JP5861431B2 - ロック装置、光走査装置、及び画像形成装置 - Google Patents

ロック装置、光走査装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ロック装置、光走査装置、及び画像形成装置に関する。
画像形成装置は、感光体上に潜像を書き込むための光走査装置を備えており、カラーレーザープリンタやカラーデジタル複写機などにおいて、その生産性を向上するために、複数の感光体上に同時に露光走査を可能とするタンデム方式が多く採用されている。近年、画像形成装置は顧客の使用状況、頻度等により、装置の大きさが多様化し、光形成装置も様々な方式が検討、開発されている。
光走査装置において、特許文献1や特許文献2に示すようなものが提案されている。特許文献1のものは、光書込み器のハウジングの開口部を覆うカバーを回路基板として利用し、電子部品を実装する。そして、カバーにて開口部を覆い、カバーに設けたコネクタをハウジングのコネクタに接続し、さらに光源を外部と電気的に接続するハーネスを介してプリンタ本体の制御部に接続するものである。
特許文献2のものは、光源を駆動する回路基板が光学ハウジングの外側に配置されている。この光走査装置は、回路基板に設けられている可変抵抗を、フィルム状のシート、またはプラスチック材の保護部材で覆っている。これにより、光学ハウジングと蓋部材の隙間を覆い、防塵性を高めるとともに、回路基板上の可変抵抗への接触を防止することができる。
特許文献1のように光源及び光源を保持する光学素子保持部材を光学ハウジングに内包する光走査装置において、ハーネスを光走査装置内の光源部と接続するためには、光学ハウジングを覆うカバーに開口部が必要となる。この開口部から塵埃が光走査装置に混入し、その結果、ポリゴンミラー等の光学素子に曇りが生じる。ポリゴンミラー等の光学素子に曇りが生じると、像面での光量の減少につながり、その結果異常画像が出力されてしまう。
また、特許文献2のものは、光源を駆動する回路基板が光学ハウジングの外側に露出しており、回路基板の可変抵抗保護のために回路基板を覆うフィルム状のシート、またはプラスチック材を必要とする。そして、回路基板を覆うフィルム状のシート、またはプラスチック材は可変抵抗に接触する可能性があるため、ある程度の絶縁性を有していなければならない。このため、材料、材質の選定が必要となり、コストが高くなるという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑み、ハウジング内部の防塵性を保つことができるロック装置、光走査装置、及び画像形成装置を提供する。
本発明のロック装置は、開放面を有するハウジングと、前記ハウジングに内在し、回動することにより非接続位置と接続位置とで変位可能なコネクタ部と、前記ハウジングの開放面を覆い、かつ前記コネクタ部を露出させる開口部を有する第1カバー部材と、前記第1カバー部材の開口部を覆う開閉自在の第2カバー部材とを備え、前記第2カバー部材に、第2カバー部材が前記第1カバー部材の開口部を覆った状態で、前記コネクタ側に突出して前記コネクタ部を押圧することにより、前記コネクタ部を回動させて接続位置で固定するリブを備えたものである。
本発明のロック装置、光走査装置、及び画像形成装置は、ハウジング内部の防塵性を保つことができる。
本発明の画像形成装置の全体構成図である。 本発明の光走査装置の簡略斜視図である。 前記図2の光走査装置のA−A断面図である。 本発明の光走査装置の全体を示す斜視図である。 本発明の光走査装置の要部を示す斜視図である。 本発明の光走査装置の要部拡大斜視図である。 本発明のロック装置を構成する第1カバー部材の全体斜視図であり、(a)は全体図、(b)は要部拡大斜視図である。 本発明のロック装置を構成する第1カバー部材に第2カバー部材をセットした状態の全体斜視図であり、(a)は全体図、(b)は要部拡大斜視図である。 第1カバー部材に第2カバー部材をセットする前の状態を示す正面図である。 本発明のロック装置を構成する第2カバー部材の斜視図である。 第1カバー部材に第2カバー部材をセットする途中を示す斜視図である。 本発明のロック装置を構成する第2カバー部材の側面図である。 第1カバー部材に第2カバー部材をセットする途中を上方から見た斜視図である。 本発明の光走査装置を画像形成装置本体にセットする途中を示す斜視図である。 本発明の光走査装置を画像形成装置本体にセットした後を示す斜視図である。
以下、図に示す実施例による本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタを示す模式図である。このプリンタは、画像形成装置本体10内に、主に、イエロー(以下「Y」と記載し、イエロー用の部材の符号には色別符号として「Y」を付す。シアン、マゼンタ、ブラックについても同様。)用の作像部4Y、M(マゼンタ)用の作像部4M、C(シアン)用の作像部4C、BK(ブラック)用の作像部4BKの4つの作像部と、中間転写材である中間転写ベルト1とを有している。また、作像部4Y,4M,4C,4BKの上には、第1の書込装置5a、第2の書込装置5bの一部が重なるようにして横並びに配置されている。
各作像部4Y,4M,4C,4BKは、それぞれ、回転駆動される潜像担持体としての感光体41Y,41M,41C,41BK、それぞれの感光体41Y,41M,41C,41BKの周囲に配置される帯電部42Y,42M,42C,42BK、現像部43Y,43M,43C,43BK、クリーニング部44Y,44M,44C,44BK等により構成されている。
感光体41Y,41C,41M,41BKは、円筒状に形成された感光体ドラムであり、図示しない駆動源により回転駆動される。各帯電部42Y,42M,42C,42BKは、それぞれ対応する感光体41Y,41M,41C,41BKの表面を所定電位となるように一様帯電するものである。
本実施形態の帯電部42Y,42M,42C,42BKは、帯電ローラ等の帯電部材を感光体41Y,41M,41C,41BKの表面に接触又は近接させて帯電処理する接触帯電方式のものを採用しているが、これに限られない。
各現像部43Y,43M,43C,43BKは、感光体41Y,41M,41C,41BK上の静電潜像にトナーを付着させることにより、その静電潜像をトナー像として顕像化させるもので、感光体41Y,41M,41C,41BKに対して非接触状態でトナーを供給する非接触現像方式のものが採用されている。
各クリーニング部44Y,44M,44C,44BKは、感光体41Y,41M,41C,41BKの表面に付着している転写残トナー等の不要物を除去するもので、感光体表面にブラシを接触させてクリーニングするブラシ接触方式のものが採用されている。
作像部4Y,4M,4C,4BKの鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト1を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動せしめる転写ユニット12が配設されている。転写手段たる転写ユニット12は、中間転写ベルト1の他に、テンションローラ2、2次転写対向ローラ3、4つの1次転写ローラ6Y,6M,6C,6BK、2次転写ローラ7、不図示のベルトクリーニング装置などを備えている。
転写ユニット12の鉛直方向下方には、シートを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット13が配設されている。この給紙カセット13は、シート束の一番上のシートに給紙ローラ13aを当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、そのシートを送り出す。
各書込装置5a,5bは、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等から入力される色分解された画像データを、光源駆動用の信号に変換し、それに従い各レーザ光源ユニット内の半導体レーザを駆動して光ビームを出射する。第1の書込装置5aから出射された光ビームが帯電部42Bk,42Cにより一様帯電された感光体41Bk,41Cの表面にスポット照射されることにより、感光体41Bk,41C表面にはそれぞれの画像情報に応じた静電潜像が書き込まれる。
また、第2の書込装置5bから出射された光ビームが帯電部42M,42Yにより一様帯電された感光体41M,41Yの表面にスポット照射されることにより、感光体41M,41Y表面にはそれぞれの画像情報に応じた静電潜像が書き込まれる。各感光体41Y,41M,41C,41BK上に形成された各色トナー像は、各一次転写ローラ6Y,6M,6C,6BKによって、順次中間転写ベルト1に互いに重なり合うように転写される。このように重なった中間転写ベルト1上の画像は、2次転写ローラ7によってシートに転写される。画像が転写されたシートは、その後に定着器14に搬送され、熱と圧力によって画像がシートに定着される。その後、シートは、排紙ローラ対15により排紙カバー16へ排出される。
次に、書込装置5a,5bについて説明する。第1,第2の書込装置5a,5bは、排紙カバー16の傾斜に略平行に対向するように傾いて設置されており、両者が画像形成装置本体10の排紙側から見て一部重なるように配置されている。略平行でない場合や、重なりがない場合であってもよいが、重なり部分をもつことで画像形成装置を小型化することができる。
第1の書込装置5a、第2の書込装置5bの構成は同じであるので、以下の説明では、第1の書込装置5aについて説明する。図2は、第1の書込装置5aを示す簡略斜視図であり、図3は、図2のA−A断面図である。第1の書込装置5aは、BK色の感光体41BKとC色の感光体41Cとに走査光線Lを照射するものであり、図2に示すように、LDユニット51、ポリゴンスキャナ53、走査レンズ(fθレンズ)54、反射ミラー55C,55BK,56BK、シリンドリカルレンズ57BK,57Cなどを有し、これらがハウジング500(以下、光学ハウジング500という)に収納されている。
光学ハウジング500は、図3に示すように、カバー部材503a、503bで覆われていて、書込装置内への塵芥の侵入を防いでいる。LDユニット51、ポリゴンスキャナ53は、光学ハウジング500の一端側に収納されている。LDユニット51は、感光体41BKに走査光線LBkを照射するための半導体レーザからなるBK用の光源52BKと、感光体41Cに走査光線Lcを照射するための半導体レーザからなるC用の光源52Cとを保持している。LDユニット51では、図2に示すように、BK色用の光源52BKから出射された光束とC色用の光源52Cから出射された光束とがポリゴンミラー53aの同じ位置に照射するようにBK色用光源52BK及びC色用光源52Cが装着保持されている。
偏向手段としてのポリゴンスキャナ53は、正多角柱形状からなる回転多面鏡たるポリゴンミラー53aと、不図示のポリゴンモータと、ポリゴンモータの駆動を制御するための電子部品を搭載した回路基板53bとで構成されており、光学ハウジング500の一端部にネジによって締結されている。ポリゴンミラー53aは、その6つの側面に反射鏡を有している。本実施形態においては、ポリゴンミラー53aを正六角柱形状として、側面に6つの反射鏡を有しているが、これに限定されるものではない。
LDユニット51に固定されたBK色用の光源52BKから出射された光束は、LDユニット51とポリゴンスキャナ53との間の光路上に配置されたコリメートレンズ59aにより、発散光束が平行光束に変換される。その後、シリンドリカルレンズ59bを透過することで、副走査方向(感光体表面上における感光体表面移動方向に相当する方向)に集光せしめられ、ポリゴンミラー53aに入射する。ポリゴンミラー53aに入射した光は、ポリゴンミラー53aの反射鏡に反射しながら主走査方向(感光体表面上における軸線方向に相当する方向)に偏向せしめられ、図3に示すように、ポリゴンミラー53aによって一定の角速度で主走査方向に偏向せしめられる光束の偏向方向の移動速度を等速に変換する走査レンズ54、第1反射ミラー55BK、第2反射ミラー56BKを順次経由する。そして、シリンドリカルレンズ57BKによりポリゴンミラーの面倒れが補正された後、光学ハウジング500の底面に形成された開口部を覆うようにして設けられた防塵ガラス58BKを透過して感光体41BKの表面を光走査する。
また、LDユニット51に固定されたC色用の光源52Cから出射された光束は、同様に不図示のコリメートレンズやシリンドリカルレンズなどの複数の光学素子を通過して、ポリゴンミラー53aのK色の光束と、同一の位置に入射する。そして、ポリゴンミラー53aの反射鏡に反射しながら主走査方向に偏向せしめられ、走査レンズ54、第1反射ミラー55C、シリンドリカルレンズ57C,防塵ガラス58Cを透過して感光体41Cの表面を光走査する。本実施形態においては、1枚の走査レンズ54を使用する構成であるが、K色用、C色用それぞれの走査レンズを有する構成でもよい。また、走査レンズ54として、副走査方向にパワーを持つ走査レンズを用いて、シリンドリカル57BK,57Cを無くしてもよい。
図4に、光源52及び光源を保持する光学素子保持部材(LDユニット)51を光学ハウジング500に内包する本発明の光走査装置の詳細な斜視図を示す。この光走査装置は、光源52と、光源52から出射された光束を回転偏向手段53に導くための複数の光学素子と、光源52及び前記複数の光学素子を保持するLDユニット51と、光学ハウジング500と、後述する第1カバー部材101と、後述する第2カバー部材103とを備えている。光走査装置は、図4に示すように光源52をLDユニット化し、LDユニット51を光学ハウジング500に内包する。これにより、光源52及び光源の出力基板を光学ハウジング500の外周に設置したものと比べて小型化が可能となる。
光学素子保持部材51には、図5及び図6に示すように、光源52を外部と電気的に接続するコネクタ部108を有し、このコネクタ部108にハーネス201(図7(b)等参照)がセットされる。このコネクタ部108は、図5に示すような矩形状部材であり、その両端面から突出する軸部107が設けられている。この軸部107が、コネクタ部108を支持する支持枠106の穴部に挿入されて、コネクタ部108が光学素子保持部材51に対して揺動可能に保持されている。すなわち、コネクタ部108は、軸部107を揺動支点として回動して、光源52を外部と電気的に接続する接続位置(図5の位置)と、光源52を外部と電気的に接続しない非接続位置(図6の位置)とで変位可能となる。
光走査装置は、図7(a)(b)に示すように、光学ハウジング500(図4等参照)の開放面を覆う第1カバー部材101を備えている。この第1カバー部材101は、光学ハウジング500の開放面と略同一の形状を有し、開放面のほぼ全範囲を塞ぐ。光学素子保持部材51に対応する面は、光学素子保持部材51の形状に沿った形状に盛り上がっている。第1カバー部材101には、コネクタ部108に対応する位置に開口部102が設けられており、第1カバー部材101にて開放面を覆った状態では、図7(b)に示すように、コネクタ部108が露出する。本発明のように、光源52及び光源を保持する光学素子保持部材51を光学ハウジング500に内包する光走査装置では、光源52を外部と電気的に接続するコネクタ部108を露出しなければならないため、第1カバー部材101には、コネクタ部108と対向する部位に開口部102が必要となる。
さらに、光走査装置は、図8(a)(b)に示すように、第1カバー部材101の開口部102を覆う開閉自在の第2カバー部材103を備えている。第2カバー部材103は、図8(b)のように、鉛直部110と、鉛直部上端から延びる第1傾斜部111a、第2傾斜部111b、水平部112、第3傾斜部111cと、第1傾斜部111aの両端部に鉛直部110から連続する肩部113とを備えている。第2カバー部材103により、開口部102を塞ぐことで、光走査装置の防塵性を高め、ポリゴンミラー等の光学素子の曇りを防止することができる。また、第2カバー部材103は、光源52を駆動する回路基板の可変抵抗と接触しないため、材質は任意のものとでき、安価なプラスチック製でもよいため、コスト低減を図ることができる。
図7(b)に示すように、第2カバー部材103を開放して(つまり、第1カバー部材101の開口部102を開状態として)コネクタ部108にハーネス201がセットされ、この状態で図8(b)に示すように、第2カバー部材103が第1カバー部材101にセットされて開口部102を塞ぐ。これにより、第1カバー部材101と第2カバー部材103との間をハーネス201が通過する。
第2カバー部材103は、図9に示すように、鉛直部110の端部が第1カバー部材の取り付け面120に揺動可能に枢結されている。そして、第2カバー部材103を第1カバー部材101に取り付ける際には、鉛直部110の端部を揺動支点として、図9の矢印の方向に回動させることにより、第2カバー部材103が第1カバー部材101に取り付けられて開口部102を塞ぐ。図9では、第1カバー部材101の取り付け面120に対する第2カバー部材103の回動角度を90°としている。
すなわち、図9では第2カバー部材103を第1カバー部材101に取り付ける前の状態(つまり開口部102が開状態)を示しており、このとき鉛直部110は水平状態となっている。そして、第2カバー部材103が90°回動して、鉛直部110が鉛直状態となり、第1カバー部材101に取り付けられて開口部102を閉状態とする。このように、第2カバー部材103の回動角度を90°以上とすることで、ハーネス201のセット時の操作性が向上し、ハーネス201のセットミスを防止することができる。
第2カバー部材103の鉛直部には、図10及び図11に示すような本発明のロック装置を構成するリブ105を設けている。本発明のロック装置は、光学ハウジング500と、コネクタ部108と、第1カバー部材101と、第2カバー部材102と、リブ105とで構成されている。このリブ105は、第2カバー部材103が第1カバー部材101の開口部102を覆った状態で、コネクタ側に突出するものである。
前記のように、第2カバー部材103を第1カバー部材101に取り付ける際、第2カバー部材103が図9の矢印の方向に回動すると、図11に示すように、リブ105がコネクタ部108を押圧してコネクタ部108を回動させる。これにより、コネクタ部108を接続位置で固定することができる。このように、第2カバー部材103を第1カバー部材101にセットすることにより、自動的にコネクタ部108が接続位置でロックされることとなり、ハーネス201の抜けを防止することができる。
第2カバー部材103の第1カバー部材101との当接面には、図12及び図13に示すように、ウレタンフォーム等から構成されるシール部材104を設けている。すなわち、鉛直部110と、鉛直部上端から延びる第1傾斜部111a、第2傾斜部111b、水平部112、第3傾斜部111cにシール部材104を設けている。シール材104を設けることにより、第1カバー部材101と第2カバー部材103の隙間を無くすことができる。また、前記したように、ハーネス201は第1カバー部材101と第2カバー部材103との間を通過するため、第1カバー部材101と第2カバー部材103の隙間を無くすことによって、第1カバー部材101とハーネス201との隙間、及び第2カバー部材103とハーネス201との隙間を無くすことができ、光走査装置の防塵性をより高めることができる。
次に、図14は、画像形成装置本体10に、本発明の光走査装置をセットする途中の図であり、図15は、画像形成装置本体10に、光走査装置をセットした後の図である。画像形成装置本体10には、光走査装置を画像形成装置本体に設置した状態で、第2カバー部材側に突出するリブ302、302が設けられている。本実施形態では、リブ302は2個設けられており、2つのリブ302の離間寸法は、第1カバー部材102の2つの肩部113、113の離間寸法と同一となっている。
光走査装置を図14の矢印の方向に押圧して画像形成装置本体にセットすると、リブ302、302が第2カバー部材103の肩部113、113を押圧し、図9の矢印のように鉛直部110の端部を揺動支点として回動し、図15に示すように、第2カバー部材103が第1カバー部材101に取り付けられて開口部102を塞ぐ。このようにすれば、第2カバー部材103の閉め忘れがあった場合に、本体に光走査装置をセットする際に、リブ302、302によって第2カバー部材103が押圧され、自動的に所定の位置にセットされ、光走査装置の防塵性を保つことができる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。本発明に係る画像形成装置は、電子写真複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ装置等がある。また、第2カバー部材103の第1カバー部材取り付け面120に対する回動角度は90°を超えてもよい。さらには、シール部材104の材質は、第1カバー部材101と第2カバー部材103との密着性を高めるものであれば、ウレタンフォーム以外のもので構成してもよい。
10 画像形成装置本体
41 潜像担持体
43 現像手段
52 光源
51 光学素子保持部材
52 光源
53 偏向手段
101 第1カバー部材
102 開口部
103 第2カバー部材
104 シール部材
105 リブ
108 コネクタ部
201 ハーネス
302 リブ
500 ハウジング
特開平5−80643号公報 特開2009−265503号公報

Claims (7)

  1. 開放面を有するハウジングと、
    前記ハウジングに内在し、回動することにより非接続位置と接続位置とで変位可能なコネクタ部と、
    前記ハウジングの開放面を覆い、かつ前記コネクタ部を露出させる開口部を有する第1カバー部材と、
    前記第1カバー部材の開口部を覆う開閉自在の第2カバー部材とを備え、
    前記第2カバー部材に、第2カバー部材が前記第1カバー部材の開口部を覆った状態で、前記コネクタ側に突出して前記コネクタ部を押圧することにより、前記コネクタ部を回動させて接続位置で固定するリブを備えたことを特徴とするロック装置。
  2. 前記第2カバー部材の第1カバー部材との当接面にシール部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のロック装置。
  3. 前記第2カバー部材は、回動することにより前記開口部を開閉可能とし、前記第1カバー部材取り付け面に対する回動角度を90°以上としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック装置。
  4. 光源と、前記光源から出射された光束を偏向手段に導くための光学素子と、前記光源及び前記光学素子を保持する光学素子保持部材とを備え、前記ハウジングに前記偏向手段及び光学素子保持部材が内在された光走査装置であって、前記請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のロック装置を備えたことを特徴とする光走査装置。
  5. 前記第1カバー部材と第2カバー部材との間を、前記光源を前記第1カバー部材の外部と電気的に接続するハーネスが通過することを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  6. 潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、潜像担持体に対応して設けられ担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、前記光走査手段として前記請求項4又は請求項5に記載の光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 画像形成装置本体に、前記請求項4又は請求項5に記載の光走査装置を画像形成装置本体に設置した状態で、前記第2カバー部材側に突出するリブを設けたことを特徴とする画像形成装置。
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