JP6093247B2 - 生タイヤ成形装置 - Google Patents

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本発明は、軸心方向両側のビードロックリングの拡径のタイミングを合わせてタイヤのユニフォーミティを向上させる生タイヤ成形装置に関する。
生タイヤの形成工程では、図13(A)、(B)に概念的に示すように、ドラム中心軸部bに、一対のドラムc、cをタイヤ赤道位置を中心として軸心方向内外に移動可能に支持させた生タイヤ成形装置aが使用される(例えば特許文献1参照。)。
各前記ドラムcには、拡縮径可能なビードロックリングd1を有するビードロック手段dが配される。このビードロック手段dは、前記ドラムc内に形成されるシリンダ室d2と、該シリンダ室d2内を軸心方向に移動可能なピストン部d3と、該ピストン部d3の軸心方向の移動に連動して拡縮径しうる前記ビードロックリングd1とを具える。各ビードロック手段dは、ビードロック給排流路eを通って前記シリンダ室d2内に給排される高圧空気によって作動する。
前記ビードロック給排流路eは、共通の軸部内ビードロック流路部e1と、この軸部内ビードロック流路部e1から分岐するドラム内ビードロック流路部e2、e2とから形成される。前記軸部内ビードロック流路部e1は、一端部が高圧空気給排源に連なり、かつ前記ドラム中心軸部b内を軸心方向にのびる。また各ドラム内ビードロック流路部e2は、それぞれ、一端部が前記軸部内ビードロック流路部e1に連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部が前記シリンダ室d2に導通している。
そして生タイヤの形成工程では、前記ドラムc、c間に円筒状のカーカス筒Aを跨らせて保持した後、このカーカス筒Aの半径方向外側かつ軸心方向両側にビードコアBを挿入する。しかる後、前記ビードロックリングd1を拡径することにより、ビードコアBをカーカス筒Aに固定する。なおカーカスを含むシート状の部材を、ドラムc上で巻回することによりカーカス筒Aを形成してもよく、又予め別工程で形成したカーカス筒Aをドラムc上に移載させても良い。
しかし、ビードロック給排流路eが前記構造をなす。そのため、流入方向の上流側のドラムcU(図では左側のドラム)に比して、下流側のドラムcD(図では右側のドラム)から先に高圧空気が注入されていく。従って、図14(A)〜(C)に示すように、下流側のドラムcDのビードロックリングd1が先に拡径し、しかる後、上流側のドラムcUのビードロックリングd1が拡径するなど、拡径のタイミングにずれが生じる。その結果、ビードコアBとカーカス筒Aの外端までの距離gが、左右で相違することとなり、タイヤのユニフォーミティを低下させるという問題を招く。
特開2011−101971号公報
そこで発明は、軸心方向両側のビードロックリングの拡径のタイミングを合わすことができ、タイヤのユニフォーミティを向上させる生タイヤ成形装置を提供することを課題としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ドラム中心軸部に、タイヤ赤道位置を中心として軸心方向内外に近離移動可能に支持されるとともにカーカスを含む円筒状のカーカス筒を跨らせて保持する一対のドラムと、
各前記ドラムに支持され、かつ拡径により、前記カーカス筒の軸心方向両側に外挿されるビードコアをカーカス筒を介して保持するビードロックリングを有するビードロック手段と、
各前記ドラムに支持され、かつ膨張により、前記カーカス筒のうちで前記ビードコアよりも軸心方向外側に位置するはみ出し部分をビードコアの廻りで折り返すターンアップブラダを有するターンアップ手段とを具える生タイヤ成形装置であって、
前記ビードロック手段は、前記ドラム内に形成されるシリンダ室と、該シリンダ室内を軸心方向に移動するピストン部と、該ピストン部の軸心方向の移動に連動して拡縮径しうる前記ビードロックリングとを具え、
しかもビードロック手段は、ビードロック給排流路を通って前記シリンダ室内に給排される高圧空気によって作動するとともに、
前記ビードロック給排流路は、
一端部が高圧空気給排源に連なり、かつ前記ドラム中心軸部内を通る軸部内ビードロック流路部と、
一端部が前記軸部内ビードロック流路部に連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第1のドラム内ビードロック流路部と、
一端部が前記シリンダ室に連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第2のドラム内ビードロック流路部と、
前記第1、第2のドラム内ビードロック流路部の他端部同士を、前記ドラムの外側を通って導通するビードロックバイパス流路とから形成されるとともに、
各前記ビードロックバイパス流路に、各前記ビードロック手段のシリンダ室への高圧空気の流入速度を調整するスピードコントローラを取り付けたことを特徴としている。
また請求項2では、前記ビードロックバイパス流路に、ビードロックリングの縮径時に前記シリンダ室からの高圧空気を外気に放出する急速排気弁を取り付けたことを特徴としている。
また請求項3では、前記ターンアップブラダは、ブラダ給排流路を通ってターンアップブラダ内に給排される高圧空気によって作動し、
かつ前記ブラダ給排流路は、
一端部が高圧空気給排源に連なり、かつ前記ドラム中心軸部内を通る軸部内ブラダ流路部と、
一端部が前記軸部内ブラダ流路部に連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第1のドラム内ブラダ流路部と、
一端部が前記ターンアップブラダに連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第2のドラム内ブラダ流路部と、
前記第1、第2のドラム内ブラダ流路部の他端部同士を、前記ドラムの外側を通って導通するブラダバイパス流路とから形成され、
しかも各前記ブラダバイパス流路に、排気用のチェック弁を取り付けるとともに、前記チェック弁のパイロットポートに前記ビードロックバイパス流路を接続し、前記急速排気弁とチェック弁との排気を連動させたことを特徴としている。
また請求項4では、一端部が高圧空気給排源に連なり、かつ前記ドラム中心軸部内を通るとともに、他端部が該ドラム中心軸部の外面かつ両側のドラム間の位置で開口する主シェーピング給排流路を有するシェーピング給排流路を具えるとともに、
前記シェーピング給排流路は、前記第1のドラム内ブラダ流路部に一端部が連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部が前記ドラムの軸心方向内面で開口する排気補助流路を有することを特徴としている。
本発明は、従来のドラム内ビードロック流路部を、第1、第2のドラム内ビードロック流路部に分割するとともに、この第1、第2のドラム内ビードロック流路部間を、ドラムの外側を通るビードロックバイパス流路によって連結している。
そして、このビードロックバイパス流路に、各前記ビードロック手段のシリンダ室への高圧空気の流入速度を調整するスピードコントローラを取り付けている。従って、両側のビードロックリングの拡径のタイミングを一致させることが可能となる。その結果、ビードコアからカーカスの外端までの距離、即ちカーカスの折り返し部の長さが、左右同一となり、タイヤのユニフォーミティを高めることができる。なお、前記スピードコントローラの取り付けのためには、ドラムの外側を通るビードロックバイパス流路の形成が必要となる。
本発明の生タイヤ成形装置の一実施例を示す断面図である。 一方のドラムを示す断面図である。 一方のドラムを示す部分斜視図である。 (A)はドラム中心軸部の軸心と直角な断面図、(B)そのA−A線断面図である。 ブラダ給排流路を示すドラムの断面図である。 シェーピング給排流路を示すドラムの断面図である。 ビードロックバイパス流路とチェック弁との接続状態を概念的に示す説明図である。 (A)、(B)はチェック弁の動作を示す断面図である。 (A)、(B)はビードロック給排流路による高圧空気の給排を概念的に示す略図である。 (A)、(B)はブラダ給排流路による高圧空気の給排を概念的に示す略図である。 シェーピング給排流路による高圧空気の排気を概念的に示す略図である。 生タイヤ成形装置を用いた生タイヤ成形ラインを概念的に示す平面図である。 従来の生タイヤ成形装置を概念的に示す断面図である。 (A)〜(B)はその問題点を概念的に説明する略図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図12に、本発明の生タイヤ成形装置1を用いた生タイヤ成形ラインが概念的に示される。本例の生タイヤ成形ラインは、前記生タイヤ成形装置1と、カーカス形成フォーマ100と、カーカス筒移送装置101と、トレッド形成フォーマ102と、トレッド移送装置103と、ビードコア移送装置(図示しない。)とを含んで構成される。
前記カーカス形成フォーマ100は、カーカス用ドラム100aを有し、その外周面上でカーカスA1を含むシート状の部材を巻回することにより円筒状のカーカス筒Aを形成する。前記カーカス筒移送装置101は、前記カーカス用ドラム100a上のカーカス筒Aを、生タイヤ成形装置1に移載する。前記トレッド形成フォーマ102は、トレッド用ドラム102aを有し、その外周面上でトレッドゴムC1を含む部材を巻回することにより円筒状のトレッドリングCを形成する。前記トレッド移送装置103は、前記トレッド用ドラム102a上のトレッドリングCを、予め生タイヤ成形装置1に保持させたカーカス筒Aの半径方向外側かつタイヤ赤道位置Coまで移送しかつ保持する。
そして、前記生タイヤ成形装置1は、
(1)カーカス筒Aの軸心方向両側に外挿されるビードコアBを、ビードロックリング5の拡径により固定し、しかる後、
(2)前記カーカス筒AのうちのビードコアB、B間の本体部分Aaを膨張させてトロイド状にシェーピングし、その膨張部分を前記トレッドリングCの半径方向内面に押付けて接合するとともに、
(3)ターンアップブラダ7を膨張させ、カーカス筒AのうちでビードコアBよりも軸心方向外側に位置するはみ出し部分AbをビードコアBの廻りで折り返しかつ前記本体部分Aaに押付けて接合することで生タイヤを形成する。
図1に示すように、前記生タイヤ成形装置1は、ドラム中心軸部3と、このドラム中心軸部3に、タイヤ赤道位置Co(図12に示す。)を中心として軸心方向内外に近離移動可能に支持される一対のドラム4、4と、前記ビードロックリング5を有するビードロック手段6と、前記ターンアップブラダ7を有するターンアップ手段8とを具える。前記ビードロック手段6とターンアップ手段8とは、各ドラム4に支持される。
図2、3に示すように、前記ドラム中心軸部3は、中心軸9と、この中心軸9の外側に同心に配される支持筒体10とを具える。前記支持筒体10は、前記中心軸9に対して相対回転可能に軸受けを介して支持される。前記中心軸9は、右ネジを螺刻した右ネジ部と、左ネジを螺刻した左ネジ部とをタイヤ赤道位置の両側に形成したネジ軸であって、モータによって回転駆動される。又各ネジ部にはナット金具11が螺合する。
前記支持筒体10には、軸心方向にのびる長孔状の案内孔10Aが形成される。又案内孔10Aには、この案内孔10Aに沿って軸心方向に移動可能なブロック状の移動体12が配される。前記移動体12は、その半径方向内端部が前記ナット金具11と係合することで、前記中心軸9の正逆の回転により、前記ナット金具11と一体に軸心方向内外に移動しうる。
次に、各前記ドラム4は、円筒状をなし、前記支持筒体10に、軸心方向にスライド移動可能に外挿される。このドラム4は、前記移動体12の半径方向外端部に固定されることにより、移動体12と一体に軸心方向内外に移動しうる。
次に、前記ビードロック手段6は、前記ドラム4内に形成されるシリンダ室13と、該シリンダ室13内を軸心方向に移動するピストン部14と、該ピストン部14の軸心方向の移動に連動して拡縮径しうる前記ビードロックリング5とを具える。
前記シリンダ室13は、前記ドラム4と同心な円環状をなし、その周囲が、半径方向内外の周壁部4i、4oと、軸心方向前後の側壁部4f、4rとによって囲まれる。又前記ピストン部14は、円環状をなし、前記シリンダ室13の内周面及び外周面とは、Oリング等を介して気密に接触する。前記ピストン部14の軸心方向前端部には、軸心方向前方に向かって半径方向内方に傾斜するコーン状の軸受け面14Sが形成される。
又前記ドラム4には、シリンダ室13の軸心方向前端部から半径方向外側にのび、かつ外端がドラム4の外周面で開口するガイド孔15が形成される。このガイド孔15内に、前記ビードロックリング5が配される。
前記ビードロックリング5は、周方向に分割された扇状の複数のセグメント5Aからなり、各セグメント5Aが前記ガイド孔15に案内されて半径方向内外に放射状に移動することで、ビードロックリング5は拡縮径しうる。なお各セグメント5Aの半径方向内端部には、例えば前記軸受け面14Sと同勾配で傾斜する軸受け面5Sが形成される。前記軸受け面5Sに代えて、軸受け面14S上を転動するローラを設けても良い。これにより、ビードロックリング5は、前記ピストン部14の軸心方向の移動に連動して拡縮径しうる。なお符号16は、周方向にのびるリング状のバネであり、ビードロックリング5を各セグメント5Aを半径方向内方に付勢する。
そして、前記ビードロックリング5の拡縮径は、図9(A)に示すように、それぞれビードロック給排流路20を通って前記シリンダ室13内に給排される高圧空気によって行われる。
前記ビードロック給排流路20は、軸部内ビードロック流路部21と、第1、第2のドラム内ビードロック流路部22、23と、ビードロックバイパス流路24とから形成される。このうち、前記軸部内ビードロック流路部21は、両側のドラム4に対して共通の流路であって、一端部が高圧空気給排源17に連なり、かつ前記ドラム中心軸部3内を通る。
具体的には、図2〜4に示すように、前記軸部内ビードロック流路部21は、前記支持筒体10内を軸心方向にのびる1本の孔部として形成され、その他端部は支持筒体10内で終端している。又前記支持筒体10の外周には、両側のドラム4のために、1対の開口部21Eが互いに軸心方向に距離を隔てて形成される。各開口部21Eは、軸心方向に長尺に形成される。本例では、各開口部21Eが、外周面側に形成される軸心方向にのびる長溝部分21E1と、その溝底から内周面までのびる継ぎ孔21E2とから形成される場合が示される。
又前記第1のドラム内ビードロック流路部22は、一端部22Eが前記開口部21E(軸部内ビードロック流路部21)に連なり、前記ドラム4内を通るとともに、他端部22Fがドラム4の外面で開口する。本例では、図4に示すように、各ドラム4には、2本の第1のドラム内ビードロック流路部22、22が、周方向に例えば180°の角度で位相をずらして形成される。具体的には、本例のドラム4は、ドラム本体4Aと、その半径方向内側に配される薄厚の副部4Bとからなる2層構造をなし、前記副部4Bには、前記開口部21Eに通じる継ぎ孔22E1が形成される。又ドラム本体4Aの内周面には、前記継ぎ孔22E1に通じかつ周方向に連続してのびる周溝22E2が凹設されるとともに、この周溝22E2に、位相を違えた2つの前記第1のドラム内ビードロック流路部22、22が、継ぎ孔22E3を介して接続される。なお前記第1のドラム内ビードロック流路部22は、前記内の周壁部4iを通って後の側壁部4rの外面で開口する。
又前記第2のドラム内ビードロック流路部23は、一端部23Eが前記シリンダ室13に連なり、かつ前記ドラム4(本例では、後の側壁部4r)内を通るとともに、他端部23Fがドラム4(本例では、後の側壁部4r)の外面で開口する。なお第2のドラム内ビードロック流路部23の前記他端部23Fと、第1のドラム内ビードロック流路部22の前記他端部22Fとは、半径方向内外に位置を違えて形成される。
又前記ビードロックバイパス流路24は、例えば、ホース、パイプ等の管体からなり、前記他端部22F、23F同士を、前記ドラム4の外側を通って互いに導通する。本例では、図7に概念的に示すように、例えば180°の位相を違えて配される一方側の他端部22Fと、他方側の他端部23Fとを、又一方側の他端部23Fと、他方側の他端部22Fとを、それぞれ導通している。
さらに、前記ビードロックバイパス流路24には、各前記ビードロック手段6のシリンダ室13への高圧空気の流入速度を調整するスピードコントローラ25が取り付けられる。スピードコントローラ25としては、市販のものが好適に使用でき、前記流入速度を調整することで、両側のビードロックリング5、5の拡径のタイミングを一致させることが可能となる。その結果、タイヤのユニフォーミティを高めることができる。
又本例のビードロック給排流路20では、前記ビードロックバイパス流路24に、ビードロックリング5の縮径時に前記シリンダ室13からの高圧空気を外気に放出する急速排気弁26がさらに取り付けられる。これにより、図9(B)に示すように、前記シリンダ室13の内圧を大気圧まで瞬間的に減じることができる。そのため、ビードロックリング5の縮径時間が、例えば1.8秒程度となるなど、タイヤ形成効率を大幅に向上しうる。なお従来においては、前記高圧空気給排源17からのバキュームによって排気しているため、軸部内ビードロック流路部21内の空気の排気を伴う。そのためビードロックリング5の縮径時間として、6.0秒程度掛かっていた。前記急速排気弁26として、市販のものが好適に使用できる。又急速排気弁26は、本例のように、各ドラム4に2つずつ取り付けるのが好ましく、1つでは縮径時間の短縮が不十分であり、又3つ以上取り付けても、さらなる短縮が見込めず、コスト的に不利となる。
次に、図5に示すように、前記ターンアップブラダ7は、従来と同構造の袋状体であって、その開口縁7a、7bは前記ドラム4の外周面部で固定される。本例の開口縁7a、7bは、前記ビードロックリング5を挟んだ軸心方向両側に配される。又このターンアップブラダ7は、図10(A)に示すように、ブラダ給排流路30を通ってターンアップブラダ7内に給排される高圧空気によって膨張(インフレート)、縮小(デフレート)が行われる。
前記ブラダ給排流路30は、軸部内ブラダ流路部31と、第1、第2のドラム内ブラダ流路部32、33と、ブラダバイパス流路34とから形成される。
前記軸部内ブラダ流路部31は、前記軸部内ビードロック流路部21とは実質的に同構成であって、図4(A)に示すように、前記軸部内ビードロック流路部21とは例えば周方向に120°の位相を違えて支持筒体10内に形成される。なお軸部内ブラダ流路部31の開口部31Eは、前記軸部内ビードロック流路部21の前記開口部21Eと軸心方向に位置をずらして形成される。
又図5に示すように、前記第1のドラム内ブラダ流路部32は、その一端部32Eが前記開口部31E(軸部内ブラダ流路部31)に連なり、前記ドラム4内を通るとともに、他端部32Fがドラム4の外面で開口する。具体的には、前記第1のドラム内ブラダ流路部32は、前記一端部32Eから内の周壁部4iを通って軸心方向後方にのび、かつ他端部32Fが、前記後の側壁部4rの外面で開口している。又本例では、図4(A)に示すように、各ドラム4には、2本の第1のドラム内ブラダ流路部32、32が、互いに周方向に例えば180°の位相をずらして、又第1のドラム内ビードロック流路部22とは例えば90°の位相をずらして形成される。
前記第2のドラム内ブラダ流路部33は、その一端部33Eが前記ターンアップブラダ7内に連なり、かつ前記ドラム4内(本例では、外の周壁部4o)を通るとともに、他端部33Fがドラム4(本例では、後の側壁部4r)の外面で開口している。
前記ブラダバイパス流路34は、前記ビードロックバイパス流路24と同様の管体からなり、前記他端部32F、33F同士を、前記ドラム4の外側を通って互いに導通する。本例では、図7に概念的に示すように、例えば180°の位相を違えて配される一方側の他端部32Fと、他方側の他端部33Fとを、又一方側の他端部33Fと、他方側の他端部32Fとを、それぞれ導通している。
そして、前記ブラダバイパス流路34には、排気用のチェック弁35が取り付けられるとともに、このチェック弁35のパイロットポート35aには前記ビードロックバイパス流路24が接続される。これにより、前記急速排気弁26とチェック弁35との排気を連動させて行うことが可能となる。
ここで、前記チェック弁35は、図8に示すように、シリンダ室36を有する円筒状の基体37と、前記シリンダ室36内をスライド可能に配されるとともに該シリンダ室36を一方側、他方側のスペース36a、36bに区分するピストン部38とを具える。前記基体37の一端部には、前記ブラダバイパス流路34を前記スペース36aに接続する第1のポートート37aが形成されるとともに、他端部には、前記ビードロックバイパス流路24を前記スペース36bに接続する前記パイロットポート35aである第2のポートート37bが形成される。又前記基体37の側面には、スペース36aに通じる排気ポート37cが形成される。
又前記ピストン部38には、このピストン部38のスライド移動によって、前記排気ポート37cを開閉しうる開閉弁部38aが形成される。又前記スペース36aには、常時は開閉弁部38aを押し上げて排気ポート37cを開放しうるバネ手段39が配される。
従って、高圧空気がビードロック給排流路20を通ってシリンダ室13内に流入しビードロックリング5が拡径している時には、図8(A)に示すように、ビードロックバイパス流路24から第2のポートート37bを経てスペース36b内にも高圧空気が流入し、ピストン部38を押し下げることで、排気ポート37cが閉止される。この状態の時には、ブラダ給排流路30からターンアップブラダ7内に高圧空気を流入してインフレートできる。
又生タイヤの形成が終了し、前記急速排気弁26を作動させてビードロックリング5を縮径させる場合には、ビードロックリング5の縮径と同時に、即ちビードロックバイパス流路24の減圧と同時に、図8(B)に示すように、前記チェック弁35が作動し、排気ポート37cが開放する。これにより、図10(B)に示すように、ターンアップブラダ7内の高圧空気を、大気に瞬時に排出させることができる。これにより、ターンアップブラダ7のデフレート時間を、例えば4.2秒程度まで短縮させることができる。従来においては、ターンアップブラダ7内の高圧空気を、前記高圧空気給排源17からのバキュームによって排気している。そのため、軸部内ブラダ流路部31内の空気の排気を伴い、ターンアップブラダ7のデフレート時間として、7.0秒程度掛かっていた。
次に前記生タイヤ成形装置1は、ドラム4、4間に跨って保持されたカーカス筒AのうちのビードコアB、B間の本体部分Aaを膨張させてトロイド状にシェーピングするためのシェーピング給排流路40を具える。
ここで、前記急速排気弁26の使用により、ビードロックリング5の縮径時間は大幅に短縮される。しかしながら、シェーピング後の生タイヤの内圧が高い間にビードロックリング5が縮径した場合、生タイヤ内の高圧空気が、ビードロックリング5とタイヤビードとの間から瞬間的に放出されてしまい、大きな騒音(爆発的な破裂音)を発生させるという問題がある。従って、騒音を抑えながら工程時間を短縮するためには、ビードロックリング5の縮径時間の短縮に加え、さらにシェーピング後の生タイヤにおける内圧排気時間の短縮が不可欠となる。
そこで本例では、前記シェーピング給排流路40を、図6に示すように、主シェーピング給排流路41と、排気補助流路42とで構成している。
前記主シェーピング給排流路41は、従来と同様であり、一端部が高圧空気給排源17に連なり、かつ前記ドラム中心軸部3内を通るとともに、他端部41Fが該ドラム中心軸部3の外面かつ両側のドラム4、4間の位置で開口する。本例では、主シェーピング給排流路41は、図4(A)に示すように、前記軸部内ビードロック流路部21、軸部内ブラダ流路部31とは例えば周方向に120°の位相を違えて支持筒体10内に形成される。
又排気補助流路42は、図5に示すように、その一端部42Eが前記第1のドラム内ブラダ流路部32に連なり、かつ前記ドラム4内を通るとともに、他端部42Fが前記ドラム4の軸心方向前面で開口する。本例では、排気補助流路42は、一端部42Eから前記内の周壁部4iを軸心方向内方にのび、その他端部42Fが前の側壁部4fの前面で開口する。又この他端部42Fには、この他端部42Fからドラム外への空気の流出を防止する一方弁43が取り付けられる。従って、ターンアップブラダ7のインフレート時には、前記ブラダ給排流路30を通る高圧空気が、前記他端部42Fからは排出されることがない。即ち、ターンアップブラダ7のインフレート用高圧空気は、生タイヤのシェーピングには使用されず、従来と同様、主シェーピング給排流路41からの高圧空気のみによってシェーピングが行われる。
これに対して、シェーピング後の生タイヤにおける内圧排気は、図11に示すように、前記主シェーピング給排流路41による第1排気45aと、排気補助流路42からの第2排気45bとによって行うことができ、排気時間を短縮することができる。なお第1排気45aは従来と同様であり、前記高圧空気給排源17からのバキュームにより、主シェーピング給排流路41をへて行われる。これに対して、第2排気45bは、前記高圧空気給排源17からのバキュームにより、軸部内ブラダ流路部31と排気補助流路42とをへて行われる。なお前記軸部内ブラダ流路部31は、前記チェック弁35を使用したため、ターンアップブラダ7のデフレート時には不要であり、従ってこの軸部内ブラダ流路部31を、生タイヤの内圧排気に使用できる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明に係わる生タイヤ成形装置を表1の仕様に基づき試作するとともに、形成されたタイヤのユニフォーミティ、生タイヤの生産性、生タイヤ成形工程中における騒音状態についてテストした。表に記載以外は実質的に同仕様である。
(1)ユニフォーミティ:
JASOC607に準拠し、形成されたタイヤ各100本のRFVを測定し、そのバラツキを、比較例1を100とする指数で表示している。指数の大きい方がバラツキが少なく品質が安定している。
(2)生産性:
生タイヤ成形工程時間を測定し、比較例1を100とする指数で表示している。指数の大きい方が工程時間が短く生産性に優れている。
(3)騒音状態
生タイヤ成形工程時の騒音状態を作業者による官能評価によって、比較例1を100とする指数で表示している。指数の大きい方が騒音が低く優れている。
Figure 0006093247
表の如く、実施例の生タイヤ成形装置では、ビードロックバイパス流路にスピードコントローラが設けられたため、ユニフォーミティが向上しているのが確認できる。
1 生タイヤ成形装置
3 ドラム中心軸部
4 ドラム
5 ビードロックリング
6 ビードロック手段
7 ターンアップブラダ
8 ターンアップ手段
13 シリンダ室
14 ピストン部
17 高圧空気給排源
20 ビードロック給排流路
21 軸部内ビードロック流路部
22 第1のドラム内ビードロック流路部
23 第2のドラム内ビードロック流路部
24 ビードロックバイパス流路
25 スピードコントローラ
26 急速排気弁
30 ブラダ給排流路
31 軸部内ブラダ流路部
32 第1のドラム内ブラダ流路部
33 第2のドラム内ブラダ流路部
34 ブラダバイパス流路
35 チェック弁
35a パイロットポート
40 シェーピング給排流路
41 主シェーピング給排流路
42 排気補助流路
A カーカス筒
Ab はみ出し部分
B ビードコア

Claims (4)

  1. ドラム中心軸部に、タイヤ赤道位置を中心として軸心方向内外に近離移動可能に支持されるとともにカーカスを含む円筒状のカーカス筒を跨らせて保持する一対のドラムと、
    各前記ドラムに支持され、かつ拡径により、前記カーカス筒の軸心方向両側に外挿されるビードコアをカーカス筒を介して保持するビードロックリングを有するビードロック手段と、
    各前記ドラムに支持され、かつ膨張により、前記カーカス筒のうちで前記ビードコアよりも軸心方向外側に位置するはみ出し部分をビードコアの廻りで折り返すターンアップブラダを有するターンアップ手段とを具える生タイヤ成形装置であって、
    前記ビードロック手段は、前記ドラム内に形成されるシリンダ室と、該シリンダ室内を軸心方向に移動するピストン部と、該ピストン部の軸心方向の移動に連動して拡縮径しうる前記ビードロックリングとを具え、
    しかもビードロック手段は、ビードロック給排流路を通って前記シリンダ室内に給排される高圧空気によって作動するとともに、
    前記ビードロック給排流路は、
    一端部が高圧空気給排源に連なり、かつ前記ドラム中心軸部内を通る軸部内ビードロック流路部と、
    一端部が前記軸部内ビードロック流路部に連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第1のドラム内ビードロック流路部と、
    一端部が前記シリンダ室に連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第2のドラム内ビードロック流路部と、
    前記第1、第2のドラム内ビードロック流路部の他端部同士を、前記ドラムの外側を通って導通するビードロックバイパス流路とから形成されるとともに、
    各前記ビードロックバイパス流路に、各前記ビードロック手段のシリンダ室への高圧空気の流入速度を調整するスピードコントローラを取り付けたことを特徴とする生タイヤ成形装置。
  2. 前記ビードロックバイパス流路に、ビードロックリングの縮径時に前記シリンダ室からの高圧空気を外気に放出する急速排気弁を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の生タイヤ成形装置。
  3. 前記ターンアップブラダは、ブラダ給排流路を通ってターンアップブラダ内に給排される高圧空気によって作動し、
    かつ前記ブラダ給排流路は、
    一端部が高圧空気給排源に連なり、かつ前記ドラム中心軸部内を通る軸部内ブラダ流路部と、
    一端部が前記軸部内ブラダ流路部に連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第1のドラム内ブラダ流路部と、
    一端部が前記ターンアップブラダに連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部がドラムの外面で開口する第2のドラム内ブラダ流路部と、
    前記第1、第2のドラム内ブラダ流路部の他端部同士を、前記ドラムの外側を通って導通するブラダバイパス流路とから形成され、
    しかも各前記ブラダバイパス流路に、排気用のチェック弁を取り付けるとともに、前記チェック弁のパイロットポートに前記ビードロックバイパス流路を接続し、前記急速排気弁とチェック弁との排気を連動させたことを特徴とする請求項2記載の生タイヤ成形装置。
  4. 一端部が高圧空気給排源に連なり、かつ前記ドラム中心軸部内を通るとともに、他端部が該ドラム中心軸部の外面かつ両側のドラム間の位置で開口する主シェーピング給排流路を有するシェーピング給排流路を具えるとともに、
    前記シェーピング給排流路は、前記第1のドラム内ブラダ流路部に一端部が連なり、かつ前記ドラム内を通るとともに、他端部が前記ドラムの軸心方向内面で開口する排気補助流路を有することを特徴とする請求項3記載の生タイヤ成形装置。
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