JP6084632B2 - 体積抵抗送風機装置及びシステム - Google Patents

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Description

現代のコンピューティングシステムは、動作時に熱を発生させる。熱は、システムのあるプラットフォームコンポーネントに影響を及ぼし得、したがって、概して、システムから放散または除去することが必要とされる。コンピューティングシステムによって発生する熱は、種々の熱管理技術及び/または熱放散技術を用いて制限または低減され得る。例えば、プロセッサによって発生する熱は、ファンまたは送風機を用いて空気流を生成することによって放散され得る。さらに、ヒートパイプ、ヒートスプレッダ、ヒートシンク、通気口、相変化材料、または液体ベースの冷却剤など、種々のプラットフォームレベルの冷却デバイスを、ファンまたは送風機と併せて実装して、熱放散を強化させ得る。
可搬式コンピューティングシステムにおいて使用される従来の送風機は、空気流を発生させて、熱を除去または放散し得るが、一方で、高レベルの雑音も発生させる。こうしたことは、人間工学的音響制限により、満足できるユーザ体験を確実に与えることが難しくなるため、例えばノートブックコンピュータでは問題となり得る。人間工学的音響制限及び他の制約により、標準的な送風機は最高速度で動作することができないため、従来のシステムの冷却能力は、熱により制限され、送風機の効率の低減及びシステムの冷却能力の低減につながる。結果的に、ノートブックコンピュータの冷却技術を向上させる必要性がある。
第1の装置の一実施形態を示す。
第2の装置の一実施形態を示す。
第3の装置の一実施形態を示す。
第4の装置の一実施形態を示す。
第5の装置の一実施形態を示す。
第6の装置の一実施形態を示す。
第7の装置の一実施形態を示す。
第1のシステムの一実施形態を示す。
第1のグラフの一実施形態を示す。
第2のグラフの一実施形態を示す。
第2のシステムの一実施形態を示す。
実施形態は、概して、コンピューティングシステムにおける冷却を向上させるように設計される技術を対象とする。種々の実施形態は、発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロックを備え、または有する円柱状ロータを含む体積抵抗送風機を含む技術を提供する。体積抵抗送風機において、従来のブレードベースのロータを、発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロックを備え、または有する円柱状ロータと置換することは、所与の気流において、送風機の音響レベルを低減させ得、全ての作業負荷下でのプラットフォーム熱性能の向上、冷却能力の向上、システム性能の増加、及び音響の向上を可能にする。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態において、従来のコンピューティングシステム送風機は、複数のフィンまたはブレードを有するロータを含む。これらのブレードベースのロータは、空気を移動させることが可能である一方で、望ましくない量の雑音を発生させる。発生する雑音の量により、システム設計者は、従来の送風機が動作することができる速度を制限する必要があることが多い。例えば、従来の送風機は、最高速度で動作することを制限されていることが多い。これは、このような速度及び他の高速度でのブレードベースのロータによって発生する雑音は、確立された人間工学的音響制限(例えば、システムによって発生する雑音の許容可能な量)を超えるためである。結果として、プロセッサ調整など、システムによって他の措置が取られて、過熱を防止することが多く、これも、同様に望ましくない可能性がある。結果的に、コンピューティングシステムの冷却技術を向上させる必要性がある。
実施形態は、1つまたは複数の要素を含み得る。要素は、ある動作を行うように配置される任意の構造を備え得る。各要素は、所与のセットの設計パラメータまたは性能制約に望ましいハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせとして実装され得る。実施形態は、例として、ある配置における特定の要素を用いて記載され得るが、実施形態は、代替の配置における要素の他の組み合わせも含み得る。
「一実施形態」または「実施形態」への何らかの言及は、実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味することに留意する価値がある。本明細書において種々の箇所に出現する「一実施形態において」及び「実施形態において」という語句は、必ずしも全て同一の実施形態を指すものではない。
種々の実施形態において、本明細書に記載されるロータは、発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロックを備え、または有する円柱状ロータを含み得る。いくつかの実施形態は、円柱状発泡ブロックロータを指すが、一方では、ロータは、支持材料、仕切り、あるいは1つまたは複数の発泡片または他の適切な多孔質材料を備え得、または含み得、依然として記載された実施形態の範囲に入り得ることが理解されるべきである。本明細書において、円柱状発泡ブロックロータへの言及は、限定ではなく、説明の目的のためになされている。したがって、実施形態は、この点において限定されない。
図1Aは、装置100を示す。いくつかの実施形態において、装置100は、体積抵抗送風機(VRB)100を含み得る。図1Aに示されるように、VRB100は、モータまたはハブ102、ロータ104、ケーシング106、入口108、及び出口110などの複数のコンポーネントを含み得る。実施形態は、図1Aに示されるコンポーネントの数、種類、または配置に限定されない。本明細書に記載される種々の実施形態は、図1Aに示されるような二重入力、単一出力送風機を指す。実施形態は、この文脈に限定されない。当業者であれば、VRB100に対する任意の適切な配置が使用され得、依然として記載された実施形態の範囲に入り得ることを理解するであろう。
いくつかの実施形態において、モータ及び/またはハブ102は、ロータ104を回転して、空気流を生成することが可能な任意の適切な電気モータ、機械駆動エンジン、熱エンジン、もしくは空気力学駆動モータ、及び/またはロータ104を支持し、かつ円柱状発泡ブロックロータ104をモータ102に連結するように配置されるハブもしくは他の支持構造を含み得る。種々の実施形態において、モータ及び/またはハブ102は、ACモータ、ブラシ付DCモータ、またはブラシレスDCモータを含み得る。例えば、モータ102は、装置100の内部電源または外部電源によって電力供給されるDCモータを含み得る。モータ及び/またはハブ102のサイズ及び位置は、VRB100の特定の実装のサイズ及び性能制約に基づいて選択され得る。
いくつかの実施形態において、ケーシング106は、モータ及び/またはハブ102ならびにロータ104を搭載し、あるいはそうでなければ、含有または安定化するように配置されるハウジングまたはエンクロージャを含み得る。種々の実施形態において、ケーシング106は、1つまたは複数の入口108及び1つまたは複数の出口110を用いて構成されるプラスチックまたは金属コンポーネントを備え得る。例えば、ケーシング106は、上部入口108、上部入口108の反対側に底部入口(図示せず)、及び出口110を含み得る。種々の実施形態において、入口108は、ロータ104の軸方向に配置され得、出口110は、ロータ104の半径方向に配置され得る。種々の実施形態において、ケーシングは、例えば、二重出口構成を可能にするように、1つを超える出口を含み得る。いくつかの実施形態において、ケーシング106は、VRB100に対する入口、出口、及び流量管理特徴を提供する、射出成形プラスチックコンポーネントなどのプラスチックコンポーネントを備え得る。本明細書に記載される種々の実施形態は、ケーシング106を含むが、一方では、いくつかの実施形態は、周囲のケースが使用されず、かつ気流が全360度においてロータから出得る、ケースなしの送風機を含み得ることが理解されるべきである。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態において、VRB100は、ロータ104を含む。いくつかの実施形態において、ロータ104は、VRB100に対する圧力及び/または空気流を増加させるように配置され得る。ロータ104は、空気流を生じさせるのに適切な任意のサイズまたは形であり得る。いくつかの実施形態において、ロータ104は、ロータの実質的な部分を占める発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロックを備え、または有する円柱状ロータを含み得る、円柱状発泡ブロックロータ104を含み得る。例えば、多数の発泡部分または別の適切な材料の部分は、パイ構成においてモータ及び/またはハブ102に連結され得、あるいは発泡体または他の適切な材料の多数の層が、共に連結され、または層状にされて、ロータを形成し得る。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の異なる材料は、ロータ104を形成するために使用され得、依然として記載された実施形態の範囲に入り得る。円柱状発泡ブロックロータ104は、図1Bを参照してより詳細に記載される。
図1Bは、図1Aの装置100と同一または同様であり得る装置120を示し、類似の要素は、同様に番号付けされる。例えば、装置120は、円柱状発泡ブロックロータ104を明らかにするために、ケーシング106の上部が除去された、VRB120の図を含み得る。本明細書において円柱状発泡ブロックロータ104と称されるが、一方では、ロータ104は、発泡体を含むがこれに限定されない適切な材料を含み得、依然として記載された実施形態の範囲に入り得ることが理解されるべきである。例えば、ロータ104は、種々の実施形態において、任意の適切な多孔質材料を含み得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態において、図1Bに示されるように、円柱状発泡ブロックロータ104は、モータ及び/またはハブ102に固定される円板であり得る。例えば、円柱状発泡ブロックロータ104は、外半径105及び内半径107を含み得、外半径は、円柱状発泡ブロックロータ104の周囲長を含み、内半径107は、円柱状発泡ブロックロータ104を収容し、及び/またはモータ及び/またはハブ102に固定するための開口部を含む。いくつかの実施形態において、内半径107は、モータ及び/またはハブ102の半径と一致するように選択される。
図1Cは、図1Aの装置100及び図1Bの装置120と同一または同様であり得る装置140を示し、類似の要素は、同様に番号付けされる。例えば、図1Cは、円柱状発泡ブロックロータ104を明らかにするためにケーシング106の上部が除去された、VRB140の別の図であり得る。
いくつかの実施形態において、装置140は、円柱状発泡ブロックロータ104の多孔度をより明瞭に示し得る。円柱状発泡ブロックロータ104は、VRB140において空気流を発生させることが可能な多孔度を有する任意の適切な材料を含み得、またはそのような材料で構成され得る。多孔度または空隙率は、材料中の空隙または空所の尺度を含み得、0〜1、またはパーセンテージとして0〜100%の全体積にわたる空隙の体積の割合である。種々の実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、10細孔/インチ(ppi)と100ppiとの間の細孔を有するように選択される材料を含み得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
いくつかの実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、固体発泡材料を含み得る。固体発泡体は、重要なクラスの軽量気泡エンジニアリング材料を含み得る。種々の実施形態において、これらの発泡体は、それらの細孔構造に基づいて、連続気泡構造発泡体(網状発泡体としても知られている)及び独立気泡発泡体の2つの種類に分類することができる。いくつかの実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、連続気泡構造発泡材料を含み得る。
種々の実施形態において、連続気泡構造発泡体は、互いに接続され、比較的柔らかい相互接続ネットワークを形成する細孔を含有する。いくつかの実施形態において、連続気泡発泡体は、何であれそれらの周囲のもので充填される。例えば、連続気泡発泡体は、空気で充填され得る。種々の実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、モータ及び/またはハブ102によって回転し得、円柱状発泡ブロックロータ104が、ケーシング106内に体積抵抗を生成させることとなる。いくつかの実施形態において、体積抵抗は、空気流を1つまたは複数の入口108内に引き入れ、かつ出口110から引き出させ得る。いくつかの実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、水または他の材料を汲み出すように配置され得る。実施形態は、この点において限定されない。
いくつかの実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、遠心力を発生させて、空気流を、円柱状発泡ブロックロータ104を通って流れさせるように配置され得る。例えば、いくつかの実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104の連続気泡構造発泡材料は、空気が、連続気泡を充填し、円柱状発泡ブロックロータ104を通って流れることを可能にし得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図1A、図1B、及び図1Cの円柱状発泡ブロックロータ104と同一または同様であり得る、図2Aは、装置200を示し、図2Bは、装置220を示し、類似の要素は、同様に番号付けされる。例えば、装置200及び装置220は、さらなる詳細を明らかにするために、ケーシング106から円柱状発泡ブロックロータ104が除去された、円柱状発泡ブロックロータ104の異なる図を含み得る。例えば、図2Aは、上面図を含み得、図2Bは、側面図を含み得る。
いくつかの実施形態において、図2Aに示されるように、円柱状発泡ブロックロータ104は、実質的に接触する半径226を有する円形であり得る。種々の実施形態において、実質的に接触する半径226は、円柱状発泡ブロックロータ104の外周囲長を形成する平らまたは平滑な縁を含み得る。図2Bにおいて、実質的に平らな半径表面226として示されているが、一方では、半径表面の縁または角は、丸くされ得、またはそうでなければ円柱状発泡ブロックロータ104を形成するように形作られ得、依然として記載された実施形態の範囲に入り得ることが理解されるべきである。
いくつかの実施形態において、図2A及び図2Bに示されるように、円柱状発泡ブロックロータ104は、ブレードまたはフィンを有さない実質的に平らな上部表面222及びブレードまたはフィンを有さない実質的に平らな底部表面224を含み得る。従来のブレードベースのロータと異なり、円柱状発泡ブロックロータ104は、ブレード及びフィンのような不連続性を有するロータよりも音響雑音をあまり生成しない、実質的に平らな表面を含み得る。実施形態は、この点において限定されない。
図2Cは、図1A、図1B、図1C、図2A、及び図2Bの円柱状発泡ブロックロータ104と同一または同様であり得る装置240を示し、類似の要素は、同様に番号付けされる。いくつかの実施形態において、装置240は、円柱状発泡ブロックロータ104内の方位角循環を防止するように配置される1つまたは複数の内部仕切り242を有する円柱状発泡ブロックロータ104を含み得る。種々の実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104の多孔質組成は、回転したときに、空気の不可欠な循環につながり得る、円柱状発泡ブロックロータ104の細孔または連続気泡に空気が入ることを可能にし得、円柱状発泡ブロックロータ104の効率の低減につながり得る。この問題を解決するために、内部仕切り242が、円柱状発泡ブロックロータ104内に配置され得る。
いくつかの実施形態において、内部仕切り242は、方位角循環を低減させるチャンバを円柱状発泡ブロックロータ104内に生成するために、ハブ102から延在するプラスチックまたは金属アームを含み得る。他の実施形態において、内部仕切り242は、標準的なロータブレードまたはフィンとして、または標準的なロータブレードまたはフィンと同様に配置され得る。これらの実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104を形成するために使用される発泡体または他の材料は、ブレードまたはフィンの周囲に形成され得、または配置され得る。例えば、従来のブレードベースのロータが、発泡体または他の適切な材料で覆われて、円柱状発泡ブロックロータ104を形成し得、その従来のロータは、円柱状発泡ブロックロータ104に対する構造的支持及び強剛性を提供する。限定された数及び配置の内部仕切り242が図2Cに示されているが、一方では、任意の数、種類、または配置の内部仕切り242が使用され得、依然として記載された実施形態の範囲に入り得ることが理解されるべきである。したがって、他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、不均一な細孔密度を含み得る。例えば、1つまたは複数の内部仕切り242は、円柱状発泡ブロックロータ104の残りの部分よりも細孔/インチ(ppi)がより高い発泡体の高密度なサブセクションを用いて形成され得る。いくつかの実施形態において、半径方向における細孔勾配も変化し得る。種々の実施形態において、性能は、送風機の外半径に向かってより高密度な発泡体を用いることによって向上し得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図3は、図1AのVRB100、図1BのVRB120、または図1CのVRB140と同一または同様であり得る装置300を示し、類似の要素は、同様に番号付けされる。いくつかの実施形態において、VRB300は、モータ及び/またはハブ102、円柱状発泡ブロックロータ104、ケーシング106、ならびにケーシング106の上部または底部の一部として配置される1つまたは複数の溝、リブ、またはブラシ302を含み得る。種々の実施形態において、VRB300は、出口110の視点からの図であり得る。実施形態は、この点において限定されない。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の溝、リブ、またはブラシ302は、円柱状発泡ブロックロータ104から汚染物質を除去するように配置され得る。例えば、粉塵または他の汚染物質は、円柱状発泡ブロックロータ104の実質的に平らな表面上に収集し得る。いくつかの実施形態において、これらの汚染物質は、円柱状発泡ブロックロータ104及びVRB300の効率を低減させ得、したがって、除去されるべきである。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の溝、リブ、またはブラシ302は、ケーシング106の上部または底部の一部として形成される溝を含み得る。例えば、溝は、円柱状発泡ブロックロータ104が清潔な(例えば、粉塵または他の汚染物質層を含まない)ときに、円柱状発泡ブロックロータ104に近接近して配置され得る。このように、粉塵または他の汚染物質は、円柱状発泡ブロックロータ104上に収集するため、円柱状発泡ブロックロータ104の厚さは増加し得、粉塵または他の汚染物質が、円柱状発泡ブロックロータ104から粉塵を集め、除去する溝302と接触することとなる。ケーシング106の一部として形成される溝302の観点から記載されたが、一方では、溝、リブ、またはブラシ302に対して任意の適切な形、サイズ、または配置が使用され得、依然として記載された実施形態の範囲に入り得ることが理解されるべきである。例えば、いくつかの実施形態において、ブラシは、円柱状発泡ブロックロータ104に近接近して、ケーシング106内に取り付けられ得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図4は、コンピューティングシステム400の一実施形態を示す。種々の実施形態において、コンピューティングシステム400は、ラップトップまたはノートブックコンピュータなどのコンピューティングデバイスを含み得る。図4に示されるように、コンピューティングデバイス400は、VRB402、1つまたは複数の発熱コンポーネント404、1つまたは複数の入力デバイス406、エンクロージャ408、及びディスプレイ410を含み得る。ラップトップまたはノートブックコンピュータの形で示されているが、一方では、実施形態は、この点において限定されないことが理解されるべきである。例えば、いくつかの実施形態において、コンピューティングシステム400は、タブレットコンピュータ、ネットブックコンピュータ、デスクトップコンピュータ、オールインワン(AIO)コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、マルチメディアプレーヤ、または任意の他の適切なデバイスを含み得る。コンピューティングシステム400は、図6を参照してより詳細に記載される。
種々の実施形態において、コンピュータデバイスと併せて図示され、記載されているが、一方では、本明細書に記載されるVRBは、空気を移動する必要がある任意の適切なデバイスにおいて使用され得ることが理解されるべきである。例えば、本明細書に記載されるVRBは、暖房、換気、及び空調(HVAC)システム、自動車用冷却、デスクファン、または任意の他の適切な用途において使用され得る。これらのさらなる使用シナリオの多くは、本明細書に記載されるようなVRBの実装によって利益を享受し得る音響的制約を含む。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態において、VRB402は、図1A、1B、1C、及び3を参照して上記に記載されたVRBと同一または同様であり得る。いくつかの実施形態において、VRB402は、円柱状発泡ブロックロータ104を含み得、VRB402は、エンクロージャ408内に発生する熱を除去するように配置され得る。例えば、1つまたは複数の発熱コンポーネント404は、動作時に熱を発生させる、プロセッサ、メモリ、または他のデバイスを含み得る。いくつかの実施形態において、VRB402は、コンピューティングシステム400からこの熱を除去するように配置され得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図4のVRB402は、その出口がコンピューティングシステム400のユーザの方向を向いた状態で配置されるが、一方では、実施形態は、この点において限定されないことが理解されるべきである。例えば、VRB402は、コンピューティングシステム400に対する後方または側面排気孔を提供するように配置され得る。種々の実施形態において、VRB402によって後方または側面排気孔を提供することは、暖気流が、コンピューティングシステム400のユーザに向けられることを回避し得る。さらに、音響的利点は、側面または後方排気孔の使用を通して実現され得る。例えば、VRB402の出口を、コンピューティングシステム400のユーザから離れた方向に配置することは、ユーザが聞き取れる雑音を低減し得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
上記の実施形態は、コンピューティングシステムにおける気流を向上させるために使用され得る。いくつかの実施形態は、コンピューティングシステムの音響性能を向上させ得、ユーザ体験の向上につながり得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態において、コンピューティングシステムにおける上記のVRBのいずれかの使用は、動作時に望ましくない量の雑音を発生させる不連続性を有するブレードベースの送風機に依存する従来の冷却方法と比べて、一定の等音響レベルでの冷却能力の強化につながり得る。例えば、図5Aは、従来のブレードベースのロータ(例えば、ストックロータ)及びVRBの上記の実施形態のうちのいずれかなどのVRBに対する等音響比較を示す。図5Aに示されるように、VRBの使用を通して、圧力及び流量の両方において実質的な向上を達成することができる。
種々の実施形態において、従来のブレードベースのロータは、ブレードが送風機ケーシング内の妨害物または他の物体を通過するときに生成されるブレード通過音を発生させ得る。例えば、従来のロータのブレードは、ケーシング内の水切りを通過するため、連続的で耳障りなハム音のような、高速でユーザに聞こえる反復音につながる。これは、設計及び人間工学的視点から望ましくない場合がある。結果として、いくつかのブレードベースのロータシステムは、ロータと水切りとの間の間隙を可能にするように設計され、送風機の効率を低減させる。種々の実施形態において、円柱状発泡ブロックロータ104は、ブレード通過音を発生させるブレードを含まないため、本明細書に記載されるVRBの使用は、水切り及び他の妨害物に近接近した円柱状発泡ブロックロータ104の配置を可能にし得る。ケーシングの円柱状発泡ブロックロータ104と水切りとの間の空間を低減することによって、VRBの効率を著しく向上させることができる。
種々の実施形態において、本明細書に記載されるような円柱状発泡ブロックロータ104におけるブレードの欠如は、従来のブレードベースのロータと同一の音響雑音レベルで、より高速のロータ速度を可能にし得る。従来のブレードベースのロータの代わりに、円柱状発泡ブロックロータ104を用いるとことで、20%〜30%もの等音響流の向上を達成することができることが、試験により示されている。
図5Bは、ストックロータ(例えば、ブレードベースのロータ)及び本明細書に記載されるようなVRBの音響性能を示す2つのグラフを示す。図5Bに示されるように、VRBの円柱状発泡ブロックロータは、従来のまたはストックブレードベースのロータと比べて、低い等音響雑音または干渉を発生させるように配置され得る。例えば、ストックロータグラフの中央右部に存在するスパイクは、ケーシングの水切りを通過するブレードによって引き起こされ得る。これは、ヒトの聴覚に対して特に感受性があり得る500〜5000Hzの範囲にわたって生じ得る。結果として、これらの音響的障害は、特に、ヒトのユーザを悩ませ得る。
しかしながら、図5Bに示されるVRBグラフは、より少ないスパイク及びより均一なスペクトルを示す。いくつかの実施形態において、VRBのスペクトルは、ユーザに対してあまり迷惑または厄介ではなく、ストックロータのものと比べると、向上した音質を有する。ヒトは、音及び音の高さに対して感受性があるため、VRBの向上した音質は、従来のまたはストックブレードベースのロータによっては実現されない心理音響的利点をもたらし得る。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図6は、例示的なシステムの実施形態の図である。特に、図6は、種々の要素を含み得るシステム600を示す図である。例えば、図6は、システム600が、プロセッサ602、チップセット604、入力/出力(I/O)デバイス606、ランダムアクセスメモリ(RAM)(ダイナミックRAM(DRAM)など)608、及び読み取り専用メモリ(ROM)610、ならびに種々のプラットフォームコンポーネント614(例えば、ファン、横流送風機、ヒートシンク、DTMシステム、冷却システム、ハウジング、通気口など)を含み得ることを示す。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。しかしながら、実施形態は、これらの要素に限定されない。
特に、プラットフォームコンポーネント614は、種々のVRB技術を実装する冷却システムを含み得る。冷却システムは、システム600に合わせてサイズ決めされ得、ヒートパイプ、ヒートリンク、熱伝達、ヒートスプレッダ、通気口、ファン、送風機、横流送風機、及び液体ベースの冷却剤など、熱放散を行うように設計される任意の冷却要素を含み得る。
図6に示されるように、I/Oデバイス606、RAM608、及びROM610は、チップセット604を経由して、プロセッサ602に連結される。チップセット604は、バス612によってプロセッサ602に連結され得る。したがって、バス612は、多数のラインを含み得る。
プロセッサ602は、1つまたは複数のプロセッサコアを備える中央処理装置であり得、任意の数のプロセッサコアを有する任意の数のプロセッサを含み得る。プロセッサ602は、例えば、CPU、多重処理装置、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、パイプラインを有するプロセッサ、複合命令セットコンピュータ(CISC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)などの任意の種類の処理装置を含み得る。
図示されないが、システム600は、イーサネット(登録商標)インターフェース及び/またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)インターフェースなどの種々のインターフェース回路を含み得る。いくつかの例示的な実施形態において、I/Oデバイス606は、データ及びコマンドをシステム600に入力するための、インターフェース回路に接続される1つまたは複数の入力デバイスを備え得る。例えば、入力デバイスは、キーボード、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、アイソポイント、音声認識システムなどを含み得る。同様に、I/Oデバイス606は、情報を操作者に出力するための、インターフェース回路に接続される1つまたは複数の出力デバイスを備え得る。例えば、出力デバイスは、望ましい場合、1つまたは複数のディスプレイ、プリンタ、スピーカ、及び/または他の出力デバイスを含み得る。例えば、出力デバイスのうちの1つは、ディスプレイであり得る。ディスプレイは、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、または任意の他の種類のディスプレイであり得る。
システム600はまた、ネットワークへの接続を介して他のデバイスとデータを交換するために、有線または無線ネットワークインターフェースも有し得る。ネットワーク接続は、イーサネット(登録商標)接続、デジタル加入者線(DSL)、電話回線、同軸ケーブルなどの任意の種類のネットワーク接続であり得る。ネットワークは、インターネット、電話ネットワーク、ケーブルネットワーク、無線ネットワーク、パケット交換ネットワーク、回路交換ネットワークなどの任意の種類のネットワークであり得る。
実施形態の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細が本明細書に記載されている。しかしながら、当業者であれば、実施形態が、これらの特定の詳細なしに実施され得ることを理解するであろう。他の例において、周知の動作、コンポーネント、及び回路は、実施形態を不明瞭にしないように、詳細には記載されていない。本明細書に開示される特定の構造的及び機能的詳細は、代表的なものであり得、必ずしも実施形態の範囲を限定しないことが理解され得る。
種々の実施形態は、ハードウェア要素、ソフトウェア要素、またはそれらの両方の組み合わせを用いて実装され得る。ハードウェア要素の例は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路要素(例えば、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ、誘導子など)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを含み得る。ソフトウェアの例は、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティング・システム・ソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインターフェース、アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータ・コード・セグメント、単語、値、シンボル、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。実施形態がハードウェア要素及び/またはソフトウェア要素を用いて実装されているかを判定することは、望ましい計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクル予算、入力データ速度、出力データ速度、メモリリソース、データバス速度、ならびに他の設計及び性能制約などの任意の数の要因に従って変化し得る。
いくつかの実施形態は、「連結」及び「接続」という表現をそれらの派生語と共に用いて記載され得る。これらの用語は、互いに同義語として意図されない。例えば、いくつかの実施形態は、2つ以上の要素が、互いに直接に物理的または電気的に接触していることを示すために、「接続」及び/または「連結」という用語を用いて記載され得る。しかしながら、「連結」という用語はまた、2つ以上の要素が互いに直接に接触していないが、依然として互いに協力または相互作用することも意味し得る。
いくつかの実施形態は、例えば、機械またはプロセッサによって実行された場合、機械またはプロセッサに、実施形態による方法及び/または動作を行わせ得る命令、一式の命令、またはコンピュータ実行可能コードを格納し得る、機械可読またはコンピュータ可読媒体または物品を用いて実装され得る。そのような機械は、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、処理デバイス、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサなどを含み得、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用いて実装され得る。機械可読媒体または物品は、例えば、任意の適切な種類のメモリユニット、メモリデバイス、メモリ物品、メモリ媒体、記憶デバイス、記憶物品、記憶媒体及び/または記憶ユニット、例えば、メモリ、取り外し可能または取り外し不可能媒体、消去可能または消去不可能媒体、書き込み可能または再書き込み可能媒体、デジタルまたはアナログ媒体、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスクレコーダブル(CD−R)、コンパクトディスクリライタブル(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、光磁気媒体、取り外し可能メモリカードまたはディスク、種々の種類のデジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセットなどを含み得る。命令は、任意の適切な高レベル、低レベル、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイルされた、及び/または解釈されたプログラミング言語を用いて実装された、ソースコード、コンパイルされたコード、解釈されたコード、実行可能コード、スタティックコード、ダイナミックコード、暗号化されたコードなどの任意の適切な種類のコードを含み得る。
別途特に示されない限り、「処理」、「コンピューティング」、「計算」、「判定」などのような用語は、コンピューティングシステムのレジスタ及び/またはメモリ内の物理量(例えば、電子量)として表されたデータを、コンピューティングシステムのメモリ、レジスタ、または他のそのような情報記憶、伝送もしくはディスプレイデバイス内の物理量として同様に表された他のデータに操作及び/または変換する、コンピュータもしくはコンピューティングシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスの操作及び/または処理を指すことが理解され得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
本明細書に記載される方法は、記載される順序または任意の特定の順序で実行される必要はないことが留意されるべきである。さらに、本明細書に示される方法に関して記載される種々の活動は、連続または平行した様式で実行することができる。
特定の実施形態が本明細書に例示され、記載されているが、同一の目的を達成すると推定される任意の配置が、示される特定の実施形態と置換され得ることが理解されるべきである。本開示は、種々の実施形態の任意及び全ての適合または変形を網羅するよう意図される。上記の記載は、説明のためになされたものであり、限定するものではないことを理解されたい。上記の実施形態の組み合わせ、及び本明細書に特に記載されていない他の実施形態は、上記の記載を読むことによって当業者には明らかとなる。したがって、種々の実施形態の範囲は、上記の組成、構造、及び方法が使用される任意の他の用途を含む。
本開示の要約は、読書が技術的開示の性質を早急に把握可能なことを要求する、米国特許法規則37C.F.R.§1.72(b)に従うように提供されることが強調される。要約は、特許請求の範囲または意味を解釈または限定するために使用されないという理解の下で提出される。加えて、上述の発明を実施するための形態において、種々の特徴は、本開示を簡潔化する目的のために、単一の実施形態にまとめられていることが分かる。本開示の方法は、特許請求される実施形態が、各請求項に明示的に記載されているよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映していると解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲は、単一の開示された実施形態の全ての特徴よりも少ない特徴に存在する発明の主題を反映する。したがって、以下の特許請求の範囲は、各請求項が別々の好ましい実施形態として独立した状態で、発明を実施するための形態に組み込まれる。添付の特許請求の範囲において、「含む(including)」及び「ここで(in which)」は、それぞれ「備える(comprising)」及び「ここで(wherein)」という用語の平易な英語の均等な語として使用される。さらに、「第1の」、「第2の」、及び「第3の」などのような用語は、単にラベルとして使用されており、それらの対象物に数的な要求を課すよう意図されない。
主題は、構造的特徴及び/または方法論理的行動に特有の言語で記載されているが、添付の特許請求の範囲で定義される主題は、上記の特定の特徴または行動に必ずしも限定されないことを理解されたい。むしろ、上記の特定の特徴及び行動は、特許請求の範囲を実装する例示的な形として開示される。

Claims (20)

  1. モータと、
    発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロックを備えるか、または有する円柱状ロータと、
    1つまたは複数の入口及び1つまたは複数の出口を有するケーシングと、
    を備え、
    前記ロータは、前記発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロック内の方位角循環を防止するように配置される1つまたは複数の内部仕切りを有し、
    前記1つまたは複数の内部仕切りは、前記発泡材料または前記1つまたは複数の円柱状発泡ブロックより高密度な発泡体により形成される、送風機。
  2. 前記1つまたは複数の入口は、前記ロータの軸方向に配置され、前記1つまたは複数の出口は、前記ロータの半径方向に配置される、請求項1に記載の送風機。
  3. 前記ロータは、空気流を前記1つまたは複数の入口内に引き入れ、かつ前記1つまたは複数の出口から引き出させる体積抵抗を、前記ケーシング内に生成するように配置される、請求項1または2に記載の送風機。
  4. 前記ロータは、遠心力を発生させて、空気流を、前記発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロックを通って流れさせるように配置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の送風機。
  5. 前記ロータは、実質的に平らな上部表面、実質的に平らな底部表面、及び実質的に接触する半径表面を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の送風機。
  6. 前記ロータは、10細孔/インチ(ppi)と100ppiとの間の細孔を有する材料を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の送風機。
  7. 前記ロータを支持し、かつ前記ロータを前記モータに連結するように配置されるハブを備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の送風機。
  8. 前記ケーシングの上部または底部の一部として配置される、1つまたは複数の溝、リブ、またはブラシを備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の送風機。
  9. 前記1つまたは複数の溝、リブ、またはブラシは、前記ロータから汚染物質を除去するように配置される、請求項8に記載の送風機。
  10. 前記ロータは、ブレードベースのロータと比べて、低い等音響干渉を発生させるように配置される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の送風機。
  11. 前記発泡材料または前記1または複数の円柱状発泡ブロックは、前記送風機の外半径に向かってより高密度な発泡体により形成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の送風機。
  12. エンクロージャと、
    1つまたは複数の発熱コンポーネントと、
    発泡材料または1つまたは複数の円柱状発泡ブロックを備えるか、または有する円柱状ロータを備える、前記エンクロージャ内に配置される、送風機と
    を備え、
    前記ロータは、前記ロータ内の方位角循環を防止するように配置される1つまたは複数の内部仕切りを有し、
    前記1つまたは複数の内部仕切りは、前記発泡材料または前記1つまたは複数の円柱状発泡ブロックより高密度な発泡体により形成される、コンピューティングシステム。
  13. 前記送風機は、
    モータと、
    前記ロータを支持し、かつ前記ロータを前記モータに連結するように配置されるハブと、
    前記ロータの軸方向に配置される1つまたは複数の入口及び前記ロータの半径方向に配置される1つまたは複数の出口を有するケーシングと、
    を備える、請求項12に記載のコンピューティングシステム。
  14. 前記ロータは、空気流を前記1つまたは複数の入口内に引き入れ、かつ前記1つまたは複数の出口から引き出させる体積抵抗を、前記ケーシング内に生成するように配置される、請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  15. 前記ケーシングの上部または底部の一部として配置される、1つまたは複数の溝、リブ、またはブラシを備える、請求項14に記載のコンピューティングシステム。
  16. 前記1つまたは複数の溝、リブ、またはブラシは、前記ロータから汚染物質を除去するように配置される、請求項15に記載のコンピューティングシステム。
  17. 前記ロータは、遠心力を発生させて、空気流を、前記ロータを通って流れさせるように配置される、請求項12〜16のいずれか一項に記載のコンピューティングシステム。
  18. 前記ロータは、実質的に平らな上部表面、実質的に平らな底部表面、及び実質的に接触する半径表面を備える、請求項12〜17のいずれか一項に記載のコンピューティングシステム。
  19. 前記ロータは、10細孔/インチ(ppi)と100ppiとの間の細孔を有する材料を備える、請求項12〜18のいずれか一項に記載のコンピューティングシステム。
  20. 前記ロータは、ブレードベースのロータと比べて、前記コンピューティングシステムに対して低い等音響干渉を発生させるように配置される、請求項12〜19のいずれか一項に記載のコンピューティングシステム。
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