JP6094807B2 - 渦巻状電極群を備える電池 - Google Patents

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Description

本発明は、渦巻状電極群を備える電池に関するものである。
従来、正極板と負極板とをセパレータを介して巻回した渦巻状電極群において、特許文献1に示すように、正極板の巻き始め端部の径方向外側に、強化用のセパレータを設けたものがある。このように正極板の巻き始め端部の径方向外側のセパレータを補強して、正極板の巻き始め端部の角部やバリ等によって生じる短絡を防止している。
また、民生用のニッケル水素電池等では、正極の充放電容量を最大限に生かし,高エネルギー密度を達成するために,正極板の径方向外周だけでなく、巻き始め端部の径方向内周にも負極板を配置した構成のものがある。このような構成の電池では、正極板の巻き始め端部の径方向外側だけでなく、径方向内側で角部やバリ等によって短絡が生じてしまい,短絡の発生がより顕著になるという問題がある。
このため、図6に示すように、展開状態におけるセパレータの中央部に1つの強化用のセパレータを設けて(図6の下図参照)、渦巻状に巻回した状態で、正極板の巻き始め端部の径方向内側及び径方向外側の両方に強化用のセパレータが位置するように構成している(図6の上図参照)。
しかしながら、このように構成すると、渦巻状電極群の中心空間内に強化用のセパレータが位置することになり、この部分は短絡防止に寄与しない無駄な部分となってしまう。すなわち,多量の強化用のセパレータをもちいなければ,短絡防止ができないという問題があった。
特開2001−319678号公報
そこで本発明は、より少ない強化部で、効率的に短絡を防止することをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る電池は、正極板と、負極板とがセパレータを介して渦巻状に巻回された渦巻状電極群を備える電池であって、前記正極板の内周および外周に前記負極板が対向しており、前記対向している面で構成されたセパレータ領域の一部を強化させたことを特徴とする。
このようなものであれば、正極板の内周及び外周に負極板が配置されているので、正極板において充放電に関与しない部分が形成されることを防止し、正極の充放電容量を最大限に生かし,高エネルギー密度の電池を作製することができる。
また、前記正極板の内周および外周に前記負極板が対向しており、前記正極板と前記負極板とが対向しているセパレータ領域の一部、特に、短絡が発生しやすい部分のみのセパレータ領域の強度を強化させることで、前記正極板と前記負極板とが対向している面で構成されたセパレータ領域において,セパレータが損傷することを防止し、効率的に短絡を防止することができる。
前記強化された強化部が、少なくとも前記電極群の内周に位置する前記正極板の端部に配されていることが望ましい。
このように構成すれば、前記正極の巻き始め端部の内外2つの角部において,セパレータが損傷することを防ぐことができ,短絡防止の効果を顕著にすることができる。
前記強化された強化部が、前記正極板の巻き始め端部と当該巻き始め端部の径方向外側に位置する負極板との間に形成された第1強化部と、前記正極板の巻き始め端部と当該巻き始め端部の径方向内側に位置する負極板との間に形成された第2強化部とを備えることが望ましい。
このように構成すれば、セパレータにおける各強化部よりも巻き始め側の部分が、渦巻状電極群の中心空間内に位置しており、この部分に強化部を有さないので、強化部の設置部分が減少し、より効率的に短絡防止の効果を奏することができる。
前記強化された強化部が、少なくとも一周巻回されていることが望ましい。
このように構成すれば、製造時における強化部と正極板の巻き始め端部の位置ずれを許容することができる。また、強化部の面積を大きくすることができるので、短絡をより一層防止することができる。
また,前記正極板が、ニッケル酸化物を含む活物質を有し、前記負極板が、水素吸蔵合金を含む活物質を有したニッケル水素電池である。
このように構成した本発明によれば、前記正極板と前記負極板とが対向している面で構成されたセパレータ領域の一部、特に、短絡が発生しやすい部分のみのセパレータ領域の強度を強化させた強化部が配されているので、短絡防止に寄与する部分のみを強化することによって、無駄な強化部を削減することができ、効率的に短絡を防止することができる。
本実施形態の電池の横断面図。 同実施形態の正極板の巻き始め端部を主として示す部分拡大横断面図。 同実施形態の展開状態におけるセパレータの平面図及び側面図。 同実施形態の渦巻状電極群の製造方法を示す模式図。 変形実施形態の電池の横断面図。 従来の渦巻状電極群を有する電池の横断面図及びセパレータの展開図。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の電池100は、図1に示すように、帯状をなす正極板2と帯状をなす負極板3とを帯状をなすセパレータ4を介して渦巻状に巻回した渦巻状電極群5を、円筒状の電池ケース6に収容した円筒形電池である。
具体的に正極板2は、例えば発泡式ニッケル多孔体等の正極基材に水酸化ニッケルを含む正極活物質を保持させて構成されたものである。また、負極板3は、例えば穿孔鋼板からなる負極基材に水素吸蔵合金を含む負極活物質を塗工して構成されたものである。つまり本実施形態の電池100は、正極板2の放電容量が電池容量を規定するニッケル水素電池である。
そして、本実施形態の渦巻状電極群5は、2つに折り畳まれたセパレータ4の間に負極板3を挟んで積層し、セパレータ4の一方の外面に正極板2を積層した積層体を、渦巻状に巻回して構成される。
そして、この電池100は、図1及び図2に示すように、正極板2の巻き始め端部2Xの径方向外側及び径方向内側に負極板3が配置された構成である。つまり、渦巻状電極群5において、正極板2の巻き始め端部2Xは、径方向外側及び径方向内側から負極板3により挟まれるように構成されている。なお、渦巻状電極群5の最内径側に位置する電極板は負極板3である。
この構成において、図1及び図2に示すように、前記セパレータ4は、正極板2の巻き始め端部2Xと当該巻き始め端部2Xの径方向外側に位置する負極板3との間に形成された第1強化部41と、前記正極板2の巻き始め端部2Xと当該巻き始め端部2Xの径方向内側に位置する負極板3との間に形成された第2強化部42とを有している。これら第1強化部41及び第2強化部42は、特に図2に示すように、少なくとも一周巻回されている。
また、図1及び図2に示すように、セパレータ4における第1強化部41及び第2強化部42よりも巻き始め側の部分が、渦巻状電極群5の中心空間5S内に位置している。そして、セパレータ4の前記中心空間5S内にある部分が、強化部が形成されていない非強化部43を有している。この非強化部43は、前記渦巻状電極群5の中心空間5S内に位置するセパレータ4の略全体に形成されていることが望ましい。
第1強化部41は、正極板2の巻き始め端部2Xの径方向外側の角部を形成する外側面の略全体に接触するものであり、第2強化部42は、正極板2の巻き始め端部2Xの径方向内側の角部を形成する内側面の略全体に接触するものである。また、これら第1強化部41及び第2強化部42は、セパレータ4の厚みを大きくすることにより構成されている。具体的には、第1強化部41及び第2強化部42は、図3に示すように、帯状をなすセパレータ本体401に矩形状をなす補強セパレータ402を例えば溶着等を用いて重ね合わせることによって構成されている。また、セパレータ本体401において2つの補強セパレータ402の間の部分が非強化部43となる。
本実施形態のセパレータ本体401及び補強セパレータ402は、例えばポリオレフィン等の不織布等の同一材料から形成されるものである。なお、セパレータ本体401及び補強セパレータ402を互いに異なる材料から形成したものであっても良い。また、セパレータ本体401の中心軸方向に沿った幅方向寸法と、補強セパレータ402の中心軸方向に沿った幅方向寸法とは略同一である。
このように構成したセパレータ4は、図3に示すように、一枚の帯状をなすものであり、展開状態において非強化部43の両側に矩形状の第1強化部41及び矩形状の第2強化部42が形成されている。詳細には、セパレータ4が、展開状態において非強化部43が折り畳み線4Lを含んでおり、非強化部43の両側に第1強化部41及び第2強化部42が形成されている。また、第1強化部41及び第2強化部42は、渦巻状に巻回したときに、少なくとも1周巻回されるように形成されている。なお、第1強化部41の曲率半径の方が、第2強化部42の曲率半径よりも大きいため、本実施形態では、第1強化部41の形成領域の方が長手方向に沿って長く形成されている。このように、第1強化部41及び第2強化部42の長手方向の寸法は、互いに異なるものであっても良いし、互いに同一としても良い。
次に、このように構成した渦巻状電極5の製造方法について、図4を参照して説明する。
まず、セパレータ4に前記第1強化部41及び第2強化部42を形成すべく、セパレータ本体401に補強セパレータ402を例えば熱溶着等によって重ね合わせる。この補強セパレータ402が重ね合わされた部分が、第1強化部41及び第2強化部42となる。
次に、第1強化部41及び第2強化部42の間に形成された非強化部43を2つに折り畳むとともに、2つに折り畳まれたセパレータ4の間に負極板3を挟み込む。また、セパレータ4の一方の外面(上面)に正極板2を積層する。なお、図4においては、2つの強化部41、42が内側に配置されるように折り畳んでいるが、外側に配置されるように折り畳んでも良い。
そして、巻芯7を用いて積層体を巻回する。本実施形態の巻回方向は、図4に示すように、巻芯7が正極板2側に向かって積層体の上側を回転する方向(図4において時計回り方向)である。具体的な巻回方法は、巻芯7にセパレータ4のみを少なくとも一周程度巻回した後に、負極板3のみをセパレータ4とともに少なくとも一周程度巻回する。その後、負極板3及び正極板2をセパレータ4とともに、巻芯7に巻き付けながら渦巻状に巻回する。このように負極板3のみをセパレータ4とともに少なくとも1周巻回することで、正極板2の巻き始め端部2Xの径方向内側に負極板2が位置するようにしている。そして、巻回後に、巻芯7を抜き外すことによって、渦巻状電極群5が形成される。
なお、前記巻芯7による巻回方向が逆向きの場合、つまり、巻芯が正極板2とは反対側に向かって積層体の下側を回転する方向(反時計回り方向)に回転する場合には、必ずしも負極板3を1周巻回する必要はない。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係る電池100によれば、正極板2の巻き始め端部2Xの径方向外側及び径方向内側に負極板3が配置されているので、正極板2において充放電に関与しない部分が形成されることを防止し、電池容量を十分に確保することができる。特に本実施形態では、正極板2の放電容量が電池容量を規定するニッケル水素電池であり、本実施形態の効果が一層顕著となる。
また、正極板2の巻き始め端部2Xの径方向内側の角部と負極板3との間に第1強化部41が位置し、正極板2の巻き始め端部2Xの径方向外側の角部と負極板3との間に第2強化部42が位置しているので、正極板2の巻き始め端部2Xの内外2つの角部によりセパレータ4が破れることを防止し、短絡を防止することができる。
さらに、セパレータ4における各強化部41、42よりも巻き始め側の部分が、渦巻状電極群5の中心空間5S内に位置しており、この部分に強化部が形成されていない非強化部43を有しているので、渦巻状電極群5の中心空間5Sに占めるセパレータ4の体積を小さくすることができ、電池100内の残存空間を増加させることができ、その分電解液の容量を多くすることができる。
その上、セパレータ4が、展開状態において非強化部43が折り畳み線4Lを含んでおり、非強化部43の両側に第1強化部41及び第2強化部42が形成されているので、1枚のセパレータ4により渦巻状電極群5を構成することができ、部品点数を削減して巻回作業を容易にすることができる。特に、折り畳み線4Lが非強化部43に含まれているので、セパレータ4を2つに折り畳み易くすることができる。
加えて、第1強化部41及び第2強化部42が、少なくとも一周巻回されているので、製造時における各強化部41、42と正極板2の巻き始め端部2Xの位置ずれを許容することができる。また、各強化部41、42の面積を大きくすることができるので、短絡をより一層防止することができる。
<その他の実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、1枚のセパレータを2つ折りにして渦巻状電極群を構成したものであったが、2枚のセパレータの間に負極板を挟んで渦巻状に巻回した渦巻状電極群であっても良い。この場合、各セパレータにおいて、正極板の巻き始め端部の径方向内側及び径方向外側に対応する部分に強化部を形成し、各セパレータの巻き始め端部が、非強化部を有していれば良い。
また、第1強化部41及び第2強化部42は、セパレータ本体401に補強セパレータ402を重ね合わせて構成する他に、セパレータ本体自体の厚みを部分的に大きくすることによって、前記第1強化部及び前記第2強化部を構成しても良いし、セパレータ本体が不織布の場合には、その密度を部分的に大きくすることによって、前記第1強化部及び前記第2強化部を構成しても良い。
さらに、図5に示すように、セパレータが、第1強化部41及び第2強化部42の他に、正極板2の巻き終わり端部2Yと当該巻き終わり端部2Yの径方向外側に位置する負極板3との間に形成された第3強化部44と、正極板2の巻き終わり端部2Yと当該巻き終わり端部2Yの径方向内側に位置する負極板3との間に形成された第4強化部45とを有するものであっても良い。これら第3強化部44及び第4強化部45の構成は、前記第1強化部41及び第2強化部42と同様である。
その上、前記実施形態では、渦巻状電極群を円筒状の電池ケースに収容した円筒形電池について適用したが、その他、渦巻状電極群を扁平形状として、角形状の電池ケースに収容した角形電池に適用することもできる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・電池
2 ・・・正極板(第1電極板)
2X ・・・巻き始め端部
3 ・・・負極板(第2電極板)
4 ・・・セパレータ
5 ・・・渦巻状電極群
41 ・・・第1強化部
42 ・・・第2強化部
43 ・・・非強化部
4L ・・・折り畳み線

Claims (7)

  1. 正極板と、負極板とがセパレータを介して渦巻状に巻回された渦巻状電極群を備える電池であって、
    前記正極板の内周および外周に前記負極板が対向しており、
    前記対向している面で構成されたセパレータ領域の一部の厚みを大きくすることにより強化させた強化部を有し、
    前記セパレータにおける強化部よりも巻き始め側の部分が、前記渦巻状電極群の中心空間内に位置しており、前記セパレータの前記中心空間内にある部分が、前記強化部が形成されていない非強化部を有していることを特徴とする電池。
  2. 前記強化させた強化部が、前記正極板の巻き始め端部と当該巻き始め端部の径方向外側に位置する負極板との間に形成された第1強化部と、前記正極板の巻き始め端部と当該巻き始め端部の径方向内側に位置する負極板との間に形成された第2強化部とを備え、
    前記セパレータにおける第1強化部及び第2強化部よりも巻き始め側の部分が、前記渦巻状電極群の中心空間内に位置しており、前記セパレータの前記中心空間内にある部分が、前記第1及び第2強化部が形成されていない非強化部を有していることを特徴とする請求項1記載の電池。
  3. 前記セパレータが展開状態において前記非強化部が折り畳み線を含んでおり、非強化部の両側に前記第1強化部及び前記第2強化部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の電池。
  4. 前記強化させた強化部が、少なくとも前記電極群の内周に位置する前記正極板の端部に配されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電池。
  5. 前記強化させた強化部が、少なくとも一周巻回されていることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の電池。
  6. 前記強化させた強化部が、前記セパレータに補強セパレータを重ね合わせることによって構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電池。
  7. 前記正極板が、ニッケル酸化物を含む活物質を有し、
    前記負極板が、水素吸蔵合金を含む活物質を有することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の電池。
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