JP6094759B2 - ベルトプレス - Google Patents

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Description

ろ布の張力を加圧機構の押しつけ力に利用し、中心となるロールに加圧ろ布を複数回掛け回すことで、押しつけ力を高めて高圧脱水を行うベルトプレスに関する。
従来、ろ布をロールに掛け回して脱水するベルトプレスは、ロールを縦横に数多く並べてそれらにろ布を掛け回したタイプや、大径のロールにろ布を掛けてその上から加圧ベルトや加圧ロールで押し付ける加圧装置付きのもの等がある。
また、特許文献1には中心ロールの周りに掛け回したろ布を折り返し、加圧ロールを介在させて再び中心ロールに掛け回すことで、折り返したろ布が加圧ロールに張力を伝えて可圧力の調整を行うベルトプレスが開示されている。
特開昭57−184500号公報
従来のベルトプレスは、ロール巻き掛け部のせん断力、面圧およびろ布張力による脱水を行うため、ロールを数多く配設している。また、脱水時間を確保するためにはロール本数を増やし、ろ布の長さを長大とする必要があり、装置寸法も大きくなっていた。加圧ベルトのような加圧装置については装置が複雑となり、価格も含めメンテナンス費・消耗品費が高価となってしまう。また、ろ過性能についても従来のベルトプレスでは加圧力が小さく、十分といえるものではなかった。
特許文献1に開示されているベルトプレスは1枚のろ布とロールに汚泥を挟んで脱水するもので、メインロールに当接している部分のみで脱水することになる。従って、最終段加圧ロールから折り返すと装置の機構上、ケーキは排出するしかない。脱水時間はろ布とロールが当接している時間となるため短時間であり、十分な脱水が行えない。
圧搾時は、加圧ロールが当接する場所から急激に圧力が大きくなるため、含水率が高い汚泥に急激に高圧の圧搾を加えることとなり、サイドリークが発生する。よって、徐々に脱水するような理想的な脱水は行えない。
多数並列したロールに上下一対のろ布を走行自在に掛け回し、このろ布間に原液を供給すると共に、中心ロールに巻き掛けたろ布を加圧ろ布により押圧して圧搾するベルトプレスにおいて、ろ布の上から中心ロールに巻き掛けた加圧ろ布を他のロールで中心ロールと加圧ろ布の間に回帰させ、再度中心ロールに巻き掛けることで中心ロールに加圧ろ布を複数回巻き掛け、中心ロールに複数回巻き掛けた加圧ろ布間に、排出部に向かって配置間隔及びロール径が漸増する複数の間接ロールを配設し、前記間接ロールを中心ロールの円周面から離接自在とすることで中心ロール方向に加圧ろ布の押しつけ力を付与して圧搾力を高めるため、間接ロールに当接するろ布に掛かる圧力を段階的に高めることができる。
前記中心ロールに複数の減圧ロールを当接して配設し、減圧ロールを介して中心ロールにろ布を巻き掛けると共に、減圧ロールを隣接段の間接ロールの移動軸上に配設しないことで、間接ロールから加わる押しつけ力を軽減させることができ、圧搾圧力の調整が行える。
前記間接ロールを中心ロールの両端に立設されたフレームに支持し、該フレームは間接ロールを挿通自在かつ移動自在に支持する支持穴を設けたことで、間接ロールを中心ロールの放射線状に移動自在に支持している。
中心ロールに当接したろ布は、間接材が中心ロールの中心から放射線状に移動自在なため、間接材に掛け回した加圧ろ布によって押しつけ力が加えられる。同様にして、中心ロールに回帰させた加圧ろ布を何度も巻き掛けることで、中心ロールに当接したろ布には巻き掛けた加圧ろ布の数だけ、更に押しつけ力を加えることができる。従って、外側に巻き掛けてあるろ布が内側に巻き掛けてある加圧ろ布へ押しつけ力を与えるため、外側から内側にかけて次第に圧力が上昇しており、中心ロールに巻き掛けてあるろ布は最も高い圧力で圧搾される。加圧ろ布が重なる区間を任意に設定し、脱水後期で多くの加圧ろ布が重なるよう構成すれば徐々に圧力が上昇するため、サイドリークが発生せず、理想的な脱水が行える。
中心ロールに巻き掛けてあるろ布は、加圧ろ布により高圧の圧搾が行われるため、その他のロールを多数配設して脱水時間を確保する必要がなくなる。従って、装置がコンパクトになり、ろ布も短くなる。
中心ロールに掛け回した加圧ろ布と他のロールに掛け回して回帰させた加圧ろ布の間には加圧ろ布同士の摩擦を軽減する間接材を配設するため、加圧ろ布はスムーズに走行する。
間接材の大きさ、配設位置を変更することで、所定位置の圧力を自在に調整できる。
ろ過用の一対のろ布には高い張力を掛けないため、強度の低いろ布でも使用でき、繊維径が小さい目の細かいろ布を使用すると目抜けを防止して高圧脱水を行うことができる。
加圧ろ布を複数回掛け回すことにより高い押圧を得ているため、加圧機構として油圧装置や特殊な高圧ベルトを設ける必要が無い。
本発明に係る加圧ろ布を2重に掛けたベルトプレスの概略側面図である。 同じく、加圧ろ布を2重に掛けたベルトプレスの要部側面図である。 同じく、加圧ろ布を2重に掛けた圧力漸増型ベルトプレスの要部側面図である。 同じく、加圧ろ布を2重に掛けた低圧仕様型ベルトプレスの要部側面図である。 同じく、加圧ろ布を2重に掛けた低圧仕様型ベルトプレスの要部拡大図である。 同じく、加圧ろ布を2重に掛けた低圧漸増仕様型ベルトプレスの要部側面図である。 同じく、加圧ろ布を4重に掛けたベルトプレスの概略側面図である。 同じく、加圧ろ布を4重に掛けたベルトプレスの要部側面図である。 同じく、加圧ろ布を4重に掛けた低圧仕様型ベルトプレスの要部側面図である。 同じく、ベルトプレスの間接材を支持するフレームの側面図である。
≪ベルトプレス≫
本発明のベルトプレスは、上下一対のろ布と、ろ布を押圧する加圧ろ布と、ろ布と加圧ろ布を無端状に張設する複数のロールと、これらを支持するフレームより構成され、一対のろ布間で汚泥を脱水するものである。中心ロールに加圧ろ布を複数回掛け回すことで、高い圧力を掛けながら脱水できる機構を備えている。複数回掛け回した加圧ろ布と加圧ろ布の間には、加圧ろ布同士の摩擦を軽減する間接材が配設されている。間接材は中心ロールの中心から放射線状に移動自在で、間接材に掛け回した加圧ろ布の張力を内側のろ布へ伝え、圧力をかける。加圧ろ布は中心ロールの回転方向に併せて走行しながらろ布を押圧し、間接材に巻き掛けた加圧ろ布からろ布に当接した加圧ろ布へ向かうように走行させて脱水を行う。
≪2重掛け加圧ろ布≫
図1は本発明に係る加圧ろ布を2重に掛けたベルトプレスの概略側面図である。
中心ロール1に加圧ろ布13を2重に掛けるベルトプレスは、汚泥を供給する原液供給部3と、汚泥を挟んで脱水する上下一対の無端状のろ布2、2と、ろ布2を押圧する加圧ろ布13と、ろ布2を掛け回す中心ロール1と、ろ布2を中心ロール1に案内するせん断ロール4と、ろ布2と加圧ろ布13を案内する案内ロール14と、中心ロール1に掛け回したろ布2上を2重に対向して走行する加圧ろ布13間に配設する複数の間接材6・・・と、ろ布2を駆動する駆動ロール7、7と、汚泥を排出する排出部8と、ろ布2及び加圧ろ布13のテンションを調整する緊張ロール9と、で構成される。
テンションの調整は公知のろ布緊張装置を採用できる。
複数の間接材6・・・は中心ロール1から等距離に配設し、中心ロール1の中心から放射線状に移動自在に配設してある。加圧ろ布13を間接材6の外側から巻き掛けた後、続けてろ布2の下からせん断ロール4に巻き掛け、ろ布2に沿って中心ロール1に回帰させる。回帰させた加圧ろ布13を間接材6より内側を通り中心ロール1上のろ布2に当接するよう巻き掛けることで、中心ロール1には間接材6を介して加圧ろ布2を2重に巻き掛ける構成となる。
≪間接材≫
間接材6としては、加圧ろ布13間の摩擦を軽減できる公知の技術を採用でき、ここでは回転自在な円筒状のロールを用いる。以下、間接材6として用いるロールを間接ロール6とする。間接ロール6の回転方向が加圧ろ布13の走行方向と一致しているため、加圧ろ布13、13の摩擦は極めて軽減される。また、間接ロール6で構成される加圧ろ布13、13間の隙間からろ液が排出されることもあり、複数のロールを間接ロール6として用いることが好ましい。間接ロール6は中心ロール1の中心から放射線状に移動自在に配設してある。そのため、間接ロール6の外側を走行する加圧ろ布13の張力により、間接ロール6を介して中心ロール1に当接したろ布2に圧力を加える。従って、中心ロール1に当接したろ布2には、中心ロール1の面圧、加圧ろ布13の押しつけ力と共に、間接ロール6の押しつけ力による線圧も加わるため、高圧の脱水が行われる。
また、本発明では間接ロール6の移動方向を放射線状としているが、移動方向としては放射曲線状、あるいは平行状等、間接ロール6が中心ロール1の円周面から離接自在であればどのような移動方向としてもよい。
複数の間接ロール6・・・は小径のものを狭い間隔で配設することで、間接ロール6による線圧が連続で加わり、中心ロール1に当接したろ布2に掛ける圧力を均一にすることができる。間接ロール6を円周方向に多く配設し、加圧ろ布13と当接する区間を長くすると長時間圧搾が可能なため、脱水性の悪い汚泥などに適した運転ができる。このように、間接ロール6の大きさ、配設間隔等は処理汚泥に応じて適宜変更することができる。
また、間接ロール6が移動自在であるため、加圧ろ布13を各ロールに巻き掛ける際などの作業性は良い。間接ロール6の移動は支持しているフレーム10で制限されるが、ろ布2、加圧ろ布13及び供給する汚泥の厚み分移動できるように支持すれば本発明の作用効果が得られる。
その他、間接材6として摩擦抵抗の低い樹脂シートを利用することもできる。加圧ろ布13、13間に樹脂シートを配設し、樹脂シート上を滑らせて加圧ろ布13を走行させる。樹脂シートは中心ロール1に当接したろ布2に面で圧力を掛けるため、より均一な脱水が行える。
≪2重掛け詳細図≫
図2は本発明に係る加圧ろ布を2重に掛けたベルトプレスの要部側面図である。
本発明のベルトプレスは濃縮工程A、せん断工程B、加圧工程C、圧搾工程Dの4段階の脱水が行われる。
濃縮工程Aでは、供給部より供給された汚泥が、間隔が漸減する一対のろ布2、2間で濃縮されている。一対のろ布2、2はせん断ロール4に近づくにつれ漸近するため、流動性の高い汚泥であっても徐々にろ過される。
せん断工程Bでは、一対のろ布2、2をせん断ロール4に巻き掛けて、汚泥を脱水している。せん断ロール4は、ろ布2に面圧を加える。更にせん断ロール4に巻き掛けた一対のろ布2,2において、内周するろ布2の走行速度が速いことから内部にせん断力が生じている。従って、せん断工程Bでは、せん断ロール4による面圧とろ布2のせん断力が掛かり、汚泥の液分がろ布2を通して外部に排出される。
せん断ロール4の径は後段の圧搾工程に必要な含水率や汚泥性状に応じて適宜設定する。
加圧工程Cでは、ろ布2が中心ロール1に巻き掛けられており、加圧ろ布13がろ布2を押圧して脱水している。ろ布2には中心ロール1から掛かる面圧と、せん断工程Bと同様にせん断力が加わる。更に、ろ布2には加圧ろ布13が当接して押圧しているため、加圧ろ布13による押しつけ力も加わり脱水が行われる。
圧搾工程Dでは、ろ布2を押圧する加圧ろ布13と、間接ロール6に巻きかけて中心ロール1方向に押しつけ力を加える加圧ろ布13により圧搾されている。
ここでは加圧工程C同様、中心ロール1からの面圧、せん断力、加圧ろ布13による押圧が加わっている。更に、間接ロール6に巻き掛けた加圧ろ布13の張力が、間接ロール6を中心ロール1方向に押し付けるため、間接ロール6による線圧も加わる。従って、上述した工程の中で圧搾工程Dが最も高い圧力を受けて脱水されている。
圧搾工程Dを通過した脱水ケーキは排出部8で排出される。
せん断ロール4の径を大きくしていくとせん断工程B、加圧工程Cの期間が長くなり、圧搾工程Dの期間を短くすることができ、せん断ロール4の径は汚泥性状に合わせて適宜設定する。
≪2重掛け漸増仕様≫
図1では間接材6を同一の大きさの間接ロール6として、等間隔で配設しているが、間接材6の構成を変更することで目的に合わせた運用が可能となる。
図3は本発明に係る加圧ろ布を2重に掛けた圧力漸増型ベルトプレスの要部側面図である。
圧力漸増型のベルトプレスでは、間接ロール6の構成によってろ過圧力を漸増させている。
利用する間接ロール6は、最終段の圧搾工程Dで圧搾作用が進むにつれ、ロールの径と配設する間隔を、段階的に大きくなるよう配設している。
具体的には圧搾工程Dで加圧ろ布13と最初に当接する間接ロール6を最も小さな間接ロール6とし、脱水ケーキの排出側で最も大きな間接ロール6となるよう、排出部8に向かって段階的に間接ロール6の径を大きくし、それに伴って間接ロール6の間隔を広げて配設している。
加圧ろ布13を2重に掛けた圧力漸増型ベルトプレスの濃縮工程A、せん断工程B、加圧工程Cでは、通常の2重掛けベルトプレスと同様の脱水が行われる。
圧搾工程Dでは、加圧ろ布13間には小径の間接ロール6から配設されており、脱水ケーキの排出側に向かって徐々に大きい間接ロール6を配設する。
間接ロール6は中心ロール1に当接したろ布2に圧力を加える際、間接ロール6の径と配設間隔によって加える圧力が変動する。小径の間接ロール6を狭い間隔で配設する場合、一つの間接ロール6に巻き掛ける加圧ろ布13の巻き掛け角は大きくなる。巻き掛け角が大きいと中心ロール1方向の押しつけ力が小さくなるため、間接ロール6が中心ロール1に当接したろ布2に加える線圧は小さくなる。逆に大径の間接ロール6を広い間隔で配設する場合、一つの間接ロール6に巻き掛ける加圧ろ布13の巻き掛け角は小さく、中心ロール1方向の押しつけ力は大きい。従って、大きい間接ロール6が中心ロール1に当接したろ布2に加える線圧は大きくなる。
これらのことから、間接ロール6の径と間隔が排出側に向かって徐々に大きくなるよう配設することで、中心ロール1と間接ロール6に挟まれたろ布2は、汚泥の排出側で最も大きな線圧を受けることになる。
≪2重掛け低圧仕様≫
図4は本発明に係る加圧ろ布を2重に掛けた低圧仕様型ベルトプレスの要部側面図である。
低圧仕様型ベルトプレスは間接ロール6の大きさを変えず、中心ロール1と中心ロール1に当接していたろ布2の間に複数の減圧ロール11・・・を回転自在に配設したものである。
また、減圧ロール11と間接ロール6は千鳥状に配設し、減圧ロール11は間接ロール6の移動軸上に配設しない。
本実施例では減圧ロール11と間接ロール6は千鳥状に配設しているが、隣接段の間接ロール6の移動軸上に減圧ロール11を配設していなければ間接ロール6の押しつけ力を分散するという減圧効果が得られるため、減圧ロール11の配設位置は汚泥性状によって適宜設定する。
図5は本発明に係る加圧ろ布を2重に掛けた低圧仕様型ベルトプレスの要部拡大図である。
通常の2重掛けベルトプレスの構造とは異なり、減圧ロール11を中心ロール1上に配設することで、ろ布2が中心ロール1と当接しないようにしている。間接ロール6は減圧ロール11と千鳥状に配設しているため、間接ロール6から伝わる押しつけ力は分散され、ろ布2に強い線圧が掛からない。
従って、圧搾工程Dでろ布2と加圧ろ布13は減圧ロール11と間接ロール6に交互に当接し、面圧を掛けられながら圧搾される。
この様に減圧ロール11を配設することで、低圧の脱水も可能となり、処理汚泥によってベルトプレスの運転を変更できる。
≪2重掛け低圧漸増仕様≫
図6は本発明に係る加圧ろ布を2重に掛けた低圧漸増仕様型ベルトプレスの要部側面図である。
図6は前記漸増加圧仕様(図3)と低圧仕様(図4)とを組み合わせたものである。中心ロール1と中心ロール1に当接したろ布2の間に減圧ロール11を複数配設し、圧搾工程Dで加圧ろ布13に当接する間接ロール6は、ロールの径と配設間隔を漸増させるように配設している。
ろ布2と中心ロール1の間には複数の減圧ロール11・・・を配設する。また、減圧ロール11と間接ロール6は千鳥状に配設し、互いの移動軸上からずらして配設する。従って、圧搾工程Dで間接ロール6の配設間隔は徐々に広くなるため、ろ布2と当接する減圧ロール11の配設間隔も徐々に広くなる。
圧搾工程Dでは、ろ布2と加圧ろ布13が減圧ロール11と間接ロール6に交互に当接し面圧を掛けられる。減圧ロール11により間接ロール6の押しつけ力が分散されているが、間接ロール6が徐々に大きくなるため、間接ロール6の押しつけ力は段階的に上昇している。
従って、減圧ロール11により漸増加圧仕様より低圧ではるが、漸増加圧仕様と同様に徐々に圧力が高くなる脱水が行える。
≪4重掛け≫
図7は本発明に係る加圧ろ布を4重に掛けたベルトプレスの概略側面図である。
中心ロール1に加圧ろ布13を4重に掛けるベルトプレスは、汚泥を供給する汚泥供給部3と、汚泥を挟んで脱水する上下一対の無端状のろ布2,2と、ろ布2を押圧する加圧ろ布13と、加圧ろ布13を四回掛け回す中心ロール1と、ろ布2及び加圧ろ布13を中心ロール1に案内するせん断ロール4と、加圧ろ布13を中心ロール1に向かって回帰させるために巻き掛ける第一ロール5a、第二ロール5bと、中心ロール1上を4重に対向して走行する加圧ろ布13間に配設する間接材6と、ろ布2を駆動する駆動ロール7、7と、汚泥を排出する排出部8と、ろ布2と加圧ろ布13のテンションを調整する緊張ロール9と、で構成される。以下、2重掛けと同様に間接材6は間接ロール6を用いる。
間接ロール6は中心ロール1の周辺に沿って三段で構成し、外側から一段目を間接ロール6a、二段目を間接ロール6b、三段目を間接ロール6cとする。
まず加圧ろ布13は、中心ロール1周辺に配設した間接ロール6aに当接して巻き掛けてある。間接ロール6aに巻き掛けた加圧ろ布13は、続けて第一ロール5aに巻き掛ける。第一ロール5aに巻き掛けた加圧ろ布13は中心ロール1方向に回帰させて間接ロール6aより内側に配設した間接ロール6bに巻き掛ける。この時、加圧ろ布13は間接ロール6aの中心ロール1側を通るように走行させる。
同様に、間接ロール6bに巻き掛けた加圧ろ布13を第二ロール5bに巻き掛けて回帰させた後、間接ロール6bの内側に配設した間接ロール6cに巻き掛ける。ここでも加圧ろ布13は間接ロール6bの中心ロール1側を通るように走行させ、加圧ろ布13を間接ロール6b、間接ロール6c間で挟持するよう走行させる。
そして、間接ロール6cに巻き掛けた加圧ろ布13はろ布2の下からせん断ロール4に巻き掛け、ろ布2に沿って中心ロール1に巻き掛ける。中心ロール1に巻き掛けた加圧ろ布13は間接ロール6cの中心ロール1側を通るよう走行させ、加圧ろ布13は間接ロール6cと中心ロール1に巻き掛けたろ布2で挟持するよう走行させる。
中心ロール1に当接した一対のろ布2、2に沿って走行する加圧ろ布13は、ケーキ排出部8でろ布2と離間し、案内ロール14を介して無端状に走行させる。
各間接ロール6a、6b、6cを中心ロール1の中心から放射線状に移動自在に配設しているので、加圧ろ布13を走行させると、加圧ろ布13の張力は、それぞれ間接ロール6a、6b、6cを介して中心ロール1側を走行する加圧ろ布13に押しつけ力を伝える。
間接材6としては2重掛けのベルトプレスと同様のものが利用できる。間接ロール6を利用する場合、各段の間接ロール6a、6b、6cはロールによる面圧を連続的に掛けるため、千鳥状に配設する。
なお、各段の間接ロール6a、6b、6cの移動軸を同一線上とすれば、間接ロール6間で加圧ろ布13に線圧を加えることも可能で、強い圧力を掛けることもできる。
中心ロール1周辺を走行する加圧ろ布13は、それぞれ間接ロール6a、6b、6cに巻き掛けた外側の加圧ろ布13から、中心ロール1側の加圧ろ布13に向かって走行する。外側の加圧ろ布13はそれぞれ間接ロール6a、6b、6cを介して内側の加圧ろ布13へ押しつけ力を掛けるため、中心ロール1側の加圧ろ布13に近づくほど外側の加圧ろ布13の押しつけ力が加わり、高い圧力が掛けられている。従って、加圧ろ布13の重なる区間をずらして、脱水後期に全ての加圧ろ布13が重なるように構成すると、低い圧力から徐々に高い圧力で脱水するようになるため、急激に圧力を掛けた際に生じるサイドリークが発生せず、適切な脱水を行える。
≪4重掛け詳細≫
図8は本発明に係る加圧ろ布を4重に掛けたベルトプレスの要部側面図である。
本発明の4重掛けのベルトプレスの中心ロール1に掛け回した一対のろ布2、2は、2重掛けのベルトプレス同様、濃縮工程A、せん断工程B、加圧工程C、圧搾工程Dを具備する。これらのろ布2は一対の無端状ろ布2、2が重なり合って構成されており、ろ布2、2間には汚泥が供給されている。
加圧ろ布を4重に掛けたベルトプレスの濃縮工程A、せん断工程B、加圧工程Cでは、通常の2重掛けベルトプレスと同様の脱水が行われる。
加圧ろ布13を4重に掛けるベルトプレスでは2重に掛けるベルトプレスと異なり、圧搾工程Dの中に圧搾工程D1、D2、D3と3つの工程を有する。
圧搾工程Dは、加圧ろ布13を間接ロール6cに巻き掛けてある場所からを圧搾工程D1とし、同様に間接ロール6bに巻き掛けてある場所からを圧搾工程D2、間接ロール6aに巻き掛けてある場所からを圧搾工程D3とする。
圧搾工程D1では、ろ布2に当接した加圧ろ布13の押しつけ力が加わっており、さらに間接ロール6cが当接する場所では、間接ロール6cに巻き掛けた加圧ろ布13の押しつけ力が、間接ロール6cを介して加わる。従って、加圧工程Cより高い圧力での圧搾が行われる。圧搾工程D1の区間は、せん断ロールの径と第一ロール5aの配設位置によって適宜設定できる。
圧搾工程D2では、ろ布2に上記圧搾工程D1で掛かる押しつけ力に加えて、間接ロール6bに巻き掛けた加圧ろ布13の押しつけ力が加わる。従って、ろ布2には圧搾工程D1より高い圧力が加わる。圧搾工程D2の区間は、第一ロール5aの径、配設位置によって設定できる。
圧搾工程D3では、ろ布2に上記圧搾工程D1、D2で掛かる押しつけ力に加えて、間接ロール6aに巻き掛けた加圧ろ布13の押しつけ力が加わる。従って、ろ布2には圧搾工程D2より高い圧力が加わり、圧搾工程Dの中では最も高い圧力が掛かっている。つまり圧搾工程Dでは、D1、D2、D3の順に圧搾力が徐々に大きくなる。圧搾工程D3の区間は、第一ロール5aの径、配設位置によって設定できる。
≪4重掛け減圧≫
図9は本発明に係る加圧ろ布を4重に掛けた低圧仕様型ベルトプレスの要部側面図である。
中心ロール1に4重に加圧ろ布13を掛け回すベルトプレスは2重掛けベルトプレス同様、低圧仕様の構成をとることもできる。中心ロール1と中心ロール1に当接していたろ布2の間に複数の減圧ロール11・・・を配設している。
減圧ロール11は中心ロール1に回転自在に当接し、ろ布2は減圧ロール11を介して中心ロール1に巻き掛けてある。
減圧ロール11・・と間接ロール6・・・は千鳥状となるよう配設する。それにより、減圧ロール11と間接ロール6でろ布2と加圧ろ布13を直接挟み込むような強い線圧が加わらない。
減圧ロール11に巻き掛けたろ布2は、間接ロール6により押しつけ力を受けるが、ろ布2と加圧ろ布13が減圧ロール11と間接ロール6に交互に当接して面圧を加えている。減圧ロール11により押しつけ力が分散されるため、通常の4重掛けのベルトプレスより圧搾圧力は低下する。
この様に減圧ロール11を配設することで、低圧の脱水も可能となり、処理汚泥によってベルトプレスの運転を適切なものに変更できる。
また、本実施例のベルトプレスは加圧ろ布13を2重掛け、4重掛けとしているが、3重掛け、4重掛け以上の多重に巻き掛ける形態をとることも可能である。
≪フレーム≫
図10は本発明に係るベルトプレスの間接材を支持するフレームの側面図である。
フレーム10は中心ロール1の左右に立設され、間接材6、ここでは間接ロール6が、中心ロール1の中心から放射線状に移動自在となるよう、間接材6の可動域に配設する。フレーム10は、間接材6を挿入支持する放射線状の支持穴12を有しており、間接材6が挿通自在、更に中心ロール1の中心から放射線状に移動自在に支持できる。
図示しないが、その他のベルトプレスの形態においても、それぞれ対応した支持穴12をフレーム10に形成することで間接材6を支持することができるため、同様のフレーム10を利用することができる。また、減圧ロール11を支持するフレームとしても利用できる。
フレーム10には間接材6が軸方向へ移動しないように保護板を設けてもよい。ベルトプレスの運転中にフレーム10の外に保護板を配設することで、ろ布2の蛇行により間接材6が左右にずれることや、支持穴12からの落下を防止することができる。また、保護板を着脱自在とすることで、メンテナンス時に取り外せば間接材6の装着、取り外しが容易に行える。アクリルガラス等の透過性を有する素材を用いると、ベルトプレス運転中に間接材6の不具合がすくさま発見できる。
フレーム10は間接材6を支持できるようなものであればどのようなものでもよいが、実施例でフレーム10は平板状で中心ロール1の軸周辺に開口を設けているため、メンテナンス等の作業性がよくなっている。
この様なフレーム10で間接材6を支持することにより、ろ布2による外側からの押しつけ力を中心ロール1方向に伝えることができる。
また、本実施例では支持穴12が放射線状に形成されているが、支持穴12を放射曲線状、あるいは平行状等、間接ロール6が中心ロール1の円周面から離接自在に支持できるのであればどのような支持穴12でも構わない。
本発明に係るベルトプレスは中心ロールに掛け回したろ布の上から加圧ろ布を複数回掛け回すことで、掛け回された加圧ろ布の押圧により中心ロールに巻き掛けたろ布を加圧するベルトプレスである。一つの中心ロールに何度も加圧ろ布を掛け回すことにより、ろ布には高い脱水圧力が得られる。また少ないロール本数で脱水時間を確保することができるため、装置のコンパクト化が可能となる。ロール本数が少なくてよいことから、ろ布長さは従来より短く、消耗品費が抑えられ、高圧搾用の汚泥処理に適した脱水機となる。
1 中心ロール
2 ろ布
6 間接ロール
8 排出部
10 フレーム
12 支持穴
13 加圧ろ布

Claims (3)

  1. 多数並列したロールに上下一対のろ布(2、2)を走行自在に掛け回し、このろ布(2、2)間に原液を供給すると共に、中心ロール(1)に巻き掛けたろ布(2)を加圧ろ布(13)により押圧して圧搾するベルトプレスにおいて、
    ろ布(2)の上から中心ロール(1)に巻き掛けた加圧ろ布(13)を他のロールで中心ロール(1)と加圧ろ布(13)の間に回帰させ、再度中心ロール(1)に巻き掛けることで中心ロール(1)に加圧ろ布(13)を複数回巻き掛け、
    中心ロール(1)に複数回巻き掛けた加圧ろ布(13)間に、排出部(8)に向かって配置間隔及びロール径が漸増する複数の間接ロール(6・・・)を配設し、
    前記間接ロール(6)を中心ロール(1)の円周面から離接自在とすることで
    中心ロール(1)方向に加圧ろ布(13)の押しつけ力を付与して圧搾力を高める
    ことを特徴としたベルトプレス。
  2. 前記中心ロール(1)に複数の減圧ロール(11・・・)を当接して配設し、減圧ロール(11)を介して中心ロール(1)にろ布(2)を巻き掛けると共に、減圧ロール(11)を隣接段の間接ロール(6)の移動軸上に配設しないことを特徴とする請求項1に記載のベルトプレス。
  3. 前記間接ロール(8)を中心ロール(1)の両端に立設されたフレーム(10)に支持し、該フレーム(10)は間接ロール(6)を挿通自在かつ移動自在に支持する支持穴(12)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルトプレス。
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