JP6094048B2 - 搬送誤差算出方法、及び、液体噴射装置 - Google Patents

搬送誤差算出方法、及び、液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、搬送誤差算出方法、及び、液体噴射装置に関する。
媒体を断続的に搬送方向に搬送しつつ、搬送方向と交差する方向にヘッドを移動させてインクを噴射するインクジェットプリンターが実用化されている。このようなプリンターでは、媒体を搬送するローラーが設けられている。
インクジェットプリンターでは、形成される画像の品質を保つために、媒体の搬送量を適性に保つ必要がある。そのため、搬送量を適切な量とするために、その搬送量の補正が行われる。搬送量の補正としては、少なくとも、搬送ローラー1回転分の搬送誤差(所謂DC誤差)を補正することが求められる。
特許文献1には、調整シートから、基準線と評価線が一致しているメモリーの値を、副走査送り量の補正相対値として記録装置に記憶することが示されている。また、特許文献2には、検出されたレジストレーションのずれ量を自動レジストレーション誤差で補正して、自動レジストレーションを行うことが示されている。
特開2004−223748号公報 特開2000−190482号公報
搬送量の誤差を求める手法として、例えば、次の手法が考えられる。すなわち、ヘッドをヘッドの移動方向に移動させつつインクを噴射させて、移動方向に延びるラインを形成する。そして、媒体を搬送ローラー1回転分搬送させる。その後、ヘッドを移動させて移動方向に延びるラインを形成する。そして、これらのライン間の距離を測定し、理想状態の搬送量と比較することにより、搬送ローラー1回転分の誤差を求める。
これらのライン間の距離を測定するに際し、基準スケールを基準としたときの各ラインの位置が求められる。しかしながら、基準となる基準スケールは、その温度によっても伸縮する。よって、搬送ローラーが大きく、ライン間の距離が大きくならざるをえない場合、測定値に含まれる基準スケールの伸縮等に起因した誤差も大きくなる。
よって、媒体を搬送するローラーによる搬送誤差を取得するに際し、測定誤差を少なくすることが望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、媒体を搬送するローラーによる搬送誤差を取得するに際し、測定誤差を少なくすることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラーと、液体を噴射するノズルが前記搬送方向に沿って複数並ぶノズル列と、を備える液体噴射装置における前記搬送ローラーの搬送誤差測定方法であって、
(A)(a1)前記ノズル列における前記搬送方向の上流側のノズルで前記媒体に第1パターンを形成するステップと、
(a2)前記搬送ローラーをN(Nは整数)分の1の角度回転させて、前記媒体を前記搬送方向に搬送するステップと、
(a3)前記ノズル列における前記搬送方向の下流側のノズルで前記媒体に第2パターンを形成するステップと、
を含むパターン形成動作を行う形成ステップと、
(B)前記第1パターンと前記第2パターンとの距離の測定値を求める測定ステップと、
(C)前記測定値と、前記搬送ローラーをN分の1の角度回転させたときの理論搬送量と、を比較して前記N分の1の角度回転時の搬送量の誤差を算出する算出ステップと、
を含む搬送誤差算出方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本実施形態における印刷システム100のブロック図である。 本実施形態におけるインクジェットプリンター1の斜視図である。 本実施形態におけるインクジェットプリンター1の内部側面図である。 本実施形態におけるヘッドにおけるノズル構成の説明図である。 参考例の搬送誤差算出方法の説明図である。 本実施形態における搬送誤差算出方法の説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。すなわち、
媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラーと、液体を噴射するノズルが前記搬送方向に沿って複数並ぶノズル列と、を備える液体噴射装置における前記搬送ローラーの搬送誤差測定方法であって、
(A)(a1)前記ノズル列における前記搬送方向の上流側のノズルで前記媒体に第1パターンを形成するステップと、
(a2)前記搬送ローラーをN(Nは整数)分の1の角度回転させて、前記媒体を前記搬送方向に搬送するステップと、
(a3)前記ノズル列における前記搬送方向の下流側のノズルで前記媒体に第2パターンを形成するステップと、
を含むパターン形成動作を行う形成ステップと、
(B)前記第1パターンと前記第2パターンとの距離の測定値を求める測定ステップと、
(C)前記測定値と、前記搬送ローラーをN分の1の角度回転させたときの理論搬送量と、を比較して前記N分の1の角度回転時の搬送量の誤差を算出する算出ステップと、
を含む搬送誤差算出方法である。
このようにすることで、第1パターンが形成される位置と第2パターンが形成される位置との距離を短くすることができるので、第1パターンと第2パターンとの距離を測定するときの誤差を小さくすることができる。そして、媒体を搬送するローラーによる搬送誤差を取得するに際し、測定誤差を少なくすることができる。
かかる搬送誤差算出方法であって、前記形成ステップと、前記測定ステップと、前記算出ステップと、を前記N回行うことにより、前記搬送ローラー1周分の搬送量の誤差を求めることが望ましい。
このようにすることで、搬送ローラーを1周させたときの搬送誤差を測定誤差を小さくしつつ取得することができる。
また、前記ノズル列における前記搬送方向の最上流側のノズルと最下流側のノズルとの距離は、前記搬送ローラーの周長の距離よりも短いことが望ましい。
このようにすることで、搬送ローラーを1回転させたときの搬送誤差を取得する際に、このように搬送ローラーのサイズが大きい場合においても、第1パターンと第2パターンの距離を短くすることができるので、搬送誤差取得時において測定誤差を少なくすることができる。
また、前記ノズル列は、前記搬送方向と交差する交差方向に移動して前記液体を噴射可能であり、前記第1パターンと前記第2パターンは、前記ノズル列が前記交差方向に移動して形成した前記交差方向に延びる線分であることが望ましい。
このようにすることで、線分間の距離を測定することで搬送誤差を取得することができる。
また、前記パターン形成動作において、
前記第1パターンは前記搬送方向上流側の複数のノズルによって複数形成され、
前記第2パターンは前記搬送方向下流側の複数のノズルによって複数形成されることが望ましい。
このようにすることで、ノズルからの液体の飛行曲がり等が生じパターン形成位置にずれが生じたとしても、複数の第1パターンと複数の第2パターンを用いて測定値を平均化して、飛行曲がり等のノズルに起因する誤差を減らすことができる。
また、前記複数の第1パターンと第2パターンにおいて、対応する第1パターンと第2パターン同士の距離の平均値が測定値とされることが望ましい。
このように、平均値を測定値とすることで、ノズルに起因する誤差を減らすことができる。
また、前記複数の第1パターンと前記複数の第2パターンにおいて、少なくとも、
前記第1パターンは、前記下流側からk番目のノズルと、前記下流側からk+h番目のノズルにより形成され、
前記第2パターンは、前記下流側からi番目のノズル(iはkよりも小さい)と、前記下流側からi+h番目のノズルにより形成され、
前記k番目のノズルが形成した第1パターンと、前記i番目のノズルが形成した第2パターンと、の距離が求められ、
前記k+h番目のノズルが形成した第1パターンと、前記i+h番目のノズルが形成した第2パターンと、の距離が求められることが望ましい。
このようにすることで、複数のノズルを用いて複数の第1パターンと複数の第2パターンを形成し、平均化した測定値を求めることができる。
また、本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項も明らかとなる。すなわち、
媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラーと、
液体を噴射するノズルが前記搬送方向に沿って複数並ぶノズル列と、
前記搬送ローラーの回転と前記ノズルからの液体の噴射を制御する制御部と、
前記搬送ローラーの搬送量の補正値を記憶する記憶部と、
を備える液体噴射であって、
(A)(a1)前記ノズル列における前記搬送方向の上流側のノズルで前記媒体に第1パターンを形成させ、
(a2)前記搬送ローラーをN(Nは整数)分の1の角度回転させて、前記媒体を前記搬送方向に搬送させ、
(a3)前記ノズル列における前記搬送方向の下流側のノズルで前記媒体に第2パターンを形成させ、
(B)測定された前記第1パターンと前記第2パターンとの距離の測定値と、前記搬送ローラーをN分の1の角度回転させたときの理論搬送量と、が比較され算出された前記N分の1の角度回転時の搬送量の誤差に関連する値が前記記憶部に記憶された、液体噴射装置である。
このようにすることで、第1パターンが形成される位置と第2パターンが形成される位置との距離を短くすることができるので、第1パターンと第2パターンとの距離を測定するときの誤差を小さくすることができる。そして、媒体を搬送するローラーによる搬送誤差を取得するに際し、測定誤差を少なくすることができる。
===実施形態===
図1は、本実施形態における印刷システム100のブロック図である。以下、これらを参照しつつ、本実施形態における印刷システム100の概略構成について説明する。
印刷システム100は、印刷装置としてのインクジェットプリンター1(以下、単に「プリンター1」ということがある)とコンピューター110と、表示装置120と、入力装置130とを有している。プリンター1は、用紙、布、フィルム等の媒体に画像を印刷する。
コンピューター110は、インターフェース112を介してプリンター1と通信可能に接続されている。そして、プリンター1に画像を印刷させるため、コンピューター110は、その画像に応じた印刷データをプリンター1に出力する。このコンピューター110は、CPU113、メモリー114、インターフェース112、及び、記録再生装置140を備える。そして、アプリケーションプログラムやプリンタードライバー等のコンピュータープログラムがインストールされている。記録再生装置140は、例えば、フレキシブルディスクドライブ装置やCD−ROMドライブ装置である。
表示装置120は、例えば液晶モニタである。この表示装置120は、例えば、コンピュータープログラムのユーザーインタフェースを表示するためのものである。入力装置130は、例えば、キーボードやマウスである。
スキャナー200は、後述するスキャナーヘッドを有する。このスキャナーヘッドは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)に他押する3つのセンサを有しており、対象物にからの反射光を受光することによりカラー画像のデータを取得可能としている。スキャナー200は、インターフェース112を介してコンピューター120に接続されている。本実施形態において、スキャナー200は、後述するように搬送距離を測定することに用いられるパターン及び基準スケールを読み取るために使用される。
プリンター1は、用紙搬送ユニット20、記録ユニット40、制御ユニット51、及び、駆動信号生成ユニット52を含む。用紙搬送ユニット20は、ロール体Rから用紙のような媒体を記録ユニット40に供給し、印刷後の媒体Sを排出する。記録ユニット40は、後述するように、ヘッド41を搭載するキャリッジ43を移動させ、ヘッド41からインクを噴射して媒体に画像形成を行う。
また、プリンター1は、上記各構成機器の動作を統括的に制御する制御ユニット51を備える。制御ユニット51は、演算等を行うCPU51a、プログラム及び演算結果等を記憶するメモリー51b、及び、外部装置と通信を行うインターフェース51cを備える。制御ユニット51は、用紙搬送ユニット20、記録ユニット40、及び、駆動信号生成ユニット52を制御する。
駆動信号生成ユニット52は、記録ユニット40のヘッド41の各ピエゾ素子(不図示)に駆動信号COMを供給する。駆動信号生成ユニット52には、制御ユニット51から駆動信号の形状を規定するデジタルデータが送られ、これらデジタルデータに基づいて電圧波形である駆動信号COMを生成する。
図2は、本実施形態におけるプリンター1の斜視図である。図3は、本実施形態におけるプリンター1の内部側面図である。以下の説明では、媒体の搬送方向(排出方向)をX軸方向と、X軸方向と直交する搬送路26の幅方向(図3において紙面垂直方向)をY軸方向と、X軸方向及びY軸方向と直交する鉛直方向をZ軸方向と称して説明する場合がある。
図2には、長手方向が水平に配置された記録ユニット40と、記録ユニット40の端部に装着された筐体90と、記録ユニット40の上側に装着された装填部10と、記録ユニット40および筐体90を下方から支持する脚部70とが示されている。
プリンター1は、理論周長が4.33インチ(2.54×4.33=11.0cm)の搬送ローラー22を備える。また、搬送ローラー22と組をなし、媒体を搬送ローラー22と共に挟み込むための押さえローラー23を備える。プリンター1は、主に搬送ローラー22により媒体を搬送し、印刷位置の位置決めをする。なお、搬送ローラー22の理論周長は、4.33インチであるが、実際は、製造誤差等により搬送ローラーの周長が4.33インチにならないことがある。
記録ユニット40は、搬送路26に沿って搬送されてくる媒体に対してインクを噴射するヘッド41を備える。ヘッド41は、搬送路26の幅方向に移動自在なキャリッジ43に搭載されている。キャリッジ43には、インクを貯留する不図示のインクカートリッジが装着される。ヘッド41は、複数のノズル列を備え、それぞれのインクを噴射可能な構成となっている。ヘッド41は、媒体の記録面に対してインクを噴射することにより所定の画像や文字等の情報を記録する画像形成を実施する。
記録ユニット40にて画像形成を施された媒体は、排出ローラー24から排出される。排出ローラー24は、紙種によってニップするローラーを、ギザローラー25aあるいはコロローラー25bに切り替える機構を備える。
排出ローラー24の下流側には、排出された媒体を所定サイズにせん断するカッター装置61が設けられている。カッター装置61は、排出された媒体の高さ位置を規制する規制部材62と、媒体の排出方向(X軸方向)と直交する幅方向(Y軸方向)に移動して媒体をせん断するカッターユニット63とを有する。
筐体90の上面には、操作パネル80が配置される。操作パネル80は、ユーザーが操作する複数のスイッチ82の他、プリンター1の動作状態を示す表示部84も含む。従って、ユーザーは、操作パネル80およびカートリッジホルダが配置された側を前面として、この前面側からプリンター1を操作する。
図4は、本実施形態におけるヘッドにおけるノズル構成の説明図である。図4では、ヘッド上面から透過的にノズル列を視認したときの様子が示されている。ヘッド41は、4つのノズル列から構成される。それぞれのノズル列は、ノズル番号#1のノズルからノズル番号#361のノズルの361個のノズルを有する。図4において、媒体の搬送方向下流側のノズルから上流側のノズルに向かってノズル番号#1からノズル番号#361の番号が付されている。
そして、これらのノズル間のピッチPnは、180dpiである。これにより、各ノズル列の#1ノズルから#361ノズルまでの距離(以下、「ノズル列高さ」とする)は、2インチ(2.54×2.0=5.08cm)となる。
プリンター1において媒体を搬送する搬送ローラー22の理論周長は前述の通り4.33インチ(11.0cm)であったので、ここでは、ノズル列高さは理論周長の1/2以下となっている。すなわち、搬送ローラー22の理論周長は、ノズル列高さと比較して大きいものとなっている。
4つのノズル列は、イエローインクYを噴射するイエローインクノズル列と、マゼンタインクMを噴射するマゼンタインクノズル列と、シアンインクCを噴射するシアンインクノズル列Cと、ブラックインクKを噴射するブラックインクノズル列Kを含む。
プリンター1では、印刷データに基づいて、キャリッジ43によって移動方向に移動するヘッド41からインクを断続的に噴射させて用紙S上に移動方向に沿うドット列(ラスターライン)を形成するドット形成動作(以下、「パス」ということがある)と、用紙搬送ユニット20によって用紙Sを搬送方向に搬送する搬送動作と、を交互に繰り返す。その結果、先のドット形成動作により形成されたドットの位置とは異なる位置にドットを形成することができ、用紙上に2次元の画像を形成することができる。
図5は、参考例の搬送誤差算出方法の説明図である。図5には、パターンを形成するノズル列と、パターンが形成される媒体と、パターン間の距離を測定するための基準スケールが示されている。また、媒体のパターン及び基準スケールを読み取るスキャナー200のスキャナーヘッド201も示されている。
なお、ノズル列と媒体の位置関係は相対的なものであるので、図5ではノズル列が移動しているように示されているが、実際には媒体が搬送方向下流側に向かって搬送されている。
また、図5においてノズル列は、パターンの形成において用いられ、スキャナーヘッド201と基準スケールScは、パターン間の測定において用いられる。図5には、これらの全てが示されているが、使用される時期が異なる点に留意する。
図5に示される基準スケールScは、媒体のパターンをスキャナー200で読み取る際に、媒体と共にスキャナーの載置台に載置されるものである。基準スケールScには、180dpiの間隔でラインが形成されている。そして、基準スケールScにおけるラインの数をカウントすることにより、基準スケールScの隣に載置される媒体に形成されたパターン間の距離を180dpiの精度で求めることができるようになっている。
参考例の搬送誤差算出方法では、最初に、ノズル列をノズル列の移動方向(搬送方向と交差する方向)に移動させつつ#1ノズルからインクを噴射させてAパターンを形成する。Aパターンは、移動方向に延びる線分である。
次に、搬送ローラー22を1回転させ、媒体を搬送させる。搬送ローラー22の理論周長は4.33インチであるので、搬送ローラー22が設計通り製造され、かつ、媒体との間にスリップ等が生じず、適切に搬送がなされていれば、媒体は、4.33インチ搬送されるはずである。
次に、ノズル列を移動方向に移動させつつ#1ノズルからインクを噴射させてBパターンを形成する。Bパターンも、移動方向に延びる線分である。前述のように搬送ローラー22の理論周長は4.33インチであるので、このように形成されたAパターンとBパターンとの距離は、理論上は4.33インチになるはずである。
次に、AパターンとBパターンとの距離を取得するために、AパターンとBパターンが形成された媒体が、基準スケールScとともにスキャナー200の載置台(不図示)に載置される。スキャナー200のスキャナーヘッド201は、AパターンとBパターンを読み取ると共に、基準スケールScのラインも読み取る。
そして、読み取った画像に基づいて、基準スケールScのラインを基準として、第1ラインと第2ラインとの距離が測定される。基準スケールのライン間隔は、180dpiで形成されていたので、少なくとも180dpiの精度で第1ラインと第2ラインとの距離を測ることができる。
このようにして、得られたAパターンとBパターンとの実際の距離に基づいて搬送誤差を得ることができる。例えば、本来4.33インチ搬送されるはずであるが、4.00インチしか搬送されなかった場合には、1周あたり、4.33−4.00=0.33インチの搬送誤差を生じていることになる。
以上のようにして搬送ローラー22の1回転分に生ずる搬送誤差を得ることは可能ではあるが、AパターンとBパターンの距離が離れているために、AパターンとBパターンの距離の測定値に大きな誤差が入り込む余地がある。例えば、基準スケールの目盛り自体に誤差を含んでいる場合、AパターンとBパターンの距離が大きく離れていると、基準スケールScの目盛り自体に含まれる誤差が入り込む可能性が高まる。また、基準スケールSc自体も温度・湿度によって伸縮するため、AパターンとBパターンの距離が大きく離れていると、伸縮による誤差も大きくなる。
また、AパターンとBパターンとの距離を基準スケールScとスキャナー200を用いずに測定する手法も考えられるが、搬送誤差自体が小さな値であるため、AパターンとBパターンとの距離が離れているほど、得られる搬送誤差の精度が低くなる。
よって、入り込む誤差を最小限にしつつ,適切に搬送ローラー22の1回転分の搬送量の搬送誤差を取得できるようにすることが望まれる。以下に示す本実施形態では、搬送ローラー22を1回転させるものの、形成されるパターン間の距離を短くすることにより、入り込む誤差を最小限にとどめている。
図6は、本実施形態における搬送誤差算出方法の説明図である。図6には、前述の参考例と同様に、パターンを形成するノズル列と、パターンが形成された媒体と、パターン間の距離を測定するための基準スケールScが示されている。また、参考例同様に、媒体のパターン及び基準スケールScを読み取るスキャナー200のスキャナーヘッド201も示されている。
また、ここでもノズル列と媒体との位置関係は相対的なものである。図6では、ノズル列が移動しているように示されているが、実際には媒体が断続的に搬送されることにより、図のようなノズル列と媒体との位置関係となる。
本実施形態における搬送誤差算出方法では、最初にノズル列を移動方向に移動させつつ#359ノズル(#iノズルに相当)と#360ノズル(#i+hノズルに相当)と#361ノズルからインクを噴射させて第1パターンL1-1を形成する。そして、図6に示されるように第1パターンL1-1が計6本形成される。#359ノズルにより形成される第1パターンと、#360ノズルにより形成される第1パターンと、#561ノズルにより形成される第1パターンは、媒体の搬送方向と交差する方向にずらされるようにして形成される。これは、後に第1パターンと第2パターンとの距離を測定する際に、測定を容易にするための配慮である。
次に、搬送ローラー22が1/2回転させられる。そして、その後、ノズル列を移動方向に移動させつつ#1ノズル(#kノズルに相当)と#2ノズル(#k+hノズルに相当)と#3ノズルからインクを噴射させて第2パターンL2-1を形成する。そして、第2パターンL2-1が計6本形成される。また、#1ノズルにより形成される第2パターンと#2ノズルにより形成される第2パターンと#3ノズルにより形成される第2パターンは、媒体の搬送方向と交差する方向にずらされるようにして形成される。
このようにすることによって、1本の第1パターンと1本の第2パターンとからなる組が6組作られる。すなわち、#359ノズルによって形成された第1パターンと#1ノズルによって形成された第2パターンとの組が2組と、#360ノズルによって形成された第1パターンと#2ノズルによって形成された第2パターンとの組が2組と、#361ノズルによって形成された第1パターンと#3ノズルによって形成された第2パターンとの組が2組形成される。図には、これらそれぞれの組の距離として、d1-1、d2-1、d2-1が示されている。
次に、これらの距離の平均値を求める。理想状態であればこれらの距離は全て同一の値になるはずである。しかしながら、ヘッドのノズル列形成時において、若干ながらノズルの位置に誤差を生ずることがある。また、ノズルから噴射したインクが飛行曲がりを生じ、結果として着弾位置に誤差を生ずることがある。よって、これらの誤差をできる限り減らすために平均値daveを求め、以後、これを代表値として用いることとしている。
図6には、さらに、各ノズル間の距離が示されている。図6において、Perは搬送ローラー22の理論周長である。本実施形態では、理論周長Perは4.33インチである。また、Nは、第1パターンを形成した後、第2パターンを形成する間に、搬送ローラー22をN分の1回転させたことを示すものである。ここでは、1/2回転させていたので、Nは2となる。また、Pnはノズルピッチであり、ここでは前述のように180dpiである。
このように示された図6によると、距離d1-1、d2-1、d3-1の理論値は、

d1-1=Per/N−(358×Pn)
(=d2-1)
(=d3-1)

となることがわかる。
これに対して、実際の測定値の平均値をdave1とすると、パス1とパス2との間の1回目の搬送誤差E1は、

E1=dave1−d1-1
=dave1−(Per/N−(358×Pn))

となる。以上では、搬送ローラー22の1/2回転分の搬送誤差を求めたが、さらに同様の動作を行わせることにより、搬送ローラー22の残りの1/2回転分の搬送誤差も求めることができる。
すなわち、ノズル列を移動方向に移動させつつ#359ノズルと#360ノズルと#361ノズルからインクを噴射させて第1パターンL1-2を形成する。なお、これら第1パターンの形成は、前述の第2パターンを形成するときと同じパスにて同時に形成される。そして、第1パターンL1-2は計6本形成される。次に、搬送ローラーが1/2回転させられる。そして、ノズル列を移動させつつ#1ノズルと#2ノズルと#3ノズルからインクを噴射させて第2パターンL2-1を形成する。
このようにすることで、図6に示される距離関係の第1パターンと第2パターンが形成される。これらの距離d1-2、d2-2、d3-2についても前述の距離d1-1と同様の関係式があてはまる。よって、実際の測定値の平均値をdave2とすると、パス2とパス3との間の2回目の搬送誤差E2は、

E2=dave2−d1-2
=dave2−(Per/N−(358×Pn))

となる。
そうすると、搬送ローラー22の1回転分の搬送誤差Eは、

E=E1+E2

となる。
このようにして得られた搬送誤差にも基づいて、搬送ローラー22による搬送量を補正することができる。すなわち、搬送ローラー22を1回転させると搬送誤差としてEだけ多く搬送されることになるから、1回転あたりEだけ少なく搬送するように補正すればよい。
このような補正が行えるように、搬送誤差Eはプリンター1のメモリー114に書き込まれる。なお、この補正値は常に用いられるものであるので、不揮発性のメモリーに書き込まれることが望ましい。また、補正値を求め、搬送誤差に関連する値として求められた補正値をメモリー114に書き込むこととしてもよい。
また、図6に関連する事項であるが、Nを2としたため(すなわち、搬送ローラー22の1/2回転ずつの搬送誤差を求めた)、第1パターン及び第2パターンの形成は計2回行われたが、搬送ローラー22の1/N回転ずつの搬送誤差を求める場合、第1パターン及び第2パターンの形成は計N回ずつとなる。すなわち、1/3回転ずつ誤差を求める場合には、第1パターン及び第2パターンの形成は計3回ずつとなる(必要なパス数は、N+1回)。
なお、ここでは、ノズルから噴射されるインクの飛行曲がりにより影響を減らすために、複数の第1パターンと第2パターンの組を形成し、これらの距離の平均値を用いることとしたが、第1パターンと第2パターンを1つずつ(例えば、#359ノズルにより形成された第1パターンと#1ノズルにより形成された第2パターン)を用いて、距離を求めることとしてもよい。すなわち、距離の平均値を用いなくても、搬送ローラー22による搬送誤差を求めることができる。
また、上述の実施形態では、搬送ローラー22の1/2回転ずつ回転させたときの搬送誤差を取得し、これらの合計を求めることにより、搬送ローラー22の1周分の搬送誤差を得ることとしたが、この回数はNで一般化できる。すなわち、搬送ローラー22を1/N回転ずつ回転させたものについてN個の搬送量を合算したものに基づいて、搬送ローラー22の1周分の搬送誤差を得ることとしてもよい。
このようにすることで、全体として搬送ローラー22を1周回転させて、1周分の搬送誤差を得るとともに、第1ラインと第2ラインとの距離を近づけることができるので、搬送誤差に他の誤差(基準スケールの誤差)が含まれるのを減らすことができる。そして、精度高く搬送誤差を取得することができるので、これに基づいて搬送量の補正を行うことで、より搬送精度を高めることができる。
===その他の実施の形態===
上述の実施形態では、流体噴射装置としてプリンター1が説明されていたが、これに限られるものではなくインク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体)を噴射したり吐出したりする液体吐出装置に具現化することもできる。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、気体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の装置に、上述の実施形態と同様の技術を適用してもよい。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
<ヘッドについて>
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
1 プリンター、
20 用紙搬送ユニット、
22 搬送ローラー、23 押さえローラー、
24 排出ローラー、25a ギザローラー、25b コロローラー、
40 記録ユニット、
51 制御ユニット、52 駆動信号生成ユニット、61 カッター装置、
80 操作パネル、82 スイッチ、84 表示部、
90 筐体、
100 印刷システム、
110 コンピューター、
112 インターフェース、113 CPU、114 メモリー、
120 表示装置、130 入力装置、140 記録再生装置、
200 スキャナー、201 スキャナーヘッド、
R ロール紙

Claims (7)

  1. 媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラーと、液体を噴射するノズルが前記搬送方向に沿って複数並ぶノズル列と、を備える液体噴射装置における前記搬送ローラーの搬送誤差測定方法であって、
    (A)(a1)前記ノズル列における前記搬送方向の上流側の複数のノズルで前記媒体に第1パターンを複数形成するステップと、
    (a2)前記搬送ローラーをN(Nは整数)分の1の角度回転させて、前記媒体を前記搬送方向に搬送するステップと、
    (a3)前記ノズル列における前記搬送方向の下流側の複数のノズルで前記媒体に第2パターンを複数形成するステップと、
    を含むパターン形成動作を行う形成ステップと、
    (B)前記第1パターンと前記第2パターンとの距離の測定値と、前記搬送ローラーをN分の1の角度回転させたときの理論搬送量から前記ノズル列のノズルピッチに前記第1パターンを印字したノズルと前記第2パターンを印字したノズルの段数の差を掛けた値を引いた値と、を比較して前記N分の1の角度回転時の搬送量の誤差を算出する算出ステップと、
    を含む搬送誤差算出方法。
  2. 前記形成ステップと、前記測定ステップと、前記算出ステップと、を前記N回行うことにより、前記搬送ローラー1周分の搬送量の誤差を求める、請求項1に記載の搬送誤差算出方法。
  3. 前記ノズル列における前記搬送方向の最上流側のノズルと最下流側のノズルとの距離は、前記搬送ローラーの周長の距離よりも短い、請求項1又は2に記載の搬送誤差算出方法。
  4. 前記ノズル列は、前記搬送方向と交差する交差方向に移動して前記液体を噴射可能であり、
    前記第1パターンと前記第2パターンは、前記ノズル列が前記交差方向に移動して形成した前記交差方向に延びる線分である、請求項1〜3のいずれかに記載の搬送誤差算出方法。
  5. 前記複数の第1パターンと第2パターンにおいて、
    対応する第1パターンと第2パターン同士の距離の平均値が測定値とされる、請求項1〜4のいずれかに記載の搬送誤差算出方法。
  6. 前記複数の第1パターンと前記複数の第2パターンにおいて、少なくとも、
    前記第1パターンは、前記下流側からk番目のノズルと、前記下流側からk+h番目のノズルにより形成され、
    前記第2パターンは、前記下流側からi番目のノズル(iはkよりも小さい)と、前記下流側からi+h番目のノズルにより形成され、
    前記k番目のノズルが形成した第1パターンと、前記i番目のノズルが形成した第2パターンと、の距離が求められ、
    前記k+h番目のノズルが形成した第1パターンと、前記i+h番目のノズルが形成した第2パターンと、の距離が求められる、請求項1〜5のいずれかに記載の搬送誤差算出方法。
  7. 媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラーと、
    液体を噴射するノズルが前記搬送方向に沿って複数並ぶノズル列と、
    前記搬送ローラーの回転と前記ノズルからの液体の噴射を制御する制御部と、
    前記搬送ローラーの搬送量の補正値を記憶する記憶部と、
    を備える液体噴射装置であって、
    (A)(a1)前記ノズル列における前記搬送方向の上流側の複数のノズルで前記媒体に第1パターンを複数形成させ、
    (a2)前記搬送ローラーをN(Nは整数)分の1の角度回転させて、前記媒体を前記搬送方向に搬送させ、
    (a3)前記ノズル列における前記搬送方向の下流側の複数のノズルで前記媒体に第2パターンを複数形成させ、
    (B)測定された前記第1パターンと前記第2パターンとの距離の測定値と、前記搬送ローラーをN分の1の角度回転させたときの理論搬送量から前記ノズル列のノズルピッチに前記第1パターンを印字したノズルと前記第2パターンを印字したノズルの段数の差を掛けた値を引いた値と、が比較され算出された前記N分の1の角度回転時の搬送量の誤差に関連する値が前記記憶部に記憶された、液体噴射装置。
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