JPH024400B2 - - Google Patents

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JPH024400B2
JPH024400B2 JP57223201A JP22320182A JPH024400B2 JP H024400 B2 JPH024400 B2 JP H024400B2 JP 57223201 A JP57223201 A JP 57223201A JP 22320182 A JP22320182 A JP 22320182A JP H024400 B2 JPH024400 B2 JP H024400B2
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JP
Japan
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endless
belt
pressure belt
pressure
guide
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JP57223201A
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JPS59113999A (ja
Inventor
Akitoshi Iwatani
Terukazu Hirata
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Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd filed Critical Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
Priority to JP57223201A priority Critical patent/JPS59113999A/ja
Publication of JPS59113999A publication Critical patent/JPS59113999A/ja
Publication of JPH024400B2 publication Critical patent/JPH024400B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/24Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using an endless pressing band
    • B30B9/241Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using an endless pressing band co-operating with a drum or roller

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は泥状物の脱水装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
下水汚泥のような泥状物を脱水するため、それ
を透水性の一対の濾布間に挟み込んだ上加圧する
ことは、よく知られている。例えば、特公昭56−
15292号でもつてよく知られたベルトスクリーン
プレスは、夫々複数個の案内ロールに懸け回され
た、二枚の無端帯状のワイヤクロスウエツブと、
この二枚のワイヤクロスウエツブを一定の走行区
間互に外接せしめて同一方向へと駆動する案内装
置と、二枚のワイヤクロスウエツブが互に外接せ
しめられている間へと泥状物を供給するために、
上記一定の走行区間の前位に配設された泥状物の
供給装置と、上記一定の走行区間において泥状物
を挟持した一対のワイヤクロスウエツブが加圧ロ
ールのまわりを通るとき、一対のウエツブ間に挟
持された泥状物に一対のウエツブの上から圧力を
加える装置と、からなつていて、上記一定の走行
区間の後位に脱水されたケーキの出口を設けてあ
る。また、このベルトスクリーンプレスは、上記
加圧区間では、巾方向におけるとびとびの位置に
配した多数本の加圧ベルトを、一対のウエツブの
上から、前記加圧ロールに向かつて押しつけるこ
とによつて、泥状物を加圧脱水するようになつて
いる。
このようなベルトスクリーンプレスタイプの脱
水機は、スラツジを挟んだ一対の透水性のウエツ
ブ自体の張力によることなく、一方のウエツブに
内接して緊張せしめられた加圧ベルトによつて、
泥状物が該ベルトと加圧ロールとの間に作用する
挟圧力によつて強力に圧搾されるようになつてい
るので、泥状物を挟持した透水性のウエツブに
は、過大な張力を作用せしめなくてよい。したが
つて、該ウエツブの無端状への縫合部が、ウエツ
ブに作用する張力のために破断するといつたおそ
れが少ないといつた利点が得られる。またこのよ
うなタイプの脱水機は、泥状物を挟持した無端帯
の部分が加圧ベルトと加圧ロール間で面圧縮され
るので、高い脱水率を得ることができる、といつ
た利点ももつている。
特に、特公昭56−15292号に開示されている脱
水機は、上記加圧ベルトを多数条のベルトでもつ
て構成されており、加圧ロールに巻きついた透水
性の外側のウエツブを加圧している多数条の加圧
ベルトは、それらが巾方向において少しづつ離間
されているので、特に脱水率がよいといつた長所
を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この公知の脱水機には、なお 多数条の、無端状の加圧ベルトを、それらを
案内しているロールに対して、等間隔に保つて
懸け回すのには、非常に手数がかかる。
又、多数条の各加圧ベルトの長さを備えて無
端状に接続するのにも、手数を要する。
ロールに掛け回された加圧ベルトの一本が切
れると、それを新しいものと交換しなければな
らないが、この加圧ベルトは、使用中に伸びる
ので、一部の加圧ベルトを交換すると、多数条
の加圧ベルト間に、泥状物に対する加圧力にむ
らを生じることになる。
といつたような問題があつた。
この発明は、このような問題を解決するため
に、一本の加圧ベルトを、一回以上、それの案内
ロール群に巻き懸けると共に、この一本の加圧ベ
ルトを、泥状物をその間に挟持している二枚の無
端帯に対して、該無端帯の巾方向における2以上
の異なつた位置で加圧作用させうるように案内す
ることで、上記加圧ベルトの所要本数を、一本に
まで減少せしめうる、泥状物の脱水装置を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る泥状物の脱水装置は、夫々複数
個の案内ロールに懸け回された二枚の無端帯の少
なくとも一方の無端帯が透水性の濾過媒体にて構
成されると共に、この二枚の無端帯は一定の走行
区間を互いに外接せしめられて同一方向へと駆動
されており、上記一定の走行区間の前位には、二
枚の無端帯間に泥状物を供給するための泥状物の
供給装置が配設されており、上記一定の走行区間
には、無端帯を案内している少なくとも一つの案
内ロールとの間で二枚の無端帯を挟圧して二枚の
無端帯間の泥状物を脱水するための無端帯加圧装
置が配設されており、上記走行区間の後位には、
脱水処理されたケーキを二放の無端帯間から排出
させるための排出口が設けられており、且つ前記
無端帯加圧装置が、無端帯の巾方向におけるとび
とびの適宜間隔を夫々へだてた位置で無端帯に接
して無端帯と共に走行するように案内された、加
圧ベルトでもつて構成されている泥状物の脱水装
置であつて、前記無端帯加圧装置が、少なくとも
三本の平行なロールと、各一本の加圧ベルトに対
してそれぞれ一対宛配設された、一対以上の方向
転換プーリと、上記の少なくとも三本の平行なロ
ールの組に外接して複数回螺旋方向に巻き懸けら
れると共に一対以上の前記方向転換プーリに巻き
懸けられた、任意数の無端状の加圧ベルトと、で
もつて構成されており、上記各加圧ベルトの、ロ
ールの巾方向における複数個所で二本のロール間
に渡された部分の外周面が、前記無端帯の巾方向
におけるとびとびの適宜間隔をへだてた位置で該
無端帯に圧接せしめられていること、及び、該加
圧ベルトの前記無端帯に圧接される走行部分が、
該走行部分の前及び後の部位で、夫々加圧ベルト
に接して、それをロールの巾方向における所定の
位置に保つ、一対の案内装置によつて無端帯の走
行方向に一致せしめられていること、を特徴とし
てなるものである。
〔実施例〕
一実施例を第1〜5図について説明すると、第
1図において、上側に位置する無端帯1は、それ
に内接する多数の案内ロール3〜16とそれに外
接する案内ロール17〜19とに懸け回されてお
り、第1図において下側に位置する無端帯2は、
それに内接する案内ロール21〜34とそれに外
接する案内ロール35,36とに懸け回されてい
て、この一対の無端帯1,2は、案内ロール3〜
12間に懸け回された部分と案内ロール21〜2
9間に懸け回された部分とを互に外接せしめられ
ており、この実施例の無端帯1,2は、共に濾布
のような透水性の濾過媒体でもつて構成されてい
る。また、二本の無端帯1,2を夫々案内してい
る上記案内ロール3〜19及び21〜36のう
ち、案内ロール18及び36を除くすべての案内
ロールは、何れも所定の位置に固定された軸受
(図示せず)によつて定位置に支承されており、
案内ロール18及び36の軸受(図示せず)が、
夫々、第1図上矢印A及びB方向に附勢されてい
て、二本の無端帯1,2には、夫々適当な張力が
付与されている。またこの二本の無端帯は、案内
ロール29に駆動源20から入力された駆動力に
よつて、無端帯2が矢印D方向に走行駆動される
と、それに接している無端帯1が連動して、矢印
C方向に走行せしめられるようになつている。
この実施例の脱水装置には、上側の無端帯1が
案内ロール19,15間に懸け渡されている部分
の上方位に、給泥トラフ37が配設されていて、
この給泥トラフ37の第1図における左端位置か
ら、透水性の無端帯1の上へと、泥状物が供給さ
れるようになつている。案内ロール19,15間
の重力濾過ゾーン38の左端位置で、無端帯1の
上に供給された泥状物は、この透水性の無端帯1
が案内ロール19,15間を第1図上右方向に走
行している間では、その上で、泥状物自体の重力
によつて濾過される。このため、この重力濾過ゾ
ーン38の下方には、濾液受パン39が配設され
ている。
上記重力濾過ゾーン38で濾布1により重力濾
過された泥状物は、案内ロール34,21間の無
端帯2の上に落下し、二枚の無端帯1,2が互に
外接せしめられている部位の、二枚の無端帯1,
2間に送り込まれる。一方の透水性の無端帯1
が、それに内接する案内ロール3〜12に懸け回
され、他方の透水性の無端帯2が、それに内接す
る案内ロール21〜29に懸け回されている区間
40では、二枚の無端帯1,2は互に外接せしめ
られ、両無端帯1,2がそれら自体の張力によつ
て互いに圧接されているので、二枚の透水性の無
端帯1,2間に挟持された泥状物Sは、この走行
区間では、無端帯1,2の張力によつて加圧脱水
される。
二枚の無端帯1,2が、互に外接して同一方向
に走行する上記加圧脱水区間40の後位には、二
枚の無端帯1,2間で脱水処理された泥状物のケ
ーキを二枚の無端帯1,2間から排出させる、排
出口41が形成されており、この排出口41を構
成している一対の案内ロール12,29には、該
案内ロール12,29に夫々案内されて互に遠ざ
かる方向へと案内されている部分の無端帯1,2
の外表面に接してケーキを除去する、スクレーパ
42,43が夫々対設されている。
また、この発明の脱水装置には、上記のような
二枚の無端帯1,2が、その間に泥状物を挟んで
走行する加圧脱水区間40の一部に、少なくとも
一つの案内ロールとの間で、この二枚の無端帯を
該案内ロール向きに押圧して、二枚の無端帯間に
挟持されている泥状物を加圧するための、無端帯
加圧装置50が配設されており、この無端帯加圧
装置50は、無端帯2の巾方向において夫々適宜
間隔αをへだてたとびとびの位置で、無端帯2の
内周面に圧接して無端帯2と共に走行するように
案内された、平ベルト、Vベルト又はロープ等か
らなる、加圧ベルトでもつて構成されているので
あるが、この発明にしたがつた無端帯加圧装置5
0は次のように構成されている。
すなわち、第1の実施例の詳細を第2〜5図に
ついて説明すると、この実施例の無端帯加圧装置
50は、前記案内ロール10に平行な三本の案内
ロール51,52,53と、一対の方向転換プー
リ54,55とに、次のように懸け回された一本
の偏平な加圧ベルト60でもつて構成されてい
る。すなわち、この一本の加圧ベルト60は、加
圧ベルト60に内接する三本の案内ロール51,
52,53の組に対しては、その巾方向における
一側から、他側に向けてのみ、前記間隔αに等し
いピツチの螺旋方向に沿つて懸け回されており、
上記巾方向における他側から一側に向けては、加
圧ベルト60に内接する一対の方向転換プーリ5
4,55のみを介して巾方向に案内されている。
そして、この加圧ベルト60は、一対のロール
51,52間に架け渡された多数条の各部分60
aが、前記αのピツチを保つた巾方向におけると
びとびの位置で、前記無端帯2の内周面に接し、
無端帯2を案内ロール10の円周面に向けて押圧
している。
また、この加圧ベルト60には、それが2本の
案内ロール52,53間に架け渡されている多数
条の各部分60bの適所と、それが2本の案内ロ
ール53,51間に架け渡されている多数条の各
部分60cの適所とに、夫々、次のような案内装
置57,58を配設してあつて、この加圧ベルト
60が前記無端帯2に圧接される各走行部分60
aは、この案内装置57,58によつて、無端帯
2の走行方向に一致するように案内されている。
すなわち、案内装置57は、ロール51に近い位
置で、ロール51等を軸架している両側の機枠
(図示せず)間に架け渡された本体57aと、こ
の本体57aから突設された多数の歯57b,5
7b…とからなる、櫛状のもの、でもつて構成さ
れていて、この案内装置57の個々の各歯57b
の部分は、ロール51の近くで、夫々、一対のロ
ール53,51間に架け渡されている加圧ベルト
部分60cの一側面に接しており、案内装置58
は、ロール52に近い位置で、ロール52を軸架
している両側の機枠(図示せず)間に架け渡され
た本体58aと、この本体58aから突設された
多数の歯58b,58b…とからなる、櫛状のも
の、でもつて構成されていて、この案内装置58
の個々の各歯58bの部分は、ロール52の近く
で、夫々、一対のロール52,53間に架け渡さ
れている加圧ベルトの部分60bの他側面に接し
ていて、この一対の案内装置57,58でもつ
て、加圧ベルト60の前記多数条の各部分60a
は、無端帯2に接している部分が、無端帯2の走
行方向に一致せしめられている。
次に、上記実施例についてその作用を説明する
と、上記実施例の無端帯加圧装置50は、無端帯
2の巾方向において夫々適宜の間隔をへだてたと
びとびの位置で、無端帯2の内周面に圧接して、
無端帯2と共に走行するように案内された、多数
条の加圧ベルトの各部分60aが、一本の無端状
の加圧ベルト60でもつて構成されているので、
このような加圧装置50にあつては、それが懸け
回されている三本のロール51,52又は53の
何れか1本の軸受位置を変位させると、例えばロ
ール53の位置を第2図の上で下向に変位させる
と、加圧ベルト60に所望の張力を付与すること
ができ、しかも、この加圧ベルト60が、無端帯
2の巾方向におけるとびとびの位置で、第6図に
示す如く、該無端帯2の内周面に接し、該無端帯
2を案内ロール10の内周面に向けて押して、泥
状物Sに作用せしめている多数条の各部分60a
の張力をして、常に均一ならしめうるものであ
る。
なお、ロール53の位置を第2図の上で上下に
変位させて加圧ベルト60の張力を調節可能とし
た場合であつて、プーリ54,55が第2,3図
に示したような位置関係に配列されている場合で
あれば、例えば、一対の方向転換プーリ54,5
5間の加圧ベルトの部分60eの走行方向に沿つ
た中心線、つまり第2図上のX点であつて第3図
上のX−X線に相当する位置、を支点とする回動
自在な軸受枠(図示せず)を設けておいて、この
軸受枠の上に、ロール53の軸受及び方向転換プ
ーリ54の軸受を固設しておくと、上記軸受枠を
上記X−X線を支点として回動変位させること
で、ロール53を第2図の上で上下変位させると
同時にロール53の上下変位に連動して方向転換
プーリ54の軸受を変位せしめ、加圧ベルト60
が方向転換プーリ54,55から外れないように
保ちつつ、加圧ベルト60の張力を調節できるも
のである。
しかも、この実施例のように、加圧ベルト60
が無端帯2に圧接される部分の前後の部位に配し
て、加圧ベルトの案内装置57,58を配設して
おくときは、加圧ベルト60が、三本で一組のロ
ール51,52,53に対して、それらに外接し
て螺旋方向に巻き懸けられていても、該加圧ベル
ト60が巾方向におけるとびとびの位置で無端帯
2に押圧接触して共回りする多数条の各部分60
aは、上記案内装置57,58によつて、無端帯
2と平行な同一の走行方向に案内されていること
になるので、濾布のような透水性の無端帯2を、
巾方向において一方向に偏倚させるおそれがな
い。
なお、上記実施例における加圧ベルト60の多
数条の各部分60cの案内装置は、櫛状のもの5
7に構成されていたが、この部分の案内装置は、
他の実施例においては、これを、加圧ベルト60
の多数条の各部分60cを夫々挿通せしめうる、
多数の溝157b,157b…を備えた板条のも
の157(第7図)、又は多数の孔257b,2
57b…を備えた板条のもの257(第8図)に
構成してもよい。加圧ベルト60の多数条の部分
60bの案内装置についても同様である。更にま
た、他の実施例においては、上記したような各案
内装置57,58,157及び257等は、これ
を廃して、一対のロール51,52の各円周面の
巾方向における同一の間隔位置に、前記加圧ベル
ト60の多数条の部分が夫々嵌合しうる如き多数
の環状溝を形成しておいてもよい(図示せず)。
また、上記実施例においては、三本で一組のロ
ール51,52,53に対して右巻きの螺旋方向
に巻き懸けられた加圧ベルト60が、第3図上に
おける下端位では、ロール53に接した上で、方
向転換プーリ54の方向に案内されている例を示
したが、他の実施例においては、第9図に示すよ
うに、第3図上の下端位まで達したロール52と
方向転換プーリ54間の加圧ベルトの部分60d
が、ロール53に接触しない位置を選択して、方
向転換プーリ54,55を設けてもよく、その場
合には、加圧ベルト60の張力は、ロール53の
軸受の位置を上下に移動調節することのみのよつ
て、容易に行える。更にまた、他の実施例におい
ては、第10図に示すように、ロール53の下位
にプーリ59を配設して、第3図上の下端位まで
達したロール52と方向転換プーリ54間の加圧
ベルトの部分60dを、このプーリ59に懸け回
してもよいのであつて、この場合には、このプー
リ59の位置を上下に変更調節すると共に、該位
置の上下変動に同調せしめて、方向転換プーリ5
4の軸受枠(図示せず)を、方向転換プーリ5
4,55間の加圧ベルトの部分60eの長手方向
の中心線に相当する、前記X−X軸回りで回動変
位させると、加圧ベルト60の張力を調節でき
る。
上記各実施例においては、無端帯の加圧装置5
0における加圧ベルトを、一本の加圧ベルト60
でもつて構成し、且つ加圧ベルト60が無端帯2
に接して走行する部分60aを、巾方向におい
て、無端帯2の走行方向に一致させてある、例を
示したが、他の実施例においては、上記における
加圧ベルト60は、これを2本以上の複数となし
て、各加圧ベルト毎に、各一対宛の前記一対の方
向転換プーリ54,55同様の方向転換プーリ
と、前記一対の案内装置57,58同様の案内装
置を配設して(図示せず)、2本以上の各加圧ベ
ルトが無端帯2に接して走行する部分を、夫々、
無端帯の走行方向に一致せしめてもよいことは、
容易に理解されよう。
また、第1図に示した実施例においては、互に
外接せしめた一対の無端帯1,2を、それの加圧
装置50を構成しているロール51,52とは別
の案内ロール27,28に巻き懸けてある例を示
したが、他の実施例においては、上記案内ロール
27,28の一方若しくは双方を廃して、一対の
無端帯1,2を、直接加圧ベルト60の上から、
ロール51,52の一方又はその双方に巻き懸け
て、ロール51,52間の多数条の加圧ベルトの
各部分60aに接している一対の無端帯1,2の
部分を、案内ロール10に巻き懸けてもよい(第
11図)。
更にまた、第1図に示した実施例においては、
上記したような無端帯の加圧装置50が一個しか
配されていない例を示したが、他の実施例におい
ては、上記第2〜10図について説明したような
加圧装置は、これを、必要に応じて、一対の無端
帯1,2が互に外接して案内されている加圧脱水
ゾーンの任意の位置に配して、公知例(特公昭56
−15292)のように2個以上配設してもよいこと
は、言うまでもない。
〔発明の作用効果〕
以上、この発明に係る泥状物の脱水装置を実施
例について説明したが、この発明にしたがつた泥
状物の脱水装置は、その間に泥状物Sを挟んでい
る2枚の無端帯を、それを案内しているロールと
の間で挟圧するための無端帯加圧装置が、より詳
しくは、無端帯の巾方向におけるとびとびの間隔
をへだてた位置で無端帯に接する多数条の加圧ベ
ルトの部分が、特に、少なくとも三本の平行なロ
ールに外接して螺旋方向に巻き懸けられた任意数
の無端状の加圧ベルトの、該加圧ベルトが、上記
三本のうちの二本のロールに、該ロールの巾方向
における複数個所で懸け渡された各部分でもつて
構成されており、該加圧ベルトは、上記二本のロ
ール間に懸け渡された多数条の各部分を、前記無
端帯の巾方向におけるとびとび適宜間隔を隔てた
位置で、無端帯に圧接せしめられているので、上
記加圧ベルトの本数を少なくしておけば、例え
ば、実施例のようにその数を一本(又は二本程
度)となしておけば、該加圧ベルトを、三本一組
のロールに螺旋方向に懸け回すと共に、それを方
向転換プーリに懸けて、該加圧ベルトがロールの
巾方向においては循環走行せしめられるようにす
るだけで、公知の、多数本の加圧ベルトを、上記
ロールの巾方向におけるとびとびの等間隔位置に
夫々巻き懸けて、これらの多数本のベルトを等間
隔に保つて懸け回した状態を、簡単に得ることが
できる。何故なら、三本で一組のロールに対して
螺旋方向に巻懸けられた部分の加圧ベルトは、そ
れに一定の張力を与えて、それを走行させると、
自然に、螺旋のピツチに等しい間隔を付与されて
安定することになるからである。
しかも、上記のようにして、少なくとも三本で
一組のロールに対して螺旋方向に巻き懸けられた
加圧ベルトは、それに一定の張力を与えると、巾
方向におけるとびとびの位置で無端帯に接して無
端帯を案内ロール方向に押圧している、多数条の
各部分の張力が、自動的に均一になるものであ
る。
したがつて、この発明にしたがえば、冒頭に述
べた〜の欠点はすべて解消される。
また、この発明の装置では、加圧ベルトの、無
端帯に圧接される走行部分が、該走行部分の前及
び後の部位で夫々加圧ベルトに接してそれをロー
ルの巾方向における所定の位置に保つための案内
装置によつて、無端帯の走行方向に一致せしめら
れているので、加圧ベルトは、その本数が例えば
一本又は三本といつたような奇数本であつても、
また、それが前記三本で一組の平行なロールに対
して螺旋方向に巻き懸けられていても、該加圧ベ
ルトが巾方向におけるとびとびの位置で無端帯の
押圧接触して共回りしている多数条の各部分は、
それらが、上記案内装置によつて、必ず無端帯と
平行な同一の走行方向に案内されていることにな
る。
したがつて、この発明の装置では、濾布のよう
な透水性の無端帯が、それに加圧作用するこの加
圧ベルトによつて、巾方向において一方向に偏倚
されるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る泥状物の脱水装置の一
実施例を示した概略側面図、第2図は無端帯加圧
装置の部分を取り出して示した側面図、第3図は
同平面図、第4図は第2図の−線に沿つた断
面図、第5図は方向転換プーリの作用を示した斜
視図、第6図は第2図の−線に沿つた断面
図、第7,8図は夫々加圧ベルトの案内装置の他
の実施例を示した正面図、第9,10図は夫々無
端帯加圧装置の他の実施例を示した側面図、第1
1図は更に他の実施例を示した無端帯加圧装置の
概略側面図である。 1,2……無端帯、3〜36……案内ロール、
37……給泥トラフ(泥状物の供給装置)、41
……ケーキの排出口、50……無端帯加圧装置、
51,52,53……ロール、54,55……方
向転換プーリ、57,58,157,257……
案内装置、60……加圧ベルト、60a……加圧
ベルトの部分、S……泥状物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 夫々複数個の案内ロールに懸け回された二枚
    の無端帯の少なくとも一方の無端帯が透水性の濾
    過媒体にて構成されると共に、この二枚の無端帯
    は一定の走行区間を互いに外接せしめられて同一
    方向へと駆動されており、上記一定の走行区間の
    前位には、二枚の無端帯間に泥状物を供給するた
    めの泥状物の供給装置が配設されており、上記一
    定の走行区間には、無端帯を案内している少なく
    とも一つの案内ロールとの間で二枚の無端帯を挟
    圧して二枚の無端帯間の泥状物を脱水するための
    無端帯加圧装置が配設されており、上記走行区間
    の後位には、脱水処理されたケーキを二枚の無端
    帯間から排出させるための排出口が設けられてお
    り、且つ前記無端帯加圧装置が、無端帯の巾方向
    におけるとびとびの適宜間隔を夫々へだてた位置
    で無端帯に接して無端帯と共に走行するように案
    内された、加圧ベルトでもつて構成されている泥
    状物の脱水装置であつて、前記無端帯加圧装置
    が、少なくとも三本の平行なロールと、各一本の
    加圧ベルトに対してそれぞれ一対宛配設された、
    一対以上の方向転換プーリと、上記の少なくとも
    三本の平行なロールの組に外接して複数回螺旋方
    向に巻き懸けられると共に一対以上の前記方向転
    換プーリに巻き懸けられた、任意数の無端状の加
    圧ベルトと、でもつて構成されており、上記各加
    圧ベルトの、ロールの巾方向における複数個所で
    二本のロール間に渡された部分の外周面が、前記
    無端帯の巾方向におけるとびとびの適宜間隔をへ
    だてた位置で該無端帯に圧接せしめられているこ
    と、及び、該加圧ベルトの前記無端帯に圧接され
    る走行部分が、該走行部分の前及び後の部位で、
    夫々加圧ベルトに接して、それをロールの巾方向
    における所定の位置に保つ、一対の案内装置によ
    つて無端帯の走行方向に一致せしめられているこ
    と、を特徴とする泥状物の脱水装置。 2 無端帯に圧接された部分の前又は後の部位で
    加圧ベルトに接する前記加圧ベルトの案内装置
    が、加圧ベルトの側面に接する多数の歯を備えた
    櫛状のものである、特許請求の範囲第1項に記載
    の泥状物の脱水装置。 3 無端帯に圧接された部分の前又は後の部位で
    加圧ベルトに接する前記加圧ベルトの案内装置
    が、加圧ベルトを挿通せしめうる多数の溝を備え
    た板状のものである、特許請求の範囲第1項に記
    載の泥状物の脱水装置。 4 無端帯に圧接された部分の前又は後の部位で
    加圧ベルトに接する前記加圧ベルトの案内装置
    が、加圧ベルトを挿通せしめうる多数の孔を備え
    た板状のものである、特許請求の範囲第1項に記
    載の泥状物の脱水装置。 5 前記加圧ベルトが平ベルトである、特許請求
    の範囲第1〜4項のいずれか一つの項に記載の泥
    状物の脱水装置。 6 前記加圧ベルトがVベルトである、特許請求
    の範囲第1〜4項のいずれか一つの項に記載の泥
    状物の脱水装置。 7 前記加圧ベルトがロープである、特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれか一つの項に記載の泥状
    物の脱水装置。 8 前記加圧ベルトを巻き懸けられた三本の平行
    なロールの組にうち一本が、前記無端帯を懸け回
    した案内ロールのうちの一つである、特許請求の
    範囲第1〜7項のいずれか一つの項に記載の泥状
    物の脱水装置。 9 前記加圧ベルトを巻き懸けられた三本の平行
    なロールの組のうちの二本が、前記無端帯を懸け
    回した案内ロールのうちの二つである、特許請求
    の範囲第1〜7項の何れか一つの項に記載の泥状
    物の脱水装置。
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JPS6135357U (ja) * 1984-08-03 1986-03-04 松下電工株式会社 回路遮断器の構造

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