JP6082295B2 - ナックルブラケット、一対のナックルブラケット、及びサスペンションの製造方法 - Google Patents

ナックルブラケット、一対のナックルブラケット、及びサスペンションの製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、ナックルブラケット一対のナックルブラケット、及びサスペンションの製造方法の改良に関する。
一般的に、ナックルブラケットは、緩衝器を自動車の車輪位置決用の支柱として利用するストラット型サスペンションに利用されており、緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、このブラケット本体の軸方向に沿って延びブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備え、これら挟持片を介して車輪を回転自在に保持するナックルに連結される(例えば、特許文献1,2)。
特開2007−45282号公報 特開2007−320332号公報
通常、ストラット型サスペンションの緩衝器は、車両の右側に配置するための右側用の緩衝器と、車両の左側に配置するための左側用の緩衝器とに区別されており、右側用の緩衝器と左側用の緩衝器が対となっている。他方、緩衝器に取り付けられるナックルブラケットは、右側用と左側用のどちらの緩衝器にも取り付けることができ、右側用と左側用の区別がいらないものもあるが、例えば、右側用の緩衝器に取り付けるための右側用のナックルブラケットと、左側用の緩衝器に取り付けるための左側用のナックルブラケットとで形状が異なり、右側用と左側用の区別をしなければならないものもある。このように、一対の緩衝器に取り付けられるナックルブラケットが、一対の緩衝器の一方に取り付けるためのものと、一対の緩衝器の他方に取り付けられるものとで異なる場合であって、特にその違いが微差である場合には、右側用の緩衝器に左側用のナックルブラケットを取り付けたり、左側用の緩衝器に右側用のナックルブラケットを取り付けたりする誤組が発生しないよう誤組防止措置が取られることが一般的である。
誤組防止措置として、目印をつけて目視で識別できるようにすることも有効であるが、ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置を用いて機械的に識別できるようにすることで識別精度を向上させることができる。例えば、機械的に識別する場合、図5に示すように、左右のナックルブラケット4,7の対応する部分の一方に切欠きCを設けておき、上記対応する部分に誤組防止装置の誤組検知ピンPを付き当てる方法が考えられる。この場合、切欠きCのある一方のナックルブラケット4に当接する誤組検知ピンPは、切欠きの無い他方のナックルブラケット7に当接する誤組検知ピンPと比較して、切欠きCの分奥まで進むことが予定されるので、この予定と異なる誤組検知ピンPの挙動をセンサ等で検出できるようにすれば、右側用と左側用を機械的に確実に識別することができる。さらに、正しい種類であると確認された後の上記ナックルブラケット4,7は、緩衝器の外筒に溶接される。そして、ナックルブラケット4,7の挟持片は、溶接によって歪むので、挟持片の二面幅寸法が所定の寸法に合うように治具で矯正される。
しかしながら、上記した機械的な識別方法によれば、確実にナックルブラケット4,7の種類を識別できる点において有効であるが、切欠きCの有無によって挟持片の歪み方に大きな差異が生じるので、右側用のナックルブラケットと左側用のナックルブラケットで異なる治具を用意する必要が生じ、治具合わせに要する工数が増えてしまい、依然として改良の余地がある。
そこで、本発明の目的は、誤組防止装置を利用することにより誤組検知ピン挿入用の切欠きが設けられたナックルブラケットと機械的に確実に識別可能でありながらも、そのナックルブラケットと同じ治具を使って挟持片を矯正可能なナックルブラケット、及びこのナックルブラケットを備えた一対のナックルブラケットを提供することである。
上記課題を解決するための第一の手段は、緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接することにより上記誤組検知ピンの上記切欠きへの挿入を阻止する押圧部とを備えていることである。
上記課題を解決するための第二の手段は、緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接可能な押圧部とを備え、上記押圧部は、上記切欠きの中央に上記ブラケット本体の軸方向に沿って配置されていることである。
上記課題を解決するための第三の手段は、緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接可能な押圧部とを備え、上記切欠きは、上記ブラケット本体の反挟持片側に形成されていることである。
上記課題を解決するための第四の手段は、緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接可能な押圧部とを備え、上記ブラケット本体の上記一方側端部は、上記外筒から車輪側に突出するとともに、外周側に張り出してフランジ状に形成されていることである。
上記課題を解決するための第五の手段は、一対の緩衝器のうちの一方の緩衝器に取り付けられる一方のナックルブラケットと、上記一対の緩衝器のうちの他方の緩衝器に取り付けられる他方のナックルブラケットとからなり、上記両ナックルブラケットは、上記緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とをそれぞれ備えている一対のナックルブラケットであって、上記一方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成されて内側に上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンが挿入される切欠きを備えており、上記他方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接することにより上記誤組検知ピンの上記切欠きへの挿入を阻止する押圧部とを備えていることである。
上記課題を解決するための第六の手段は、緩衝器と、上記緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットとを備えるサスペンションの製造方法であって、上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、押圧部とを備え、上記押圧部に誤組防止装置の誤組検知ピンを当接させて、上記誤組検知ピンの上記切欠きへの挿入を阻止することで、上記ナックルブラケットの種類を識別することである。
上記課題を解決するための第七の手段は、一対の緩衝器と、上記一対の上記緩衝器うちの一方の緩衝器に取り付けられる一方のナックルブラケットと、上記一対の上記緩衝器のうちの他方の緩衝器に取り付けられる他方のナックルブラケットとを備えるサスペンションの製造方法であって、上記両ナックルブラケットは、上記緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とをそれぞれ備えて対となり、上記一方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きを備えており、上記他方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、押圧部とを備えており、上記一方のナックルブラケットの上記切欠き内への誤組防止装置の誤組検知ピンの挿入を許容し、上記他方のナックルブラケットの上記押圧部に誤組防止装置の誤組検知ピンを当接させて、この誤組検知ピンの上記他方のナックルブラケットの上記切欠きへの挿入を阻止することで、上記ナックルブラケットの種類を識別することである。
本発明のナックルブラケットによれば、誤組防止装置を利用することにより誤組検知ピン挿入用の切欠きが設けられたナックルブラケットと機械的に確実に識別可能でありながらも、そのナックルブラケットと同じ治具を使って挟持片を矯正することができる。
(a)は、本発明の一実施の形態に係るナックルブラケットを緩衝器の外筒に取り付け状態を部分的に切り欠いて示した正面図である。(b)は、(a)の底面図である。 (a)は、本発明の一実施の形態に係るナックルブラケットと対となるナックルブラケットを緩衝器の外筒に取り付けた状態を部分的に切り欠いて示した正面図である。(b)は、(a)の底面図である。 図1に記載のナックルブラケットと図2に記載のナックルブラケットを反挟持片側から見た状態を部分的に示し、誤組検知ピンを両ナックルブラケットのブラケット本体に付き当てた状態を示した説明図である。 本発明の一実施の形態に係るナックルブラケットにおける切欠きと押圧部の変形例を示したナックルブラケットの底面図であり、(a)に第一の変形例を示し、(b)に第二の変形例を示し、(c)に第三の変形例を示している。 従来の一対のナックルブラケットを反挟持片側から見た状態を部分的に示し、誤組検知ピンを両ナックルブラケットのブラケット本体に付き当てた状態を示した説明図である。
以下に本発明の一実施の形態に係るナックルブラケットについて、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
図1に示すように、本発明の第一の実施の形態に係るナックルブラケット1は、緩衝器の外筒Dの外周に溶接固定される筒状のブラケット本体20と、このブラケット本体20の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体20から外側に相対向して起立する一対の挟持片21,22とを備えている。さらに、上記ブラケット本体20は、その下端部(一方側端部)20aに形成される切欠きA1と、上記ナックルブラケット1の種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンPに当接可能な押圧部B1とを備えている。
上記ナックルブラケット1は、緩衝器を自動車の車輪位置決め用の支柱として利用するストラット型サスペンションに利用されており、緩衝器の外筒Dの外周に取り付けられている。緩衝器は、ナックルブラケット1を介して車輪側に連結される外筒Dを備える限りにおいて、如何なる構成を備えるものであってもよいが、例えば、上記外筒Dと、車体側マウントを介して車体側に連結されて外筒D内に出没するピストンロッドとを備え、外筒Dとピストンロッドの軸方向の相対移動を抑制する減衰力を発揮できるようになっている。そして、緩衝器は、車両の右側に配置するための右側用の緩衝器と、車両の左側に配置するための左側用の緩衝器とがあり、右側用の緩衝器と左側用の緩衝器が対となっている。
本発明に係るナックルブラケットは、本実施の形態において、右側用の緩衝器に取り付けるための右側用のナックルブラケット1であり、左側用の緩衝器に取り付けるための左側用のナックルブラケット4(図2)と対となる。図1,2に示すように、一対のナックルブラケット1,4の基本的な構成は同じであり、アウターブラケット2,5と、インナーブラケット3,6とを備えて二枚板構造とされている。各ナックルブラケット1,4のアウターブラケット2,5は、円弧状に湾曲し外筒Dの外周を抱持する筒状のブラケット本体20,50と、このブラケット本体20,50の側面両端に軸方向に沿って延び上記ブラケット本体20,50から外側に相対向して起立する一対の挟持片21,22,51,52とを備えている。他方、各ナックルブラケット1,4のインナーブラケット3,6は、断面コ字状に形成されており、背面3a,6aを外筒Dに向け、両側面3b,3c,6b,6cを両挟持片21,22,51,52の内側に沿わせている。なお、本実施の形態の両ナックルブラケット1,4は、板状母材を型抜きし折り曲げて形成されるアウターブラケット2,5とインナーブラケット3,6の二枚板構造となっているが、一枚板構造となっていてもよく、形成方法も上記の限りではない。
両ナックルブラケット1,4の各挟持片21,22,51,52には、上下のボルト挿通孔E1,E2(一方の挟持片21,51のボルト挿通孔は図示せず)がそれぞれ形成されており、両ナックルブラケット1,4は、上下のボルト挿通孔E1,E2に挿通される一対のボルトとナットで車輪を回転自在に保持するナックルに連結される。本実施の形態において、各ナックルブラケット1,4における一方の挟持片21,51と他方の挟持片22,52に形成される上側のボルト挿通孔E1(一方の挟持片21,51に形成される上側のボルトは図示せず)の形状が異なっており、車両に取り付けられたとき、この車両の中心線を中心として左右対称になるように配置される。このため、右側用の緩衝器に取り付けるための右側用のナックルブラケット1と、左側用の緩衝器に取り付けるための左側用のナックルブラケット4を区別する必要がある。なお、上記以外の理由により、ナックルブラケットを右側用と左側用に区別するとしてもよい。
両ナックルブラケット1,4のブラケット本体20,50は、外筒Dの車輪側端部となる図1(a),2(a)中下端部を抱持し、外筒Dに溶接固定される。本実施の形態においては、ブラケット本体20,50の内側に外筒Dを圧入した後溶接する前に、誤組防止装置で右側用の緩衝器に右側用のナックルブラケット1が取り付けられ、左側用の緩衝器に左側用のナックルブラケット4が取り付けられていることを確認し、ブラケット本体20,50の上端縁と外筒Dの外周を周方向に沿って溶接する(図1,2中Y1)とともに、外筒Dの下端縁とブラケット本体20,50の内周を周方向に沿って溶接する(図1,2中Y2)。このとき、両ナックルブラケット1,4のブラケット本体20,50の下端部20a,50aは、外筒Dから下側に突出するとともに、外側に湾曲しながら張り出してフランジ状となっている。
そして、右側用のナックルブラケット1では、図1に示すように、フランジ状の下端部20aの一部に切欠きA1が形成されるとともに、この切欠きA1の中央にブラケット本体20の軸方向に沿って延びる押圧部B1が形成されている。このため、誤組防止装置の誤組検知ピンPが押圧部B1に当たり、切欠きA1内に挿入されないようになっている。また、上記切欠きA1は、挟持片21,22の反対側に形成され、各挟持片21,22までの距離が略等しくなっているので、ブラケット本体20を外筒Dに溶接したとき、一対の挟持片21,22の歪み方が近似する。
他方、図2に示すように、左側用のナックルブラケット4では、フランジ状の下端部50aの一部に切欠きCが形成されており、誤組防止装置の誤組検知ピンPが切欠きC内に挿入されるようになっている。また、上記切欠きCは、右側用のナックルブラケット1の切欠きA1と対応する位置に形成されているので、外筒Dにブラケット本体20,50を溶接したとき、右側用と左側用のナックルブラケット1,4で挟持片21,22,51,52の歪み方が近似する。また、左側用のナックルブラケット4でも、右側用と同じく、挟持片51,52の反対側に切欠きCが形成され、各挟持片51,52までの距離が略等しくなっているので、ブラケット本体50を外筒Dに溶接したとき、一対の挟持片51,52の歪み方が近似する。
つづいて、本実施の形態に係る誤組防止装置について説明する。本実施の形態の誤組防止装置は、ナックルブラケット1,4の内側に外筒Dが圧入された溶接前のナックルブラケット1,4を保持する保持具と、ブラケット本体20,50の下端部20a,50aの反挟持片側に対向する誤組検知ピンPと、この誤組検知ピンPをスライド自在に支持する支持具と、誤組検知ピンPのスライドを検知するセンサとを備えて、機械的に右側用か左側用かを識別できるようになっている。この誤組防止装置も、右側用のナックルブラケット1であるか否かを識別する右側用と、左側用のナックルブラケット4であるか否かを識別する左側用とがある。
そして、右側用の誤組防止装置では、その保持具に誤って左側用のナックルブラケット4が取り付けられると、保持具と支持具を接近させたとき、図3に示すように、誤組検知ピンPが切欠きC内に挿入される分(図3中M)、予定よりも誤組検知ピンPのスライド量が不足或いは零になるので、この異常をセンサで検知して誤組を検出することができる。また、左側用の誤組防止装置では、その保持具に誤って右側用のナックルブラケット1が取り付けられると、保持具と支持具を接近させたとき、誤組検知ピンPが切欠きA1内に挿入されることを押圧部B1で阻止するので、この押圧部B1の軸方向長さの分(図3中M)、予定よりもスライド量が余剰となり、この異常をセンサで検知して誤組を検出することができる。
上記方法によれば、ナックルブラケット1,4の内側に外筒Dを圧入する前にナックルブラケット1,4単体でも種類を識別することができるが、この場合、種類確認が済んだ後、緩衝器の外筒Dにナックルブラケット1,4を取り付けるまでの間に異種混入が起こる虞がある。したがって、ナックルブラケット1,4の内側に外筒Dを圧入した状態でナックルブラケット1,4の種類を確認したほうが誤組を確実に防止できる。なお、誤組防止装置の構成や識別方法は、上記の限りではなく、誤組検知ピンPを利用して上記ナックルブラケット1,4の種類を機械的に識別することが可能であればよい。
次に、本実施の形態に係るナックルブラケットの作用効果について説明する。本発明に係るナックルブラケットは、一対の緩衝器の右側用の緩衝器に取り付けられる右側用のナックルブラケット1であり、左側用の緩衝器に取り付けられる左側用のナックルブラケット4と対となっている。そして、両ナックルブラケット1,4は、上記緩衝器の外筒Dの外周に溶接固定される筒状のブラケット本体20,50と、このブラケット本体20,50の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体20,50から外側に相対向して起立する一対の挟持片21,22,51,52とをそれぞれ備えている。さらに、左側用のナックルブラケット4のブラケット本体50は、その下端部(一方側端部)50aに形成されて内側に上記ナックルブラケット1,4の種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンPが挿入される切欠きCを備えており、右側用のナックルブラケット1のブラケット本体20は、その下端部(一方側端部)20aに形成される切欠きA1と、上記誤組検知ピンPに当接可能な押圧部B1とを備えている。
上記構成によれば、対となるナックルブラケット1,4の両方に切欠きC,A1が形成されているので、各ナックルブラケット1,4のブラケット本体20,50と外筒Dを溶接したとき、一方のナックルブラケット1の挟持片21,22と他方のナックルブラケット4の挟持片51,52の歪み方の差異を小さくすることができる。したがって、両ナックルブラケット1,4で同じ治具を使い、溶接によって歪んだ挟持片21,22,51,52を矯正することができ、治具合わせに要する工数を減らすことができる。
特に、一対の緩衝器に取り付けられる一対のナックルブラケット1,4は、右側用と左側用に区別されていたとしても共通の構成が多く、通常、同じ治具を使って挟持片21,22,51,52を矯正できる。このため、従来のように、識別目的で形成した誤組検知ピン挿入用の切欠きCにより、同じ治具を使って挟持片を矯正できなくなると、治具合わせに要する工数が通常よりも増えてしまう。したがって、一対のナックルブラケット1,4の一方に誤組検知ピン挿入用の切欠きCを設ける場合は、特に、他方のナックルブラケットに切欠きA1と押圧部B1を設けることが有効である。
なお、本発明に係るナックルブラケット1が必ずしも一対のナックルブラケットの一方を構成し、一対の緩衝器の一方の緩衝器に取り付けるためのものでなくてもよく、一対の緩衝器の両方に取り付けられるとしてもよい。この場合、他の緩衝器に取り付けられて、誤組検知ピン挿入用の切欠きCを設けたナックルブラケットと共通の構成が多ければ、このナックルブラケットと同じ治具を使って挟持片21,22を矯正することができることがある。このような場合において、更に一対のナックルブラケットを識別する必要がある場合には、左右のナックルブラケットで押圧部の高さを変えれば、誤組検知ピンPを利用して左右のナックルブラケットを識別できる。また、本実施の形態において、本発明に係る切欠きA1及び押圧部B1が形成されるナックルブラケット1が右側用であり、誤組検知ピン挿入用の切欠きCが形成されるナックルブラケット4が左側用であるが、逆であってもよいことは当然である。
また、本発明に係る右側用のナックルブラケット1の上記押圧部B1は、本実施の形態において、上記切欠きA1の中央に上記ブラケット本体20の軸方向に沿って配置されている。
上記構成によれば、上記切欠きA1の幅を左側用のナックルブラケット4の誤組検知ピン挿入用の切欠きCの幅と等しくするとともに、同じ位置に形成することができる。この場合には、各ナックルブラケット1,4のブラケット本体20,50を外筒Dに溶接したとき、両ナックルブラケット1,4における挟持片21,22,51,52の歪み方をより近似させることが可能となる。
さらに、本実施の形態において、押圧部B1は真直ぐに延びている。このため、板状母材からアウターブラケット2の型を抜いたときに切欠きA1及び押圧部B1を同時に形成することができ、本発明に係る右側用のナックルブラケット1を形成し易い。しかし、切欠きA1や、誤組検知ピンPが当接可能な押圧部B1を形成する位置や形状を適宜変更することが可能である。例えば、図4(a)の第一の変形例に示すように、フランジ状となるブラケット本体20の下端部(一方側端部)20aの一部を切り取り、切欠きA2と押圧部B2を形成するとしてもよい。また、図4(b)の第二の変形例に示すように、切欠きA3の一方側に押圧部B3を形成するとしても、図4(c)の第三の変形例に示すように、切欠きA4の両側に押圧部B4,B4を形成するとしてもよい。なお、第二、第三の変形例の場合においては、本実施の形態と同様に、板状母材からアウターブラケット2の型を抜いたときに切欠きA3,A4及び押圧部B3,B4を同時形成することが可能であり、ナックルブラケット1を形成し易い。また、上記押圧部B1〜B4は、切欠きA1〜A4内への誤組検知ピンPの挿入を完全に阻止できるようになっているが、切欠きA1〜A4内への誤組検知ピンPの挿入をある程度許容するとしてもよく、押圧部B1〜B4を設けることで、誤組検知ピン挿入用の切欠きCに誤組検知ピンPが挿入される場合と比較して、誤組検知ピンPの挙動を変えることができればよい。
また、本発明に係る右側用のナックルブラケット1の上記ブラケット本体20の上記下端部(一方側端部)20aは、本実施の形態において、上記外筒Dから車輪側に突出するとともに、外周側に張り出してフランジ状に形成されている。
上記構成によれば、右側用のナックルブラケット1の内側に外筒Dを圧入した状態で、外筒Dを避けて誤組検知ピンPを押圧部B1〜B4に当接させ易い。また、左側用のナックルブラケット4でも、ブラケット本体50の下端部(一方側端部)50aを上記のように形成することで、誤組検知ピンPが切欠きC内に挿入されたとき、誤組検知ピンPと外筒Dが干渉することを避けることが容易である。しかし、誤組検知ピンPを付き当てる位置は、適宜変更することが可能であり、例えば、ブラケット本体20,50の上端部に誤組検知ピンPを付き当てるとしてもよい。
また、本発明に係る右側用のナックルブラケット1の上記切欠きA1〜A4は、本実施の形態において、上記ブラケット本体20の反挟持片側に形成されている。
上記構成によれば、各挟持片21,22から切欠きA1〜A4までの距離を略等しくできるので、ブラケット本体20を外筒Dに溶接したとき、各挟持片21,22の歪み方を近似させることができる。しかし、上記切欠きA1〜A4を設ける位置は上記の限りではなく、適宜変更することが可能である。
また、本発明に係る右側用のナックルブラケット1は、本実施の形態において、緩衝器の外筒Dの外周に溶接固定される筒状のブラケット本体20と、このブラケット本体20の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体20から外側に相対向して起立する一対の挟持片21,22とを備えている。そして、右側用のナックルブラケット1の上記ブラケット本体20は、その下端部(一方側端部)20aに形成される切欠きA1と、上記ナックルブラケット1の種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンPに当接可能な押圧部B1とを備えている。
上記構成によれば、上記ナックルブラケット1のブラケット本体20を外筒Dに溶接したとき、上記ナックルブラケット1の挟持片21,22の歪み方が誤組検知ピン挿入用の切欠きCを設けたナックルブラケット(本実施の形態においては左側用のナックルブラケット4)と近似する。したがって、上記ナックルブラケット1は、誤組防止装置を利用することにより誤組検知ピン挿入用の切欠きCが設けられたナックルブラケット4と機械的に確実に識別可能でありながらも、そのナックルブラケット4と同じ治具を使って挟持片21,22を矯正することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
A1,A2,A3,A4,C 切欠き
B1,B2,B3,B4 押圧部
D 緩衝器の外筒
P 誤組検知ピン
1,4 ナックルブラケット
20,50 ブラケット本体
20a,50a ブラケット本体の下端部(一方側端部)
21,22,41,42 挟持片

Claims (10)

  1. 緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、
    上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接することにより上記誤組検知ピンの上記切欠きへの挿入を阻止する押圧部とを備えている
    ことを特徴とするナックルブラケット。
  2. 緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、
    上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接可能な押圧部とを備え、
    上記押圧部は、上記切欠きの中央に上記ブラケット本体の軸方向に沿って配置されている
    ことを特徴とするナックルブラケット。
  3. 上記切欠きは、上記ブラケット本体の反挟持片側に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のナックルブラケット。
  4. 緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、
    上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接可能な押圧部とを備え、
    上記切欠きは、上記ブラケット本体の反挟持片側に形成されている
    ことを特徴とするナックルブラケット。
  5. 上記ブラケット本体の上記一方側端部は、上記外筒から車輪側に突出するとともに、外周側に張り出してフランジ状に形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のナックルブラケット。
  6. 緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットにおいて、
    上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接可能な押圧部とを備え、
    上記ブラケット本体の上記一方側端部は、上記外筒から車輪側に突出するとともに、外周側に張り出してフランジ状に形成されている
    ことを特徴とするナックルブラケット。
  7. 上記押圧部は、上記切欠きの一方側若しくは両側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1,4,5,6の何れか一項に記載のナックルブラケット。
  8. 一対の緩衝器のうちの一方の緩衝器に取り付けられる一方のナックルブラケットと、上記一対の緩衝器のうちの他方の緩衝器に取り付けられる他方のナックルブラケットとからなり、
    上記両ナックルブラケットは、上記緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とをそれぞれ備えている一対のナックルブラケットであって、
    上記一方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成されて内側に上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンが挿入される切欠きを備えており、
    上記他方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、上記ナックルブラケットの種類を識別する誤組防止装置の誤組検知ピンに当接することにより上記誤組検知ピンの上記切欠きへの挿入を阻止する押圧部とを備えている
    ことを特徴とする一対のナックルブラケット。
  9. 緩衝器と、上記緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とを備えるナックルブラケットとを備えるサスペンションの製造方法であって、
    上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、押圧部とを備え、
    上記押圧部に誤組防止装置の誤組検知ピンを当接させて、上記誤組検知ピンの上記切欠きへの挿入を阻止することで、上記ナックルブラケットの種類を識別する
    ことを特徴とするサスペンションの製造方法。
  10. 一対の緩衝器と、上記一対の上記緩衝器うちの一方の緩衝器に取り付けられる一方のナックルブラケットと、上記一対の上記緩衝器のうちの他方の緩衝器に取り付けられる他方のナックルブラケットとを備えるサスペンションの製造方法であって、
    上記両ナックルブラケットは、上記緩衝器の外筒の外周に溶接固定される筒状のブラケット本体と、上記ブラケット本体の軸方向に沿って延び上記ブラケット本体から外側に相対向して起立する一対の挟持片とをそれぞれ備えて対となり、
    上記一方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きを備えており、
    上記他方のナックルブラケットの上記ブラケット本体は、その一方側端部に形成される切欠きと、押圧部とを備えており、
    上記一方のナックルブラケットの上記切欠き内への誤組防止装置の誤組検知ピンの挿入を許容し、上記他方のナックルブラケットの上記押圧部に誤組防止装置の誤組検知ピンを当接させて、この誤組検知ピンの上記他方のナックルブラケットの上記切欠きへの挿入を阻止することで、上記ナックルブラケットの種類を識別する
    ことを特徴とするサスペンションの製造方法。
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