JP6069238B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、画像形成装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、画像形成装置における現像器で飛散したトナー(現像剤)を吸引して回収する現像剤回収装置が知られている。この現像剤回収装置は、吸引口が現像器の近傍に設けられるトナー吸引ダクトと、トナー吸引ダクトに接続され、現像器の飛散トナーをトナー吸引ダクトを介して吸引し回収するトナー回収部とを備えている。
ここで、画像形成装置の省スペース化を図るためには、トナー吸引ダクトを複数箇所で屈曲させて画像形成装置内の限られたスペースに収めることが好ましい。
しかしながら、トナー吸引ダクトに複数の屈曲部を設けた場合、各屈曲部にトナー(現像剤)が堆積し易いという問題がある。トナー吸引ダクト内に現像剤が堆積すると、トナー吸引ダクト内の吸引抵抗が増大して、現像器で飛散した現像剤の回収率が低下してしまう。延いては、画像形成装置の外部(機外)に現像剤が漏出して室内環境が悪化する虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、省スペース化を図りながら、現像剤の機外への漏出を抑制し得る画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、感光体と上記感光体上の静電潜像を現像剤で現像する現像器とを有し、上記感光体上に現像された画像を用紙に印刷する画像形成部と、一端が上記現像器の近傍に設けられると共に複数の屈曲部を有する吸引ダクトと、上記吸引ダクトの他端に接続されると共に吸引ファンを有し、上記吸引ダクトを介して上記現像器周辺の現像剤を上記吸引ファンによって吸引して回収する回収ボックスと、上記吸引ダクトの各屈曲部のそれぞれ対して設けられ、該各屈曲部内に空気を吹出し可能に構成された複数の補助ファンと、上記複数の補助ファンの作動を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記複数の補助ファンを作動させる際には、上記吸引ダクトの上流側に位置する屈曲部ほど補助ファンの作動タイミングを早くするように構成されている。
本発明によれば、省スペース化を図りながら、現像剤の機外への漏出を抑制し得る画像形成装置が提供される。
《実施形態》
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態の画像形成装置1は、例えばレーザプリンターや複合機であり、端末等から受信した印刷ジョブを基に、用紙に画像データを印刷する。画像形成装置1は、印刷ジョブに含まれる印刷枚数情報に応じた枚数の印刷を実行する。図1に示すように、画像形成装置1は、給紙部2と、画像形成部3と、定着部4と、排紙部5とを備えている。
給紙部2は、用紙を画像形成部3へ供給するカセット給紙部や手差しトレイである。画像形成部3は、現像器11や感光ドラム12(感光体)などを備えている。画像形成部3では、光走査装置(図示省略)によって感光ドラム12に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像器11によって現像されて現像剤の像であるトナー像になる。このトナー像は、給紙部2から供給された用紙に転写される。定着部4は、定着ローラーおよび加圧ローラー(何れも図示省略)を備え、画像形成部3で用紙に転写されたトナー像をその用紙に定着させる。こうして、用紙に画像が形成される。排紙部5は、定着部4から画像形成された用紙が供給される排紙トレイ(図示省略)を有している。
さらに、画像形成装置1は、トナーコンテナー20とトナー回収装置30(現像剤回収装置)とを備えている。トナーコンテナー20は、現像器11に供給する現像剤としてのトナーが収容されている。トナー回収装置30は、現像器11で飛散したトナー(現像剤)を吸引して回収するものである。
トナー回収装置30の構成について図2〜図5を参照しながら説明する。図2及び図5等に示すように、トナー回収装置30は、トナーの回収ボックス40と、該回収ボックス40に接続される吸引ダクト31および排気ダクト35とを備えている。
図3に示すように、回収ボックス40は、矩形の箱状に形成されたボックス本体41を備えている。ボックス本体41の内部には略U字状の通路45が形成されている。ボックス本体41には、通路45の一端に対応する位置に入口42が形成され、通路45の他端に対応する位置に出口43が形成されている。入口42には吸引ダクト31が接続され、出口43には排気ダクト35が接続されている。吸引ダクト31の一端は、現像器11の近傍に位置して、現像器11で飛散したトナーを吸引可能になっている(図5参照)。 吸引ダクト31は、やや上方へ略直角に曲げられた2つの屈曲部32,33を有している。
ボックス本体41には、吸引ファン46と、トナーを捕捉する2つのフィルター47,48が収納されている。吸引ファン46は、通路45における出口43に対応する位置に設けられている。2つのフィルターは、上流フィルター47と下流フィルター48であり、通路45において吸引ファン46の上流側(即ち、吸引側)に順に設けられている。
トナー回収装置30では、吸引ファン46を作動させることによって、現像器11で飛散したトナーが空気と共に吸引ダクト31を通って回収ボックス40に吸い込まれる。回収ボックス40では、吸い込まれたトナーが通路45を流れて上流フィルター47で捕捉される。万一、上流フィルター47で捕捉されずに通過したトナーは、下流フィルター48で捕捉される。一方、回収ボックス40にトナーと共に吸い込まれた空気は、2つのフィルター47,48を順に通過して出口43から排気ダクト35に流れる。排気ダクト35に流れた空気は、最終的には画像形成装置1の外部に排出される。このように、回収ボックス40は、現像器11で飛散したトナー(現像器11周辺のトナー)を吸引ファン46によって吸引し、フィルター47,48に捕捉させて回収する。
さらに、トナー回収装置30は、図4に示すように、上流フィルター47を振動させる振動モーター51と、2つの補助ファン55a,55bと、制御部52とを備えている。
振動モーター51は、上流フィルター47を振動させて、上流フィルター47に捕捉されたトナーを篩い落とすように構成されている。これにより、上流フィルター47のトナーによる目詰まりが抑制される。
上記2つの補助ファン55a,55bは、図2に示すように、吸引ダクト31の途中のダクト内部に空気を吹き出して、ダクト内部に堆積したトナーを吹出空気によって巻き上げる。上流側補助ファン55aには第1吹出通路66が接続されている。第1吹出通路66は、一端が上流側補助ファン55aに接続され、他端が吸引ダクト31の上流側の屈曲部33に接続されている。一方、下流側補助ファン55bには第2吹出通路67が接続されている。第2吹出通路67は、一端が下流側補助ファン55bに接続され、他端が吸引ダクト31の下流側の屈曲部32に接続されている。つまり、2つの補助ファン55a,55bは、吹出通路66,67を通じて吸引ダクト31の屈曲部32,33に空気を吹き出すように構成されている。そうして、2つの補助ファン55a,55bは、回収ボックス40内に設けられた吸引ファン46によるトナーの吸引を補助する。
上記吸引ダクト31の2つの屈曲部32,33にはそれぞれ、トナー検出センサー56a,56bが設けられている。各トナー検出センサー56a,56bは、発光部と受光部とを有する光学式の検出センサーである。各トナー検出センサー56a,56bは、発光部と受光部との間にトナーが存在するときに受光部での受光が遮断されることで、トナー検出信号を出力する。本実施形態では、各トナー検出センサー56a,56bは、各屈曲部32,33の内部のトナーの堆積量が所定量以上になったときにトナー検出信号を出力する。トナー検出センサー56a,56bから出力されたトナー検出信号は、後述の制御部60に送信される。
図4に示すように、制御部60は、トナー検出センサー56a,56b等からの信号を基に、吸引ファン46、振動モーター51および補助ファン55の作動を制御(トナー回収制御を実行)する。
制御部60は、画像形成装置1における印刷ジョブの実行中、吸引ファン46を作動させる。制御部60は、後述するように、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数(印刷ジョブの印刷枚数情報に予め含まれている印刷枚数)に等に応じて振動モーター51の作動を制御する。制御部60は、振動モーター51の作動時は吸引ファン46および補助ファン55を停止する。
制御部60は、上流側の屈曲部33に設けられたトナー検出センサー56aにより所定量以上のトナーの堆積が検出された場合には、当該屈曲部33に対応する上流側補助ファン55aを作動させる。制御部60は、下流側の屈曲部31に設けられたトナー検出センサー56bにより所定量以上のトナーの堆積が検出された場合には、当該屈曲部31に対応する下流側補助ファン55bを作動させる。制御部60は、上記両トナー検出センサー56a,56の双方により所定量以上のトナーの堆積が検出された場合には、2つの補助ファン55a,55bの双方を作動させる。制御部60は、補助ファン55の作動時は吸引ファン46を作動させる。
以下、制御部60におけるトナー回収制御の詳細を説明する。図6〜図8は、2つの屈曲部31,33のうちの一方のトナー堆積量が所定量以上である場合を示し、図9〜図11は、2つの屈曲部31,33のうちの双方のトナー堆積量が所定量以上である場合を示している。
先ず、前者の場合について説明する。制御部60は、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数に応じて異なる制御を実行する。
具体的には、制御部60は、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数が第1所定枚数(本実施形態では例えば1000枚)未満である場合(図6参照)には、振動モーター51を作動させることなく、印刷ジョブの終了後に、トナー検出センサー56からのトナー検出信号を受信したか否かの判定処理(以下、トナー検出処理という)を実行する。そして、制御部60は、上流側トナー検出センサー56aからのトナー検出信号を受信したと判定した場合には、上流側補助ファン55aを作動させる一方、下流側トナー検出センサー56bからのトナー検出信号を受信したと判定した場合には、下流側補助ファン55bを作動させる。このとき、制御部60は、上流側補助ファン55a(又は下流側55b)と共に吸引ファン46を作動させる。尚、制御部60において上流側トナー検出センサー56a(又は下流側トナー検出56b)からのトナー検出信号を受信しなかった場合には、図中の動作Aを実行せずに次の印刷ジョブを開始すればよい。
一方、制御部60は、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数が第1所定枚数以上である場合(図7参照)には、当該印刷ジョブの終了後に振動モーター51を所定時間(例えば10秒)作動させる。そして、制御部60は、振動モーター51を作動させた後に上記トナー検出処理を実行する。そして、制御部60は、上流側トナー検出センサー56aからのトナー検出信号を受信したと判定した場合には、上流側補助ファン55aを作動させる一方、下流側トナー検出センサー56bからのトナー検出信号を受信したと判定した場合には、下流側補助ファン55bを作動させる。このとき、制御部60は、上流側補助ファン55a(又は下流側補助ファン55b)と共に吸引ファン46を作動させる。制御部60において上流側トナー検出センサー56a(又は下流側トナー検出56b)からのトナー検出信号を受信しなかった場合には、図中の動作Aを実行せずに次の印刷ジョブを開始すればよい。
但し、制御部60は、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数が第2所定枚数(本実施形態では例えば5000枚。第2所定枚数>第1所定枚数)以上である場合(図8参照)には、印刷ジョブの終了前であっても、印刷枚数が第2所定枚数に達したときに、当該印刷ジョブを中断して振動モーター51を所定時間(例えば10秒)、作動させる。制御部60は、その後も第2所定枚数分の印刷が完了する度に、印刷ジョブを中断して振動モーター51を作動させる。このとき、制御部60は、振動モーター51の作動が終了する度に、トナー検出処理を実行する。そして、制御部60は、上流側トナー検出センサー56aからのトナー検出信号を受信したと判定した場合には、上流側補助ファン55aを作動させる一方、下流側トナー検出センサー56bからのトナー検出信号を受信したと判定した場合には、下流側補助ファン55bを作動させる。尚、制御部60において上流側トナー検出センサー56a(又は下流側トナー検出56b)からのトナー検出信号を受信しなかった場合には、図中の動作Aを実行せずに次の印刷ジョブを開始すればよい。
次に、図9〜図11を参照して、2つの屈曲部31,33の双方のトナー堆積量が所定量以上である場合について説明する。上記図9は、図6に対応していて、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数が第1所定枚数未満である場合を示し、図10は、図7に対応していて、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数が第1所定枚数以上である場合を示している。また、図11は、図8に対応していて、画像形成装置1にて実行される印刷ジョブの印刷枚数が第2所定枚数以上の場合を示している。図9〜図11のいずれの場合においても、2つの補助ファン55a,55bの双方が作動している。制御部60は、この2つの補助ファン55a,55bを作動させるに際して、先ず、上流側補助ファン55aを作動させた後、所定時間(本実施形態では、例えば2秒)が経過した後に下流側補助ファン55bを作動させるように構成されている。
以上説明したように、上記実施形態のトナー回収装置30では、補助ファン55a,55bから、吸引ダクト31におけるトナーが堆積しやすい部分である屈曲部32,33に向けて空気を吹き出すようにしているため、吸引ダクト31におけるトナーの堆積を効果的に抑制することが可能である。
また、上記実施形態では、制御部60は、吸引ダクト31の屈曲部32,33(所定箇所)に設けられたトナー検出センサー56a,56bからの信号を基に、屈曲部32,33の内部に所定量以上のトナーが堆積していることを検出した場合にのみ補助ファン55a,55bを作動させるように構成されている。したがって、屈曲部32,33内の堆積トナーの量が所定量未満の場合には、補助ファン55a,55bを作動させなくて済むので、省エネ化を図ることができる。
上記実施形態では、制御部60は、吸引ダクト31の2つの屈曲部32,33の双方において所定量以上のトナーが堆積している場合(2つのトナー検出センサー56a,56bの双方からトナー検出信号が出力された場合)には、2つの補助ファン55a,55bの双方を作動させるように構成されている。そして、制御部60は、2つの補助ファン55a,55bを作動させる際には、上流側屈曲部33の方が下流側屈曲部31に比べて補助ファンの作動タイミングが早くなるように各補助ファン55a,55bの作動制御を行うよう構成されている。換言すると、制御部60は、上流側に位置する屈曲部33ほど、補助ファン56aの作動タイミングを早くするように構成されている。
これにより、上流側屈曲部33、下流側屈曲部32に堆積したトナーを、この順で順次下流側に搬送して回収ボックス40へと導くことができる。よって、各屈曲部32,33にトナーが残留することなくスムーズに堆積トナーを回収することができる。延いては、トナーが機外に漏出することによる室内環境の悪化を防止することができる。
《他の実施形態》
上記実施形態では、吸引ダクト31は2つの屈曲部32,33を有しているが、これに限ったものではなく、3つ以上の屈曲部を有していてもよい。この場合は、3つ以上の補助ファン55を設ければよい。
上記実施形態では、吸引ダクト31は2つの屈曲部32,33を有しているが、これに限ったものではなく、3つ以上の屈曲部を有していてもよい。この場合は、3つ以上の補助ファン55を設ければよい。
上記実施形態では、各屈曲部32,33にトナー検出センサー56を設けるようにしているが、トナー検出センサー56を廃止してもよい。この場合、例えば、印刷ジョブが終了する度に補助ファン55a,55bを作動させるようにすればよい。
上記実施形態では、上流側に位置する屈曲部33ほど、補助ファン55aの作動タイミングを早くするように構成されているが、例えば、下流側屈曲部32のトナー堆積量が上流側屈曲部33のトナー堆積量よりも多い場合には、下流側に位置する屈曲部32ほど補助ファン55bの作動タイミングを早くするようにしてもよい。これにより、下流側屈曲部32における空気通路を確保してから上流側屈曲部33に対してエアーアシストを行うことができるので、堆積トナーの回収効率を向上させることができる。尚、の場合、各屈曲部32,33におけるトナー堆積量の大小関係を把握する必要があるので、トナー検出センサー56として例えば圧電式センサーを用いることが好ましい。この圧電式センサーは、例えば受圧部に作用する堆積トナーの荷重を電気信号に変換することで、堆積トナーの量を測定可能に構成される。
以上説明したように、本発明は、感光体と感光体上の静電潜像を現像剤で現像する現像器とを有し、感光体上に現像された画像を用紙に印刷する画像形成部と、一端が上記現像器の近傍に設けられると共に複数の屈曲部を有する吸引ダクトと、吸引ダクトの他端に接続されると共に吸引ファンを有し、上記吸引ダクトを介して上記現像器周辺の現像剤を上記吸引ファンによって吸引して回収する回収ボックスとを備えた画像形成装置に有用であり、特に、吸引ダクトが複数の屈曲部を有する場合に有用である。
1 画像形成装置
3 画像形成部
11 現像器
12 感光ドラム(感光体)
30 トナー回収装置(現像剤回収装置)
31 ダクト(吸引ダクト)
32 屈曲部
33 屈曲部
40 回収ボックス
46 吸引ファン
55a 上流側補助ファン(補助ファン)
55b 下流側補助ファン(補助ファン)
56a 上流側トナー検出センサー(トナー検出手段)
56b 下流側トナー検出センサー(トナー検出手段)
60 制御部(制御手段、トナー検出手段)
3 画像形成部
11 現像器
12 感光ドラム(感光体)
30 トナー回収装置(現像剤回収装置)
31 ダクト(吸引ダクト)
32 屈曲部
33 屈曲部
40 回収ボックス
46 吸引ファン
55a 上流側補助ファン(補助ファン)
55b 下流側補助ファン(補助ファン)
56a 上流側トナー検出センサー(トナー検出手段)
56b 下流側トナー検出センサー(トナー検出手段)
60 制御部(制御手段、トナー検出手段)
Claims (2)
- 感光体と上記感光体上の静電潜像を現像剤で現像する現像器とを有し、上記感光体上に現像された画像を用紙に印刷する画像形成部と、
一端が上記現像器の近傍に設けられると共に複数の屈曲部を有する吸引ダクトと、
上記吸引ダクトの他端に接続されると共に吸引ファンを有し、上記吸引ダクトを介して上記現像器周辺の現像剤を上記吸引ファンによって吸引して回収する回収ボックスと、
上記吸引ダクトの各屈曲部のそれぞれ対して設けられ、該各屈曲部内に空気を吹出し可能に構成された複数の補助ファンと、
上記複数の補助ファンの作動を制御する制御手段とを備え、
上記制御手段は、上記複数の補助ファンを作動させる際には、上記吸引ダクトの上流側に位置する屈曲部ほど補助ファンの作動タイミングを早くするように構成されている、画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記吸引ダクトの各屈曲部内に所定量以上のトナーが堆積しているか否かを検出するトナー検出手段を備え、
上記制御手段は、上記トナー検出手段により所定量以上のトナーが堆積していることが検出された屈曲部が複数存在する場合には、当該複数の屈曲部のそれぞれに対して設けられた補助ファンを作動させるようになっていて、当該複数の補助ファンを作動させる際には、上記吸引ダクトの上流側に位置する屈曲部ほど補助ファンの作動タイミングを早くするように構成されている、画像形成装置。
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