JP6090113B2 - 液処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転する基板へ供給された処理液を排出する技術に関する。
基板である半導体ウエハ(以下、ウエハという)に対して各種の処理液を供給して液処理を行う枚葉式の処理ユニット(液処理装置)では、回転するウエハの表面にアルカリ性や酸性の薬液を供給し、ウエハ表面のごみや自然酸化物などを除去している。ウエハ表面に残存する薬液はリンス液により除去され、ウエハを回転させたままリンス液の供給を止めると、残ったリンス液が振り切られて乾燥したウエハが得られる。
この液処理ユニットにおいて、ウエハを回転自在に保持する保持部には、ウエハから排出される処理液の流れを調整する機構が設けられることがある。例えば特許文献1には、保持部材により回転プレート(保持部)の上面から浮いた状態で保持されたウエハを囲むようにして、処理液を案内するための案内部材(ガイド部)を、ウエハとほぼ同じ高さ位置に設けた液処理装置が記載されている。この案内部材は、前記回転プレートの端部に設けられた庇部及び外側壁部(回転カップ)と回転プレートとの間に挟まれるように配置されている。
当該液処理装置によれば、処理液や、その流れの途中で発生したミストは、案内部材の表面や裏面に案内され、外側壁部と回転プレートとの隙間に流れ込んだ後、流れ方向を変えてウエハの下方側へと排出されるので、ミストの逆流に伴うウエハの汚染を抑えることができる。
しかしながら上述の回転プレートにおいて、前記保持部材は、ウエハの周囲に互いに間隔を開けて複数個、配置され、これらの保持部材によりウエハの端面を挟み込んでウエハを保持している。このようにウエハの端面に対して異なる位置から力を加えると、ウエハが周方向に沿って波打つように歪み、その周縁部の高さ位置が変化してしまう場合がある。ウエハが歪んだ状態のまま液処理を行うと、ウエハから排出される処理液が案内部材の本体と衝突し、衝突により発生したミストがウエハを汚染してしまうおそれがある。また、ウエハから排出される処理液が、案内部材によってカップへ向けて排出できないおそれがある。
特開2008−34656号公報:段落0013、0019〜0021、図4
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、ミストの発生を抑制しつつ処理液をカップへ向けて排出することが可能な液処理装置を提供することある。
本発明の液処理装置は、回転する基板に処理液を供給して液処理を行う液処理装置において、
基板下面を水平に吸着保持するための保持面を備えた基板保持部と、
前記基板保持部を鉛直軸周りに回転させるための回転駆動部と、
前記基板から振り切られた処理液を受けるカップと、
前記基板保持部に保持された基板の上方から処理液を供給する処理液供給部と、
前記基板保持部と一体に形成されると共に、当該基板保持部に保持された基板の周囲に配置され、前記基板の周縁部の上面の高さと同じか、この高さよりも低い高さ位置に設けられ、処理液を案内する案内面と、前記基板保持部に保持された基板の外周面に対向する内周部を備えるガイド部と、
前記基板保持部と共に一体的に回転し、前記ガイド部との間で前記カップへ向けて処理液を案内する回転カップと、を備えたことと、
前記内周部は、前記基板保持部に保持された基板の外周面に対して隙間を介して形成され、前記隙間の下方側の基板保持部には、当該隙間内に入り込んだ処理液を受けるための溝部が設けられていることと、を特徴とする。
前記液処理装置は、下記の構成を備えていてもよい。
(a)前記内周部は、その縦断面形状が、前記基板の外周面側へ向いた傾斜面を有すること。または前記溝部は、前記基板保持部に保持された基板よりも外方側へ広がる縦断面形状を有し、前記内周部は、その縦断面形状が、前記基板の外周面側へ向いた傾斜面を有し、前記傾斜面は、前記基板の外周面側から前記案内面へ向けて高くなる上面側傾斜面と、前記基板の外周面側から前記溝部の上面の外方側に向けて低くなる下面側傾斜面で形成されること。前記ガイド部には、前記溝部内の処理液を前記カップに向けて排出するための排液流路が設けられ、前記溝部には、前記溝部内の処理液を前記排液流路に向けて案内するための排液流路入口が設けられていること。前記排液流路は、前記ガイド部に案内される処理液の流れと合流する位置に向けて前記溝部内の処理液を排出する排液流路出口を有すること。前記溝部には、基板の下面側の周縁部へ向けて気体を供給する気体吐出口が設けられ、前記ガイド部には、前記気体吐出口に気体を供給する給気流路が設けられていること。前記溝部は、前記基板保持部に保持された基板の下面よりも低い位置に形成されていること。
(b)前記ガイド部は、前記基板保持部に保持された基板の外周面に接触する内周部を備えること。
(c)前記基板保持部は、前記保持面を介して基板を加熱するための加熱機構を備えていること。
本発明は、基板保持部の保持面に基板を吸着させ、基板の周縁部の高さ位置を揃えた状態で液処理を行うと共に、基板から排出された処理液を案内するガイド部が前記基板保持部と一体に形成されている。そのため、基板から排出される処理液を、ガイド部に沿って確実に案内することができる。この結果、ガイド部への処理液の衝突が避けられ、ミストの発生を抑制しつつカップへ向けて処理液を排出することができる。
本発明の実施の形態に係る処理ユニットを備えた基板処理システムの概要を示す平面図である。 前記処理ユニットの概要を示す縦断側面図である。 前記処理ユニットの基板保持機構及び回収カップを詳細に示した縦断側面図である。 前記基板保持機構に設けられている保持部の一部破断平面図である。 前記保持部に設けられているガイド部の拡大縦断面図である。 他の実施形態に係るガイド部の拡大縦断面図である。 さらに他の実施形態に係るガイド部の拡大縦断面図である。 前記保持部に設けられている真空チャックの他の構成例を示す平面図である。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の基板、本実施形態では半導体ウエハ(以下ウエハW)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持するウエハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウエハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持するウエハ保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウエハ保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウエハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
以上に概略構成を説明した処理ユニット16は、本実施の形態の液処理装置に相当する。当該処理ユニット16は、回転するウエハWから処理液が排出される際に、処理液からのミストの発生を抑えつつ、回収カップ50へ向けて処理液を案内する機能を備えている。以下、図3〜図5を参照しながら当該機能に係る構成について説明する。
図3は、処理ユニット16内に設けられている基板保持機構30及び回収カップ50の構成を詳細に示した縦断側面図である。
本例の処理ユニット16において、既述の回収カップ50は、チャンバ20の床面に配置された外カップ50aの内側に、支持部材532を介してアクチュエータ533に接続され、各々、昇降自在に構成された中カップ50b、内カップ50cを入れ子状に配置した構成となっている。
各回収カップ50a〜50cは、処理ユニット16の外部へ向けて処理液を独立して排出する排液口51a〜51cを備えている。そして、中カップ50b、内カップ50cを所定の位置に昇降させてからウエハWに処理液を供給することにより、処理液の種類に応じてウエハWから振り切られた処理液を受ける回収カップ50a〜50cを切り替え、これらの処理液を別々の排液口51a〜51cへ向けて排出することができる。
なお、図3や図5には、処理液の種類に対応して複数の回収カップ50a〜50cを切り替えて処理液の排出を行う例を示しているが、共通の回収カップ50へ向けて処理液を排出してもよいことは勿論である。
次に、基板保持機構30を構成する保持部31(基板保持部)の詳細な構成について説明する。
図3、及び図4の一部破断平面図に示すように、保持部31がウエハWを水平に保持する保持面311には、円板形状に形成された保持部31の周方向に沿って、溝状の凹部312が同心円状に複数本、形成されている。これらの凹部312のうち、最外周側の凹部312はウエハWの周縁部付近に設けられている。図4に示すように、互いに隣り合う位置に配置された凹部312は、保持面311を径方向に切り欠いて形成された凹部312によって互いに連通している。一方、保持部31の中心部には、保持部31を支持する支部32内を通って外部の真空ポンプ36へと接続された真空排気路321の末端部が開口している(図3参照)。
上述の構成を備えた保持部31において、保持面311にウエハWを載置すると、凹部312は、ウエハWと保持部31の本体とに囲まれた空間を形成し、真空排気路321を介してこの空間(凹部312)内を減圧することにより、保持面311へ向けてウエハWの下面を吸着保持するバキュームチャックが構成される。保持部31に形成された凹部312や真空排気路321、真空ポンプ36は、保持部31にウエハWを吸着保持するための吸着機構に相当する。
さらに保持部31に保持されたウエハWの周囲には、ウエハWの上面を流れてきた処理液を案内するためのガイド部34が設けられている。図3〜図5に示すように、本例のガイド部34は、保持部31を構成する円板形状の部材と一体に形成され、ウエハWの保持面311の周囲を囲むように配置された円環状の案内面347を備えている。
図5の拡大縦断面図に示すように、ガイド部34の案内面347は平坦になっていて、保持面311上に保持されたウエハWの上面の高さと同じか、この高さよりも低い高さ位置に配置されている。
図5にはウエハWの上面よりも低く、且つ、当該ウエハWの下面よりも高い位置に案内面347を設けた例を示してある。案内面347を設ける高さの下限についてはウエハWの下面よりも高い位置であればよい。
またガイド部34はウエハWの外周面に対向する領域を有している。以下、ガイド部34におけるウエハWの外周面に対向する領域を内周部346と呼ぶと、図5に示すように本例の内周部346は、前記ウエハWの外周面に対して、例えばサブミリメートル〜数mm程度の隙間342を介して配置されている。
ウエハWの外周面とガイド部34の内周部346とが隙間342を介して対向しているとき、ウエハWの回転速度を低くしていくと、当該隙間342内に処理液6が進入し、ウエハWの外周面や下面側の周縁部まで処理液6が回り込んでこれらの領域を処理することができる。この場合には、ウエハWの回転速度などを変更することにより、ウエハWの処理範囲を調節することが可能となっている。
また図5に示すように、前記保持部31におけるウエハWの外周面とガイド部34の内周部346との隙間342の下方側には、当該隙間342内に入り込んだ処理液6を受けるための溝部341が設けられている。溝部341の縦断面形状は、ウエハWの周縁部の下面の下方側から案内面347の下方側へかけて広がる扁平な空間となっており、この空間がウエハWの周方向に沿って円環状に伸びている。
図4、図5に示すように、溝部341は、ウエハW側の上面が開口しており、保持面311上にウエハWを保持すると、ウエハWの周縁部が溝部341側へ突出して、当該周縁部の下面が溝部341の空間に向けて露出した状態となる。溝部341を設けることにより、ウエハWの下面側に回り込んだ処理液を回収カップ50a〜50c以外の場所に流さないようにしている。
一方、ガイド部34側においては、案内面347が、溝部341の外周側の上面を覆うように伸び出して既述の内周部346を形成している。本例において前記内周部346の縦断面形状には、図5に示すように、ウエハWの外周面側から案内面347へ向けて高くなる上面側傾斜面と、ウエハWの外周面側から溝部341の上面の外方側に向けて低くなる下面側傾斜面が形成されている。この結果、隙間342内に進入した処理液6は、外周方向へ向けて高くなる上面側傾斜面の上面に沿って案内面347に効率よく案内される。また、隙間342内に進入した処理液6は、外周方向へ向けて低くなる下面側傾斜面に沿って溝部341内へと効率よく案内される。この上面側傾斜面と下面側傾斜面とが、ウエハWの外周面側にて交差することにより、前記内周部346は、ウエハWの外周面へ向けて先鋭な先端部を備えることになる。内周部をウエハWの外周面側へ向けて先鋭になるように加工することにより、隙間342内に進入した処理液6は、案内面347と溝部341内へとさらに効率よく案内される。
溝部341の外周側の側面には、遠心力を利用して、溝部341内に落下した処理液6を外部に排出するためのスリット状の排液流路343が、保持部31の外周面へ向けて形成されている(図4の切り欠き部分)。ここで、図4の切り欠き部分は、排液流路343、溝部341、及び後述する給気流路344の形成面に沿って保持部31を切り欠いた状態を示している。
図5に示すように、溝部341の外周面側には、溝部341に落下した処理液6を排液流路343に向けて案内する開口部である排液流路入口343aが形成されている。さらに、溝部341の外周面側には、溝部341に落下した処理液6を排液流路入口343aへ向けて案内するための傾斜面348が設けられている。また排液流路343の排出流路出口343bは、ガイド部34の案内面347上を流れ、保持部31から振り切られる処理液6の流れと合流する位置に向けて、排液流路343内の処理液6を排出する位置に開口している。
さらに溝部341には、隙間342を介してウエハWの周縁部下面側へ進入した処理液6のさらなる回り込みを防止し、ウエハWの乾燥を促進するために、ウエハWの周縁部下面側へ向けて気体を吹き付けるための気体吐出口344aが設けられている(図4、図5)。気体吐出口344aは、溝部341の内周側の側壁面に開口し、ウエハWの周縁部の下面側へ向けて気体を吐出する。既述のように溝部341は、その縦断面形状がウエハWの周縁部の下面の下方側から案内面347の下方側へかけて広がる空間を構成している。そのため、気体吐出口344aから吐出された気体は、ウエハW内周側の位置から外周側に向けて吐出された後、ウエハWの周縁部の下方側へ向けて供給されるので、隙間342を介してウエハWの周縁部下面側へ進入した処理液6のさらなる回り込みを防止できる。
一方、気体吐出口344aに気体を供給する給気流路344は、ガイド部34の底面側に向けて伸び、その気体の気体入口344bは保持部31の下面側に開口して保持部31の下方側の領域から気体を取り込む。
本例において、給気流路344の気体入口344bが開口している保持部31の下面側は、保持部31を支持する支部32の周囲を囲むように配置された筒状の囲み部材53によって囲まれている。また、図3、図4に示すように給気流路344は、保持部31下面の気体入口344bから、上面から見て上方側の気体吐出口344aへ向けて、外周方向に広がるように形成されている。その場合、図4の一部破断図に示すように、給気流路344の幅が気体入口344bから気体出口344aに向かって広くするように形成してもよい。囲み部材53により囲まれた空間内のチャンバ20の底面には、当該空間内に清浄空気などの気体を供給するための給気管531が接続されている。この結果、囲み部材53とチャンバ20の底面、及び保持部31で囲まれる空間内に供給された気体は、給気流路344に流入する。
ここで、給気流路344に気体を供給するにあたり、保持部31の下面を囲み部材53によって囲んだり、囲み部材53で囲まれた空間内に気体を供給したりすることは必須ではない。例えば遠心力の作用により、溝部341内の処理液6や気体が排液流路343から排出されることに伴う溝部341の圧力低下を利用して、保持部31の下面側の気体を給気流路344内に取り込む自然吸気を行ってもよい。
案内面347の上面側には、案内面347上を保持部31の周縁部側へ向けて流れる処理液6や、その上方を流れる気流の流れを案内するための円環形状の回転カップ35が設けられている。図3に示すように回転カップ35は、保持部31の周方向に沿って互いに間隔を置いて配置された支持部材351によって支持され、ガイド部34に設けられた案内面347の上方側に配置されている。図5の縦断面図に示すように回転カップ35は、ウエハWから排出される処理液を回収カップ50へ向けて排出する。回転カップ35の下面には、保持部31の経方向、中央部側から周縁部側へ向けて次第に低くなる傾斜面が形成されている。この傾斜面により、回転カップ35の下面と案内面347との間に形成される隙間が、保持部31の周縁部側へ向けて徐々に狭くなり、処理液6や気流が各回収カップ50a〜50cに向けて排出される。
さらに図3に示すように、保持部31には、処理液によるウエハWの処理が一定の温度条件下で行われるようにウエハWを加熱するための加熱機構を成すヒーター345が設けられている。ヒーター345は、例えば抵抗発熱体などにより構成され、外部の給電部37に接続されている。そして、保持部31の表面近傍に設けられた熱電対などからなる不図示の温度検出部における温度検出結果に基づいて、その温度検出値が予め定めた温度設定値となるように、ヒーター345への給電量を増減する。なお、ウエハWの温度制御を行わずに、予め設定した給電量をヒーター345に供給してウエハWの加熱を行ってもよい。
以上に説明した構成を備えた処理ユニット16の作用について説明する。基板搬送装置17によって各処理ユニット16に搬送されてきたウエハWは、不図示の搬入出口を介してチャンバ20内に搬入される。基板保持機構30は、不図示の昇降ピンなどを介して、基板搬送装置17のウエハ保持機構から処理対象のウエハWを保持部31の保持面311上に受け渡した後、チャンバ20内から退避する。
保持部31にウエハWが載置されたら、真空排気路321を介して凹部312内を真空排気し、保持面311へ向けてウエハWの下面を吸着させる。ここで保持部31上に載置されたウエハWに反りがある場合には、平坦な保持面311へ向けてウエハWが吸い付けられることにより、ウエハWの反りが矯正され、平坦な状態で保持部31上に保持されることになる。
また、給電部37からヒーター345への給電を行い、ウエハWの加熱を開始する。
次いで駆動部33(回転駆動部)により保持部31を回転させ、所定の回転速度に到達したら、予め設定された順番で、処理流体供給部40(処理液供給部)のノズルをウエハWの上方の処理位置まで移動させ、酸性の薬液やアルカリ性の薬液、リンス液などの処理液を予め設定した順番で供給して液処理を実行する。このとき、ウエハWに供給する処理液の種類に応じて、中カップ50b、内カップ50cを昇降させることにより、異なる回収カップ50a〜50cにて各処理液を受け、各処理液専用の排液口51a〜51cへ排出することができる。
またこのとき、ウエハWは、ヒーター345が設けられている保持部31に対し、保持面311を介して直接、接触しているので、ヒーター345によるウエハWの温度調節が可能となる。この結果、処理液がウエハWの表面を広がる途中で処理液の温度が変化することに伴って、ウエハWの面内で処理結果が不均一になることを抑制し、面内で均一な液処理を実行することができる。
ウエハWに供給された処理液は、回転するウエハWの表面を広がってウエハWの周縁部に達し、ガイド部34の案内面347へ向けて排出される。このとき既述のように、ガイド部34の案内面347は、保持面311上に保持されたウエハW上面の高さと同じか、この高さよりも低い高さ位置に設けられている(図5)。言い替えると、ウエハWの上面よりも高い位置に案内面347が配置されていないので、ウエハWから排出された処理液6がガイド部34の本体へ衝突することが避けられ、ミストの発生を抑えることができる。
さらにこのとき、ウエハWは保持部31に周縁部付近まで吸着保持されているので、処理対象のウエハWに反りが生じている場合であっても、この反りを矯正し、ウエハWの周縁部の高さ位置を、予め設定された高さに揃えた状態でガイド部34の内側に配置し、液処理を実行することができる。
図5に示すように、案内面347上に流れ出た処理液6は、FFU21から供給された気流と共に、案内面347と回転カップ35の下面との間の隙間を流れ、案内面347(保持部31)の周縁部へ向けて流れていく。
そして、案内面347の周縁部に到達した処理液6や気流は、回転カップ35と案内面347(ガイド部34)とに案内され、これらの部材の隙間から、中カップ50b、内カップ50cの昇降状態に応じていずれかの回収カップ50a〜50cへ向けて振り切られる。
また、ウエハWの外周面や周縁部の下面側を処理する場合には、予め設定された回転速度でウエハWを回転させることにより、ガイド部34の内周部346とウエハWとの隙間342に処理液6を進入させてこれらの領域の処理を行う。このとき、先鋭な内周部346の先端よりも上方側に進入した処理液6は、当該内周部346の上面側の傾斜面に案内され、案内面347へ向けて流出する。また、前記先端の下方側まで進入した処理液6は、当該内周部346の下面側の傾斜面に案内され溝部341内に落ちる。
溝部341内に落ちた処理液6は、溝部341の外周面側に設けられた傾斜面348に案内されて排液流路343の排液流路入口343aに向かって流れ、溝部341内の気体と共に排液流路343内に進入する。排液流路343内を流れた処理液6や気体は、保持部31から振り切られる処理液6の流れと、排液流路343の排液流路出口343bにて合流し、同じ回収カップ50a〜50cに排出される。
また、ガイド部34の下面へ向けて開口する給気流路344には、保持部31の下方側の気体が取り込まれ、この気体が溝部341上面へ突出するように配置されたウエハWの下面側へ向けて吹き付けられる。この結果、ウエハWの下面側まで処理液6を回り込ませる場合であっても、給気流路344から気体を吹き付けることにより、処理液6のさらなる回り込みを防止しウエハWの乾燥を促進して、真空ポンプ36へ接続されている凹部312への処理液6の進入を抑えることができる。
こうして処理液を用いたウエハWの液処理が行われ、リンス洗浄を実行し、振り切り乾燥を行った後、保持部31の回転を止める。そしてチャンバ20内に進入してきたウエハ保持機構に、搬入時とは反対の手順でウエハWを受け渡し、処理ユニット16からウエハWを搬出する。
本実施の形態に係る処理ユニット16によれば以下の効果がある。吸着機構(保持部31に形成された凹部312や真空排気路321、真空ポンプ36)により、保持部31の保持面311にウエハWを吸着させ、ウエハWの周縁部の高さ位置を揃えた状態で液処理を行うと共に、ウエハWから排出された処理液を案内するガイド部34が前記保持部31と一体に形成されている。これによって、ウエハWから排出される処理液を、ガイド部34の案内面347に沿って確実に案内することができる。この結果、ガイド部34への処理液の衝突が避けられ、ミストの発生を抑制しつつ回収カップ50a〜50cへ向けて処理液を排出することができる。
次に、ガイド部34の構成のバリエーションについて説明する。図6に、他の実施形態に係るガイド部34を備えた保持部31の構成を示す。本例のガイド部34は、処理液6を進入させる隙間342を、保持部31の径方向内側から外側へ向けて次第に高くなる傾斜面346aと、ウエハWの外周面との間に形成している点が、縦断面形状がウエハWの外周面側へ向けて先鋭になるように加工された内周部346との間に隙間342を形成する図5の例と異なっている。
隙間342内に進入した処理液6は、傾斜面346aに案内されて案内面347へ向けて流出する。また、溝部341内に処理液が落下した場合には、リンス洗浄時や振り切り乾燥時などに保持部31の回転速度を上昇させて、溝部341内の処理液を隙間342へ向けて排出するとよい。さらに、図5に示した例と同様に、入口が前記傾斜面346aへ向けて開口する排液流路343をガイド部34に設けてもよい。なお、図6においては図示を省略したが、ウエハWの下面側の周縁部を乾燥した状態に維持するため、当該周縁部に向けて気体を吹き付けるための給気流路344を、溝部341内に開口するように設けてもよいことは勿論である。
次に図7に示したガイド部34は、ガイド部34の内周面側に形成された傾斜面346aとウエハWとの間に隙間342を設けずに、これら傾斜面346aとウエハWの外周面とを直接、接触させた場合の例を示している。この場合には、傾斜面346aとウエハWとの間に処理液6を進入させないので、両部346a、Wが接触している領域よりも下方側は、処理液による処理が行われない。
また、バキュームチャックによって吸着機構を構成する場合において、凹部312はウエハWの周縁部の近傍位置に形成されていなくてもよい。例えば図8は、ウエハWの周縁から、当該ウエハWの半径の1/3程度離れた位置に凹部312を設けた例を示している。このような場合であっても、保持面311に向けてウエハWを吸い付けたとき、ウエハWの反りなどを矯正して周縁部の高さ位置を揃える力を加えることができれば、凹部312の配置位置に特段の限定はない。
さらに、吸着機構の構成は、真空排気された凹部312によりウエハWを吸着するバキュームチャック方式に限られるものではない。例えば保持部31やガイド部34を誘電体により構成し、直流電源に接続されたシート状のチャック電極を保持部31内に埋設し、静電吸着によりウエハWを吸着保持する静電チャックにて吸着機構を構成してもよい。
この他、ガイド部34に設けられる案内面347は平坦な構成とする場合に限られない。例えば回転カップ35の下面と同様に、外縁側へ向けて下方へと湾曲した案内面347により、回収カップ50a〜50cへ向けて処理液を案内してもよい。
そして、本発明の液処理ユニット(液処理装置)を用いて処理することが可能な基板の種類は、半導体ウエハに限定されるものではない。例えばフラットパネルディスプレイ用のガラス基板の液処理を行う液処理ユニットに対しても本発明は適用することができる。
W ウエハ
31 保持部
311 保持面
312 凹部
321 真空排気路
33 駆動部
34 ガイド部
341 溝部
342 隙間
343 排液流路
344 給気流路
345 ヒーター
346 内周部
346a 傾斜面
347 案内面
35 回転カップ
40 処理流体供給部
50 回収カップ
50a 外カップ
50b 中カップ
50c 内カップ
6 処理液

Claims (9)

  1. 回転する基板に処理液を供給して液処理を行う液処理装置において、
    基板下面を水平に吸着保持するための保持面を備えた基板保持部と、
    前記基板保持部を鉛直軸周りに回転させるための回転駆動部と、
    前記基板から振り切られた処理液を受けるカップと、
    前記基板保持部に保持された基板の上方から処理液を供給する処理液供給部と、
    前記基板保持部と一体に形成されると共に、当該基板保持部に保持された基板の周囲に配置され、前記基板の周縁部の上面の高さと同じか、この高さよりも低い高さ位置に設けられ、処理液を案内する案内面と、前記基板保持部に保持された基板の外周面に対向する内周部を備えるガイド部と、
    前記基板保持部と共に一体的に回転し、前記ガイド部との間で前記カップへ向けて処理液を案内する回転カップと、を備えたことと、
    前記内周部は、前記基板保持部に保持された基板の外周面に対して隙間を介して形成され、前記隙間の下方側の基板保持部には、当該隙間内に入り込んだ処理液を受けるための溝部が設けられていることと、を特徴とする液処理装置。
  2. 前記内周部は、その縦断面形状が、前記基板の外周面側へ向いた傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。
  3. 前記溝部は、前記基板保持部に保持された基板よりも外方側へ広がる縦断面形状を有し、
    前記内周部は、その縦断面形状が、前記基板の外周面側へ向いた傾斜面を有し、前記傾斜面は、前記基板の外周面側から前記案内面へ向けて高くなる上面側傾斜面と、前記基板の外周面側から前記溝部の上面の外方側に向けて低くなる下面側傾斜面で形成されることを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  4. 前記ガイド部には、前記溝部内の処理液を前記カップに向けて排出するための排液流路が設けられ、
    前記溝部には、前記溝部内の処理液を前記排液流路に向けて案内するための排液流路入口が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の液処理装置。
  5. 前記排液流路は、前記ガイド部に案内される処理液の流れと合流する位置に向けて前記溝部内の処理液を排出する排液流路出口を有することを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  6. 前記溝部には、基板の下面側の周縁部へ向けて気体を供給する気体吐出口が設けられ、
    前記ガイド部には、前記気体吐出口に気体を供給する給気流路が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の液処理装置。
  7. 前記溝部は、前記基板保持部に保持された基板の下面よりも低い位置に形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の液処理装置。
  8. 前記ガイド部は、前記基板保持部に保持された基板の外周面に接触する内周部を備えることを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。
  9. 前記基板保持部は、前記保持面を介して基板を加熱するための加熱機構を備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一つに記載の液処理装置。
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