JP6080203B2 - 間仕切り用パネル - Google Patents

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本発明は、例えば、学校の校舎を教室と廊下に仕切ったり、複数の教室に仕切ったりする際に用いられて好適な間仕切り用パネルに関するものである。
この種の間仕切り用パネルとして、竪枠と横枠とを四角形状に接合してパネル枠を構成し、このパネル枠の開口に引戸等の建具を配設したものが汎用されている(例えば、特許文献1参照)。
この間仕切り用パネルのパネル枠は、金属製のものが多く用いられており、竪枠としては、例えば、鋼板等の金属板素材に曲げ加工等を施して柱状に形成した部材が用いられている。
ところで、この間仕切り用パネルのパネル枠において、従来、竪枠の見込方向の角部位置に設けられる曲げ部の外側曲げ半径は、比較的小さく、竪枠(金属板素材)の板厚寸法と同程度かやや大きい程度とされている。
これは、上記曲げ半径を大きくすると、強度が低下しやすいことに加え、通常、竪枠及び横枠、さらには、無目の見込方向幅寸法は、同一に形成されるため、竪枠に横枠及び無目を単に突き合わせて接合した場合には、竪枠の曲げ部と横枠及び無目の間に隙間が生じてしまうためである。
これらの理由により、竪枠の見込方向の角部位置に設けられる曲げ部の外側曲げ半径は、上記のとおり一律に板厚寸法と同程度かやや大きい程度に定められており、これが既成概念化していた。
しかしながら、竪枠の見込方向の角部位置に設けられる曲げ部の外側曲げ半径が小さいと、当該角部に人がぶつかった場合、重大な事故につながるおそれがある。
特開2000−273992号公報
本発明は、上記従来の間仕切り用パネルの有する問題点に鑑み、竪枠の見込方向の角部に人がぶつかっても重大な事故につながりにくい、安全性の高い間仕切り用パネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の間仕切り用パネルは、所定の板厚寸法で見込方向の角部位置に曲げ部を有する鋼板から作製された竪枠に横枠を接合してなるパネル枠と、このパネル枠の開口に配設される建具とを備える間仕切り用パネルにおいて、前記板厚寸法を0.8〜2.5mmとし、竪枠の曲げ部における外側曲げ半径の大きさを、その板厚寸法の4〜10倍とするとともに、竪枠と上横枠の見込方向幅寸法を同じとし、竪枠の上端部の両側の曲げ部を切り欠いて、中央部分を突起部として設け、上横枠の端部に前記突起部に対応する切欠き部を設け、突起部と切欠き部とを嵌合させて、竪枠の前記切り欠いた部分の上端面に上横枠を直接載置し、突起部と上横枠に配設した固定具とをビスで固定することによって、竪枠と横枠とを接合したことを特徴とする(第1発明)。
ここで、建具とは、引戸やガラス戸のほか、塞ぎ板等を含むものとする(以下、同じ。)
また、同じ目的を達成するため、本発明の間仕切り用パネルは、所定の板厚寸法で見込方向の角部位置に曲げ部を有する鋼板から作製された竪枠に横枠を接合してなるパネル枠と、このパネル枠の開口に配設される建具とを備える間仕切り用パネルにおいて、前記板厚寸法を0.8〜2.5mmとし、竪枠の曲げ部における外側曲げ半径の大きさを、その板厚寸法の4〜10倍とするとともに、竪枠と上横枠の見込方向幅寸法を同じとし、竪枠の上端部の両側の曲げ部を切り欠いて、中央部分を突起部として残存させ、上横枠の端部に前記突起部に対応する嵌入用孔部を設け、突起部を嵌入用孔部に嵌入させて、竪枠の前記切り欠いた部分の上端面に上横枠を直接載置し、竪枠に配設した固定具と上横枠とをビスで固定することによって、竪枠と横枠とを接合したことを特徴とする(第2発明)。
この場合において、パネル枠に、該パネル枠の開口を上下に仕切るように無目を設け、この無目の見込方向幅寸法を、竪枠から曲げ部を除外した部分の見込方向幅寸法以下とすることができる(第3発明)。
第1及び第2発明の間仕切り用パネルにおいては、竪枠の角部位置に設けられる曲げ部の外側曲げ半径の大きさをその板厚寸法(0.8〜2.5mm)の4〜10倍とすることにより、竪枠の見込方向の角部に人がぶつかっても重大な事故につながりにくく、安全性の高い間仕切り用パネルを提供することができる。
そして、竪枠と横枠の見込方向幅寸法が同じとされるので、パネル枠の正面側及び背面側のそれぞれにおいて、竪枠と横枠との間に段差がなく平らな状態、つまり竪枠と横枠とを同面の状態で接合することができる。
ところで、竪枠と横枠とを同面で接合するにあたり、竪枠に横枠を単に突き合わせて接合した場合には、竪枠の曲げ部と横枠との間に隙間が生じてしまう。
1及び第2発明によれば、竪枠の端部に突起部設け、横枠の端部にその突起部に対応する切欠き部が設け、これら突起部と切欠き部とを嵌合させたり、突起部を嵌入用孔部に嵌入させるとともに、固定具により固定することによって、竪枠と横枠とを接合するようにしているので、上記の隙間をその合部分で吸収することができ、上記の隙間を生じさせることなく、竪枠と横枠とを同面(本明細書において、隙間が生じない状態を意味する。)で接合することができる。
また、第3発明によれば、無目の見込方向幅寸法が竪枠から曲げ部を除外した部分の見込方向幅寸法以下とされるので、少なくとも竪枠の曲げ部の大きさの分だけ無目をパネル枠の見込方向内側に引っ込めることができ、例えば、ランドセル等を吊り下げるためのフックを無目に取り付けたり、無目から掲示板を吊り下げたりする際に、パネル枠の正面側或いは背面側の面からそれらフックや掲示板等が突出するのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る間仕切り用パネルの正面図である。 (a)は図1のA−A線断面図で、(b)は図1のB−B線断面図である。 (a)は図1のC−C線断面図で、(b)は図1のD−D線断面図である。 図3(a)のE部拡大図である。 竪枠と上横枠の嵌合・固定構造の一実施形態を説明する斜視図で、(a)は分解状態図、(b)は組立状態図である。 竪枠と上横枠の嵌合・固定構造の変形実施形態を説明する分解状態の斜視図である。
次に、本発明の間仕切り用パネルの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る間仕切り用パネル1は、出入口パネル2とガラス窓パネル3とが図の左右方向に連設されてなり、例えば、学校の教室と廊下とを仕切るために用いられ、建物躯体、例えば、鉄筋コンクリート柱間に組み込まれる。
なお、出入口パネル2やガラス窓パネル3等の単位パネルの数や配置は、仕様に応じて、適宜に変更することができる。
まず、出入口パネル2について説明する。
<パネル枠9の説明>
出入口パネル2は、図1において左右方向に所定間隔を有して配される竪枠(方立)4、5に複数の横枠6、7、8が接合されて構成されるパネル枠9を備えている。
ここで、横枠6は、竪枠4、5の上端部同士を繋ぐものであり、以下、「上横枠6」と称する。また、横枠7は、竪枠4、5の下端部同士を繋ぐものであり、以下、「下横枠7」と称する。また、横枠8、29は、パネル枠9の開口を上下に仕切るように設けられ、竪枠4、5の上部寄りの部位同士を繋ぐものであり、以下、「無目8、29」と称する。
<引戸10、ガラス戸11の説明>
パネル枠9において、無目8、下横枠7、竪枠4、5によって区画形成される開口9aには、引き違いの引戸10、10が配設されている。
また、上横枠6、無目8、竪枠4、5によって区画形成される開口9bには、引戸式のガラス戸11、11が配設されている。
図2(a)に示されるように、引戸10において、その上部には、レール案内部12が設けられ、その下部には、戸車13が装着されている。
無目8の下面には、レール案内部12に対応するように上レール14が設けられる一方、下横枠7の上面には、戸車13に対応するように下レール15が設けられている。
こうして、引戸10が無目8及び下横枠7に沿ってスライド自在とされている。
ガラス戸11において、その上部には、レール案内部16が設けられ、その下部には、戸車17が装着されている。
上横枠6の下面には、レール案内部16に対応するように上レール18が設けられる一方、無目8の上面には、戸車17に対応するように下レール19が設けられている。
こうして、ガラス戸11が上横枠6及び無目8に沿ってスライド自在とされている。
<竪枠4の説明>
図3(a)に示されるように、竪枠4は、例えば、鋼板等の金属板素材に曲げ加工等を施して作製され、見付部分に所要の厚みを持たせた柱状の部材よりなるものである。
ここで、竪枠4を構成する金属板素材の板厚寸法は、0.8〜2.5mm程度であり、本実施形態では、板厚が1.2mmの金属板素材により竪枠4が構成されている。
竪枠4の見込方向の両角部位置には、それぞれ曲げ部4aが設けられている。
図4(a)に示されるように、各曲げ部4aの外側曲げ半径Rの大きさは、Rの値が小さすぎると、当該角部に人がぶつかった場合、重大な事故につながるおそれがある。一方、Rの値が大きすぎると、竪枠4の見込方向幅が大きくなりすぎて設置上問題が生じるおそれがあるので、その板厚寸法(t=0.8〜2.5mm)の4〜10倍、好ましくは、5〜10倍の範囲で設定するようにしている。なお、本実施形態では、R=10mm(t=1.2mmの8.3倍)とされている。
図3(a)(b)に示されるように、竪枠4には、パネル枠9の開口9a、9bに臨ませた面(表面)の全長に亘って溝4bが形成されている。この溝4bは、引戸10やガラス戸11を閉じる際の係合溝として、或いは後述する塞ぎ板31の組み込み用の溝として用いられる。
<竪枠4と上横枠6との嵌合・固定構造の説明>
図2(a)に示されるように、竪枠4と上横枠6とにおいて、両者の見込方向幅寸法は共にW1で同じとされている。これにより、パネル枠9の正面側及び背面側のそれぞれにおいて、竪枠4と上横枠6との間に段差をなくして両者を平らな同面の状態で接合することができる。
ところで、竪枠4と上横枠6とを同面で接合するにあたり、竪枠4の表面に上横枠6を単に突き合わせて接合した場合には、竪枠4の曲げ部4aと上横枠6との間に隙間が生じてしまう。
そこで、図5(a)に示されるように、本実施形態では、竪枠4の上端部に、両側の曲げ部4a、4a以外の中央部分を上方に突出させたような突起部21を設け、上横枠6の端部に、その突起部21に対応する位置で竪枠4の見付寸法分程度切り欠かれた切欠き部22を設け、図5(b)に示されるように、これら突起部21と切欠き部22とを嵌合させることにより、上記の隙間をその嵌合部分で吸収することができ、上記の隙間を生じさせることなく、竪枠4と上横枠6とを同面で接合することができる。
竪枠4と上横枠6とは、第1固定具23と第2固定具24とを用いて固定される。
第1固定具23は、竪枠4側に配設されるもので、長方形状の面板部23aと、この面板部23aに直角に接続された支持脚部23b、23bとからなる断面コ字状の部材からなり、面板部23aには、所要のビス挿通孔23cが穿設されている。
一方、第2固定具24は、上横枠6側に配設されるもので、長方形状の面板部24aと、この面板部24aに直角に接続された固定部24bとからなる断面L字状の部材からなり、面板部24aには、第1固定具23における所要のビス挿通孔23cに対応する所要の螺子孔24cが設けられている。
第2固定具24は、竪枠4の突起部21と上横枠6の切欠き部22とを嵌合させた状態において、上横枠6の切欠き部22の後方位置に、固定部24bを介して、溶接等の固着手段で固着されている。
竪枠4には、第1固定具23を嵌合状態に固定する矩形状の嵌入用孔部25が穿設されている。
そして、第1固定具23を竪枠4の嵌入用孔部25に嵌め込むようにし(このとき、第1固定具23の面板部23aの両端部が嵌入用孔部25の側縁部に当接して、第1固定具23の位置決めがなされる。)、この状態で、ビス27をビス挿通孔23cを通して第2固定具24の螺子孔24cに螺合させて締め付けることにより、図5(b)に示されるように、竪枠4と上横枠6とを固定することができる。
この場合、上横枠6の切欠き部22の位置に、上横枠6から突片26を延設させ、この突片26を嵌入用孔部25の嵌入させた状態で、竪枠4と上横枠6とを固定するようにしている。
これにより、竪枠4と上横枠6とをより強固に、かつ精度高く接合することができる。
ところで、竪枠4と上横枠6の嵌合・固定構造としては、上記の実施形態のほか、図6に示されるように、竪枠4の上端部に突起部21を設け、上横枠6の端部に、その突起部21に対応する位置で切欠き部としての嵌入用孔部25aを設け、これら突起部21と嵌入用孔部25aとを嵌合させることにより、上記の隙間をその嵌合部分で吸収することができ、上記の隙間を生じさせることなく、竪枠4と上横枠6とを同面で接合することができる。
竪枠4と上横枠6とは、上記の実施形態の第1固定具23に代わる第1固定部25b、25bと第2固定具24とを用いて固定される。
第1固定部25b、25bは、上横枠6側に形成されるもので、上横枠6の竪枠4が接合する部分に穿設した所要のビス挿通孔で構成される。
一方、第2固定具24は、竪枠4側に配設されるもので、長方形状の面板部24aと、この面板部24aに直角に接続された固定部24bとからなる断面L字状の部材からなり、面板部24aには、第1固定部25bに対応する所要の螺子孔24cが設けられている。
第2固定具24は、竪枠4の突起部21と上横枠6の嵌入用孔部25aとを嵌合させた状態において、竪枠4の突起部21の後方位置に、固定部24bを介して、溶接等の固着手段で固着されている。
そして、この状態で、ビス27を第1固定部25bとしてのビス挿通孔を通して第2固定具24の螺子孔24cに螺合させて締め付けることにより、竪枠4と上横枠6とを固定することができる。
このように、竪枠4の突起部21と上横枠6の嵌入用孔部25aとを嵌合させる、より具体的には、竪枠4の突起部21を上横枠6の嵌入用孔部25aに嵌入させた状態で、竪枠4と上横枠6とを固定するようにすることにより、両者をより強固に、かつ精度高く接合することができる。
<竪枠5の説明>
図3(a)(b)に示されるように、竪枠5は、出入口パネル2の竪枠としての役目とガラス窓パネル3の竪枠としての役目とを兼ねるものであり、前述した竪枠4を左右対称に配置して接合したような構造物で、竪枠4の曲げ部4aと同様の曲げ部5aを四隅に有している。
なお、図示による詳細な説明は省略するが、この竪枠5と上横枠6とは、上記の嵌合・固定構造と同様の構造にて接合されている。
<無目8、29の見込方向幅寸法の説明>
図2(a)に示されるように、無目8、29の見込方向幅寸法W2は、竪枠4からその見込方向の両角部位置におけるそれぞれの曲げ部4a、4aを除外した部分の見込方向幅寸法(W1−2R)以下とされている。
これにより、例えば、無目29について、当該無目29の表面を少なくとも竪枠4の曲げ部4aの大きさの分だけパネル枠9の見込方向内側に引っ込める(後退させて設ける)ことができ、無目29にフック等を取り付けた際に、パネル枠9の正面側或いは背面側の面からフック等が突出するのを防ぐことができる。
<ガラス窓パネル3の説明>
次に、ガラス窓パネル3について説明する。なお、このガラス窓パネル3において、先に説明した出入口パネル2と同一又は同様のものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、その出入口パネル2と異なる点を中心に説明することとする。
図1に示されるように、ガラス窓パネル3においては、図1において左右方向に所定間隔を有して配される竪枠5及び竪枠4の上部寄りの部位同士を繋ぐ無目8と下横枠7との中間位置に、さらに無目29を追加してパネル枠30が構成されている。
このパネル枠30において、下側の無目29、下横枠7及び竪枠4、5によって区画形成される開口30aには、塞ぎ板31が組み込まれている。
また、上下の無目8、29及び竪枠4、5によって区画形成される開口30bには、前述したガラス戸11よりも大きい引戸式のガラス戸32が上下の無目8、29に沿ってスライド自在に配設されている。
図2(b)に示されるように、無目29の見込方向幅寸法W3は、無目8の見込方向幅寸法W2と同様に、竪枠5からその見込方向の両角部位置におけるそれぞれの曲げ部5a、5aを除外した部分の見込方向幅寸法(W1−2R)以下とされているため、前述したフック等の突出防止効果を得ることができるのは勿論のこと、例えば、塞ぎ板31の正面側或いは背面側に掲示板等を配したとしても、パネル枠30の正面側或いは背面側の面から突出することなくすっきりと収めることができる。
<作用効果の説明>
本実施形態の間仕切り用パネル1においては、竪枠4、5の曲げ部4a(5a)における外側曲げ半径Rの大きさを、その板厚寸法(t=1.2mm)の4〜10倍、より具体的には、10mm(t=1.2mmの8.3倍)とすることにより、竪枠4の見込方向の角部に人がぶつかっても重大な事故につながりにくく、安全性の高い間仕切り用パネル1を提供することができる。
以上、本発明の間仕切り用パネルについて、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の間仕切り用パネルは、竪枠の見込方向の角部に人がぶつかっても重大な事故につながりにくく、安全性の高い間仕切り用パネルを提供することができるという特性を有していることから、学校の校舎を教室と廊下に仕切る、或いは複数の教室に仕切る用途に好適に用いることができる。
1 間仕切り用パネル
4 竪枠(方立)
4a 曲げ部
5 竪枠(方立)
5a 曲げ部
6 上横枠
7 下横枠
8 無目
9 パネル枠
10 引戸(建具)
11 ガラス戸(建具)
21 突起部
22 切欠き部
23 第1固定具
24 第2固定具
29 無目
30 パネル枠
31 塞ぎ板(建具)
32 ガラス戸(建具)

Claims (3)

  1. 所定の板厚寸法で見込方向の角部位置に曲げ部を有する鋼板から作製された竪枠に横枠を接合してなるパネル枠と、このパネル枠の開口に配設される建具とを備える間仕切り用パネルにおいて、前記板厚寸法を0.8〜2.5mmとし、竪枠の曲げ部における外側曲げ半径の大きさを、その板厚寸法の4〜10倍とするとともに、竪枠と上横枠の見込方向幅寸法を同じとし、竪枠の上端部の両側の曲げ部を切り欠いて、中央部分を突起部として残存させ、上横枠の端部に前記突起部に対応する切欠き部を設け、突起部と切欠き部とを嵌合させて、竪枠の前記切り欠いた部分の上端面に上横枠を直接載置し、突起部と上横枠に配設した固定具とをビスで固定することによって、竪枠と横枠とを接合したことを特徴とする間仕切り用パネル。
  2. 所定の板厚寸法で見込方向の角部位置に曲げ部を有する鋼板から作製された竪枠に横枠を接合してなるパネル枠と、このパネル枠の開口に配設される建具とを備える間仕切り用パネルにおいて、前記板厚寸法を0.8〜2.5mmとし、竪枠の曲げ部における外側曲げ半径の大きさを、その板厚寸法の4〜10倍とするとともに、竪枠と上横枠の見込方向幅寸法を同じとし、竪枠の上端部の両側の曲げ部を切り欠いて、中央部分を突起部として残存させ、上横枠の端部に前記突起部に対応する嵌入用孔部を設け、突起部を嵌入用孔部に嵌入させて、竪枠の前記切り欠いた部分の上端面に上横枠を直接載置し、竪枠に配設した固定具と上横枠とをビスで固定することによって、竪枠と横枠とを接合したことを特徴とする間仕切り用パネル。
  3. パネル枠に、該パネル枠の開口を上下に仕切るように無目を設け、この無目の見込方向幅寸法を、竪枠から曲げ部を除外した部分の見込方向幅寸法以下にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の間仕切り用パネル。
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