JP6087732B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、裏面に粘着剤層を有したラベルがミシン目等の境界を境にして複数列設された帯状の台紙なしラベル連続体を移送し、このラベル連続体の最前位のラベルを後位のラベルから境界で切断して物品に貼付するラベル貼付装置に関する。
一般に、ラベル貼付装置としては、帯状台紙にラベルを仮着により列設したラベル連続体を用い、この帯状台紙からラベルを剥離して物品に貼付するタイプのものが普及しているが、近年、環境に配慮を図る目的により、帯状台紙を有しない台紙なしラベル連続体も使用されている。この台紙なしラベル連続体は、ライナレスラベル,ノンセパ(登録商標)等と言われ、裏面に粘着剤層を有したラベルがミシン目等の境界を境にして複数列設されものである。帯状のラベル連続体は、一般に、ロール状に巻回されたロール状のラベルロールの形態で流通する。
従来、この種の台紙なしラベル連続体用のラベル貼付装置としては、例えば、特許文献1(特開2000−281029号公報)に掲載されたものが知られている。図15に示すように、このラベル貼付装置Saは、ラベル連続体LAの最前位のラベルLを吸着する吸着板100を備え、この吸着板100を進出させて、図示外のコンベアにより所定の搬送方向に沿って搬送させられる物品にラベルLを貼付するものである。図14(a)の動作説明図に示すように、ラベル貼付装置Saは、ラベルロール(図示せず)から帯状の台紙なしラベル連続体LAをラベルLの列設方向に沿って搬送ローラ101等で移送し、先ず、印字ヘッド102によりプラテン103上で所要の印字を行い、それから、更に移送して、切断機構104の固定刃105と回転刃106とで、ラベル連続体Lの最前位のラベルLをこれより1つ後位のラベルLから境界(図示せず)で切断する。境界にはマークが付されこれを検知してこの境界を切断している。それから、この最前位のラベルLを更に移送して吸着板100に吸着させる。その後、ラベル連続体Lは逆方向に移送され所定の印字位置で停止する。物品への貼付が終わると、再び上記と同様の工程でラベルLを貼付する。
特開2000−281029号公報
ところで、上記従来のラベル貼付装置おいては、図14(a)に示すように、最前位のラベルLに印字後、切断機構104のある位置まで移送して停止させ、固定刃105と回転刃106とで最前位のラベルLをこれより1つ後位のラベルLから境界で切断し、それから、吸着板100に移送するようにしているので、ラベルLを切断するために、一度、切断機構104の位置で停止させなければならないことから、この切断のために途中で停止させる時間と、更に移送する再始動の時間が生じてしまい、それだけ、ラベルの貼付サイクルが長くなって貼付効率に劣るという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、最前位のラベルを途中で停止させなくても切断できるようにし、ラベルの貼付サイクルを短縮できるようにしてラベルの貼付効率の向上を図ったラベル貼付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のラベル貼付装置は、裏面に粘着剤層を有したラベルが境界を境にして複数列設された帯状の台紙なしラベル連続体を該ラベルの列設方向に沿って移送するとともに、該ラベル連続体の最前位のラベルをこれより1つ後位のラベルから境界で切断して物品に貼付するラベル貼付装置において、
上記最前位のラベルの表面を空気の吸引により吸着する吸着面を有し、該吸着面に吸着したラベルの裏面を物品に貼付する吸着板と、該吸着板に対して上記ラベル連続体を移送し該ラベル連続体の最前位のラベルを上記吸着板の吸着面に吸着させる所定位置に位置決めする移送位置決め機構と、該移送位置決め機構によって所定位置に位置決めされた上記ラベル連続体の最前位のラベルより後位のラベルをその裏面側から支持する支持部材と、上記吸着板の後端側に吸着面に沿う面から出没可能に設けられ該吸着板からの突出により上記切断に係る境界若しくはその近傍に当接して該切断に係る境界を切断する切断部材を有した切断機構とを備え、
上記移送位置決め機構を制御する移送位置決め制御部を備え、該移送位置決め制御部は、上記ラベル連続体の最前位のラベルの切断後の所定時期に、上記ラベル連続体を引き戻して上記切断により新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端を移動する部材から引き離す引き離し手段を備えて構成している。
ラベル連続体の境界は、例えば、ミシン目で構成され、あるいは、ミシン目ではなくマークが付されて特定される。
これによれば、先ず、移送位置決め機構が、吸着板に対してラベル連続体を移送し、最前位のラベルを吸着板の吸着面に吸着させて所定位置に位置決めする。そして、切断機構により切断部材が突出し、切断部材が切断に係る境界若しくはその近傍に当接する。この場合、所定位置に位置決めされた最前位のラベルは吸着板に吸着されこれより後位のラベルは支持部材に支持されているので、切断に係る境界にせん断力が働き、切断に係る境界が切断される。尚、この場合、吸着板側のラベルの押えは、吸着板の吸引力によってもよく、また、必要に応じ、切断時に進出してラベルを吸着板の吸着面に押さえ付けるローラ等の部材を特別に設けても良い。
そして、吸着板により、最前位のラベルは物品に貼付される。このため、ラベル連続体の最前位のラベルは先に切断されないで吸着板に吸着させられ、それから、切断されるので、従来のように、切断機構で切断するためにラベル連続体を途中で止める時間が不要になり、それだけ、ラベルの貼付間隔を短縮できるようになり、貼付効率の向上を図ることができる。
また、ラベル連続体の最前位のラベルの切断後の所定時期に、移送位置決め制御部によって、ラベル連続体が引き戻され切断により新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端が、移動する部材としての例えば切断部材から引き離される。そのため、例えば、所定時期を切断部材が後退する前に設定しておけば、ラベルの先端が切断部材に当接して干渉する事態を防止することができ、ラベルの先端を擦って傷つけてしまう事態を回避することができる。このため、次のラベル貼付に支障を与える事態を防止することができる。
より具体的には、本発明のラベル貼付装置は、上記吸着板よりも上流側の機台に、上記ラベル連続体のラベルの表面に印字を行う印字ヘッドと、該印字ヘッドに対峙し該ラベル連続体の裏面側を支持するプラテンローラとを備え、上記移送位置決め制御部の引き離し手段が引き戻すラベル連続体において、上記新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端の停止位置を、上記プラテンローラよりも下流側に設定した構成としている。
これにより、新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端の停止位置は、プラテンローラよりも下流側に設定されているので、最前位となったラベルの先端がプラテンローラに停留することがなく、印字時にラベルがプラテンローラに巻き込まれる事態が防止される。即ち、新たに最前位となったラベルの先端をプラテンローラの位置まで戻した場合には、ラベルの先端がプラテンローラに停留する時間が長くなって、ラベルの先端部の糊がプラテンローラに馴染んでしまい、印字の際にラベルの先端部がプラテンローラに巻き込まれることがあるが、この印字の際のプラテンローラへの巻き込みを防止することができる。
また、より具体的には、上記吸着板は、上記吸着面に上記ラベル連続体の最前位のラベルの表面を吸着する吸着位置及び吸着したラベルの裏面を物品に貼付する貼付位置の2位置に進退動可能に設けられ、上記引き離し手段は、上記ラベル連続体の最前位のラベルの切断後、少なくとも上記吸着板が貼付位置から吸着位置に移動する前に、上記ラベル連続体を引き戻して上記切断により新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端を上記吸着板及びこれに付帯する部材の移動経路から引き離す構成としている。
これにより、移送位置決め機構は、吸着位置にある吸着板に対してラベル連続体を移送し、最前位のラベルを吸着板の吸着面に吸着させて所定位置に位置決めする。そして、切断機構により、切断に係る境界の一部もしくは全部を切断する。その後、吸着板は、吸着位置から貼付位置に進出する。この場合、切断部材により境界が全部切断されるときは、最前位のラベルはそのまま吸着板に吸着されて物品に貼付される。切断部材が例えば境界の側端側の一部を切断するときは、最前位のラベルはこれより1つ後位のラベルとつながっているので、吸着板の進出の際に、張力で引っ張られることから、この最前位のラベルに外力が作用することになり、そのため、この外力により切断に係る残りの境界が切断されていく。これにより、最前位のラベルは吸着板に吸着されて物品に貼付される。このように、切断部材が境界の側端側の一部を切断するときは、残りの境界を吸着板の進出の際に切断するので、それだけ切断に要する時間を短縮することができ、この点でも、貼付効率を向上させることができる。
また、ラベル連続体の最前位のラベルの切断後は、移送位置決め制御部によって、少なくとも吸着板が貼付位置から吸着位置に移動する前に、ラベル連続体が引き戻されて、新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端は、吸着板及びこれに付帯する部材の移動経路から引き離される。そして、吸着板が進出させられ、貼付位置に至ると吸着板で吸着された最前位のラベルは物品に貼付される。その後、吸着板は貼付位置から吸着位置に後退させられる。この場合、新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端は、吸着板及びこれに付帯する部材の移動経路から引き離されているので、ラベルの先端が吸着板や切断部材に当接して干渉する事態を防止することができ、ラベルの先端を擦って傷つけてしまう事態を回避することができる。このため、次のラベル貼付に支障を与える事態を防止することができる。
本発明によれば、ラベル連続体の最前位のラベルは先に切断されないで吸着板に吸着させられ、それから、切断されるので、従来のように、切断機構で切断するためにラベル連続体を途中で止める時間が不要になり、それだけ、ラベルの貼付サイクルを短縮できるようになり、貼付効率の向上を図ることができる。
また、ラベル連続体の最前位のラベルの切断後は、新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端は、例えば切断部材等の移動する部材から引き離されるので、このラベルの先端が移動する部材に当接して干渉する事態を防止することができ、ラベルの先端を擦って傷つけてしまう事態を回避することができる。このため、次のラベル貼付に支障を与える事態を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の全体構成をその要部を拡大して示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の吸着板を示す図であり、(a)は吸着面側から見た平面図、(b)は(a)中A−A線断面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の構成を示す要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の動作を示す図であり、(a)はラベルを切断する前の状態を示す図、(b)はラベルを切断するときの状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の動作を吸着板の動作とともに示す側面図であり、(a)は吸着板の吸着位置において切断機構がラベルを切断する前の状態を示す図、(b)は吸着板の吸着位置において切断機構がラベルのミシン目の側端側を切断するときの状態を示す図、(c)は吸着板がラベルを切断しながら進出して貼付位置に至った状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の作用(原点状態)を示し、(a)はラベルの進行方向側面図、(b)はラベルの進行方向背面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の作用(吸着板の吸着位置でラベルを吸着した状態)を示し、(a)はラベルの進行方向側面図、(b)はラベルの進行方向背面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の作用(吸着板の吸着位置でラベルのミシン目の側端側を切断した状態)を示し、(a)はラベルの進行方向側面図、(b)はラベルの進行方向背面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の作用(吸着板の吸着位置から貼付位置へ進出する途中の状態)を示し、(a)はラベルの進行方向側面図、(b)はラベルの進行方向背面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の切断機構の作用(吸着板の貼付位置から吸着位置へ後退する途中の状態)を示し、(a)はラベルの進行方向側面図、(b)はラベルの進行方向背面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の各部の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 従来のラベル貼付装置と本発明に係るラベル貼付装置とのラベルの切断工程を比較して示し、(a)は従来のラベルの切断工程を示す動作説明図、(b)は本発明のラベルの切断工程を示す動作説明図である。 従来のラベル貼付装置が搭載されたラベル貼付装置の一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置について説明する。図1乃至図14に示すように、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置Sは、コンベア(図示せず)で搬送される物品Wにこの物品Wの搬送過程でラベルLを貼付する装置であって、台紙なしラベル連続体LAのラベルLを貼付するものである。この台紙なしラベル連続体LAは、図1に示すように、ライナレスラベル,ノンセパ(登録商標)等と言われ、裏面に粘着剤層を有したラベルLが境界としてのミシン目Mを境にして複数列設されものである。帯状のラベル連続体LAは、一般に、ロール状に巻回されたラベルロールRの形態で流通する。
ラベル貼付装置Sは、台紙なしラベル連続体LAをラベルLの列設方向に沿って移送し、この移送されるラベル連続体LAの最前位のラベルLをこれより1つ後位のラベルLからミシン目Mで切断して吸着板10により物品Wに貼付するものである。
詳しくは、図1に示すように、ラベル貼付装置Sは、機台1を備えている。機台1には、ラベル連続体LAのラベルロールRが装着されラベル連続体LAを繰り出すリール2が設けられ、後述の移送位置決め機構20によりラベル連続体LAはラベルLの列設方向に沿って移送される。吸着板10よりも上流側の機台1には、ラベル連続体LAのラベルLの表面に印字を行う印字ヘッド3と、印字ヘッド3に対峙しラベル連続体LAの裏面側を支持するプラテンローラ4とが備えられている。
吸着板10は、図1,図2乃至図4,図7乃至図12に示すように、機台1の下流側に設けられており、最前位のラベルLの表面を吸着する吸着面11を有し、吸着面11に最前位のラベルLの表面を吸着する吸着位置X及び吸着したラベルLの裏面を物品Wに貼付する貼付位置Yの2位置に進退動可能になっている。また、機台1には吸着板10を進退動させる吸着板駆動機構12が付帯されている。この吸着板駆動機構12は、シリンダ及びシリンダに対して伸縮するピストンを有したエアシリンダ装置からなる貼付けシリンダ13で構成されている。尚、図3及び図7において、符号14は、吸着板10に向けて移送される最前位のラベルLの裏側からエアを吹き付けて、ラベルLが吸着板10に吸着し易くするエア噴出し管である。
また、吸着板10は、図2に示すように、ラベルLに対峙し複数の空気口15が形成された外板16aを有したボックス状の本体16と、本体16の外板16aの表面に付着されてラベルLの表面を吸着する吸着面11を構成するとともに空気口15に対応した貫通孔17を有したゴムパッド18とを備えて構成されている。ゴムパットの基材として、例えば、天然ゴムやシリコンゴム等で構成することができる。また、空気口15の直径をDa、貫通孔17の直径をDbとしたとき、Da<Dbに設定されている。例えば、Da=2.0〜2.5mm、Db=3.0〜3.5mmに設定される。
更に、図1に示すように、機台1には、移送位置決め機構20が設けられている。移送位置決め機構20は、吸着位置Xにある吸着板10に対してラベル連続体LAを移送するとともに、ラベル連続体LAの最前位のラベルLを吸着板10の吸着面11に対峙させ且つ切断に係るミシン目Mが吸着板10の後端10aの直前位置に位置する所定位置に位置決めする。移送位置決め機構20は、リール2からのラベル連続体LAを巻き掛けて搬送する電動モータで駆動される複数のローラ群21を備えている。プラテンローラ4もその一部として構成される。移送位置決め機構20は、後述の制御部40で制御される。
プラテンローラ4の下流側には、移送位置決め機構20によって所定位置に位置決めされた最前位のラベルLより後位のラベルLをその裏面側から支持する支持部材25が設けられている。支持部材25は、移送位置決め機構20によって所定位置に位置決めされた最前位のラベルLより後位のラベルLをその裏面側から支承するとともに、切断に係るミシン目Mに平行なエッジ26を有した板状部材で構成されている。また、図7に示すように、支持部材25の上側には、プラテンローラ4から移送されるラベル連続体LAのプラテンローラ4への巻き込みを防止する支持ガイド板27と、支持部材25に対してラベル連続体LAを押えるようにして支持ガイド板27上のラベル連続体LAを吸着板10に導くガイド部材28とが設けられている。
また、本ラベル貼付装置Sには、切断機構30が設けられている、切断機構30は、図1,図3乃至5図、図7乃至図12に示すように、吸着板10がその吸着位置Xで最前位のラベルLを吸着してから貼付位置Yに至るまでの間に、最前位のラベルLにその表面側から裏面側に向かう方向の外力を付与して切断に係るミシン目Mを切断するものである。
詳しくは、切断機構30は、切断部材31を備えている。切断部材31は、吸着板10の後端10a側に吸着面11に沿う面から出没可能に設けられ吸着板10の吸着位置Xで突出して切断に係るミシン目M若しくはその近傍に当接して、切断に係るミシン目Mの少なくとも側端側の一部を切断するとともに、その後没入する。実施の形態では、切断に係るミシン目Mの側端側の一部を切断するようにその突出寸法を規定している。そして、吸着板10が貼付位置Yへ進出する際に、最前位のラベルLに作用する外力により切断に係る残りのミシン目Mを切断するようにしている。
詳しくは、図1,図3乃至図5に示すように、切断部材31は、ラベルLの表面に直交する面を有するとともに、ラベル連続体LAの表面を上から見たとき、切断に係るミシン目Mに沿う方向でラベルLに当接可能な当接縁32を有した板状部材で構成されている。切断部材31は、その面が吸着板10の後端10a面に沿わせて配置されている。また、切断部材31は、吸着板10の進退方向に直交する軸線を有した回動軸33を中心に回動可能に支持体34を介して吸着板10に支持されており、回動により切断部材31の当接縁32をラベルLの表面に対して傾斜させて突出させるようにしている。
また、切断部材31を出没させる切断部材駆動機構35を備えている、切断部材駆動機構35は、シリンダ及びシリンダに対して伸縮するピストンを有したエアシリンダ装置からなる切断シリンダ36を備えて構成されている。実施の形態では、切断シリンダ36のシリンダは、回動軸33から所定距離離れた部位において、支持体34に固定されており、ピストンはリンク機構37を介して切断部材31に連携させられている。そして、図3乃至図5に示すように、切断部材31は、ピストンの突出時に突出し、ピストンの後退時に没入する。切断部材31の突出時においては、実施の形態では、切断に係るミシン目Mの側端側の一部を切断する。図4及び図5に示すように、支持体34にはガイド板38が固定されており、切断部材31にはその回動時にこのガイド板38の側縁に係合して摺接する舌片39が設けられている。
また、本ラベル貼付装置Sには、図6に示すように、CPU等の機能によって実現され各部を制御する制御部40が設けられている。制御部40には、図2にも示すように、吸着板10の吸着制御、即ち、吸着板10の空気流を制御する空気流制御部41が備えられている。この空気流制御部41は、移送位置決め機構20によりラベル連続体LAを吸着板10へ向けて移送する際の吸引力をFa、切断に係るラベルLの境界Mを切断する際の吸引力をFbとしたとき、Fa<Fbになるように吸着板10の吸引力を制御する吸引力制御手段42を備えている。例えば、空気の吸引経路を吸引力Fa用の経路と、吸引力Fb用の経路の2系統設け、吸引力制御手段42はこれらの経路をソレノイド等を用いて切換えるようにしている。また、空気流制御部41は、吸着板10の貼付位置Yにおいて、空気の吸引を停止し、空気口15及び貫通孔17から空気を噴き出してラベルLを物品Wに向けて押圧して貼付する吹き出し手段43を備えている。
更に、制御部40は、図6に示すように、移送位置決め機構20を制御する移送位置決め制御部44が備えられている。ラベル連続体LAの移送経路には最前位のラベルL若しくは最前位のラベルLより1つ後位のラベルLの目印を検知するセンサ(図示せず)が設けられている。例えば、最前位のラベルLと最前位のラベルLより1つ後位のラベルLとの間のミシン目M(目印)を検知する。移送位置決め制御部44は、図示外の操作パネルまたは上位から制御部40への起動を受けて、制御部40が始動信号により移送位置決め機構20を駆動し、先ず、ラベル連続体LAをプラテン4の位置まで引き戻して印字を行わせ、その後、ラベル連続体LAを送り出して、ミシン目Mの検知に基づいて移送位置決め機構20の電動モータを停止してラベル連続体LAの移送を停止し、ラベル連続体LAを所定位置に位置決めする。即ち、この停止制御により、移送位置決め機構20においては、最前位のラベルLと最前位のラベルLより1つ後位のラベルLとの間のミシン目Mが上記の所定位置に位置するようにラベル連続体LAを移送位置決めする。
また、移送位置決め制御部44は、図9,図13及び図14(b)に示すように、ラベル連続体LAを吸着板10へ向けて移送する際、ラベル連続体LAを所定位置より余分に送り込み(図14(b)中符号α)、その後、引き戻してラベル連続体LAの最前位のラベルLを位置決めする引き戻し位置決め手段45を備えている。
また、制御部40は、切断部材駆動機構35を制御する切断制御部46を備えている。図8乃至図12に示すように、吸着板10を駆動する貼付けシリンダ13には、吸着板10の位置を検知するセンサが設けられている。センサとしては、吸着板10が吸着位置Xにあることを検知する後退端センサ60、所定の中間位置を検知する中間センサ61、貼付位置Yにあることを検知する前進端センサ62が設けられている。そして、このセンサの検知に基づいて、切断部材駆動機構35の切断シリンダ36を駆動する。具体的には、後退端センサ60が吸着位置Xを検知しているときは、切断シリンダ36を後退位置に保持する(図8及び図9)、そして、吸着板10が最前位のラベルLを吸着すると(図9)、切断シリンダ36を進出させる(図10)、その後、すぐに後退させる。それから、貼付けシリンダ13が進出し、吸着板10の進出を前進端センサ62が検知すると、吸着板10による物品WへのラベルLの貼付が行われ、ラベルLの貼付後、吸着板10を後退端センサ60が検知するまで後退させ貼付けシリンダ13の駆動を停止する。
更に、上記移送位置決め制御部44は、図7(c)及び図14(b)に示すように、ラベル連続体LAの最前位のラベルLの切断後の所定時期に、ラベル連続体LAを引き戻して切断により新たにラベル連続体LAの最前位となったラベルLの先端を移動する部材から引き離す引き離し手段47を備えている。実施の形態では、移送位置決め制御部44は、ラベル連続体LAの最前位のラベルLの切断後、少なくとも吸着板10が貼付位置Xから吸着位置Yに移動する前に、ラベル連続体LAを引き戻して吸着板10及びこれに付帯する部材の移動経路から引き離す。引き離し手段47は、貼付けシリンダ13が進出して所定の中間位置に至ったことを中間センサ61が検知すると、ラベル連続体LAを所定長さ(図14(b)中符号e)引き戻す。この移送位置決め制御部44の引き離し手段47が引き戻すラベル連続体LAにおいて、新たにラベル連続体LAの最前位となったラベルLの先端の停止位置は、図7(c)に示すように、プラテンローラ4よりも下流側に設定されている。
また、制御部40は、その他、吸着板駆動機構12の貼付けシリンダ13の制御,印字ヘッド3による印字制御等種々行う。
従って、実施の形態に係るラベル貼付装置Sにより、物品WにラベルLを貼付するときは、図13のタイミングチャート及び図14(b)の工程図を用い、先ず、図7(a),図8及び図9に示すように、移送位置決め機構20が、ラベル連続体LAを移送し、先ず、印字ヘッド3で最前位のラベルLに対して所要の印字を行わせるとともに、最前位のラベルLを吸着板10の吸着面11に対峙させ且つ切断に係るミシン目Mが吸着板10の後端10aの直前位置に位置する所定位置に位置決めする。
この場合、先ず、ラベル連続体LAを引き戻し、最前位のラベルをプラテンローラ4の位置(印字位置)までバックフィードする(図13中T0(※7))。そして、ラベルに印字を行って所定位置まで送り、更に、ラベル連続体を所定位置より余分に送り込み、即ち、最前位のラベルを吸着板10に対して所定距離(α)余分に搬送し(図13中T1,T2(※1))、その後、引き戻してラベル連続体LAの最前位のラベルLを位置決めし、即ち、所定距離(β)逆搬送して停止する(図13中T3)。これにより、ラベルLの弛みを取ることができ、ラベルLを張った状態にすることができる。尚、所定距離(α)と所定距離(β)は、図示せぬホストからのコマンドや操作部からの入力により、各々に設定できるようにすることが望ましい。
また、この場合、最前位のラベルLを吸着板10に対して所定距離(α)余分に搬送する際には(図13中T1,T2)、吸着板10の吸引力Faは比較的弱く設定されており(図13中「吸引1[弱]」)、そのため、ラベル連続体LAの移動が円滑に行われる。一方、所定距離(β)逆搬送する際には、吸着板10の吸引力Fbは比較的強く設定される(図13中T3(※2)「吸引2[強]」)。これによっても、ラベルLの弛みを取ることができ、ラベルLを張った状態にすることができる。
そして、この状態で、図1,図5(b),図7(b),図10に示すように、切断部材駆動機構35の切断シリンダ36が作動し、切断機構30の切断部材31を吸着板10の後端10aにおいて突出させる(図13中T4(※3))。この場合、所定位置に位置決めされた最前位のラベルLは吸着板10に吸着されこれより後位のラベルLは支持部材25に支持されているので、切断に係る境界Mにせん断力が働き、切断に係る境界Mの一部が切断される。また、この場合、切断部材31の当接により、最前位のラベルLが吸着板10の吸着面11に沿って引っ張られようとするが、吸着板10の吸着面11はゴムパッド18で形成されているので、摩擦抵抗が大きくなっており、そのため、ラベルLは動きにくく、確実に切断されていく。このため、最前位のラベルLを吸着板10の吸着面11に押さえ付けるローラ等の部材を特別に設けなくても良く、それだけ、構造を簡単にすることができる。尚、ローラ等の押え部材を設けても良いことは勿論である。
また、吸着板10において、図2に示すように、空気口15の直径Daと貫通孔17の直径Dbとの関係が、Da<Dbに設定されているので、ラベルLが吸着される吸着面11においてラベルLに吸引力が作用する貫通孔17のエリアが広くなるので、それだけ、保持力を高くすることができ、この点でも、確実に切断することができる。更に、切断に係るラベルLの境界Mを切断する際の吸引力Fbは比較的強くなっているので、それだけ、保持力が高くなっており、この点でも、ラベルLを動きにくくして確実に切断することができる。また、ラベル連続体LAを所定位置より所定距離(α)余分に搬送し、その後、所定距離(β)逆搬送して停止しているので、それだけ、ラベルLの弛みを取ることができ、ラベルLを張った状態にすることができることから、切断部材31が若干ミシン目からずれても張力の作用によって、確実にミシン目から切断することができる。
更にまた、この場合、切断部材駆動機構35の切断シリンダ36が作動すると、切断部材31が回動して突出するが、図1,図5(b),図7(b)及び図10に示すように、切断部材31の当接縁32が傾斜するので、ラベルLに近い当接縁32の傾斜端側から徐々にミシン目Mに当接し、ミシン目Mにせん断力が側端縁から徐々にかかることから、謂わば、鋏でものを切るようにミシン目Mが切断されていき、確実にミシン目Mを切断して、最前位のラベルLを切り離すことができるようになる。その後、切断シリンダ36は後退する(図13中T4(※3))。
次に、吸着板10は、吸着位置Xから貼付位置Yに進出し貼付動作を行う(図13中T5〜T7)。この場合、図7(c)及び図11に示すように、ミシン目Mの側端側の切断が一部であっても、最前位のラベルLはこれより1つ後位のラベルLとつながっているので、吸着板10の進出の際に、張力で引っ張られることから、この最前位のラベルLに外力が作用することになり、そのため、この外力により切断に係る残りのミシン目Mが切断されていく。また、ミシン目Mの側端側の一部が切断されているので、切断されてない場合に比較して、切断のきっかけができており、極めて容易に切断されていく。
そして、貼付けシリンダ13が進出して所定の中間位置に至ったことを中間センサ61が検知すると、図7(c)及び図12に示すように、ラベルを所定量バックフィードさせる(図13中T6(※4))。即ち、引き離し手段47により、ラベル連続体LAの最前位のラベルLの切断後、吸着板10が貼付位置Xから吸着位置Yに移動する前に、ラベル連続体LAが所定長さ(図14(b)中符号e)引き戻されて、吸着板10及びこれに付帯する部材の移動経路から引き離される。この場合、新たにラベル連続体LAの最前位となったラベルLの先端の停止位置は、プラテンローラ4よりも下流側に設定されているので、最前位となったラベルLの先端がプラテンローラ4に停留することがなく、印字時にラベルLがプラテンローラ4に巻き込まれる事態が防止される。即ち、新たに最前位となったラベルLの先端をプラテンローラ4の位置まで戻した場合には、ラベルLの先端がプラテンローラ4に停留する時間が長くなって、ラベルLの先端部の糊がプラテンローラ4に馴染んでしまい、印字の際にラベルLの先端部がプラテンローラ4に巻き込まれることがあるが、この印字の際のプラテンローラ4への巻き込みを防止することができる。尚、印字の際にラベルLを引き戻すが、この場合には、ラベルLは停留することなくすぐに印字動作に入るので、プラテンローラ4に巻き込まれる事態が抑制される。
そして、更に、貼付けシリンダ13が進出し(図13中T7)、図7(c)に示すように、吸着板10が貼付位置Yに至ると、前進端センサ62の検知に基づいて、吸着板10からエアが吹き出しされ(図13中T8(※5)「吹き出し」)、最前位のラベルLは吸着板10から離れて物品Wに貼付される。その後、吸着板10を後退させ、再び、吸着板10は吸着位置Xに位置決めされる(図13中T9(※6))。この場合、図12に示すように、新たにラベル連続体LAの最前位となったラベルLの先端は、吸着板10及びこれに付帯する部材の移動経路から引き離されているので、このラベルLの先端が吸着板10や切断部材31に当接して干渉する事態を防止することができ、ラベルLの先端を擦って傷つけてしまう事態を回避することができる。このため、次のラベル貼付に支障を与える事態を防止することができる。
このように、本ラベル貼付装置によれば、ラベル連続体LAの最前位のラベルLは先に切断されないで吸着板10に吸着させられ、それから、切断されるので、従来のように、切断機構104で切断するためにラベル連続体LAを途中で止める時間が不要になり、それだけ、ラベルLの貼付サイクルを短縮できるようになり、貼付効率の向上を図ることができる。
尚、上記実施の形態では、切断機構30において、切断部材31により切断に係るミシン目Mの側端側の一部を切断するようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、切断部材31の突出により、ミシン目Mの全部を切断するようにしても良い。但し、その分、切断シリンダ36のストロークが大きくなるので、実施の形態のように、ミシン目Mの側端側の一部を切断して、後は、吸着板10の進出によって切断する方が、効率を向上させることができる。即ち、切断部材31がミシン目Mの側端側の一部を切断するときは、残りのミシン目Mを吸着板10の進出の際に切断するので、それだけ切断に要する時間を短縮することができ、この点で、貼付効率を向上させることができるのである。
尚また、ラベル連続体LAの境界が、例えば、ミシン目Mではなくラベル連続体LAの裏面のマークである場合には、ラベル連続体LAの搬送を停止した状態で吸着板10に設けた切断部材31が突出して境界を全部切断するようにすれば、切断機構30での切断する精度が向上される。ラベル連続体LAにミシン目Mが設けられていても、切断の精度が求められる場合は有用である。
尚また、上記実施の形態において、支持部材25を板状部材で構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、支持部材をプラテンローラ4で構成しても良い。支持部材をプラテンローラ4で構成すれば、支持のための部材を共用でき、それだけ部品点数を少なくすることができる。
また、切断部材31の形状や支持部材25の形状は、上述した形状に限定されるものではなく、例えば、刃物状に形成する等、適宜変更して差し支えない。
更に、上記実施の形態では、切断部材31の後退タイミングを、吸着板10の貼付位置Xに移動する前に行う(図13T6(※4)ようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、吸着板10が貼付位置Xに至る前であれば、吸着板10の移動後、どのタイミングで行っても差し支えない。
更にまた、上記実施の形態では、本発明を、貼付けシリンダ13により吸着板10が吸着位置Xから貼付位置Yに進出し、エアの吹き付けによりラベルLを貼付するタイプのものに適用したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、貼付けシリンダ13により吸着板10が吸着位置Xから貼付位置Yに進出し、吸着板10の押圧によりラベルLを貼付するタイプのものに適用しても良い。また、吸着板10が貼付けシリンダ13により進退することなく、吸着板10で吸引しているラベルLを吸着板10により吹き付けて貼付するものに適用できることは言うまでもない。
S ラベル貼付装置
W 物品
LA ラベル連続体
L ラベル
M ミシン目(境界)
R ラベルロール
1 機台
2 リール
3 印字ヘッド
4 プラテンローラ
10 吸着板
10a 後端
11 吸着面
X 吸着位置
Y 貼付位置
12 吸着板駆動機構
13 貼付けシリンダ
14 エア噴出し管
20 移送位置決め機構
21 ローラ群
25 支持部材
26 エッジ
27 支持ガイド板
28 ガイド部材
30 切断機構
31 切断部材
32 当接縁
33 回動軸
34 支持体
35 切断部材駆動機構
40 制御部
41 空気流制御部
42 吸引力制御手段
43 吹き出し手段
44 移送位置決め制御部
45 引き戻し位置決め手段
46 切断制御部
47 引き離し手段
60 後退端センサ
61 中間センサ
62 前進端センサ

Claims (3)

  1. 裏面に粘着剤層を有したラベルが境界を境にして複数列設された帯状の台紙なしラベル連続体を該ラベルの列設方向に沿って移送するとともに、該ラベル連続体の最前位のラベルをこれより1つ後位のラベルから境界で切断して物品に貼付するラベル貼付装置において、
    上記最前位のラベルの表面を空気の吸引により吸着する吸着面を有し、該吸着面に吸着したラベルの裏面を物品に貼付する吸着板と、該吸着板に対して上記ラベル連続体を移送し該ラベル連続体の最前位のラベルを上記吸着板の吸着面に吸着させる所定位置に位置決めする移送位置決め機構と、該移送位置決め機構によって所定位置に位置決めされた上記ラベル連続体の最前位のラベルより後位のラベルをその裏面側から支持する支持部材と、上記吸着板の後端側に吸着面に沿う面から出没可能に設けられ該吸着板からの突出により上記切断に係る境界若しくはその近傍に当接して該切断に係る境界を切断する切断部材を有した切断機構とを備え、
    上記移送位置決め機構を制御する移送位置決め制御部を備え、該移送位置決め制御部は、上記ラベル連続体の最前位のラベルの切断後の所定時期に、上記ラベル連続体を引き戻して上記切断により新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端を移動する部材から引き離す引き離し手段を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 上記吸着板よりも上流側の機台に、上記ラベル連続体のラベルの表面に印字を行う印字ヘッドと、該印字ヘッドに対峙し該ラベル連続体の裏面側を支持するプラテンローラとを備え、上記移送位置決め制御部の引き離し手段が引き戻すラベル連続体において、上記新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端の停止位置を、上記プラテンローラよりも下流側に設定したことを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
  3. 上記吸着板は、上記吸着面に上記ラベル連続体の最前位のラベルの表面を吸着する吸着位置及び吸着したラベルの裏面を物品に貼付する貼付位置の2位置に進退動可能に設けられ、上記引き離し手段は、上記ラベル連続体の最前位のラベルの切断後、少なくとも上記吸着板が貼付位置から吸着位置に移動する前に、上記ラベル連続体を引き戻して上記切断により新たにラベル連続体の最前位となったラベルの先端を上記吸着板及びこれに付帯する部材の移動経路から引き離すことを特徴とする請求項1または2に記載のラベル貼付装置。
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