JP3282026B2 - カーテンウォールの突出ユニット - Google Patents

カーテンウォールの突出ユニット

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JP3282026B2
JP3282026B2 JP28951897A JP28951897A JP3282026B2 JP 3282026 B2 JP3282026 B2 JP 3282026B2 JP 28951897 A JP28951897 A JP 28951897A JP 28951897 A JP28951897 A JP 28951897A JP 3282026 B2 JP3282026 B2 JP 3282026B2
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孝一郎 縄
剛 堀
正樹 神宮
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンウォール
の一部に室外側に突出した上下方向に連続する突出部を
形成する突出ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールとしてはサッシ窓、ア
ルミパネル、石材パネルなどを上下・左右方向に連続し
て取付けて窓部、パネル部としたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のカーテンウォー
ルの窓部、パネル部はその室外側面を面一とするのが一
般的であるが、カーテンウォールの外観意匠を向上する
ためにパネル部を凹凸を有する平面形状とすることがあ
る。例えば図7に示すように、左右の窓部1,1を面一
とし、パネル部2を平面形状コ字状として窓部1よりも
室外側に突出させ、左右の窓部1,1間に設けたパネル
部2が室外側に突出した外観とすることが考えられる。
【0004】建物躯体3に左右の窓部1の縦枠4をファ
スナー5で取付けるカーテンウォールにおいてパネル部
2を平面形状コ字状とするには、左右の窓部1と連続し
てパネル6を左右側面と前面にそれぞれ取付けることに
なり、そのパネル取付け作業が困難である。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウォールの突出ユニットを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右両側部よ
りも左右中間部が室外側寄りである平面形状の構造板兼
止水板と、この構造板兼止水板の左右両側部に固着した
取付用縦材と、前記構造板兼止水板の上縁部、下縁部に
沿ってそれぞれ固着した上部パネル固定材、下部パネル
固定材と、前記構造板兼止水板の内面に、上下方向に間
隔を置いて固着した複数のリブと、前記構造板兼止水板
の外面に取付けた複数のパネルで形成したことを特徴と
するカーテンウォールの突出ユニットである。
【0007】
【0008】
【作 用】本発明によれば、左右の取付用縦材をカーテ
ンウォールの左右の窓部の縦枠側にそれぞれ固着するこ
とで突出ユニットを取付けでき、その突出ユニットの取
付け作業が容易である。
【0009】また、構造板兼止水板に複数のパネルを取
付けるので、隣接するパネル間やパネル取付部から浸入
した雨水が構造板兼止水板に沿って流下するから、突出
ユニットを越えて室内側に雨水が浸入することがない。
【0010】パネル重量は構造板兼止水板、左右の取付
用縦材を介して左右の窓部の縦枠寄りで支持される。構
造板兼止水板は上部パネル固定材、下部パネル固定材が
固着されていると共に、リブで補強されている。よっ
て、パネルの支持剛性が大で、石材パネルなどの重量物
のパネルでも取付けできる。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、構造板兼止水
板10は所定厚さを有するアルミ板やスチール板を平面
形状コ字状に折り曲げで左右の側面板11,11と前面
板12を有する。この構造板兼止水板10の内面に複数
のリブ13が上下方向に間隔を置いて固着されて補強し
てある。
【0013】前記構造板兼止水板10の上端部には上部
パネル固定材14が固着され、下縁部には下部パネル固
定材15が固着される。構造板兼止水板10の左右の側
面板11、前面板12にはパネル固定材16が上下方向
に間隔を置いて複数固着される。
【0014】前記上部パネル固定材14、下部パネル固
定材15は平面形状コ字状で、左右の取付用縦材17に
それぞれ連結してあり、その左右の取付用縦材17は横
材18で連結されている。
【0015】パネル、例えば石材パネル19は図2に示
すように前面板12、側面板11にパネル固定材16で
上下方向に間隔を置いて取付けられ、最上部の石材パネ
ル19が上部パネル固定材14で支持されると共に、最
下部の石材パネル19が下部パネル固定材15で支持さ
れる。
【0016】図2に示すように、構造板兼止水板10に
石材パネル19を固定すると共に、取付用縦材17を固
定して突出ユニットとする。この取付用縦材17を左右
の窓部20を形成する縦枠21側に固定して突出ユニッ
トを左右の窓部20間に取付ける。
【0017】次に各部材の具体形状を説明する。図3に
示すように、左右の側面板11の端部寄りは鉤形に折り
曲げられて取付片11aとしてある。この取付片11a
が取付用縦材17にビス等で固着される。取付用縦材1
7と縦枠21はファスナーで建物躯体にそれぞれ固着さ
れる。
【0018】上記上部パネル固定材14は図4に示すよ
うに、本体30に固定片31をビス32で固着してあ
り、その本体30が構造板兼止水板10の上縁部に沿っ
てビス33で固着される。固定片31を最上部の石材パ
ネル19の上端面に形成した上向溝部34に挿入してビ
ス32で本体30に固定する。
【0019】前記下部パネル固定材15は図4に示すよ
うに、本体40と固定片41を備え、本体40が構造板
兼止水板10の下縁部に沿ってビス42で固着される。
最下部の石材パネル19の下端面に形成した下向溝部4
3が固定片41に挿入して支持される。
【0020】前記上部パネル固定材14の本体30と下
部パネル固定材15の本体40は相互に嵌まり合う凹凸
形状で、シール材44で嵌合部分をシールし、上下に隣
接する突出ユニット間をシールしている。
【0021】前記パネル固定材16は図5に示すよう
に、ビス50で固着した取付座51と、この取付座51
にビス52で固着した係止片53で形成してある。最下
部の石材パネル19の上縁部に形成した上向溝部54に
係止片53の下部を挿入してビス52で取付座51に固
着し、この係止片53の上部に次の石材パネル19の下
縁部に形成した下向溝部55を挿入して支持する。この
ようにして石材パネル19を下から上に順次固定する。
【0022】石材パネル19と構造板兼止水板10とは
離隔し、その部分に雨水が浸入して流下し、下部パネル
固定材15の係止片41に形成した排水穴45から排水
される。構造板兼止水板10の裏面には断熱材60が設
けてあると共に、左右の取付用縦材17間に亘ってプレ
ート61が取付けてある。
【0023】前記構造板兼止水板10の平面形状は、図
6(a)のように台形状、図6(b)のように5角形
状、図6(c)のように三角形状、図6(d)のように
円弧形状等としても良い。つまり、構造板兼止水板10
は左右両側部よりも左右中間部が室外側に突出した平面
形状であれば良い。
【0024】パネルとしては石材パネルの外にアルミパ
ネル、合板パネル、樹脂パネルなどが利用できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、左右の取
付用縦材をカーテンウォールの左右の窓部の縦枠側にそ
れぞれ固着することで突出ユニットを取付けでき、その
突出ユニットの取付け作業が容易である。
【0026】また、構造板兼止水板に複数のパネルを取
付けるので、隣接するパネル間やパネル取付部から浸入
した雨水が構造板兼止水板に沿って流下するから、突出
ユニットを越えて室内側に雨水が浸入することがない。
【0027】パネル重量は構造板兼止水板、左右の取付
用縦材を介して左右の窓部の縦枠寄りで支持される。構
造板兼止水板は上部パネル固定材、下部パネル固定材が
固着されていると共に、リブで補強されている。よっ
て、パネルの支持剛性が大で、石材パネルなどの重量物
のパネルでも取付けできる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す突出ユニットの概略
分解斜視図である。
【図2】組立状態の一部斜視図である。
【図3】具体形状を示す横断面図である。
【図4】上下に隣接する突出ユニットの連結部分の縦断
面図である。
【図5】上下中間部の縦断面図である。
【図6】構造板兼止水板の平面形状の他の例を示す平面
図である。
【図7】従来の突出ユニットを示す横断面図である。
【符号の説明】
1…突部 2…パネル部 6…パネル 10…構造板兼止水板 14…上部パネル固定材 15…下部パネル固定材 16…パネル固定材 17…取付用縦材 19…石材パネル(パネル) 20…窓部 21…縦枠 30…本体 31…係止片 40…本体 41…係止片 50…取付座 52…係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/88 - 2/96

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側部よりも左右中間部が室外側寄
    りである平面形状の構造板兼止水板と、この構造板兼止
    水板の左右両側部に固着した取付用縦材と、前記構造板
    兼止水板の上縁部、下縁部に沿ってそれぞれ固着した上
    部パネル固定材、下部パネル固定材と、前記構造板兼止
    水板の内面に、上下方向に間隔を置いて固着した複数の
    リブと、前記構造板兼止水板の外面に取付けた複数のパ
    ネルで形成したことを特徴とするカーテンウォールの突
    出ユニット。
JP28951897A 1997-10-22 1997-10-22 カーテンウォールの突出ユニット Expired - Fee Related JP3282026B2 (ja)

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