JP6094158B2 - 画像形成装置およびカール矯正方法 - Google Patents
画像形成装置およびカール矯正方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6094158B2 JP6094158B2 JP2012248521A JP2012248521A JP6094158B2 JP 6094158 B2 JP6094158 B2 JP 6094158B2 JP 2012248521 A JP2012248521 A JP 2012248521A JP 2012248521 A JP2012248521 A JP 2012248521A JP 6094158 B2 JP6094158 B2 JP 6094158B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- curl correction
- curl
- recording medium
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6555—Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
- G03G15/6573—Feeding path after the fixing point and up to the discharge tray or the finisher, e.g. special treatment of copy material to compensate for effects from the fixing
- G03G15/6576—Decurling of sheet material
Description
定着装置は、トナー像を加熱する加熱ローラと加熱ローラに紙を押し付ける加圧ローラとにより構成される。加熱ローラは、トナー像を溶融するために熱源を有し、一定温度に制御される。一方、加圧ローラは、熱源を有しておらず、あるいは熱源を有していたとしても電力消費を抑えるため、加熱ローラより低い温度に設定される。このため、記録媒体の一例である紙の表裏において温度差が生じる。この温度差は、紙の表裏における水分の蒸発量差になり、それは表裏の収縮差になる。これにより、紙にカールが発生する。また、トナーを十分に溶融させるためにニップ部の接触面積を増やしたり、あるいは、定着部材から紙を剥がれ易くするために加熱ローラと加圧ローラとの硬さを異なるものにして、搬送方向に対して屈曲したニップ部を構成することがある。その場合、紙には、ニップ部の形状に倣うカールが発生する。
このようなカール矯正装置は、定着後に発生するカールの状態が、紙の種類やその紙上に形成する画像の濃度、環境湿度などの違いにより異なる結果となる。このため、従来では、紙の種類や画像濃度等の所定のパラメータに応じて、そのカール矯正装置の矯正量を調整するようにしていた。
また特開2011−81341公報(特許文献2)は、定着装置の圧接部を通過した転写材の面近傍の温度または湿度を計測することにより、その後に形成されるカールの量を予測し、的確なカール矯正を行うようにしている。より具体的には、特許文献2の技術では、定着装置の圧接部を通過した転写材の面近傍の温度または湿度を計測する検知手段が温度または湿度の一方または両方に関係する少なくとも1つの物理量からカール推定量を演算し、演算されたカール推定量に対応させて制御値を設定して、カール矯正手段による紙の矯正量を調整している。これにより、定着装置の温度状態や紙の水分状態に変動があっても、適切なカール矯正が行えるようにしている。
図1に示す画像形成部1は、ブラック(K)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびイエロー(Y)のカラーごとに、感光体ドラム3a、3b、3c、3dと、帯電ローラ4a、4b、4c、4dとを備えている。帯電ローラ4a、4b、4c、4dは、各感光体ドラム3a、3b、3c、3dに電荷を帯電させる。カラーごとの各感光体ドラム3a、3b、3c、3dが中間転写ベルト2に沿って並んで配置されている。
さらに画像形成部1は、カラーごとに、光照射装置6a、6b、6c、6dと、ポリゴンミラー5a、5b、5c、5dと、現像装置7a、7b、7c、7dとを備えている。
光照射装置6a、6b、6c、6dは、レーザダイオードなどにより構成されている。ポリゴンミラー5a、5b、5c、5dは、図示しないモータにより高速一定回転で駆動され、各感光体ドラム3a、3b、3c、3dの主走査方向に光ビームを走査する。現像装置7a、7b、7c、7dは、それぞれ現像剤を保持している。
次に、ブラック(K)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびイエロー(Y)に分解された画像信号に応じて各光照射装置6a、6b、6c、6dから光ビームを出力する。これにより、各ポリゴンミラー5a、5b、5c、5dを含む光学系を通して、帯電した感光体ドラム3a、3b、3c、3dの表面に静電潜像を書き込む。各感光体ドラム3a、3b、3c、3dの表面に形成された各色の静電潜像は、各感光体ドラム3a、3b、3c、3dが回動することによって各現像装置7a、7b、7c、7dの方向へと搬送される。そして、各現像装置7a、7b、7c、7dから供給されるトナーが、各感光体ドラム3a、3b、3c、3dの表面の静電潜像に付着することで、各感光体ドラム3a、3b、3c、3d上にトナー像が形成される。
中間転写ベルト2の内側であって各感光体ドラム3a、3b、3c、3dと対向する位置にはそれぞれローラ9a、9b、9c、9dが配置されている。ローラ9a、9b、9c、9dは、中間転写ベルト2の内側に接触し、電源31a、31b、31c、31dによって1次バイアス電圧が印加されている。
各感光体ドラム3a、3b、3c、3d上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム3a、3b、3c、3dの回動に応じて中間転写ベルト2側に搬送される。そして、各感光体ドラム3a、3b、3c、3dと中間転写ベルト2とが接する位置で、各ローラ9a、9b、9c、9dの1次バイアス電圧により、各感光体ドラム3a、3b、3c、3d上のトナー像が中間転写ベルト2上に転写される。
この場合、各感光体ドラム3a、3b、3c、3d上のトナー像、すなわち各色のトナー像は位置を合わせて重畳され、中間転写ベルト2上に多色画像のトナー像が形成される。トナー像の転写が完了した感光体ドラム3は、外周面に残留したトナーを図示しない感光体クリーナにより払拭し、その後、図示しない除電装置により除電して、次の像形成プロセスへと供給される。
転写ローラ23には電源25から電荷が供給され、その静電力により中間転写ベルト2上のトナー像を記録媒体上に一括して転写する。トナー像が形成された記録媒体は、定着装置の加熱された加熱ローラ30と加圧ローラ37との間のニップ部に供給され、加熱及び加圧されることにより記録媒体上にトナー像が定着される。
定着後の記録媒体は、カール矯正装置40でカール矯正を行った後、所定の搬送経路に沿って、排出ローラである排紙ローラにより排出(又は排紙)トレイ50上へ排出される。トナー像を転写した後の中間転写ベルト2は、クリーニングブレードなどにより残留したトナーが除去された後、次の像形成プロセスへと供給される。なお、本実施形態では、定着装置を加熱ローラ30および加圧ローラ37といったローラ状の部材を用いた装置として説明するが、定着装置はベルト状の部材を用いて構成することもできる。
図2は、第一の実施形態の画像形成装置における定着装置およびカール矯正装置周辺の概略構成を示した図である。以下、記録媒体の例示として、紙を用いた場合について説明する。記録媒体としては、紙、加工された紙(コート紙)、フィルムなどが挙げられる。
第一の実施形態の定着装置は、図2に示すように、加熱ローラ30と、この加熱ローラ30に対向する加圧ローラ37とを含む。加熱ローラ30は、パイプ状芯金30aの周面に耐熱性を有しかつ離型性の優れたフッ素樹脂(PFA)などの樹脂層30bが形成されている。そして、パイプ状芯金30aの内側にはヒータ34が備えられ、樹脂層30bの周面に接して温度センサ36が配置されている。
ヒータ34は、ハロゲンヒータや電磁誘導方式のヒータなど、各種ヒータを用いることができる。加熱ローラ30および加圧ローラ37は、図2の矢印で示す方向に回転し、これらが圧接するニップ部(圧接部)35に紙Pを搬送および通過させる。ニップ部35の入口側には、紙の先端をニップ部35に向ける入口ガイド33が設けられている。
定着装置のニップ部35の紙搬送方向(工程の下流側)には、温湿度センサ41が設置されている。温湿度センサ41は、1秒以下の応答性能を有するものを用いることが好ましく、印刷のスループットを向上させる観点からは、0.1秒以下の応答性能を有するものを用いることがより好ましい。
CPU46は、紙Pが温湿度センサ41を通過した領域の温度出力値および湿度出力値の両方を用いて、紙Pの温度と含水率を演算する。なお、出力値は、紙Pが温湿度センサ41、41間を通過するタイミングに同期してサンプリングされる。紙Pが温湿度センサ41を通過期間中に複数回のサンプリングが可能な程度の応答性能を有する場合には、複数のサンプリング点の平均値を用いることができる。なお、紙Pが温湿度センサ41を通過するタイミングは、給紙のタイミングから計ることができるし、あるいは通紙センサなどを用いてもよい。
またCPU46は、加熱ローラ30側の温度センサ36および加圧ローラ37側の温度センサ39にも接続され、これらの温度出力値を取得することもできる。
カール矯正装置40は、紙Pの搬送路を構成するエンドレスベルト45と、該エンドレスベルト45の展張面に対向当接し、紙Pの搬送方向に対応する方向に回転する搬送駆動ローラ42と、ばね43と、カム44とを含んで構成される。
カール矯正装置40は、紙Pに発生したカールを矯正するため、制御装置47により制御されてカム44を駆動し、ばね43によって力を加えることで、上記エンドレスベルト45の搬送駆動ローラ42の巻き付け角度を変更可能としている。これにより、予測されるカール量及びカール矯正効率に応じたカール矯正が紙Pに施される。
そして、本願発明者は、カール矯正装置40の矯正効果が、紙の粘弾性特性により変化し、その特性は紙の温度と含水率で変化することを見出し、さらに、紙の含水率は紙表面近傍の湿度に相関があることを見出した。
なお、カール矯正装置40の構成は、図示した実施形態のものに限定されるものではなく、所定のカール矯正量を制御可能である限り、如何なる構成のカール矯正装置を用いることができる。
図3は、本実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示した図である。
本実施形態の画像形成装置110は、CPU46と、ROM(Read Only Memory)114と、RAM(Random Access Memory)116と、NV−RAM(Non Volatile-RAM)118とを含む。
CPU46は、画像形成および紙の搬送などの画像形成動作、カール矯正装置40の動作を制御する。ROM114は、BIOS(Basic Input/Output System)などを格納する。RAM116は、CPU46の実行空間を提供する。
NV−RAM118は、システム設定情報や紙の種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の関数またはテーブル、後述するカール矯正効率のテーブル、応力緩和特性のテーブル、基準制御値のテーブル等を記憶する。またNV−RAM118は、紙表面近傍の温湿度と含水率の関係式またはテーブル、カール矯正装置40を調整するための制御値算出用データなどを記憶する。なお、テーブルとは、表形式で表現されるデータの集合を言うが、これに限らずデータを集合させたものを意味する。したがって、システム設定情報や紙の種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の関数またはテーブルは、システム設定情報や紙の種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の情報を記憶しているものである。また、カール矯正効率のテーブルは、カール矯正効率の情報を記憶しており、応力緩和特性のテーブルは、応力緩和特性の情報を記憶しており、基準制御値のテーブルは、基準制御値の情報を記憶しているものである。さらに、紙表面近傍の温湿度と含水率との関係式またはテーブルとは、紙表面近傍の温湿度と含水率との関係の情報を記憶していることを意味している。
さらに画像形成装置110は、オペレーションパネルなどの表示装置120および入力装置122と、上記画像形成動作を行うための前述した画像形成部1とを含む。さらに画像形成装置110は、画像読み取り動作を行うためスキャナ126と、画像形成装置110をネットワーク130に接続させるNIC(Network Interface Card)128とを含む。
上記ネットワーク130は、イーサネット(登録商標)やTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのトランザクション・プロトコルによるLAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)や専用線を使用して接続されるWAN(Wide Area Network)などとして構成することができる。しかしながら、ネットワーク130の構成は、特に限定されるものではなく、図示しないルータを介して接続されるインターネットなどを含んでいてもよく、また有線または無線、またはこれらの混合のネットワークとして構成することができる。
サーバ装置150は、紙の種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の関数またはテーブル、後述するカール矯正効率のテーブル、応力緩和特性のテーブル、基準制御値のテーブルなどを一元管理している。またサーバ装置150は、紙表面近傍の温湿度と含水率の関係式またはテーブル、カール矯正装置40を調整するための制御値算出用データなどを一元管理している。そして、サーバ装置150は、ネットワーク130を介した画像形成装置からの要求に応じて、適宜、更新データを送信するサーバ機能を備える。
サーバ装置150は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、ブレードサーバ、サーバ機能を備えた画像形成装置などのコンピュータ装置として構成されている。このため、サーバ装置150は、CPU152、ROM154、RAM156、ディスプレイ装置などの表示装置158、マウスやキーボードなどの入力装置160と、NIC162と、HDD164とを備える。これにより、上述した紙の種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の関数またはテーブル、後述するカール矯正効率のテーブル、応力緩和特性のテーブル、基準制御値のテーブルなどを提供するサーバ機能を実現している。また、紙表面近傍の温湿度と含水率の関係式またはテーブル、カール矯正装置40を調整するための制御値算出用データなどを提供するサーバ機能を実現している。
図4に示すように、画像形成装置の機能ブロック200は、カール矯正量演算部203、カール矯正制御値決定部204、カール矯正制御部206、及び入力部216を含んで構成される。
カール矯正量演算部203は、カール量予測部205と、カール矯正効率予測部202から構成される。入力部216は、給紙カセット51、52に現在供給されている紙の種類等をオペレータから受ける。それを、紙情報(記録媒体情報)214としてRAM116やNV−RAM118などの適切な記憶領域に保持する。紙情報214は、給紙カセット毎に、紙の種類を識別する種類識別値を保持する。この種類識別値は、給紙カセットにセットされている紙を特徴付けるものである。種類識別値と指定される値には、紙の種類が不明であることを示す値、上質紙、再生紙、セミ光沢紙、光沢紙、マット紙などの紙の分類を示す分類値および縦目か横目かの情報を含むことができる。また、紙厚さセンサ207を有しない場合は紙の厚みを指定する厚み値も含む。
紙温度/含水率演算部201は、紙表面近傍の温度と湿度を温湿度センサ41により取得し、紙の温度及び含水率を算出する関数、またはテーブルにより紙の温度と含水率を求める。紙の厚さ情報は紙厚さセンサ207より読み出すか、あるいは紙情報DB208より読み出す。紙の加熱時間に相当する定着ニップ時間は、紙情報214の情報よりニップ時間判断部209で演算、またはテーブル化されたデータを参照して取得する。また、カール矯正装置40のニップ時間も同様に求める。カール矯正効率予測部202は、紙の温度と含水率、紙情報214、カール矯正装置40のニップ時間から紙情報DB208に収められたカール矯正効率テーブルを参照し、対応するカール矯正効率を求める。
図6は紙の応力緩和特性を示し、横軸が時間、縦軸が応力である。紙にある一定のひずみを与えると応力が発生するが、紙が粘弾性体であるため図のように応力緩和を起こす。応力緩和は塑性変形により残留ひずみが発生することであり、カール矯正はこの紙の応力緩和を利用していると言える。このような応力緩和は、紙の応力をSRとすると次の一般化Maxwellモデルで現すことができる。Szは無限時間後の応力であり、τは時定数である。
カール矯正量RCは、カールのない状態の紙が、カール矯正装置40を通過した後のカール量であり、カールを円弧とみなした曲率である。カール矯正量RCは、カール矯正装置40のニップ時間をtc、Kを定数とすると次の式で示される。
となるニップ時間tcにおいて、紙種類Ii、温度Ti、含水率Miでカール矯正装置40を通過した際に紙に発生するカール量RCiを求める。そして、基準と異なる温度、含水率の場合のカール量をRcx計算し、数式2からカール矯正効率αを求める。この手法ではカール矯正ニップ時間tcに応じて、カール矯正効率を細かく計算で求めることが出来るため精度よくカール矯正が行え、よりカールの少ない記録媒体を形成する画像形成装置を得ることが出来る。
さらに、紙の上下に配置された温湿度センサ41の温湿度の上下差も取得し、紙温度/含水率演算部201より表裏の温度と含水率を取得する。
紙情報214に含まれる情報のうち、紙の厚さ情報は紙厚さセンサ207より読み出し、紙の加熱時間に相当するニップ時間は紙情報214の情報よりニップ時間判断部209で演算、またはテーブル化されたデータを参照して取得する。そして、紙情報DB208から紙の温度と含水率に対する収縮率を取得してカール予測量を演算する。温湿度センサ41は定着装置の直後、かつカール矯正装置の直前に配置されるため、紙の温度、含水率を精度良く知ることが出来るため、カール量の予測も精度良く行える。
カール矯正制御値決定部204が用いる基準となる制御値のテーブルは、基準となる紙の温度Ti、含水率Miにおいて、制御値Xiを変化させてカール矯正装置40通過後のカール量RCを求めて作成する。制御量DB210は、この基準制御値のテーブルまたはそれを再現する近似式を保持する。これらは紙情報DB208に保持してもよい。
カール量Crと制御値Xiの関係は近似式を求めておき、制御値を決定する際は近似式を用いても良い。
画像形成装置の動作時に、カール矯正装置40に用いる補正制御値Xnは、前述のように変化する紙種類、温度、含水率に応じたカール矯正効率αと、予測されるカール量Crから決定される基準制御値Xiにより次の数式7より求める。それぞれの制御値は、値が増加するとカール矯正装置40の矯正量が増加するものとする。
本実施形態の画像形成装置の機能ブロック200は、図4に示すように、さらに、更新処理部218を含むことができる。更新処理部218は、市場に流通する紙の新製品の発売や、仕様変更などの変化に対応するべく、紙情報DB208内のデータの更新処理を行う。情報の内容としてはたとえば、紙種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の関数またはテーブル、カール矯正効率のテーブル、基準制御値のテーブル、応力緩和特性のテーブル、紙表面近傍の温湿度と含水率の関係式またはテーブル等である。
更新処理部218は、例えば、入力部216から紙情報214の設定が変更され、その種類識別値に対応するカール算出用データやカール矯正効率のデータ等が無いことを検出した際に更新処理を開始させる。また更新処理部218は、設定変更の有無にかかわらずスケジュールされたタイミングで、またはオペレータからの指示があった際にこの更新処理を開始させる。
サーバ装置150側の紙データ管理部260は、各機種に対応して、市場に流通する各種紙毎にカール算出用データがデータベース化された統合紙情報DB262にアクセスする。そして、受信した機種識別値および種類識別値に対応するデータを取得し、画像形成装置側の更新処理部218に更新データを送信する。
更新処理部218は、更新データを取得して、紙情報DB208内のデータを更新する。時間の経過とともに流通する製品自体の特性が変わっている可能性もあるため、このような変化に対応させるべく、更新されるカール算出用データやカール矯正効率のデータ等に有効期限を定め、定期的に最新のものに更新されるよう構成することが好ましい。
ステップS104では、CPU46は、紙情報とそれに対応した搬送速度、ニップ幅からニップ時間を計算する。ステップS105では、CPU46は、前のステップで取得した情報である紙の温度、含水率、カール矯正装置40のニップ時間に基づきカール矯正効率テーブルからカール矯正効率を取得する。ステップS106では、CPU46は、前のステップで取得した情報である、紙の表裏の温度差、湿度差(含水率差)等に基づきカール量を計算する。ステップS107では、CPU46は、カール量に応じた基準制御値を制御値テーブルから取得する。ステップS108では、CPU46は、基準制御値とカール矯正効率から補正後の制御値を計算する。ステップS109では、CPU46は、巻き付け角度を変更するようカール矯正装置40の制御を行うカール矯正制御部206を制御する。この後、本動作を終了する。本カール矯正制御動作が終了した後、紙はカール矯正装置40に搬送され、設定済みの巻き付け角度にてカール矯正が行われ、排紙トレイ50上に排紙される。
ここで、更新が必要であると判定されるのは、紙情報DB208の紙種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の関数またはテーブルに、新たに設定された種類識別値に対応する範囲が存在しなかった場合である。また紙情報DB208の紙種類、厚さ、温度と含水率に対する収縮率の関数またはテーブルに有効期限が満了したテーブルデータが存在した場合などである。またカール矯正効率のテーブル、応力緩和特性のテーブルに新たに設定された種類識別値に対応する範囲が存在しなかった場合や、有効期限が満了したテーブルデータが存在した場合などである。また基準制御値のテーブル、紙表面近傍の温湿度と含水率の関係式またはテーブルに新たに設定された種類識別値に対応する範囲が存在しなかった場合や、有効期限が満了したテーブルデータが存在した場合などである。
ステップS202で、更新が必要であると判定された場合(YES)には、ステップS203へ処理が進められる。続いて、更新処理部218は、ステップS203で、サーバ装置150との通信を開始し、ステップS204で、更新が必要とされた紙の種類識別値と、本画像形成装置の機種識別値とをサーバ装置に送信し、対応する定数、関数またはテーブルの問い合わせを行う。
図11に示した第二の実施形態は、定着装置において定着を行った後に、紙Pのカール量を測定するカール量測定装置である変位センサ48を有する点において上記図2に示した第一の実施形態と異なる。さらに搬送駆動ローラ42を加熱するデカール用ヒータ(加熱手段)49及び搬送駆動ローラ42の温度を検出するデカール温度センサ(温度センサ手段)53を有する点において上記図2に示した第一の実施形態と異なる。
この場合、デカール温度センサ53で搬送駆動ローラ42の温度を検出し、その温度情報に基づいてCPU46が紙Pの温度を補正してカール矯正効率を算出する。
このように構成される第二の実施形態によれば、カール量を定着装置において定着を行った直後に直接計測するため、より高精度にカール矯正量を得ることが可能になる。また紙Pの温度、含水率が低い場合も安定して高精度なカール矯正を実現することが可能になる。
さらに本実施形態では、温湿度センサからの出力値から紙の温度と含水率を求め、カール矯正効率に対応付けるテーブルを用いるようにしているので、精度の高いカール矯正効率を容易に求めることができる。
さらに本実施形態では、搬送される紙の厚みを検知する厚さセンサを備えることで、厚さセンサにより紙の厚さ情報を得ることができる。
これに対して、本実施形態の画像形成装置では、ネットワークを介して接続されるサーバ装置と通信して、カール矯正効率を求めるための関数のパラメータまたはテーブルの更新処理を実施することができる。よって、新規な紙が用いられる場合や、流通している紙の経時的な特性変化に対応することが可能となり、またその際の管理者の作業負担を大幅に低減することが可能となる。
なお、本実施形態では、画像形成装置の一例としてカラー印刷機能を有するタンデム型のプリンタを例に挙げて説明した。しかし、本発明はトナー像を熱によって溶融し紙上に定着させる定着装置および紙のカール等の変形を矯正するカール矯正装置を備える画像形成装置であれば如何なる画像形成装置でも適用可能である。
また、本実施形態では、記録媒体の一例として紙を例に挙げて説明したが、紙以外であっても温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値から温度と含水率を演算できれば記録媒体として適用可能である。
Claims (11)
- 加熱された圧接部に記録媒体を通過させて前記記録媒体上に形成されたトナー像を定着させる定着装置と、前記定着装置を通過した前記記録媒体に生じるカールを矯正するカール矯正装置と、を備えた画像形成装置であって、
前記定着装置と前記カール矯正装置との間の搬送経路に設けられ、搬送される前記記録媒体の表面近傍の温度及び湿度を検知して出力する温湿度センサ手段と、
前記温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値から前記記録媒体の温度と含水率を演算し、前記記録媒体の温度と含水率から前記カール矯正装置のカール矯正効率を演算する演算手段と、
前記演算手段により演算された前記カール矯正効率に基づいて、前記カール矯正装置においてカール矯正を行うための制御値を決定する制御値決定手段と、
前記制御値決定手段により決定された制御値により前記カール矯正装置を制御する制御手段と、
前記カール矯正効率と前記制御値との関係を示す情報を記憶した記憶手段と、を備え、
前記制御値決定手段は、前記記憶手段に記憶された情報によって予測されたカール量を打ち消すカール矯正量を与えることができるよう前記制御値を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記演算手段は、前記画像形成装置に入力された前記記録媒体の応力緩和特性を特徴付ける記録媒体情報を読み出し、前記記録媒体情報に応じた前記カール矯正効率を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記演算手段は、前記温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値と、前記温度及び湿度の出力値から求めた温度と含水率と前記記録媒体の厚さ情報から前記カール矯正効率を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記定着装置と前記カール矯正装置との間の搬送経路に設けられ、前記定着装置において発生した前記記録媒体のカール量を測定するカール量測定手段を備え、
前記制御値決定手段は、前記カール量測定手段の測定結果に基づいて、前記制御値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記カール矯正装置は、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段を加熱する加熱手段と、前記搬送手段の温度を検知する温度センサ手段と、前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、を備え、
前記加熱制御手段は、前記記録媒体の温度と含水率に基づいて、前記加熱手段の制御を行い、
前記演算手段は、前記温度センサ手段から出力される温度情報に基づいて、前記カール矯正効率の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - ネットワークを介して接続されるサーバ装置と通信し、前記記憶手段に記憶されたカール矯正効率と前記制御値との関係を示す情報の更新処理を実施する更新手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 搬送される記録媒体の厚みを検知する厚さセンサを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記演算手段は、前記厚さセンサが出力する厚みに応じて決定される前記記録媒体の搬送速度に応じて前記カール矯正効率を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 加熱された圧接部に記録媒体を通過させて前記記録媒体上に形成されたトナー像を定着させる定着装置と、前記定着装置を通過した前記記録媒体に生じるカールを矯正するカール矯正装置とを備えた画像形成装置が実行するカール矯正方法であって、
前記定着装置と前記カール矯正装置との間の搬送経路に設けられる温湿度センサ手段が、前記搬送経路を搬送される前記記録媒体の表面近傍の温度及び湿度を検知して出力するステップと、
演算手段が前記温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値から記録媒体の温度と含水率を演算するステップと、
前記演算手段が前記温度と前記含水率から前記カール矯正装置のカール矯正効率を演算するステップと、
制御値決定手段が前記演算手段により演算された前記カール矯正効率に基づいて、前記カール矯正装置においてカール矯正を行うための制御値を決定するステップと、
制御手段が前記制御値により前記カール矯正装置を制御するステップと、
記憶手段が前記カール矯正効率と前記制御値との関係を示す情報を記憶するステップと、を含み、
前記制御値決定手段が、前記記憶手段に記憶された情報によって予測されたカール量を打ち消すカール矯正量を与えることができるよう前記制御値を決定することを特徴とするカール矯正方法。 - 加熱された圧接部に記録媒体を通過させて前記記録媒体上に形成されたトナー像を定着させる定着装置と、前記定着装置を通過した前記記録媒体に生じるカールを矯正するカール矯正装置と、を備えた画像形成装置であって、
前記定着装置と前記カール矯正装置との間の搬送経路に設けられ、搬送される前記記録媒体の表面近傍の温度及び湿度を検知して出力する温湿度センサ手段と、
前記温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値から前記記録媒体に生じるカール量を求めるカール量測定手段と、
前記温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値から前記記録媒体の温度と含水率を演算し、前記記録媒体の温度と含水率から前記カール矯正装置のカール矯正効率を演算する演算手段と、
前記カール量測定手段により求められたカール量と前記演算手段により演算された前記カール矯正効率に基づいて、前記カール矯正装置においてカール矯正を行うための制御値を決定する制御値決定手段と、
前記制御値決定手段により決定された制御値により前記カール矯正装置を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 加熱された圧接部に記録媒体を通過させて前記記録媒体上に形成されたトナー像を定着させる定着装置と、前記定着装置を通過した前記記録媒体に生じるカールを矯正するカール矯正装置とを備えた画像形成装置が実行するカール矯正方法であって、
前記定着装置と前記カール矯正装置との間の搬送経路に設けられる温湿度センサ手段が、前記搬送経路を搬送される前記記録媒体の表面近傍の温度及び湿度を検知して出力するステップと、
演算手段が前記温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値から記録媒体の温度と含水率を演算するステップと、
カール量測定手段が前記温湿度センサ手段から出力される温度及び湿度の出力値から前記記録媒体に生じるカール量を求めるステップと、
前記演算手段が前記温度と前記含水率から前記カール矯正装置のカール矯正効率を演算するステップと、
制御値決定手段が前記カール量測定手段により求められたカール量と前記演算手段により演算された前記カール矯正効率に基づいて、前記カール矯正装置においてカール矯正を行うための制御値を決定するステップと、
制御手段が前記制御値により前記カール矯正装置を制御するステップと、を含むことを特徴とするカール矯正方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012248521A JP6094158B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-11-12 | 画像形成装置およびカール矯正方法 |
US13/752,517 US9031492B2 (en) | 2012-01-31 | 2013-01-29 | Image forming apparatus and curl correcting method |
EP13153103.0A EP2624058A1 (en) | 2012-01-31 | 2013-01-29 | Image forming apparatus and curl correcting method |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012018747 | 2012-01-31 | ||
JP2012018747 | 2012-01-31 | ||
JP2012248521A JP6094158B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-11-12 | 画像形成装置およびカール矯正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013178470A JP2013178470A (ja) | 2013-09-09 |
JP6094158B2 true JP6094158B2 (ja) | 2017-03-15 |
Family
ID=47843021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012248521A Active JP6094158B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-11-12 | 画像形成装置およびカール矯正方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9031492B2 (ja) |
EP (1) | EP2624058A1 (ja) |
JP (1) | JP6094158B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8672322B2 (en) * | 2012-02-13 | 2014-03-18 | Xerox Corporation | Media curling apparatus and systems including tri-roll media curler |
JP6044381B2 (ja) * | 2013-02-19 | 2016-12-14 | 株式会社リコー | カール矯正方法及び画像形成装置 |
JP6314498B2 (ja) * | 2014-01-23 | 2018-04-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP6341753B2 (ja) * | 2014-05-23 | 2018-06-13 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 転写装置 |
JP6060940B2 (ja) * | 2014-06-16 | 2017-01-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6086103B2 (ja) * | 2014-07-25 | 2017-03-01 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6420591B2 (ja) * | 2014-08-19 | 2018-11-07 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、その制御方法及びプログラム |
CN107073945B (zh) | 2014-08-19 | 2018-05-29 | 惠普发展公司有限责任合伙企业 | 接触并且引导介质的介质碰撞预防表面 |
EP3204230A1 (en) * | 2014-10-08 | 2017-08-16 | OCE-Technologies B.V. | Printing system and method for defect detection in a printing system |
JP6663159B2 (ja) | 2014-11-27 | 2020-03-11 | キヤノン株式会社 | 記録材の種別を判別する判別装置および画像形成装置 |
JP2016124165A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 乾燥装置、印刷装置、及び乾燥プログラム |
JP2016184012A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP6599658B2 (ja) * | 2015-06-19 | 2019-10-30 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 転写装置 |
JP6657836B2 (ja) * | 2015-11-19 | 2020-03-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 矯正装置及び画像形成装置 |
CN109311314B (zh) | 2016-06-23 | 2021-06-29 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 部分干燥的喷墨介质输出管理设备及系统 |
US20180198936A1 (en) * | 2017-01-06 | 2018-07-12 | Ricoh Company, Ltd. | Curl-correcting device and image forming apparatus incorporating same |
JP7000751B2 (ja) * | 2017-09-05 | 2022-01-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2020044822A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷制御装置、及び、印刷装置の制御方法 |
JP2021155146A (ja) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 湾曲矯正装置および画像形成装置 |
JP7463866B2 (ja) | 2020-06-09 | 2024-04-09 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム、管理サーバー及び記録材情報検知装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2945541B2 (ja) * | 1992-05-12 | 1999-09-06 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US5947467A (en) * | 1997-09-22 | 1999-09-07 | Billings; Bradford | Selectively adjustable decurler |
JP2002316761A (ja) | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US6668155B1 (en) * | 2002-07-23 | 2003-12-23 | Xerox Corporation | Lead edge paper curl sensor |
JP4308635B2 (ja) | 2003-12-10 | 2009-08-05 | 株式会社リコー | 定着装置、定着装置を備えた画像形成装置 |
US7953333B2 (en) * | 2004-05-24 | 2011-05-31 | Xerox Corporation | System for measuring print sheet moisture and controlling a decurler in a xerographic printer |
JP4579600B2 (ja) | 2004-07-07 | 2010-11-10 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
US7433640B2 (en) | 2005-03-15 | 2008-10-07 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Fixing apparatus and image forming apparatus including heating member |
JP2006350200A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び用紙保管環境監視装置 |
JP2007322558A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Canon Inc | 水分量推定装置、シート材処理装置、水分量推定方法、及びシート材処理方法 |
JP4631914B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2011-02-16 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 用紙処理装置 |
JP5117211B2 (ja) * | 2008-02-05 | 2013-01-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5132358B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2013-01-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP5531779B2 (ja) * | 2009-09-09 | 2014-06-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置およびカール矯正方法 |
US20110064424A1 (en) * | 2009-09-15 | 2011-03-17 | Xerox Corporation | Dynamic media thickness, curl sensing system |
-
2012
- 2012-11-12 JP JP2012248521A patent/JP6094158B2/ja active Active
-
2013
- 2013-01-29 US US13/752,517 patent/US9031492B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2013-01-29 EP EP13153103.0A patent/EP2624058A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2624058A1 (en) | 2013-08-07 |
US20130195534A1 (en) | 2013-08-01 |
JP2013178470A (ja) | 2013-09-09 |
US9031492B2 (en) | 2015-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6094158B2 (ja) | 画像形成装置およびカール矯正方法 | |
JP5454254B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6044381B2 (ja) | カール矯正方法及び画像形成装置 | |
JP6043739B2 (ja) | 画像形成装置及び帯電電圧制御方法 | |
JP2014098783A (ja) | 定着装置の温度制御方法、定着装置および画像形成装置 | |
JP5531779B2 (ja) | 画像形成装置およびカール矯正方法 | |
JP2012242625A (ja) | 画像形成装置およびカール予測方法 | |
JP5126282B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007310010A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4978634B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5720341B2 (ja) | 温度サンプリング方法 | |
JP2009098361A (ja) | 定着装置、画像形成装置、および定着装置の制御方法 | |
JP5310691B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2004045605A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016057545A (ja) | 画像形成装置、画像形成システム、カール予測方法及びプログラム | |
JP4870637B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006119470A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6919328B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 | |
JP2010164725A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5239288B2 (ja) | 画像形成装置および定着装置の制御方法 | |
JP2006276618A (ja) | 画像形成装置および定着装置の制御方法 | |
JP2017138469A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2024030474A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5397234B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP2023001981A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170130 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6094158 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |