JPH038419Y2 - - Google Patents

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JPH038419Y2
JPH038419Y2 JP225085U JP225085U JPH038419Y2 JP H038419 Y2 JPH038419 Y2 JP H038419Y2 JP 225085 U JP225085 U JP 225085U JP 225085 U JP225085 U JP 225085U JP H038419 Y2 JPH038419 Y2 JP H038419Y2
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bladder
pressure
air
switching valve
electromagnetic switching
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JP225085U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はタイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装
置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のタイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装置
を第2,3,4図により説明すると、aが左側の
ブラダ、1bが右側のブラダである。なお同ブラ
ダ1a,1bは、第3,4図に示すようにドラム
11に巻かれたプライ12のオーバハング部12
aを折り返して、ビード13を包み込むためのゴ
ム袋で、同ブラダ1a,1bは、その内部に圧力
空気が供給されて、膨張したときに、オーバハン
グ部12aを拡径させるようになつている。また
2がエアーアキユムレータ、3が差圧スイツチ、
4がエアーレギユレータ、5が電磁切換弁、6が
エアーフイルター、7がスピードコントローラ、
8がクイツクエキゾーストバルブ、9がオリフイ
スで、電磁切換弁5を切換えて、ブラダ1a,1
bへ圧力空気を供給する。その際、ブラダ1a,
1bの内圧がエアーレギユレータ4に設定した設
定値を越えると、差圧スイツチ3が作動し、電磁
切換弁5が切換えられて、ブラダ1a,1bへの
圧力空気の供給が停止されるようになつている。
前記タイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装置で
は、ブラダ1a,1bの内圧検出ライン(差圧ス
イツチ3のライン)がブラダ1a,1bへの圧力
空気供給ラインに連通している。一方、上記ブラ
ダ1a,1bの入口は、機械の構造上、上記内圧
検出ライン及び上記圧力空気供給ラインの配管に
比べると小径になつており、圧力空気の上記ブラ
ダ1a,1bへの供給時に圧力空気がブラダ1
a,1bの入口で絞られる。また配管に抵抗があ
つて、各部が同じように昇圧にせず、エアーレギ
ユレータ4の検出値とブラダ1a,1b内の実際
の内圧値との間に差が生じる。そのため、第2図
に示すように内圧検出ライン(差圧スイツチ3の
ライン)にエアーフイルター6、オリフイス9及
びエアーアキユムレータ2を設けて、ブラダ1
a,1bが或る程度膨張したときに、始めてブラ
ダ1a,1bの内圧値と内圧検出ラインの圧力値
とを略同じようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記タイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装置で
は、オリフイス9の孔の径がφ1程度であるため、
エアーフイルター6を必要としている。またオリ
フイス9の製作時にオリフイス9の孔の径に少し
でも誤差があれば、エアーレギユレータ4の設定
値が異なることになり、使用者にとつては設定値
の設定操作が非常に面倒になる。またエアーアキ
ユムレータ2の容量を決めるのには、ブラダ1
a,1bの容量、材質、配管ラインの抵抗等を考
慮しなければならなくて、設計、製作が非常に面
倒になる。またブラダ1a,1bを材質の異なる
他のブラダと交換すれば、エアーレギユレータ4
の設定圧を再調整する必要があるが、その際、上
記誤差を見込んで調整しなければならなくて、間
違える恐れがあり、またエアーアキユムレータ2
の設計、製作を誤ると、ブラダ1a,1bを破損
させる恐れがあつた。
本考案は前記の問題点に対処するもので、ブラ
ダへの給排気通路を切換える電磁切換弁と、同電
磁切換弁が切換えられて圧力空気が上記ブラダへ
供給されているときに同ブラダの内圧を検出しそ
のとき得られる検出値が設定圧を越えると上記電
磁切換弁を切換えて圧力空気の同ブラダへの供給
を停止する圧力検出器とを有し、同圧力検出器を
検出ラインを介して上記ブラダに直接接続したこ
とを特徴とするタイヤ成形機のブラダ用空気圧制
御装置に係わり、その目的とする処は、エアーフ
イルター、エアーアキユムレータ、オリフイス等
が不用で、容易に設計、製作できる。圧力検出器
の圧力値を容易に設定できる。さらにブラダの破
損を防止できる改良されたタイヤ成形機のブラダ
用空気圧制御装置を供する点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のタイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装
置は前記のようにブラダへの給排気通路を切換え
る電磁切換弁と、同電磁切換弁が切換えられて圧
力空気が上記ブラダへ供給されているときに同ブ
ラダの内圧を検出しそのとき得られる検出値が設
定圧を越えると上記電磁切換弁を切換えて圧力空
気の同ブラダへの供給を停止する圧力検出器とを
有し、同圧力検出器を検出ラインを介して上記ブ
ラダに直接接続しており、ブラダの内圧が直接検
出される。そのため、エアーフイルター、エアー
アキユムレータ、オリフイス等が不用で、設計、
製作が容易になる。また上記のようにオリフイス
等が不用で、圧力検出器の圧力値設定操作が容易
になる。また上記のようにエアーアキユムレータ
が不用で、ブラダの破損が防止される。
(実施例) 次に本考案のタイヤ成形機のブラダ用空気圧制
御装置を第1図に示す一実施例により説明する
と、1a,1bが左右のブラダ、5が電磁切換
弁、7がスピードコントローラ、8がクイツクエ
キゾーストバルブ、10がプレツシヤスイツチ
(または差圧スイツチ)(圧力検出器)で、同プレ
ツシヤスイツチ10が検出ラインを介して上記ブ
ラダ1a,1bに直接接続されていて、従来のブ
ラダ用空気圧制御装置に設けられていたエアーフ
イルター6、エアーアキユムレータ2、オリフイ
ス9などの機器がなくなつている。
(作用) 次に前記タイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装
置の作用を説明する。まずプレツシヤスイツチ1
0の圧力検出値を設定値にセツトし、次いで電磁
切換弁5を切換え、圧力空気を同電磁切換弁5を
介しブラダ1a,1bへ供給して、同ブラダ1
a,1bを膨張させる。同ブラダ1a,1bの内
圧がプレツシヤスイツチ10の圧力設定値を越え
ると、電磁切換弁5が切換つて、ブラダ1a,1
bへの圧力空気の供給が停止される。
(考案の効果) 本考案のタイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装
置は前記のようにブラダへの給排気通路を切換え
る電磁切換弁と、同電磁切換弁が切換えられて圧
力空気が上記ブラダへ供給されているときに同ブ
ラダの内圧を検出しそのとき得られる検出値が設
定圧を越えると上記電磁切換弁を切換えて圧力空
気の同ブラダへの供給を停止する圧力検出器とを
有し、同圧力検出器を検出ラインを介して上記ブ
ラダに直接接続しており、ブラダの内圧を直接検
出するので、エアーフイルター、エアーアキユム
レータ、オリフイス等が不用で、設計、製作を容
易に行うことができる。また上記のようにオリフ
イス等が不用で、圧力検出器の圧力値設定操作を
容易に行うことができる。また上記のようにエア
ーアキユムレータが不用で、ブラダの破損を防止
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるタイヤ成形機のブラダ
用空気圧制御装置の一実施例を示す系統図、第2
図は従来のタイヤ成形機のブラダ用空気圧制御装
置を示す系統図、第3,4図はブラダの作用説明
図である。 1a,1b……ブラダ、5……電磁切換弁、1
0……圧力検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラダへの給排気通路を切換える電磁切換弁
    と、同電磁切換弁が切換えられて圧力空気が上記
    ブラダへ供給されているときに同ブラダの内圧を
    検出しそのとき得られる検出値が設定圧を越える
    と上記電磁切換弁を切換えて圧力空気の同ブラダ
    への供給を停止する圧力検出器とを有し、同圧力
    検出器を検出ラインを介して上記ブラダに直接接
    続したことを特徴とするタイヤ成形機のブラダ用
    空気圧制御装置。
JP225085U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH038419Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254272A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Bridgestone Corp タイヤの成型方法、および、それに用いられる折り返しブラダ、ならびに、その折り返しブラダの内圧を制御する折り返しブラダ内圧制御システム

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JP6093247B2 (ja) * 2013-05-30 2017-03-08 住友ゴム工業株式会社 生タイヤ成形装置
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JPS61118719U (ja) 1986-07-26

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