JP2948498B2 - ドア付き間仕切 - Google Patents

ドア付き間仕切

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JP2948498B2
JP2948498B2 JP4070695A JP4070695A JP2948498B2 JP 2948498 B2 JP2948498 B2 JP 2948498B2 JP 4070695 A JP4070695 A JP 4070695A JP 4070695 A JP4070695 A JP 4070695A JP 2948498 B2 JP2948498 B2 JP 2948498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図14に示すように、
ドア50を備えた間仕切に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の間仕切は、床面Aに断面上向き
コ字状の地レール51を固着する一方、天井面Bには断
面下向きコ字状の天レール52を固着し、天地レール5
1,52の間に断面角形の支柱53を適宜間隔で立設
し、各支柱53で仕切られた多数のパネル装着部のうち
の一箇所又は複数箇所をドア部54と成す一方、残りの
パネル装着部には、ドア50と同じ程度の高さの下パネ
ル55と、その上方に位置した上パネル(欄間パネル)
56とを装着した構成になっている。
【0003】この場合、ドア部54における左右両側の
支柱53に左右一対の縦ドア枠を取付け、一方の縦ドア
枠57に蝶番にてドアを水平回動自在に取付け、左右両
縦ドア枠57の上端間には水平状の上ドア枠58を連結
し、更に、上ドア枠58で上パネル55を支持してい
る。また、図15に示すように、ドア部54の上パネル
56も含めて上下各パネル55,56の左右両側面には
縦長凹所59が形成されており、この縦長凹所59を支
柱53に横方向から被嵌することにより、各パネル5
5,56は前後方向に抜け不能に保持している。
【0004】なお、下パネル55の上面と上パネル56
の下面とには横長凹所が形成されてており、これら上下
パネル55,56の横長凹所に連結部材(スペーサ)6
0を嵌合している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このタイプ
の間仕切では、図16に実線の代抜き矢印で示すよう
に、パネル55,56と支柱53とは天地レール2,3
の長手方向に沿って左右横方向からしか嵌め合わせるこ
とができないため、間仕切を組立ては、天レール52の
一端部の箇所から他端に向けて支柱53とパネル55,
56とを交互に取付けて行って、途中でドア50を取付
け、更に支柱53とパネル55,56とを交互に取付け
て行き、最後に、天レール52の他端部の箇所のパネル
55,56と壁面Cとの間の隙間をカバー61で塞ぐと
言う手順で行われている。
【0006】また、解体する場合は、図16に点線の白
抜き矢印で示すように、組立と逆の手順で、天レール5
2の他端部から一端部に向けてパネル55,56と支柱
53とを交互に取り外して行き、その途中でドア50の
取り外しを行うようにしている。しかし、このように間
仕切をその一端又は他端のうちいずれか一方からしか組
立・解体を進行できない構造では、強固な構造にするこ
とはできても組立作業及び解体作業に手間がかかると言
う問題があった。特に、間仕切の左右幅が長いと全体を
組立・解体するのに多大の時間がかかることになり、作
業能率の悪さが顕著に現れていた。
【0007】本発明は、この問題を解消したドア付き間
仕切を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、「建物の床面に固定した地レールと天井面に
固定した断面下向き開口コ字状の天レールとの間に、当
該天地レールの長手方向に沿って左右適宜間隔で多数の
支柱を立設し、各支柱で区切られた多数のドア装着部の
うち1か所又は複数箇所をドア部と成し、該ドア部に、
ドアとその上方に位置したドア部用上パネルとを取付け
る一方、前記ドア部を除いた各パネル装着部に、パネル
を、それらパネルの両側面に形成した縦長凹所を支柱に
被嵌することによって前後動不能に装着して成る間仕切
において、前記ドア部の左右両側に位置した支柱にそれ
ぞれ縦ドア枠を着脱自在に取付け、これら左右両縦ドア
枠の上端間に、上向きの開口溝をその全長にわたって延
びるように形成した水平状の上ドア枠をねじ止め等にて
着脱自在に連結し、前記ドア部用上パネルを、支柱の前
面に当接する前ドア部用上パネルと支柱の後面に当接す
る後ドア部用上パネルとの2枚に分離構成し、これら前
後ドア部用上パネルの下端縁に、前記横ドア枠の開口溝
に上方から嵌まり込んでドア用上パネルを外向き移動不
能に保持するようにした係止部を下向きに突設し、更
に、前記前後ドア部用上パネルの上下高さ寸法及び係止
部の下向き突出寸法とを、当該前後ドア部用上パネルを
前記上ドア枠で支持した状態で上端縁が天レール内に入
り込むと共に、天レールに嵌め込んだ状態で持ち上げる
と前記係止部を上ドア枠の開口溝から離脱させ得るよう
な寸法に設定する」の構成にした。
【0009】
【発明の作用・効果】このように構成すると、間仕切の
表裏外側から前後ドア部用上パネルの上端縁を天レール
に嵌め込んで、前後ドア用上パネルをその下端の係止部
が上ドア枠に当たらないように一旦上方に押し上げ、そ
れから左右両側縁を支柱に密着させた状態で下方にずら
し移動させて係止部を上ドア枠の開口溝に落とし込むと
言う手順により、左右両支柱を所定の位置に固定した状
態のままで前後ドア用上パネルを取付けることができ
る。また、逆の手順により、ドア部の左右支柱を固定し
たままで前後上ドア用パネルを間仕切の表裏外側に取り
外すことができる。
【0010】従って、間仕切を組み立てるに当たって
は、例えば、間仕切の一端部からドア部に向けて組立を
開始すると共に、ドア部の箇所から間仕切の他端部に向
けて組立を会すると言うように、複数箇所から組立を開
始することができる。また、間仕切を解体するに当たっ
ては、間仕切の端部からパネルと支柱との取り外しを開
始することに加えて、ドア部の箇所でも、先ず前後ドア
部用上パネルを取り外し、次いで各ドア枠を取り外すこ
とにより、ドアの箇所から左右両側に向けて解体を進行
させることができる。
【0011】このように本発明によると、間仕切の組立
と解体とを複数箇所から開始することができるから、ド
ア付き間仕切の組立作業及び解体作業の能率を格段に向
上できる効果を有する。また、前後ドア部用上パネルを
取付けた状態では、これら前後ドア部用上パネルは、そ
の左右側縁を支柱の全面又は後面に当てた状態で、上端
縁が天レールに嵌まり込み、下端の係止部が上ドア枠の
開口溝に嵌まり込んでいるから、前後方向に移動不能に
保持されることになり、従って、組立・解体の能率が良
い間仕切でありながら強度が低下することはない。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面(図1〜図1
3)に基づいて説明する。図1は間仕切1の略全体の正
面図である。間仕切1は床面Aに固着した地レール2
と、天井面Bに固着した天レール3と、これら天地レー
ル2,3の間に左右適宜間隔で立設した支柱4とを備え
ており、各支柱4で区切られた多数のパネル装着部のう
ち所望の部位をドア部5と成して、このドア部5に水平
回動式のドア6を取付け、残りのパネル装着部には、ド
ア6と略同じ程度の高さの下パネル7と、その上方に位
置した上パネル8とを装着している。地レール2はドア
部5の箇所で分断されている。
【0013】図2に示すように、地レール2は断面上向
き開口コ字状に形成されており、これに下向きに開口し
た断面凸型の巾木9を上方から被嵌し、巾木9をアジャ
スター10で高さ調節自在に支持している。図9に示す
ように支柱4は巾木9で支持されており、その状態で天
レール3に対して突っ張った状態に固定されている。図
2及び図9に示すように、各下パネル7は巾木9の肩部
で支持されている。
【0014】図4に示すように、天レール3は断面下向
きコ字状に形成されており、各上パネル8は断面下向き
開口コ字状に形成されている。また、上下パネル7,8
の相対向した面にはそれぞれ横長凹所11が形成されて
おり、上下パネル7,8の間に、横長凹所11に嵌合す
る連結部材(スペーサ)12を挟み込むことにより、下
パネル7の上面と上パネル8の下面との間に適宜間隔寸
法Eの横長隙間13を形成している。
【0015】前記連結部材12には、横長隙間13に向
けて開口する係合溝14が全長にわたって形成されてお
り、この係合溝14にフック15を係脱するようにして
いる。前記フック15の上端には側面視横向きT字状の
爪16が後ろ向き突設されており、フック15を間仕切
1の正面視で横向きの姿勢にすることによって爪16を
連結部材12内に挿入し、次いでフック15を元の姿勢
に戻すと、フック15は連結部材12に対して抜け不能
となる。
【0016】また、前記連結部材12には横長隙間13
を塞ぐようにした軟質弾性体製の目地板17を貼着して
いる。図5(a)に示すように、上下パネル7,8の左
右両側面には、支柱4にきっちり被嵌する縦長凹所18
が形成されており、縦長凹所18を支柱4に被嵌した状
態で、左右に隣接したパネル7,8の端面間に適宜間隔
の縦長隙間19が空くように設定している。
【0017】図5(b)に示すように、間仕切の一端部
1aに位置した上下パネル7,8は、壁面Cにねじ止め
した断面コ字状の枠材20に嵌め込んでいる。図5
(a)に示すようにして上下パネル7,8をドア部5の
箇所から間仕切1の他端部1bに向けて取付けて行く
と、間仕切1の他端部1bの箇所では上下パネル7,8
と壁面Cとの間には、少なくともパネル7,8における
縦長凹所16の深さ寸法の隙間が空く。このため、図5
(c)、図6、図7に示すように、間仕切1の他端部1
bの箇所には、前記隙間を塞いだ状態で上下パネル7,
8を左右ずれ不能に保持するため、ほぼ床面Aと天井面
Bとの間に延びる第1、第2,第3の3本のカバー2
1,22,23を設けている。
【0018】このうち第1カバー21はパネル7,8の
端部にきっちり被嵌するよう断面コ字状に形成されてお
り、上下方向に沿った複数箇所に、パネル7,8の縦長
凹所18内に突出するナット24を固着している。ま
た、第2カバー22は壁面Cにビスで固着されている。
第2カバー22の後端縁には、第1カバー21を覆った
状態でパネル7,8の後面に沿って延びる保護片22a
が連接され、第2カバー22の前端縁には、パネル7,
8の側面に向けて延びる短い突出寸法の取付け片22b
が連接されている。
【0019】また、第3カバー23は、第1カバー21
を覆った状態でパネル7,8の前面を覆うと共に、第2
カバー22の取付け片22bに密着するように平断面階
段状に形成されており、第3カバー23を、タッピンね
じ25にて第2カバー22の取付け片22bに取付けて
いる。第1カバー21に固定したナット24には突っ張
り用ボルト26を螺合しており、この突っ張り用ボルト
26を第2カバー22に当接することにより、パネル
7,8を左右動不能に保持している。
【0020】間仕切1の他端部1bの組立は、図6に示
すように予め第2カバー22を壁面に固定しておいてか
ら、パネル7,8の側縁に第1カバー21を被嵌し、そ
の状態でパネル7,8を支柱4に被嵌してから、突っ張
り用ボルト26でパネル7,8を移動不能に保持し、次
いで、第3カバー23を第2カバー22にタッピンねじ
25で取付けると言う手順で行われる。解体は逆の手順
で行って、パネル7,8と支柱4とを他端部1bの箇所
から順次取り外して行く。
【0021】次に、ドア部5の詳細を図3、図8〜図1
2に基づいて説明する。ドア部5は、当該ドア部5の左
右両側に位置した支柱4に取付く左右一対の縦ドア枠2
7と、左右両縦ドア枠27の上端間に連結した上ドア枠
28とを備えており、図3(a)に示すように左側の縦
ドア枠27に蝶番29でドア6を取付けている。
【0022】左右両縦ドア枠27は、支柱4に横方向か
ら被嵌するように中空状に形成されていると共に、ドア
当たり部27aを内向きに突設しており、更に、内部に
は支柱4の側面に当接するストッパー板30を溶接にて
固着している。前記ストッパー板30は上部と下部とを
除いた部位に延びるように取付けている。図9に示すよ
うに、左右両縦ドア枠27の下部には巾木9に被嵌する
下切り開き部31が形成されている。また、縦ドア枠2
7の下方の床面には、前後2枚の側板32aを備えた側
面視上向きコ字状の下金具32をビスで固定しており、
図8(b)に示すように、下金具32の側板32aに対
して縦ドア枠27を嵌め込むことより、縦ドア枠27を
左右ずれ不能に保持している。
【0023】図11(b)及び図12(a)に示すよう
に、上ドア枠28も中空状に形成されており、上面の水
平片28a間に上向きの開口溝33を形成すると共に、
下面にはドア当たり部28aを突設している。また、上
ドア枠28の内部には断面上向き開口コ字状の補強部材
34を固着している。前記上ドア枠28の補強部材34
は左右両側に突出しており(突出部を符号34aで示
す)、突出部34aの底板を切り起こすことにより、上
ドア枠28の左右端面と同一平面を成す取付け片35を
上向きに突設し、この取付け片35に、雌ねじ孔を穿設
したバーリング部36を形成している。
【0024】他方、左右両縦ドア枠27の上部には、上
ドア枠28における補強部材34の突出部34aが嵌ま
る上切り開き部37が形成されており、この上切り開き
部37の箇所に、前記上ドア枠28における補強部材3
5の取付け片35にきっちり被嵌する抱持金具38を溶
接等にて固着している。抱持金具38には通孔39が穿
設されており、通孔39に挿入したボルト40を上ドア
枠28の取付け片35に螺合することにより、左右両縦
ドア枠27の上端と上ドア枠28とを連結している。
【0025】縦ドア枠27におけるドア当たり部27a
上部は、上ドア枠28のドア当たり部28aに干渉しな
いように切り欠かれている。図12(b)から明らかな
ように、左右縦ドア枠27を立設してから、上ドア枠2
8における補強部材34の突出部34aを左右縦ドア枠
27の上切り開き部37に嵌め込み、次いで、ボルト4
0を取付け片35にねじ込むと言う手順で左右縦ドア枠
27に上ドア枠28を連結できる。解体は逆の手順で行
う。
【0026】各ドア枠27,28と上下パネル7,8と
は同一平面を成すように形成している。また、上ドア枠
28の上面は下パネル7の上面と同じ高さになるように
設定されている。ドア部5のうち上ドア枠28の上方に
は、前後一対のドア部用上パネル41,42を装着して
いる。これら前後ドア部用上パネル41,42は、その
左右両側縁を支柱4の前面又は後面に当てた状態で上端
縁を天レール3内に挿入している。また、前後ドア部用
上パネル41,42の下端には、上ドア枠28の開口溝
33にきっちり嵌まり込むと共に上ドア枠28の上面で
支持される係止部43を形成している。この係止部42
は、前後ドア部用上パネル41,42の表面板を折り曲
げてこれに断面L字状の部材を溶接にて固着することに
よって形成されている。
【0027】この場合、図11(a)に示すように、前
後ドア部用上パネル8を上ドア枠28で支持した状態
で、前後ドア部用上パネル41,42の上面と天レール
3の内底面との間の間隔寸法H1が、係止部43が開口
溝33内に入り込む寸法H2よりも大きくなるように設
定している。従って、前後ドア部用上パネル41,42
は、図11(b)に示すように、ドア用上パネル41,
42の上端縁を間仕切1の表裏両側から天レール3の内
部に嵌め込むと共に左右両側縁を支柱4に当て、その状
態で天レール3内に一端深く押し上げてから下方にずら
すと言う手順を踏むことにより、上端縁を天レール3内
に嵌めたまま上ドア枠28で支持された状態に取付けら
れる。取り外しは逆の手順で行う。
【0028】そして、前後ドア部用上パネル41,42
を装着していない状態では上ドア枠28の上方は大きく
開放されるから、上ドア枠28を取付け・取り外しを行
うことができる。なお、前後ドア部用上パネル41,4
2を取付けた状態で、当該ドア部用上パネル41,42
の下面と上ドア枠28の上面との間に、他の部位に装着
した上下パネル7,8の間に形成された横長隙間13と
同じ間隔Eの横長隙間13′が空くように設定してお
り、このようにすると、間仕切1全体で横長隙間13,
13′が一直線状に揃って延びるので外観を向上できる
利点がある。
【0029】また、前後ドア部用上パネル41,42の
係止部43は上ドア枠28の前後面よりもある程度の寸
法Sだけ後退するように設定しており、このようにする
と、係止部43が外部に露出して外観が悪化するのを防
止できる(係止部43は人の眼の位置よりも上方に位置
しているので、人は横長隙間13′を見上げる状態にな
り、従って係止部43はある程度の寸法S後退させるだ
けで外部から見えない)。
【0030】間仕切1はおおよそ次のような手順で組み
立てられる。先ず、図13(a)に示すように、床面に
地レール2を固定すると共に天井面Bに天レール3を固
着し、更に壁面Cには枠材20と第2カバー22とを固
着する。次に、ドア部5の右側の支柱4を固定し、間仕
切1の他端部1bに向けて上下パネル7,8の取付けと
支柱4の取付けとを行って行き、これと並行して、ドア
部5よりも左側の箇所では、間仕切1の一端部1aの箇
所からドア部5に向けて上下パネル7,8の取付けと支
柱4の取付けとを行って行く。
【0031】ドア部5よりも左側の箇所でのパネル7,
8の取付けが終了したら、図13(b)に示すように、
ドア部5の箇所に左右縦ドア枠27の取付けてから、図
13(c)に示すように上ドア枠28を取付け、次い
で、図13(c)に示すように前後ドア用上パネル4
2,42を間仕切1の表裏方向から取付ける。また、左
側の縦ドア枠27にドア6を取付ける。
【0032】ドア部5の右側での組立はドア部5の組立
とは別途独立して施工し、間仕切1の右端部までパネル
7,8を組立たら、隙間を第3カバー23で塞ぐ。な
お、ドア部5から左右両側に向けて支柱4とパネル7,
8とを取付けを進行し、間仕切1の左右両端部1a,1
bの箇所を第1〜第3カバー21,22,23で塞ぐよ
うにしても良い。
【0033】このように、間仕切1の組立を2か所から
同時に進行できるから、組立作業の能率を向上すること
ができるのである。また、間仕切1を解体する場合に
は、間仕切1の他端部1bの箇所で第3カバー23を取
り外すことにより、間仕切1の他端部1b の箇所から
解体を開始することができることに加えて、前後ドア部
用上パネル41,42を間仕切の表裏方向に取り外すと
共にドア6を取り外してから、各ドア枠27,28を取
り外すことにより、ドア部5の左右両側に向けて解体を
進めることができるる(間仕切1の左右両端部1a,1
bを第1〜第3カバー21,22,23で塞いだ場合に
は、間仕切1の両端部1a,1bからから解体を開始で
きる)。
【0034】このように、少なくとも3か所の部位から
パネル7,8の取り外しを開始することができるから、
解体作業の能率を従来に比べて格段に向上することがで
きるのである。なお、ドア部以外の上パネルを前後2枚
に分離形成しても、その部位では支柱を左右方向にずら
し移動させることができないから、複数箇所から組立・
解体を進行させることはできない。
【0035】上記の実施例はドア部を1か所だけ設けた
場合であったが、本発明はドア部を複数箇所設けた間仕
切にも適用できることは言うまでもない。また、ドア部
を除いた各パネル装着部のパネルを上下に分離せずに
は、地レールから天レールまで延びる1枚のパネルを装
着するようにしても良い。更に、前後ドア部用上パネル
及び各上パネルのうち任意のパネルをガラス窓状に形成
するなどしても良いのである。
【0036】更に、間仕切の端部は建物の壁面に当てず
に、間仕切を室の途中で終わらせた状態のものにも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切の正面図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】ドア部の拡大正面図である。
【図4】図1のIV−IV視断面図である。
【図5】(a)はパネルを一部分離した状態での図1の
Va−Va視断面図、(b)は図1のVb−Vb視断面
図、(c)は図1のVc−Vc視断面図である。
【図6】間仕切の他端部でのパネルの取付け状態を示す
平面図である。
【図7】間仕切の他端部の仕上げ工程を示す平面図であ
る。
【図8】(a)は図2のVIIIa−VIIIa視平断面図、
(b)は図2のVIIIb−VIIIb視平断面図である。
【図9】縦ドア枠の取付け状態を示す分離斜視図であ
る。
【図10】図3のX−X視断面図である。
【図11】(a)は図3のXI−XI視断面図、(b)はド
ア部用上パネルの取付け手順を示す図、(c)はひっく
り返した状態のドア部用上パネルの斜視図である。
【図12】(a)は図3のXII−XII視断面図、(b)
は上ドア枠と縦ドア枠との取付け状態を示す分離斜視図
である。
【図13】間仕切の組立の手順を示す図である。
【図14】従来の間仕切の正面図である。
【図15】図14のxv−xv視断面図である。
【図16】従来の間仕切の組立状態を示す図である。
【符号の説明】
1 間仕切 2 地レール 3 天レール 4 支柱 5 ドア部 6 ドア 7 下パネル 8 上パネル 12 連結部材 27 縦ドア枠 28 上ドア枠 41,42 ドア部用上パネル 43 係止部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の床面に固定した地レールと天井面に
    固定した断面下向き開口コ字状の天レールとの間に、当
    該天地レールの長手方向に沿って左右適宜間隔で多数の
    支柱を立設し、各支柱で区切られた多数のドア装着部の
    うち1か所又は複数箇所をドア部と成し、該ドア部に、
    ドアとその上方に位置したドア部用上パネルとを取付け
    る一方、前記ドア部を除いた各パネル装着部に、パネル
    を、それらパネルの両側面に形成した縦長凹所を支柱に
    被嵌することによって前後動不能に装着して成る間仕切
    において、 前記ドア部の左右両側に位置した支柱にそれぞれ縦ドア
    枠を着脱自在に取付け、これら左右両縦ドア枠の上端間
    に、上向きの開口溝をその全長にわたって延びるように
    形成した水平状の上ドア枠をねじ止め等にて着脱自在に
    連結し、前記ドア部用上パネルを、支柱の前面に当接す
    る前ドア部用上パネルと支柱の後面に当接する後ドア部
    用上パネルとの2枚に分離構成し、これら前後ドア部用
    上パネルの下端縁に、前記横ドア枠の開口溝に上方から
    嵌まり込んでドア用上パネルを外向き移動不能に保持す
    るようにした係止部を下向きに突設し、更に、前記前後
    ドア部用上パネルの上下高さ寸法及び係止部の下向き突
    出寸法とを、当該前後ドア部用上パネルを前記上ドア枠
    で支持した状態で上端縁が天レール内に入り込むと共
    に、天レールに嵌め込んだ状態で持ち上げると前記係止
    部を上ドア枠の開口溝から離脱させ得るような寸法に設
    定したこと、を特徴とするドア付き間仕切。
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