JP6076151B2 - 光モジュール及び光伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光モジュール及び光伝送方法に関する。
近年のインターネットでの通信量の増大に伴い、光アクセス系においても高速光信号を送信可能な光モジュールが求められている。要求される高速光信号の速度は、例えば、10Gbps程度である。
この光モジュールには、信号送信の高速化と同時に、低コスト化も要求される。そこで、最近では、光モジュールとして、従来使用されていたBOX型のパッケージよりも安価なTO−CAN(Transistor Outlined CAN)型と呼ばれるパッケージが使用されつつある。以下では、このパッケージを、TO−CAN型パッケージともいう。
TO−CAN型パッケージは、缶(=CAN)の形状をしている。TO−CAN型パッケージでは、レンズまたは光取り出し用窓と一体になったレンズキャップを、ステムに抵抗溶接することで半導体レーザなどがパッケージ内に封止される。半導体レーザから出射された光は、レンズキャップに固定されたレンズを介して集束し、光ファイバの入力端に入射する。TO−CAN型パッケージであれば、プレス加工で製造することができるなどの理由により、製造コストの低減が見込める。
TO−CAN型パッケージでは、半導体レーザなどが発熱する。また、TO−CAN型パッケージは、環境温度変化の影響を受ける。これらを起因とした半導体レーザの温度変動による特性変化を防止すべく、TO−CAN型パッケージでは、周辺部材の温度を一定に維持するペルチェ素子がステム上に配置されている。ペルチェ素子上には、半導体レーザ、半導体レーザの出力を監視するモニタ用フォトダイオード、サーミスタなどが周辺部材として設けられている。これらの周辺部材は、ペルチェ素子上に配置されているため、熱膨張が低減されている。このため、ステムを基準とする半導体レーザの位置の変動量も少なくなっている。
しかしながら、ペルチェ素子は、レンズキャップまで冷却するものではない。このため、TO−CAN型パッケージ内で発生する熱及び環境温度変化により、レンズキャップは熱膨張する。この熱膨張により、ステムを基準として、レンズキャップに固定されたレンズの位置は変動する。以上のことから、TO−CAN型パッケージ内で発生する熱により、半導体レーザとレンズとの間の距離が変動する。この変動により、レンズを介した光の集束点が光ファイバの入射端からずれてしまい、光ファイバへの光結合効率が低下する。光結合効率が低下すると、光ファイバからの光出力が変動するトラッキングエラーが発生する。
そこで、ペルチェ素子上の半導体レーザ出射部とレンズとの間にさらに別のレンズを配置したTO−CAN型パッケージが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このTO−CAN型パッケージは、半導体レーザ出射部とレンズとの間に配置されたレンズで半導体レーザ出射部から出射された光をコリメート光にすることで、トラッキングエラーを軽減する。
また、レンズと光ファイバとの間に所定の屈折率温度変化特性を有する部材を設置した光伝送モジュールが開示されている(例えば、特許文献2参照)。レンズを介した光の集束点と光ファイバの入射端におけるコア中心との間には、半導体レーザとレンズとの熱膨張係数の違いにより、レンズの光軸に直交する方向に位置ずれが生じる。この光伝送モジュールは、この部材を用いて位置ずれを低減する。
特開2011−108937号公報 特開2003−248144号公報
しかし、上記特許文献1に開示されたTO−CAN型パッケージでは、追加のレンズを必要とする。レンズの追加によるコストの上昇に加え、コリメート光を生成するためにレンズを正確に設置する必要がある。このことが、低コスト化の要求を満たさないうえ、パッケージの大型化を招く。また、特許文献2に開示された光伝送モジュールでは、レンズを介した光の集束点の光軸方向に関する位置ずれに起因するトラッキングエラーを軽減できない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、より簡便な方法で、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーを軽減する光モジュール及び光伝送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光モジュールは、光学素子と、支持体と、抑制部材と、を備える。光学素子は、出射点から出射される光を、集束点に集束させる。支持体は、基材上に設けられ、光学素子を支持する。抑制部材は、支持体の熱膨張によって発生する集束点の位置ずれを、光学素子の光軸方向に熱膨張することで抑制する。抑制部材は、出射点と集束点との間の光路上に設置され、屈折率nが、雰囲気の屈折率を超える透過部材である。透過部材は、光学素子の光軸方向両側にそれぞれ配設されている。
本発明によれば、より簡便な方法で、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーが軽減される。
本発明の実施の形態1に係る光モジュールの構成を示す図である。 集束点の位置ずれと位置ずれの軽減を説明する図である。(A)は、温度25℃における抑制部材がない光モジュールの状態を示す。(B)は、温度80℃における抑制部材がない光モジュールの状態を示す。(C)は、温度80℃における図1に示す光モジュールの状態を示す。 本発明の実施の形態1に係る光モジュールにおける透過部材の厚みの変化と集束点の位置ずれとの関係を説明する図である。 光モジュールの温度と光ファイバへの光結合効率の関係を示す図である。 光軸を中心として回転対称である透過部材の形状の一例を示す図である。 温度90℃での光モジュールに対する熱応力解析の結果を示す図である。 温度−40℃での光モジュールに対する熱応力解析の結果を示す図である。 透過部材の形状の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る光モジュールの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る光モジュールにおける透過部材の厚みの変化と集束点の位置ずれとの関係を説明する図である。 本発明の実施の形態3に係る光モジュールの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る光モジュールの構成を示す図である。
本発明に係る実施の形態について添付の図面を参照して説明する。なお、本発明は下記の実施の形態及び図面によって限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1について説明する。
図1は、本実施の形態に係る光モジュール100の構成を示す。以下では図1を参照しながら、光送信用TO−CAN型を例に光モジュール100の光学系を中心に詳細に説明する。光モジュール100は、レンズ1と、レンズキャップ2と、半導体レーザ3と、キャリア4と、ペルチェ素子5と、ステム6と、抑制部材7とを備える。
レンズ1(光学素子)は、出射点から出射される光を、集束点に集束させる凸レンズである。出射点に対応する位置には、ステム6上に設けられた半導体レーザ3が設置される。集束点に対応する位置には、例えば光モジュール100に接続される光ファイバの入力端などが配置される。
レンズキャップ2は、円筒形の部材である。レンズキャップ2は、ステム6上に設けられる。レンズキャップ2は、レンズ1を支持する。より具体的には、レンズキャップ2は、上端でレンズ1を支持するように形成される。レンズキャップ2の下端は、ステム6に取り付けられる。レンズキャップ2は、例えばステンレス鋼材(SUS)などの金属部材で形成される。
半導体レーザ3は、キャリア4及びペルチェ素子5を介して、ステム6上に設けられている。半導体レーザ3は、レンズ1に対して光を出射する。必然的に、半導体レーザ3の位置が、出射点に対応する位置を決定することになる。半導体レーザ3から出射された光は、レンズキャップ2に支持されたレンズ1を介して図1に示す集束点に集束する。
キャリア4には、アルミナなどのサブマウント上に搭載された半導体レーザ3が実装される。光モジュール100では、半導体レーザ3の発熱の他、光モジュール100の環境温度変化に伴い、半導体レーザ3の特性が大きく変化することがある。温度変化を原因とする半導体レーザ3の特性の変化を一定の範囲内にとどめるために、キャリア4は、電子冷却素子としてのペルチェ素子5の上面に接触させて配置される。キャリア4は、例えば銅とタングステンとの金属化合物などの金属で形成される。
ペルチェ素子5は、表面が温度調整面である上層5aと、表面が排熱面である下層5bとを備える。上層5aには、実際にはサーミスタなどが接続される。上層5aの温度は、サーミスタで測定された上層5aの温度に基づいて一定に制御される。このようにして、ペルチェ素子5は、上面に配置されたキャリア4の温度を調整する。これにより、キャリア4及び半導体レーザ3の温度が一定に維持されるため、半導体レーザ3の周辺部材は熱膨張を起こさない。下層5bは、ステム6に接触しているため、半導体レーザ3の動作時に発生する熱を、ステム6を介して効率よく逃すことができる。
基材としてのステム6には、上述の各種部品が搭載される。ステム6は、光モジュール100の動作時に発生する熱を効率よく逃がすために、熱伝導率が高い冷間圧延鋼などで形成されるのが好ましい。
一方、レンズキャップ2は、温度が制御されるペルチェ素子5とは独立にステム6に取り付けられているため、光モジュール100の動作時の発熱及び環境温度変化によって熱膨張したり、収縮したりする。このため、半導体レーザ3の位置に対して、レンズ1の位置が相対的に変動する。これにより、半導体レーザ3とレンズ1との間の相対距離が変化し、すなわち出射点(物点)とレンズ1の主点との間の距離が変化することで、逆に、主点と集束点(結像点)との間の距離が変化し、集束点が位置ずれする。
ここで、図2を参照して、レンズキャップ2の熱膨張と集束点の位置ずれの抑制について説明する。図2(A)は、抑制部材7を実装していない光モジュール100を示す。半導体レーザ3が光を出射していない場合、光モジュール100の温度は、例えば25℃である。光モジュール100の温度が25℃の場合、レンズキャップ2の長さはLである。この状態で、集束点は所定の位置に合わせられている。
図2(B)は、図2(A)の光モジュール100の半導体レーザ3が光を出射している状態を示す。この状態では、動作時の発熱で光モジュール100の温度が例えば80℃になる。光モジュール100の温度が80℃になった場合、レンズキャップ2の長さは、熱膨張することでLよりも長くなる。
温度の変化量をΔT、レンズキャップ2の線熱膨張係数をα、レンズ1の光学倍率をMとしたとき、集束点の位置ずれ量Δzは次の式で表される。
Δz=ΔT・α・L・M
例えば、レンズキャップ2の線熱膨張係数αは、1×10−5/Kである。レンズ1の光学倍率Mは、3〜5である。
図1に戻って、抑制部材7は、レンズキャップ2の熱膨張によって発生する集束点の位置ずれを、レンズ1の光軸方向に熱膨張することで抑制する。抑制部材7は、例えば、出射点と集束点との間の光路上に設置される透過部材7aである。以下では、抑制部材7を透過部材7aともいう。
図1の例では、透過部材7aは、レンズキャップ2に接触させて、出射点に対応する位置に設置された半導体レーザ3とレンズ1との間の光路上に設置されている。透過部材7aの形状は、例えば平行平板である。
ここで、透過部材7aによる集束点の位置ずれの抑制について説明する。図2(C)は、本実施の形態に係る光モジュール100の動作時の状態を示す。透過部材7aの厚みは、L’である。透過部材7aの屈折率をn、透過部材7aの線熱膨張係数をα’としたとき、図2(C)における集束点の位置ずれ量Δz2は次の式で表される。
Δz2=ΔT・(α・L−α’(1−1/n)L’)・M
透過部材7aはレンズキャップ2に接触しているため、レンズキャップ2の温度上昇に応じて熱膨張により透過部材7aの厚みL’がレンズ1の光軸方向に増加する。上記のΔz2を表す式によれば、透過部材7aの厚みL’が増加することで集束点の位置ずれが減少することがわかる。
図3は、透過部材7aの厚みの変化と、集束点の位置ずれとの関係を示す。点Aは、レンズキャップ2がまだ熱膨張していない場合の光の出射点である。この場合、レンズ1を介した光は、2点鎖線で示される光路を辿って点A’に集束する。ここで、レンズキャップ2が膨張し、レンズ1に対して、光の出射点が点Aから点Bにシフトしたとする。この場合、透過部材7aが膨張しなかったとすると、結像公式に従うと、レンズ1を介した光は、実線で示される光路を辿って点B’に集束する。しかしながら、実際には、透過部材7aの膨張(C)により、光は、破線で示される光路を辿って、点C’に集束する。このように、透過部材7aの膨張により、集束点の位置ずれが点B’から点C’へ抑制される。
透過部材7aの屈折率nは、雰囲気(ここでは、空気)の屈折率を超えるものであればよい。屈折率nが雰囲気の屈折率を超えることで、透過部材7aに入射した光が屈折し、光の出射点からレンズ1までの光路の空気換算長が短くなる。この結果、Δz2が小さくなる。空気換算長とは、光学系中の光路の長さを、屈折率が1である空気中の光路の長さに換算したものである。例えば、光が屈折率nの媒質中を進む場合、その光の光路の空気換算長は、その光路の長さに1/nを乗じたものである。レンズキャップ2内部が空気で満たされている場合、透過部材7aの屈折率は、空気の屈折率1よりも大きければよい。透過部材7aは、ポリカーボネート(PC)樹脂系のプラスチックなどで形成されている。透過部材7aの膨張は、光の出射点からレンズ1までの光路の空気換算長をさらに短くし、結果的に、集束点の位置ずれを抑制させる。
透過部材7aの線熱膨張係数は、レンズキャップ2の線熱膨張係数の1/(1−1/n)倍より大きいのが好ましい。PC樹脂系のプラスチックの線熱膨張係数α’は、約6×10−5/Kである。PC樹脂系のプラスチックの線熱膨張係数は、レンズキャップ2に用いられるSUSなどの金属に比べて3倍以上ある。また、PC樹脂系のプラスチックは透明であって、例えば波長1550nmのレーザ光の吸収が少なく、透過部材7aに好適である。なお、透過部材7aは、その表面を反射防止(AR)コートで被覆されてもよい。
図4は、光モジュール100の温度に対する集束点に配置された光ファイバへの光結合効率特性の計算結果を示す。光結合効率の計算では、透過部材7aの線熱膨張係数α’を6×10−5/Kとし、屈折率nを1.5とした。また、この計算では、透過部材7aでの光の吸収はほぼ無いものと仮定した。また、透過部材7aでのフレネル反射は、透過部材7aの表面にARコートを施すことで無視できるものとした。
透過部材7aがない場合(図2(B)参照)、光結合効率は温度上昇とともに低下する。これに対し、透過部材7aがある場合(図2(C)参照)、温度上昇に伴う光結合効率の低下は、透過部材7aがない場合と比較して抑制されている。
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る光モジュール100によれば、レンズキャップ2の温度上昇に応じて、透過部材7aがレンズ1の光軸方向に熱膨張する。このため、レンズキャップ2の熱膨張によって発生する集束点の位置ずれが抑制される。こうすることで、より簡便な方法で、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーが軽減される。
また、本実施の形態では、透過部材7aは、光の出射点とレンズ1との間に配置されるようにした。こうすることで、透過部材7aは、レンズキャップ2内部に格納できるため、光モジュール100の装置サイズの増大を抑えることができる。
また、本実施の形態では、透過部材7aの形状を平行平板とした。これにより、透過部材7aは加工しやすく、製造コストの面で有利である。なお、透過部材7aの形状はレンズであってもよい。こうすることで、透過部材7aは、光モジュール100の光学倍率の調整範囲を広げることができる。
なお、本実施の形態では、透過部材7aは、プラスチックで形成してもよいこととした。プラスチックは、比較的安価であり、光モジュール100の製造コストを抑えることができる。特に、PC樹脂系のプラスチックであれば、透明性、耐衝撃性、耐熱性、難燃性が高く好適である。
また、透過部材7aは、平行平板及びレンズの他に様々な形状に形成してもよい。透過部材7aの形状は、好ましくは、その光軸を中心として回転対称である。例えば、透過部材7aの形状は、光軸を中心軸として円柱とすることができる。図5は、円柱の形状をした透過部材7aのレンズキャップ2に取り付けられる上面と側面とを示す。透過部材7aの上面には、回転軸を基準として破線の外側に周縁部分Rがある。透過部材7aは、レンズキャップ2に取り付けられる上面の周縁部分Rでレンズキャップ2に固定される。周縁部分Rとレンズキャップ2とは、接着剤などで固定される。この場合、周縁部分Rに接着剤を均等塗布し、レンズ1の光軸と透過部材7aの光軸(回転対称軸)とが一致するように透過部材7aを配置するのが好ましい。
線熱膨張係数α’がレンズキャップ2の線熱膨張係数よりも大きい透過部材7aを使用することで、上記のように配置された透過部材7aは、自身の線熱膨張係数α’よりも線熱膨張係数が小さいレンズキャップ2に拘束されることになる。この結果、光モジュール100の環境温度変化に伴い、透過部材7aは、回転対称軸から離れた部分により大きい熱応力を受け、光軸を中心として湾曲する。
すなわち、透過部材7aは、温度変化に応じて半導体レーザ3の光軸方向に凹状又は凸状に変形する。図6及び図7は、光モジュール100に対する熱応力解析の結果を示す。なお、図6及び図7では、熱応力解析用の構成であるため、半導体レーザ3、キャリア4及びペルチェ素子5が示されていない。環境温度25℃では、レンズ1側にある透過部材7aの上面とステム6側にある透過部材7aの下面とは平行である。環境温度が90℃の場合、透過部材7aの曲率半径は850mmとなり、透過部材7aの形状は、図6に示すようにステム6側に凸状になる。一方、環境温度が−40℃の場合、透過部材7aの曲率半径は600mmとなり、透過部材7aの形状は、図7に示すようにレンズ1側に凹状になる。
透過部材7aは、線熱膨張係数α’がレンズキャップ2の線熱膨張係数よりも大きく、レンズ1の光軸と透過部材7aの回転対称軸とが一致するように配置されて、周縁部分Rでレンズキャップ2と固定されるようにした。こうすることで、環境温度が変化した場合、透過部材7aは、光軸上の点を中心として湾曲し、透過部材7aのレンズ作用によって、光の集束点の位置をレンズ1の光軸方向に変化させることができる。透過部材7aの特性に応じて、半導体レーザ3と透過部材7aとの距離及び透過部材7aとレンズ1との距離を調整することで、レンズキャップ2の熱膨張によって発生する集束点の位置ずれの補正に、このレンズ作用を有効に寄与させることができる。
なお、レンズ1の光軸と透過部材7aの光軸(回転対称軸)とをずらすことで、結像公式に従って、レンズ1の光軸方向に対し垂直な方向にレンズ1の集束点をシフトさせることができる。これにより、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーに加えて、光軸方向に対し垂直な方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーも軽減することができる。
また、透過部材7aの形状は、光軸方向に垂直な第1の方向の長さと、光軸及び第1の方向に垂直な第2の方向の長さとが異なるようにしてもよい。例えば、図8に示すように、透過部材7aが、断面が楕円の円柱状であれば、透過部材7aの形状は、光軸方向に垂直な第1の方向の長さd1に対して、光軸及び第1の方向に垂直な第2の方向の長さd2が短くなる。こうすることで、温度変化に応じて、半導体レーザ3から出射した光を断面が異なるビームに整形でき、透過部材7aのアスペクト比も変化させることが可能となる。
なお、光モジュール100は、半導体レーザ3が出射する光の一部を受光するモニタ用フォトダイオードを備えてもよい。これにより、光モジュール100は、駆動電流を適切に制御することができる。
また、光モジュール100は、良好な電気特性が得られる高周波基板などを備えるようにしてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図9は、本実施の形態に係る光モジュール100の構成を示す。本実施の形態に係る光モジュール100は、抑制部材7として透過部材7bをさらに備える点で上記実施の形態1と異なる。透過部材7aと透過部材7bとが異なる点は、その配置される位置である。透過部材7bは、レンズ1と集束点との間に配置される。つまり、透過部材7a、7bは、レンズ1の光軸方向両側にそれぞれ配設されている。
透過部材7bは、透過部材7aと同じく、例えばPC樹脂系のプラスチックなどで形成される。図9に示すように、透過部材7bは、レンズキャップ2に接触させて設置される。透過部材7bは、レンズキャップ2に接触しているため、レンズキャップ2の温度上昇に応じてレンズ1の光軸方向に熱膨張し、厚みを増加させる。
本実施の形態におけるレンズキャップ2の熱膨張及び集束点の位置ずれの抑制について説明する。動作時における光モジュール100の発熱によって、レンズキャップ2の長さがレンズ1の集束点の方向に長くなる。透過部材7a、7bはレンズキャップ2に接触しているため、レンズキャップ2の温度上昇に応じてレンズ1の光軸方向に熱膨張する。この結果、透過部材7a、7bの厚みが増加するため、集束点の位置ずれはさらに抑制される。
図10に示すように、透過部材7bが膨張しなかった場合には、レンズ1を介した光は、実線で示される光路を辿って、点C’に集束するが、透過部材7bが膨張すると(D)、点D’に集束する。これにより、集束点の位置ずれがさらに抑制され、本来の点A’に集束点をさらに近づけることができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る光モジュール100によれば、レンズキャップ2の温度上昇に応じて、透過部材7a、7bがレンズ1の光軸方向に熱膨張する。このため、レンズキャップ2の熱膨張によって発生する集束点の位置ずれがさらに抑制される。こうすることで、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーがさらに軽減される。
また、本実施の形態では、透過部材7bは、レンズ1と集束点との間に配置されるようにした。こうすることで、透過部材7bは、レンズキャップ2の外部に取り付けることができるため、レンズキャップ2に取り付けた後の透過部材7bの厚みなどの調整及び透過部材7bの交換などのメンテナンスが容易になる。
なお、本実施の形態に係る光モジュール100では、透過部材7aを備える構成を説明したが、透過部材7aを備えなくてもよい。また、透過部材7a、7bは、レンズであってもよい。こうすることで、透過部材7bは、光モジュール100の光学倍率の調整範囲を広げることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図11は、本実施の形態に係る光モジュール100の構成を示す。本実施の形態に係る光モジュール100は、抑制部材7の設置される位置が上記実施の形態1と異なる。以下では、抑制部材7を抑制部材7cとして説明する。
抑制部材7cは、ステム6と半導体レーザ3との間に挿入される。より詳細には、抑制部材7cは、ペルチェ素子5の下面とステム6との間に配置される。抑制部材7cは、ステム6の温度上昇に応じてレンズ1の光軸方向に熱膨張し、厚みを増加させる。
本実施の形態におけるレンズキャップ2の熱膨張及び集束点の位置ずれの抑制について説明する。光モジュール100の発熱によって、レンズキャップ2の長さがレンズ1の集束点の方向に長くなる。抑制部材7cは、ステム6に接触しているため、ステム6の温度上昇に応じて熱膨張する。この結果、抑制部材7cの厚みは、レンズ1の光軸方向に増加する。
抑制部材7cの厚みが増加すると、半導体レーザ3が集束点の方向に押し上げられる。これにより、レンズキャップ2の熱膨張による半導体レーザ3とのレンズ1の相対距離が長くなるのを抑え、結果的に、集束点の位置ずれを抑制することができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る光モジュール100は、ステム6と半導体レーザ3との間に挿入され、ステム6の温度上昇に応じてレンズ1の光軸方向に熱膨張する抑制部材7cを備える。これにより、レンズキャップ2の熱膨張によるレンズ1と半導体レーザ3との間の距離の変動を抑制する。こうすることで、より簡便な方法で、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーが軽減される。
なお、本実施の形態に係る光モジュール100は、上記実施の形態1における透過部材7a及び実施の形態2における透過部材7bの少なくとも一方を備えてもよい。こうすることで、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーがさらに軽減される。このとき、透過部材7a、7bは、レンズであってもよい。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
本実施の形態では、光受信用TO−CAN型を例に光モジュール100について説明する。図12は、本実施の形態に係る光モジュール100の構成を示す。光モジュール100は、半導体レーザ3の代わりにフォトダイオード8を備える点を除いて、実施の形態1と同様の構成である。以下では、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
出射点に対応する位置には、例えば光ファイバの出力端が配置される。光ファイバの出力端(出射点)から出射された光は、レンズ1によって集束し、フォトダイオード8に導かれる。
フォトダイオード8は、集束点に対応する位置に配置され、出射点から出射された光を受光する。フォトダイオード8は、ペルチェ素子5で温度が制御される。これにより、フォトダイオード8の特性に対する光モジュール100の温度変化の影響は軽減されている。
本実施の形態におけるレンズキャップ2の熱膨張及び集束点の位置ずれの抑制について説明する。光モジュール100の発熱で、レンズキャップ2の長さがレンズ1の光軸方向に長くなる。これにより、レンズ1とフォトダイオード8との間の相対距離が長くなる。この結果、フォトダイオード8と集束点との間に位置ずれが生じる。
透過部材7aはレンズキャップ2に接触しているため、レンズキャップ2の温度上昇に応じてレンズ1の光軸方向に熱膨張する。熱膨張によって透過部材7aの厚みが増加すると、上記実施の形態2で説明した図10と同様に、集束点の位置をレンズ1から離間する方向にシフトさせることができる。このため、フォトダイオード8と集束点との間に位置ずれを小さくすることができる。この結果、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーが軽減される。
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る光モジュール100によれば、光モジュール100が光を受信する場合であっても、実施の形態1と同様に、光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーが軽減される。
なお、本実施の形態に係る光モジュール100は、上記実施の形態2における透過部材7b及び実施の形態3における抑制部材7cの少なくとも一方を備えてもよい。この場合、透過部材7bは、透過部材7aに対してレンズ1を挟んで反対側に配置される。また、抑制部材7cは、ステム6とフォトダイオード8との間に挿入される。こうすることで光軸方向に関する光の集束点の位置ずれに起因するトラッキングエラーがさらに軽減される。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同などの発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1 レンズ、2 レンズキャップ、3 半導体レーザ、4 キャリア、5 ペルチェ素子、5a 上層、5b 下層、6 ステム、7,7c 抑制部材、7a,7b 透過部材、8 フォトダイオード、100 光モジュール

Claims (11)

  1. 出射点から出射される光を、集束点に集束させる光学素子と、
    基材上に設けられ、前記光学素子を支持する支持体と、
    前記支持体の熱膨張によって発生する前記集束点の位置ずれを、前記光学素子の光軸方向に熱膨張することで抑制する抑制部材と、
    を備え
    前記抑制部材は、
    前記出射点と前記集束点との間の光路上に設置され、
    屈折率nが、雰囲気の屈折率を超える透過部材であって、
    前記透過部材は、
    前記光学素子の光軸方向両側にそれぞれ配設されている、
    光モジュール。
  2. 出射点から出射される光を、集束点に集束させる光学素子と、
    基材上に設けられ、前記光学素子を支持する支持体と、
    前記支持体の熱膨張によって発生する前記集束点の位置ずれを、前記光学素子の光軸方向に熱膨張することで抑制する抑制部材と、
    を備え、
    前記抑制部材は、
    前記出射点と前記集束点との間の光路上に設置され、
    屈折率nが、雰囲気の屈折率を超える透過部材であって
    前記透過部材は、
    形状が光軸を中心として回転対称であって、
    前記支持体に取り付けられる面の周縁部分で前記支持体に固定され、
    線熱膨張係数が前記支持体の線熱膨張係数よりも大きい、
    モジュール。
  3. 前記透過部材は、
    前記光学素子の光軸方向両側にそれぞれ配設されている、
    求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記透過部材の光軸は、
    前記光学素子の光軸と一致する、
    求項2又は3に記載の光モジュール。
  5. 前記透過部材の光軸は、
    前記光学素子の光軸とずれている、
    求項2又は3に記載の光モジュール。
  6. 前記透過部材は、
    前記光学素子の光軸方向に垂直な第1の方向の長さと、前記光軸及び前記第1の方向に垂直な第2の方向の長さとが異なる、
    求項1から3のいずれか一項に記載の光モジュール。
  7. 前記透過部材の線熱膨張係数は、
    前記支持体の線熱膨張係数の1/(1−1/n)倍より大きい、
    求項1から6のいずれか一項に記載の光モジュール。
  8. 前記透過部材は、
    平行平板又はレンズである、
    求項1から7のいずれか一項に記載の光モジュール。
  9. 前記透過部材は、
    プラスチックで形成されている、
    求項1から8のいずれか一項に記載の光モジュール。
  10. 出射点から出射される光を、集束点に集束させる光学素子と、
    基材上に設けられ、前記光学素子を支持する支持体と、
    を備える光モジュールの光伝送方法であって、
    前記支持体の熱膨張により発生する前記集束点の位置ずれを、部材の前記光学素子の光軸方向への熱膨張により抑制
    前記部材は、
    前記出射点と前記集束点との間の光路上に設置され、
    屈折率nが、雰囲気の屈折率を超える透過部材であって、
    前記透過部材は、
    前記光学素子の光軸方向両側にそれぞれ配設されている、
    光伝送方法。
  11. 出射点から出射される光を、集束点に集束させる光学素子と、
    基材上に設けられ、前記光学素子を支持する支持体と、
    を備える光モジュールの光伝送方法であって、
    前記支持体の熱膨張により発生する前記集束点の位置ずれを、部材の前記光学素子の光軸方向への熱膨張により抑制し、
    前記部材は、
    前記出射点と前記集束点との間の光路上に設置され、
    屈折率nが、雰囲気の屈折率を超える透過部材であって、
    前記透過部材は、
    形状が光軸を中心として回転対称であって、
    前記支持体に取り付けられる面の周縁部分で前記支持体に固定され、
    線熱膨張係数が前記支持体の線熱膨張係数よりも大きい、
    光伝送方法。
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