JP6075683B2 - 走査線調整機構、光走査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
図28に示すように、長尺レンズ57と、長尺レンズ57を保持したブラケット450とからなる光学系部品としての長尺レンズユニット20の姿勢を変更して走査線の傾きを調整する走査線調整機構400を備えている。
このプリンタ10は、主に、イエロー(以下「Y」と記載し、イエロー用の部材の符号には色別符号として「Y」を付す。シアン、マゼンタ、ブラックについても同様。)用の作像部4Y、M(マゼンタ)用の作像部4M、C(シアン)用の作像部4C、Bk(ブラック)用の作像部4Bkの4つの作像部と、中間転写材である中間転写ベルト1とを有している。また、作像部4Y,M,C,Bkの上には、第1の光走査装置5a、第2の光走査装置5bの一部が重なるようにして横並びに配置されている。
画像が転写されたシートは、その後に定着器14に搬送され、熱と圧力によって画像がシートに定着される。その後、シートは、排紙ローラ対15により排紙トレイ16へ排出される。
図2は、第1の光走査装置5aの内部を示す斜視図であり、図3は、第1の光走査装置5aの光学ハウジング500に収納された光学部品を示す斜視図である。
第1の光走査装置5aは、Bk色の感光体41BkとC色の感光体41Cとに走査光線Lを照射するものである。第1の光走査装置5aは、図2、図3に示すように、LDユニット51、ポリゴンスキャナ53、走査レンズ(fθレンズ)54、反射ミラー55C,55Bk,56Bk、長尺レンズ57Bk,57C、同期ミラー61、同期レンズ62などを有している。これらは、光学ハウジング500に収納されている。光学ハウジング500は、上面が開放した箱型の形状であり、上面がカバー部材(不図示)で覆われていて、光走査装置内への塵芥の侵入を防いでいる。LDユニット51、ポリゴンスキャナ53は、光学ハウジング500の一端側に収納されている。光学ハウジング500は、ガラス繊維を含有した熱可塑性樹脂で構成されている。
図6に示すように、本実施形態の光走査装置の光学ハウジング500の底面には、2個のアーチ部503a,503bが設けられている。第1のアーチ部503aは、ポリゴンスキャナ53が取り付けられた箇所と、防塵ガラス58Bk(58M)が取り付けられた開口部との間に形成されている。第2のアーチ部503bは、防塵ガラス58Bk(58M)が取り付けられた開口部と防塵ガラス58C(58Y)が取り付けられた開口部との間に形成されている。このように、光学ハウジング500の底面にアーチ部503a,503bを設けることにより、光学ハウジング500の底面の剛性を高めることができる。
走査線の傾きは、長尺レンズ57と長尺レンズ57を保持するブラケット150とからなる長尺レンズユニット20の姿勢を変化させることで調整する。各色の長尺レンズユニット20の姿勢を変化させて傾きを調整する走査線調整機構の構成は、同一であり、以下では、代表して、K色の長尺レンズ57Bkを例に挙げて説明する。ただし、以下の説明では、色分け符号を省略する。
光学系部品としての長尺レンズユニット20は、面倒れ補正を行うための長尺レンズ57と、ブラケット150とを備えている。長尺レンズ57は、不図示の板バネを介してブラケット150に取り付けられている。
図8、図9に示すように、光学ハウジング500には、所定の間隔を開けて対向するように設けられた一対の長手方向規制部500aが設けられている。一対の長手方向規制部500aには、それぞれ断面円弧形状の部分を有しており、これら円弧状の部分に長尺レンズ57の長手方向中央部に形成された突起部57aが嵌めこまれることで、長尺レンズユニット20の長手方向の移動が規制されている。
図11に示すように、光学ハウジング500には、長尺レンズ57の調整ネジ205による調整方向(図7の矢印F方向)に直交する面の長手方向中央に当接して、長尺レンズユニット20の姿勢調整の際の回転の支点となる回転支点部500bが設けられている。回転支点部500bの長尺レンズ57との当接部は、半球状の形状をしており、長尺レンズ57と点接触となっている。
図12に示すように、回転支点部500bは、長尺レンズ57に向かう光を通過させるための空間500eよりもポリゴンスキャナ53から離れた側にある光学ハウジング500の側面に設けている。ポリゴンスキャナ53は、ポリゴンミラー53aを回転させる不図示のポリゴンモータの軸受部などが発熱する。また、不図示のポリゴンモータの駆動時は、ポリゴンモータを駆動制御するための駆動基板上の電子制御部品も発熱する。回転支点部500bを、長尺レンズ57に向かう光を通過させるための空間500eよりもポリゴンスキャナ53から離れた側の光学ハウジング500の側面に設ける。これにより、ポリゴンスキャナ53の熱が、回転支点部500bに伝播するのを抑制することができる。これにより、回転支点部500bの熱膨張を抑制することができ、長尺レンズ57(長尺レンズユニット20)の位置変動を抑制することができる。
図に示すように、調整ネジ駆動機構200は、ウォームギヤ203、ハスバギヤ202、保持部材201とカバー部材206とからなる保持機構、回転力伝達部材としてのハンドル部材204を備えている。
図17に示すように、調整ネジ205は、ネジ部205aと、6角形状の頭部205bと、座部205cとを有している。調整ネジ205の先端は、先丸形状が好ましい。先丸形状にすることで、図7に示すように、長尺レンズユニット20のブラケット150の突き当て部151に調整ネジ205のほぼ回転中心を当接させることができ、突き当て部151との摺擦を抑えることができる。
調整ネジ205は、頭部205bをハスバギヤ202の当接面202cに囲われた空間に挿入することによって、ハスバギヤ202に取り付けられるが、このとき、調整ネジの座部205cが、ハスバギヤ202のスナップフィット部202bの爪部に当たる。このような状態からさらに調整ネジ205をハスバギヤ202側へ押し込んでいくと、スナップフィット部202bが弾性変形して、調整ネジ205の座部205cが、スナップフィット部202bの爪部を乗り越える。そして、図19に示すように、調整ネジ205の座部205cが、スナップフィット部202bの爪部と、当接面202cを形成するために設けられた座面202dとに挟持固定される。これにより、調整ネジ205がハスバギヤ202に取り付けられる。
図20に示すように、ウォームギヤ203の回転軸部203bには、回転力伝達部材としてのハンドル部材204が取り付けられる。
ハンドル部材204は、樹脂で形成されており、円盤部204fを有している。円盤部204fの上面には、円盤部204fから突出し、円盤部204fの中心を通り円盤部204fの一端から他端までの延びる操作部204aを有している。円盤部204fの下面(ウォームギヤ203と対向する面)の中心には、円盤部204fから垂直に伸びる挿入ピン204bが設けられている。また、図21に示すように、円盤部204fの下面には、ウォームギヤ203の回転軸部203bに設けられた切欠き部203cに嵌る突起204dが、円周方向4箇所に等間隔で形成されている。円盤部204fの操作部204aによって仕切られた一方側と他方側には、穴部204eが設けられており、円盤部204fの図中点線で示す領域が、中心に向かって弾性変形可能な弾性部となっている。また、操作部204aの面に対して直交する方向の円盤部204fの側面には、突起部204hが形成されている。また、突起部204hから90°位相がずれた位置には、ウォームギヤ側に延びたスナップフィット部204cが形成されている。スナップフィット部204cの先端の爪部は、外向きに形成されている。
図22に示すように、挿入部206bには、円周方向4箇所に切り欠き206cが設けられている。挿入部206bの内径は、円盤部204fの外径よりも僅かに大きな径となっている。その結果、図23に示す状態から、ハンドル部材204を回転させると、突起部204hが、挿入部206bの内周面により内側へ潰され、円盤部204fの弾性部204gが弾性変形する。これにより、ハンドル部材204の回転に負荷が加わる。そして、ハンドル部材204を90°回転させると、突起部204hが挿入部206bの切り欠き206cと対向し、弾性部204gの弾性変形が解除される。その結果、一時的にハンドル部材204の回転負荷が無くなり、作業者に対して、クリック感を与えることができる。作業者に対して、クリック感を与えることで、作業者にハンドル部材204を90°回転させたことを、触覚により伝えることができる。また、本実施形態においては、ハンドル部材204に突起部204hを設け、挿入部206bに切り欠き206cを設けているが、この構成は、逆でもよい。
図24に示すように、各色に対応する調整ネジ駆動機構200M、200Kは、光学ハウジング500に対して2箇所でネジ止めされることで取り付けられる。カバー部材206は、光学ハウジング500と同じ材質の樹脂で形成されているため、光学ハウジング500の熱膨張とカバー部材206の熱膨張は、ほぼ同じである。よって、複数の箇所ネジ208で固定しても光学ハウジング500とカバー部材206との熱膨張の差によって、カバー部材206が歪み変形してしまうことがない。よって、複数箇所で光学ハウジング500に対してネジ止めしても問題が生じることはない。
図25に示すように、蓋部材501には、穴部501aK,501aMが形成されており、光学ハウジング500に蓋部材501を取り付けたとき、図26に示すように、ハンドル部材204が、第1光走査装置5aから露出する。これにより、蓋部材501を開けなくても、走査線の傾き調整が可能となり、光走査装置内に塵やホコリが侵入するのを抑制することができる。
先の図7に示すように、長尺レンズユニット20を光軸方向(図中X方向)に押して、光学系部品としての長尺レンズユニット20を、先の図8に示した被押し当て部としての載置部500c,500dの押し当てる押し部材311,313が筒状形状となっている。また、筒状形状の押し部材311,313は、長尺レンズユニットの長手方向(図中Y軸方向)回りに回転可能に長尺レンズユニット20に当接している。筒状形状の各押し部材311,313の穴部には、それぞれトーションスプリング301,303の一端が挿入されている。各押し部材311,313は、トーションスプリングの付勢力により、図中F1,F3の力で長尺レンズユニット20を、先の図8に示した載置部500c,500d側へ押している。
傾きの調整は、工場出荷時や、サービスマンによるメンテナンス時などに行われる。まず、画像形成装置に対して所定の操作を行って、傾き補正モードに設定する。傾き補正モードに設定された画像形成装置は、各感光体41Y,41C,41M,41Bk上に通常の画像形成動作時と同じ動作で、予め決められた傾き調整用パターンの潜像を形成する。そして、通常の画像形成動作時と同じ動作で、各色の傾き調整用パターン潜像を現像して傾き調整用パターン(トナー像)とし、これらを中間転写ベルト1に転写する。その後、中間転写ベルト1に転写した各色の傾き調整用パターンを、図示しないパターンセンサ(光学センサ)で検知する。この検知結果に基づき、各色の走査線の傾き量を把握し、画像形成装置の操作表示部に表示する。画像形成装置の上部の排紙トレイ16は、開閉自在に設けられており、操作表示部に各色の傾き量が表示されたら、排紙トレイ16を開けて、光走査装置5a、5bを露出させる。そして、光走査装置5a、5bから露出したハンドル部材204の操作部204aを掴んで、その表示内容に基づいて、ハンドル部材204を回転させる。本実施形態においては、ハンドル部材204を90°回転させる毎にクリック感を発生させるよう構成しているので、作業者がハンドル部材204をどのくらい回転させたかを容易に把握することができる。また、操作表示部の表示内容をクリック感が得られる回数にすることにより、作業者は、クリック感が得られた回数を数えるだけで、傾きの調整を行うことができ、容易に精度の高い傾き調整を行うことができる。
(態様1)
光源52から感光体41などの走査対象物までの光路上に配置された長尺レンズユニット20などの光学系部品の姿勢を変更して、走査対象物に光走査される走査線を調整する走査線調整機構において、走査線調整時の光学系部品の姿勢変更方向と直交する方向に光学系部品を押す押し部材311,313を備え、押し部材311,313により押された光学系部品が押し当たる載置部500c,500dなどの被押し当て部および/または押し部材311,313の光学系部品との当接面が、光学系部品の姿勢変更方向に表面移動するように構成した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、光学系部品の振動を押さえ、かつ、光学系部品の撓みを抑制することができる。
また、(態様1)の走査線調整機構において、載置部500c,500dなどの被押し当て部および/または押し部材311,313が、回動部材である。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、長尺レンズユニット20などの光学系部品の姿勢調整の際に、回動部材を回動させることができる。これにより、被押し当て部および/または押し部材311,313の光学系部品との当接面を、光学系部品の姿勢変更方向に表面移動させることができる。
また、(態様2)の走査線調整機構において、押し部材311,313が、円筒部材であって、円筒部材の穴部に挿入され、円筒部材を長尺レンズユニット20などの光学系部品側に付勢するトーションスプリング301,303などの付勢手段を備えた。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、円筒形状の押し部材311,313で、長尺レンズユニット20などの光学系部品を載置部500c,500dなどの被押し当て部に押し当てることができる。
また、(態様3)の走査線調整機構において、円筒部材と長尺レンズユニット20などの光学系部品との摩擦係数を、トーションスプリングなどの付勢手段と円筒部材との摩擦係数よりも大きくした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、長尺レンズユニット20などの光学系部品の姿勢変更の際に、押し部材311,313の光学系部品との当接面を、確実に光学系部品の姿勢変更方向に表面移動させることができる。
また、(態様1)乃至(態様4)いずれかの走査線調整機構において、載置部500c,500dなどの被押し当て部および/または押し部材311,313の長尺レンズユニット20などの光学系部品の姿勢変更方向に表面移動する面、および/または、光学系部品の表面移動する面と当接する当接面を粗した。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、長尺レンズユニット20などの光学系部品の姿勢を変更する際、確実に、上記表面移動する面を表面移動させることができる。
また、(態様1)乃至(態様5)いずれかの走査線調整機構において、長尺レンズユニット20などの光学系部品を姿勢変更方向に押して光学系部品の姿勢を調整する調整ネジ205などの調整手段と、調整手段の押し方向と逆方向に光学系部品を押して、光学系部品を調整手段に当接させる調整押し部材312とを備え、光学系部品の姿勢変更方向と直交する方向に調整押し部材312が表面移動するように構成した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、調整押し部材312に長尺レンズユニット20が引っ掛かって、載置部などの被押し当て部に長尺レンズユニット20が当接しなくなるのを抑制することができる。
また、(態様7)の走査線調整機構において、調整押し部材312が、円筒部材であって、円筒部材の穴部に挿入され、円筒部材を長尺レンズユニット20などの光学系部品側に付勢するトーションスプリング301などの付勢手段を備えた。
かかる構成を備えることで、光学系部品の姿勢変更方向と直交する方向に調整押し部材312が表面移動するように構成でき、かつ、調整手段の押し方向と逆方向に光学系部品を押して、光学系部品を調整手段に当接させることができる。
また、(態様6)または(態様7)の走査線調整機構において、円筒部材と長尺レンズユニット20などの光学系部品との摩擦係数を、トーションスプリング301などの付勢手段と円筒部材との摩擦係数よりも大きくした。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、長尺レンズユニット20などの光学系部品が、光学系部品の姿勢変更方向と直交する方向に移動したとき、確実に光学系部品の姿勢変更方向と直交する方向に調整押し部材312を表面移動させることができる。
また、(態様1)乃至(態様8)いずれかの走査線調整機構において、長尺レンズユニット20などの光学系部品の長手方向一端を調整ネジ205などの調整手段により姿勢変更方向に押して光学系部品の長手方向中央を支点にして回転させることで光学系部品の姿勢を調整するものであって、少なくとも光学系部品の長手方向他端側を押す押し部材313および/または光学系部品の長手方向他端側が押し当る載置部500cなどの被押し当て部の表面を、光学系部品の姿勢変更方向に表面移動するように構成した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、長尺レンズユニット20などの光学系部品の撓みを良好に抑制することができる。
また、(態様1)乃至(態様9)いずれかの走査線調整機構において、感光体41などの走査対象物に光走査される走査線の傾きを調整する。
かかる構成を備えることで、走査対象物の所定の位置に走査線を走査することができる。
光源52と、光源52から発射された光ビームを主走査方向に偏向せしめるポリゴンスキャナ53などの偏向手段と、偏向手段から感光体41などの走査対象物までの光路上に配置された長尺レンズユニット20などの光学系部品の姿勢を調整して走査線を調整する走査線調整手段とを備え、光によって走査対象物を光走査する光走査装置5において、走査線調整手段として、(態様1)ないし(態様10)いずれかの走査線調整機構を用いた。
かかる構成を備えることで、走査対象物の所定の位置に走査線を走査することができる。
潜像を担持する感光体41などの潜像担持体と、光走査によって潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査装置5などの光走査手段と、潜像担持体に担持された潜像を現像する現像部43などの現像手段とを備える画像形成装置において、光走査手段として、(態様11)の光走査装置を用いた。
かかる構成を備えることで、感光体41などの潜像担持体表面に良好な潜像を形成することができる。
20:長尺レンズユニット(光学系部品)
41:感光体(走査対象物、潜像担持体)
43:現像部(現像手段)
52:光源
53:ポリゴンスキャナ(偏向手段)
57:長尺レンズ
57a:突起部
101:蓋部材
150:ブラケット
151:突き当て部
200:調整ネジ駆動機構
205:調整ネジ(調整手段)
301,302,303,304:トーションスプリング(付勢手段)
311,313:押し部材(円筒部材,回動部材)
312:第1調整押し部材312
314:第2調整押し部材
500:光学ハウジング
500a:長手方向規制部
500b:回転支点部
500c,500d:載置部
Claims (12)
- 光源から走査対象物までの光路上に配置された光学系部品の姿勢を変更して、上記走査対象物に光走査される走査線を調整する走査線調整機構において、
走査線調整時の上記光学系部品の姿勢変更方向と直交する方向に上記光学系部品を押す押し部材を備え、
上記押し部材により押された光学系部品が押し当たる被押し当て部および/または上記押し部材が、回動部材であることを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項1の走査線調整機構において、
上記回動部材が、ベルト部材であることを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項1の走査線調整機構において、
上記回動部材が、円筒部材であって、
上記円筒部材の穴部に挿入され、上記円筒部材を光学系部品側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項3の走査線調整機構において、
上記円筒部材と上記光学系部品との摩擦係数を、上記付勢手段と上記円筒部材との摩擦係数よりも大きくしたことを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項1乃至4いずれかの走査線調整機構において、
上記回動部材の表面、および/または、光学系部品の上記回動部材に当接する当接面を粗したことを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項1乃至5いずれかの走査線調整機構において、
上記光学系部品を姿勢変更方向に押して上記光学系部品の姿勢を調整する調整手段と、
上記調整手段の押し方向と逆方向に上記光学系部品を押して、上記光学系部品を上記調整手段に当接させる調整押し部材とを備え、
上記調整押し部材が、回動部材であることを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項6の走査線調整機構において、
上記調整押し部材が、円筒部材であって、
上記円筒部材の穴部に挿入され、上記円筒部材を上記光学系部品側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項7の走査線調整機構において、
上記円筒部材と上記光学系部品との摩擦係数を、上記付勢手段と上記円筒部材との摩擦係数よりも大きくしたことを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項1乃至8いずれかの走査線調整機構において、
上記光学系部品の長手方向一端を調整手段により姿勢変更方向に押して上記光学系部品の長手方向中央を支点にして回転させることで光学系部品の姿勢を調整するものであって、
少なくとも上記光学系部品の長手方向他端側を押す押し部材および/または上記光学系部品の長手方向他端側が押し当る被押し当て部が、回動部材であることを特徴とする走査線調整機構。 - 請求項1乃至9いずれかの走査線調整機構において、
上記走査対象物に光走査される走査線の傾きを調整することを特徴とする走査線調整機構。 - 光源と、
上記光源から発射された光を主走査方向に偏向せしめる偏向手段と、
上記偏向手段から走査対象物までの光路上に配置された光学系部品の姿勢を調整して走査線を調整する走査線調整手段とを備え、上記光によって上記走査対象物を光走査する光走査装置において、
上記走査線調整手段として、請求項1ないし10いずれかの走査線調整機構を用いたことを特徴とする光走査装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
上記光走査手段として、請求項11の光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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