JP2014192954A - 画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】誤動作を抑制することができる画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法を提供する。
【解決手段】モーター38と、モーター38の駆動に伴って正転方向と逆転方向の双方向に回転する回転部39と、モーター38の駆動に伴って回転する被検出部50と、被検出部50を検出可能なセンサー54と、回転部39の回転を正転方向と逆転方向の双方向で規制する回転規制部と、モーター38の駆動を制御する制御部55とを備え、被検出部50は、基準位相と、第1動作位相と、第2動作位相とに対応して設けられ、回転部39を基準状態にする場合には、制御部55は、モーター38の駆動を制御して回転部39を一方向に回転させると共に、一方向の回転が回転規制部によって規制されると回転部39を他方向に回転させ、センサー54が動作位相を検出した後、基準位相を検出するタイミングでモーター38を停止させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば2つ以上の動作位相を有する回転部を備える画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法に関する。
従来から、プラテン(支持部材)と印刷ヘッド(記録ヘッド)との間の距離(所謂プラテンギャプ)を自動調整するオートプラテンギャップ調整機構を備えたプリンター(画像形成装置)が知られている(例えば特許文献1)。
このようなプリンターでは、モーターの駆動に伴って回転する回転部の位相に応じて、プラテンギャップの変更動作と、紙押さえ状態の解除動作とを行っている。すなわち、プリンターでは、カムを回転させる回転部に複数のフラグを設けると共に、センサーがフラグを検出した回数に基づいて回転部の位相を検出する。そして、回転部の位相がプラテンギャップの変更動作と対応する位相と紙押さえ状態の解除動作と対応する位相となるようにモーターの駆動を制御している。
特開2006−247998号公報
ところで、モーターの駆動制御を該モーターに電流を流すか否かの制御によって行う場合には、モーターに流す電流を止めた後も該モーターが慣性で回転する場合がある。そのため、回転部にそれぞれ異なる動作と対応する2つ以上の動作位相を持たせる場合には、目標の位相とは異なる位相で回転部が停止すると、意図しない動作をしてしまう虞がある。
なお、こうした課題は、プラテンギャップの調整や紙押さえ状態の解除と対応する動作位相を有する回転部を備えたプリンターに限らない。すなわち、2つ以上の動作位相を有する回転部を備える画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤動作を抑制することができる画像形成装置、画像形成装置における位相検出方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する画像形成装置は、駆動源と、該駆動源の駆動に伴って正転方向と逆転方向の双方向に回転する回転部と、前記駆動源の駆動に伴って回転する被検出部と、該被検出部を検出可能な検出部と、前記回転部の回転を正転方向と逆転方向の双方向で規制する回転規制部と、前記駆動源の駆動を制御する制御部とを備え、前記被検出部は、前記回転部の基準状態と対応する基準位相と、前記回転規制部によって正転方向の回転が規制される第1規制位相と前記基準位相との間の第1動作位相と、前記回転規制部によって逆転方向の回転が規制される第2規制位相と前記基準位相との間の第2動作位相とに対応して設けられ、前記回転部を前記基準状態にする場合には、前記制御部は、前記駆動源の駆動を制御して前記回転部を正転方向と逆転方向の何れか一方向に回転させると共に、該一方向の回転が前記回転規制部によって規制されると前記回転部を前記一方向とは反対の他方向に回転させ、前記検出部が前記第1動作位相と前記第2動作位相のうち何れか一方の動作位相を検出した後、前記基準位相を検出するタイミングで前記駆動源を停止させる。
この構成によれば、基準位相が2つの動作位相の間に設定されているため、基準状態の回転部を正転方向に回転させることにより第1動作位相とすることができるのに対し、逆転方向に回転させることにより第2動作位相とすることができる。さらに、駆動源を停止させた後に慣性によって回転部が回転した場合であっても、回転規制部によって回転を規制することができる。したがって、回転部に2つ以上の動作位相を持たせる場合であっても、回転部の回転方向によって動作位相を選択することができるため、誤動作を抑制することができる。
上記画像形成装置において、前記回転部は、互いに歯合する2つ以上の歯車を含んで構成され、前記被検出部は、前記歯車のうち何れか一つの歯車に設けられ、前記回転規制部は、前記歯車のうち何れか一つの歯車の回転を規制するのが好ましい。
この構成によれば、回転部が2つ以上の歯車を含んで構成されるため、例えば駆動源の回転速度に対して被検出部の回転速度を遅くすることができる。したがって、検出部による被検出部の誤検出を抑制することができる。さらに、回転速度の遅い歯車の回転を規制することにより、規制時の衝撃を緩和することができる。
上記画像形成装置において、前記回転規制部は、前記被検出部が設けられた前記歯車の回転を規制するのが好ましい。
この構成によれば、被検出部が設けられた歯車の回転を回転規制部が規制するため、検出部による検出精度の低下を抑制することができる。
上記画像形成装置において、前記制御部は、前記駆動源にかかる負荷を検出するのが好ましい。
回転規制部によって回転部の回転が規制されると、駆動源にかかる負荷は増大する。その点、この構成によれば、制御部が駆動源にかかる負荷を検出するため、回転部が回転規制部によって規制されたか否かを制御部によって検出することができる。
上記画像形成装置は、ターゲットを支持する支持部材と、前記ターゲットを挟持する挟持部と、前記支持部材に支持された前記ターゲットに記録材を付着させる記録ヘッドと、前記挟持部の挟持状態を解除する解除機構と、前記支持部材と前記記録ヘッドとの間隔を調整する調整機構とをさらに備え、前記第1動作位相と前記第2動作位相は、何れか一方の位相が前記解除機構を動作させる動作位相であって、他方の位相が前記調整機構を動作させる動作位相であるのが好ましい。
この構成によれば、それぞれ異なる機構である解除機構と調整機構のうち、一方の機構を動作させる場合に、回転部の回転方向によって動作させる機構を選択することができる。したがって、例えば回転部の位相が目標の位相からずれてしまった場合であっても、目的の動作とは異なる動作をしてしまう虞を低減することができる。
また、上記課題を解決する画像形成装置における位相検出方法は、基準状態と対応する基準位相と、回転規制部によって正転方向の回転が規制される第1規制位相と前記基準位相との間の第1動作位相と、前記回転規制部によって逆転方向の回転が規制される第2規制位相と前記基準位相との間の第2動作位相とを有する回転部を正転方向と逆転方向の何れか一方向に回転させる第1回転ステップと、回転規制部により前記回転部の前記一方向の回転を規制する規制ステップと、該規制ステップにおいて規制された前記回転部を前記一方向とは反対の他方向へ回転させる第2回転ステップと、前記他方向へ回転する前記回転部の前記第1動作位相と前記第2動作位相のうち何れか一方の動作位相を検出した後に前記基準位相を検出するタイミングで前記回転部を停止させる位相検出ステップとを備える。
この構成によれば、上記画像形成装置と同様の効果を奏し得る。
一実施形態の記録装置を備える複合機の斜視図。 図1の複合機の断面図。 記録装置の内部構成を示す斜視図。 記録装置の内部構成を示す斜視図。 選択装置の斜視図。 回転部が基準状態の選択装置をモーターとは反対側から見た断面図。 回転部が基準状態の選択装置をモーター側から見た側面図。 搬送ローラー対が用紙を挟持可能な状態の解除機構の断面図。 挟持状態が解除された場合の解除機構の断面図。 非調整時の調整機構の断面図。 支持部材と記録ヘッドとの間隔を調整する際の調整機構の断面図。 モーターに与える電流及びセンサー出力と回転部の位相とを示すグラフ。 回転部が第1検出位相の選択装置をモーターとは反対側から見た断面図。 回転部が第1検出位相の選択装置をモーター側から見た側面図。 回転部が第1規制位相の選択装置をモーターとは反対側から見た断面図。 回転部が第1規制位相の選択装置をモーター側から見た側面図。 回転部が第3検出位相の選択装置をモーターとは反対側から見た断面図。 回転部が第3検出位相の選択装置をモーター側から見た側面図。 回転部が第2規制位相の選択装置をモーターとは反対側から見た断面図。 回転部が第2規制位相の検出装置をモーター側から見た側面図。 回転部を基準状態とする際のフローチャート。
以下、上記課題を解決する画像形成装置をインクジェット式プリンターに具体化した一実施形態について、図を参照して説明する。
図1に示すように、複合機11は、画像記録装置の一例としての記録装置12と、記録装置12の本体ケース13に対して反重力方向に連結して搭載されたスキャナーユニット14とを備えている。なお、以下の説明においては、反重力方向を上方向というとともに、重力方向を下方向という。また、これら上方向及び下方向に沿う方向を上下方向Zとして図示する。
スキャナーユニット14は、記録装置12に対して連結されたスキャナー本体部15と、スキャナー本体部15の上方に配置された蓋部16とを備えている。スキャナーユニット14は、その一端側に設けられたヒンジなどの回転機構17を介して本体ケース13に対して開閉可能に取り付けられている。
なお、以下の説明においては、複合機11において回転機構17が設けられた側を後側というとともに、その反対側を前側という。また、前方向及び後方向に沿う方向を前後方向Yとして図示する。さらに、前後方向Y及び上下方向Zと交差(本実施形態では直交)する方向を幅方向Xとして図示する。そして、スキャナー本体部15は、その前端側が上方に向けて回動することで、開状態となる。
本体ケース13の前面側には操作パネル部18が配置されている。操作パネル部18の前面側には、メニュー画面等を表示するための表示部(例えば液晶ディスプレイ)19や操作ボタン20が設けられている。
図2に示すように、本体ケース13の内底部には、ターゲットの一例としての用紙Sを複数収容可能な用紙カセット21が着脱可能に装着される。また、本体ケース13内には、用紙Sを搬送するための搬送機構22と、搬送機構22によって搬送される用紙Sに記録を行う記録部23とが収容されている。
搬送機構22は、用紙カセット21に収容された用紙Sを1枚ずつ記録部23に向けて給送する給送機構24を備えている。給送機構24は、給送駆動ローラー25と、給送駆動ローラー25との間に用紙Sを挟持して従動回転する給送従動ローラー26と、分離ローラー27と、ピックアップローラー28とを有している。
また、搬送機構22は、給送機構24から給送された用紙Sを挟持して記録部23に向けて搬送するための挟持部の一例としての搬送ローラー対29と、記録部23において記録が行われた用紙Sを排出するための排出ローラー対30とを備えている。さらに、用紙Sの搬送方向に沿う前後方向Yにおいて搬送ローラー対29と排出ローラー対30との間には、用紙Sを支持するための支持部材31が配置されている。
本体ケース13内において支持部材31の上方には、キャリッジ32が設けられている。キャリッジ32の下面側には、記録材の一例としてのインクを噴射して支持部材31に支持された用紙Sにインクを付着させる記録ヘッド33が搭載されている。
図3に示すように、キャリッジ32は、主走査方向となる幅方向Xに沿って延びるガイドレール34に支持されると共に、幅方向Xに沿って往復移動可能な状態で保持されている。そして、搬送機構22によって支持部材31上に搬送された用紙Sに対して記録ヘッド33からインク滴が噴射されることで、記録が行われる。
また、記録装置12は、搬送ローラー対29による用紙Sの挟持状態の解除と、記録ヘッド33と支持部材31との間隔の調整とを選択して行うための選択装置37を備えている。
図4〜図6に示すように、選択装置37は、駆動源の一例としてのモーター38と、モーター38の駆動に伴って正転方向と逆転方向の双方向に回転する回転部39とを備えている。なお、回転部39は、モーター38の駆動軸40と、互いに噛合する2つ以上(本実施形態では6つ)の歯車41〜46と、歯車41〜46によって伝達されたモーター38の動力によって揺動(回転)する揺動軸47とを有する。そして、揺動軸47には、選択装置37が選択する動作の数と対応する2種類以上(本実施形態では2種類)のカム47a,47bが形成されている。
図5,図6に示すように、モーター38の駆動軸40には、第1歯車41が嵌着されている。そして、第1歯車41は、第2歯車42の大径部42aと噛合している。さらに、第2歯車42の小径部42bと第3歯車43の大径部43a、第3歯車43の小径部43bと第4歯車44の大径部44a、第4歯車44の小径部44bと第5歯車45、第5歯車45と第6歯車46がそれぞれ噛合している。そして、第6歯車46には、断面視U字状の軸受け48に軸支された揺動軸47が第6歯車46と一体回転するように取り付けられている。
図5,図7に示すように、第5歯車45には、円盤形状の被検出部50が一体回転するように取り付けられている。すなわち、被検出部50は、モーター38の駆動に伴って回転する。なお、被検出部50の周縁には、少なくとも1つ(本実施形態では2つ)の切り欠き部51,52が周方向に間隔を有して形成されている。さらに、選択装置37は、投光部と受光部が被検出部50を挟むように配置された透過型のセンサー54を備えている。
そのため、センサー54と切り欠き部51,52とが対応する位置状態となって切り欠き部51,52が投光部と受光部との間に位置する場合には、センサー54からはオン信号が出力される。一方、切り欠き部51,52とセンサー54とが異なる位置状態となって投光部から投光された光を被検出部50が遮る場合には、センサー54からはオフ信号が出力される。すなわち、センサー54は、被検出部50の位置状態を検出可能な検出部の一例として機能している。
なお、センサー54から出力された検出情報は、制御部55に入力されると共に、制御部55は検出情報に基づいてモーター38へ供給する電流の向きや電流のオンとオフとを切り替えることによりモーター38の駆動を制御する。
図6に示すように、第5歯車45における被検出部50が設けられた側とは反対側の面には、第5歯車45の軸56を中心とする放射方向に沿って延びる少なくとも1つ(本実施形態では2つ)のリブ部57,58が形成されている。なお、リブ部57,58は、周方向に間隔(例えば120度)を有して形成されている。そして、第5歯車45のリブ部57,58が形成された側には、リブ部57,58と当接することにより第5歯車45の回転を規制する回転規制部59が設けられている。すなわち、回転規制部59は、第1リブ部57及び第2リブ部58のそれぞれに当接して第5歯車45の回転を規制することにより、回転部39の回転を正転方向と逆転方向の双方向で規制する。
図8に示すように、揺動軸47の第1カム47aと対応する位置には、用紙Sを挟持可能な搬送ローラー対29の挟持状態を解除するための解除機構61が設けられている。なお、搬送ローラー対29は、搬送駆動ローラー29aと搬送従動ローラー29bとにより構成されている。そして解除機構61は、先端側に搬送従動ローラー29bを回転自在に支持するアーム部62と、そのアーム部62において揺動軸47側となる基端側を上方に向かって付勢する引張ばね63とを備える。
図9に示すように、揺動軸47が図8の状態から回転して第1カム47aが引張ばね63の付勢力に抗してアーム部62の基端側を押し下げると、アーム部62は先端側が上方へ向かうように揺動し、搬送従動ローラー29bが搬送駆動ローラー29aから離間する。すなわち、搬送ローラー対29による用紙Sの挟持状態が解除される。この状態から揺動軸47が逆方向に回転すると、第1カム47aによるアーム部62の基端側に対する押圧状態が解除される。すると、アーム部62は引張ばね63の付勢力によって搬送従動ローラー29bが搬送駆動ローラー29aに当接する位置(図8に示す位置)へ戻る。
図10に示すように、揺動軸47の第2カム47bと対応する位置には、記録ヘッド33と支持部材31との間隔を調整するための調整機構65が設けられている。調整機構65は、トリガーレバー66と、トリガーレバー66を付勢するねじりコイルばね67とを備えている。
図11に示すように、揺動軸47が図10の状態から回転して第2カム47bがねじりコイルばね67の付勢力に抗してトリガーレバー66を押圧すると、トリガーレバー66が揺動してガイドレール34に形成された窓部68(図3参照)から突出する。そして、トリガーレバー66が窓部68から突出した状態でキャリッジ32が幅方向Xに沿って移動すると、キャリッジ32に設けられた間隔調整部材(図示略)がトリガーレバー66に係止されてキャリッジ32と相対移動する。すると、記録ヘッド33と支持部材31との間隔が変更される。この状態から揺動軸47が逆方向に回転すると、第2カム47bによるトリガーレバー66に対する押圧状態が解除される。すると、トリガーレバー66はねじりコイルばね67の付勢力によって窓部68から退去した位置(図10に示す位置)へ戻る。
次に、図12〜図20に基づいて回転部39の位相について説明する。
ただし、図6,図7に示すように、第1切り欠き部51と第2切り欠き部52との間にセンサー54が位置している状態であって且つオフ信号が出力されている状態を、回転部39の基準状態とする。そして、基準状態と対応する回転部39の位相を基準位相P1とする。
すなわち、図12に示すように、基準位相P1は、第1切り欠き部51と第2切り欠き部52との中央にセンサー54が位置している場合の位相である中心位相P2を中心として一定の幅を有して設定されている。また、中心位相P2では、第1リブ部57と回転規制部59との間隔と、第2リブ部58と回転規制部59との間隔が略等間隔となる。
さて、基準状態からモーター38が正転駆動されると、回転部39は正転方向に回転(以下、「正転回転」という。)し、回転部39の位相も第1動作位相P3、第1規制位相P4と変化する。すなわち、第1動作位相P3は、第1規制位相P4と基準位相P1との間となる。
なお、図6に示すように、回転部39をモーター38側とは反対側から見た場合において回転部39が正転方向に回転したときには、駆動軸40、第1歯車41、第3歯車43、第5歯車45では、反時計回り方向が正転方向となる。一方、同じく第2歯車42、第4歯車44、第6歯車46、揺動軸47では、時計回り方向が正転方向となる。
また、図13,図14に示すように、センサー54が第1切り欠き部51の一端51aと対応する位置となる第1検出位相P5まで回転部39が正転回転すると、センサー54からの出力はオフ信号からオン信号に切り替わる。
さらに、図12に示すように、センサー54が第1切り欠き部51の他端51bと対応する位置となる第2検出位相P6まで回転部39が正転回転すると、センサー54からの出力はオン信号からオフ信号に切り替わる。
第1動作位相P3は、第1検出位相P5と第2検出位相P6との間の位相であって、第1カム47aがアーム部62を押圧して解除機構61を動作させる位相である。したがって、揺動軸47は、引張ばね63の付勢力に抗して揺動するため、第1動作位相P3においてモーター38にかかる負荷の大きさは、基準位相P1でかかる負荷よりも大きくなり、制御部55がモーター38に流す電流の大きさも大きくなる。なお、本実施形態では、第1カム47aがアーム部62を押圧する第1動作領域A1が第1動作位相P3よりも広く設定されている。
また、図15,図16に示すように、第1規制位相P4とは、回転規制部59が第1リブ部57に当接することによって第5歯車45の正転回転を規制することにより、回転部39の正転回転を規制する際の位相である。
したがって、図12に示すように、第1規制位相P4においてモーター38にかかる負荷の大きさは、第1動作位相P3でかかる負荷よりも大きくなり、制御部55がモーター38に流す電流の大きさも大きくなる。なお、制御部55は、モーター38に流す電流の大きさに基づいてモーター38にかかる負荷を検出する。また、第1規制位相P4では、切り欠き部51,52とセンサー54との位置がずれているため、センサー54からはオフ信号が出力される。
一方、基準状態からモーター38が逆転駆動されると、回転部39は逆転方向に回転(以下、「逆転回転」という。)し、回転部39の位相も第2動作位相P7、第2規制位相P8と変化する。すなわち、第2動作位相P7は、第2規制位相P8と基準位相P1との間となる。
なお、図6に示すように、モーター38側とは反対側から見た場合において回転部39が逆転方向に回転したときには、駆動軸40、第1歯車41、第3歯車43、第5歯車45では、時計回り方向が逆転方向となる。一方、同じく第2歯車42、第4歯車44、第6歯車46、揺動軸47では、反時計回り方向が逆転方向となる。
また、図17,図18に示すように、センサー54が第2切り欠き部52の一端52aと対応する位置となる第3検出位相P9まで回転部39が逆転回転すると、センサー54からの出力はオフ信号からオン信号に切り替わる。
さらに、図12に示すように、センサー54が第2切り欠き部52の他端52bと対応する位置となる第4検出位相P10まで回転部39が逆転回転すると、センサー54からの出力はオン信号からオフ信号に切り替わる。
第2動作位相P7は、第3検出位相P9と第4検出位相P10との間の位相であって、第2カム47bがトリガーレバー66を押圧して調整機構65を動作させる位相である。したがって、揺動軸47は、ねじりコイルばね67の付勢力に抗して揺動するため、第2動作位相P7においてモーター38にかかる負荷の大きさは、基準位相P1でかかる負荷よりも大きくなり、制御部55がモーター38に流す電流の大きさも大きくなる。なお、第2動作位相P7におけるモーター38にかかる負荷は、第1動作位相P3におけるモーター38にかかる負荷よりも小さい。そして、本実施形態では、第2カム47bがトリガーレバー66を押圧する第2動作領域A2が第2動作位相P7よりも広く設定されている。
また、図19,図20に示すように、第2規制位相P8とは、回転規制部59が第2リブ部58に当接することによって第5歯車45の逆転回転を規制することにより、回転部39の逆転回転を規制する際の位相である。
したがって、図12に示すように、第2規制位相P8においてモーター38にかかる負荷の大きさは、第2動作位相P7でかかる負荷よりも大きくなり、制御部55がモーター38に流す電流の大きさも大きくなる。なお、第2規制位相P8においてモーター38にかかる負荷は、第1規制位相P4においてモーター38にかかる負荷と略同じである。また、第1規制位相P4では、切り欠き部51,52がセンサー54とは異なる位置に位置するため、センサー54からはオフ信号が出力される。
次に、図21に示すフローチャートに基づいて回転部39を基準状態とする際の位相検出方法について説明する。
制御部55は、ステップS101において、モーター38を正転駆動させ、回転部39を正転方向(一方向の一例)に正転回転させると共に(第1回転ステップ)、ステップS102において、モーター38に流す電流の大きさと閾値とを比較する。すなわち、制御部55は、電流の大きさが閾値よりも小さい場合には、回転部39の正転回転が規制されていないと判断し(ステップS102:NO)、ステップS103において規定時間が超過したか否かを判断する。なお、閾値は、第1動作位相P3にいてモーター38に流れる電流の大きさよりも大きく、且つ第1規制位相P4においてモーター38に流れる電流の大きさよりも小さな値に予め設定されている。
そして、制御部55は、規定時間が超過した場合には(ステップS103:YES)、ステップS104においてエラー処理を実行する。また、規定時間が超過していない場合には(ステップS103:NO)、制御部55は、処理をステップS102へ移行する。
回転規制部59により回転部39の正転回転が規制されると(規制ステップ)、モーター38に流す電流の大きさが閾値よりも大きくなる(ステップS102:YES)。すると、制御部55は、ステップS105においてモーター38の駆動を停止する。
続いて、ステップS106において、制御部55は、モーター38を逆転駆動させ、回転部39を逆転方向(他方向の一例)に逆転回転させる(第2回転ステップ)。さらに、ステップS107において、制御部55は、センサー54の出力がオン信号からオフ信号に切り替わったか否かを判断する。
なお、回転部39が第1規制位相P4から第2検出位相P6まで回転する間はオフ信号が出力され、第2検出位相P6まで回転するとオフ信号からオン信号に切り替わる。さらに、回転部39が第1検出位相P5まで回転する間はオン信号が出力される。そのため、回転部39が第1検出位相P5まで回転する間は、制御部55は、センサー54の出力がオン信号からオフ信号に切り替わっていないと判断し(ステップS107:NO)、ステップS108において規定時間が超過したか否かを判断する。
そして、制御部55は、規定時間が超過した場合には(ステップS108:YES)、ステップS104においてエラー処理を実行する。また、規定時間が超過していない場合には(ステップS108:NO)、制御部55は、処理をステップS107へ移行する。
回転部39が第1検出位相P5まで逆転回転すると、センサー54の出力がオン信号からオフ信号に切り替わり(ステップS107:YES)、ステップS109において、制御部55は、モーター38の駆動を停止する(位相検出ステップ)。
次に、選択装置37の作用について、まず回転部39を基準状態にする場合の作用について説明する。なお、初期状態として回転部39は第1規制位相P4と第2規制位相P8の間の何れの位相状態であってもよい。
まず、制御部55は、モーター38を正転駆動し、回転部39を正転回転させる。さらに、第1規制位相P4まで回転部39が正転回転して回転規制部59によって規制されると、制御部55はモーター38を逆転駆動し、回転部39を正転方向とは反対の逆転方向に逆転回転させる。すると、回転部39が第2検出位相P6まで逆転回転したタイミングであって、第1切り欠き部51の他端51bとセンサー54とが対応するタイミングでセンサー54からの出力がオフ信号からオン信号に切り替わる。すなわち、制御部55は、第1動作位相P3を検出する。
その後、回転部39が第1検出位相P5まで逆転回転したタイミングであって、第1切り欠き部51の一端51aとセンサー54とが対応するタイミングでセンサー54からの出力がオン信号からオフ信号に切り替わる。すなわち、制御部55は、基準位相P1を検出し、このタイミングでモーター38の駆動を停止させる。すると、回転部39は、慣性で若干回転した後、基準状態で停止する。
続いて、基準状態の回転部39を第1動作位相P3もしくは第2動作位相P7へ回転させる際の作用について説明する。
まず、回転部39を第1動作位相P3へ回転させる場合には、制御部55は、モーター38を正転駆動して回転部39を正転回転させる。
さらに、図13,図14に示すように、回転部39が第1検出位相P5まで回転するとモーター38の駆動を停止する。すなわち、制御部55は、センサー54からの出力がオフ信号からオン信号に切り替わるとモーター38の駆動を停止する。すると、回転部39は慣性で若干回転した後、第1動作位相P3で停止する。
このとき、図9に示すように、第1カム47aがアーム部62を押圧し、搬送従動ローラー29bが搬送駆動ローラー29aから離間する。そして、回転部39を第1動作位相P3から基準位相P1へ戻す場合には、制御部55はモーター38を逆転駆動して回転部39を逆転回転させると共に、センサー54の出力がオン信号からオフ信号に切り替わるとモーター38の駆動を停止する。すると、回転部39は、慣性で若干回転した後、基準状態で停止する。
一方、回転部39を第2動作位相P7へ回転させる場合には、制御部55は、モーター38を逆転駆動して回転部39を逆転回転させる。
さらに、図17,18に示すように、回転部39が第3検出位相P9まで回転するとモーター38の駆動を停止する。すなわち、制御部55は、センサー54からの出力がオフ信号からオン信号に切り替わるとモーター38の駆動を停止する。すると、回転部39は慣性で若干回転した後、第2動作位相P7で停止する。
このとき、図11に示すように、第2カム47bがトリガーレバー66を押圧し、窓部68からトリガーレバー66が突出する。さらに、制御部55は、キャリッジ32を移動させることにより、記録ヘッド33と支持部材31との間隔を調整する。そして、回転部39を第2動作位相P7から基準位相P1へ戻す場合には、制御部55はモーター38を正転駆動して回転部39を正転回転させると共に、センサー54の出力がオン信号からオフ信号に切り替わるとモーター38の駆動を停止する。すると、回転部39は、慣性で若干回転した後、基準状態で停止する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)基準位相P1が2つの動作位相P3,P7の間に設定されているため、基準状態の回転部39を正転方向に回転させることにより第1動作位相P3とすることができるのに対し、逆転方向に回転させることにより第2動作位相P7とすることができる。さらに、モーター38を停止させた後に慣性によって回転部39が回転した場合であっても、回転規制部59によって回転を規制することができる。したがって、回転部39に2つ以上の動作位相P3,P7を持たせる場合であっても、回転部39の回転方向によって動作位相P3,P7を選択することができるため、誤動作を抑制することができる。
(2)回転部39が2つ以上の歯車41〜46を含んで構成されるため、例えばモーター38の回転速度に対して被検出部50の回転速度を遅くすることができる。したがって、センサー54による被検出部50の誤検出を抑制することができる。さらに、回転速度の遅い第5歯車45の回転を規制することにより、規制時の衝撃を緩和することができる。
(3)被検出部50が設けられた第5歯車45の回転を回転規制部59が規制するため、センサー54による検出精度の低下を抑制することができる。
(4)回転規制部59によって回転部39の回転が規制されると、モーター38にかかる負荷は増大する。その点、制御部55がモーター38にかかる負荷を検出するため、回転部39が回転規制部59によって規制されたか否かを制御部55によって検出することができる。
(5)それぞれ異なる機構である解除機構61と調整機構65のうち、一方の機構を動作させる場合に、回転部39の回転方向によって動作させる機構を選択することができる。したがって、例えば回転部39の位相が目標の位相からずれてしまった場合であっても、目的の動作とは異なる動作をしてしまう虞を低減することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、第1動作位相P3で調整機構65を動作させると共に、第2動作位相P7で解除機構61を動作させてもよい。また、第1動作位相P3と第2動作位相P7で動作させる機構は、解除機構61と調整機構65に限らない。例えば、記録ヘッド33のメンテナンスを行うメンテナンス機構や搬送機構22、給送機構24などを動作させてもよい。また、回転部39は、3つ以上の動作位相を有していてもよい。
・上記実施形態において、モーター38にかかる負荷は検出しなくてもよい。例えば、モーター38を一定時間駆動した場合に、回転規制部59が第1リブ部57もしくは第2リブ部58に当接したものとみなしてもよい。また、センサー54によって第1規制位相P4及び第2規制位相P8を検出してもよい。
・上記実施形態において、回転規制部59は回転部39の回転を規制することができれば何れの部分を規制してもよい。すなわち、回転規制部59は、駆動軸40、歯車41〜46、揺動軸47のうち少なくとも1つの回転を規制すればよく、被検出部50が設けられた第5歯車45とは異なる歯車や駆動軸40、揺動軸47を規制してもよい。なお、回転規制部59は、駆動軸40、歯車41〜46、揺動軸47を直接規制する必要はなく、例えば、歯車41〜46と一体回転する軸や被検出部50の回転を規制することによって回転部39の回転を規制してもよい。また、回転規制部59と当接するリブ部57,58は、どちらか1つを設ける構成としてもよい。
・上記実施形態において、被検出部50は、駆動軸40や揺動軸47に設けてもよい。また、歯車41〜46のうち2つ以上の歯車に被検出部を設けてもよい。すなわち、例えば第1切り欠き部が形成された被検出部を第5歯車45に設けると共に、第2切り欠き部が形成された被検出部を第6歯車46に設けてもよい。
・上記実施形態において、歯車41〜46を設けない構成としてもよい。すなわち、モーター38の駆動軸40に第1カム47a及び第2カム47b、被検出部50を設けてもよい。また、駆動軸40と揺動軸47とをベルトやチェーンによって動力伝達可能に接続してもよい。
・上記実施形態において、モーター38は、回転部39を回転させることができれば直流モーター、交流モーター、ステッピングモーター、ブラシモーターなど、任意に選択することができる。
・上記実施形態において、センサー54及び被検出部50は、回転部39の位相を検出することができれば任意に変更することができる。例えば、反射型のセンサーによって凸部や凹部などを検出してもよい。また、接触式のセンサーやスイッチにより位相を検出してもよい。
・上記実施形態において、回転部39を基準状態とする場合には、まず回転部39を逆転回転させて第2リブ部58と回転規制部59とを当接させてもよい。そしてその後、回転部39を正転回転させてセンサー54が基準位相P1を検出するタイミングでモーター38を停止させてもよい。
・上記実施形態において、回転部39を基準状態とする場合に、最初に回転部39を回転させる向きは、動作位相を通過させる際にモーター38にかかる負荷の大きさによって選択してもよい。例えば、モーター38にかかる負荷の大きさが小さな動作位相側に回転部を回転させてもよい。これにより、動作位相でモーター38にかかる負荷の大きさと規制位相でモーター38にかかる負荷の大きさの差を大きくすることができるため、規制位相を検出する際の誤検出をより抑制することができる。
・上記実施形態において、画像形成装置は、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)を噴射したり吐出したりして記録(画像形成)を行う流体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体(粉粒体)を例とする固体を噴射する粉粒体噴射装置(例えばトナージェット式記録装置)であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、本明細書において「流体」とは、流体には、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体、粉粒体(粒体、粉体を含む)などが含まれる。
12…記録装置(画像形成装置の一例)、29…搬送ローラー対(挟持部の一例)、31…支持部材、33…記録ヘッド、38…モーター(駆動源の一例)、39…回転部、41〜46…歯車、50…被検出部、54…センサー(検出部の一例)、55…制御部、59…回転規制部、61…解除機構、65…調整機構、P1…基準位相、P3…第1動作位相、P4…第1規制位相、P7…第2動作位相、P8…第2規制位相、S…用紙(ターゲット)。

Claims (6)

  1. 駆動源と、
    該駆動源の駆動に伴って正転方向と逆転方向の双方向に回転する回転部と、
    前記駆動源の駆動に伴って回転する被検出部と、
    該被検出部を検出可能な検出部と、
    前記回転部の回転を正転方向と逆転方向の双方向で規制する回転規制部と、
    前記駆動源の駆動を制御する制御部と
    を備え、
    前記被検出部は、前記回転部の基準状態と対応する基準位相と、前記回転規制部によって正転方向の回転が規制される第1規制位相と前記基準位相との間の第1動作位相と、前記回転規制部によって逆転方向の回転が規制される第2規制位相と前記基準位相との間の第2動作位相とに対応して設けられ、
    前記回転部を前記基準状態にする場合には、前記制御部は、前記駆動源の駆動を制御して前記回転部を正転方向と逆転方向の何れか一方向に回転させると共に、該一方向の回転が前記回転規制部によって規制されると前記回転部を前記一方向とは反対の他方向に回転させ、前記検出部が前記第1動作位相と前記第2動作位相のうち何れか一方の動作位相を検出した後、前記基準位相を検出するタイミングで前記駆動源を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回転部は、互いに歯合する2つ以上の歯車を含んで構成され、
    前記被検出部は、前記歯車のうち何れか一つの歯車に設けられ、
    前記回転規制部は、前記歯車のうち何れか一つの歯車の回転を規制することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回転規制部は、前記被検出部が設けられた前記歯車の回転を規制することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記駆動源にかかる負荷を検出することを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. ターゲットを支持する支持部材と、
    前記ターゲットを挟持する挟持部と、
    前記支持部材に支持された前記ターゲットに記録材を付着させる記録ヘッドと、
    前記挟持部の挟持状態を解除する解除機構と、
    前記支持部材と前記記録ヘッドとの間隔を調整する調整機構と
    をさらに備え、
    前記第1動作位相と前記第2動作位相は、何れか一方の位相が前記解除機構を動作させる動作位相であって、他方の位相が前記調整機構を動作させる動作位相であることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 基準状態と対応する基準位相と、回転規制部によって正転方向の回転が規制される第1規制位相と前記基準位相との間の第1動作位相と、前記回転規制部によって逆転方向の回転が規制される第2規制位相と前記基準位相との間の第2動作位相とを有する回転部を正転方向と逆転方向の何れか一方向に回転させる第1回転ステップと、
    回転規制部により前記回転部の前記一方向の回転を規制する規制ステップと、
    該規制ステップにおいて規制された前記回転部を前記一方向とは反対の他方向へ回転させる第2回転ステップと、
    前記他方向へ回転する前記回転部の前記第1動作位相と前記第2動作位相のうち何れか一方の動作位相を検出した後に前記基準位相を検出するタイミングで前記回転部を停止させる位相検出ステップと
    を備えることを特徴とする画像形成装置における位相検出方法。
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