JP6103207B2 - 画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する画像形成装置は、駆動源と、該駆動源の駆動に伴って正転方向と逆転方向の双方向に回転する回転部と、前記駆動源の駆動に伴って回転する被検出部と、該被検出部を検出可能な検出部と、前記回転部の回転を正転方向と逆転方向の双方向で規制する回転規制部と、前記駆動源の駆動を制御する制御部とを備え、前記被検出部は、前記回転部の基準状態と対応する基準位相と、前記回転規制部によって正転方向の回転が規制される第1規制位相と前記基準位相との間の第1動作位相と、前記回転規制部によって逆転方向の回転が規制される第2規制位相と前記基準位相との間の第2動作位相とに対応して設けられ、前記回転部を前記基準状態にする場合には、前記制御部は、前記駆動源の駆動を制御して前記回転部を正転方向と逆転方向の何れか一方向に回転させると共に、該一方向の回転が前記回転規制部によって規制されると前記回転部を前記一方向とは反対の他方向に回転させ、前記検出部が前記第1動作位相と前記第2動作位相のうち何れか一方の動作位相を検出した後、前記基準位相を検出するタイミングで前記駆動源を停止させる。
この構成によれば、被検出部が設けられた歯車の回転を回転規制部が規制するため、検出部による検出精度の低下を抑制することができる。
回転規制部によって回転部の回転が規制されると、駆動源にかかる負荷は増大する。その点、この構成によれば、制御部が駆動源にかかる負荷を検出するため、回転部が回転規制部によって規制されたか否かを制御部によって検出することができる。
図1に示すように、複合機11は、画像記録装置の一例としての記録装置12と、記録装置12の本体ケース13に対して反重力方向に連結して搭載されたスキャナーユニット14とを備えている。なお、以下の説明においては、反重力方向を上方向というとともに、重力方向を下方向という。また、これら上方向及び下方向に沿う方向を上下方向Zとして図示する。
ただし、図6,図7に示すように、第1切り欠き部51と第2切り欠き部52との間にセンサー54が位置している状態であって且つオフ信号が出力されている状態を、回転部39の基準状態とする。そして、基準状態と対応する回転部39の位相を基準位相P1とする。
制御部55は、ステップS101において、モーター38を正転駆動させ、回転部39を正転方向(一方向の一例)に正転回転させると共に(第1回転ステップ)、ステップS102において、モーター38に流す電流の大きさと閾値とを比較する。すなわち、制御部55は、電流の大きさが閾値よりも小さい場合には、回転部39の正転回転が規制されていないと判断し(ステップS102:NO)、ステップS103において規定時間が超過したか否かを判断する。なお、閾値は、第1動作位相P3にいてモーター38に流れる電流の大きさよりも大きく、且つ第1規制位相P4においてモーター38に流れる電流の大きさよりも小さな値に予め設定されている。
まず、回転部39を第1動作位相P3へ回転させる場合には、制御部55は、モーター38を正転駆動して回転部39を正転回転させる。
さらに、図17,18に示すように、回転部39が第3検出位相P9まで回転するとモーター38の駆動を停止する。すなわち、制御部55は、センサー54からの出力がオフ信号からオン信号に切り替わるとモーター38の駆動を停止する。すると、回転部39は慣性で若干回転した後、第2動作位相P7で停止する。
(1)基準位相P1が2つの動作位相P3,P7の間に設定されているため、基準状態の回転部39を正転方向に回転させることにより第1動作位相P3とすることができるのに対し、逆転方向に回転させることにより第2動作位相P7とすることができる。さらに、モーター38を停止させた後に慣性によって回転部39が回転した場合であっても、回転規制部59によって回転を規制することができる。したがって、回転部39に2つ以上の動作位相P3,P7を持たせる場合であっても、回転部39の回転方向によって動作位相P3,P7を選択することができるため、誤動作を抑制することができる。
(4)回転規制部59によって回転部39の回転が規制されると、モーター38にかかる負荷は増大する。その点、制御部55がモーター38にかかる負荷を検出するため、回転部39が回転規制部59によって規制されたか否かを制御部55によって検出することができる。
・上記実施形態において、第1動作位相P3で調整機構65を動作させると共に、第2動作位相P7で解除機構61を動作させてもよい。また、第1動作位相P3と第2動作位相P7で動作させる機構は、解除機構61と調整機構65に限らない。例えば、記録ヘッド33のメンテナンスを行うメンテナンス機構や搬送機構22、給送機構24などを動作させてもよい。また、回転部39は、3つ以上の動作位相を有していてもよい。
Claims (5)
- 駆動源と、
該駆動源の駆動に伴って正転方向と逆転方向の双方向に回転する回転部と、
前記駆動源の駆動に伴って回転する被検出部と、
該被検出部を検出可能な検出部と、
前記回転部の回転を正転方向と逆転方向の双方向で規制する回転規制部と、
前記駆動源の駆動を制御する制御部と
を備え、
前記被検出部は、前記回転部の基準状態と対応する基準位相と、前記回転規制部によって正転方向の回転が規制される第1規制位相と前記基準位相との間の第1動作位相と、前記回転規制部によって逆転方向の回転が規制される第2規制位相と前記基準位相との間の第2動作位相とに対応して設けられ、
前記回転部を前記基準状態にする場合には、前記制御部は、前記駆動源の駆動を制御して前記回転部を正転方向と逆転方向の何れか一方向に回転させると共に、該一方向の回転が前記回転規制部によって規制されると前記回転部を前記一方向とは反対の他方向に回転させ、前記検出部が前記第1動作位相と前記第2動作位相のうち何れか一方の動作位相を検出した後、前記基準位相を検出するタイミングで前記駆動源を停止させ、
前記制御部は、前記駆動源に流れる電流の大きさに基づいて、前記回転部の回転が前記回転規制部によって規制されたことを検出することを特徴とする画像形成装置。 - 前記回転部は、互いに歯合する2つ以上の歯車を含んで構成され、
前記被検出部は、前記歯車のうち何れか一つの歯車に設けられ、
前記回転規制部は、前記歯車のうち何れか一つの歯車の回転を規制することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記回転規制部は、前記被検出部が設けられた前記歯車の回転を規制することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- ターゲットを支持する支持部材と、
前記ターゲットを挟持する挟持部と、
前記支持部材に支持された前記ターゲットに記録材を付着させる記録ヘッドと、
前記挟持部の挟持状態を解除する解除機構と、
前記支持部材と前記記録ヘッドとの間隔を調整する調整機構と
をさらに備え、
前記第1動作位相と前記第2動作位相は、何れか一方の位相が前記解除機構を動作させる動作位相であって、他方の位相が前記調整機構を動作させる動作位相であることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。 - 基準状態と対応する基準位相と、回転規制部によって正転方向の回転が規制される第1規制位相と前記基準位相との間の第1動作位相と、前記回転規制部によって逆転方向の回転が規制される第2規制位相と前記基準位相との間の第2動作位相とを有する回転部を正転方向と逆転方向の何れか一方向に回転させる第1回転ステップと、
回転規制部により前記回転部の前記一方向の回転を規制する規制ステップと、
前記回転部の駆動源に流れる電流の大きさに基づいて、該規制ステップにおいて規制された前記回転部を前記一方向とは反対の他方向へ回転させる第2回転ステップと、
前記他方向へ回転する前記回転部の前記第1動作位相と前記第2動作位相のうち何れか一方の動作位相を検出した後に前記基準位相を検出するタイミングで前記回転部を停止させる位相検出ステップと
を備えることを特徴とする画像形成装置における位相検出方法。
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JP2013064328A JP6103207B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013064328A JP6103207B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6103207B2 true JP6103207B2 (ja) | 2017-03-29 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013064328A Active JP6103207B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法 |
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-
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- 2013-03-26 JP JP2013064328A patent/JP6103207B2/ja active Active
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