTAN1[5:0]〜SENTAN4[5:0]、KOUTAN1[5:0]〜KOUTAN4[5:0]、DUTY1[5:0]〜DUTY4[5:0]、KORITSU1[5:0]〜KORITSU4[5:0]に基づいて、図8に示したように、光量補正データ値を更新して、順次光量制御部107のSRAM107aに更新値を格納する。
次に、LED書込制御回路51は、図5及び図11、図12に示したように、第1VDIP(VDIP1)90及び第2VDIP(VDIP2)から出力データを出力データ速度変換部108でデータ変換して、第1VDIP(VDIP1)用SRAM108a及び第2VDIP(VDIP2)用SRAM108bに溜め込み、LPH制御信号生成部110で各種制御信号を変更して、その制御信号にあわせて、上記各ラインの先頭で更新した光量補正値でLPH26a〜26cを光量補正した後、LPH26a〜26cにデータを送信する。
さらに、LED書込制御回路51は、図18及び図19で説明したように、レジスタ値STBSTART[12:0]、STBNo[3:0]、STB1〜7btw[9:0]の値に基づいて、任意の回数LEDの点灯制御を行うことができるように、各制御信号を変更して、LPH26a〜26cにデータ・制御信号を転送する。
なお、上記説明においては、入力される画像データが400dpi(Adpi)であって、この400dpi×400dpiの画像データを、2つのラインメモリ(メモリ)122a、122bからなるメモリA群122を用いて2×2(n×n)マトリックスを形成し、パターン処理部123で画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、6つのラインメモリ(メモリ)124a〜124fからなるメモリB群124で6×6([mn{(2B+1)/2}]×[n{(2B+1)/2}])マトリックスに変換して、1.5倍の密度である1200dpi×600dpi([mn{(2B+1)/2}A]dpi×[n{(2B+1)/2}A]dpi)に密度変換して、副走査方向を通常の転送速度xの2(m)倍の転送速度mxで各LPH26a〜26cに転送するとともに、縦線の認識結果に応じてLPH26a〜26cの各LEDの光量補正を行っているが、入力画像データの密度、使用するラインメモリの数、形成するマトリックス及び転送速度の倍率は、上記の条件に限るものではない。
このように、本実施例のデジタル複合装置1の光書込部26は、400dpi(Adpi)の2値の画像データを非整数倍の{(2B+1)/2}(Bは、1より大きい整数)倍、上記実施例では、1.5倍の密度に密度変換して出力する際に、400dpi×400dpiの2値の画像データを、2個のラインメモリ122a、122bに2ラインずつ蓄積して、この2個のラインメモリ122a、122bの画像データに対して2×2マトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理をパターン処理部123で行いつつ、6×6マトリックスに変換して、1200dpi×600dpiの画像データに変換し、副走査方向を通常の転送速度xの2倍の転送速度2xで各LPH26a〜26cに転送するとともに、縦線の認識結果に応じてLPH26a〜26cの各LEDの光量補正を行っている。
したがって、2値のLPH26a〜26cに対応させて、ハードウェア処理で、画像データを非整数の密度に高速に密度変換を行うことができるとともに、ライン間で行う各LEDの光量補正によって細線化を行うことができ、線幅を任意に変更して縦横比の改善を行って、画像品質を向上させることができる。
また、本実施例のデジタル複合装置1の光書込部26は、2個のラインメモリ122a、122bに2ラインずつ蓄積し、この2個のラインメモリ122a、122bの画像データに対して2×2マトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、6×6マトリックスに変換して、1200dpi×600dpiの画像データに変換し、副走査方向を通常の転送速度xの2倍の転送速度2xで各LPH26a〜26cに転送するとともに、縦線の認識結果に応じてLPH126a〜126cの各LEDの光量補正を行っている。
したがって、簡単な回路構成で、画像品質を維持させつつ、2値のLPH26a〜26cに対応した状態で画像データを非整数倍の密度に密度変換することができる。
さらに、本実施例のデジタル複合装置1の光書込部26は、画像データのLPH26a〜26cへの副走査方向の転送を、通常の転送速度xの2倍の転送速度2xで行っている。
したがって、2個の書込制御ICであるVDIP90、91を用いて画像データの転送を行うことができ、簡単な回路構成で、画像品質を維持させつつ、2値のLPH26a〜26cに対応した状態で画像データを非整数倍の密度に密度変換することができる。
また、本実施例のデジタル複合装置1の光書込部26は、400dpi×400dpiの2値の画像データを{(2B+1)/2}=1.5倍に密度変換している。
したがって、画像品質を維持させつつ、現在汎用されている400dpiの2値のLPHに対応した状態で画像データを非整数倍の密度に密度変換することができる。
さらに、本実施例のデジタル複写装置1の光書込部26は、画像データを1.5倍の密度に密度変換している。
したがって、画像品質を維持させつつ、画像データを現在汎用されている非整数倍の密度に密度変換することができる。
また、本実施例のデジタル複合装置1の光書込部26は、副走査方向を通常の転送速度xのm倍の転送速度mxで各LPH26a〜26cに転送するとともに、主走査1ラインの間にLEDを複数回駆動させている。
したがって、縦線画像の縦横比を適切にかつ容易に改善することができ、画像品質を向上させることができる。
さらに、本実施例のデジタル複合装置1は、上記光書込部26を用いているので、ハードウェア処理で、画像データを非整数の密度に高速に密度変換を行うことができるとともに、ライン間で行う各LEDの光量補正によって細線化を行うことができ、線幅を任意に変更して縦横比の改善を行って、画像品質を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
2値のLPH等の発光素子アレイを用いて1.5倍等の非整数倍の密度に画像データを密度変換して光書込を行う光書込装置及びこの光書込装置を利用したプリンタ、複写装置、複合装置等の画像形成装置一般に適用することができる。
本発明の画像書込装置及び画像形成装置の一実施例を適用したデジタル複写装置の正面概略構成図。 図1のデジタル複写装置の要部ブロック構成図。 図2のLEDヘッドの配列を示す平面図。 通常出力モード時の図2のLED書込制御回路の回路ブロック構成図。 細線化モード時の図2のLED書込制御回路の回路ブロック構成図。 副走査倍密モード時の図2のLED書込制御回路の回路ブロック構成図。 細線化モード時に使用する細線化パターンの一例を示す図。 図7の細線化モード時の各信号と光量補正値の説明図。 通常モード出力時及び1.5倍密度モード時のVDIP入力制御信号・データ変換図。 図4〜図6の密度変換部の回路ブロック構成図。 図4〜図6の入力データ速度変換&転送部による速度変換の説明図。 図11の速度変換の補正タイミングの説明図。 図4のパターン処理部での変換に適応される変倍のパターンの一例を示す図。 図4のパターン処理部での変換に適応される変倍のパターンの他の例を示す図。 図4のパターン処理部での変換に適応される変倍のパターンのさらに他の例を示す図。 図4〜図6の制御信号生成部のVDIP用制御信号生成部でのVDIP入力信号・データ速度変換図。 図4〜図6の出力データ速度変換部でのLPH出力制御信号・データ速度変換図。 図4〜図6のLED書込制御回路による細線化モード時のデータ、レジスタ値(STRB)、LOAD信号等の各信号のタイミング図。 図18のLPH点灯制御の説明図。 図4〜図6のVDIP及びその周辺の回路構成図。
符号の説明
1 デジタル複写装置
2 本体筐体
3 給紙部
4 搬送部
5 画像形成部
6 定着部
7 排紙部
7a、7b 排紙ローラ
8 画像読取部
10 手差しトレイ
11 原稿台
12 分離チャージャ
13 搬送タンク
14 排紙トレイ
15 操作部
21 転写紙
22 給紙台
23 レジストローラ
24 感光体
25 帯電部
26 光書込部
26a、26b、26c LPH(LEDヘッド)
27 現像部
28 転写部
29 クリーニング部
31 ローラ
32 密着センサ
33 白色ローラ
34 ローラ
40 画像処理部
41 画像メモリ部
42 システム制御部
43 駆動制御回路
51 LED書込制御回路
52 プリンタ駆動回路
61 操作パネル 62 操作制御回路
81 画像増幅回路
82 A/D変換回路
83 シェーディング補正回路
84 画像処理回路
85 同期制御回路
86 読取制御回路
87 スキャナ駆動回路
90 第1VDIP(VDIP1)
91 第2VDIP(VDIP2)
100 プログラマブルロジック
101 LVDSレシーバ
102 パターン処理・光量補正値生成部
103 密度変換部
104a 密変換用制御信号生成部
104b VDIP用制御信号生成部
104 制御信号生成部
105 レジスタ
106 入力データ速度変換&転送部
106a VDIP1用処理部
106b VDIP2用処理部
107 光量制御部
108 出力データ速度変換部
108a 第1VDIP(VDIP1)用SRAM
108b 第2VDIP(VDIP2)用SRAM
109 セレクタ
110 LPH制御信号生成部
121 セレクタ
122 メモリA群
122a、122b ラインメモリ
123 パターン処理部
124 メモリB群
124a〜124f ラインメモリ
125 セレクタ

Claims (7)

  1. 複数個の発光素子が一方向に配列された発光素子アレイと当該発光素子アレイからの発光光を感光体に結像させる結像手段とを有し当該感光体の軸方向の長さよりも短い複数の発光素子アレイユニットが主走査方向に配列され、各種信号に基づいて、1ライン分の画像データを前記発光素子アレイユニット毎に分割して各発光素子アレイユニットに所定の転送速度xで転送して、当該発光素子アレイユニットの各発光素子を駆動させる画像書込装置において、前記発光素子アレイユニットへの画像データの副走査方向への転送を前記転送速度xのm(mは、正の整数)倍の転送速度mxで行って、Adpiの2値の画像データを{(2B+1)/2}(Bは、正の整数)倍の密度に密度変換して出力する密度変換モードを備え、当該密度変換モードが選択されると、Adpi×Adpiの2値の画像データを、n(nは、正の整数)個のメモリにnラインずつ蓄積し、当該n個のメモリの画像データに対してn×nマトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、[mn{(2B+1)/2}]×[n{(2B+1)/2}]マトリックスに変換して、[m{(2B+1)/2}A]dpi×[{(2B+1)/2}A]dpiの画像データに変換し、副走査方向を前記転送速度mxで前記各発光素子アレイユニットに転送するとともに、前記縦線の認識結果に応じて前記発光素子アレイユニットの各発光素子の光量補正を行うことを特徴とする画像書込装置。
  2. 前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、Adpi×Adpiの2値の画像データを、2個のメモリに2ラインずつ蓄積し、当該2個のメモリの画像データに対して2×2マトリックス毎に当該画像データのパターン認識と副走査方向に延在する縦線を認識するパターン認識処理を行いつつ、[2m{(2B+1)/2}]×[2{(2B+1)/2}]マトリックスに変換することを特徴とする請求項1記載の画像書込装置。
  3. 前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、前記画像データの前記発光素子アレイユニットへの副走査方向の転送を、前記転送速度xの2倍の転送速度2xで行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像書込装置。
  4. 前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、400dpi×400dpiの2値の画像データを{(2B+1)/2}倍に密度変換することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像書込装置。
  5. 前記画像書込装置は、前記密度変換モードにおいて、前記画像データを{(2B+1)/2}=1.5倍の密度に密度変換することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像書込装置。
  6. 前記画像書込装置は、副走査方向を前記転送速度xのm倍の転送速度mxで前記各発光素子アレイユニットに転送するとともに、主走査1ラインの間に前記発光素子を複数回駆動させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像書込装置。
  7. 画像書込部により感光体上に光照射して当該感光体上に静電潜像を形成し、当該静電潜像を現像剤で現像した現像剤像を最終的にシートの記録媒体に転写して画像形成する画像形成装置において、前記画像書込部として、請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像書込装置が用いられていることを特徴とする画像形成装置。
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